ローカルルール
はじめに
以下は、RP村において見受けられるローカルルールです。
あらかじめ全てを読んでおく必要はありませんが、疑問に思ったときの参考に。
村によって採用しているか否かが異なりますので、よく確認しましょう。
村の目的
勝敗度外視
陣営としての勝敗は考えず、展開として面白い、もしくはPCの思考・感情に沿うことを最優先とする。
PC視点での自陣営勝利を目指す
完全RP村において、強調されることがある。
この場合、「PC視点で、意図的な相手陣営への加担ロールが不可」といった扱いになる。
PL視点で知っている分にはよいものとする。
たとえば、村人のPCが親しい相手を人狼と知らずに庇うのはありだが、
人狼と知っているにも関わらず、自陣営に不利益となる行動を冒すのは、原則的に不可。
推理禁止
PC視点での推理は可、PL視点は不可、とすることが多い。
あくまでもPC視点の情報を基に推理を行い、ロジックのみではなく、感情を含ませなければならない。
たとえば「人狼騒ぎ」において、PLが「霊能者は1人。名乗り出ているのは2人。ならば、両方処刑すれば人狼陣営を1匹始末できる」などと考えたとしても、「霊能者は1人しかいない/必ず1人はいる」*1「2人が名乗り出ていること」をPCが知っているか、「両方を殺すこと」をPCの感情として容認できるかも考えること。
企画段階
事前役職希望制
前もって、どの役職を希望するか、おおまかなアンケートを取る、もしくははっきりと決定しておくこと。
早い者勝ち、すり合わせを行う、数を計るだけ*2など、さまざま。
事前キャラクター希望制
前もって、どのキャラクターを希望するか、おおまかなアンケートを取る、もしくははっきりと決定しておくこと。
提出時点での早い者勝ち、すり合わせを行う、数を計るだけで入村時点での早い者勝ちなど、さまざま。
事前に参加者・キャラクター・役職を結びつかせないため、
匿名で、ばらばらに提出させることが多いが、敢えて全てを揃えることもある。
事前設定提出
多く、前項2つと合わせて行われる。
あらかじめキャラクターの設定を提出して、互いの立ち位置を確認したり、縁故を結んだりしておくこと。
事前吊り襲撃先決定
多く、前項全てと合わせて行われ、その場合には演劇村と呼ばれる。
その名の通り、あらかじめ、「n日目には誰が襲撃される」など、流れを決めておくこと。
発言
人狼用語使用禁止
通常の人狼ゲームのような「誰がいつCOするか」「灰考察」といった議題・アンケート、
●▼などの記号、CO、GJなどの用語使用禁止。
特定記号使用禁止
顔文字、絵文字、AAの禁止。
ランダム表示機能使用禁止
ランダム表示機能により能力の行使先を決めることの禁止、もしくは使用自体の禁止。
アンカー使用制限
>>nn 名前
という、掲示板のような使い方の禁止。
[彼女の言葉>>111を聞いて]など、ト書きの内に織り込むのならば可、
PL発言内は自由、とすることあるし、全面禁止のこともある。
発言範囲制限
どの発言区分でPL発言をしてよいかという指定。
以下のような指定であることが多い。
ただし、多くの場合、もっとも優先されるのは誰にでも見える、通常発言。
その他の発言範囲(裏ログ)でいくら設定を出していても、他者に伝わらなければ意味がない。
- 通常発言(表ログ・白ログ)
- PC発言のみ。
- メモ
- 必要に応じて、PL発言可。(記号をつけなくてもよいことも多い)
- 独り言
- PC発言のみ。
- PL発言は記号をつければ可とする。
- 自由。
- 秘密会話(囁き・赤ログ・共鳴・念話・内緒話)
- PC発言のみ。
- 必要に応じて、記号をつければPL発言可。
- 死者の呻き(墓下発言・青ログ)
- PC発言のみ。
- 必要に応じて、記号をつければPL発言可。
- 自由。
ただし、上記はエピローグにてRPが一段落つくまでの話。
それ以降は、通常発言も自由とすることが多い。
メモ制限
メモでの能力者CO、判定告知の禁止。ログ上で表明する。
発言時間制限
「n時〜n時までは発言禁止」など、特定の時間帯に発言を行うことを禁止する。
「全て禁止」「通常発言禁止」など、範囲が指定される場合もある。
「ログが伸びすぎる」「夜更かしして体調を崩す」といったことを防ぐための措置。
発言pt/回数制限
「促しを受け取るのはひとりにつき n回まで」と数を指定すること。
能力行使先の決定
決定の指針となるローカルルール。
処刑先決定においては、「RPの流れで更新前に決定した場合には、その人物に投票する」ということもある。
PC視点決定
PCの持ち得る情報、PC自身の感情を優先する。
逆に言えば、PCの知らない情報を基にしてはいけない。
PL視点決定
村全体の流れを優先する。
結果による展開を予想し、「面白くなりそう」な対象を選ぶ。
とはいえ、PLの思惑とRPとが全く食い違うことのないように、上手くPCの思考を誘導する必要もある。
バファリン
ローカルとは言えど、ほとんどの村で採用されている。
PLの体調不良やスケジュールの都合により、PLがメモなどで申し出、そのPCを処刑、もしくは襲撃に当てること。
人狼が明かされていない村では、大抵、処刑対象となる。
多く、PCの感情や村の流れよりも優先される。
しかし、バファリン希望を出すことにならないようにするのが最善。
ランダム決定禁止
[[who]]での決定や「ランダム」を選択して決定することを禁止する。
ランダム設定
上記とは逆に、自分の意志で能力行使先を決めてはいけない。
[[who]]で事前に決定するか、「ランダム」を選択するかは村による。
「RPによって行使先を決定する」のではなく、「決定した先に従ってRPを行う」ことになる。
乱数決定
一対一で[[fortune]]や[[1d20]]を振り合い、その大小によって、誰が処刑(時には襲撃も含む)されるかを決定する。
宣言により、死亡予定者を庇って、別のPCが死亡することを許可する、身代わりのルールを併用することもある。
投票先明示
明確にこう呼ばれることは少ないが、更新時間になる前に、メモや外部掲示板などを用いて、各PLの投票先を明示する。
PL同士の相談によって決定されることもある。
ロール
確定ロールの禁止
相手プレイヤの都合を無視した極端なRPを、強引に確定させることを禁止する。
他PCの介入の余地のない強さになってしまうこと、一方的なやりとりになってしまうことを避けるためが主となる。
絶対的な尺度が存在しないが、「自分がやられたら嫌なことはしない」が基本。
また、自分の使用するPCの行動に関しては、通常、確定することは禁止されていない。
苦手ロールの回避
PLにとってのNG事項があれば、プロローグ・進行中問わずメモに貼る。
ただし、村主旨そのものが苦手である場合は、避けることが肝心。不明な場合は村建て人に確認。
襲撃描写
通常発言優先する場合と、外部掲示板を用いて人狼が概要を書く場合とがある。
突発村においては、人狼がCOしていない限り、前者の場合がほとんど。
その他
コミット進行
「2日目まで48時間進行、3日目以降24時間コミット進行」「コミット進行は生存者次第」というように、途中から更新間隔を変更すること。
誰かひとりを「アンカー」として、アンカー以外は全員、コミット(「時間を進める」を選択)をしておく。
更新時間とアンカーが決まっているのなら、発言後すぐにコミットしておく方が無難。
アンカーの決定方法は、希望制、フィルタの上から順に持ち回り、など。
また、「ゲーム内1日は初期に設定した更新間隔未満にならない」というシステムの性質を利用して*3、
最終日(エピローグ前日)と予想される場合には、本来の更新時間から30分ずらした時間でコミットすることもある。
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