絆について

ここでは絆の優先順位、死亡時の挙動などについて述べています。
それぞれの勝利条件については、「勝利/恋人陣営」「勝利/邪気陣営」をご参照下さい。

ここで言う絆とは、以下のものを指します。

あなたが絆を射られた場合、名前／ID／役職表示の横に★絆と付き、以下の表示になります。（片恋絆のみ表示なし）
弟子の入門を除き、絆により役職能力・恩恵・カウント・オーラ・判定などが変化することはありません。

悪戯絆

あなたは ×× と運命の絆を結んでいます。

陣営変更はありません。

弟子絆

弟子側

あなたは ×× と運命を分かち合いました。
あなたは ×× と運命の絆を結んでいます。

師匠側

○○ が、あなたと運命を分かち合いました。
あなたは ○○ と運命の絆を結んでいます。

陣営変更はありません。

恋人絆・本命絆

あなたは ×× と運命の絆を結んでいます。
つまり、あなたは恋をしているのです。

恋人陣営になります。
あなたは、絆を結んだ相手と共に生き残らなければなりません。
なんらかの原因で自分ひとりが生き残っても、勝利とはなりません。

片恋絆

あなたは ×× と運命を分かち合いました。
つまり、あなたは恋をしているのです。

片想い時、「★絆」の表示はありません。
片想い側は恋人陣営、結ばれた側は元の陣営のままです。
片想い側のみ、絆を結んだ相手と共に生き残らなければなりません。
なんらかの原因で自分ひとりが生き残っても、勝利とはなりません。

また、片想いAとBが互いを片想いの相手に選んだ場合、両想いとなり、相手に想われていることが分かるようになります。

あなたは ×× と運命を分かち合いました。
あなたは ×× と運命の絆を結んでいます。
つまり、あなたは恋をしているのです。

両想いになると、「★絆」の表示が出るようになります。

偽絆

あなたは ×× と運命の絆を結んでいます。
つまり、あなたは恋をしているのです。

恋人陣営になっているかのように見えますが、実際には陣営は変わっていません。
自分が本命ではないという事実は、「遊び人・もしくは遊び相手が死亡しても後を追わない」ことでしか見破れません。
もし宿借之民に入れ換られた場合でも、本命絆と同様、絆を奪われたように見え、宿借之民視点からも本命か否かは分かりません。

邪気絆

あなたは ×× と運命の絆を結んでいます。
つまり、あなたは殺意満々なのです。

邪気陣営になります。
あなたは、絆を結んだ相手及び、種別問わず他の絆を持つもの全てを滅ぼさなければなりません。
邪気絆以外の絆（悪戯絆・弟子絆・恋人絆・本命絆・片恋絆）も含みます。
また、片恋絆を結ばれた側も絆持ちに計上されます。

絆による陣営変更は、役職・恩恵より優先されます。
ただし、弟子の陣営変更はあくまで役職変更に伴うものですので、他の絆が優先されます。
優先順位は、以下のようになります。

恋人絆＝本命絆＝片恋絆（片想い側）＝偽絆（※） ＞ 邪気絆 ＞ 弟子絆

※見た目のみの変更で、偽絆に実際の所属陣営は変える力はない。
　また、信仰占師・信仰霊能者は元々の陣営を判別可能。

最優先の絆により恋人陣営・邪気陣営となった場合、「つまり〜」の一文が追加されます。
悪戯妖精と弟子の場合は、何も追加されません。

また、絆を射る側が、他の誰かの手により絆を結ばれた場合も、陣営は変化します。
詳しくは、各役職のページを参照してください。

ここで言う後追い絆とは、悪戯絆・弟子絆・恋人絆・本命絆を指します。
後追いをする絆を持っている人物は、絆の相手が死亡した直後に後追いを決意します。
賞金稼であれば、このタイミングで道連れが発動します。
ただし実際に後追いをするのは、全ての能力を行使した後。
それまでは生存扱いとなり、他の要因により殺害された場合には、後追いすることなく死亡します。
また、両者が後追い以外の原因で死亡した場合、後追いのシステムメッセージは表示されません。
詳しくは、「処理順」の「ex.1.後追い決意」と「10.2.後追い処理」を参照。

2010年12月末の仕様変更により、後追いのシステムメッセージはエピローグまで非公開となりました。(2011/1/3)

後追い後の復活

通常、後追い絆の所有者が死亡した場合は、絆の相方も同時に死亡しますが、以下の場合のみ、片側のみが生存している状況が起こり得ます。

• 後追い絆の所有者が襲撃死した日に事件「奇跡」が発生した場合
• 後追い絆の所有者に対し、魔女が復活薬を使用した場合

上記の場合、後追い絆の所有者は復活し、絆の相方は死亡したままとなります。
尚、恋人陣営の勝利条件は「絆の相方と共に生存すること」ですので、恋人絆・本命絆の所有者、片想いの場合には、敗北確定となります。

絆は、あなた自身ではなくキャラクターの身体につきます。
そのため、宿借之民に換られると、絆も移動してしまいます。
宿借自身がその絆の持つ陣営に変わり、換られた人物は、絆がつく前の陣営*1に戻ります。
これは偽絆においても同様で、宿借之民は恋人陣営になったように見え、最初の遊び相手は元の陣営に戻ったように見えます。

宿借が後追い側と換った場合（後追い絆）

後追い絆持ちと換り、その日に絆の相方が死亡していた場合、宿借が代わりに後追いして、もともとの持ち主は生存する。
　ex)宿借ポーチュラカ、恋人Aグロリア、恋人Bルーカスがいて、
　　　宿借→恋人Bに換る前に、恋人Aが死亡していた場合

1. 恋人Aグロリアが襲撃死。
2. 恋人Bルーカスが後追い決意。
3. 恋人Aグロリアが後追い決意。
4. 宿借ポーチュラカがルーカスと換る。
5. ルーカスは後追い決意していたため、後追い死。（魂：ポーチュラカ）

良家の息子 ルーカス は絆に引きずられるように 良家の娘 グロリアの後を追った。
良家の息子 ルーカス が無残な姿で発見された。
良家の娘 グロリア が無残な姿で発見された。

宿借が後追い側と換った場合（片恋絆）

片想いと換り、その日に片想い相手が死亡していた場合、宿借が代わりに後追いして、片想いは生存する。
　ex)宿借ポーチュラカ、片想い相手グロリア、片想いルーカスがいて、
　　　宿借→片想いに換る前に、片想い相手が死亡していた場合

1. 片想い相手グロリアが襲撃死。
2. 片想いルーカスが後追い決意。
3. 宿借ポーチュラカがルーカスと換る。
4. ルーカスは後追い決意していたため、後追い死。（魂：ポーチュラカ）

良家の息子 ルーカス は絆に引きずられるように 良家の娘 グロリアの後を追った。
良家の息子 ルーカス が無残な姿で発見された。
良家の娘 グロリア が無残な姿で発見された。

宿借が後を追われる側と換った場合（後追い絆）

宿借がその日に死亡した後追い絆持ちの身体と換った場合、宿借・後追い絆持ちの二人の合計三人とも死亡する。
　ex)宿借ポーチュラカ、恋人Aグロリア、恋人Bルーカスがいて、
　　　宿借→恋人Aに換る前に、恋人Aが死亡していた場合

1. 恋人Aグロリアが襲撃死。
2. 恋人Bルーカスが後追い決意。
3. 恋人Aグロリアが後追い決意。
4. 宿借ポーチュラカがグロリアと換る。
5. 恋人Bルーカスが後追いにより死亡。
6. グロリアは後追い決意していたため、後追い死。（魂：ポーチュラカ）

良家の息子 ルーカス は絆に引きずられるように 良家の娘 グロリアの後を追った。
良家の娘 グロリア は絆に引きずられるように 良家の息子 ルーカス の後を追った。
良家の息子 ルーカス が無残な姿で発見された。
良家の娘 グロリア が無残な姿で発見された。
良家の末娘 ポーチュラカ が無残な姿で発見された。

• 尚、後追いメッセージ、死亡者の名前の表示順番はフィルタ順によって変化。

宿借が後を追われる側と換った場合（片恋絆）

宿借がその日に死亡した片想い相手の身体と換った場合、宿借・片想いの合計二人とも死亡する。
　ex)宿借ポーチュラカ、恋人Aグロリア、恋人Bルーカスがいて、
　　　宿借→片想い相手に換る前に、片想い相手が死亡していた場合

1. 片想い相手グロリアが襲撃死。
2. 片想いルーカスが後追い決意。
3. 宿借ポーチュラカがグロリアと換る。

良家の息子 ルーカス は絆に引きずられるように 良家の娘 グロリアの後を追った。
良家の息子 ルーカス が無残な姿で発見された。
良家の娘 グロリア が無残な姿で発見された。

片方が重なっている場合

AとB、AとCなど、複数の絆が一人の人物に結ばれた場合、Aの絆の相手はBとCということになります。
もしA←→B間に悪戯絆、A←→C間に恋人絆が結ばれたなら、AからはBもCも恋人のように見えます。
しかし実際には、Bが持っているのは悪戯絆のみなので、Bは陣営変化せず恋人ではありません。*2

後追いをするかしないかは、絆の種類というステータスで判断しています。
このステータスの優先順位も陣営変更と同じです。
もし邪気悪魔が一番優位の状態であれば、他の矢を射たれていても、後追いはしません。
悪戯絆は恋人絆・邪気絆より優先順位が低いので、ふたつの後に射たれた場合でも、絆の相手が増えるのみです。

なお、邪気悪魔が悪戯絆を射たれた場合、絆の種類は「悪戯絆」ですので、陣営変更がなく後追いをする絆となります。
ですが、陣営はもともと邪気陣営、絆を結んだ表示も悪戯絆と邪気絆は変わりませんので、
邪気悪魔自身から悪戯絆であるか邪気絆であるかを見分ける術はありません。
（邪気悪魔がたったひとりならば、自分で射ったかどうかでわかることではありますが）

例

恋愛天使、邪気悪魔が存在する村で、

• 恋愛天使→村人Aと村人B
  • 村人Aと村人Bに恋人絆が結ばれた
• 邪気悪魔→村人Aと村人C
  • 村人Aと村人Cに邪気絆が結ばれた

上記のとき、優先順位による陣営変更と勝利条件の例を挙げます。

• Aが死亡すると、Bが後追い、Cは後追いしない。
• Bが死亡すると、Aが後追い。
• Cが死亡すると、Aが後追い、A死亡のため、Bも後追い。

• 実際の例：RP:Bc15村
  • 恋人絆：マーゴ（恋愛天使）←→セシル（囁き狂人）
  • 邪気絆：マーゴ（恋愛天使）←→ベネット（賢者）
    • マーゴ……恋人陣営。セシル、ベネット死亡時後追い。
    • セシル……恋人陣営。セシル死亡時後追い。
    • ベネット…邪気陣営。後追いなし。

両者ともが重なっている場合

基本的には「絆による陣営変更」を参照。
ただし、一部パターンでは表示が特殊になることに注意。

偽絆と別種の絆

偽絆：A←→B
恋人絆：A←→B

あなたはBと運命の絆を結んでいます。
あなたはBと運命の絆を結んでいます。
つまり、あなたは恋をしているのです。

• 絆の表示は二つになる。

他の組み合わせ

恋人絆：A←→B
邪気絆：A←→B

あなたはBと運命の絆を結んでいます。
つまり、あなたは恋をしているのです。

• 絆の表示は一つだけ。

事件「四月馬鹿」発生日、絆の所有者には以下のことが起こります。

• あらゆる絆の所有者は、事件発生の翌日に絆の相手が死亡しても後追いをしない。
• 投票対象：絆の相手 or 自分(自殺票ありの場合) or ランダム(村設定でランダム選択可の場合)
  • 記名投票であれば、絆持ちであることがばれてしまう。
  • 追従者であっても、投票固定。
  • 煽動者の死亡により2回処刑を行う場合も、両方選択肢は同じ。
  • 生贄の疑い能力により投票先が決まっていたとしても、その投票先は無視する。
• 能力行使対象：パス or 絆の相手 or ランダム(村設定でランダム選択可の場合)
  • 種別は問わない。襲撃・占い・護衛、なんでもあり。

たとえ絆の相手が死亡していたとしても、「○○(故人)」となるだけで、
投票・能力の選択肢が限られることに変わりはありません。
また、3人以上の間で繋がっていた場合には、その中の誰かから選ぶことはできます。

片恋絆の場合は片想われ側に制限が発生し、偽絆の場合は遊び人以外の相手が入ってしまいます。（検討中の事項）