93 Once upon a time...
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うん――――
[それは痛いに素直に答えた頷きでもあり、隠れていて、への了承でもある。 どこに隠れていればいいのか、どう隠れればいいのか、わからないが。ただひたに息を殺して、微動だにせずそこにいる。 布でもかけられて、隠されるならそのままいる。]
(*19) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[猛獣たちの世話をしていて 檻に近づくと、円らな瞳で猿はこちらを見る
檻から出せば、キュキュイと鳴き 肩や頭の上を行ったり来たりを繰り返した
それが落ち着いた頃 ひとつの手紙を、首輪に結びつけ テントの森をゆっくり歩いてゆく
『話をしたい、猛獣の檻の前で待つ ブローリン』
やがて、音楽テントの側まで来ると 小猿はそわそわし始めたので、頭をひと撫でしてから 「行っておいで」と放ってみれば 何かを探し当てたらしく、そのまま何処かへ行った]
(148) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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――団長テント――
あたし軽いし、もっと軽くなってると思うけど。 ほんっと、手間かけたね……。
[自分の遺体を安置してくれた相手>>125に礼を言い。 ふわりとした足取りで、他の躯たちの回りを巡る。 団長。フィリップ。ジャニス。と、順番に。 一周して戻ってきた時に、ザックが何かを自分の抜け殻の上に置くのが見えた]
ザック、あんたどこで……。
[言いかけて、理解する。その土人形を入れていた場所。 そして、しまっていたその上着を、自分が被せた相手のことを]
(+24) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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使い方も、結果の見方も、そうゆうんじゃないんだけど。
[本当に、使いこなせていたんだ>>3:75な、と死んだ後で理解して。 同時に、それが示す結果は、別のものであるというのも分かったけれど]
あたしは、人間。 赤ずきん。 さんきゅ。ザック。
[フィリップを表現した人形を見つめながら。 小さな微笑みを浮かべたのだった*]
(+25) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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/* どーなんのこれ!? 目ぇはなせないんですけどっ!!
(-100) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[ブランコが揺れる。
鳥は錐揉み回転し、安全ネット。 次の瞬間、地面]
演目は、まだ、かな?
[ふわり笑う、いつもの笑顔。
今は、講演中。 血に汚れた人狼舞台の、講演中。
さあ、見に行こうではないか 目一杯の、特等席で**]
(+26) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[敷地の外れ、丸太の柵に腰掛けて、ペギーはぼんやりと朝日を眺めていた。膝の上には、黒いケース。笛を吹こうと思った。が、結局蓋は開かぬまま。いつだってペギーの頭の中は音楽であふれていたというのに、今はもう、何も聞こえない。
小さくため息をついて、ペギーは柵から飛び降りた。とうに夜は明け、朝日に長い影がのびている。朝日に向かって歩き始める。別段、行くところなどない。このまま街まで出かけてもよかったが、ここを離れたくはなかった。
途中、見習い道化とすれ違った。「ざっくは?」と、尋ねかけて――やっぱり、やめた。あれは夢だったのだ、と、確かめることすら、怖いと思った。]
(149) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[隠れていて、といえば子おおかみは素直に頷くから。 手近に見えた大きな弦楽器、にかけられた布を引っ張って毛布のようにその身体にかけた。 明かりのないテントの中、人の目なら、きっとすぐには気づけない。
倒れた楽器が不協和音を奏でる。 差し込まれたナイフの切っ先に、此方から手を伸ばし、掴んだ]
それでも、サーカスには 御伽噺にはさ、音楽よりずっと必要だから
(150) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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― 団長のテント ―
[持ち主の元にある衣服。 エフェドラの元に歩み寄る。
既にトリノスが団長のテントを訪れたとも知らず。
人狼に喰われたと思しき彼女の傍らに佇み]
…………。
[エフェドラ、と唇のみで名を紡ぐ。]
(151) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[小猿はトニーに慣れている もし上手くいったなら 彼の元に手紙を届けてくれるかも知れない
上手くいかないなら その時は、他の策を考える心算
途中、誰かに声をかけられたなら この話と、トニーのことは打ち明けるだろう]
(152) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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/* >>147 嫁置いて逃げたwwwwwww へたれがんばれwwwwwww
(-101) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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音楽がかき消されるほどの笑い声を 引き起こせるのは君だけだ
[場違いな賞賛。 此処は舞台の上でも、御伽噺の行間でもない。
それでも、奏者は笑って そして、これ見よがしに牙を 獣の牙を見せつける]
(153) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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/* なに!!! トニーがにげださないだと!!! しまった ごめんなさい
(-102) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[エフェドラが襲われるに至る理由は知らない。 知らないからこそ余計にどうしてという心境になる。]
エフェドラ。
[何があったの、と問い掛けても 答えが聞こえぬことは知れて]
どうして。
[こんなことになったのだろう。 悪夢のようなメルヘンに呑まれるような感覚を覚える。]
(154) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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――続・団長テント――
[結局、この場所には少し長めに留まることになってしまった。 外に出ても、みんな夜には眠っているし。 仮にニコラスやアントニーが動いていても、自分は小さな番犬代わりの役目すらも果たせないのだから。 だから、ここに留まり続け。夜に白みが映える頃。 1人でいるより……と思って眺めていた、2人の男のやり取り>>126>>127が始まった]
それだけだと、思いたくない……かぁ。
[食べるためでも、生きるためでもなく、死のうとしていた自分を思う。 これは、ニコラスやブローリンが語った哲学の中に、包括される行動だったのだろうか。 疑問に思えど、エフェドラの頭で思い描けるのはそれが限界だったから]
せっかくだから……。サイモンの答えは楽しみにとっといて。 行動で、見せてもらうねー。
[そう言って、返事が来る前にいそいそと。 どうせ見えないと分かっているけど、朝まで面倒を見てくれた2人手をふって。 ふらり、ゆらり、とこの場所を後にしたのだった*]
(+27) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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/* ぬぬぬ。スーザンさんとお話したのも、ほんのちょっとだったしなー。 よし! 戻ろう! 弔問の方がたくさん来てる→みんなどんな感じなんかなー? ワクワク。みたいな感じで。 地上の流れ見つつ……更新までは様子見しようと思うけど。
(-103) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[見当たらない。 十全とは言えない光量、 舞台上のスポットライトの眩しさとは大違いだ。
スポットライトの下で、飛び跳ねる小猿の姿を、 道化の目では見つけられず。]
アントニー、――
[倒れかき鳴る不協和。BGMには芳しくない。 思わず探し人の名を呼ぶ、けれど、]
(155) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[視界には金糸のかんばせに光ったのは 笑んだ口元の牙。 獣の手の内に刃物。]
……――そお。 そこまで言われちゃ、 引き受けざるを得ない ね ―― !
[否定は、今度はなかった。
刃物をそのまま押し付けるように、 そのまま肉薄し押し倒さんとテントのなかへ体を押し込む]
(156) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[「人狼」の目的はわからないが遺体が増えるたびに 身体が高揚するのが解る。 スージーとベッドを一緒にするのとは違う興奮。
――――ヤバい。
着替えだけ掴んで、シャワーへと走った。]
(157) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[子狼は息を殺し続ける。 それが今出来る最善だった。細い息をし続けることに慣れてはいない。 苦しい。ただ、苦しい。それでもはさりと身体の上に布がかかれば、その意味は充分にわかる。 苦しさ程度で身動ぎをしてはいけない。
音楽テントの布の隙間、シェロが滑りこんできていても、それに気づいても、動きはしない。 ただ、早く去れと頭の中で繰り返し繰り返し唱えるだけ。]
(158) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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/* 急ぎ過ぎて 日本語が本当残念なばかりか アクシデントを私が独占してしまっていて 申し訳なさに 気が動転している
(-104) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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/*>>157 !?
食えねえ #まずそこ
(-105) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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ザックは、最後の挨拶を引き受けざるを――と口にし。
2014/10/18(Sat) 00時頃
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[金糸の獣を捉えるばかりの視界、
隅に何がいようと、起ころうと、 道化の認識にはいたらなかった]
(159) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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/* ここまで 逃げないてことは 俺襲撃って話で いいの いいのかな ああああわからんち!!! ごめんね ここで狼二匹とも足止めしちゃってごめんね
(-106) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[ナイフの先を掴んだ手に力を込める。 けして離さない。このまま、手を、指を落とされようと離しはしない]
ぁ、 ……はは、
[乾いた笑い声をもらしながら、背中から倒れこむ。 大きく開いた天幕の隙間から、太陽がその顔を照らした]
言ったね? 言ったからには、引き受けろよ ………クラウン
(160) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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……トニー、もう一人でも食べられるよね
[メルヘンに幕がおりても。 一人になったとしても。
そう、言葉にした奏者は、 自らの終演を、むしろ望み
それをもし、問われたらきっといつかの想いを それでもしまいこんで、なお笑う。
子どもが死ぬのは、見たくない、と――]
(*20) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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/* 更新1分前…………っ!!
(-107) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[いやも、うんも、言えなかった。 震えることすら、許されなかった。 本音を言えば嫌だと駄々をこねて二人がかりでクラウンを喰らい尽くしてしまいたかったけれど、それは、叶わない。 二人の相打ちを、望むくらいで。]
(*21) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[音楽テントから、途切れがちに流れていた>>129 音楽が途絶えたのに気づく
楽師のニコラスが時々奏でていた曲 激しいはずの旋律が、哀しげに聴こえるのは 死の訪れた夜に響いていたから
トニーに仲間がいるとするなら彼なのか?
昨日、ザックに訊いてはみたが 芳しい答えは返って来ず、何故トニーを討たないと 珍しく激昂していたのも記憶に新しい]
(161) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[滑る手のひらからナイフが滑り―― 獣は大きく、口を開けた。
そして笑って――]
(162) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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