93 Once upon a time...
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[フィリップでは、ないのか>>260 その問いには、迷わずに]
俺は―――“青い鳥”だよ。
[サーカスを見に来た観客に 幸せを届けられるような そんなフライヤーに、なりなさい。
それは、誰の教えだったのか]
ムスタングは、今日は機嫌が悪いんだ。
[羽音がした、に返す]
(267) 2014/10/13(Mon) 23時半頃
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/* エフィ 襲撃誘ってるけど しんじゃ しんじゃだめ!!!!だと思う!!!! エフィ死ぬなら おれんとこ襲撃来てほしいん だけど えっ えっ えっ
(-126) 2014/10/13(Mon) 23時半頃
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俺も。
[居ないとは思えなかったし、思い出すと少し震えそうになる。 今日の公演が終わっていて本当に良かった。
思わず衣装ごと自分を抱きしめる。 ブローリンには、思い出して怯えたように見えればいい。]
……こわい。
[小さい声で、ぽつりと落とす。]
(268) 2014/10/13(Mon) 23時半頃
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[奏者は今日、何も口にしていない。 水を飲むことすらなく、公演を終えて今、 手のひらで冷たく乾いた芋を遊ばせている。
赤い星を縫いこんだスーツが月の光を反射する。 一人、また一人と大テントから出ていくのを見守り]
どこ、だろうね
[ぽん、と高く跳ねさせた芋を受け止めて、 土汚れた皮のまま、大きく口をあけて齧り付いた]
(269) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/14(Tue) 00時頃
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/* あっ ガチめに公演後の雰囲気! やばい ちょっと待って すっごいてんぱってる
(-127) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[獅子が跳び、潜り抜けた輪に 次々と松明から炎が灯されてゆく
鞭を打つ
そばに戻って来た獅子は ひとつぽつんと置かれた火の輪を 難なく潜って、再び戻る
鞭を打ち、火の輪の列を指し示すと 獅子はそこまで駆けてゆき するりするりと、全てを潜って戻って来る
男は鞭を鳴らしして礼をする
拍手喝采を浴びている獅子はのんびりそれを見て 男と共に、舞台から去って行く
拍手がおさまる頃合いに、楽団の音楽が 余韻を覚まさぬように響いていた*]
(270) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[呼び掛けた名前に対する反応と、異なって ――― 誰、と、問いかけに返る声は早かった。
覚えのある声だ。 フィリップ>>267の声である、筈だ。]
青い鳥。
[調教師の口は、鸚鵡の口に。 繰り返す。]
……… 青い鳥の名前は、フィリップ?
[名前を告げない、倉庫の影に、重ねた。 定めた狙いを、避ける決定打を、貰えないので。]
(271) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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まだ中にいるようだよ 見つけたら……教えて
[月を見上げる瞳に赤が混じる。 揺れる赤。 瞼を伏せて――それを隠す]
(*20) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[次は来る。 細い月が傾いて、明日が来るのと同じように、いつも通りに次は来る。 団長を失ったことの、本当の意味を、まだ知らない。
例えば、その"次"はどこへ向かうのか――なんて、誰が知るんだろう。 そんな安易なところにも思考が行かないのは、ステージの余韻で興奮しているから、だけじゃない。 団長がいないなんて経験を、したことがなければ、想像もしたこと、なかったから。]
(272) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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…………いる。聞こえる。
[どのくらい時間が経っただろう。 聞こえる。少なくともエフェドラにはそう感じる。 仮に違っていたとしても、フィリップの幻影をおった時>>193のように、自覚の症状は持っていない。 聞こえるんだ。足音が。獣の荒い息使いが。 足を止め、その場で荷物を解くと、中からフルーツナイフを取り出した]
いるんでしょ!? きなよ。さぁ、こいよ! 殺してやる。団長の仇。殺してやる。殺してやる!
[ガタガタと震えながらフルーツナイフを両手に構え、闇の中を凝視する。 あぁ。もっと早く、サイモンから使い方を教えてもらうべきだった。 それは、思ったところで何の意味もないはずのこと]
こいよ! あんたを、殺してやるから――――!
[妄執を誓うマリオネットの声が、闇の中で木霊した*]
(273) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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/* さて、治療しようか。
(-128) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[明かりに浮かぶ、猟銃>>266
サーカスの物語に、ハッピーエンドに、銃は無い。 凶器もせめてナイフと鞭。 それも、美しさを纏うもの。
加害者の存在が消せる銃は、サーカスには不釣り合い]
俺は、フライヤー。
[再度、繰り返した。
向けられる銃口に、怯える事は無い。 何故それが向けられているのか、分からない。 それが何か、分からない]
(274) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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わかった。
[中にいるらしい。 見つけられるだろうか、不安はあるが。]
(*21) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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フィリップ エフェドラ 霊 ジャニス 守 ニコラス ザック (白) トニー サイラス 狂 スージー サイモン ペラジー ブローリン 占
狼がわかんないよー。
(-129) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[分かるのは。
ハッピーエンドは、もう―――]
(275) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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フィリップは、いないよ
[この物語の中に
ただの人間の“フィリップ”は、要らない]
(276) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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/* 何言いたいんでしょうねこいつ
そしてジャニスへのお返事これでいいのか…?
(-130) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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狂人多すぎィ!
俺もっと頑張ろう。ピンク色してる場合じゃない。 でもスージー可愛い(床バン
(-131) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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…見つけたら、先ず理由を聞くかな
[人には人の道理があるように 彼らには彼らなりの道理もあるし理由もあろう]
話して、分からなければ… 止むを得ない
[それが誰であるかは分からない以上 それ以上もいえないのが、もどかしかった
>>268怖いと怯えるトリノスは 何に怯えているのだろう?
自分の死か? それとも、近しい者の死か? それとも──見えない獣の影か?]
(277) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[幕間が求める暗がりは、 本当に、幕間だけ求めるものか。
暗転を怖がることはない。 舞台演者ならだれもがそうだ。 暗闇は隠すもの。 全て包んで、数多の目から遠ざける。]
(278) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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そう、…… 悲しいことがあったから、かな。
[籠の中の鳥。
夜目の利く蛇は、その存在に気付いているのか 暗がりでも光りかねない黄色い目を、ぎょろ、と丸めていた。]
フィリップだと、言ってよ。
[男の声は、いっそ、乞う声でもあった。
引鉄に掛けた冷たい指先が、震える。 ――――… 貰えない。"フィリップ">>274は、貰えない。]
(279) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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/* あああああ フィルくっそかっけえなあ!!!!! ジャニさんもかっけえなああああ!!
(-132) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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何で。
(280) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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― 演目の時 ―
[光る。 光る。 銀色が、光る]
……、
[ステージ上での男は、ほとんど喋らないし、笑いもしない。観客ならば、この無口なナイフ投げの男が本当はとんだお喋りだなどと、思いもしないだろう。思ってみても、想像は難しいに違いない。 無口に、無表情に、男は狙いを定める。 凄惨な死。荒い感情。無数の波を押し留めながら]
[投げたナイフは、 磔の団員の、喉元、手首、足首、 すれすれに、突き刺さる]
(281) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[獣とのやりとりを、うまくこなせたかどうか。 一番言葉を欲しかった調教師が、ここにはいない。 下手から上手に来る間には見なかったから、袖を抜けて裏に行ったのだろうか。 ルリも一緒なら、あの鮮やかな青は目につくだろう。 探してみよう、と袖から裏口を覗くも、カーテンコールまではもう時間がない。
終わった後にしよう。 そのほうが、ゆっくり話もできるだろうと。]
(282) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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ステージの袖には、どっちにもいなかった。 裏を出て行ったと思うけど、おれ、また、出ないとだから。
あとで。また、あとで。
[もしくは、その一言で楽師は動けるのだろうか。 信を置く仲間に、思うよう力になれないのは、少し残念だった。]
(*22) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[公演が終わり、観客が家路についた後。外は静寂、しかしテントの中では慌ただしく撤収作業が始まっていた。
今回の公演はトゥッティも多かったし、幕間の担当だったおかげで、ペギーはほとんど出ずっぱりだった。舞台裏の不穏な空気は察したものの、何が起こったのか、彼女にはよくわかっていない。誰かに尋ねるつもりもなかったし、訊いたところで理解はできないだろう。
ペギーはクラウンを探す。だいじょうぶでした。です。そう、伝えたかった。
きょろきょろと辺りを見回すペギーの背中を、誰かがぽん、と叩いた。コードの束を抱えた見習い道化。
「おつかれ。」
ペギーはニイ、と笑って、親指を立てた。]
(283) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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/* サイモンさん更新前に間に合った!
(-133) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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[声が聞こえた方に顔を向ける]
悲しい、声だねぇ おなか減ってるのかな
[半分よりももっと少なくなってしまった芋を眺める。 あげようと、思っていたことを思い出した。
だって芋はいらない。 こんなんじゃ、腹も満たされないし、喉の渇きも癒されない。 嬉しくもないし、悲しくもない]
(284) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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フィリップは、ただ、首を傾げるばかり
2014/10/14(Tue) 00時頃
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[メルヘンの夜の蚊帳が落ちる。
落としたのは、僕の目蓋で、指先で。 空中に舞うあの鳥が、居ないと言う、目の前の影に。]
フィリップを返して、くれないか。
………… フライヤー。
[最後に口にした、声は、]
(285) 2014/10/14(Tue) 00時頃
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