130 Gift-画面の向こうの貴方へ-
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きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、王子様が5人、黙狼が1人いるようだ。
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逃げろ。逃げろ！おまえらだけでも逃げろ。
(0) 2015/10/21(Wed) 22時頃
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プレゼントの受付が開始されたとメールが送られてきた。
SNSのマイページでも、交換日とグループメンバーの詳細、専用の宅急便の連絡先が確認出来る。
『交換日までに全員へのプレゼントを用意しましょう』
(#0) 2015/10/21(Wed) 22時頃
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/*
無事にはじまった！
誰のからにしようかな〜明日ゆっくり考えようっと。
イスルギさんのままだったらリッキーのプロフィールに動揺するところだったな。
(-0) 2015/10/21(Wed) 22時頃
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/*
早速誰のプレゼントを用意しようかな。
ホウイチ[[who]]
(-1) 2015/10/21(Wed) 23時頃
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[エントリーグループに表示されるアイコンは全部で六つ。
自分のボルサリーノを除けば五つの届け先。
老若男女揃い踏み、千差万別百花繚乱とは正にこのこと。
女性が四人、男性二人。年齢も18歳から80歳と幅広い。]
ふむ、こうして悩める時間も良いものだが、
センスとユーモアを問われている気がするね。
(1) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[顎に手を宛がって、しばらくその場で逡巡。
ぎしりと鳴いたガーデンチェアを揺らし、沈黙も少々。
生え際後退の著しい頭を掌で撫でてから、閃きの灯を燈す。
ガーデンチェアを立ち上がると足取り軽く、室内へ。
贈り物を選ぶ気分は、さながら気の早い聖ニコラウス。]
(2) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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自分で選ぶ、と云うことは、
即ちこのお嬢さんは独り暮らしだろう。
まっさらな部屋に相応しく、寂しくないものが良い。
一人と云うのは案外寂しいものだ。
これからの季節の孤独は風邪より響く。
[亀の甲より年の功。
抵抗力衰えた身ですら最も恐れるのは孤独だ。
いつの間にか忍び寄り、人の心を掘削する。]
(3) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[板張りのリビングを抜け、書斎の扉を開けると、
窓辺に飾られている“ソレ”に手を伸ばし、緩く瞳を撓めた。
こればかりは贈り物と云えど、新品では雑味が多く、
ある程度慣らして風に当てた物の方が奥行きがある。
椅子を引きずり、窓辺に下がるそれに手を伸ばし、
カラン、と小さく音を立てた木製を下ろした。]
(4) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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どなたかの孤独を削いでおいで。
老いた私の傍よりも、ずっと華やかな未来が待っている。
[笑った顔は穏やかで、“ソレ”に触れる手も優しい。
愛情を込めて木のぬくもりを撫で、ゆっくりと息を吐きだした。*]
(5) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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/*
投下しようと思ったらティモシーいて吃驚！
ダンディだよな。しかし年鯖読みすぎｗｗ
(-2) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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/*
爺さん、「ソレ」ってなんだよ！めっちゃ気になる！
(-3) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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To.ブルーナ
from.ティム
[彼女の為に用意されるのは、木製のウィンドチャイム。
削り出された木片の一枚一枚に蔓花の文様が彫刻され、
階段状に螺旋を描いて下げられた打楽器、所謂西洋風鈴。]
(-4) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[風が抜ける場所においておけば、
カランカランと木々が打ち合い、柔らかな音色を奏でる。
音楽と云うほど畏まらず、雑音と云うには優しい。
例えば、休日の昼に。例えば、眠れぬ夜に。
乾いて打ち合う音色が、寂しい静寂を払う代物。
或いは、独り暮らしの門出へ贈る、喝采の贈り物。**]
(-5) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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――パソコンの前で――
[画面をじーと凝視している。
そこにあるのはとあるメンバーの書き込み]
『じい』って、多分リアル80歳じいちゃんなんだろうな。
[ぶれた笑顔の爺さんのアイコンを見て独りごちた]
(6) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[ネコモンマグカップのお茶を啜りながら考える]
１歳の男の子が喜びそうな物……なんだろう。
あったかいもので、せっかくなら可愛いものにしたいな。
可愛いものと言ったら――
[そんなものは一つしか思いつかなかった]
(7) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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――ネコモンショップ――
[と言うわけでやってきたのは、ネコモンショップ。
ネコモングッズが沢山売っているお店である。
わからない人に説明すると『ネコモン』とか今巷で人気の黒猫のキャラである。
丸い赤いほっぺに、でぶっとした黒いもこもこ身体が愛らしい。反論は認めない]
(8) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[自分のものを買いたくなる衝動を堪え、赤ちゃんコーナーを巡る]
小さい子には――あ、これ超絶可愛い。
アタシに子供いたら絶対着せたい！
[見つけたのは赤ちゃん用のフード付きカバーオール。
フードにネコモンの顔がついたものである]
(9) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[軽くて暖かいもこもこフリース。
袖口をひっくり返すとミトンになり手先も暖か。
もちろん尻尾つき。頭からつま先まですっぽり包む。
足の裏には魅惑のプニプニ肉球がついているのは当然。
これでどんな赤ちゃんでも完璧なネコモンに変身♪]
(10) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[うっとりと脳内でミニネコモンが誕生する様を55(0..100)x1秒空想していたが、店員さんに睨まれて慌ててお会計をした]
かわいい孫が見れて、きっとじいも大喜びだね♪
[当然ネコモン柄の包装紙に、青いリボンを結んでもらい。
プレゼント準備は一個目完了♪**]
(-6) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[うっとりと脳内でミニネコモンが誕生する様を17(0..100)x1秒空想していたが、店員さんに睨まれて慌ててお会計をした]
かわいい孫が見れて、きっとじいも大喜びだね♪
[当然ネコモン柄の包装紙に、青いリボンを結んでもらい。
プレゼント準備は一個目完了♪**]
(11) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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/*
うすうす気づいていたが、これ小ptよりも改行制限の方がきついな…。普段の１発言分を２発言分にわけて発言している。
(-7) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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/*
ところで、プレゼントの値段の目安っていくらなんだろう？
リアルだと高額だろうものでも、気にしないことにしよう。
(-8) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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/*
いつか「ネコモン」と「くま○ン」と言い間違えそうで怖い。
※ネコモンは私のオリジナル創作キャラです（言い張る）
(-9) 2015/10/21(Wed) 23時半頃
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[箪笥をごそごそ。取り出したのは枯茶色の背広。
同色のつば広帽子を被り、珍しくおめかしだ。]
どうじゃ、じい かっこいかろ？
[曲がった腰をぐぃ〜っと伸ばして胸を張る。
那流の曾祖父はイケてるんじゃぞ！と主張して、
贈り物選びの為に一人外へとショッピングへ向かった。]
(12) 2015/10/22(Thu) 14時頃
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──秋晴れの空の下──
難しいのぉ〜
年頃のおなごへの ぷれぜんつ...
[まず最初はブルーナという女性宛のものを。
インテリアなんてオシャレな物を選ぶセンスが
自分に備わっていないことなどよぉく知っている。]
(13) 2015/10/22(Thu) 14時半頃
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[むぅと唸りながら選んだのは、アッサムの夏摘み茶葉。
甘味が強く 芳醇な香りをもち、
コクのある味わいと濃い茶褐色の水色が特徴とされる。
未だ慣れない新たな環境でも
こころ安らぐひとときが過ごせるように。
もし紅茶を飲む習慣が彼女に無かったとしても、
ミルクティーとして楽しめるだろうと考えてのこと。]
(14) 2015/10/22(Thu) 14時半頃
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...はっ！
引っ越したばかりということは
肝心の茶器も無いかもしれんのぅ
[うっかり、うっかり。]
(15) 2015/10/22(Thu) 14時半頃
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[すぐ目の前にあった生活雑貨屋に入り。
べっぴんな店員さんに鼻の下を伸ばしながら
いくつかのティーポットの中からひとつを選んだ。
真っ白で、至ってシンプルなデザインのものを。]
(16) 2015/10/22(Thu) 14時半頃
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これで完璧じゃ。
[白のティーポットにアッサムの茶葉の缶。
ティーカップは、 あえて用意しなかった。
毎日の生活を彩るモノをこの老いぼれが選ぶより、
彼女自身で"お気に入り"を見つけるのが良かろうと。*]
(17) 2015/10/22(Thu) 14時半頃
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/*
那流(ちびドナルドチップ)に全身着ぐるみ...！
じじい、『萌え』を知る。
2015/10/22(Thu) 14時半頃
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/*
ああああ、あかん！
(-10) 2015/10/22(Thu) 14時半頃
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/*
じじい、うっかり独り言をふつうに話してしまいかけたぞ...
そろそろ痴呆の気がなぁ
(-11) 2015/10/22(Thu) 14時半頃
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/*
じじいもネコモンの着ぐるみ買って
那流とぺあるっくしたい...
(-12) 2015/10/22(Thu) 14時半頃
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/*
チアキ[[who]]
はがいたいうぐぐ
(-13) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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[いつもより早めに部屋を出た。忘れずに、ゴミ置き場に束ねたダンボールの空き箱を捨てて行く。
新しい通勤路は存外乗り継ぎもスムーズで、思ったよりも早く会社に着きそうだ。]
(18) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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[窓際に凭れて電車に揺られながら、スマホでSNSをチェックすると、昨日はまだまっしろだったプロフィールが、自分以外の5人分、それぞれの希望とともに追加されていた。]
(19) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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はぁ…？カノジョが喜ぶのなんて、こんだけの情報じゃわかんないし。
[もっとカノジョの服装とか、趣味とかさーぁ、と口中ぶつぶつ呟きつつ、じーさんのボケた写真みて何コレ、と吹き出したり、思い得ず口元は緩んでいる。]
(20) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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[オフィスの自分のデスクに着くと、机上の端末で始業まで、近隣のめぼしいショップをチェックする。繁華街近いオフィスのロケーションは普段は誘惑甚だしいが、このSNSにはお誂え向きだ。]
(21) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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[今日は随分上の空じゃない？ちょっとは元気出てきたなら呑みにいこーよ、なんて同僚の誘いを曖昧受け流して、タイムカードを定時でチェックする。今日は20歳を迎える女の子のプレゼントを選びに行こう。]
(22) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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オトナ、うーん、オトナかぁ…
[自分が二十歳の頃は何に憧れてたっけ？香水…はうぅん、好みが強いなぁ。下着は？ガーターとか…知らない奴から送られてきたら引くわ…。
インテリアや雑貨を扱うインポートショップに立ち入ると、ディスプレイの合間を彷徨いながら、たった5年前の事なのに、何だかとても遠くに思えた。]
(23) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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あ、これ可愛い…
[自分じゃなかなか買わないけど。お風呂上がりなんてTシャツだし。いや、でも自分で買わないようなものならいいんじゃない？いやいやいや、でもこれが大人のイメージって、寧ろこっちが子供って言ってるようなもんじゃない。]
(24) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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[商品棚の前で、何故か自分が赤くなる。うぬぬぬぬ、と3分くらい見つめると、そのギフトセットをがしっとつかみ、また近くの別の棚にずかずかずか、と早足運ぶと、選んだギフトにお似合いの色を選んで一緒にレジに差し出す。プレゼントで！赤いリボンで！]
(25) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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[うす茶のパラフィン紙のような風合いの包装紙に何重にもくるまれて、濃い赤のリボンで括られたのは、シュガーピンクのふわっふわのタオル地のバスローブに、お揃いのヘアバンドとルームスリッパ、それに薔薇を象った、薄いピンクと水色と、白のソープの花束を添えて。**]
(26) 2015/10/22(Thu) 19時半頃
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フランク[[who]]
(-14) 2015/10/22(Thu) 21時頃
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そろそろ準備しよっと。
[スマホの画面とにらめっこして、誰のからにしようかなっと指を振って選ぶ]
このFさんにしようかな。
大人のお姉さんか〜絵を描くお姉さんとかなんかいいな〜。
自画像？のアイコンからも絶対に美人。
(27) 2015/10/22(Thu) 21時頃
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[改めて、登録したSNSのプロフィール欄を眺める。
年齢は様々……自分も、考えるのが面倒で正直に書いた。
性別は、あまり信用しない。
この年齢で、このアイコンで、男ってきついな、と思ったのもあり]
……やべ、何も思いつかない
[持ち込み時代、こてこての女性的ペンネームで少女漫画を描いたこともある]
(28) 2015/10/22(Thu) 21時頃
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[収納用品を探しに、いつも見ているインテリアに関するサイトをのぞいてみる。しかし相手のイメージと合わない]
年上のお姉さんの喜ぶものなんてわかんねぇ〜。
[花柄の収納用品をほしいものリストに入れてから、財布と携帯をポケットにつっこんで家を出た。
駅ビルに行けばなにかいいものが見つかるかもしれない]
(29) 2015/10/22(Thu) 21時半頃
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[こてこてすぎて逆に男だってすぐにわかった、とは
後に担当してくれた編集者の言である。
今は違うペンネームで、どちらかという青年誌に描くことが多いが
悲しいかな、連載も持っていない身である。
ある意味ではよく眠れる。
ある意味では、寝る暇もなく焦る、そんな日々]
(30) 2015/10/22(Thu) 21時半頃
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[青年誌とはいえ――いや、だからこそ。
女性を可愛く描くことは重要だし、流行には敏感にならなければならない。そのせいか、おかげか。部屋の中には本人自身は興味のないファッション雑誌も転がってるし、パソコンのお気に入りも豊富だ]
えーと、今年の流行は…あー
(31) 2015/10/22(Thu) 21時半頃
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[駅ビルをぶらぶらと歩いて、家具屋や雑貨屋を巡る。普段は一人で行かないような、ちょっとお洒落な店にも入っていく。
こういうのもいいな。これ欲しいな。どんどん自分の欲しいものが見つかっていく。
今日はプレゼントを探しているというのに]
やばぁ〜い、なかなか決まらない。
(32) 2015/10/22(Thu) 22時頃
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[カフェに入って仕切りなおす。カフェオレを冷ましながら、もう一度相手のプロフィールを確認した]
色的に青とか好きそうかな？
落ち着いた感じの。
[具体的な物の名前は浮かばない。
大人っぽい収納といえばガラス製なんていいんじゃないか]
(33) 2015/10/22(Thu) 22時頃
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[また雑貨屋を歩いてまわっているうちに、少し駅から外れた骨董品店でようやく合うものを見つけた。
青いガラス製のキャンディーポットだ。
丸みを帯びて、唐草模様の刻みがついている。取っ手の部分はつやつやとしていて、まるでビー玉のようだ。これしかない]
(34) 2015/10/22(Thu) 22時頃
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[収納用品かと問われると、胸を張って答えられないが、飴玉の他にアクセサリーも入れられるから合っているはず。なによりも見た目が綺麗だ。
これなら絵のモチーフにもなる……かもしれない。
予算もこのくらいなら出せる]
プレゼント用に包んで下さい。
郵送するので厳重にお願いします。
(35) 2015/10/22(Thu) 22時頃
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[カーキやらキャメルやら、カタカナが飛び交う。
違いがわからない、とか言ってはいけないのだ]
えええーと
[柔らかい茶色の、編み目がややごついニット帽。
もちろん、てっぺんにボンボンのついたやつを探す。
絵的にもこちらのほうが楽しいし、可愛い、と思う。
たぶん。
おそらく、きっと]
(36) 2015/10/22(Thu) 22時頃
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[新聞紙をたくさん詰めてもらう。
箱も固めのものに変えてもらい、群青色のリボンもつけてもらった。白地に金のマークの入った包装紙とも合っていて、大人っぽいと思えた]
お姉さん喜んでくれるかな？
[満足気に、落とさないように抱えて持ち帰り、ワレモノ・注意と伝票に書き込んだ]
(37) 2015/10/22(Thu) 22時頃
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/*
あかん、これ今日は333pt使い切れないやつだ！！！
(-15) 2015/10/22(Thu) 22時頃
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[形はいいけれど、ただの薄茶色じゃつまらない。
まず帽子をカートにぽちっといれて、明日着でクレジット払い。
よし、やはり店頭で買えないものから準備しなくては]
あとは、 ここらへんに…
[申し訳程度に置かれた引き出しのいくつかをあさる]
(38) 2015/10/22(Thu) 22時頃
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[出版社からもらった、どっかのキャラものの缶バッジ。
雑誌の付録についていた羽のようなブローチ。
ついでに、自分の水彩画をバッジにしたやつも。
ついでに添えるカードは明日、実物が届いてからにするとして。
かわいいもの、最大難易度をクリアした]
(39) 2015/10/22(Thu) 22時頃
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