
62 Bye Bye CUCKOO'S NEST
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狼
墓
少
霊
全
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
サイモンが無残な姿で発見された。
噂は現実だった。血塗られた定めに従う魔物“人狼”は、確かにこの中にいるのだ。
非力な人間が人狼に対抗するため、村人たちは一つのルールを定めた。投票により怪しい者を処刑していこうと。罪のない者を処刑してしまう事もあるだろうが、それも村のためにはやむを得ないと……。
現在の生存者は、ロビン、ケヴィン、オスカー、モリス、イアン、エルゴット、デメテルの7名。
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/* すまない…モリスは表で突然死してもらって、 墓下からのあれこれで構わないかとも思ったんだけど。
赤で動けてるのかどうか解らなかったから 一応、念のため。
(-0) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 01時頃
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/* えーと今7人 モリス吊ったとして襲撃入れると 共村村狼狼の5人て人外濃度えらい濃いなぁ… でも誰か捕まらんと物語がだれる気もしつつ 展開次第だけど、んー…
(-1) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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― ワゴン車 ―
着替えろ。 そのままじゃ目立つ。
[戻った車内へ、適当な衣類の入った紙袋を投げ入れて。すっかり可愛くなってしまっているエルゴットの様子にひとつ頷き、デメテルへ林檎ジュースのパックを渡す。明らかにお望み通りの100%では無いが、贅沢は言うな。
何処へ行っていたのか…イアンが車へ戻ってくる姿を見つけ、彼に出費の額を報告した。買ったものの内容も。…この車中で現実的な話が出来るのは彼だけだろうと判断しての報告。まさかイアンが、別の誰かに何かを報告しているとは露とも知らず。]
(0) 2014/03/23(Sun) 01時頃
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ロビンは、無言の車内に人の立てる音が響いて顔を上げた。
2014/03/23(Sun) 01時半頃
ケヴィンは、もちろんロビンにも服を投げて渡した。
2014/03/23(Sun) 01時半頃
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………………?
[投げ渡された何かを広げる。 服?僕はそれが服だと気がつくとゆるく首を傾げて。]
(1) 2014/03/23(Sun) 01時半頃
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……レティに会うのに、 入院着じゃ恰好つかんだろ。
[不思議そうなロビンには、目立ちすぎる事を懸念して…という理由に加えて、着替える意味を説明してやる。少し運転を休むつもりな俺は、後部座席に乗り込みつつ。
オスカーに持たせていた袋からパンをひとつ取り出し、話しながら齧った。安いパンは、それでも塀の内で食べていたものより幾分か美味かった。]
(2) 2014/03/23(Sun) 01時半頃
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…………そうなのかな?どうかな そういう、ものなのかな……
[普通の人の真似事、のために それらしいものを、着る。ことは 僕の記憶にもあったけど。 けれど、そういうものなのだろう。 僕は砂漠を感じつつありながらも 言われたから、それらの服を身につける。 今まで着ていた服から薬を取り出し 新たな服のポケットへと入れ替える。]
…………寒い……
[咀嚼の音が響けば、空腹に腹はなるが 食事を欲しがること自体に 僕は寒さを感じて、やはり小さく丸まって 両の耳を手で塞いだ。]
(3) 2014/03/23(Sun) 01時半頃
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そういうものだ。
[ロビンが着替える様子に安堵しつつ、パンを飲み込む。今まさに“普通の人”の真似事を強いているわけだが、ロビンの思考もこれまでの経緯も知らぬまま、一言だけ返して頷いておいた。]
―…食え。
[しかしロビンの腹が鳴くのを聞けば、かける言葉は続く。齧っていたパンを割って半分渡し、食べるようにと促す。両耳を覆う手に阻まれその言葉も届かないかもしれないが。]
(4) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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[視界の端に 赦された人の食べ物がはいる。 …………僕はそれに首を横に振って。 僕にはそれは、赦されていない。 視界の端にも入らぬよう動けば 座席から落ちて溝にすっぽりハマる。]
(5) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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[食わないなら無理に勧めるつもりは無い。 一度は差し出したパンも、口へ放り込み飲み込んでしまう。
座席の隙間に収まるロビンの不可解な様子を眺め、着ていた薄いパーカーを脱ぎ彼に被せておいた。ついでに背中だか頭だかをポスポスと軽く叩くようにして撫でてやりもする。]
少し寝る。 だから出てこい。
[よくは解らないが、逃げるように視界の隅で小さくなったように見えたから。俺の視界を閉ざしてしまえば安心するだろうかと、安直に考え目を瞑る。すると眠りはすぐに訪れて。座席に凭れ、腕を組み短い仮眠に意識を沈めた。**]
(6) 2014/03/23(Sun) 02時頃
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…………っ
[降る感触に僕は身を竦めた。 少し、暖かい。 いや、これは僕が望んだわけじゃない。 僕は懸命に組織に言い訳をしながら。 両手を耳から離し増えた洋服を両手で掴んだ。]
…………どーして?
[小さく呟いた声は、寝ると口にした 機械じかけに届く大きさはあったか? 僕にはわからないまま。 自分が穴に落っこちたことに音がなっているかと 漠然と理解して静かに座席に戻って。 静かに*じっとしていた。*]
(7) 2014/03/23(Sun) 02時半頃
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ん。
[袋から>>2パンを取り出されれば黙って見届ける。 すっかり病院服から着替えて着るときは少し冷たかった服も今は少し暖かい。
食べている様子が美味しそうでおそるおそる、自分も一口食べればこくり、船をこぐ。 さすがに寝ていないのは堪えた。少し眠っているかもしれない。]
(8) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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[車へと戻ってきて、運転席のドアは開けずにその後ろのドアを開け。 ロビンへと向かって手を伸ばし。]
ね、薬ちょーだい?
[ねだるように甘い声を出してはみても、それは震えていて。 顔は青ざめて差し出す手も震えていた。 背中には冷たい汗が伝い、気持ちが悪い。]
かわりにこれ、やるから。
[空いた方の手で自分の髪の毛を軽く引っ張って。
今、薬が切れかかって余裕がない。 だからケヴィンに話しかけられて、金額の話をされても御釣りを渡されても反応は鈍く。 無理矢理に笑顔は浮かべては見てもそれはどこか不自然だっただろう。]
(9) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 21時頃
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[薬が貰えれば落ち着いて、貰えなければ落ち着きのないままに運転席へと移動して。 ポケットを軽く叩いて通信機のスイッチを押す。]
…そろそろ行こっか。 皆寝てていいよ、適当に移動すっからさ。
[その声は少々大きくわざとらしい明るさが滲んでいたかもしれない。 エンジンを掛けようとキーに手を掛けたその時。]
(10) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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『いた!! おい、行かせるな!!』
[騒ぐ声が聞こえてきた。 その中には聞き覚えのある声もちらほらとあっただろう。
振り向けばもがくサイモンの姿と、それを押さえ付ける男の姿。 乱暴に扱われているそれに眠りに落ちかけていた人達も簡単に目を覚ます程の騒ぎが外では起きている。]
――――――…行くよ。
[騒ぎを認知して、数秒程待って。 それからエンジンをかけそしてアクセルを踏み込み車は急発進した。]
(11) 2014/03/23(Sun) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 21時半頃
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[僕は座席に戻って静かにしていれば 何人かの寝息の中、外と内がつながる。 外に転げ落ちそうな感覚を持ち、 あわててそちらを見ればそこには薬を欲しがる姿 >>9]
あ…………うん、えっと
[言われるままに、僕は慌てて 移し終えたばかりの薬を その手に乗せようとして、何度か空を切る。 最終的には彼の手に渡って。]
…………これで、最後、なんだ。 もう、僕があげられるものは…………
[何もないね。] [薬から手を離す時、小さく呟いた。 髪はあとで、ゆっくりもらおうと思ったのは 薬を手にれた彼がそろそろ、と 出発を促したから >>10]
(12) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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― 走り出す車の中で ―
[眠りに落ちる間際に耳に届いたロビンの声(>>7)に、頷くでも傾ぐでもなく曖昧に首を揺すったのが最後の記憶で。今、突然走り出した車に慌てて目を覚ましたところまで、ふたたび意識が動き始める。]
―…何だ。
[金についての話をした時のイアンの不安定さ(>>10)は、病院に居る時とそう変わらぬものとして、異変としては捉えなかった。そして今もまた、後方の騒ぎに気を取られて、運転席の彼の様子には気が回らない。
振り返り、バックガラスの向こうで小さくなっていく光景を見る。サイモン…―院内で何度か見た姿が、誰かに押さえつけられている?誰に…、と考えかけたところで眼差しは前へ向け。]
急ごう。
[運転を担うイアンに、暗い声をかけた。]
(13) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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― アクセルを踏み込む、それより少し前 ―
[何故か空を切る手に眉が寄る。 髪の毛ならあげるのに、なんだったら全部あげたっていいのに。 今はそれがとても欲しいから。]
………最後、そう。
[最後でもなんでも飲まなくては運転もままならない。 とても残念そうに眉は下がったけど、それでも礼を口にして。 ケヴィンの買い込んだ水を適当に貰って薬を飲み込んだ。
薬が効くまでに間がある。 だから騒ぎから発進まで間があいたのだと、そう言い訳をしても許されるだろうか。 そんな事をぼんやりと考えながら運転席へと向かうのだった*]
(14) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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[少女と縦縞はどうしていただろうか? 少女は僕と音をかわした後黙りこくったまま 縦縞のところへ行ったのはみたけれど…… と、身を起こしかけて。 狼の遠吠えのような音を聞いた。]
………………!? あ、でも、あの人…………うわぁっ!
[薬を欲しがった姿が僕はまた揺れ始めた広くて狭い中で 急激に遠ざかる音声を聞きながら 座席に転がってしまう。
どういうことなのだろう? どうしてなのだろう? 何故?]
…………ねえ、これは、赦されざること?
[と、僕は今更そんなことを口にした。]
(15) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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ロビンは、ケヴィンの声にも動揺した面持ちで視線を向け
2014/03/23(Sun) 21時半頃
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……赦される事なんか、 ひとつだって無い。無かった。
[転がったロビンの首根を掴んで座席に押さえ付け、後方の様子からは目を逸らさずに。車に揺られるまま息を呑む。
止まれとも戻れとも思わない俺は、意図的に、おそらく共に塀の内から逃げ出てきたサイモンは見捨てて行こうとしている。罪悪感は無い。
…その意識こそが赦されざる地獄への切符に思えてならなかったから、ロビンの声に応えるでもないが、独り言を零すように、ポツリと。]
(16) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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[転がった身体が途中で急停止する。 軽い痛みを首寝に感じながら、軋む座席に 僕の身体は縫い付けられて。 けれど、僕はそのことよりも落ちた音に 世界が砂漠化するのを感じた。
先ほど薬を欲しがる姿の寄った眉を思い出す >>14 不快、不機嫌、否定、拒絶。 それは全てーーー]
赦されて…………ない。 なにも、なにも…………僕、には
[寒い。組織の照らす凍った月光が 僕の身体を芯から冷やして。 歯の根が合わなくなる震えに 僕は無駄な抵抗とわかっていても 自分を両腕で抱きしめて、 熱が逃げるのをなんとか抑えようと。]
(17) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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…さて、ね。
[赦される事なのかどうかなんて知るわけがない。 外に出た事だって、それを見張ってる事だって、サイモンを見捨てた事だって。 全部赦さない奴は赦さないだろうし。 気にしない奴は。]
でも今更だろ?
[急発進した車は騒ぐ追跡者やサイモンから遠ざかって、やがて姿は見えなくなった。 あちらも車ぐらいあるのだろうか、ならば速度は緩めずこのまま走った方がいいのか。 ちらりとガソリンメーターへと視線を走らせる。 どこかでガソリンの補充は必要だろう。
ケヴィンに渡された金額は確か35,000円。 ガソリンを満タン入れたとして残りは幾らになるか。 その時間で追いつかれるかもしれない。]
(18) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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赦される必要は、無い。
[結局のところ、罪を背負ったまま生きるしかないのだという諦めに辿り着く。悲壮感を微塵も含まない呟きは、それでも酷く乾いていた。イアンの言う「今更」(>>18)という言葉に頷いたのも、そういった心境から。やはり心の内も酷く乾いていた。]
……一本道を来た。 撒くには少し逸れた方が良いか。
[サイモンを押さえ付けていた人物の目的は、脱走者の捕獲以外には想像が出来ず。真顔で思案する。複雑な路を選ぶ工夫をしても、その策さえ漏れるのだとは思ってはいない。まさか当の“裏切り者”に舵を任せているとも思わず。]
(19) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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[後部座席に移動した彼女はオスカーやケヴィンが戻るまで ロビンに話しかけるのでもなくだんまりを通していた。
ケヴィンが捨てるという発言を思い出し、自分の存在は彼らにはイレギュラーなのだろうか?と彼女は考えながら。 じろじろとロビンやエルゴットをじっとみて ただのむさい集団ではないとやっと彼女もわかり始めていた。]
ありがと…………
[ケヴィンが渡したジュースは100%ではなかったが先ほどのように、かしましく言い立てることはない。 パンを食べて眠そうにするオスカーは( >>8)自分と同じくらいにも見えたけど。]
ねえ、あなたたち、なにものなのよ…………
[イアンの薬のやりとり、サイモン捕獲のシーンと立て続けの出来事に、彼女は感情を押し殺した声でこぼした。]
(20) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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そだね、少し逸れるか。 右がいっかなぁ。
[通信機のスイッチは入れっぱなしだから、きっとこれも聞こえてるはず。 だから素直に口に出して、素直にハンドルを切る。 複雑な道を進んでもそれは全て筒抜けなんて知られたら。]
And when we were good You just closed your eyes
[鼻歌を歌い不安を消していく。 ただ、ほんの少しいう事を聞けば薬が貰えるから。 別に同乗している奴らに恨みなんてないし、さして興味ないのだけど。]
The death of one is a tragedy The death of one is a tragedy
[薬をくれる彼の事は少しだけ、好きかもしれないなどと思いながら歌を口ずさんだ。]
(21) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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[今更 >>18] [胸の中央を氷で貫かれた気がした。] [僕はばらばらに崩れそうな世界で 凍る砂に飲み込まれながら震える。]
………………っ ぃ ゆる、されないのに……どうして、生きられる、の…………?
[赦される必要はない。][どうして?] [そう落とす機械じかけを氷の中からみた。 震えていない。寒そうには見えない。 赦される必要はないと言いながら 赦されているのだろうか?]
…………ぼ、くは、僕は…………
[ぎゅっと小さく丸まって、熱を逃さぬように 熱という、生きる赦しにすがるように。]
(22) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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[少女に編まれた髪を握り締める。 やめて、と何度も言ったけれど きらきらの髪の毛が見えたからか 高い声に驚いたからか もしくは、その柔らかそうな小さな身体が ただ、ひたすら恐ろしかったからか。 吃音はいつもより酷く、 慣れぬ彼女にはまったく伝わらなかっただろう。
かろうじて、示されたリボンは青い方を指差して 握り締め続けた前髪は幾筋か死守したものの そのほとんどが綺麗に編まれてしまい 運転手の変わった助手席で、今も細かく震えている]
(23) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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余計な事は知るな。 捨てられたく無いなら。
[車の速度が安定し、後方で繰り広げられていた捕獲劇が遠くへ消えてしまってから。改めて座り直し、座席へ押し付けていたロビンを放して腕を組む。デメテルの問いかけ(>>20)への返答を拒否したのは、その直後。
イアンの歌(>>21)に緊張が解けたからか、隣の席で縮こまっているロビンに気付ける程度に意識が緩和した。]
死ねとは頼まれて無いからな。 生きる。
[“殺せ”とは頼まれたが…とは口には出さず。 小さくなっているロビンの頭をまたポスポスと軽く叩いてやる。短い睡眠の前にしたのと同じように。]
(24) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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髪の次は着替えだ。 後で服を替えろ。
[助手席で震えているエルゴットにも目を向けると、エルゴット改造計画の第二段階についてを提示しておく。リボンの揺れる結われた髪を、本当は斬り落としてしまいたかったが…その欲求は堪えておく。
着替えさせる前に、オスカーの手元の袋から取り出したパンを、エルゴットへ渡した。水も一緒に。]
(25) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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【車内】
っ...。っぅ...。
[こくりこくり、後ろから聞こえる叫び声と自分達を追う声...。もしかしたら罵倒も混じっているのかもしれない。発進する音にかき消されても、その音は耳に微かに届いて引き金になったかのように頭痛がする。]
っ...んむぅ。
[痛い痛い痛い痛い。質素なものになれた舌にはこのパンは柔らかいはずなのに噛み切れる力がわかずにパンの隙間からうめき声が漏れる。
だけど目はつむったまま。眠ろう眠ろうと、意識はやがて遠ざかる。]
(26) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[食べ物なの。 そう問われて必死に頷いた。 けれど、食べ物だから大事にしているのではない。 違う、大事にしているわけではない。
なんとか受け取ったパンをひとつ、膝にのせて 騒がしい背後の物音には、振り返らなかった]
う ………うう た うた な ななななん なん、の
[着替え、の声にも振り返らなかった。 そんなものは、知らない。 ペットボトルの中の水はゆらゆら揺れて 揺れて、揺れて おさげも揺れて、揺れて
再び、ダッシュボードで強かに額を打った]
(27) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[自分は何者なのか]
ロビン……ロビン=フェアブレンネン、21歳
[凍る砂漠に歌が響く。 自分の声も遠くて。とても遠い。 氷が音叉のように震える。震える。 細かな、破片が降り注ぐ。それは茨。 僕は僕について短くこぼして。]
[触れる感触は冷たくなかった。 触れたところだけ、暖かかった。]
…………生きていいか……わからない
でも、レティに、あいたい、んだ…………
(28) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[そう、青が好きなのねと 彼女はなにを言っているかわからないエルゴットのやっとわかる意思表示に頷いて。青地に金で星が描かれたリボンを可愛らしく飾り付ける。 ちょっと分け目が変なのは、彼が震えたからよ、と彼女は思いながら。]
なによ…………やっぱり、あなた、失礼だわ…………
[全く答える意思のないケヴィンの声に、彼女は不満をにじませて、まだ口をつけていないリンゴジュースをぎゅっと持って。]
…………歌は普通に歌うのね……
[彼女の精一杯の嫌味一つこぼしながら、隣では何事か呻く?オスカーをちらとみる( >>26)]
……ちぎってたべたらいいのに…………
(29) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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……ケヴィンだ。
[固有名詞が無いと不便だとは感じていたから、ロビンに追従する形で、デメテル含め車中の皆へ向けて簡単な自己紹介を。ファーストネームのみの名乗りを自己紹介と呼んで良いのかは解らないが。] 生きてちゃいけなくなったら、 死ねと言ってやる。
それまで生きろ。レティに会え。
[なんせレティの居るだろう場所へ連れて行くと約束してしまったから。俺は俺の責任感のために、ロビンに生を要求する。酷い話だ。]
(30) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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/*>>29ですよねわかります。
いま考えたら酷くシュール
(-2) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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デメテルは、ロビンやケヴィンの名乗りにそういう意味じゃないわと脱力して
2014/03/23(Sun) 23時頃
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[少女の声は聞こえている。 歌は普通に歌うのね、それはそうだ。 だって歌う事は好きだから。]
さて、次はどーする? まだ走ってもいいけどどっかでガソリン補充しないとなぁ。
[誰に向けて話しかけているわけでもなく。 鼻歌混じりに呟いて。 通信機の向こう側から何か反応はあるだろうか。]
(31) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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ケヴィンは、じゃあどういう意味だ…とデメテルを小突いた。
2014/03/23(Sun) 23時頃
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無人のガソリンスタンドを見たら止めてくれ。 歌は続けろ。 悪くない。
[微かに聞こえる歌声と、燃料補充の提案にまとめて頷き。疲れた様子が見えたらまた運転を替わろうと、ミラー越しにイアンの顔を見遣った。ついでにエルゴットがぷるぷるとしているらしい様子も確かめておく。]
(32) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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[サイモンはどうなった、何をされている。 通信機の向こう側の音は聞こえない。 聞こえても困る、だって他の奴らにバレてしまうから。]
Sometimes I feel I've got to Run away I've got to
[少女の存在のせいか、どこか気の緩んだ車内。 そんな和やかな空気も何時まで続くのだろうか。]
(*0) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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...ふん、そうかよ。
[職員から情報を受け取り、適当に流した。]
サイモン、っつう患者は捕まったらしいな。
[そう通信機にそっと落とす。無論自分はサイモンの姿を見てもいないし声も聞いていない。だが職員の情報で今入ってきた。]
俺はもうひとりの協力者宛てに職員からプレゼントを渡 されてる。
[キれかかったら言えよ、そう言った。渡されて嬉しいものなんて一つしかないというのに。]
(*1) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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…プレゼント、へぇ。
[言われて思いつく物はたった一つ。 口の悪い彼が本当に頭の中に描いている人物なのか、いまいち自信はないけれど。
ロビンから貰った薬が切れたら貰いに行こう。 自分はその為だけに手伝っているのだから。]
ね、手伝って欲しい事はある?
[小声でそっと呟く。 今、丁度少女とやり取りをしている人物は多いからきっと気づかれない。]
(*2) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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レディをつつくなんて、ケヴィンはとっても失礼ね! …………追われてるっぽいし、全然家に帰してくれないし……犯罪者か何かなの?それにしてもあなたたち変だわ…………
[エルゴットとロビンをみて、ついでイアンがいる座席、ケヴィン、オスカー…………一番まともが悲しいけどケヴィンねと、ため息を吐く]
(33) 2014/03/23(Sun) 23時頃
|
|
っむ..どこだここ。車か。
[左目をうっすらと開ければそう呟いた。こつ、と懐を触り色鉛筆セットとペンと...何かが触れる音。とりあえずパンを飲み込もう。 ]
なんだ、どこ行くつもりだって? 金あんのかよ。
[色鉛筆にはさして気に止めず、半分だけ開く右目を歪めて問う声は少し低いかもしれない]
(34) 2014/03/23(Sun) 23時頃
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まあしゃあねえわ。 別に俺からどうこう言うつもりはねえよ。俺はさっさと 終わらして"情報"さえ吐かせればそれでいい。
[ぽつぽつと落とすように、囁きかけるように。歌に紛れて伝える。]
クスリだけで動くってんのも哀れなもんだな。
[そういたずらにいえば笑う、彼はどんな反応を見せるだろう]
(*3) 2014/03/23(Sun) 23時頃
|
|
…………言ってね。 だめだったら……本当に言ってね。
[死ね。と] [組織もそこまでは具体的に命じていない だから、まだ、僕は生きている。 食事を、薬を赦さないから遠回しには 言われているのだとしても。]
レティに、…………あうまで
[こくりと、僕は頷きを返しながら。 辛うじて、凍った砂漠の中から 砂漠の表面で息を一つした。]
(35) 2014/03/23(Sun) 23時頃
|
|
乳臭いガキをレディと呼ぶのは初耳だ。
[とっても失礼な自覚はあまりない。 「犯罪者か何か」…の部分に微かに眉を跳ねさせ、デメテルの顔を軽く睨める。察しても黙っておけとでも釘を刺すべく。そう匂わせておけばもう少し静かになるかもしれんと思ったのもある。]
……金は無い。あまりな。 欲しいなら、絵でも売って稼げ。
[オスカーの声が微妙に変調したように感じたが、彼へ一度視線向けるだけであとは常と変わりなく言葉を返した。]
(36) 2014/03/23(Sun) 23時頃
|
|
あ、ああああの ……えと
[次は、何処にいこう。 何処にだっていける。 でも、何処も知らない。 知らない。 何も知らない]
い いいい い 行きたい、とこ ない ……の?
[運転するイアンに、必死に問いかける。 青いリボンが、少女の金髪みたいにきらりと光った]
(37) 2014/03/23(Sun) 23時頃
|
|
……やだ、オスカー……寝ぼけてるの?
[パンは飲み込めたらしいオスカーの今更な言葉に、彼女は肩を竦めて。 あったばかりのオスカーの声が少し低い、とか、様子が違うとか彼女にはわかりっこなく。 同じくらいの仕草に見えるオスカーの顔を彼女は覗き込む。]
(38) 2014/03/23(Sun) 23時頃
|
|
――――…、
[歌が、止まる。 通信機越しに揶揄するような言葉が聴こえてきたから。]
無人のガソリンスタンドな、了解。
[それだけケヴィンへと答えると後はずっと無言で。 まるで睨みつけるように前方を見つめる。
”クスリの為だけに動く哀れな奴”
確かにそうだ、自分はその為だけに動いている。 赦しを得たいわけでも、何か目的があるわけでもなく。 ただ、それだけの為に動く矮小で卑怯な人間。 それが自分だ。]
(39) 2014/03/23(Sun) 23時頃
|
|
な………………
本当に、とってもとっても失礼だわ、ケヴィンは! 三軒隣のハワードさんより失礼よ!!
[彼女はケヴィンの言葉に一度固まるとそれよりも大きな声でそうと言い切るが、 ケヴィンの表情の変化に背筋が寒くなり、今まで話が普通にとおったオスカーの方へと身を寄せる。]
(40) 2014/03/23(Sun) 23時頃
|
|
[歌が止まった。] [少女の声は聞こえてはいるのだけれど。 まるで、耳に痛いくらいの静寂にいる気がして。]
…………もう、歌わないの?
[と、耳まで凍りそうで、そうとつぶやいた。]
(41) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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|
[くつり、笑う声は遠くて聞こえないだろう。 >>36の言葉に冗談、と笑ったのだが。]
あの楽しい楽しい絵が売り物になるなんて酔狂な こった。
金とかてっきり盗んで行くもんだと思ってたけ どな、無人なんて言うから。何たってお前ら... いや、なにも。
[肩を竦めれば少女の声に振り向き左目を大きく開けた。>>38]
ようこそ?楽しい遊園地へ?
[街を離れてゆき、また広がる草原を目で少し追って、わざとらしくそう言った。]
(42) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
|
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/*このオスカーベラベラしゃべりますねいきなり。
裏表したかったんです!ごめんなさい! 僕得
(-3) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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ん、歌は…うん、もうすぐ車止めるから。
[真っ直ぐに続く道の先に薄らとそれらしきものが見えたから。 きっと無人のガソリンスタンドだろう。 こんな田舎だ、人などいてもたかが知れている。
車を走らせ、見えていたそこに滑らせて。 器用に減速して車を止めて。]
はい、到着っと。 俺は疲れたし次は誰か運転変わってくれよなー?
[自分とケヴィン以外に運転できる奴がいるのかどうか。 ちらりと視線を巡らせ、それから運転席から降りて外へ出て大きく伸びをした**]
(43) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/23(Sun) 23時半頃
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……なにを、言っているの、オスカー ここのどこが遊園地なの?埃くさい車の中、じゃない…………
[一度は身を寄せたものの、先ほどと雰囲気が違うことに、彼女もようやく気がついて。 外は草原、中は古い車、どうしても遊園地に見えないからそうと口にする口調は弱く。 彼女はじりじりとオスカーから遠ざかり、後部座席のドアに背を預けた。]
(44) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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言う。 言わないうちは、 俺はオマエを赦している。
[ロビンに再度改めて声をかけるも、止まった歌に不服そうに首を傾ぐ。ミラー越しにイアンの顔を眺めながら。押し黙ったまま強い目つきで前を睨めて運転に集中している様子から、彼の胸の内を読み取る事は出来なかったが。]
知らん。 俺の知っているレディは、大声を出さない。 オマエみたいに。
[キィキィと鳴く少女に向ける目は、呆れた風な視線に変わり。先の剣呑を煽る強さは消え失せた。やはり少し様子が違うオスカーを見る目もそのままの色を保つ。]
絵を買うやつの好みは解らない。 盗むのは、最後だ。警察が来る。
(45) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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/*すごいケヴィン、>>45ほぼ全て拾いましたね
(-4) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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…………そう…… また、動いたら、聞こえたら、いい
[一度砂漠になった風景は、変わらなくて ただ、聞こえる音からガソリンを入れるのだと 其のことだけはわかり。 ガソリンスタンドでは歌わないんだ、と思いながら 運転席に届くかは怪しい声でつぶやく。
揺れはゆっくり収まって。 車が止まったのだ、と思う。 けれど砂漠はいぜんとしてあり。 僕は試しに無言で車から降りた。 ……足が凍る砂にとらわれるような、感覚]
2014/03/23(Sun) 23時半頃
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…………そう…… また、動いたら、聞こえたら、いい
[一度砂漠になった風景は、変わらなくて ただ、聞こえる音からガソリンを入れるのだと 其のことだけはわかり。 ガソリンスタンドでは歌わないんだ、と思いながら 運転席に届くかは怪しい声でつぶやく。
揺れはゆっくり収まって。 車が止まったのだ、と思う。 けれど砂漠はいぜんとしてあり。 僕は試しに無言で車から降りた。 ……足が凍る砂にとらわれるような、感覚]
…………僕を……赦す…………?
[ただ、沈みそうになる足が止まった。]
(46) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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[車はひと気のないガソリンスタンドに滑り込む。 彼女は周囲のひと気のな差に顔を曇らせる。とてもじゃないが、今逃げ出してどうにかなるとは子供にも思えなくて。]
あなたが紳士じゃないからよ…………
[盗む、警察、物騒な話が飛び交う。 いっそ、警察が来ればいいのよ、と、彼女は眉をよせて思うけど、そんなことをしたら、なんだか怪しいこの集団、警察が来る前に殺されそうで。
そこまで思って、彼女は急に心細さを感じた。今まではなかった実感。]
…………ぱぱ、まま…………
[そう言って、彼女は自分の髪の先をつまんでいじった]
(47) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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オマエが生きる事を、な。
[実際に彼が犯した罪は知らない。 だから至極曖昧な一点についての説明になる。
止まった車の中、他に運転が出来る者が居ないなら、再び運転席に着こかと車を降りた。道路沿いの無人ガソリンスタンドは、文字通り無人で、人の目を気にすることなく伸びをする。
見上げた空は塀の内で見るより高く。 故郷で見た空に近いものだと感じて。
着替えても同じように胸元にしまってあるハーモニカを衣服越しに撫で、声は漏らさず密かに微笑んだ。]
(48) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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な ……ないの、か
[止まった車。 閉じていた窓を開けて首を出した。 風はそよそよと柔らかく、まとめられた髪は大人しく車内に留まっている。
外は暗い。広い。 けれど、明るい。狭い]
ほ ほほほ ほ……星
[薄い色の瞳が、星の光を反射した。 髪に遊ぶ星が、窓から無理やり空を見上げるたびに ゆらりゆらりと煌いた]
(49) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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[ゆるく動いている感覚がなくなれば止まったのだろうと察する。初めて聞いたのに初めてじゃないような歌の感覚は妙だが降りることにした。
人気のないガソリンスタンド、利益を得るに絶好だから選んだんじゃないのかと思ったが周りを見ればそうじゃないらしい。]
まあこいつらは過去...
[と、言いかけて少女が遠ざかる>>44のを見れば感づいたのだろう、そう察してそれ以上続けず呟き声にはただ、耳を傾けるだけ。
自分は少し歩こうかと車から離れる**]
(50) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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[ふと、見つけた監視カメラだろうか。 無人だし機能しているかわからないが。ヒカル液晶はガソリンスタンドの方に向いている。]
ー壊すべきか。
[左手に鉛筆を持ってカメラの線へ投げつけ、ビキリ、とカメラが本格的に休暇をとったことを見届ければまたふらり。]
(51) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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………………どーして……
[ぽつ、と僕は声をこぼして。 誰にも…………燕も蝿も赦さなかったそれを レティだけが赦してくれたそれを 彼が何故口にするのか。]
………………
[縦縞の音に天を仰いだ。 それは、組織の作り出した空か それとも本当の空か。
冷たい月光の中一歩、二歩歩いた。もう少し、歩いた。 素足が沈まないのを確認しながら。]
(52) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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聞こえるか、糞野郎。 現在地は無人のガソリンスタンドだ。
[ガソリンスタンドなんてどこにでもある、という悲鳴が聞こえれば馬鹿にするように右目に皺が寄る。 ー無論、音の向こう側なんてわかるわけがないが。]
監視カメラを壊しておいた、どうせ起動してねえ んだろ。そのまま壊れれば防犯装置でも作動する んだろ。じゃあな。
[ジジッ、砂音を残して通信を切った。]
(*4) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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……ママに、会いたいか。
[車を降りる少し前に聞こえたデメテルの呟きには、浅い溜息の混じる声を零した。帰してやる…と安易な気休めを言う気にはなれず、そのまま彼女からは離れてしまったが。髪を弄る姿を見る目の上で、すこし申し訳なさげに眉根が寄った。]
あまり遠くへ行くな。
[なにやらふらふらと歩いて行くオスカーやロビンに声をかけ、一先ず俺は給油という作業に勤しむ事にする。金はちゃんと払う。余計な面倒事は、出来れば避けたい一心で。**]
(53) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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/* ん?おすかーといあんが赤なのかな? えるごっとだとおもってた!!>赤 */
(-5) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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[オスカーの様子はやはり変なままだし、ケヴィンは当たり前のことを聞いてくる( >>53)]
……ママやパパだって心配してるわ……
[髪をいじりながら小さく返す。 オスカーが途中で口にするのをやめた言葉。 彼女が彼らが何者かと聞いた質問の意図に沿った答えだろうそれは、口にされないことでなおさら彼女に突きつけられて。]
その、リボン、お気に入りなんだから……
[と、現状から逃避する意味も無意識あって 星とかろうじて聞き取れた、おさげにしたエルゴットの声に拗ねた声で返した。]
(54) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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[リボン、と聞こえた。 無意識に露になった首を掻いていた指をとめ、 後部座席を振り返る。 きらきらが、細い指にからみついている。
小さな女の子は怖い。 壊れやすいから怖い。 違う生き物だから怖い]
お おおお お …同じ
[けれど髪をいじりながら、なんだか少し俯いているような そんな風に見える少女は 少しだけ、似て見えた]
(55) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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…………?
[遠く][とはどれくらいを言うのだろう。] [砂漠にはポツンとワゴン車が見える。 僕はそこから何歩離れた? …………あ…………]
…………どうやって、戻ろう。
[小さな小さなワゴン車は砂丘の上。 僕はそれを見上げて。 沈みこそしないが、足に重い砂のなか 呆然と突っ立っていた*]
(56) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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[同じ、とかろうじて聞き取れた言葉。 彼女は一体なにが同じなのか少し考える。 彼も案外巻き込まれた口なのかしら? いやそれよりも。]
…………そうね。 あなたの髪も、随分長いわ…………
[わかりやすい共通点を彼女は上げて。]
ねぇ、あなたも、怯えているの?
[其の後続けたのは、奇妙に吃る性質を、彼もこの集団が怖いのかしらと思ったから。]
(57) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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か 髪っ あ あああああ、ん、安心、するから……
[少女が此方を向いた、気がした。 すぐに俯いたからよくわからない。 怯えているのは、そうだ。 その通りだけど、でも]
だ ……って おれ こ、ここここ 此処 こ そ、外 ……外、に い ……………ん、と いちゃ、いけな い
[窓を開ける。閉める。 開ける。閉める。 開け、閉め、開け 奇妙な音を立て、窓が半開きのまま動かなくなった]
(58) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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/* 車壊しやがった!!??wwww
(-6) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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…………そうね…
[悔しいけれど、ちょっとわかる。 髪をいじるとどこか落ち着く……安心するというのは。 大の大人の男でもそういうものなのね、と彼女は綺麗に切り揃えられた毛先を指に絡めながら。]
…………
[ぎりぎり、外にいてはいけない、と言っているらしきを彼女は聞き取って。先ほどのロビンといい、彼と言い、なんでこんなにじぎゃく、てき?でいいのかしら?なの、と 両親に愛されて育ってそんなことを考えたこともない彼女は不思議そうに 開け閉めの果てに動かなくなったまどを一瞥して。]
じゃあ…………あなたは、お家に帰るの? 帰りたい、の?
[外の反対はお家、彼女の価値観ではそう。]
(59) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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お おおおおおおう おうち、って
[突如あがる悲鳴。 違う。違う。それは、今じゃない。 今じゃ、ない。
首筋をかり、がり、と掻き始める]
おうち、って 何、どこ お おおおおおおおれの おれ の おお おれの
[かり かり かりかりかりかりかりかり ――がり。 鎖骨の上あたりを深く抉った爪は、外に出て初めて赤く染まり そのあたりに多い幾つものしみが、 その原因が、また一つ*増えることとなった*]
(60) 2014/03/24(Mon) 01時半頃
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きゃっ…………
[悲鳴に小さな悲鳴が重なる。]
や、やだ、ちょっと、なにしてるのよ。 やめなさい、やめなさいよ!! ちょっと、ねえ、どうしたの…………!!
[自傷行為をする人を見たこともない彼女はエルゴットの変わりように、 一度怯えたように身体を震わせるが、 次第に赤いものが見え始めると、あわてて其の手を抑えようと、 身軽に座席を飛び移って助手席のところにまで行く。 染まる、指先はおどろおどろしくて彼女の父がみていた、 スプラッターの映画みたいと思い出してぞっとする。]
ねえ、ここは、車の中よ? ねえ、やめようよ、痛いよ?ねぇ?
[そろと伸ばした手はまだ赤に染まり切らぬ手首へと伸びて。 非力な彼女の力では止める抑止力には*ならない、だろうか?*]
(61) 2014/03/24(Mon) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 13時頃
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[大きく伸びをして、運転の疲れは多少は癒えたか。 給油作業をしてくれるらしいケヴィンに封筒ごと渡し。 自分はふらりと歩き出す。
ロビンに貰った薬のおかげで今は気分がよい。 通信機越しに聞こえた不快な言葉は、忘れよう。]
You need to confess I will deliver You know I'm a forgiver
[だから歌を口ずさみながら歩いて。 どこかぼんやりと立っているロビンへと近づいた。]
(62) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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ね、さっきの薬のお礼。 まだあげてなかったよなぁ?
[ちょい、と自らの髪の毛を引っ張ってにこりと笑いかける。 呆然としているらしきロビンの様子に気づいてゆるりと首を傾げ。]
…寒いの?
[まるで口癖のように寒いと何時も口にしているから、そう聞いてみた。]
(63) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 21時頃
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― ガソリンスタンド ―
[ジリジリ…曇った電球の中でフィラメントが白熱する。車内には戻らずに給油機の傍に立ち、ぼやけた光に誘われ群れ、翅を焼かれる虫を眺めていた。背を向けた車中から燃え聞こえる会話や物音から、様子は想像出来るものの、直視はしない。]
……悪戯にしちゃ…、
[ふと見つけた監視カメラ。 尖った鉛筆の先に破かれ切られた配線を見るに、正常な動作は見込めないだろう。…鉛筆の持ち主と言えば、と辺りを見回しオスカーの姿を探してみる。
その途中で、ロビンとイアンの影も見えたかもしれないが、何せ辺りは暗く、よくは見えなかった。]
(64) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[歌が聴こえる。]
(65) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[夜の砂漠は寒い。 砂は凍り軽く埋もれる足から熱を奪い去る。 普段なら沈みそうで、 沈まないよう歩くしかないけれど 今は、沈むことはなく佇んでいた。 車へどう帰ろうか途方にもくれてもいた。]
え…………あ、うん。 運転……する、みたいだったから
[砂丘の上の車から こともなく薬を欲しがる姿は今ここに。 彼は砂漠の罰は受けていないのだと思いながら ついで尋ねられた音にこくり、と頷く。]
うん…………夜の、砂漠だから。 …………それが、僕の、罰……
[だから、自分から火にあたったりはしない。 それを、赦されてはいないから。]
(66) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[くるり、と引き返すように身をひねればふらふらとそのあたりを見て回る。そこに賑やかさというものは存在しない。金の原も緑の草もまだら。人ひとりいないのだ。
――金がないならなぜ奪わないのか。
疑問で仕方がない。自分と、"歌い手"だけ追ってに追われないという立場であることはすっかり抜け落ちて。]
んん?
[遠くに。 自分達以外の見知らぬ動く影。確かサイモンを捕まえたって、言ってたっけ。右目をがひくり、と痙攣した。]
まあいいか。
[聞かれたときに答えれば。こちらに危害を加えるなら―― それだけ。]
(67) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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/*まさか監視カメラの件を拾われるとは...!! なんてすごい方なんだ...!!>>64
(-7) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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―。
[ふらり、何かと何かの話す声。知らせてやらなくもないな。と>>63>>66の方へ向かおうと方向転換すれば]
「……悪戯にしちゃ…、」
[後ろから声が聞こえた。頭痛がして右目がヒクついた。まあいいか。声をかけられるまで振り返らなくても。]
(68) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[砂漠の罰とやらは受けてはいない。 寒い時は寂しい時で、独りだから。 だから独りの時は温もりを欲して、近くに誰かいて欲しいと願うのだけど。]
…髪食ったら少しはあったまる…わけねぇよなぁ。 ぎゅってしようか?
[腕を広げてみせて。 でもどうせ目の前にいる彼が飛び込んで来る事はないのだろうが。]
なんで、砂漠の王様だっけか。 その人に怒られてんの?
[罰というからには何かをしたから受けているのだろう。 疑問にゆるりと首を傾げた。]
(69) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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/*人格障害で思い浮かんだのが二重人格ですが やりにくいですよねえ。他の参加者さん。 すいません。
(-8) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[皮肉が、大きく取られているとは知らずにふらふらとしていれば通信機から耳障りな音が聞こえてくる。]
『――..ジジッ...―だから..―に..ジッ..』
[ノイズの入り方からまだ遠くではあるのだろう。だが着実に迫っている。だが別段自分は知らせる気などない。]
(*5) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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だ だだだ だ だって おれ おおお おれの いえ
[かりかりと掻き続ける手は、簡単に少女の柔らかい手に包まれるも 骨ばった腕は、力だけは強く 腕を、頬を、首を、 かりかりかりかりと掻き続ける。 車の中、血と、何か人の身体から出る匂いが混ざり]
お れ ……か、かかかかか かえ、り たく、ない
[俯いて、顔を隠して 頬に流れた血が、目から流れるもので薄くなっていく]
(70) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[姿が見える範疇に在るなら、給油が終わればすぐに呼び戻せる。幸い、夜風も穏やかな静かな夜。声が何かに阻まれる事は無いだろう。
だから、ふらふらしているオスカーを見つけても、すぐに声はかけず。監視カメラの息を止めたらしき鉛筆を引き抜き回収するだけにしておいた。その動作を終えても、オスカーがまだ近くをふらついているようなら、]
要らないなら、俺が貰う。
[と。鉛筆を胸元へしまい込みながら。 こちらから話しかけたかもしれないが。]
(71) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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[広げられた手に素直に頷いてハグをする] [それは赦された者の特権。] [だから、僕は目を伏せて自嘲気味に笑う。]
…………なんで、かな。 もう、物心……ついたころ、からだし
[寒いのも、ゆがんだ世界も。]
でも、きっと何か、したんだと、思う………… そうじゃなきゃ……罰はないものね。
(72) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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いらない、ね。今はな。 "俺"には絵を書く趣味はない。
[胸元にしまい込む鉛筆をそっと目で追えば>>71薄く笑う。 ―顔は追っ手の影へ。頭痛がして右手で少し頭を押さえればフラフラとまた歩き出す。]
来てるぜ。
[そう呟いたが聞こえただろうか。主語も飛ばしたが伝わるかどうかはあまり気にしていない]
(73) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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[素直に来るとは思っていなかったから少しだけ驚いて肩が揺れて。 それでも言った通りにぎゅう、と抱き締めた。 少しは温まるといいのだが。]
ふーん…よく分かんないもんのせいで怒られてんのか。 それじゃどうしたら赦してもらえんのか分かんねぇなぁ…。
[抱き締めたついでに背中を撫でてやる。 自分がこうされたらどこか安心するのだけど。]
その、レティだっけ?その子に会う前に砂漠の王様だっけか、そいつに会って赦して貰った方がいいんじゃねぇの。
[それがどこにいるのかなんて知らない。 存在すら知らないのだから。]
(74) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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[ポケットの中の通信機から音が聴こえて、そっと通信を切ってしまう。 今は近くにロビンがいるから聴かれてしまう。
バレたくない、怖いから。 嫌われてまた独りになってしまうのが怖い。
彼はせっかく薬をくれるいい人で。 ほんの少しここのいる奴らの中では好意を抱いていたから。]
(*6) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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…頭の螺子でも外れたか? [ふらつき、頭を押さえるオスカーを眺め、彼へと向けて腕を伸ばそうとしたが。次いだ声に、首を捻る。何が来たのか…―と、彼の視線を追って夜闇を睨めた。給油機の周りが半端に明るい分、闇は余計に濃く見えて。]
何が来る?
[とは言え、他人との遭遇を楽しめるような陽気な旅ではない。給油口からノズルを引き抜き、滴るガソリンの臭いに眉を顰めた。]
(75) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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/* あ、しまった表現悪かったwww. */
(-9) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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[当然暖かい。 それを選択したのが自分で有ると知っている。 だから、砂漠はより冷えて、僕の中に 強く吹雪くのは。]
…………暖かい、のに、寒くなるね…… 僕自身が、選んじゃうと。
[薬を欲しがる姿の腕の中で ありがとう、小さく呟いて、そっとその胸を押す。]
…………罰を、受け続けたら………… 赦して、もらえないかな……
って。
…………どこにいるか、わからないんだ。 いつも、突然現れるから。 どうしたら、会える、かな?
(76) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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もともとネジどころか全部ブッ壊れてる。 ...。
[すん、と鼻を鳴らせばガソリン独特の臭いが漂って少し近くへ。もとい人を――その時点でまともな人間ではないのだろう。なにがどうなろうと関係はないが。 だがこの男にはなにか世話になった記憶があるような気がして。]
...。病院が頭イかれた奴でも野放しにすると思うか? 追っ手が...!!
[ずきり、嫌な汗がでて意識が遠ざかる。車に戻ってしまうのがよさそうだ。開かない右目をかばってふらふらと車へもどろうとおぼつかない足取りで戻った**]
(77) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[パパの手とは随分違う] [彼女は自分の手でエルゴットの手首をぎゅっと握りそう思う。 ただ、やはり華奢な手ではひっかくのまで止めることも 引き剥がすことも当然できなくて。 嗅ぎなれない匂いに、軽くえづきそうになり、 瞼の淵に、みるみる透明なものが溜まる。 エルゴットのそれが伝染するように。]
そ、そう、わかったわ。帰りたくないのね。 あなたは帰りたくないのね。 いいわ、帰りたくないなら、帰らなくても。
[とりあえず、目の前のエルゴットは大人に見えたから 親が心配して……ということもないだろうと 彼女は無理やり思いつ頷きを返す。]
ね?帰らなくていいから、傷つけるのやめよう?ね? あなたの御手てさんも、お肌さんも あなたも痛いでしょう?ね?ね?
(78) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[どうして泣いてしまうほど痛いみたいなのに引っ掻くのかしら?] [大人も痛いと泣いてしまうのね。] [ママはこういうときどうしていたかしら?] [彼女はそこまで考えると、片手をそっと伸ばして先ほど編み上げた髪を、いいこいいこ、とママがするように撫でる。]
(79) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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まったくだ。
[まさに「全部ブッ壊れてる」。彼も、彼らも、おそらくは俺も。口元を緩めて薄ら笑みを浮かべてオスカーに頷くも、続いた言葉にその表情は失せた。
どうしてこの夜に呑まれた視界で、オスカーが追ってを察知出来たのか…といった事を気にする余裕は緊張に覆われて途絶え。]
すぐに出発する。 オマエらも早く来い!
[頼りない足取りのオスカーの身体へ半ば抱えるように腕を回し、ロビンとイアンに声をかけてから車へ戻る。]
(80) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[身体は温もっても心は寒いらしい。 そんな事は分かるはずもなく。]
…そっか、ごめんなぁ役に立たなくて。
[胸を押されれば素直に身体を離す。 急に触れた空気が冷える様で少しだけ寂しさを感じた。]
だって、会えないと赦されたかどうかも分かんなくね? …って、どこにいるかも分かんねぇのに時々は会えるのか。 どーしたらいいんだろうなぁ、それ。
[自分も禁断症状に陥った時、変な幻覚を視る事がある。 きっとそういったものなのだろうと朧げに考えて。]
(81) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[ふと、オスカーの声>>77が聞こえた。 距離があるからはっきりとは聞こえなかったけど、でも確かに。]
…追手が、来る?
[一度振り向いてオスカーの方へと視線を投げ。 それからロビンへと向き直り。]
戻った方がよさそうだな。 まだ、大丈夫そうだけど。
[無人のガソリンスタンドだ。 追手が近づけばすぐに分かるだろう。 今の処近くに人気は感じないし、道の方へと視線を飛ばし目を凝らしても車の影はまだ見えない。]
(82) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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/* でめてる やさしい やさいい かわいい
(-10) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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/* やさいいってなんだよやさいかよ
(-11) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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/* やばいねむい
(-12) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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い いいいいいい いい いい、の 俺 だ だだだって
いちゃ、だめ、って
[デメテルの手の中で、男の腕が細かく震えた。 爪に入り込んだ血がデメテルの頬に飛び いっそ不気味なくらい澄み切った瞳が、 ぽろぽろ零れる涙の向こうで、優しい少女を見上げた]
あ あああ あた、ま ………撫で ……ぅ あ
[小さくなる声とともに、全身からも力が抜けていく]
(83) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[ごめんと言われて、僕は首を横に振る。]
会えるというか…………声?ううん……なんだろう ごめん、わけ、かわらないよね………… ただ、赦されていないことを、すると 聞こえて、くる、のは確か
[だから、ご飯を食べないし、薬も飲まない。 今は自分で選んでしまったから …………ああ、砂漠が深くなる。]
あ…………おって? …………これも、赦されない、こと…………? えっと、うん、戻る
[機械じかけの?砂漠の?追っ手? レティにあいにいくことも赦されないのだろうか? 頷いて、歩き出しはしたけれど 車はいっこうに近くならなくて。]
(84) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[彼は、車へ向かおうとしているようだが 足取りはまるで深酔いしたようにふらついて まっすぐ歩くことはできず 時折明後日な方向へも歩き 一行に車には近づけない。]
(85) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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― 車中へ戻って ―
[エルゴットの血と少女の反応を一瞥し。 微かに表情を曇らせたが。
まずは具合の悪そうなオスカーを、座席に座らせてやる事を優先する。押さえていた頭が痛むのだろうかと、オスカーの頭を掌で軽く撫で、水のペットボトルを持たせる。]
……それ以上はブッ壊れるな。
[一度は得た鉛筆もオスカーの手に返してやる。絵はもちろん、文字さえろくに書かない俺には必要が無いものだ。]
(86) 2014/03/24(Mon) 23時頃
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[彼女頬に生暖かいものが飛来した感触に、それが何か今は考えないようにした。思い至ったら悲鳴をあげてしまいそうだから。]
よくない、良くないよ………… いちゃだめなんて、そんないじわるなことを言ったのはだぁれ? そんなこと言う意地悪な人、 私がめって怒ってあげるから。 だから、ね…………?
[これで、はす向かいのズリエルさんみたいに怖い人だったらどうしよう? でも、言っちゃったものしょうがないわ。と 彼女は内心、言った人が怖くないといいと思いつつも じっと、強くエルゴっとの瞳を見つめ返して。]
…………ママ直伝なのよ? どう、髪をいじるより落ち着くでしょう?
[さすがママだわ] [力が抜けているらしく、彼女はそのすきに エルゴットの手を彼の身体から引き剥がそうと試みながら もう片手は、まだよしよしと頭を撫でて。]
(87) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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/* 斜向かいにズリエル住んでたら、 ちょっとトラウマなるわ……こわいわ…… その家住みてえ……
(-13) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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ふーん、今は聞こえないの? じゃあさ、今度わざと赦されない事ってのやって出てきてもらって赦してって言ってみたらどうかなぁ。
[これでも真面目に考えて言っているのだが。 赦されない事をして、赦しを乞うのはなんだか間違えている気がした。]
まー逃げ出した事は赦されない事だろうなぁ。 行こう、あいつが怒鳴ってるし。
[あいつ、とケヴィンを顎で指して。 連れ立って車に戻ろうとして、しかしふらふらとした足取りのロビンは気が付けば隣にいなくて。 足を止めて彼を見つめ。]
…どした? 腹でも減ってんの? 手、貸すよ。
[手を差し出して。 掴めばそのまま引いて車まで連れて行くつもりで。]
(88) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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……マ ま まま、 ママ、が
[ママは、こんな優しい手をしていなかった。 ママは、ママは
どんな、顔をしていたっけ]
ぁ う ………う
[手はだらりと垂れ下がり そのまま最後の砦である前髪へと伸びる。 扉が開き、増える重量に車体が揺れる。 ふらついた手。 尖った爪が、彼女を傷つけたかもしれず]
あ ああああ あ、 ああ あ り ……ぅう
[今は必死に、言葉を紡ごうと、肩を揺らして息をする]
(89) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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[赦されない]
………………っ
[赦されないことをして赦しをこう。] [その発想の一端赦されないことは、今実行された。 そう、今の状況が”赦されないこと”とわかったから。]
ぁ…………
[差し出された手を握りはし 引かれるままについて行くことはできたが 体はひどく重く、ついて行くだけで精一杯で。]
(赦されようというのか?) (なんと、なんと虫のいいことを)(赦されないものが、赦されザルをして)(赦されようなどとは虫のいい)
[小さなうめき声だけをこぼして、 僕の顔はきっと青ざめていただろう 恐怖に凍りついた表情で。]
(90) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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[手を引いてはいても足取りは重く、呻き声が聞こえる。 まるで禁断症状に陥った時の自分と同じようだ。
ふと、脚を止めて彼の顔を覗き込む。 青褪めて表情はどこか怯えているような、そんな感じに見えた。]
…捕まっちゃうよ、さっきの誰だっけ…名前忘れたヤツみたいに。 レティを探すんだろ?
[急ごうと促してはみても。 彼が捕まってしまえば、そしたら元の場所に戻るはずで。 自分もすぐにあそこに戻るから。 そしたら寂しくない事に気づいてしまった。]
(91) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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[離れる前にオスカーの頭をもう一度だけ撫でてから、運転席へと戻ろうと一度車外へ。未だ静寂を保ったままの車道を睨むように見据えて。一度、深く呼吸をした。辺りには仄かにガソリン臭さが漂っていて、爽やかな心地にはなれそうも無かったが。]
………オスカーは、何で知ったんだ、
[もしかすると、追手が来ると言うのは誤った情報で…と楽観視しかけたが。首を横に振り、警戒と緊張を取り戻しつつ運転席へと乗り込んだ。]
(92) 2014/03/24(Mon) 23時半頃
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…………っ
[3軒隣のトニーくんが子供の頃、泣き出すと暴れてたよね。 そういうことかしら、大人も泣くと暴れるの?] [正直怖い] [首筋に鋭い痛みが走り彼女は力の差があるものの暴力という 今までにない恐怖の前で身体を震わせるも エルゴットが泣いているのもあって、どうすればいいかわからず。]
だ、だいじょう、ぶよ、ね…………うん
[自分自身に言い聞かせるように。これ以上暴れ出したりしないように さっきまで撫でていた手で、手を押さえていたてを伸ばして エルゴットの頭を抱え込こもうと。]
だいじょうぶ、だいじょうぶ…………、な、なにも、こわく、ないん、だか、ら、ね…………
[彼女自身声もても震え始めていたが エルゴットの震える声を聞きながら、彼女も懸命に声を出して。]
(93) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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う…………ん ……おね、がい……つれ、てって…………
[そう、レティに会いたい。] [燕も蝿も、僕を赦さないのを知っても 僕を赦してくれたレティに。] [その言葉だけを頼りに、僕は握っているはずの手を さらに強く握って。 彼の内心を知るよしがないまま] [身の程も知らずに願う。 レティのところへ……]
僕を…………赦して、くれる、ところへ…………
[そう言って一歩、何とか重い足を踏み出す。 寒くて、歯の根が震えてカチカチと言っている。 寒い、けど…………]
(94) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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…後ろへ行ってろ。
[助手席に二人揃って置いておくのは危ないだろうと、エルゴットをあやすデメテルの腰だか背中だかを軽く叩いて移動を促す。エルゴットも連れて行けと視線で訴えるが、デメテルにそれが伝わるかは知らん。]
夜が明けたら、薬を買ってやる。 [細く白い少女の首が傷付いているのを見つけると、また少し表情を曇らせながら。彼らがどうするのかは、最終的には二人に任せ。
俺は片手でハンドルを握り座席に深く持たれて。 もう一方の手で胸元を撫でる。 ハーモニカに触れると、緊張が少し緩和した。]
………
[薄く開閉する唇は、声無く何かを呟いた。]
(95) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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う、うしろ…………
[レディーの腰に触れるなんてと怒りたい気持ちも湧き上がらず 頷きたいけれど、大の大人を引きずって運ぶには彼女は小さすぎて。]
あ、え?薬…………? ね、ねえ、このこ、大丈夫?なの? この子こそ薬とか…………
[と尋ねつつ、エルゴットに「後ろだって」と囁く。 まだ、先ほどの恐怖が残っていて、声は震えていた。]
(96) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[気づいてしまったけど、もう少しだけ。 そうもう少しだけレティを探すのを手伝おう。 だってまだ、薬のお礼の髪の毛もあげてない。]
ん、行こう。
[震えていて可哀想だ。 でも暖めてあげる事は出来なかったから。 だから気にしない振りをしてそのまま手を引いて車まで戻ってくる。]
[車に戻ってこれば抱き合って泣いているエルゴットと、少女。 なんだろうこの修羅場、よく分からないが気にしない。
ケヴィンへと視線を向け。]
俺、少し休みたい。寝てないし。
[運転する気はないと伝えてさっさと空いた席へと座り込む。 そしてポケットを軽く叩いて通信機のスイッチを入れた。]
(97) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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だ だだだい じょ ……う、ん
[促されれば、後ろへ向かう。 外に出ることは頭に浮かばないから。 少女よりは随分と大きい図体で、座席の上をなんとか乗り越え後部座席へ。 外は暗い。 星は、今は見えなくて、窓の開け方も忘れてしまった]
だいじ じょ ぶ、だから
[右手はいまだ震え、それを左手で抑え込みながら。 開かない窓にはりつく。 星を探して、朝日を、*探して*]
(98) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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/* 赦しては愛しての言い換え。
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(-15) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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知らん。 コイツも頭の螺子が無いんだろう。
オマエのを分けてやれ。
[滅茶苦茶な事を言っているとは思うものの、美しい髪と垢抜けた肌の少女は、欠けたものを持っているような気がしたから。俺は無茶苦茶な頼みを最後まで声に乗せた。]
寝る前にもう一仕事だ。 手伝ってやってくれ。
[さて調度良く戻ってきた力仕事をこなせそうなイアン。デメテルとエルゴットを後部座席へ移動させるように頼んでみた。]
2014/03/25(Tue) 00時頃
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知らん。 コイツも頭の螺子が無いんだろう。
オマエのを分けてやれ。
[滅茶苦茶な事を言っているとは思うものの、美しい髪と垢抜けた肌の少女は、欠けたものを持っているような気がしたから。俺は無茶苦茶な頼みを最後まで声に乗せた。
大人しく後ろへ向かうエルゴットはまだ震えている。彼の手や顔には涙や血の名残りもあるだろうか。向けた視線を逸らせ、イアンたちが車へ戻ったのを確認すると、キーを回した。
エンジンがかかり、 車体はまた微かに振動する。 出発だ。]
(99) 2014/03/25(Tue) 00時頃
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[繋いだ手だけを頼りに、砂漠に飲み込まれそうなのを なんとか車まで行き着いて。 地表への道しるべの手を ただ強く握るしかできないまま。
その手が解ければ、 僕はほどけたてをしばらく見つめた後 車の中なのに、砂漠な世界で 小さく、できるだけ熱が逃げぬよう小さく丸まる
砂漠の世界に血の匂いがした。 それがどうしてなのかはわからないまま。]
(100) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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[エルゴットが自分で動ける様子に彼女は安堵の息を吐く。 彼女も放置することもできなくて、その姿にくっついて 身軽に助手席から後部座席まで跳ねて移動して。]
うん…………大丈夫…………うん こわいこと、は何もないわ。だいじょうぶ…………
[窓に張り付いたエルゴットを恐る恐るその頭を撫でて。]
…………私も、この子も人間よ…… ネジとか、そもそもついてないわ
[頭のネジという比喩表現がわからない彼女は ケヴィンの言葉に、何を言っているのと小さく膨れる ただ、それは少しだけ恐怖が薄れる瞬間で。]
…………怖がって、ごめんね。
[窓に張り付いた姿に、そうとも小さく呟いた。]
(101) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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[車の中で小さく丸まる姿はとても寒そうで可哀想だ。 何も出来ないからちらりと見て、すぐに視線を逸らしたけれど。
何やら謝っている少女が健気に見えて。 もし、赦してやれるとしたらきっとこんな少女なのだろうと思って。 レティとやらの姿もきっとそれに近いモノなんだろうと勝手な想像を膨らませる。]
…ちと寝るわ、おやすみ。
[目を閉じれば車の振動が心地よく身体に響いて。 そのまますやりと寝息をたてはじめた**]
(102) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2014/03/25(Tue) 00時半頃
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次は、走れるところまで走る。 追われてるなら、逃げなくちゃな。
[車中に陰気な面構えが揃ったら、アクセルを踏み込んだ。
静かに走り出した車のバックミラーに、予言通り…と言った具合に追跡者の影が忍び寄る様が見えたりはするんだろうか。現実には明瞭な危機が見えずとも、確かにヒタヒタと悪い気配が差し迫っているような心地に、妄想を見そうだ。
だから後方を気にしつつ、走る。]
螺子を巻けば正常に動くような、 機械なら楽だった。
俺も…オマエらも、不運だな。 不運にも、人間だ。 ふ っ…は、ハ
[少女の無知と無垢に思わず小さく笑う。 声を出して笑うのはどのくらいぶりだろう。
―…なあ、 。]
(103) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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[深夜の砂漠は寒い] [幾つもの音が重なり響き渡る けれど、僕はそれに意味を見出せなくなり始めて。]
…………赦して……許して
[ただ、先ほど提案されたそれを 何度も何度も小さく呟いた。 それは、響く音にかき消されながらも*]
(104) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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[逃げるとか、どうとか、不穏なやりとりに軽く眉を顰めるが。 そんなこともう、今更かと、彼女は思いながら 頬や手や、服についたエルゴットの血を見て嘆息一つ。]
何よ…………何がおかしいのよ…… 不運じゃないわ、幸運よ? だって機械はなにも自由にできないのよ。 私もこの子も……あなただって、自由にできるはずよ?
まぁ、今の私は自由に動けないけど…………
[と、笑うケヴィンを避難するように声を上げる。 続いた言葉は皮肉を言おうか迷って着いた言葉。]
(105) 2014/03/25(Tue) 00時半頃
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デメテルは、ロビンの辛気臭さにちゃぶ台をひっくり返したい気持ちを抑えている。
2014/03/25(Tue) 01時頃
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……貸してやる。
[何やら後ろでボソボソ呟き続けるロビンに、胸元から壊れたハーモニカを取り出して投げて渡す。歌が好きな子供を探すなら、音を出せば良いかと思って。口を塞いでしまえば、赦しを乞う痛ましく感じる声もなくなるとも思って。
そんな説明はしないまま。]
………自由か。
[次は息を吐く程度の控えめな笑いを零してデメテルに応えて。彼女の持論を肯定も否定もせず、浅く顎を引くばかりで。
あとはもう押し黙って運転に集中する。 次に辿り着く場所は、美しいと良いと願いつつ。**]
(106) 2014/03/25(Tue) 01時頃
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