
28 わかば荘の奇々怪々な非日常
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
きみは自らの正体を知った。さあ、村人なら敵である人狼を退治しよう。人狼なら……狡猾に振る舞って人間たちを確実に仕留めていくのだ。
どうやらこの中には、村人が1人、共鳴者が10人、首無騎士が1人いるようだ。
|
皆さまお集まりありがとうございます。えー、ごほん。 この催し物、しっかりと楽しんでくださいませ。
…何があっても、文句は言いませんよう、ご了承くださいませ。
(0) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
―― 亡霊と三毛猫 ――
のそりのそり…三毛猫は歩き出す。
女の亡霊を伴って。
君を見つめるふてぶてしい目に重なる、恨みの色。
君の意識の空隙に、猫はそっと忍び寄り、
声なき声で、君に語りかける。
(#0) 2013/09/03(Tue) 01時頃
「あなたの いちばん たいせつな もの
あなたが いちばん なくしたくない もの
わたしは それを ……
こ わ し た い 」
(#1) 2013/09/03(Tue) 01時頃
空気の震えを伴わない声は、耳を塞いでも消えることがない。
底冷えのするような、不安を煽り立てる声。
君が大切にしているものを暴き出そうと、心の底を掻き回す。
「ねえ おしえて
あなたは なにが だいじ?」
三毛猫はふらりと君の前に現れて、
鈍い金色の眸でじっと君を見つめると
*またふらりと消えていく*
(#2) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
/* 亡霊がこわいこといってるんですけどおおおおおおおお!!
(-0) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
ん。
[一文字にした唇。 宙に、綺麗に半円を描く銀色の鍵に、目を奪われて ただでさえ落ち着かない視線は、右に左に上に。そして新居>>0:409に。]
ご、ご飯………
[途端に―――…朝御飯さえ口にしていないことに気付いて。 大人気なく鳴りそうなお腹を押さえて、白栖>>0:415を見た。 フエラムネの余波がまだ及んでいるようで、震えている肩に、 私はまた笑ってしまう。
差し出したラムネの硝子瓶は、水色、黄色、きらきら夏色。]
(1) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
/* 思ったよりホラーだった!!!!!!!
(-1) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
― 街中 ―
[自宅の方面に向かっててくてく歩いていると、メールの着信音が鳴った。>>1:68 ケータイをぱかっと開き、本文を見て顔をぱあっと輝かせる。そしてぽちぽち返信。]
『TO:宝生さん
本文:うん、今から行きます!』
[メールを送信すると、ケータイをバッグのポケットの中にしまって]
へへ…。 ミルクとかごはんとか、買っていこうかな?
[わかば荘へと向かういくつかの道順の中から、途中ににスーパーのある道を選んで少し足早に歩き出した。]
(@0) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
[宝生に声を掛けられた日>>1:70の事を思い出す。 最初は、少しびっくりした。張りのある、大人の男の人の声。父親のよりも、若さに満ち溢れた。でも、怒られるわけじゃないってわかって、
…うん。でも、おかあさんにダメって言われちゃったんだ。 ねえ、この猫、誰か拾ってくれるかな? 誰も拾ってくれなかったら、こいつ、ずっとこのままかな?
そう言ってそのお兄さんの顔を見上げたら、飼うって言ってくれたから。 宝生さんはちょっと言葉づかいがぶっきらぼうだけど、すごく優しい人なんだ。**]
(@1) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
/* ( ゚д゚)ハッ! はじまってた!!!
(-2) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 01時頃
|
―あの時の会話>>0:354―
[見えるのか、という問いに、新居の真意を計りかね。 どうとでも取れるように答えたものの、それは正直に答えたと変わらなかったらしい。 矢継ぎ早に重ねられる言葉。新居の笑みとは対照的に、次第に眉は、微かにだが寄せられて]
害がなくとも。越えてはならぬ境目はある。
[声を荒げはしない。ただ淡々と。 少し、目を閉じて。数度瞬いてから、微かな笑みを口許に刷く]
……ただ、「彼」が聞いたら、喜ぶとは思います。
[それが良くないのだとわかってはいるし、 立場上、安易に容認もできないのだが。 信綱の無邪気な笑顔が浮かんで仕方なかったので]
(2) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
[ 福原君の反応を伺いつつ、茶の味を堪能する。繊細な心はどこへやら、修羅場の間でも美味しい飯が食べられるくらいには逞しく育ってしまった。嗚呼今日も茶が美味い。私天才ではなかろうか。]
人望と人脈があれば、助教授などで燻ってはいないよ。 けれどまあ、私にはこの生き方が性に合っているようだから。
[ ずず、と音を立てて飲むのは日本だけの習慣らしい。外国に行けば麺も啜れないと聞いて、教授に海外出張を押し付けたのは何ヶ月前のことだったか。植頭さん>>0:419の声に、湯気で曇った眼鏡越しに視線を向ける。]
いや、他に誰かが来る予定はないが。 さすがにこれ以上増えては、この部屋の床が抜けてしまうよ。
[ 下は確か新居君の部屋だったか。彼ならある程度のことなら笑って済ませてくれそうな気がするが、さすがに天井が降ってきたとあってはそれだけでは済まないだろうか。嗚呼、そう言えば先程着物に興味のあるようなことを言っていたから、私には派手になってしまったものを譲るのはどうだろう。時間がある時にでも、彼の部屋を訪れてみよう。 不思議そうな植頭さんに倣うように首を傾げながら、私は思いを馳せた。]
(3) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
/* メモ >>0:@36
(-3) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
/* ていうかですよ。 男の娘もういるよどうしようwwwwwwwwwwwwww
どう軌道修正しようwwwwwwwwwww
(-4) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 01時頃
|
[貰ってくれる。
そう言ってくれたから、硝子瓶は白栖の手に。]
う、うん、あたしもよく、転んじゃうんだけど。 でも、絆創膏があるし、 ……だ、大丈夫。
[絆創膏があるから転んでも平気――― その理屈は違うんじゃないかと、口にしている間に気付いたらしい。 私の声はどんどん、尻窄みになって。
それから聞いた"大丈夫"に頷いて、先程彼女にされたように モノトーンの服の裾辺りを、摘まもうと手を伸ばすのです。 ご飯のお誘いに、一緒にって、上手く声には出来なかった。]
う、ううう………
[封じられた有難うに、むぐむぐ、唇が波打った**]
(4) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
……おいでませ?
[無理強いをする意図はないが、微かな呟き>>1が聞こえれば疑問符付きで招き入れる。]
男の部屋が嫌だって言うなら、まあ無理にとは言わないけど。 そうでないなら、あまり気にせずいらっしゃいな。
[それにしても、年頃の女の子の笑顔は愛らしい。 下心の入る余地もなく、それは微笑ましさとして映った。 白栖も来るようなら、歓迎するつもり。]
(5) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
/* >>2 男ね!! 男なのね!!!
(-5) 2013/09/03(Tue) 01時頃
|
|
/* 確かにねこねこしている。 しかし僕のネコは、最初から出す予定だったんだ……! いちねこさんにもNPC出して良いか聞いてるもん!
ネコが本体か、病沢さんが本体か分からないように、ぐらいの感じで、とっつきにくいと思ったそこの貴方は正解です。 病沢さんは基本的に、他者と絡む仕様ではないのです!!
(-6) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
/* >>1 ポイント足りなくて 「右を見て左を見て上を見て新居を見た」 を削ってきのうのラス発言だったので 立花さんのこれにめだまでた
(-7) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
/* ご飯の御誘い、迷う。 白栖さんとあんまり喋れてないので行きたいけれど、超多角。
(-8) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
/* 新居君のご飯食べたい
(-9) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[珈琲が何より好きだが、こうやぅて人様から いただくものに好き嫌いは言ってはいけない。 それに初見の淹れるお茶は程良い苦さがあり、 その深い苦さは珈琲に通じるものがあって好きだった]
燻っているのですか? それなら私の方が燻っていますよ。 初見さんはよい職業に出会えたと思っていますよ。
[音を立てても風情を感じるのは 着物と茶の組み合わせだからだろう。 私も相伴にと座り直すが、また首を傾げる]
………そうですか? 確かに人数が増えたら床が怖いですが。 3人しかいないのですから、 もう1人位増えても大丈夫でしょう?
(6) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
るみちゃんから返答がきてからおちゃずずっとして出ていくよてい
(-10) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
― 103号室前 ―
膝、傷だらけになっちゃうよ?
[「絆創膏があるから」と尻窄みに言う立花>>4に、 またふふ、と笑って。
元気な膝小僧も可愛いけれど、 やはり傷は、無い方がいいから。]
(7) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[服の裾を掴まれて>>4、首を傾げて。
そういえば、 新居の誘い>>0:409に反応していたなぁと。
食事の心配してくれているのか、 一緒にご飯をと思ってくれているのかまでは分からなかったけれど、]
あの……! 新居さん、あたしも……いい、ですか?
[自分からこういった事を言い出すのは初めてだから、 立花みたいに尻窄みになってしまったけれど、 新居には届いていただろうか。]
(8) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
―廊下―
[宝生と病沢の、物言いたげな視線は気付かぬ振りを決め込む。証拠物件は既に胃の中だ。 しかし口を一文字に引き結んだ立花にまで見られていたと知ったなら、同様の対応を取れたかどうか。 全ては仮定の話。誰にもわからぬことである]
ご飯、ですか。
[新居から一同への誘いに、頷くような仕草を見せかけるが。 ハッと視線を窓の外へ向けると、剣呑に目を細める]
……少々、野暮用がありまして。 それが済んだら、お邪魔してもよろしいでしょうか。
[視線はある一点から逸らさずに。 これだからこういう坩堝は困る。見えなかったはずの人々が見えてしまったり聞こえてしまったり。それがますますいろいろなものを呼びよせる]
それでは、僕はこれで。
[目礼ひとつ残して、やや足早に、玄関から外へと出ていった**]
(9) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
レティーシャは、マドカのむぐむぐ動く唇>>4に、くすくすと笑った。
2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
[「その時」、墓地の清掃を終えたフランクは、丘を下って少し歩いた所にある、わかば荘よりも小さな賃貸アパートの一室にいた。
朝から晩まで管理人が同居していては住人も気が休まらぬだろうと、あえてフランクはわかば荘の外にねぐらを構えている。 今も、残暑の蒸し暑さのせいで汗をかいた服を着替えに、一旦自宅へと戻って来ていた。]
(10) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
パパにも撫でられた事ないの。
[(>>0:411)結った髪の毛先を弄りながら。
植頭があまりにも頭を下げるから。 不機嫌そうに眉を寄せたまま、 頭を掻く様子を見つめて言い訳ひとつ。
(>>0:@40)間近に聞こえる青年の声。 やはり姿は見えないまま。目を瞬かせて。 誰か居るのかと身を乗り出せば、 上下する睫毛が国谷の透明な頬に触れそうに。
それでも気付かないのだから きっと声は気のせい。そう思うことに。]
………紅くない。紅くない。
[小声で呟いて、驚きに緩んだ顔を引き締める。]
2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
ジャニスは、立ち去り際、片手で己の爪先に触れ、何かを上着のポケットへ**
2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
……いきなりはダメ。 パパにも撫でられた事ないの。
[(>>0:411)結った髪の毛先を弄りながら。
植頭があまりにも頭を下げるから。 不機嫌そうに眉を寄せたまま、 頭を掻く様子を見つめて言い訳ひとつ。
(>>0:@40)間近に聞こえる青年の声。 やはり姿は見えないまま。目を瞬かせて。 誰か居るのかと身を乗り出せば、 上下する睫毛が国谷の透明な頬に触れそうに。
それでも気付かないのだから きっと声は気のせい。そう思うことに。]
………紅くない。紅くない。
[小声で呟いて、驚きに緩んだ顔を引き締める。]
(11) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[初見のふるまってくれるお茶を貰うのはその後。
(>>0:413)『Hamlet』に纏わる話。 膝に抱える本の表紙へ視線を落として。 少し悩んだ後に、薄く唇を開く。]
オフィーリアが好きなの。 とても好きな絵があって。
それがこの物語の一場面だと聞いて、 ずっと読みたくなかったんだけど。 そろそろ…良いかしらって。
[4つ目の湯呑みにはもちろん不思議を感じる。 けれど視線は本の表紙と初見の顔を行ったり来たり。]
(12) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[シャワーを浴びて汗を流し、さして代わり映えのしないTシャツに着替え、何かのおまけでついて来たカップにインスタントコーヒーを淹れてニュースを見ていた時──奇妙な寒気を覚えて、フランクは振り返った。
アパートの窓からは、小高くなった丘と、そこに建つ緑屋根の建物が見える。
「彼女」が愛したわかば荘。 その建物を、奇妙な黒っぽい靄が覆っていた。]
2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[>>0:412 源蔵に差し出された湯のみを手に取り息を吹きかけて冷ましておく]
ふぅん、熱いものがすぐに飲めなくても……くっ……
[国谷は猫舌だった――。
>>0:403 202号室に入ってきた植頭に気づくと手を振るが気づかれない様子。 きっと瑠美に気を引かれたのだろう。
>>6 植頭の言葉に頭をあげ、部屋を見回せば"客は3人"]
確かにこれ以上客人が増えたら抜けそうだな
[くすりと笑みを浮かべ、また湯のみに息を吹きかけた]
(@2) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[ 緑茶の苦味は人生のほろ苦さによく似ている。元来上昇志向の薄い私はこれ以上昇進する心算がないのだが、狸爺もとい、教授に色々と言われる年になってきた。植頭さん>>6の言葉に擽ったさを覚えるのは、素直に相手を褒めることの出来る姿から学生のような若々しさを感じるからだろうか。私とそう変わらない年だと記憶していたが、見習わなければならない。]
ええ、まあ。 自分にあった仕事についているとは思いますが。
[ もしこの仕事がなかったら、どんな仕事についていただろう。考えてみても、他の私が思い浮かばない。そうならばきっとこれが定められた職なのだろうと結論付けている。]
おや、植頭さんはご自身を数えておられないのかな? 植頭さん、福原君、国谷君、そして私。 全部で四人ですよ。
[ おじさん二人が首を傾げ合う光景はいかがなものか。一人一人を掌で指し示して、冷えた空気に当たることで曇りのとれた眼鏡越しに植頭さんを見つめる。先程は若いと感じたが、彼もまた年相応の老いに記憶を攫われたのだろうか。]
(13) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[シャワーを浴びて汗を流し、さして代わり映えのしないTシャツに着替え、何かのおまけでついて来たカップにインスタントコーヒーを淹れてニュースを見ていた時──奇妙な寒気を覚えて、フランクは振り返った。
アパートの窓からは、小高くなった丘と、そこに建つ緑屋根の建物が見える。
「彼女」が愛したわかば荘。 その建物を、奇妙な影が覆っていた。]
(14) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
そうだね。急に触られたら誰でも驚くよね。 私が軽率だった。 お詫びに何か欲しいもの。そんなに高いのは無理だけど。 お菓子でも本でも気になったものがあったら プレゼントしましょう。
[やはり不機嫌そうな福原>>11に、 何度目になるか判らないが頭を下げた。 子供はいないけれど、娘がいるとしたら父親はこんな 感じだろうかと苦笑しつつ茶を啜った]
あぁ、初見さんのお茶は美味しいですね。 この深みがいいです。
[味に満足した微笑みが、初見の言葉>>13で不思議そうなものに]
えっと……初見さん…申し訳ないのですが。
[同じ様に湯呑を数え]
(15) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[>>11 瑠美が身を乗り出してくればその睫毛が頬に擦り少しばかりくすぐったい。 最近の女子はこんなにもオープンなのだろうかと首を傾げれば、生温かい風がそよぐ。 風は空調の冷気と混ざり合い、妙な温度になっていた]
紅いけれど、紅くない。 そう言うことにしておこうか?
[小言で呟く瑠美に悪戯気の強い笑みを向けると、その頭を撫でようと手をのばした。 触れる事が出来れば、やはり空気の壁に触れられているように感じるだろう]
(@3) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
国谷さんってどなたですか? この部屋には初見さんと福原さんと私の3人しかおりませんよ?
[一生懸命頭を捻ってみるが、台本が浮かばない]
もしかして、何かの本の題材と引っかけてますか? だとしたら私の不勉強です。
(16) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[やれやれ──と、飲みかけのコーヒーカップを流しに置いて、よれたネルシャツを肩に引っ掛け、自宅を出る。 駐輪場に停めてあったスクーターに跨り、わかば荘のある丘までの道を、安全運転で飛ばす。
墓地の隣に至った時、風が吹いた。]
……───
[わかば荘に棲み着いた生霊が発生させるものとは違う、冷気を伴った風。 片眉を顰めて、残りの距離を急いだ。]
(17) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
/* もどってこーい、俺の設定!!
(-11) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
|
|
[ 福原君>>11が突然触られるのが苦手である、という事柄はすぐに私の頭に記録された。嫌がることをするような嫌な大人になるなとは、私の崇拝した先生の言だ。 彼女の声>>12はオフィーリアが生涯を終えた小川のように澄んで、私の耳へと届く。絵画は専門外だが美術館は好きだ。論文に行き詰った時などはよく足を運ぶものだ。文学も絵画も、作者の魂が込められている点はよく似ている。結晶が集められた空間は、とても濃い空気の匂いがした。]
オフィーリア……見たことがあるよ。 私が見たのはええと、ミレイ、だったかな。 手に握られた花がとても鮮やかだった。
[ 遠い記憶を呼び起こすように目を細めて、嗚呼、鮮やかだったのは初恋のあの人と共に見たからかと腑に落ちる。あれから何十年と経つのに未だ想いを抱き続けている私は何と滑稽なことか。小さく笑って、福原君を見つめ返した。]
(18) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
好きな絵なのに読みたくなかったのかい? 嗚呼、彼女の末路はいいものではないけれど、私たちが読むことで成仏するのだと、そう思っているよ。
……私の、勝手な感想ではあるがね。
[ そろそろ、という言葉に興味は惹かれるが、私が立ち入っていいものか逡巡する。本から作者を読み取るように、瞳を覗いて福原君の考えが見えやしないかと、私は眼鏡の奥で瞼を動かすのだった。]
(19) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
[敷地内に足を踏み入れて、寒気に軽く慄く。 恐らく、ここまではっきりと気配を感じられるのは自分とジャニスくらいのものだろう。
玄関から中へ入らず、直接庭へと回る。
ハーブの茂みに、猫がいた。]
(20) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
[丸々と太ったふてぶてしい風体の三毛猫だ。 墓地で見たものと同じに違いない。
そして── 声が聞こえた。>>#1]
(21) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
[ゆらりゆらりと国谷が見えぬ者には湯のみが宙に浮いているように見えたことだろう]
ッ……アチチ――
[まだ熱いとでも言うかのように息を吹きかける。 >>13 源蔵の言葉にそういう数え方もあるかと頷いていると、>>16 聞こえた植頭の声にそちらを向き――]
えー、冗談きついなー いつも珈琲を御馳走になってるじゃん
[からからと笑いながら、漸く一口目の緑茶を啜った]
(@4) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
[ 植頭さん>>16の言葉に、私は困ったような表情を浮かべる。彼とはつかず離れず、隣人としてそれなりの付き合いをさせてもらっていたと思うが、こんなに噛み合わない会話をしたのは初めてだ。夏目漱石がイギリスへ渡った時もこんな気分だったのだろうか。そうであるなら、あちらで引きこもってしまった気持ちも分からなくはない。 私は戸惑いの表情のまま、国谷君へと視線を移す。するとおや、福原君と顔が近いようだが、私の部屋で愛を育むとは、近頃の若者は随分と積極的なものだ。]
国谷君、福原君にそんな顔を近づけてないで、君からも言ってやったらどうだい。 それとも君たちは喧嘩か何かでもしてるのかな?
[ 年齢の大分離れた二人の喧嘩など想像もつかないが、他にこの現状を説明する理由が見つからない。私は湯呑を床に置いて、軽く腕を組んだ。]
(22) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
…欲しい物。 Marxxlixxのチョコレートか、思い出。
[(>>15)お言葉に甘えて。 ちょっと高くて自分では買わないお菓子。 もしくは形の無い何か。選択は彼に任せて。]
誰 ?
[(>>@3)髪が揺れた。空気に圧をかけられて。
誰にともなく問いかける声は、 植頭の言葉(>>16)に重なったかしら。]
(23) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
もちろん、いらっしゃいな。 何かリクエストは? アタシの備蓄の範囲内で答えるわよ。
[尻すぼみになるお願い>>8は、ばっちり届いている。 出て行くジャニス>>9にも、約束よ、アナタの分も作っちゃうから、と先に口約束を取り付けた。 合計5人分。適当に声をかけただけでほいほい集まるこの住人の気安さが好きだ。
宝生がもう入っていっただろうか、部屋のドアを開けた先は、ひと通りの家財道具くらいしかないシンプルな部屋。 趣味も込みでキッチン周りと小物には凝るけれど、あとはソファとTVと、パソコンと小さな本棚、ガラステーブルがあるくらいの物の少なさだ。]
適当にしてて。 って言っても、特に何もないけど。
[何にしようかしらね、とエプロン手に、キッチンを見回した。 作り置きも何かあったような、なかったような。 冷蔵庫を開けて、検分中。]
(24) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
[寡黙な男は何も答えない。 分厚い眼鏡の奥からじっと三毛猫を見て、その上に重なるように漂う影を見つめ、真意を問うように目を眇める。
猫とフランクの睨み合いは、1分にも満たない短い間であったろう。 目に見えない緊張の糸を、最初に断ち切ったのはフランクの方。
ふっと視線を猫から外し、隣合う墓地を見て、困ったように肩を竦めた。]
(25) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
[宙を浮く湯呑>>@4に流石の私も湯呑を落し掛けた。 これはどう言った現象だろう。 初見の促し>>22を聞くと、どうやら彼には何かみえているらしい。 研究で籠り過ぎで幻想でも見えているのだろうか。 放置と指摘で悩んだが、彼に教わる生徒の未来もある それに湯呑が浮いているのは事実だが]
失礼ですが、不可思議な現象だけは確認していますよ。 福原さんの隣で、誰もいないのに湯呑だけが浮いています。 付喪神とはこう言うものを言うんでしょうか?
福原さんの隣には、誰もいませんよ。ほら?
[少し意地になっているかも知れないが、 湯呑へと手を伸ばし、その空間に誰もいないと言おうとした]
(26) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
[軽くうなじをさすり、庭から談話室の中を見る。 まだ、声を聞いた者はいないらしい。
数秒考えこむように俯いている間に、三毛猫はのそりのそりとどこかへ去っていった。]
…………。
[談話室の中の住人は誰かフランクに気付いただろうか。もし、誰かと目が合えば、軽く手を上げて口端を上げる。]
(27) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
ウェーズリーは、Marxxlixxのチョコレートを覚えるのに舌を噛みそうになった。
2013/09/03(Tue) 02時頃
|
その湯のみはMeのでしょうか、youのでしょうか
(-12) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
ドラマ的にはMeのですかね?
(-13) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
成仏しないで欲しかったの。 完成されたあの美しい死体が。
概要は調べた。物語の。 でも、実際に読んでくだらなかったら、 それってあんまりでしょう? 憧れたのに。
[(>>19)初見の語る絵は瑠美の好きな絵。 共感で繋がれた瞬間は表情が緩む。少しだけ。
眼鏡のレンズ越しに初見の瞼の動きを見た目は、 間近で浮遊する湯呑みに驚き見開かれ。 そのまま、死体のように暫く硬直する。
植頭の説明(>>26)に、黙ったまま頷いて見せる。 確かにそこには、誰も居ない。誰も。何も。
なのに空気のゆらめきに何かの存在を感じる。 声はそこから聞こえている。]
(28) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
正解はるみちゃんにも否定されて、湯のみを落として逃げ去る
(-14) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
不思議な現象? 私はそう言ったものにとんと疎いんだ。
[ 植頭さん>>26は何を言っているのだろうか。福原君>>23までそこまで顔を近づけておきながら誰とは、やはり最近の若者はよく分からない。国谷君は挨拶の口調こそ軽いが、至って普通の好青年だ。彼が無視されるとは、何と嘆かわしい世の中だろう。 植頭さんが伸ばす手を見つめ、国谷君の言葉を待つ。]
(29) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
[フランクは、そのまま談話室へと入らず、玄関から入って廊下を進む。 途中でジャニスを見つければ、三毛猫──と言うより、それに取り付いた亡霊──に気付いたかどうか、問うような視線を向け]
……まだ、いいよ。
[ぽつりと、それだけを告げた**]
(30) 2013/09/03(Tue) 02時頃
|
|
[新居の返事>>24が聞こえて、変な緊張がほっと解けた。
まだ唇をむぐむぐしていただろうか。 服の裾を掴む立花の顔を、下から覗き込むようにして告げる。]
一緒に、……ごはん。食べよ? ちょっと待ってて。
[一旦部屋の中に入り、鍵を持って出てきたなら、 立花にもらったラムネを手に、お隣の新居の部屋へと向かった。 …立花の服をくいくい、と引っ張りながら。
リクエストを乞われたなら、]
おむ、らいす……食べたいです。 しばらく食べてない、から。
[遠慮がちに、応えた。**]
(31) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
[ 福原君>>28の言葉に浮かぶのは、芥川龍之介の『地獄変』芸術に生き、芸術が完成した故に死んだ男の姿が僅かに被って、彼女が消えてしまわないように祈った。]
憧れは憧れのまま残っていれば美しいかもしれない。 けれどそれは、永遠に渇きに苦しむことにもなる。
読んだら是非、私に感想を聞かせておくれ。 福原君の見た世界を、私も見てみたい。
[ 驚きに見開かれる目を見ても尚、溢れる願いを口にする。約束が成らずとも構わない。偶然に阻まれる前に思いは口にすると、あの人に誓ったのだから。]
(32) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
名乗ってなかったか? 国谷利右衛門信綱、いずれ世界王者になる男だ
[>>23 瑠美の問いかけに、にやりと笑って答え、 >>22 源蔵に言われ顔を離せば困ったように眉根を下げた]
喧嘩なんてしてないさ
[源蔵にそう答えると、>>26 「付喪神」の言葉には小さく笑い声をもらした]
見ての通り、俺は人間だよ? 冗談はそろそろ止してくれよ なぁ――
(@5) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
[>>28 振り返れば硬直し頷く瑠美の姿]
なんだよ、まるで人を"幽霊か何かのように"……ッ!
[言葉を口にした瞬間、世界が歪み出す。
痛い、痛い――頭が割れるように痛い……]
俺は……違う、んだ!
[手で頭を押さえ、何度も何度も横に振る。 首から先が抜けそうなくらいに首を振り、止まった時には額から一筋の紅が流れ落ちていた]
(@6) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
お、れは……
[腕に力が入らなくなり、持っていた湯のみから手を離してしまう]
俺は――ッ!
[湯のみが床に落ちるよりも早く、国谷は駆けだし部屋から出ていった。 扉も、何も、全てを無視して"突き抜けて"]
(@7) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
/* オムライスかー
(-15) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
はぁ。ではこの湯呑が宙に浮く現象は日常茶飯事と言う事ですか。 ではこの湯呑の名前が「国谷」さんですか。
[うっとりと彼女の想いを語る福原の瞳が突然見開かれる>>28 それで彼女にもこの現象に覚えが無いと確信して、 それならこれは初見の部屋だけで起きる現象で、 あの湯呑の名前が「国谷」なら納得出来ると 1人結論付けた]
国谷さん、割れてませんか?
[だから吹き通った温かな風より、床に落ちた湯呑>>@7の 具合を心配してしまった]
(33) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
時間がかかると思うけど。 話したくなったら、話すわ。
何にせよ半年後には。また来る。
[(>>32)お茶は美味しくいただきました。 ごちそうさま、と湯呑みを置いて。
次の本整理の約束を確かめる。 そろそろお暇しようかと立ち上がって、 大切に本を抱いて。初見と植頭へ会釈して。]
( 国谷…信 綱 世界王者 人間 … 幽霊、 幽霊………? )
[痛々しい声が遠ざかっていく。 それを聴きながら。 瑠美もまた、この部屋を辞する。**]
(34) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
/* と言うか何故国谷さんは見物人なんだろうね。 これだけ絡めるなら本参加スライドでいいと思ったのよ。
(-16) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
[ 嗚呼、高さがそんなになかったから、湯呑は砕け散らなかったのか。そんな関係ないことを思考する程に、私は混乱していた。文字通り全てをすり抜けた国谷君>>@7の姿に唖然とする。植頭さんを見、福原君を見、魚が呼吸するように喘いで、2回その動作を繰り返した後、ようやく声を出し方を思い出す。]
……見ました?
[ 何を、とも言わなかったが、きっと彼らと私の"見えている"ものは違ったのだろう。そのことに寒気を覚え、冷房を入れたのは誰だと心の中で悪態をついた。私だ。]
(35) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
[どうやら湯呑の国谷さんは無事だった>>35 零れたお湯が広がらないように、 ティッシュを何枚も引き出して拭き取る。 そんな中、今迄見たことの無い表情の初見さんが 私達を何度か見て聞き返した]
………何をです?
[宙に浮いた国谷さんの事だろうかと、問い返した 私の表情はかなり怪訝なもの。 いつの間にか福原も辞する中>>34、2人のおじさんは まさにお互い化かされた様な表情で見合っていた**]
(36) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
いや、国谷さんなら今――、
[ 植頭さん>>33の言葉と齟齬を感じる。「壁をすり抜けて行きました」なんて口にすれば、私の積み上げてきた世界が崩れてしまうようで、声にすることはできなかった。代わりに湯呑を手に取り、台所へと向かう。]
大丈夫ですよ。もう、大丈夫です。
[ それは植頭さんと福原君にかけた言葉か、私自身に言い聞かせた言葉か。台拭きを手に取り、零れたお茶を拭う。さて、あまり負荷をかけることの出来ない私の頭から煙が溢れそうになる。これは一度、情報を整理しなければならない。 福原君>>34が部屋を辞したのを見送った後、私もまた立ち上がる。]
私は少し、散歩に行ってきます。 植頭さんはどうぞお好きに過ごしてください。 特に取られるものはありませんし、施錠もお気になさらず。 用事が終われば、そのまま帰っていただいて構いませんので。
[ 動揺を抑える為に仕事時の口調で話しかけて、雪駄を引っ掻けると返事も待たずに部屋を出ようとした。]
(37) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
[幼い頃、母親は裕に女の子の洋服を着せて 写真を撮るのが趣味だった。 童顔で可憐な容姿を持つ母に似て、 裕はまるで女児のように愛らしい顔立ちをしていた。
可愛らしいドールを集めて、手作りの洋服を着せて 同じ趣味の仲間にお披露目をして楽しむ。 そんな趣味を持つ母だったから、 女っぽい容姿の息子に少女の格好をさせたのも ほんの他愛ない戯れだったのだろう。
それがまさか、 後の裕の性癖に影響を及ぼすなんて きっと、予想もしていない。]
(38) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
[実際、小学校、中学校と進学するにつれ、 少し華奢で中性的な顔立ちは相変わらずだったけれど 変わった趣味を持つこともなく、 裕は真っ当な男の子としての道を歩んでいた。
ある時、母親がアルバム整理と称して 過去の写真を広げているのを、 ──偶然、見てしまうまでは。]
(39) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
[真っ白いレースを重ねて作った ひらひらふわふわと揺れるワンピースを着て 長く伸ばした髪にリボンを飾り カメラに向かって無垢な笑顔を見せる、幼い自分。]
それを見た瞬間、裕の胸の奥で 何かがキュ、と甘く疼いた。
女の格好をした写真なんて 恥ずかしいから広げるなと母親には頼み、 すぐにしまわせた、 けれど。
自分でも気が付かないうちに、 裕の手は、写真の一枚を抜き取り、 そっと、学生鞄に忍ばせていた。]
(40) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
[それから、だ。 裕が時々、自室で化粧をしてみるようになったのは。
鏡に映った自分は、まるで本当の女の子のようで ずっと鏡を見つめていると、ドキドキした。
そのうち化粧だけでなく、 女性の洋服も買ってみることにした。 たくさん買ってはしまう場所に困るので、一着だけ。
洋服の次は、子供の頃伸ばしていたような、長い髪。 自前の髪は、もうそこまで伸ばせないので、 通販でウィッグを購入した。
すべてを身につけて、再び鏡の前に立った時、 そこに、越智裕という少年はいなかった。]
(41) 2013/09/03(Tue) 02時半頃
|
|
[自分だけが会える、
鏡の中の少女──。
それを他の人にも見て貰いたくなるまで そう時間はかからなかった。]
(42) 2013/09/03(Tue) 03時頃
|
|
[中学を卒業して高校に入学し、 何食わぬ顔をして仲間たちと過ごす毎日。
少女に会えるのは、 鍵のかかった自室の中でだけ。
どこか満たされぬものを感じながらの日々を変えたのは 友人が聞いて来た、あるアパートの噂。]
(43) 2013/09/03(Tue) 03時頃
|
|
……いえ、お互い忘れた方がいいかもしれません。
[ 植頭さん>>36に背を向けたまま、私は一言だけ言葉を発する。こういった場面はおじさん二人では絵にならない。そう思える余裕がまだある自身の逞しさに無性に笑いたくなって、口元を押さえながら戸へ背を預けた。]
全く、私のようなおじさんが動揺するとはお恥ずかしい。 なあに、芥川の『河童』に比べたら、何てことないじゃないか。
[ くつくつと喉を鳴らして、植頭さんにねえ、と相槌を求める。慌てて動いたためにずり落ちた眼鏡を指の背で押し上げて、植頭さんを見つめれば、彼はどんな表情をしていただろうか。私は生来の落ち着きを取り戻し、首の後ろに手を当て口角を上げる。]
いえね、少し悪戯な客人が来ていた、ただそれだけのことですよ。
[ 謎かけのような問いを投げかけられたのは、話し相手が植頭さんだからだ。そんな悪戯心を忘れていなかった私は、彼がどんな反応を返そうと、私は数瞬も待たずに噴き出す自信がある**]
(44) 2013/09/03(Tue) 03時頃
|
|
ふぅむ、次はメロスでは戻れない
どうするか
(-17) 2013/09/03(Tue) 03時頃
|
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 03時頃
|
[変わったアパートがあると言う。
不便だけれど、見晴らしが良くて、 街中からは離れているからひと気は少なくて、 それでいて建物は小洒落ていて、リフォームも自由。
隣が墓地になっていて、 そのせいか、不思議な声が聞こえたり 物が勝手に動いていたりするという、 曰くつきの物件だそうだ。
肝試しに行くか? と、一緒に話を聞いた友人は笑って言った。 この年頃の男女は、こうした怪奇現象に目がない。
けれど、裕が注目したのは、別のポイント。
そのアパートの管理人は、 どんな事情の者だろうと、 深く詮索せず、受け入れてくれるのだと言う。]
(45) 2013/09/03(Tue) 03時頃
|
|
[そのアパートの名前は、『わかば荘』。
そこなら──。 もしかしたら──。
鏡の中から出て来れない、“少女”の自分を 誰かに、見てもらえるのではないか──。
期待に胸膨らませた裕が、 驚くほどの熱意で両親を説得するまでに それから、さほどの時間は掛からなかった。]
(46) 2013/09/03(Tue) 03時頃
|
|
[ただ──裕は一つ失念していた。
高校から通えない距離ではないわかば荘に、 同じ高校の生徒が住んでいる、可能性を。**]
(47) 2013/09/03(Tue) 03時頃
|
|
/* 後戻りの出来る変態にしようと思っていましたが、 思ったより後戻り出来ない所に来てしまいました。
どうする、俺!
(-18) 2013/09/03(Tue) 03時半頃
|
|
――102号室――
[人それぞれで作るものを変えるだとかまではしないので、リクエストは早い者勝ちなことがよくある。 他にもいくつかリクエストはあったかもしれないが本日はオムライスが採用された。]
オムライス、オムライスねえ……
[冷凍庫を漁る。炊いておいたコメはあとどれだけあるだろうか。大抵こういう大所帯飯に備えて、多めに置いてある。 5人くらいなら大丈夫そうだ。 冷蔵庫に移る。卵は充分。チーズもあればいいと思ったが、粉チーズしかない。まあいいか。 鶏肉もついでに出して、あとは牛乳、ケチャップ。 シンプルなケチャップライスを作るつもり。]
(48) 2013/09/03(Tue) 04時半頃
|
|
[スープの素と冷凍しておいた刻み玉ねぎを軽くバターで炒めつつ、ご飯も解凍開始。 一旦玉ねぎを皿にあけてから、卵を割って溶きほぐす。チーズ、牛乳、ミルから直挽きの胡椒、塩ひとつまみ。 ご飯が無事解凍されたらフライパン行きで、さいころに切った鶏肉、ケチャップ、炒め玉ねぎを合わせて炒める。 こっちにも胡椒を利かせるのが好きだ。上からがりがり挽いて、香り立つのが楽しくて仕方ない。]
〜♪
[自然鼻歌なんて歌いながら、フライパンをあおる。 鮮やかな赤の濃いオレンジ色のケチャップライスをたっぷりと作って、それから卵で包むのに、空いたフライパンに卵液を流す。 フライパン全面に広げてケチャップライスを盛り、手首をポンと――なんて職人芸は持っていないので、フライパンの縁を使いつつ卵をたたむようにして包んでいく。 これだって舟形になるのは違いないと、自分に言い聞かせて。]
(49) 2013/09/03(Tue) 04時半頃
|
|
ジャニスの分、作るとは言ったけど今じゃないほうがいいわよねえ。 冷めちゃうし。
[そう言いつつ、出来上がり次第どんどん持っていってしまう。 大体レディーファーストでテーブルに置いていくが、所詮オムライス、卵料理。 それほど時間をかけることなく今いる人数分が揃う。]
……、
[気が向いた。 余った鶏肉に卵液浸して、チキンピカタを作って置いておく。 「彼」だと、男の子だと聞いたどこかの6人目が、やってくるかもしれないと思って**]
(50) 2013/09/03(Tue) 04時半頃
|
肉屋 ニールは、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 04時半頃
|
[そもそも生霊となっている国谷利右衛門信綱とはどの様な人物だったのか。
国谷は数年前、陸上の世界を賑やかせていた中〜長距離選手だった。 子どもの頃から走るのことが好きで、馬鹿みたいにずっと走っていたら馬鹿みたいに速くなった。
世界一を目指し始めたのは中学一年の頃。 『俺が一番速い』が口癖になるのにそう時間はかからなかった]
(@8) 2013/09/03(Tue) 06時頃
|
|
[高校二年でインターハイで優勝し、大会記録を塗り替えると一躍世間から脚光を浴びることになった。 雑誌にも載ったことがあるが、取材に応じたことは一度もなかった。 そんな暇があるくらいならばトレーニングをしていた。 だから、全ては周囲が勝手に騒いでいたこと。 それでも将来を嘱望される存在であったことには代わりがない。
高校三年になり、才能もあり寝ずに努力していた馬鹿は危機に直面することになった。 合格できそうで、なおかつ通えそう大学がなかったのだ。 誘いはあったが、変哲な国谷をそれでも受け入れてくれる大学は全て実家からは遠方の地。 決して裕福ではなかった国谷家の家計では厳しいものがあった。
そんな折に見つけたのがわかば荘だった]
(@9) 2013/09/03(Tue) 06時頃
|
|
―雑談室―
それで俺はここに住んで大学に……
[通っているはずで――。 今まで気にも留めていなかったことが疑問となっては泡沫となって消えていく]
…………
[瞼を瞑り、額に手を当てればそこには既に紅はない]
俺は……
[源蔵の部屋での事を思い出す。 瑠美はまるで国谷のことが見えていないかのようではなかったか。 植頭はまるで国谷の喋る言葉すら聞こえていないようではなかったか。
思い返せばそうした節はいつも、どこかしこに存在していた気もする。
白栖も、もしかすると――]
(@10) 2013/09/03(Tue) 06時頃
|
|
なー、お前は俺のこと分かるよな?
[雑談室のキャリーバックに居を構えるミィに話かける。 この仔猫は国谷の事が分かっているみたいで、しょっちゅうジャレられていた。 今もガジガジと甘噛み?されながらその頭を指先で撫でていた。
見えない人には、ただ仔猫が何やらしているようにしか見えなかっただろう**]
(@11) 2013/09/03(Tue) 06時頃
|
|
―玄関―
[102号室へ向かう面々と別れ、外へ出ようと玄関へ。 アレをどうするかは別として、見てしまったものは現状を把握せねばならない。 その上で、害の無い小物なら捨て置くまで。あちらとこちらのバランスは意外に緻密だ。不干渉であるならば、こちらからも手を出さぬのが一番楽なのだから]
管理人さん。
[外からふらりと現れた管理人>>30に、微かに眉を上げる。問うように向けられる眼差し。微かに目を眇めて返す]
そうですね、直接の害がないならば、貴方に依頼でもされねば払う理由はありません。
[何もかも理解しているような彼の呟き。 レンズの奥の彼の瞳を慎重に凝視してから、不意に視線を外す]
好きになさるとよろしい。
[そのまま会釈とともにアパートの外へ。 当初向かうはずだった庭ではなく、そのまま坂の下の商店街へと**]
(51) 2013/09/03(Tue) 07時半頃
|
|
/* 「探してたけど見つからなかった」で通そうと思っていたけども、管理人さんから振りをいただいたので路線変更。
さすがに1、2日目通しのイベントをいきなり除霊するほどKYではないよ僕も。
(-19) 2013/09/03(Tue) 07時半頃
|
|
/* あれ何か村の名前変わった…?w
(-20) 2013/09/03(Tue) 08時頃
|
|
[>>0:393ジャニスのワンシーンには視線を向けるだけで、特にコメントまではしなかった。 男はまっすぐ>>0:409新居を見ており、]
ん。
[鍵を受け取り、勝手知ったるとばかり扉を開けた。 他の面々へ声をかけているのを見やり、>>9ジャニスが睨む方向を見る。]
…………
[やはり、男は無言。 >>24するりと102号室内へ入り込み、]
肉。
[端的なリクエストを投げた。]
(52) 2013/09/03(Tue) 08時頃
|
|
[>>48オムライスに含まれる鶏肉で満足らしく、オムライスと決まったことで特にコメントを挟むこともない。 調理中はソファに背を預けていることが多いが、今回は壁際に座り込んでいた。]
……
[卵料理は次々と完成していく。 更に肉料理を作っているらしい新居の後ろへ、男はのそのそと近づいていく。]
…… 新居。 お前、女のパンツ履きたい?
[料理の手つきをじっと見ながら、なんの前振りもなく聞いた。**]
(53) 2013/09/03(Tue) 08時頃
|
|
[202号室を後にした瑠美は外へと出かける。
湿っぽい陰気な風が吹く庭を一瞥。 通り過ぎる間に結っていた髪をほどいた。 長い毛先がふわりと揺れる。
窓越しに見えた談話室で仔猫が空宙を掻いていた。 見えない誰かの存在を、少し思い出し。 背筋を冷たい汗が一筋流れる。
木の影から注がれる、 肥った三毛猫の眼差しには気付かない。 まだ。*]
(54) 2013/09/03(Tue) 10時頃
|
|
―公園―
…………犬? 猫? 人?
[コンビニ帰りに立ち寄った公園にて。 『拾ってください』の眠り男を見つけた。
(>>0:@38)浮浪者と呼ぶにはまだ小奇麗で、 見たところ同年代と見える少年の寝顔。]
というか。ねえ。 生きてるの?
[寝息が聞こえる程は近くに居ない。
保健所にでも連絡すれば良いのかしら。 屈んで、顔を覗き込む。 その動きで肩から滑り落ちた毛先が、 少年の頬を撫でた。**]
(55) 2013/09/03(Tue) 10時頃
|
|
スー…
[ダンボールで寝始めて数日、三浦は地面の硬さにも慣れ、風に撫でられ眠ることに心地よささえ感じていた。 たまに虫が頭上を横切ると、そのむず痒い音に起きることもあったが、ダンボールで寝始めてからは虫に起こされることも減り、今ではすっかり熟睡できるようになった。のだが…、今、頬に虫の感触を感じ、三浦は身を捩る。]
ん…んん…、虫。
[寝ぼけながら虫を手で払うが、スルリ、とまた頬に柔らかい感触が戻ってくる。また払うが、やはり虫は戻ってくる。それを数回。]
しつこい、虫。
(@12) 2013/09/03(Tue) 12時半頃
|
|
[思わず掻き毟るように頬に手をやり柔らかい物を掴むと、ようやくそこで『虫ではない何か』という意識が芽生えた。 眩しげに目を開けると、気の強そうな瞳の女の子が自分を覗きこんでいた。目があい、数回瞬きをし、]
ふぁ――、…おはよう。
[握りしめていた髪を離しながらダンボールから身を起こすと、大きく身体を伸ばしながら欠伸をした。**]
(@13) 2013/09/03(Tue) 12時半頃
|
|
[肉、というたった二音のリクエストは聞こえていたので、チキンピカタは一切れ宝生の皿に追加で乗せるつもりでいた。 レディーファーストであるならば、遅くなった男性にはちょっぴりサービスするのが新居というこの男。 が、キッチンに入り込んできてまで言う言葉が言葉だったので、手が滑って卵をひとつ流しに落としてしまった。]
あ、
(56) 2013/09/03(Tue) 15時半頃
|
|
――ンタねえ、いきなり何考えてんのよ! どうしたの? ついにその筋肉で満ちたアタマが自分のソコについてるモノすら忘れはじめたの? それともそういう趣味に開眼したの? それは止めないしアタシが言えた義理じゃないけど。 下着まではあんまり考えたことはないわね一瞬くらいは綺麗なカッコしてみたいと思ったことなくもないけどアタシ自分に似合わないのわかってるもの。 どう? これで答えになってる? 充分?
[敢えて言うと、誰もが知っていると思うがここは1DKで、さらにこの場所はキッチンで。 意表を突かれた男の声はいつも以上に小さくはならなくて、そしてここには女の子が二人もいるわけだけれど、そんなことはすっぱり頭から飛んでいた。]
(57) 2013/09/03(Tue) 15時半頃
|
肉屋 ニールは、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 15時半頃
|
/*……はっ! ちょこちょこ村設定に変更が入るのは何なんだろうとずっと考えていたけど村名が変わっている!!!
(-21) 2013/09/03(Tue) 15時半頃
|
|
[(>>@13)髪を掴まれ目を丸くした。 視線が重なる。同じ速度で瞬きを何度か。
起き上がる少年に驚き身体を退くと、 その弾みで後ろへ倒れてしまい。 呑気に欠伸をしながら朝の挨拶をする少年の前で 捻って少し痛む足首を擦って、呻く。]
……お は、よう じゃないわよ。
虫でもないわよ、……馬鹿 !
[少年を睨み付けて。 この上なく不機嫌そうに顔を固くする。]
(58) 2013/09/03(Tue) 18時半頃
|
|
いや、
[>>57落ちた卵を目で追いながら新居に何事か返そうと口を開いたが、怒濤の返答に押し流される。 口を半開きのまま、『充分?』まで聞いて。]
…… ああ。 そうか。
似合うなら、やるのか。
[ふむ、と頷いた。]
充分だ。
(59) 2013/09/03(Tue) 18時半頃
|
|
[繰り返しになるが、ここは1DKで、男の声がいかに落ち着いていようとも新居はそれなりに声を張ったわけで、この部屋にいたのは男たちだけではなかった。
わざわざ調理中の新居に近づいてまで尋ねた意味はむしろマイナスの結果になったわけだが、]
これ、もう持ってっていいのか。
[もう食事の方に興味の移ったらしい男は、気にした様子はなかった。**]
(60) 2013/09/03(Tue) 18時半頃
|
|
そこは微妙な話よね。 自分が似合う姿になったことがないから、その時のことなんて考えてもみないじゃない? だから、そうね。『考えたことない』これで結論でいい?
[何だか、似合うならやるというのはまた何か違う気がして、付け足した。]
ああ、いいわよ、持ってっちゃって。
[そして料理の話に切り替われば、自分が何を口走ったか気にかける意識はもうどこにもない。]
2013/09/03(Tue) 19時頃
|
|
そこは微妙な話よね。 自分が似合う姿になったことがないから、その時のことなんて考えてもみないじゃない? だから、そうね。『そこまでは考えたことない』にしといて。 これで結論でいい?
[何だか、似合うならやるというのはまた何か違う気がして、付け足した。]
ああ、いいわよ、持ってっちゃって。
[そして料理の話に切り替われば、自分が何を口走ったか気にかける意識はもうどこにもない。]
(61) 2013/09/03(Tue) 19時頃
|
|
[夏休みの終わりは間もなく。
12時の鐘が鳴れば、 シンデレラの魔法は解ける。
学校と、わかば荘との 二重生活は送れない。
白栖黎湖という生徒が 二つの空間を繋げてしまう。
新学期を目前に、裕は懊悩の中にいた。]
(62) 2013/09/03(Tue) 19時半頃
|
|
―――回想:廊下―――
[空腹に悶える頭の中を、 ぐるぐる、 ぐるぐる、 私の手で作ることが出来る数少ないレパートリーが泳いでる。 かりかりベーコンを乗せたトースト、スクランブルエッグ。
それくらいしか浮かばなくて 新居>>5の手が織り成す"好きなもの"に私は心が躍るのです。]
だ、男性の、お部屋……?
[普段から、新居の母性やらを目にしていたから 綺麗に整理整頓された部屋のイメージが脳裏を過ぎって、首を傾いだ。 そうして、消極性と積極性が競い合っている私の耳に、裾を引いた、白栖>>8の声が届きました。]
あ、あ、あたしも、お邪魔、します、!
(63) 2013/09/03(Tue) 19時半頃
|
|
[──まぁ、それはひとまず置いておく。]
誰か、勝手に部屋に出入りしてるひとがいるのかな。
[今はそれより、濡れた浴室の謎を解き明かすのが先決だ。
鏡の中の少女から目を反らし、洗面所のドアを見る。]
鍵を持っているのは、わたしだけ──
[管理人なら自由に出入り出来るだろうけれど、 あの人が、そんなことをするだろうか?]
(64) 2013/09/03(Tue) 19時半頃
|
|
うーん……………………。
[長い沈黙。
考えても答えは出ない。]
誰かに聞いてみるか……。
[他にも自分と同じように 部屋に侵入された人がいるかもしれない。
うん、と頷き、 鏡の前でウィッグのずれがないか確認して部屋を出た。]
(65) 2013/09/03(Tue) 19時半頃
|
|
[ぱ、と自分でも、表情が華やぐのを感じた。
裾を引くだけで、全部が伝わるわけなんて、なくて それでも気持ちが少しだけ繋がったような気がするのです。 むぐむぐと波打っていた唇も解けてゆきます。]
うん。 い、一緒に……… あ、
[ほくほくと頷いて、リクエスト、に思考を巡らせました。 大学生の独り暮らしなんて、ジャンクフードとコンビニのお惣菜がお友達。ぱっと思い浮かばないことが、少し寂しくて表情を曇らせた。
そうして、一度お部屋に戻る白栖>>31 何故か少し恐いかおをしているジャニス>>9 本日の料理人、新居>>24
宝生は102号室の中だから、お顔は見えません。 ほんの少しだけ一人になった時間。 不安は、一瞬。]
(66) 2013/09/03(Tue) 19時半頃
|
|
[>>58ドサリという音に視線を向けると、何故だか彼女は倒れていた。]
ん、ああ、虫に這われる夢を見てた気がする。 で、俺、今起きたばっかだし、おはよう。
[不機嫌そうに睨みつけられる理由は分からないまま、ダンボールの中で胡座をかき、のんびりと返事をした。]
それ、大丈夫なん?
[捻ったのか彼女の摩る足首へ視線を送る。その脚に『細ぇ…。』と思ったが口にはしない。]
(@14) 2013/09/03(Tue) 19時半頃
|
|
[廊下に出て、しばし迷う。
どこへ行こうか。 誰に聞こうか。
突然尋ねて行っても迷惑がらずに 話を聞いてくれそうなひとは誰か。]
…───、
[ふわり。
浮かんで、消える。 あのひとの顔。
微かに頬が赤くなる。]
(67) 2013/09/03(Tue) 20時頃
|
|
―――102号室―――
[服を引っ張られた感触で、私は我に返りました。 窓の外が何故か見られなくて、斜め下、床を見るように 102号室にこの身を潜らせるのです。
朝御飯の前に、お菓子を広げるなんて行儀が悪いから 入り口の脇、残ったラムネと大量の駄菓子を置いて。]
お、オムライス……! あたし、あの、半熟がすきです。
[白栖のリクエストに、 頭の中は半熟とろとろオムライスでいっぱい。 オプション乞いをして、お皿でも、コップでも、手伝える機会を窺ってはちょろちょろ。ちょろちょろ。
そんな折り。 卵が跳ねるおと>>56が聞こえまして。]
(68) 2013/09/03(Tue) 20時頃
|
|
は、は、 履、
(69) 2013/09/03(Tue) 20時頃
|
|
[頭の中を占めていたオムライスを端っこに追いやって
金魚みたく頭のなかを泳ぐ、女性用下着。 履いてるところまで想像してしまったか如何か 知るのは私自身、立花のみ。神様だって知らない。
あと何だか他にも、爆弾発言があった気がするけれど。 硬直時間―――…凡そ35秒。]
(=0) 2013/09/03(Tue) 20時頃
|
|
あ、あ、たまご……
[そんな私をもう一度現実に引き戻したのは 食べて食べてと美味しく香るオムライスと 生卵もったいない、な仕送り学生の精神だった**]
(70) 2013/09/03(Tue) 20時頃
|
|
/* のどを!!! 大切にね!!!
共鳴なかったら本当に毎日がべそべそだったかも。 短くて分かり易いRP、短くて分かり易いRP。
(-22) 2013/09/03(Tue) 20時頃
|
|
そうか。
[>>61新居の結論に、頷きで答える。 突拍子もない質問の理由は、聞かれない限り説明する性格でもない。]
……恐らくだが、
[皿を運びながらごく真面目に]
お前は似合わんだろう。
……皿、多くないか。
[言って、卓上の皿の数と人数を確認した。]
(71) 2013/09/03(Tue) 21時頃
|
|
/* 立花さん>>=0それ、俺か新居かでだいぶ話が違うどっちだ
(このへんにしば)
(-23) 2013/09/03(Tue) 21時頃
|
|
[立花から半熟オムライスとの意見があったから、包む卵はいつもより多め。 落とした分もあるし、卵買ってこないとな、とぼんやり思う。]
じゃ、これで終わり、っと。
[自分の分のオムライスを作り終えて、皿に綺麗に山吹色のなつめ型。 久しぶりに作ったけど何とかなるものだ。 ジャニスはまだだろうか。まあ、今日はオフだしそれぞれのペースで構わない。]
(72) 2013/09/03(Tue) 21時頃
|
|
さてと。冷める前に食べちゃってよ? せっかくリクエストにお答えしたんだからね。
[宝生の皿にはちゃんとピカタが乗っているし、立花のは特にふるんふるんの半熟だ。代わりに少し穴が開いたのだけ、見逃してほしい。]
ああ、その皿はそこに置いといて。 モノが余っただけだから。
[誰のためのものかを言わずに誤魔化して、宝生にはピカタの皿をそこに残させた。 出来ればその行為について、ジャニスに相談したかったから。]
(73) 2013/09/03(Tue) 21時頃
|
|
大丈夫なわけないでしょ。 痛い。 死にそうに痛い。
[(>>@14)飄々とした解説には眉間の皺を深く。
随分マイペースな猫みたいな少年に呆れて、 落としたコンビニの袋を掴んで立ち上がる。 捻った左足首を庇いながら。
口では死にそうに痛いなんて言ったけれど、 実際のところはそうでもない。 少しだけ、歩くと痛みが響く程度。]
……じゃあね。捨て猫くん。
[不服そうな顔は崩さないまま、挨拶を残して。 公園を出て、わかば荘へと戻ろうと。 ほんの僅かにぎこちない足取りで。]
(74) 2013/09/03(Tue) 21時頃
|
|
/* 龍之介嫁に欲しい。
(-24) 2013/09/03(Tue) 21時頃
|
|
[今でこそこういった言動の男だが、このアパートに入居した頃の男しか知らぬ者であれば、変化に驚くことだろう。 約6年の歳月が、人が変わるのに長いか短いかは委ねるとするが。
以前の男の態度は、その体格が持つ威圧感をいかんなく発揮するに最適のものであり、他人との共同生活としては最低のものであったと言える。 実際に手こそ出さなかったものの、視線は眼光と呼んでも意味は変わらなかったくらいだし、この頃はしない舌打ちも癖のようなものだった。]
なら、食ってもいいのか。
[>>73今、新居が作ったピカタを前にスプーンを握っている男は、少なくともここ3年ほどは落ち着いている。 余分に見える皿の前に、自分の前にある半熟卵をせっせと口に運んでいた。]
(75) 2013/09/03(Tue) 21時半頃
|
|
にゃー 『にゃー』
[ミィと戯れ、現実逃避していると>>50 ご飯の良い匂いが漂ってきた。 ぐるるとお腹が威勢よく鳴ると空腹感に襲われた]
にゃー、ご飯をご馳走になりに行こうか
[ミィを抱き上げるとすやりすたりと廊下を歩く。 世にも珍しい空中浮遊猫がっそこに居た]
(@15) 2013/09/03(Tue) 21時半頃
|
|
ダメ。
[食ってもいいか、を差し止める言葉はとても短い。]
というかアンタにはあげたでしょう。足りないなんてわがまま言うつもり?
[結局無用の産物になるかもしれないとはいえ、今は新居自身に意味のあるものだから、それまではよしは言えない。]
(76) 2013/09/03(Tue) 21時半頃
|
|
[>>@14死にそうに、なんて言いながら立ち上がり、 その大げさな言い様に意外と平気かとおもいきや ヒョコヒョコと左足を庇いながら歩く足は本当に痛いのだろう。]
あ、そうそう。俺、捨て猫なんだ。
[その後姿に声を掛けた。]
なぁ、拾ってくんね?
[ダンボールから飛び出し、後ろからゆっくりと付いていく。]
(@16) 2013/09/03(Tue) 21時半頃
|
|
/* ああ、来てくれる、かも……! なんかすごい絡みたかったというか「好意を示すくせにどうしたらいいかわからない」をどうにかしたくて、色々動いちゃっててもうしわけない…… 見物さんに負担かけたらいかんぜよ
(-25) 2013/09/03(Tue) 21時半頃
|
|
/* 拾う!!!!!!!!よ!!!!!!ばか!!!!!
※完全に中の人がサミュエルにほいほいされている。
(-26) 2013/09/03(Tue) 21時半頃
|
|
─204号室前─
[別に、顔が見たくて行くわけじゃない。]
……────。
[不法侵入者がいるかもしれないと、 警告した方がいいから。
自分の部屋に誰かが入ったのが容姿のせいなら きっと彼女も、危ないから。
理由があるから、突然尋ねて行ってもおかしくはない。
……よね?]
(77) 2013/09/03(Tue) 21時半頃
|
|
― わかば荘へと続く道 ―
[猫缶と500mlの牛乳パックの入ったビニール袋を左手にぶら下げて、バス停を通り過ぎわかば荘へと続く坂道を登っていく。 風は爽やかで、坂道の途中で後ろを振り返るとおもちゃみたいな町並みが眼下に広がっている。 衛はこの丘の上から見える景色が好きだった。
坂の途中で公園を通りがかると、見た事のある髪の長い少女の姿を見つけて立ち止まる。]
あ… あの人…
[わかば荘に住んでる人だ、と、すぐに気付いた。 誰かと話しているようだ。]
(@17) 2013/09/03(Tue) 21時半頃
|
|
なにそれ。ナンパ?
[後ろから声。振り返る事は無い。 けれど緩慢で鈍い足運びも変わらない。
(>>@16)着いて来るなら、振り切らず。
きっとそのままの調子で会話を続けるうちに わかば荘に辿り着いてしまうのだった。 さほど時間もかからずに。]
というか。アンタ、何?本当に猫? 世捨て人?家出少年?
[ようやく向き直り、捨て猫くんを見るのは、 玄関を通り談話室へ至る頃。]
(78) 2013/09/03(Tue) 21時半頃
|
|
[脳内をぐるぐる、ぐるぐる、泳ぐ映像はごった煮。
手伝おうと、うろちょろするのもぎこちなくて 聞きたいような、聞き逃した方が良いような はくはくと開閉を繰り返す唇は――…並べられた料理に、あんぐりと開けられた。]
う、わ、あ、……! お店のご飯、みたい、です!
[きらきら、明かりを反射する半熟卵。 傍にいる筈の白栖に、すごい、すごいねとはしゃぐのです。]
(79) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
―102号室―
[こっそりと扉を開け中の様子を窺えばニルねーさんだけではなく他にもお客がいるようで……。 再び源蔵の部屋でのことを思い出せば身に震えが走る。 でも、ニルねーさんのご飯は食べたい。 餌付けの効果は抜群で、ちらりちらりと中を覗きこめばお腹の蟲がハーモニーを奏で出す]
お邪魔するにゃー
[意を決して戯れがまだ抜けきっていない挨拶をしながら室内にお邪魔することにした]
(@18) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
− 202号室 −
[やはり怒らせてしまったのだろうか。 立ち去る福原の背中>>34を送りながら、早めに 何とかと言ったチョコレートを買ってこようと心に決める。 だが今は初見>>37に答えるのが先。 常とは違う口ぶりに、慌てている様に見えたが]
ええ。湯呑も床も大丈夫です。良かった。 本や初見さんのお仕事を汚さなくて良かったです。
[私の中で国谷さん=付喪神の湯呑となったので、 皆無事で良かったと言う事なのだが]
勝手に選んで宜しいのですか。 ありがとうございます。
(80) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[出て行こうとする背に頭を下げるが、立ち止まり 返す言葉>>44ににっこり笑い掛ける]
悪戯好きのお客だなんて。 人恋しい可愛い奴じゃありませんか。 初見さんが可愛らしいからでしょう。 あなたも隅におけませんね。
[眼鏡を直す様子は可愛らしい。 それを顔に出しながらにこにこと返事をして]
でもどうせ化けて出るなら湯呑のままでなく、 雪女のような美女だといいですね。
[何故か噴き出されて、首を傾げる。 今日は随分首の運動をする日だと、2人で笑う声は 廊下に響いただろうか]
(81) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[尻窄まりになる思考を奮い立たせるのは 不安と、心配と、すこしの(?)邪な想い。
きっと、これは、 チャンス──なのだ。
自分に言い聞かせて、そのひとの部屋へ向かった。]
(82) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[ピーーーン
ポーーーン。
呼び鈴を押して、待つ。 無意識に握り拳を作って、ドアの前でじっと待つ。]
(83) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
/* 祐ちゃんの恋愛展開が気になりすぎて、 ふつうに少女漫画読んでるみたいなそわそわ感。 ちょうかわいいちょうかわいい(じたじた)
男の娘とは思わんかったけどwwww好きwww
(-27) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
──────…… 、
[返事は───ない。]
……。
[もう一度。
ピーーーン
ポーーーン。]
(84) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[>>76追加を断られた今でさえ、男は口元を不満げに歪めるだけで、舌打ちまではしない。 その「不満げ」さえ、オムライスをもぐもぐやるうちにどこかへ行ってしまうのだ。]
……ん。
[あっという間に腹へおさめ、無言で両手を合わせる。 何かを探して視線が机をうろうろしていると、
>>@18ミイが浮いていた。]
……おまえ、飛べたのか。
[まがお。]
(85) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
忘れるには少し愉快な一時でしたよ。 初見さんの可愛らしい姿も見えましたし。
[ひとしきり笑うと、本についてはまた後で、と声を掛ける]
私も少し外に用があるので。
[ご馳走様でしたと頭を下げて、一旦外へ。 部屋の主人も出るなら並んで廊下へと]
(86) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[抜き足差し足忍び足。 床を這うように移動する。 見つからないわけがないのだが、これで見つかったことはほとんどなかったのだ。 今考えればそれもおかしなことである]
……俺が速いわけじゃなかったのか
[国谷は肩を落とすのと、ミィが匂いに釣られて鳴き声をあげるのは同じタイミングだったろうか**]
(@19) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
/* 越智からただよう甘酸っぱいかおり……
(-28) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[やはり、返事は、ない。]
……────〜 ッ
[知らぬ間に止まっていた息を、どっと吐く。
どうやら彼女は、いない、らしい。]
(87) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[普段から寡黙な宝生が、この102号室では 気の所為かも知れないけれど―――…口数が増えてゆくように感じて。 並べられたお皿に、半熟卵にさっさと手を付ける様子に。
緊張していた肩の力を抜いて。]
あの。 あの。 あたし、こんな風に食事するの、ひ、久し振りで。
嬉しいです。
[有難うございます、って、噛まずに言えた。]
えっと、それから、一、二、三………
[お皿の数を数えて、自分の荷物の中身を指折り数えて。 自分の分を引いても、イチタリナイ、ラムネ。 でも、お裾分けする為に持って来たんだから、私はそれを取り出した。]
(88) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[>>78 足が心配でついてきたなどと言いづらく、適当に声をかけながら付いて行けば、公園からすぐ側にあった風情ある建物の中へと入っていく。]
…なんだ、近いじゃん。
[何故だか止められないので、そのまま付いて来てしまうと、廊下を抜け少し広さのあるスペースに辿り着いた。]
ん?俺? だから、捨て猫だって。
[『本当に猫?』という言葉はどこまで本気で言っているのか謎いが、それで信じてくれるなら面白いと、その言葉を採用することにした。]
にゃぁ。
[無愛想に、声真似ひとつ。]
(@20) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 22時頃
|
[葉がしおれるように、眉がへにょりと下がった。]
……どっか行ってるのかな。
[いつもは部屋にいることが多いのに、 珍しいな、と思う。
なんだか、とてもがっかりして、 そのひとの部屋のドアの前で踵を返す。]
(89) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[>>85 やはりそうなのか。 信じたくはないが、国谷は認識されてはいないようだ]
にゃー
[誤魔化すように泣き真似をすると、ミィを床に放した]
(@21) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
/* 猫居すぎwwwwwwww 猫wwwwwwwwwww
(-29) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
/* 越智君は誰の部屋を押しているのだろう。 普通に福原君かもしれないが、 彼女は203号室の住人だ。
(-30) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
あの、炭酸苦手で………なかった、ら………
[ころり、ラムネ瓶の中で転がる、赤青緑。
声は尻窄みをして、最後には消えてしまう。 お邪魔するにゃ、と可愛く聞こえた声に、視線>>@18 声は聞こえても、国谷の姿が見えない私には 喋る猫がふよふよ浮いているように見えるわけで。]
ね、 猫は飛びません。よ?
[出来るだけ冷静に、宝生>>85に突っ込みたかった。]
(90) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
― わかば荘 ―
[挨拶しようかどうしようか、と悩んでいるうちに、髪の長い少女は変な足取りでわかば荘へと歩いていく。>>78 その後ろを金髪の少年>>@16がついていく。
なんとなく、少し間を空けてその後に続いた。 少女の手によって玄関が開けられれば、少年が扉を潜った後扉が閉まる前に取っ手を掴んで、玄関に身を滑り込ませる。]
えっと…
[わかば荘の1階廊下をゆるりと見回す。 こちらに気付く人がいれば、こんにちは、と挨拶をして、101号室を目指して歩いていく。]
(@22) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[その時、談話室には誰が居たかしら。
何にせよ得体の知れない猫を連れて そのまま自室へ帰るのはさすがに躊躇って。 談話室のソファに座り込む。]
可愛くない猫。
…………家、ないの?
[(>>@20)などと声をかけながら。
足首を冷やしたいからと、 バッグから取り出すハンドタオルを投げ付け。 ミニキッチンで濡らしてほしいと。お願い。]
(91) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
[ふよ、と浮いた子猫が
当たり前みたいに、床に、地に足着ける。]
いや、飛んでます、よ?
[自分の発言に対して、今度は、真面目に訂正した。 猫が宙に浮いていた場所――…国谷がいる場所と 本来の、猫が居るべき高さを、交互に、上下。]
(92) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
─一階廊下─
[睨みつけるようにチャイムを見ていたせいで 猫が廊下を空中浮遊しているのに気付かなかったのは 裕にとっては僥倖と呼ぶほかない。
気付いていたら、パニクって、 窓を割って逃げ出そうとしていたかもしれないから。
裕には見えないし感じられないものが、 102号室の扉を開けて>>@18中へ入ると その瞬間だけ、まるでドアが開いているかのように 部屋の中の物音が聞こえて来た。]
……ん、
[なにやら、102号室が騒がし──い?]
(93) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
― 談話室・福原と捨て猫の至る前 ―
[個包装のフエラムネを両手に挟んでじっと見つめる。 宝生が吹いて、ジャニスが食べていたそれをまだ口に放り込む気にはなれず、猫が小さく警戒するように唸りながらフエラムネの位置や自分の首の位置を変えながら、それを暫くは眺めたままでいた。 談話室の外を通り、中を覗く人物があれば、何やら小さいものを凝視している彼の姿を見ることが出来ただろう。 彼自身は自らの視線の先に夢中で、誰かに見られているなど気にも留めなかったが。
しかし、ふと彼はフエラムネを凝視するのを止める。 >>#1 何某かの声が聞こえたからだ。 人の姿の無い窓の外に視線を向けて、彼はじーっと目を凝らす。細めても望遠鏡の代わりにはならない目を細めて、何かを見透かそうとする動作は、何かの姿の代わりに>>#2続く声を拾い上げた。]
……………………。
[思案の間は、即ち沈黙の間でもある。 >>@15談話室から空中浮遊して去る猫にも気付かず、視線を細い指の先へと落とした。 分け与えられたフエラムネを見れば、冷蔵庫の中にあるライチのゼリーを思い出す。意図せず、しかし繋がれた運命の縁。]
(94) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
…………
[感じた複数の気配に首を傾げて 102号室のドアに目をやった時には、 もう、声や物音は聞こえなくなっていて。
裕は不思議そうに、首を傾げる。]
あ。
[それより、誰かがわかば荘へやって来たようだ。]
(95) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
あっはは!
[お店のご飯みたい、と感想>>79を聞けば、大きく笑った。 だからオンと変わらないといったのだ。だけれどこんなに嬉しいこともそうない。]
うちの店にもいらっしゃいよ、って言いたいところなんだけど。 あんまりねえ、女の子が酒場に入り浸るなんて歓迎できる事じゃないし。 そもそもアタシの店じゃあないしね。あっはは、ほんと可愛い。
[気持ちよく笑いながら、ふと。 浮く猫に気づけば、待ち人来たりなのかと思い至る。]
(96) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
……………僕に 大事なものは ない、よ。 僕は 、 人間不全、だから。 大事なもの とか、そうじゃないもの、 とか。 そう いうの、 は、
[普段から掠れた声が、一層酷く掠れていく。 ノイズじみた音で声が途切れて、彼は一度ゆっくりと首を傾げた。 不明瞭な視界が、何故だかいつもよりもぼやけて滲んでいる。誤作動だ。ずるっと音を立てて鼻を啜り、片手で両目の下を擦る。 離した手は、濡れていた。]
……………?
[そこに、人の声>>91が聞こえて。 俯いていた顔を上げ、泣き顔のままゆっくりとそちらへ両方の眼球を向けた。]
(97) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
ところで初見さんは「Marxxlixx」と言うお店は ご存じないですか?
[少なくともこんな辺鄙なわかば荘の近くで聞いた事は無い。 尤も、興味が無いので気付いていないかもしれないが]
私より若い人と接する事の多い、初見さんの方が ご存知かと思いましてね。
[他に聞けるのは若い女の子なのだが。 初見は傍にいたか、別れたか。 気付くと廊下に華やかな少女>>89を見つけた]
こんにちは、越智さん。
[いかにも愛らしい姿の少女。信じて疑うことなく声を掛けた]
(98) 2013/09/03(Tue) 22時頃
|
|
/* 人間不全って言えたのでもう吊られても良い。
(そういうシステムではない)
(-31) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
浮いてるというか、浮かされてるというか。 あれ、どんな感じなのかしらね。
[幽霊は物には触れられない、というイメージがあったが、よくよく考えれば今まで様々なものに触れた形跡があった。 それを思えば、霊に抱えられるとはどんなものなのか、少し気になる。]
大所帯でごめんなさいね。 あ、アタシはラムネ、いらないから。マドちゃん飲みなさいよ。
[そう言い残して立ち上がる。 猫缶の蓄えはないが、ミルクくらいは出せると、ミイのための食事も用意するつもりだ。]
(99) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
/* というわけで! 病沢さんの病気は人間不全です。(良く分からないどやっ)
(-32) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
[見えたのは、談話室へ入って行く福原の背中と、 少し遅れて彼女のあとを歩く、金髪の男の子>>@16。
二人に遅れて玄関をくぐってやって来たのは 小学生くらいの男の子>>@22だろうか。]
……──こんにちは?
[誰だろう。と思いながら、身についた礼儀が よどみない挨拶をするりと口に上らせた。]
(100) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
─ミイ目撃前─
そうか。
[>>88嬉しいと告げる立花へ視線を向け。]
うまいだろ。
[当たり前のように言って、またスプーンを動かした。]
(101) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
─目撃─
…… ミイ。
[>>@21浮いていた仔猫が、床に降りた。]
…… 飛んでたな。
[>>92立花の言をオウム返し。]
見間違い では、 …… ないか。
…… いつのまに、覚えた。
[仔猫を真顔で見下ろした。]
(102) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
いや、覚えるわけないでしょ。
[かなり大真面目な宝生にはツッコミしか出てこなかった。 ここまで順応している自分のほうがおかしいのだろうか、という気にさえなってくる。 見えないというのは確かに怖いが、怖がっていても仕方がないと共存を考えた結果がこれだった。 今ではこの怪現象を歓迎している。]
声だけでも聞こえるといいんだけど、ね、ほんとは。
[溜め息に溶かした呟きの音量は、珍しく小さい。]
(103) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
す、すみません、!?
[新居>>96の大きく朗らかな笑み声に、謝ってしまうのは条件反射。 ぺこりと頭を下げるまでがワンセットで おずずずず、と視線を戻すと、何だか本当に、嬉しそうに見えたので。 私はほっと胸を撫で下ろしました。]
お店でも、こ、こんな素敵な料理を、振舞われてるのですか? お、お酒は、あたし、飲めます!
[でも、ラムネの方が好きです――― そんな気持ちまで汲まれたように、瓶一本、ご返還>>99]
(104) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
[>>98男の子に声を掛けたのと、 植頭に声を掛けられたのと、
どちらが先だったろう。
初めて見る男の子の顔を、 不躾にならない程度の間じっと見てから、 振り返って植頭に挨拶をする。]
あ……こんにちは植頭さん。
[見知った大人の登場にほっと緊張を緩ませて ほわりと笑いながら軽く膝を曲げて淑女の挨拶。
これはここへ来てから身につけた仕草。]
(105) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
/* 突っ込みがいてくれるとボケ甲斐がある。 すきです
(-33) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
おまえも、見ただろう。 こいつ、浮いてたぞ。
[>>103不思議な話に興味を持つ方でも信じる方でもないが、見たのだから仕方ない。とばかり、ごくまじめに返す。]
そうだな。 飛ぶよりは、喋れたほうが、楽だ。
[男が認識しているのは、あくまでもミイのこと。]
(106) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
/* 部屋割りのなかに燦然と輝く「公園」の二文字
それはホームレスっていうんじゃないですかね
(-34) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
[そして、猫が浮いてもお腹は減るのです。
折角作ってもらった半熟卵のオムライス 冷めてしまったら、本物のもったいないお化けが出ても可笑しくはない。此処、わかば荘ならば。 ミイをとても気にしながら、空いている席に座った。 とろりと蕩ける卵と、ライス、一口食べると止まらない。]
美味しいです。
[当たり前のように、宝生>>101に答えた。 ラムネ残り三本、マイナス自分の分、で残り二本。 お好きにどうぞって、赤と青のビー玉を並べて。]
ミ、ミイちゃん……… も、もう、一回。
[こんな芸当、そう何度も見せてもらえないだろうけれど。 国谷の存在を"生霊"として、まだ認識していないからこそ、加えて宝生の反応に引き摺られて。気紛れに欠伸を溢す猫に、アンコール。]
(107) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
[声を掛けたのは越智だが、どうやら他にも客人がいたようだ。 頭を下げる男の子>>@22にも笑顔で挨拶を返す]
はい、こんにちは。
[仔猫を思い出したのは、彼が消えた部屋を見た後]
(108) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
ふぅん――
[ミィが飛んだのなんだと騒ぐ面々を見て、少しだけ悪戯心が生まれる。 ミィの前足を手に取ると、ひょいと二足歩行させてみた。
ミィはそれはお気に召さなかったようで、ガブリと噛まれれば何もない宙に紅い点が生まれたのが見えたことだろう]
おっと、御機嫌斜めかい?
[ミィの答えを聞きながら噛まれたところを手で覆い隠した。 白栖の方に視線を向ければどの様な表情だったろうか]
……やっぱり、見えてない、かな
[溜息言葉を呟く]
(@23) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
浮かされる…… ですか?
[それに更に遅れて 新居の反応が、妙に、訳知りのように、鈍い私も察しました。 猫が浮いていたときの反応にしても、然う。
それに、猫の鳴き声。 私はあの声を何処かで聞いたことがなかったっけ?]
(109) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
[ 人と言うものは経験によって深みを増すのだとは、私の敬愛する先生の言葉だ。経験が良いものであろうと悪いものであろうと、不必要なものなどないのだと言う。それならばこの不可思議な出来事も、私を形成する一部となっていくのだろう。 しかし植頭さん>>81の言葉も経験と言えるのだろうか。私は驚いたように目を見開いて、まじまじと彼の姿を見つめた。]
可愛い、とは。 植頭さんは何とも、江戸川乱歩のような奇天烈な発想をお持ちだ。 私のようなおじさんにそのような奇怪なお世辞を使わずとも、貴方に渡せる本はあの箱の物以上には出て来ませんよ。
[ 雪女、との言には、私はまだ死にたくはないですねえなんて、おそらく的の外れているであろう返事を告げた。国谷君が何であろうと、彼のことを無暗に吹聴するつもりはない。人と言うものはえてして、物事を色眼鏡をかけて捉えがちだ。本人をその目で見て判断するのが最善だろう。]
(110) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
何ですかな、そのま……なんとかというのは。 残念ながら、私は存じ上げませんな。 学生たちにも聞いてみましょう……覚えていられたら。
[ 植頭さん>>98の紡ぐ呪文のような言葉に目を瞬かせながら、軽く咳払いをする。聞いたことのあるような、ないような。学生たちの言葉はどれも似たり寄ったりで、上手く要領を得ない。]
それでは、私はここで。 部屋は施錠していないから、好きに入ってくれて構わないから。
[ 私が声を発したのは、植頭さんが越智君>>105らと出会うほんの少し前のこと。可愛らしい男の子>>@22にも会釈をして、雪駄を滑らせるように外へと出た。]
(111) 2013/09/03(Tue) 22時半頃
|
|
こんにちは。いつも礼儀正しいね。
[個性的な面々が多いわかば荘の住人だが、 日が浅いせいなのか元々の育ちの良さなのか、 礼儀正しい彼女>>105の挨拶は好感が持てた]
そう言えば、さっき大きな声が聞こえたけど、 大丈夫だったかい?
[談話室を覗いた時に垣間見えた、 彼女の様子を思い出して、今は落ち着いていると思いながら]
(112) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 23時頃
|
[気が落ちていてもお腹の蟲は轟くばかり。
良い匂いの出所を探せば、チキンピカタを発見する。 皿に近寄り、手に取るとくるりくるり。 適当にお箸もお借りしよう]
お、珍しいものもあるな
[>>107 ラムネを見つければ皿ごとふらりふらりと円の方へと歩み寄る。 >>108 何か思案気な円の後ろに膝をつき――]
俺も貰っていいかい?
[耳元で囁けばどんな反応が見れただろうか]
(@24) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
/* 喉が心許なかったのと多角死ぬのとあと化け猫ちゃんに会いたくてね。 越智君、明智君とも話したかったが、またの機会にしよう。
おむらいすたべたい。
(-35) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
地上の人は共鳴窓もあって大変そうだなー
(-36) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
[礼儀正しいと言ってくれる植頭に、 裕の頬は嬉しそうに綻ぶ。
可愛い。 と言われるのも 礼儀正しい。 と褒められるのも
どちらも同じくらいに嬉しいのだ。
見慣れぬ顔の男の子を気にしつつも ややあって植頭の方へ歩み寄る。
少し見上げる形で植頭と視線を合わせ──]
……ひぇ!?
[>>112訊かれたことに、 瞬時に頬を赤く染めて、素っ頓狂な返事をした。]
(113) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
― 談話室 ―
[最初に見た女の子には見覚えがある。このわかば荘の住人だ。 しかし、彼女の連れてきた彼>>@20には勿論、見覚えが無い。 猫の鳴き真似を聞けば、ぼろぼろと涙を流したまま大きく首を右に傾いで、疑問の視線を三浦へと向ける。 鳴いたままじーっと目を凝らして来訪者を見つめる様子が傍目からどのように見えるのか、気にする意識がないのはひとえに彼が人間不全という病だからである。]
………………。
[常の通りやはり、言葉は無い。]
(114) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
………………
[>>@23仔猫が、急に二足歩行の真似事を始めた。 その動き方はまるで、誰かに]
……………
ミイ。 お前が今、噛み付いたのは……
何だ?
[何かが、そこにいる。 散々聞いた噂話を思い出せば、男の目は徐々に細められていった。]
(115) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
ポーチュラカは、初見にも植頭にしたのと同じ挨拶をし、出てゆく姿を見送った。
2013/09/03(Tue) 23時頃
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 23時頃
|
[実際の所、『拾って下さい』ダンボールに入っていたとしても、猫じゃあるまいし、声さえかけてくれる人もいないだろうと予想していた。
事実数日、誰にも声をかけられることなどなかったし、頼るあてなど無かったので、この先どうしようかとボンヤリと思っていたところで。 バイトで貯めた少ない貯金を持ち出したはいいが、それもいつまでも有るものではない。
声をかけてくれる女性がいたことに、これでも十分驚いたのだった。]
(@25) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
家?さっきの、ダンボール。
[可愛くない、には心の中で同意しつつ、投げつけられたハンドタイルを受け取ると、近くにあったキッチンらしき場所で濡らす。 ついでに冷凍庫から氷を取り出し包み、タオルを渡しに戻った。]
ここがお前の家なん…よな?
[人の気配があり、周りを見渡すと、>>97目があった気がした。泣いているように見える。というか、完全に泣いていた。]
…やぁ。
[右手を上げて、挨拶をしてみた。]
(@26) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
[>>@23ミイちゃんが立った!]
[くららを彷彿とさせる謎の感動に 口の中に残ったオムライス、殆ど噛まずに飲んでしまった。 けほけほ、気道を塞いだちょっと大きな塊に噎せて、]
ミイちゃん、ご、ご機嫌悪いと、歩くの?
[国谷>>@23が見えない私には、猫が喋っているように見えて。 ―――でも、やっぱりどこか、聞き覚えのある声。 今日、階段で、談話室で、ぐるぐる、ぐるぐる、思い出す。]
あ、あの、足の速い―――… びゃ!
[お返事する頃には去ってしまう、不思議な声のひと! ぴん、と豆電球散らした私の目の前には ふわふわ浮いたお皿と、耳元の声。そりゃあもう、素っ頓狂な声を上げてしまいました。]
(116) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
あ……こ、こんにちは。 えっと、ここに住んでる人ですか…?
[少女>>105と目が合うと、ぱちくりと瞬い挨拶を返す。彼の本当の姿を見た事はあったかもしれないが、少女の装いの彼を見た事はない、はず。
それから、植頭>>108へもこんにちは、とぺこり頭を下げて]
あの、宝生さん今部屋にいますか?
(@27) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
[実際のところ、何故泣けるのかは彼にも分かっていない。 それを分かる為の感覚が欠けていることこそ、何よりも彼が「人間不全」であることを示している。 ただ何らかの誤作動により両方の眼球から水分が流れていくだけだ。補給しなければ干からびてしまう。
>>@26片手を上げる動作が挨拶だと理解するのに数秒をかけて、邪魔な水分を右手で拭ってから、かくんと頭を前に倒す。 精一杯の最大限の挨拶……つまりお辞儀のつもりなのだが、ソファーの対面にある椅子に座ったままでは、そうとは伝わり辛いだろう。]
……………。
[おまけに言葉も無い。無言かつ無表情で、猫が知らない人物を探るようにじっと、来訪者の様子を窺う。]
(117) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
も、もら、貰、 ?
[螺子の巻かれてないブリキみたく、繰り返す。 足が速い、で片付けていた今までの異なる、怪異。
でも、徐々に落ち着くのは 時間帯の所為もあったし、ミイちゃん噛んだけど落ち着いてるし、白栖ちゃんも新居さんも宝生さんもいるし、害意は感じられなかったし。]
お、オムライスは、駄目ですよ?
[食い意地は張った。]
(118) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
『にゃー』
[>>115 宝生の問いかけに、ミィはとてとてと近づいていくとぴょんと膝の上に飛び乗った。 てしてしと鍛え上げられた腹筋を肉球で叩きながら、尻尾をふりふり。
ちらりとピカタに向けられる視線は、ご飯を所望してのものだった。
結局のところ、ご飯>>国谷くらいの優先度らしい]
(@28) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
マドカは、もっもっもっもっ、オムライスを口に運んでいる。
2013/09/03(Tue) 23時頃
|
見ました。浮いてました。 でもひとりでに浮くわけないでしょう?
[ミルクを手に、部屋に戻る。 言葉の方ではつまりここにいるのはミィだけでないと言いたいのだけれど、どこまで伝わるか。 平皿にミルクを出せば、子猫のご機嫌も直るはず。]
お粗末さま。 お酒飲める、はいいけど、女の子ひとり酔っ払って夜の街を歩くなんて感心しないわ? なんて、そんなになったらアタシが連れ帰ってあげるけど。
[立花の言葉にはひとつひとつ頷きながら、そう言ってまた上機嫌に笑った**]
(119) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
肉屋 ニールは、メモを貼った。
2013/09/03(Tue) 23時頃
|
/* そろそろ中身の予想をしようか。 ぷぎゃーの準備はよろしいか?
フランク 俺 ジャニス はいんりっひさん ウェーズリー にこさん レティーシャ すがさん ホレーショー ここちゃん ミルフィ 壱さん エリアス なめたん ニール ぱんださん マドカ おにーさん 源蔵 といもいさん ポーチュラカ 俺 ヤニク 加賀さん ガーディ サミュエル
リクエスト通りなのでおにーさんは確定。
(-37) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
/* にこさんも自信ある。
壱さんここちゃんといもいさんは書き方から。 すがさんはいんさんはリクエストから。 多分、あって、るんじゃない?
なめたんぱんださんが、実は自信ないけど、 エリアスなんか今にも風邪ひきそうだしなめたんじゃね……? ニールの見出しの使い方もぱんださんっぽいし!
るしさんとやまこさんは、同村したことなくてなうろーでぃんぐ。 村終わる前に見分けてやるぜ。
(-38) 2013/09/03(Tue) 23時頃
|
|
フッ、そうだ……俺は"世界で一番速い"
[>>116 円の素っ頓狂な声に、首を傾げた]
(声が聞こえるのか?)
[そう言えば、瑠美も声が聞こえていたような気がする。 人によるということなのだろうか]
ふぅん、俺にはこのピカタがある。 それに炭水化物は競技前にしか摂らないんだ
[ただし、デザートは除く。 >>118 すごい勢いでオムライスを食べる円を見れば笑みが零れ――]
君も陸上をしているなら食事に気をつけるといい
[何様のつもりか知れないアドバイスをすると、ラムネを一本手に取った]
(@29) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
うん、そうだよ。 先月越して来たばっかりで、まだ一ヶ月経ってないけどね?
[>>@27緊張している気配の少年に 植頭に近寄る前の裕は、その緊張をほぐすように 少し膝を屈めてにこりと笑いかける。]
(120) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
…… わからん。
[>>@28飛ばずに跳んでやってきたミイへ大きな手を載せる。 ピカタを渡すそぶりはない。]
つまり、 仕掛けでもあると?
[>>119訳知り顔の新居へ向ける視線は、『説明しろ』。 どうも上機嫌らしい彼には、男の訴えは通じるかどうか。
うわさ通りの幽霊とやらがいるとしても、男にはわからない。 見回し、立花がわたわたしているのを見、白栖はどうしていたか。]
自慢ではないが…… 俺は、鈍い、らしい。 もう少し、わかりやすくしろ。
[ついに怪異に注文つけるに至った。]
(121) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[あまりおしとやかな女の子には相応しくない声>>113に、 聞いてはいけない事だったかと頭を掻いた]
嫌な事を思い出させたのなら悪かったね。 結構大きな声だったから心配になって覗いてたんだ。 何があったかは知らないけど、元気そうならそれで いいんだよ。
[どうにも女の子の扱いは上手くないな、と 困った表情を隠さずに苦笑する]
何か困った事があって、手伝えることがあったら 遠慮なく言ってくれるといい。
(122) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
越智さんだけじゃなく、君達のような若い華やかな子が 増えてからわかば荘はとても元気になった気がするから。
[これは本心。 静かに時代と共に朽ちていってもおかしくない わかば荘に、名前の通り瑞々しい風を吹き込んでくれた 彼らに感謝はしている。多少煩いが]
(123) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[頭を下げる少年>>@27に困った様に苦笑したまま]
数時間前は宝生さんはいたと思うけど。 すまないね。 私は今2階から降りて来た所だからちょっと判らない。
談話室か……他の人に聞いてみるかい?
[1階には美味しそうな匂いが漂っていて、 誰かがいるのだけは確実だから]
(124) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[少年の通う小学校は、 裕の実家から高校までの通学路の途中にある。
グレーのブレザーとスラックスを身につけて 普通の高校生のように友達とじゃれあいながら歩く裕の姿を 彼も何度か見たことがあったかもしれない。
宝生のことを尋ねられたときには、 植頭にみっともなく取り乱す声を聞かれた羞恥で 裕の顔は赤く染まっていたけれど、 両手を頬にあてて熱を冷ましながら少年を振り返り]
ごめんね、わたしもわからないの。 あなたは宝生さんのお部屋、知ってるの?
わからなかったら案内してあげようか?
[と、訊いた。]
(125) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
― 102号室 ―
お、じゃま……します。
[むぐむぐ唇から一転(それはそれで可愛らしかったのだけれど)、 花が開いたような表情を見せた立花>>63と一緒に 新居の部屋に足を踏み入れたなら、
いけないと思いはするけれど、 やはりきょろりきょろりと翠を動いてしまって。
立花の様子>>68には気付くことが出来なかった。
シンプルで物が少なく、落ち着いた雰囲気があるのは>>24 なんだか新居の印象とは少し違った。
賑やかな人だから、 部屋の中も賑やかなのかと、勝手に想像していたようだ。]
(126) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[「オムライス」と口にしながらキッチンへ立つ新居>>48の傍には寄らず、ソファへと腰掛けた。
壁際に座る宝生をチラと見て、 朝ほどの恐怖感を抱いていないことを確認。
人間性をよく知らない体格のいい男性は、 「あの影」を思い出してしまうようだ。
ここに住み始めてから覚えている限り、宝生とは、 あまり言葉を交わしたことがなかったと思う。
こちらは勝手に怯えているし、 宝生の方もあまり積極的に話をするタイプでは無さそうだったから。
けれど、フエラムネをぴぃぴぃ鳴らしているのを見て、 意外な一面を見て、少し安堵したのだろう。
完成を待ちきれないのか、 新居の方へ寄っていく後ろ姿>>53を眺めて、 胸中で「今までごめんなさい」と謝罪をした。]
(127) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[猫に話し掛ける宝生>>115の声は、少し、尖っている。 理由に思い当たりなど、目の当たりにしているのだから有り過ぎて でも、説明は寧ろ与えられたい側だから、新居を見るのです。
その間も、口だけは緊張感なくオムライスを頬張って。]
新居さんは、その、前からご存知だったのですか?
[説明を求める宝生>>121に便乗する形で、もっもっ、の合間。]
う、うう、そんなみっともない、真似は…… 気を、付けます、あの、夜遅くは、暗くて危ないので。
[もごもご、咀嚼の所為だけではなく、言い返せない箇所は唇が波打った。
わかば荘に続く坂道は、交通の便が悪いだけあって、外灯は疎らで。 暗い夜道が危ないのは誰だって同じで、新居は朝帰りが多いと、朝出くわす機会に知ったから。そっと、付け加えるのです。]
(128) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
あ、うぅん──…、 その……、 嫌なことって言うか、 わたし、あの時、混乱してて──、 とても取り乱してしまって、みんなに迷惑、かけたから。
ちょっと、恥ずかしいなって、思って……。
わたし、実は猫が苦手で──…。 遠くなら平気なんだけど、 急に目の前に飛び出して来たりすると、怖くて、 すこし、パニックになっちゃうんです……。
[>>122苦笑浮かべる植頭には、 えへ、とすこしバツが悪そうに笑う。]
…──ありがとう、ございます。 困った、こと───…、 あ、じゃあ、
その、すこし、相談したいことがあるので、 この後、お時間いただいてもいいですか?
(129) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[新居と宝生と立花がいるキッチンの方は何やら賑やかで、 その中に入る器用さは持っていなかったのだけれど、 楽しそうな雰囲気はちゃっかりと味わっていた。
美味しそうな匂い。
さっき食べたゼリーも、 すっかり消化してしまったようで空腹を感じていた。
そんな時、急に新居が大きな声を出したので>>57、 びくっと肩が跳ねてしまった。
「下着」「綺麗なカッコ」「似合わない」
勢いよく捲し立てるものだから、聞き取れた単語はそれくらいで、 一体なんの話をしているのだろう?と首を傾げた。]
(130) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[完成したのか、宝生や立花が皿を運び始めたなら、 やっとキッチンへ寄って、配膳の手伝いくらいはした。]
いただき、ます……!
[出来たてのふわとろ半熟オムライス。 立花が「すごいね」とはしゃぐのに>>79、こくこくと頷いて。
スプーンで掬って、ぱくりと一口。]
お、……美味しい、です……!
[きらきらとした尊敬の眼差しを新居に向けて、 感想を述べた。
自分で作るよりも何倍も美味しい。]
(131) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[こんな風に食事をするのが久しぶりという立花に、 「同じだなぁなんて」感想を抱いて、
ふと、この夏から新たに住人となった後輩のことを思い出した。
一歳年少の、可愛い女の子。
一人暮らしを始めたばかりで、 寂しかったりしないだろうか。
新学期が始まったなら、 「一緒にバスで学校に行こう」と誘ってみようか。
今は、一人でご飯を食べているのだろうか。
そんな事を、考えていた。]
(132) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[ラムネを取り出そうとした立花の様子>>88>>90に、 「ん?」と首を傾げた。
既にもらっている黎湖を抜いて、宝生と新居と立花。 ぴったり人数分なのに。
続いて、宝生が誰かに「飛べたのか」と訊ね、 立花は「猫は飛びませんよ」と。
二人の視線の先を追ってみれば、
宙に浮く子猫の姿>>@18。
床に降りた子猫の姿>>@21。
しばらく放心してしまったが、この現象は――。]
(133) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
国谷さん……!!!
[本日二度目の、個人比大きな声をあげた。]
(134) 2013/09/03(Tue) 23時半頃
|
|
[侵入者がいる可能性について、 話すなら、年の近い女の子と思っていたけれど それは話しやすさを優先したからで。
年輩の、頼れる大人が話を聞いてくれるとあって 裕は素直に甘えることにした。]
(135) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
[>>117涙拭いカックンと頭を倒す行動に、頭の中がクエスチョンマークが浮かんだが、とにかく物凄く見られている。]
なぁ…えっと、俺の飼い主さん。
[そういえば彼女の名前を聞いてなかったことを思い出したが、気にせずに話しかける。]
俺、超見られてる。
[不審者だと思われたのだろうか。もう一度、右手をヒラヒラを振りながら、ちょっとだけ笑顔を向けると、もう片方の手でポケットからチュッパチャップスを取り出した。]
…食べる?
[おもむろに、差し出してみた。泣いてたし、甘いもの食べたら気が休まるかと思って。]
(@30) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
レティーシャは、放心していたので、大声は妙なタイミングだったかもしれない。**
2013/09/04(Wed) 00時頃
|
/* やばい、飼い主さんとか萌えるんだけど。 サミュエルめ。
(-39) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
誰だ。
[>>134知らない名前だった。]
(136) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
そうなんだ…。 ぼく、明智衛です。この近所に住んでるの。 これミィにあげようと思って来たんだ。
[少女の優しそうな声>>120に安心したように表情を緩めると、簡単に自己紹介をして左手に持った猫缶と牛乳パックの入ったビニール袋を掲げてみせる。]
ううん、大丈夫。 宝生さんの部屋行ってみるね。ありがとう!
[植頭と少女に向かってぺこりとお辞儀をすると、談話室を通って101号室を目指そうと。 顔を上げた時、少女の顔をまじまじと見てどこかで見た事あるような気がしたが、目の前の少女の装いをした人物が男子高校生だとはまだ気付かない。]
(@31) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
世界で、一番……… そうしたら、あたしより、た、たくさん。 速いですね。
[声色で、男性だと分かる以外に情報はない。 ただ、同好の士というものは、プラスの感情を与えるものだ。 それは私も例に漏れなくて、半熟卵を飲み込んだ唇が和らぐ。]
そのお皿、あの、ええと、速いさんの、だったんですね。 ……炭水化物は駄目、なんですか?
[わかば荘の住人の、苗字だけは、引っ越して来てすぐに覚えた。 『あなた』と曖昧に誰かを呼ぶのが苦手で でも、国谷>>@29の名前を知らないから、即席の、あだ名。
ごくん。 最後の一口を飲み込んで、空のお皿に、手を合わせる。]
あ、あたし、大きな大会には出たことが、なくて。 食事制限も、あまり…
(137) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
フッ、何かお困りかい?
[ラムネをパーカーのポケットに入れれば宙にかき消えたように見えただろう。
>>134 大声をあげた白栖に歩みよると、その頭を撫でようと手を伸ばした。 その視線は国谷とは違うところを向いている。 そして、声も届いてはいないのだろう。
考えれば考える程に、また気分が滅入ってくるが白栖の綺麗な翠の瞳はそれを帳消しにしてくれるのだった]
(@32) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
俺だよ、俺! にーさんもわかんないのか?
[>>136 おれおれ詐欺の如く、おれおれと連呼するが聞こえなければ意味はないだろう]
(@33) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
[姿の見えない誰かのアドバイスに、つい真剣に
緊張を和らげる食べ物ってありますか?
聞いてしまいそうになって、止めた。 白栖>>134の聞き慣れない大声。知らない名前。 人数よりひとつ多かったお皿と、その数に揃わなかったラムネ。彼女が首を傾げた理由、結果は、宙に浮いた瓶が物語る。]
くにや、さん?
[知らない名前。
その、白栖の声に反応するものがあったか 不可思議なものは見えない目を、室内に*巡らせました*]
(138) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
[>>@30不審者だと思ったわけでも何でもない。このように初対面の相手をじっと観察するのは彼のいつもの癖のようなものだ。 変異と間違われるほどの異様さは誰に対しても変わらずにそのまま。そもそもそれを異様だと意識してもいないのだ。
首を先程までとは反対の左側に倒して、差し出された棒の先の丸みに視線を落とす。 食べる、ということは食物なのだろう。棒付きのものといえば、飴が定番だ。しかし今日は食べるものをよく貰う日である。]
……………ん。
[ごくごく小さな了承の声。 やはり感謝の言葉は無いまま、細い指先を差し出されたチュッパチャップスに伸ばして受け取る。フエラムネは、ズボンのポケットにしまっておいた。 チュッパチャップスもまた、見ているだけで開けようとはしない。]
(139) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
まもるくんって言うんだ。 わたしは、おち ゆたか。
裕だよ。
[男の子みたいでしょう? と笑う声に、一抹の自虐。
おそらく、誰にも気が付かれない程度の。]
ミ、
[その名を聞いて、一瞬顔が戯画めいて強張るけれど]
……ッ、 そ、そっか。 うん、行ってらっしゃい。
[目の前にいるわけでなし。 落ち着け落ち着け、と呪文のように心のなかで唱えて 少年明智を見送った。]
(140) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
[猫が苦手>>129と秘密を明かされて、少しだけ目を丸くした]
そうなのかい? 苦手なものな苦手だから仕方ないね。 よくあの仔猫以外にも他の猫を見たりするから、 気を付けるんだよ。
[先程まで灰猫とまどろんでいたとは口にせずに]
相談? おじさんで良ければよろこんで。 おじさんの部屋に若い子は似合わないけど。
[他の匂いが混ざるのは気になるが。 灰猫が入って来た以上、もうその縛りは意味は無い。 その前に国谷が自由に行き来していた事は知らないから、 第一号のお客様は灰猫だった]
苦い珈琲しかないよ。 今からお茶菓子でも買いに行くからその後で良ければ。
(141) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
ああ、あの仔猫ですね。
[ミィと呼んだ少年>>@31に微笑んだが、内心羨ましかった。 あの小さなふわふわの仔猫を突いてみたかったが、 宝生の部屋に行くのは躊躇われるし、猫が苦手と言った 越智への遠慮もあった]
幸せだね、ミィは。
[色々思いを込めて、短くそれだけ口にして彼を見送った]
(142) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
わたし、珈琲はブラック派、なんです。
[>>141快諾してくれた植頭に、 秘密をもうひとつ打ち明けて、笑う。]
はい、 あの、 じゃあ、それまで談話室で待ってます。
戻ったら、教えてもらえますか?
(143) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
ふぅん、俺と勝負してみたいのか?
[>>137 円の言葉に答えると、にやりと笑みを浮かべた。 勝負、良い言葉だ。 身体が奥から熱くなる。
気付けば温かな風が吹いていたかもしれない]
俺の名は国谷利右衛門信綱だ "速いさん"じゃない
[白栖の言葉に付け加えてフルネームを答えると、円の頭にも手を伸ばして撫でようとした]
(@34) 2013/09/04(Wed) 00時頃
|
|
……
[>>@33とても残念だが聞こえない。 返事がない。 半目で周囲を見て]
…… いないな。
戻る。 新居。うまかった。
[さっくりと諦め、新居に告げてミイを抱いた。
聞こえない。 見えない。 受信側に問題がありすぎた。]
(144) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
……
[立花はエア会話しているらしいのを見るが、半目で見るばかり。]
…… わからん。
[29秒考えたが、やっぱり立花の声しか聞こえなかった。]
(145) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
走るのは、好きか?
[>>138 何か言いとどめた風の円に問い掛け、返答を待った]
(@35) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
一応ね。今の家は此処。 ……ありがと。
[(>>@26)冷えたタオルと氷を受け取って。 それをパンプスを落とした足首に押し当てる。 謝礼の言葉は少し躊躇った後に。
病沢がどうしてか泣く様子を見つめて。 少し、驚いて目をぱたぱたと瞬く。 まるで子供のような、小さな動物のような。 少し変わった少年に目を奪われる数秒間。
なんと声をかけて良いのかわからないまま。 棒付き飴をやりとりする二人を眺めた。]
瑠美。……飼うなんて言ってないけど。
[その後。思い出したように。 捨て猫くんへの返答を。]
(146) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
― わかば荘前 ―
[ 私はわかば荘を出ると、短い散歩を始める。本狂いだの本の虫だの、言いたいように言わせている私だが、何も常日頃部屋に籠って本と戯れている訳ではない。論文に詰まった時は時折こうして、外の空気を吸いに出るのだ。それに先程確認したところ、家に鯖缶がなかったから、ついでに買いに行くとしよう。 墓地の横を通ることにもなれた。私はこれまで怪談などというものとは縁遠いと思っていたが、国谷君がその類の者だとするなら、もしかしたら私の知らない内に経験値を積んでいたのかもしれない。そうだ、きっとそうに違いない。今の私は安部清明にも劣らない実力を持っているはず。無敵だ。]
――おや、
[ だからこんな、三毛猫>>#0の背後に何かが見えようとも、彼女>>#1>>#2が何か囁こうとも、怯えることなどないのだ。無敵だからな。私は汗ばんだ肌で滑った眼鏡を指の背で押し上げると、三毛猫の前へとしゃがみこんだ。]
(147) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
私の大切なものは、私の心の内にしかないよ。 だから残念だが、君に見せることは出来ないんだ。
[ 三毛猫に手を伸ばすが、撫でることは叶っただろうか。この想いは形にすることは叶わないけれど、嗚呼、あの人の若い頃によく似ているあの住人を見る度に、表層へと浮かび上がってくるそれは、私に仄甘い後味を残していく。暫く撫でようと試みた後手を引くと、三毛猫の背後にいる女性へと声をかける。]
君の望みが叶ったなら、この子を解放してやっておくれ。 君に人生があったように、この子にもまた、生を謳歌する権利があるのだからね。
[ 彼女>>#2に声は届いたのか、三毛猫の姿が遠ざかっていく。私はそれを見送ると、小さな掛け声と共に立ち上がった。学生らには年寄り臭いと言われるが、失礼な、私はそれなりに年寄りだ。]
(148) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
そうかい。おじさんも豆の味そのままが好きなんだよ。
[ブラック派>>143と聞いて嬉しそうに頷いた。 彼女の様な可憐な少女ならもっと甘いものか、 紅茶を選ぶと勝手に思っていたから]
それじゃあ。
[談話室で待つと言う越智に軽く手を上げて、 さて、今度こそ買い物に行ける筈と玄関へと向かった]
(149) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
……ふむ、厠にでも行っておくべきだったかな。
[ 断じて怯える必要はないのだが、そして怯えてもいないのだが、ふとそう思った。背筋は冷えたが、断じて怯えてはいない。何度でも言おう。諸君らはその点において誤解をしてはならない。私はひとつ息を吐くと、鯖缶を追い求め、丘をゆっくりと降りていく。]
(150) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
[ 幸せだね、ミィは ]
(151) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
[植頭が呟いた一言は、 妙に印象的に、裕の耳に残った。]
(152) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
?
[男の名を名乗った裕の胸中など、知る由もなく。>>140
その後に仔猫の名前を聞いて顔を強張らせた相手を、屈託のない眼差しで見上げて少し首を傾げた。]
うん。ミィを見つけたの、ぼくなんだ。 でも、飼っちゃダメって言われたから。 宝生さんが飼うって言ってくれて、ミィはきっとラッキーだったよ!
裕おねーさん、植頭さん、またね!
[そうミィと宝生の事を語る衛の目は、きらきらと輝いて。 裕と植頭に向かって手を振ると、101号室へと足を向ける。 部屋の前でブザーを鳴らしてみるが、反応はないだろうか。**]
(@36) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
えっと……あの、 誰、と訊かれると……えと…
[困る。
名前しか知らないし、 どのくらいここにいるのかも聞いている途中だったし。
宝生の質問>>136、立花の室内に巡らせる目>>138に 「どう答えれば」と考えていたところ、
生ぬるい風がそよと金髪を揺らしたので、 国谷が近くにいるのかなと思ったのだけれど。
生憎、今はメモ用紙もペンも持っていなかったから、 約束(>>0:@36)に応える台詞>>@32も分かってあげられなかった。]
(153) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
/* なになになに!? おっさん、いらん事言ったか!?
(-40) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
……………。
[貰った棒の飴の先端を観察するように天井の方角へ翳してみたり、鼻先へと運んでみたり。極めて平均的に、常識的に観察している様子が福原の目にどう映るのかも意識しない。 泣き濡れた頬に落ちる雫の量は随分と減った。表情は何一つ変わらないまま淡々と涙を零すのは、不全であるが故の不感症にも近い。
彼自身が意識できる範疇に彼の大事なものは存在しないけれど、それは彼に大事なものが存在しないといういうこととイコールにはならない。 彼の視線はいつだって明るい色で満ちている。そのように彼は出来ている。彼がそれを望んだかどうかは、今語られる必要のないことだけれど。]
………………ん、
[肯定とも否定とも異なる、小さな声。 「飼う」という言葉に反応したのだとはやはり分かり辛いだろう。視線を福原へと向けて、ぐにゃりと首を傾げた。]
(154) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
− 外出 −
[初見よりどれ位遅れたか。 やはり屋内より外は暑かったが、この暑さも 青空を駆け上がる白い雲も夏特有と思えば心地良かった]
ええっと…まずは。
[交通の不便も悪く、墓地まで備え付けの格安物件。 それでも私はここが好きだと、わかば荘を振り返る。 外観を確かめると、まずはねこのおやつと、 猫の飼い方の本と玩具があれば。 後は無いと思うがお願いされたチョコレート、 越智との珈琲のお伴の菓子と夕飯と。 思ったより荷物が増えそうだと頭を掻きながらも 足取りはいつもより楽しそうに軽やかに見えるだろう]
(155) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
[>>139チュッパチャップスを受け取ってもらえたということは、 不審者と思われていたというわけでもないのか。 ともかく、泣き止んだようだった。
隣から返答が聴こえた。]
ルミっていうのか。飼い主さん。 俺飼ってくんないの? 拾ってくれたんだから、責任もって飼おうぜ。
[予想外だという顔で問う。]
ルミ、気に入ったからさ。
[その、気の強いところも、 怪しい捨て猫を拾ってくれる純粋さも。]
俺、ルミになら、飼われたい。
(@37) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
/*>>@37 麦茶飲みながらログ開いたらこれで吹き出した す、すごい口説き文句ねアンタ……!!!
(-41) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
[101号室へ向かう明智を見送り、 玄関へ向かう植頭を見送り、 膨らみのないまっ平らな左胸にそっと拳をあてて。
なにか考えこむように、唇の内側をやわく噛む。]
────。
[けれど、今はそれ以上何も得られるものはなく、 無駄な思考を放棄して、談話室へと入った。]
(156) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
/* >>155 あれ、これがぱんださん、か?
(-42) 2013/09/04(Wed) 00時半頃
|
|
―わかば荘へと続く丘―
おや、初見先生。
[商店街から続く丘を、ゆったりとした足取りで登ると、 ちょうどわかば荘から坂を下りる初見と行き合った>>150。 こちらといえば相変わらず、残暑に似合わぬジャケットと黒手袋。 そしてその手には、つい何時間か前を再現するかのように、今度は箱ではなく、小さな紙袋を提げている]
ちょうど良かった。先生、大福はお好きですか。
[少し距離があるから、丘の傾斜の分、源蔵の目線が高い。 目を細めて見上げ、初見の周りに漂う微かな残滓に気がついた]
(157) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
──────……。
[談話室を開けた途端、 聞こえた声>>@37に、フリーズする。]
(158) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
[>>154 先ほどから、なぜかチュッパチャップスを観察しているらしい彼へと視線を送った。
食べ物だという認識はあるのだろうか。そんなに珍しい物でもあるまいし…と考えていれば首がこちらへと向き、目があった。]
それ、皮向いたら食べれんだよ。
[食べ方が分からないのか?と思い、ポケットからもう1本のチュッパチャップスと取り出し、周りのゴミを取り除く。これで伝わるだろうか。]
ほら、こうやって。
[口の中へと飴を放り込むと、更にもう1本チュッパチャップスを取り出し、ルミへと渡す。]
プレゼント。
(@38) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
/* 変なのがいっぱいいるよおおおおお。
(-43) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
肉屋 ニールは、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 01時頃
|
[今。
とても、すごい言葉を聞いた。 気がする。
かわれたい、 って。 かわれたい、 って。
────飼われたい?]
(=1) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
― それからのこと ―
[ 諸君らのために、私はここに冒険譚を記そう。鯖缶を求めて私が降り立ったのは、世の奥様方の戦場だった。特売市なるものの洗礼を受け、カゴという盾と己の身体を武器にしてぶつかり合う様相は、正にギリシャのコロッセオ。豊満な肉体の猛者たちを前にすれば、私など猛獣の前に差し出された小鹿も同然だった。そこに決闘のような規律は存在せず、己が命を誇示するために戦う姿は群雄割拠の戦国時代。時代だの国境だの先程と言っていることが違うだの、そんなことは言っていられない。文字を扱う者として情けないことだが、とにかく「すごかった」。私が鯖缶をひとつ手に入れられたのは、正に天が与えたもうた慈悲であろう。故に私自身もまた、私への褒美を与えた。]
相変わらず暑いな。
[ 丘を登る私の手には、鯖缶と日本酒の入った袋がぶら下がっている。厳格な私は、普段粛々と禁酒を続けているのだが、数多の戦場を潜り抜けた褒美としては、これくらいのものを与えるべきであろう。たまには誰か共に盃を酌み交わすのもいい。 短くも濃い私の冒険は、わかば荘に到着したことで終焉を迎えた。自陣へ戻り、褒美をしかと冷やすことにしよう。]
2013/09/04(Wed) 01時頃
|
ポーチュラカは、ドアを開けたまま硬直している。
2013/09/04(Wed) 01時頃
|
んまい。
[モゴモゴと口の中で飴を転がしていると、 視界にさらに人影。>>158]
この家、人、いっぱいだな。
[なぜか、入って来ないで扉の先で硬直しているらしい女の子に片手をあげて挨拶する。]
愉快な、家だ。
(@39) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
/* にくしょくけいけんぶつにんはあく
(-44) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
君の目、壊れたの? それとも心?
[頬を濡らしたまま飴の観察に勤しむ病沢。 何かとても繊細なものを見ているようで。 とても心細い気分になる。不思議な存在感。
(>>154)表情歪めず声もなく しとしと涙落とす病沢に。 猫のように首を捻る病沢に。 視線を重ねて、問いかける。]
ちょっと待って。待って。 君は、頭が壊れてるの?
[(>>@37)病沢へ注いでいた視線が揺れて。 捨て猫くんの予想外の発言に露骨に慌てた。
差し出された飴は受け取って食べるのだけど。]
(159) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
[彼がここにいる者たちをどう思っているかといえば、とても単純だ。自分を含めて皆、目と鼻と口がある、ごく常識的な人間である。 勿論それは、増えたばかりの>>@37彼とて例外ではない。二つの目と、鼻と、声の出る口とは人の形と同じ。 しかし、三浦の言葉選びは人のものとは少しだけ異なっているように思えたようだ。 傾いでいた首を元の位置に戻し、>>@38チュッパチャップスの実食方法を確認してから、ひらりと椅子を降りてキッチンに向かう。
チュッパはポケットに突っ込み、平皿に牛乳を注いで、それから自分の為のライチゼリーとスプーンを用意して。 ゼリーの容器の上にスプーンを乗せて片手で持ち、もう片手にはミルクの入った平皿を持って、談話室へと戻った。]
………… ん。
[飼うといえば猫であり、猫といえばミルク。 ミルクの入った平皿を、そっと静かに三浦の前へと置いた。 「ネコ」はミルクをよく好んで口にするものだと、彼は記憶している。つまりこれは一応お礼だとか親切だとか、そういう類の行動である。]
(160) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
福原さん、
[人間の雄、飼うんですか?]
────。
[脳裏に浮かべた文字を、 言葉にすることは出来なかった。]
(161) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
/*エリアスかわいいなにこれ飼いたい。
(-45) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
おお、ジャニス君か。
[ 丘を下りながら、私は先程詰まった論文を整理し直していた。国谷君と福原君が本棚を整理してくれたことだ、私の頭だって整頓されているに違いない。それに今の私は無敵だ。 穏やかな心持ちでジャニス君>>157に目を細めると、普段とは異なる身長差に新鮮味を覚える。彼の旋毛が視界に入ることなど、そうないのではないか。存分に拝んでおくことにしよう。そして私は、彼の手にある紙袋へと視線を向けた。]
嗚呼、大福は好きだよ。緑茶によく合う。 ……というか君はまた、何か買って来たのかね。
[ 咎める訳ではないが、ジャニス君はこんなに甘い物が好きだったのか。仕事柄お土産を貰うことも多かったから、今度彼にも何かお裾分けするとしよう。ジャニス君の問いに頷いていると、彼の視線に何か含みがあるような気がした。]
私に何かついているかね?
[ 特に何かした覚えはないのだが、片づけの際に埃でもついてしまっただろうか。袂に入れていた手を出すと、染めたことのない髪を払った。]
(162) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
/* 昨日から気付いてたけど、源蔵先生話が長いので、レスポンスが遅いんですけど…! あうあう、お待たせして申し訳なく。でも大人って話が長いと思うんだよ…!(ひどい偏見)(そして捻じ曲がったリクエストの解釈)
きっと皆さん、こういう逞しさとか大人とか眼鏡とか着物とか愛に生きるとか期待してないと思うんだ…!
(-46) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
フッ――
[>>153 困った様子の白栖を見て、眉根を下げるが伝える手段がないのではこの場ではどうすることもできはしない]
また後で逢いに行く――待っていてくれ
[その言葉も伝わることはないだろう。 ただ、円の耳に入っていれば或いは……。
伝え終われば立ち上がり、皿を持ってふらりふらりと部屋を出て行った]
(@40) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
………なによ、
[(>>161)呼ばれて気付いた越智の存在。
ちらりと彼女を見て首を傾いだけれど、 待てども視線で促せど言葉は続かない。
飴を舐めながら、少し困惑の色が浮かぶ目で。 越智を見つめて声をかけた。]
(163) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
……、ぁ
こ、 こんにちは……。
[福原に視線で促され、 福原のペット(?)に手で挨拶され、 絞りだすように挨拶を返す。]
(164) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
……心 は、人がもつもの だから、僕のは 壊れない。 誤作動 不具合 だよ。 ただの。
[>>159いつもより少し言葉数も多く、人の意志を汲み取った解答をする。 三浦の前にミルクの皿を置いて、手の中のゼリーを両手で大事そうに抱えて先程まで腰掛けていた椅子に戻った。 膝を折り曲げ、小さく三角座り。ゼリーは膝の上に安置される。]
…………… でも、 不具合 には、原因が 在る、から。 聞こえ たら ……耳を、塞いで。
[こうなる前に聞こえた声の他に、誤作動の原因は思い当たらない。しかし忠告めいた言葉はやはり、幾らか欠けていた。]
(165) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
[また何か、という初見の言葉に軽く肩を竦める。おそらくはライチゼリーのことであろう]
ゼリーは頂きものだったのです。 あまりにたくさんだったのでお裾分けを試みたのですが、 逆に足りなくなる始末で。 談話室にあれほど人が集まるとは思いもかけませんでした。
[そうして少し距離を詰め、初見の頭に手を伸ばす]
失礼、
[髪には触れず、手で払うような仕草]
はい、キレイになりました。 ……あまり変な場所に首を突っ込まぬがよろしいですよ。
[そう言って、すぅと目を細めて、眼鏡の奥の瞳を見つめた]
(166) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
ウェーズリーは、バスの時間が違う事に頭を掻いて、商店街へと足を運んだ**
2013/09/04(Wed) 01時頃
|
/* 人間の男を飼うとか今は私にはいろいろ来るものが!
(-47) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
俺は常に、このテンションで通常運転。
[飴玉を咥えたまま、>>159には真顔で即答する。 ぶっちゃけ、こんな怪しい男を飼うっていう女のほうが危機感なさすぎて危険だが、三浦にとって、『自分は安全な人だから、安心して飼えばいい。俺はお前が気に入った。』
という感情のみが重要であり、それ以外はどうでもよかった。]
・・・・・・・・ ん?
[なぜだか、>>160不思議な彼には目の前に平皿のミルクが置かれた。 これは、飴玉のお礼だろうか。 そして、彼もまた俺のことを猫だと思ったのだろうか。
なんて純粋な人が集まる家なんだここは。]
ありがとう。
[好意だと信じ、有り難くうけとることにした。]
(@41) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
―廊下―
[廊下に出て見れば談話室の方が何やら騒がしい。 面白い出来事が起こっているのだが、今は食事を先にしたかった。
ご飯くらいは静かな場所で食べたいものだが、さて――]
屋根の上かな?
[確か病沢の部屋、ベランダに梯子があった気がする。
宙を浮く皿は、てんてんと階段を上っていった]
(@42) 2013/09/04(Wed) 01時頃
|
|
[払ったのは「残滓」というにふさわしい、微かな残り香。 人によっては「ケガレ」とも呼ぶそれ。
日光や湯浴みで落ちる程度のものではあるが、 少しだけ、ほんの少しだけ、 たとえば石に蹴躓いたり、バスに乗り遅れたり、 その程度の不調が、人によっては引き起こされる。
あの三毛猫に憑いたアレ自体を、払うつもりはないけれど。 この程度は。ええ、この程度は]
(=2) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
不具合…… 治るの? それ。 油でもさしてあげましょうか? それとも綻びを縫う?
[(>>165)アンドロイドかぬいぐるみか。 何にせよ人の形をしたそうでないもの。 言葉を聞くと余計に病沢の存在感が不安定に。 椅子の上で小さくまとまる姿に目を細くして。]
越智さんも、壊れちゃってる?
なんだっていうの。みんなして。
[(>>164)いつもの控えめな印象以上に、 よそよそしい越智の様子にも浅く息零す。]
(167) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
[女子大生と、女子大生に飼われる男。
レディコミにでもありそうな関係は 思春期の男子高校生にとっては、 いささか刺激が強すぎる。
とても見てはいけないものを見ているようで わずかに俯きがちに、赤らんだ頬を下向けて 二人のいる位置を回避するように視線を迂回させ、 談話室にいるもう一人の住人を見た。]
(168) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
私も管理人さんに話を聞いた時は、あんなに人が集まっているとは思っていなかったよ。 たまにはああいう集まりも楽しいかもしれないねえ。
[ ジャニス君>>166の言葉を聞けば、成程今回は彼が買ってきたものなのだろう。満ち足りた心持ちで目元を緩めると、先程の光景を思い出す。わかば荘に住んで幾年と経つが、あれだけの集まりは珍しかったのではないか。102号室の元住人である彼女の声を思い出して、思わず感慨に耽りそうになる。管理人さんもあまり声は出さないが、きっと喜んでいたことだろう。]
……ん?
[ 考えに沈んでいたから、ジャニス君が距離を詰めたことに気づくのが少し遅れた。気配だけが近づき、決して触れることはない黒い指先が頭上で何か動いている。上を見上げると眼鏡の恩恵を受けられないため、ぼやけた視界では何が起きているかよく分からなかった。次いで聞こえた言葉に、はて、と首を傾げる。]
(169) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
何かついていたかね。 福原君や越智君のような可憐な女子ならともかく、おじさんの一人汚れたところで、然したる問題もあるまいに。 ジャニス君は、随分と優しいらしい。
[ 細められた瞳は、狸爺と呼んだ教授の目に少し似ていた。しかし、図太い精神を持っていると自負している私は、それくらいでは揺らがない。増してや今は、見えぬ経験値に気づき無敵空間を歩んでいるのだ。柔らかく目を細めて、視線を受け止めるように瞬きをした。]
(170) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
[もう一人の住人──病沢エリは、 どう見ても人間の男である福原のペット(?)に、 犬猫に与えるように平皿でミルクを与えていて。
もう、裕は何をどうしていいのかわからなくなって そのままドアを閉めて逃げ出したくなった。]
(171) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
こんにちは。
[差し出されたミルクを、両手を使ってゴクリと飲み干し、 ようやく部屋へと入ってきた女の子へ挨拶を返す。]
あ、うまい。
[最近は、公園で水ばかり飲んで、牛乳は久しく飲んでなかった。 冷えたミルクは喉に心地よく、チュッパチャップスにもよく合う。
椅子に小さく座り、呪文のような言葉を唱える彼>>165に、口端を持ち上げて笑顔らしきものを向けた。]
(@43) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
知らないわよ。
君の通常運転が、 私に事故をもたらしてる。
[舐めて少し小さくなった飴で少年を指す。 ビシっと強い口調で入れた突っ込みは、 彼の緩そうな頭にちゃんと響くのかしら。]
捨て猫なんだけど。この子。 宝生さんなら引き取ってくれるかな。
……どう思う?
[先日、明智の拾った猫を引き取った宝生だ。 もしかすると。なんて。思いながら。 越智に訊ねてみたり。]
(172) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
[>>161聞こえた微かな声にちろりと視線を向けて、首を傾げる。 彼が紳士的な存在であれば自らの横の空席を指し示すぐらいのことはしただろうが、生憎そこまでに思い至ることはなく、ついでに不具合も治りきってはいなかった。
スプーンを右手に、食事とは異なる嗜好品であり、運命の縁で結ばれたライチのゼリーを頂くことにする。 無表情ながらも両目の輝きが幾らか増すのは見て取れるかもしれない。ゆっくりと味わう最中に向けられた礼>>@41には視線だけを向けて。 続いて>>167聞こえる声にスプーンを運ぶ手を止めた。かちり、と薄い唇の間に咥え込めば、前歯の当たる軽い音がする。]
……………縁、が あれば、僕は 、
[「壊せるような大切なもの」は彼の中には今のところ存在しない。それでも他と少しだけ違うものとして、思い浮かぶものはあった。勿論この手の中にあるライチゼリーだ。運命の縁。 あの声とこの縁が不具合の理由だとするならば、或いは。 繋がりかけた線を けほ と小さく咳をする音が遮る。掠れ声しか出ない喉が、限界を訴えていた。]
………油 じゃなくて、 水 を、飲むよ。
(173) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
あっ……。
[戻ると言って部屋を出て行く宝生>>144 上手く説明出来なかったから、 悪いことをしてしまったかなと翠を伏せた。
立花は彼の声が聞こえているのか、 新居、宝生以外の誰かと会話をしているよう。
その様子を少し羨ましい、と思ってしまった。]
(筆記用具があれば……)
[けれど、 やはり直接声を聴けるというのにはかなわない。
一人でしょげていると、 ふわふわと皿が部屋を出て行く>>@40のが見えた。]
(174) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
(出て行っちゃった。)
[残念に思ったが、少し安堵もして。
先程急にいなくなってしまったから、 消えて二度と現れないのではないかとも思っていたので。]
[食べかけのオムライスを再び平らげにかかる。
食後は立花と、 食事の御礼に後片付けを申し出た。
新居に断られなければ食器を運び、 洗い物を済ませて「ごちそうさまでした」と102号室を後にした。]
(175) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
[いつまでもドアを開けっ放しにしていると 冷気が逃げて行ってしまい、せっかくの冷房が無駄になる。
仕方なくおずおずと中へ進み、 誰からも離れた位置に、所在なげに立る。]
わたしは、多分、壊れてはいない、……かと……。
え、 あー……えぇ、と
さすがに、その── 子? 人? を、飼うのは 宝生さんでも難しいんじゃ、ない、でしょうか──…。
[>>172福原の問いにはなんと答えたものか。
情けない顔で、素直な感想をもらす。]
(176) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
/* 立 る?
日本語が行方不明
(-48) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
―二階の廊下―
ふぅん、わからん
[ピカタの皿を持って病沢の部屋の前で立ち尽くしていた。 普段は気付いたら屋上にいるものなのだが、どうにも鍵のかかった扉を開けることができなかった。 "いつも"はどうしていただろうか]
わかんないな
[最速の男は結論を出すのも速かった。 踵を返すと今度は階段を下りていく。
目指すのはグリーンカーテンで覆われた縁側]
(@44) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
[>>172ルミの事故とは何なのか良くわからないが、宝生さんという人が大家なのだろうか? 『捨て猫』と紹介されたので、扉の前に突っ立つ女の子へ]
にゃぁ。
[とりあえず、ここはしおらしく、鳴いておく。 低い声で可愛くはないだろうか。]
(@45) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
|
変な子。すごく変。
[病沢の言葉は瑠美の頭の中で繋がらない。 それが彼の中でどう繋がっているのか解らない。
咳き込むし。水を飲むと言うし。 そこだけが繋がったから。 冷やしていた足をパンプスに突っ込んで、 コップ一杯の水を汲みに冷蔵庫へと。
冷たい水は、病沢の前に置く。ことり、と。]
可愛くない。
[その動作の途中で。 猫ぶって鳴く少年にぴしゃりと。一言。]
(177) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
ポーチュラカは、猫(汗)の低い鳴き声を聞き、頬をひくりとさせた。
2013/09/04(Wed) 01時半頃
|
そうね。 難しいよね。確かに。本当に。
[越智の素直な感想はとても正しい。 肯くしかないので頷いて。
再び元の位置に座って。捨て猫くんを見る。 見て、見つめて、考えて、また見つめて。 最後に吐いたのは深い溜息、ひとつ。]
……名前。何て呼べばいいの?
[捨て猫なら名付けていいのかしら。 そんなわけない。彼は、人間だ。
今更ながら訊いてみる。]
(178) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
そうですね、最初は戸惑いましたが……、
[その先は言葉にできず。浮かんでいた笑みを隠すように口許覆い、それから小さく肩を竦める]
管理人さんの人徳ですかね。
[そう零す声はため息交じり。微かに目を伏せた。
距離を詰めて、手を動かすはわずかな間。 すぐに適切な距離をあけて]
放っておくことはできても、 目の前にあれば気になるではないですか。 ……どうも、このアパートは、人との距離も近いから、
[こうして手を伸ばしてしまう。 いつの間にやら「染まっている」自分を改めて自覚すると、なにやら渋い表情になった]
(179) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
/* ここで一旦頂いたリクエストまとめ。
何かひとつの物や者や事象への執着/湿っぽい華やかさ 二面性/管理人とメインPC両性 優等生委員長/クーデレ/自分なりの信念を持ったKY 寡黙だけど皆を優しく見つめる年長者 女装男子/ド近眼/ボディランゲージ/落ち着きないタイプ ロリショタ(ふわふわワンピースロリか良い所のお坊ちゃん) お調子者の八方美人/実は孤独を不安がる寂しがり屋/男子 ゆったりおっとり/頭のネジがずれてる系/不思議ちゃん 質の良い孤独を愛する/女の子嫌い/猫アレルギー 気怠げだったり寂しげだったりする大人チップ 浮世離れ/迷子/告白/傷んだ髪/爽やかな喪失/特殊な性癖 テッド/トレイル/ノックス/ドナルド ヘクター/パピヨン/ゲイル/ウェーズリー/フランク
(-49) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
[>>176壊れているか壊れていないかで言えば、彼自身に壊れた覚えは微塵も無い。 離れた場所に腰掛ける越智の様子をいつものようにじーっと見つめてから、ゼリーの残りに手を付け始めた。
>>177福原が席を立つと共に響くパンプスの足音を鼓膜で受け止めながら、ようやくゼリーを最後まで食べ終えて満足げに息を吐いた。運命の縁はあるべき形で完遂された。空の容器をテーブルの上に置き、その中にスプーンをからりと放って。 その横に水の入ったコップが置かれるのを見て、福原の指先から伝って、視線を上に上げる。 滑らかに動く長い髪は、いつかどこかでみた誰かを思い出させる。至って常識的な見た目をした、しかし何かが違っていた「誰か」だ。]
………変、じゃない よ。 僕は、 病気なんだ、って 言ってた。 人間不全 、だって。
[細い指を持つ両手は、福原の手がコップから離れてからそっと伸ばす。大事なものを抱えるようにそっと、ひんやりと冷たい硝子の感触を包み込んだ。 感謝の言葉は無い。けれど唇は物言いたげにむずむずと動く。いつもより言葉は近くにある気がする。けれど引き寄せるにはまだ少し遠い。]
(180) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
/* 皆がくれたリクエストから辿るhana像。
The CHAOS。
(-50) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
―103号室の縁側―
[玄関から外に出て、ぐるりと庭に回って目的の場所へと向かう。 到着すれば腰を下ろし、パーカーのポケットからラムネを取り出すと隣に置いた。 膝の上にピカタの乗った皿を置き、箸で割と力ずくに一口大に分けると、口に運ぶ]
ん〜、旨い! やっぱニルねーさんのご飯は旨いな
[上機嫌でピカタを食べていき、皿が空になればラムネを手に取った。 中に詰っているのは青い色のビー玉。 赤い色はどうにも苦手だった。
キャップを取り、ゴムを外して飲み口にセット!]
(@46) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
[>>178ルミのコロコロと変わる表情と、 最後のため息が可笑しくて、 つい笑いそうになるのを堪える。]
絵流。
[本当をいうと、名前など何でも良かった。 ルミが付けてくれるというなら、それでも。]
適当に、タマでも、ミケでもいいけどな。
(@47) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
[会話を盗み聞きするつもりはないけれど 同じ部屋にいればおのずと話し声も届く。]
にんげんふぜん。
[人間不全。
音が、頭の中で文字となって像を結ぶ。]
(181) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
フッ、この瞬間が極上に愉悦!
[一気にキャップを押し込めば、パーカーの中で揺られていたラムネは勢い良く噴き出した。
急いで飲み口に口をつければ、ラムネの泡は勢いよく口の中に入ってくる]
ンゴフッ! ゴホッ!
[あまりに勢いが良すぎて鼻から出てしまった]
ふぅ……夏だな
[夏も少しずつ終わりを迎え、秋へと差し迫っていくことだろう。 目の前の朝顔たちもやがては枯れて種子を残していく。
国谷は夏が好きだった。 理由は良く覚えていない]
(@48) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
[ ジャニス君>>179が口元を覆う様を見れば、気分を損ねてしまったかと思ったが、漏れ出た声に悪意はないように思える。私は僅かに逡巡するも、彼の言葉に後押しされるように口を開く。]
管理人さんの人徳もあるだろうか、ここに集まる人々が皆暖かいからだと、私は思うよ。 それはもちろん、ジャニス君――君もだ。
[ ここ数日のことでまだ彼のことはよく知らないが、ジャニス君の表情が変わることは珍しいのではないかと思っている。だから
2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
[ ジャニス君>>179が口元を覆う様を見れば、気分を損ねてしまったかと思ったが、漏れ出た声に悪意はないように思える。私は僅かに逡巡するも、彼の言葉に後押しされるように口を開く。]
管理人さんの人徳もあるだろうか、ここに集まる人々が皆暖かいからだと、私は思うよ。 それはもちろん、ジャニス君――君もだ。
[ ここ数日のことでまだ彼のことはよく知らないが、ジャニス君の表情が変わることは珍しいのではないかと思っている。だから渋い顔とはいえ喜んでしまう私をどうか許して欲しい。]
(182) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
君との距離が近づくのは悪くない。
嗚呼、まだ言えていなかったが……わかば荘へいらっしゃい。 歓迎するよ。
[ 誰かが去り、また誰かがわかば荘へやって来て、それを見守る立場になって随分と長い時が過ぎた。私は家主ではないが、これくらいのことは言っても構わないだろう。握手を求めるように手を差し出す。嗚呼、そういえば手袋をしている理由を聞き忘れていた。日に焼けたくないからか、人との接触を避けているからか。握手を拒まれたとしても、特に気にすることではないか。ただ私がそうしたいと思った。行動に移す理由など、それで十分だ。]
(183) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
/*
ライチゼリーの「御縁」を大切にしてくれる病沢くんがとてもうれしい。
(-51) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
[あぁ、それはまるで──…
男の癖に女の格好をして法悦に浸る、 己のことではないのだろうか?**]
(184) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
/*
源蔵先生かっこいいな!!!!!!
(-52) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
病気でもなんでも、 ありがとうは言いなさいよ。
はい。ありがとう。
[(>>180)勝手にやったくせに謝礼を求める。 リピート・アフター・ミー。
人間不全…とは一体なんなのか。 解らなかったが、解ったところで、 きっと同じように接していたのだと思う。]
(185) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
エル。絵流ね。 タマもミケもエルも、そう変わらないし。
………私の部屋、二階の203号室。 シャワー浴びてきなさいよ。 撫で心地悪そうだよ。エル。
[ミルクを飲んだ捨て猫は風呂に入れるもの。 そんな適当な発想で。 諦めたように、ポケットから鍵を取り出して。 絵流に放って渡す。
白薔薇の造花がある他は何の飾り気もない 棺のような部屋の鍵。**]
(186) 2013/09/04(Wed) 02時頃
|
|
――102号室で――
そうよ、普通に危ないからね。 アタシはさあ、こんなんだから誰が襲うだとかないだろうけど。 マドちゃんは可愛い女の子だしね。
[付け加えられた部分>>128は残念ながらあまり功を奏さなかった。 怪現象について宝生>>121からも立花からも説明を求められる。 しかし、幽霊の仕業だって思っていてそうとしか説明の付かない事象が起こっていて、けれど見えも聞こえもしない自分にはそれが本当なのかどうかすら知りえない。 だから説明を求められたとしたって。]
(187) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
仕掛けっていうのか、どうなのか知らない。 わかりやすくったってほんとのところはアタシにも何にもわかんないわよ。
前から知ってたかっていうのには、知ってた、って言えるけど。
[知っていたから、準備もできる。知っているから、姿を見たいと思う。 見えてはいないけれど、それで交流できればいいと。 そういう欲求に快くなさそうな表情を見せた相手に、どう思われるのかは知らないが。]
(188) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
くに、や、さん?
[らしくない思考の中に割って入る、知らない名前を呼ぶ声>>134。 おそらくこの中で一番訳知りなのは彼女のようだった。話を聞きたい、と思ったけれど、ミイを抱いて宝生が戻るというので、そちらに先に意識が向く。]
あ、ああ、はい、またね。 ねえ、今日外出る? 出るなら卵買ってきてよ。
[宝生にはよく食事を作る代わりに、こうして買い物を頼む。 仕事の時間によっては買い物なんてまともに行けやしないので、食費を賄ってもらうよりこの方がありがたい。 そんな話をしているうちに、皿は家を出て行ってしまう>>@40のだけれど。]
あとでちゃんと返しに来てよねー。
[こうして声をかけておけば、ちゃんと返ってくるだろうと信じて、見送った。]
(189) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
/* 新居君が可愛くておじさんがごろごろするターン
(-53) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
あら、ありがと。 片付けてくれるの、素直に嬉しいわ。 お任せしちゃっていいの?
[そのまま洗い物もはじめてしまう>>175ようなら、本当に任せてしまっただろう。]
あ、でも、フライパンとかその辺りはそのままにしておいてくれていいわ。 どうせもうひとつ作るのだもの。
[後で、と約束したジャニスはまだ訪れない。 せっかくのオムライスだし出来たてを、と思うので、油の馴染んだフライパンは今はまだキッチンペーパーで拭き取るだけ。]
(190) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
[ここに集まる人は皆あたたかい。そのことに異論はなく。けれど続けられた言葉に、ぱちり、目を瞬く]
僕も? ……まさか。
[微かに笑って肩竦めてみせるが、その口許の形は少し不器用であったか。 口上滑らかにして直球勝負な初見の物言いに、そっと目が泳ぐ]
先生は、なかなか変わっていらっしゃる。
[差し出された手を、つと見つめる。 まっすぐに差し出される温もり。受け入れようとする手]
ありがとう、ございます。
[握り返すとそれはしっかりと人の体温で。眩しげに目を細める。 初見の歓迎の言葉に、顔を上げて微笑みを返す。その中に混ざり込む、微かな色は…――]
(191) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
[…―― 恐らくは、後ろめたさ。 素性を隠し、遠からず立ち去るだろう身故に]
(=3) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
…………………。
[>>185リピート出来ないアフターは、やはりもごもごと唇を動かすだけ。む、とじれったさを示すように眉を寄せて、席を立つ。 両手の中にある水の入ったコップはそのままに、越智の方へと歩いて向かって。すい、とコップを差し出して、半ば強引に握らせた。 感謝の言葉を言えない自分にそれを口にする資格が無いように思われたのは無表情では分からぬまま。ただ少し寄った眉はそのままに、再び不具合を起こした眼からぼろぼろと涙が落ち始める。 コップの中の水と彼の間に縁は生まれなかった。それが何故だか酷く何かを揺さぶる。けほ と再び小さく咳が漏れた。]
…………………。
[無言のまま空になったゼリーの容器を片づけて、本来の目的であったはずの紅茶の葉を手にすることも忘れて水のペットボトルを手に取る。 不具合が少しだけ酷い。眼から雫が落ちるだけではなく、その奥が何か痛むようで、眩しいようで。明るい色をしている世界が歪むような心地に、一際きつく眉を寄せてから、談話室を後にする。]
(192) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
/* >>=3 わーい、それを期待して言ってみた!源蔵先生は意図せず言ってるけれど。
(-54) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
― 廊下 ―
[俯いたままの視界には廊下の床面が写る。3年ほども歩いている廊下は慣れたものであるはずが、気付けば傾いて進んでいたらしい。 ごつんと頭の中心が窓枠に当たって、ゆっくりと視線を上げる。潤む視界に映り込むのはすぐ傍の墓地。
そこからまた>>#1>>#2声がする。懐かしいような、寂しいような声に耳を塞いで、目を閉じて。繋いではいけないものを遮り、見てはいけないものを見ないように。答えのないことを考えて、知らない事を詰め込むことで、忘れるべきことを忘れて。要らないものには蓋をした。それが開く音を聞いたような気がして。]
………………あ。
[一歩、踏み出した先が柔らかい泥にでもなっているかのように、上手く踏み込めず。膝から崩れた身体は体重と同様に軽い音を立てて、廊下にうつ伏せに倒れた。 限界を超えた稼働を繰り返した機械のヒューズがぱちんと切れるように、そのまま意識はぷつんと途切れる。**]
(193) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
黎湖は本来、霊感体質でありました。
純日本人の私と、純日本人の夫の間に生まれた 金髪翠眼の女児。
怪奇現象でも、遺伝子異常でもなく、 黎湖の生物学上の父親は、夫ではなかった。
ただそれだけのことです。
ですから、 黎湖の体質は金髪翠眼に因るものではないということを、 先に述べておきましょう。
(=4) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
私が夫以外の子を身篭ったのは、忌わしい事件のせい。
……私が玄関の扉を、 不用心に開けっ放しにしたせいなのです。
懐妊した私は悩みました。 夫にも相談をしました。
『この子の為にも中絶を……。』
夫婦で結論を出し、病院へと向かう途中のことです。
とあるお寺の前を通りかかった時、 泣くのです。
この世に生まれることが叶わなかった、水子霊たちが。
(=5) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
幼い頃からこの世に在らざる者の声を聴き、 姿を見ることの出来た私には、
家族が泣くようにも感じたものです。
今思えば、私は取り憑かれていたのかもしれません。
中絶を拒み、私は黎湖を産み落としました。
初めて黎湖を見た瞬間、 ほんの少しの後悔と、黎湖への母性が湧き上がりました。
(=6) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
目が開いてからは、 その翠眼を何時間見ても飽きないほどに溺愛してしまって。
少しずつ成長していく黎湖を見て、 本当に産んで良かったと思っていたのです。
黎湖も、私と同じものが見えているようでした。 浮遊霊を見つけては、きゃっきゃと声をあげて笑ったのです。
不思議と、悪い霊は近寄っては来ませんでした。
恐らく、黎湖にずっと付き添っていたあの水子霊が 寄せ付けないようにしていたのではないでしょうか。
(=7) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
成長すれば黎湖も幼稚園、小学校へと通うことになりました。
両親ともに黒い髪と黒い目を持つのに、 娘は金髪翠眼。
ほんの些細な興味、好奇心から 黎湖の出生について調べ、噂する大人たちが出てきました。
加えて、分別のつかない黎湖は、 しょっちゅう他の友達には見えない「何か」と会話してしまい、 「変な子」というレッテルも貼られていました。
そんなある日、黎湖が泣きながら小学校から帰ってきたのです。
まだ黎湖には理解出来ない誹謗中傷、 暴言罵声を浴びせられたようです。
(=8) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
「どうして?」と泣きながら翠を向けてくる黎湖に、 私は何も言えなかったのです。
それから、元々溝を感じていた夫とは喧嘩の毎日。
汚れた服、擦り傷を携えて帰ってくる黎湖に、 私の心はゆっくりと病んでいたのでしょう。
家に火を放ち、制止する夫を包丁で刺したのです。
もう終わらせよう。
そう思いました。
だから私は、
.
(=9) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
寝ている黎湖の、白く細い首に手を掛けたのです。
(=10) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
一度目を覚ました黎湖の、 見開かれた翠に吸い込まれるような感覚を、私は覚えています。
力尽きたのか、幼いながらに何かを察したのか、 黎湖は再び目を閉じました。
あぁ、終わった。
ごめんね。 ……ごめんね黎湖。
(=11) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
|
|
[ 手が握り返されれば、胸の内を細やかな喜びが満たしていく。先程は断られても構わないなどと言ったが、やはり受け入れられる温もりは何ものにも代え難い。黒い手袋の感触を掌で感じながら、私はジャニス君>>191の手を握り締めた。]
変わっている、か。褒め言葉として受け取っておくよ。 個性があることは、私の業界では美徳だからね。
[ しかしわかば荘の住人の濃さには負ける、と言い添えて、握った手をゆっくりと離した。手に残る温もりを逃がさないように握り締めるのは、田山花袋の『蒲団』に登場する主人公の心境と同じか。いや、私はあそこまで変態ではない。清純かと言われれば、それに頷くのも抵抗はあるが。]
(194) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
それじゃあ、私は少し散歩に行ってくるから。 また後程、君に時間があるなら、共に大福を味わおう。
[ ジャニス君の微笑みに混じる何かに目を留めるも、今の私が持ち得る情報と言葉では、その翳りを拭うことは出来ないだろう。ならば触れない。大人はそういう、狡い生き物だ。 ジャニス君へひらりと手を振って、私はまた丘を下り始める。先程よりも肩の荷が下りた気がするが、ジャニス君と話したことで気が晴れたのだろうか。それなら尚のこと良し。前途は洋々だ。]
(195) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
それなのに、 「あの子たち」は黎湖を救ってしまったのです。
寝室で寝ていたはずの黎湖は、 全焼した家の敷地内、
庭の芝生の上に毛布で包まれているのを発見されました。
それからしばらく経って、 黎湖は失語症と記憶喪失であると医師から下されました。
夫の妹夫婦が引き取って面倒を見てくれるようになり、
黎湖が言葉も発せず、 何もない方向を見て、笑顔で何かに手を差し伸べるのを、
義妹は何度も目撃したようです。
(=12) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
義妹は察しました。 義姉と同じだ、と。
そして思ったようです。
このままでは、私たちに連れて行かれてしまうかもしれないと。
義妹は黎湖をその道では有名な者の元へと連れて行き、 御祓いをしてもらいました。
(=13) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
その時に、 黎湖は元来持っていた霊感を全て喪ったのです。
そうして家族のようだった霊たちからも切り離され、 独りになり、生まれ変わったのです。
けれど、一つだけ消せないものがありました。 脳の片隅に、こびりついて離れなかったのでしょうか。
(=14) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
黎湖に残ったのは、火への恐怖と、 私の経験した強烈な恐怖の思念。
それと、首を締め上げられる恐怖。
何の記憶もないのに、
玄関の扉から滑り込んでくる大きな影に、
馬乗りになって首を絞められる幻影を見るのは、
そのせいなのです。
(=15) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
私は見守るしかできません。
いえ、何かをする資格も、 ……ないのです。**
.
(=16) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
/* れ、れいこーーー!!!!!! そして挟まってごめん!おじさん空気読めてなかった!
(-55) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 03時頃
|
/* どんなリクエストを受けてこうなったのかとても興味ある!!
(-56) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
― 廊下 ―
[新居の部屋を出た時、一人だっただろうか。 立花もいただろうか。
このまま自室に戻るか、 わかば荘の中を国谷を探して回ろうか考える。
手ぶらで探しても、 一人では筆記用具が無ければ会話も出来ない。
どちらにせよ一度戻るべきかと、鍵を開けて自室に戻った。**]
(196) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
/* あう。病沢さんと遭遇チャンスだったか!!
しかし、うちなおすたいりょくがもう……ないんや……
orz
うぐぐ。おやすみなさい。
(-57) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
なるほど同じ論文を読むのでも、個性なきものは記憶にも残りませぬ故。一度先生の御本を拝読したいものです。
[言葉ばかりは常の如く、調子よく回りだす。 初見の職階と年齢からすれば、本の数冊やら学会の会報誌やらあるはずだろうと当たりをつけての言葉。
ゆっくり離れる手の行く先を努めて追わぬようにするのは、逆説的に、追っているも同じだろうか。ゆらりと降ろした片手を、体の横で軽く握る]
ええ、また後ほどお伺いしましょう。 道中お気をつけて。
[そうして日差しの下、丘を降りていく源蔵の背を見送る。わかば荘に住み始めてからというもの、今日一日だけでも、こうしていろいろの約束が積み重なって]
(197) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
/* 実は依頼主の設定をはっきり決めていないのだけど、 白栖さんの叔母さんというのできたらいいのになとか妄想した。
姪っ子が安全な状態(オカルト的な意味で)か確かめてほしい、的な。 白栖さんのお祓いした人がジャニスの師匠、みたいな感じで。
ひとまず妄想まで。
(-58) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
― それからのこと ―
[ 諸君らのために、私はここに冒険譚を記そう。鯖缶を求めて私が降り立ったのは、世の奥様方の戦場だった。特売市なるものの洗礼を受け、カゴという盾と己の身体を武器にしてぶつかり合う様相は、正にギリシャのコロッセオ。豊満な肉体の猛者たちを前にすれば、私など猛獣の前に差し出された小鹿も同然だった。そこに決闘のような規律は存在せず、己が命を誇示するために戦う姿は群雄割拠の戦国時代。時代だの国境だの先程と言っていることが違うだの、そんなことは言っていられない。文字を扱う者として情けないことだが、とにかく「すごかった」。私が鯖缶をひとつ手に入れられたのは、正に天が与えたもうた慈悲であろう。故に私自身もまた、私への褒美を与えた。]
(198) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
|
ふむ、相変わらず暑いな。
[ 丘を登る私の手には、鯖缶と日本酒の入った袋がぶら下がっている。厳格な私は、普段粛々と禁酒を続けているのだが、数多の戦場を潜り抜けた褒美としては、これくらいのものを与えるべきであろう。たまには誰か共に盃を酌み交わすのもいい。それに、冷えた日本酒は大福にもきっと合うだろう。 短くも濃い私の冒険は、わかば荘に到着したことで終焉を迎えた。自陣へ戻り、褒美をしかと冷やすことにしよう**]
(199) 2013/09/04(Wed) 03時頃
|
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 03時頃
|
/* タスクリストー :宝生君に猫の本を渡す :ジャニス君と大福を食べる・日本酒添え
これは願望 :新居君に着物を渡せたらいい
女子 どこに いるの(白目)
(-59) 2013/09/04(Wed) 03時半頃
|
|
[さて積み重なった約束の、まずは目前のものを果たしに行こうか。 わかば荘へと戻ると、和菓子屋の紙袋を持ったまま、向かおうとするは102号室。……だがしかし]
病沢さん?
[談話室近くの廊下にひっくり返っている病沢。 その尋常ならざる姿に、傍に膝をついて顔色を見る]
あぁ、これはちょっと、いけない。
[たとえば談話室に誰かいたなら、何か話を聞けただろうか。 ひとまず落ちつける場所に運び込もうと、その細い体をひょいと抱き上げる]
(200) 2013/09/04(Wed) 03時半頃
|
|
新居さん、いらっしゃいますか。
[ソファしかない談話室は却下。 104号室はもってのほか。 女性の部屋に運び込むも気が引ける]
手がふさがっておりまして、ノックもできず申し訳ない。 開けていただいてもよろしいでしょうか。
[結果として向かう102号室。 約束も果たせて両得、などと言ってしまうと、 勿論のこと失礼だろう**]
(201) 2013/09/04(Wed) 03時半頃
|
|
[そして。 聞こえればいいと望んだせいなのか、そんなことは関係ないのか、知る由もないが。 一転人数の減った102号室、人待ち顔で玄関を見ていれば、頭の奥の方で声がする。]
は……?
[たいせつなもの、を、なくしたくないものを、こわしたい? 国谷くん、と呼ばれるような、男性の声ではなかった。 が、正体を探ろうとするよりも前に、玄関から正しく人間の声。]
(202) 2013/09/04(Wed) 04時頃
|
|
はーい、はい、はい。 開けるからちょっと待って。
[そんなこんなで玄関に駆け寄り、鍵を開けて迎え入れれば、そこにいる病沢の姿にも息を呑んだ。 早く、入って、とソファを病沢に明け渡しつつで慌てて場所を作るなりすれば、一階の付近を歩き回っていたらしい猫が、窓の外、ひとまず諦めたように走り去るのにすら、気づくことはできない**]
(203) 2013/09/04(Wed) 04時頃
|
肉屋 ニールは、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 04時頃
|
―回想:102号室に居た頃―
はーい
[>>189 ニルねーさんの言葉にぱたぱたと相手いる方の手を振った。 国谷は言われたことはちゃんとする性格だった。 それは育ちのこともあるのだろう。
洗われた食器は大抵は雑談室に忘れられていることも多かったが今回は――*]
(@49) 2013/09/04(Wed) 08時頃
|
|
− 商店街 −
[普段使う店が本屋と古本屋と惣菜なので、いざ菓子やら 花やらと考え出すと商店街は妙に華やいで見えた。
本屋で「猫の気持ちがわかる本」を手に取り、 思い付いて花の本を開いてみた]
スイートピーか。
[気になる単語。「やさしい思い出」なる花言葉が気になった]
おじさんが…花を買うのは照れるな。
[花屋の前で行ったり来たり。 暫くうろうろして漸く数本のスイートピーを購入した。 後はお菓子とチョコレートと猫のおやつ。 早く帰らないと花が萎れてしまうかもしれない。 買う順番を間違えたと、汗が貼り付いた髪を上げながら チョコレートは後で買おうと購入物品を選ぶ事に**]
(204) 2013/09/04(Wed) 08時頃
|
|
―103号室縁側―
[ラムネを飲み干すと、コンと音を立てて木目の板の上に置く]
ふぅ……
[何度かげっぷをして炭酸を吐き出すと、ごろりと窓に背を預けた。 食後すぐには動くことはないことにしていた。 その時間は思考の時間。 いつもはどうすればもっと速くなるかを考えていたが、今日は違った]
(@50) 2013/09/04(Wed) 08時頃
|
|
[どうにも自分は人とは違うらしい。 速いのは当然としても、自分のことが認識できない人も居るようだった。 それはまるで幽霊のように――]
ふぅん、バカバカしい
[足も有る、浮いてもいない、"物をすり抜けることもない"。 そんな自分が幽霊と言えるだろうか]
(@51) 2013/09/04(Wed) 08時頃
|
|
[ごろり――身体を横に倒すとあるべきはずの抵抗はなく身体が横に落ちていく。 それは朝と同じく、窓に鍵が掛っていないことから起こったこと]
フン――ッ
[腹筋に力を入れて耐えると、後ろを振り向いた。 窓は軽く開いており、まるで中へ入るように誘われているかの様。 白栖の翠の瞳を思い出せば、皿とラムネの瓶を持って身体は自然と中に入っていた]
お邪魔するよ
[申し訳程度に、聞こえぬ声で詫びを入れながら]
(@52) 2013/09/04(Wed) 08時頃
|
|
―103号室―
[部屋の中の様子は今朝と変わらない。 床の上に置かれた珈琲カップとライチゼリーが乗っていた皿を見つけると、それも一緒に手に取った]
ほら、物も持てるじゃないか
[幽霊なら掴めないだろうと自問する。 流しに食器を持っていき、洗い物をすると水きりに食器を並べた。 流れる水に触れられないことはない。 手を拭けばタオルは軽く湿り気を帯びる。
それに幽霊なら……国谷が世界で一番速いことを認められずに死んだことになる]
それはないな
[断言]
(@53) 2013/09/04(Wed) 08時半頃
|
|
/* 一晩のあいだにいろいろ進展が! 越智→立花? ???←福原←すてねこ飼ってくれコール
やみさわひろいそこねた!
ピンク連投ってなんだか(お口チャックマン
(-60) 2013/09/04(Wed) 08時半頃
|
|
[朝やり取りに使ったメモを分かりやすいように部屋の真ん中に置き、黒の線を走らせた]
『買い物に行ってくる 国谷』
[それだけ記すと、部屋を見回した。 白栖黎湖はどの様なものが好きなのだろうか。 考えてみればジャニスや源蔵以外の人と意思疎通するのは久方ぶりのことだった]
ふぅん、何が良いかなー
[自分はきっと今、楽しんでいるのだろう。 国谷が窓から出ていくのと、>>196 白栖が部屋の鍵を開けるのは同時くらいだったろうか**]
(@54) 2013/09/04(Wed) 08時半頃
|
|
[新居から、白栖から、立花から。 みえない「何か」のことを知っているような反応は返ってきはしても、男に理解までできるものではなかった。]
……
[手をじっと見る。 抱いたミイの上で軽く手を動かすが、触れるものはなかった。 フン、と鼻を鳴らし、男は102号室を後にする。]
…… あ?
[>>#1男に滑りこんできた音があった。]
(205) 2013/09/04(Wed) 10時半頃
|
|
[女の声。
猫の鳴き声。
見下ろしたそこに、三毛猫が座っている。
聞いたことのある気がする声が問いかける。]
おれの、 …… …… ?
[きゅう、と瞳孔が狭まって]
(206) 2013/09/04(Wed) 10時半頃
|
|
『 にゃあ 』
[時間の止まったような一瞬を切り裂いたのは、男が抱いた仔猫の鳴き声。 金色の瞳は男から逸らされ、三毛猫が何処かへ去っていく。]
…… 知るか。
[吐き捨て、視線をそこから引き剥がす。 鳥肌の立った腕を、短く切りそろえた爪でがりりと掻いた。 遠慮のないひっかきに、数本のミミズ腫れのような跡がつくが、頓着せずに自室へ向かおうとし。]
(207) 2013/09/04(Wed) 10時半頃
|
|
明智。
[>>@36自室の前にいる少年に気がついた。
102号室のすぐ隣だ。 出てから今まで、気付かなかったこともまた、一つの異常ではある。]
…… ミイなら、ここだ。 どこがいい。
[行け、と仔猫を下に下ろす。 端的な問いは、談話室へ行くか、それとも男の自室でいいかということだ。 問い返されたらそう説明する。
何方かに入っていったのが先だったから、調子の悪そうな病沢とはすれ違いになった。]
(208) 2013/09/04(Wed) 10時半頃
|
|
餌がまだだ。
[だから、やってもいい。 伝えて、仔猫の餌用の器を用意する。 最初は哺乳瓶でミルクを与えていたが、最近は普通に餌を食べるようになっていた。]
…… 廊下、に。
他の猫を…… 見た、か。
[餌やりを任せた明智と仔猫の様子を見ながら、ぽつりと問いかけた。**]
(209) 2013/09/04(Wed) 10時半頃
|
|
─談話室─
[ものおもう、ぼんやりとした視線。 裕の心はここにあらじと顔に書いてあったけれど 福原の一言でぎょっとして現実に引き戻された。]
そ
[れは、さすがに、危ないんじゃないか。
一人暮らしの女の部屋の鍵を 得体の知れない若い男に渡すなんて──。>>186
合鍵でも作られたらどうするんだろう。 くりっとした目を福原に向けて、小綺麗な顔を見つめる。]
(210) 2013/09/04(Wed) 11時頃
|
|
───〜〜…、
[けれど言葉はまたも音にならず、 空気と少量の唾液と共に裕の胃に飲み込まれた。]
(211) 2013/09/04(Wed) 11時頃
|
|
[える、と名乗った男は、 裕から見てあまり無害そうではなかった。
いかにも今風の、バンドでもやっていそうな容姿。 遊びに慣れていそうでもある。
名前は本当にペットじみていて、本名か冗談かわからない。
会ったばかりの男を住処まで連れて来て、 鍵を渡して部屋にあげる。
というのは、つまり──ソウイウコトなのだろうか?]
(212) 2013/09/04(Wed) 11時半頃
|
|
[越して来てひと月と経たない裕には まだ福原のひととなりまでは掴めていない。
もしかしたら、こうしたことはよくあるのかもしれない。 だったら、自分が口を挟むことではない。
至った結論に、裕は口を閉ざした。]
(213) 2013/09/04(Wed) 11時半頃
|
|
/*そういう事ではないんだ。
瑠美が好きなのはマドカ[[who]]みたいな人なので。
(-61) 2013/09/04(Wed) 11時半頃
|
|
[大学生って、スゴい。
たった二年の差が、 裕にはとてつもなく広く大きく感じられた。]
(214) 2013/09/04(Wed) 11時半頃
|
|
/* だいたい合ってた。
瑠美はマドカちゃんとか裕ちゃんみたいな 女の子!って感じの女の子になりたい出来損ない女子。 可愛げってどこにいったら売ってますか。 少女時代かっ飛ばして女になっちゃいそう。
みたいな。そういう。イメージで。
(-62) 2013/09/04(Wed) 11時半頃
|
|
[裕が妙な感心をしていると、 リピートしなかった病沢が無言のまま近付いて来て 水の入ったコップを差し出す。]
え
[戸惑い、水と病沢を交互に見る。すると、 病沢はコップを持っていない方の手で裕の手を取り、 強引にコップを握らせた。]
え、ぁ、え──
[だってこれは、飲むんじゃなかったのか。 困惑し、口篭る裕の前で]
……!!
[病沢はぽろぽろと涙をこぼし始め 狼狽えた裕はもともと大きな瞳をめいっぱい開いて 病沢の顔を凝視した。]
(215) 2013/09/04(Wed) 11時半頃
|
|
[涙を流しながら小さく咳き込む病沢に]
水……
[飲んだほうがいいんじゃないかと、 渡されたコップを差し出してみるけれど、 それは受け取られることはなかった。
大丈夫なのかな──。
心配そうに、談話室を出てゆく病沢の後ろ姿を見送る。]
(216) 2013/09/04(Wed) 11時半頃
|
|
[>>186ルミから部屋の鍵を放られれば、ひょいっと受け取る。]
一応、深夜の公園で毎日水ぶっ掛けて キレイキレイしてんだけどな。
[秋口とはいえ、まだ残暑の続く季節。水浴びで特に不自由はなかった。 そこで、ハタリとルミの言葉を脳内反芻する。 『撫で心地』つまり――]
風呂入ったら、撫でてくれんだ。 んじゃ、入ってくる。
[心なしか軽い足取りで部屋を出ようと動き始める。 >>216水を持ったまま佇む女の子の横を通りざま、ポケットからチュッパチャップスを出して放り投げた。 一人だけまだチュッパチャップスをプレゼントされてないから先ほどから一人悶々としてるんじゃないか、と見当違いの結論で。]
ほら、あげる。
[だから、落ち着いて。]
(@55) 2013/09/04(Wed) 12時頃
|
|
[追いかけて声を掛けるべきか迷い、 結局その場に留まったのは、 人前で泣いてしまった時、 自分ならそっとしておいて欲しいと思うからである。
可愛い女の子になら、慰められたい気もする。
だけど
素の自分は そうでは、ないのだし。]
(217) 2013/09/04(Wed) 12時頃
|
|
[音にはならない言の葉が、降り積もり、自分を責める。
心配そうな表情のままその場に立ち竦むように佇んだ裕に 福原のペット(?)から、何かが放り投げられた。]
え? あ
[慌ててコップを持たない方の手を伸ばしたら 何とか上手くキャッチ出来た。
見ればそれは2
1.コーラ味 2.ラムネ味 3.プリン味
のチュッパチャプスで──]
(218) 2013/09/04(Wed) 12時頃
|
|
ぁ──、 ありがとうっ
[爽やかな水色の包装紙をまじまじと見つめた後、 顔を上げて、えるに礼を言った。]
(219) 2013/09/04(Wed) 12時頃
|
|
― 廊下→102号室 ―
[稼働を止めた機械は夢を見るのか。 彼は恐らく夢を見ていた。或いはそれが夢ではなく過去のいずれかのワンシーンだったとしても、今の彼にとってはそれはただの夢である。
黄色の屋根の家を出て走る内に、道に迷ってしまった。家を意図して出たのだから、家に戻るわけにはいかない。かといって何処に進めば良いかも分からない。 途方に暮れる彼に優しげな声が掛かる。柔らかく、花の匂いのする女の人の声だ。目と鼻と口のある、至って常識的な人の外見をした彼女が緑の屋根を指差す。 「困った時は、あそこに行けばいいのよ」と。そう告げた彼女の声は、常識的な女性のものとは少しだけ違っているように、彼には記憶されていた。 怒鳴るような荒々しいものでもなく、嘆く様なか細いものではなく、狂ったような尖ったものでもない。ふわりと包み込む毛布のような。]
(220) 2013/09/04(Wed) 12時半頃
|
|
[>>200抱き上げる腕に、平均よりも随分と軽い体重を預けてされるがまま。水のペットボトルだけは片手に掴んだまま離さず、道連れに。 >>201>>203 寝かされたソファーの柔らかい感触に甘えるように寝返りを打って、まだ夢うつつの意識の中、何かを探すように細い指先だけがふわりと宙に伸びて、ぱたぱたと所在なさげに上下に動いた。]
………… ……
[薄い唇が微かに動いて何かを呼ぶ。掠れた音は聞き取るには明らかに不十分な音量で。]
(221) 2013/09/04(Wed) 12時半頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 13時頃
|
―わかば荘への帰路―
ふぅん、こんなものか?
[買い物は至って順調だった……気がする。 それは手に持つ籠が証明しているだろう。
籠は病室で入院患者のベッドサイドにある台に置かれているおみやげの果物の詰め合わせが入れられているようなものだった。 中にはメロンやリンゴ、巨峰が詰められておりどれも美味しそうに見える。 その果物の上にいくつかの包装された箱が乗せられていた]
(@56) 2013/09/04(Wed) 13時頃
|
|
[何を買ったかは良く覚えてはいない。 気付いた時には薄い財布の厚みが零になっていた。
レシートもなく、果物以外は全て闇……いや、箱の中]
……フッ、覚えていないくらい夢中とはな
[恋は盲目というが、本当のようだ**]
(@57) 2013/09/04(Wed) 13時頃
|
|
深紅の口紅 レースのリボンがいっぱいあしらわれた下着 プロテイン トレーニング法が書かれた本 玉露のお茶葉 珈琲豆 ローズマリーの種 ゼラチン 安物の首飾り(★の形? キャットフード
白栖用のがない気がする、考えよう
(-63) 2013/09/04(Wed) 13時頃
|
|
◆貰ったリクエスト
『サミュエルが好き』だけど何でもいい。 とにかく『攻めやってみ?』みたいな言葉だった気がする。
不審者バーナバスか、捨て猫サミュエルか、忍朔か、いっそ猫クシャミで迷った結果サミュエルに。
(-64) 2013/09/04(Wed) 16時半頃
|
|
エリアスに猫ミルク貰えてご満悦w
(-65) 2013/09/04(Wed) 16時半頃
|
|
/* 生霊自重しろwww 果物籠宙に浮かすんじゃない。
あんまりポルターガイスト起こすと除霊するぞ( ^ω^ )
(-66) 2013/09/04(Wed) 16時半頃
|
|
[病沢とえるが出て行くと、 談話室には福原と裕の二人きりになる。
別に、福原が苦手とか、そういうのはないけれど、 “最近の女子大生の性の乱れ”を目の当たりにして、 その直後に何を話したらよいか、すこし悩む。]
───…飼う、の?
[なにをいいだすんだ、おまえは。 いや、ぼくは。
あまりに正直に口をついて出た言葉に硬直する。]
(222) 2013/09/04(Wed) 16時半頃
|
|
指輪?
思考ぶっとびすぎだろw
(-67) 2013/09/04(Wed) 17時頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 19時頃
|
―102号室―
ご厄介になります。
[ドアを開けた新居に会釈を返し、部屋の中へといれてもらう。 ソファへと病沢の体を寝かすと、傍に膝をついて様子を窺う]
……中(あ)てられたか。
[頬に涙の痕跡を残したまま、病沢が寝がえりを打つ。 霊障の残っていないことを確認すると、さきほど初見に施したように病沢についた「穢れ」を払い、ようやっと息を吐く]
お騒がせして申し訳ありません。
[部屋の主である新居に改めて詫びを入れて。 ソファの上、ぱたぱたと動く病沢の指先に、微かに首を傾げる。何か懐かしいものを思わせる仕草。 唇がつむごうとする音を聞き取ろうと、ソファに手をつき、その口許へ微かに耳を寄せた]
(223) 2013/09/04(Wed) 19時頃
|
|
[(>>192)続かない言葉はそれ以上は促さず。
病沢の逡巡が露わに見える表情変化に注視して。 コップが越智に譲渡されるまでをすべて見る。 またしても零れる涙に濡れた頬も。
静かな世界を纏って泣く病沢が、 談話室から出て行ってしまうまで。 瑠美はどうしてかその姿から目が離せなかった。
不規則的な水面の揺らぎに魅入るような。 そんな心地。
ほんの少しの感傷的な心の内も、 頑なな表情に阻まれて誰にも知れる事はない。 瑠美の中だけのもの。]
(224) 2013/09/04(Wed) 19時頃
|
|
そ ……… ?
[(>>210)愛らしい目に見つめられる。 越智の無垢な瞳を見つめ返す目を細くして。
またしても途切れた言葉。続きを求める。 首を少しだけ傾がせて見せて。
その目も、呑気な絵流の言動にほぐれる。 棒付き飴を放る絵流の手と、 それを受け取る越智の手と。 視線で追いかけて。]
(225) 2013/09/04(Wed) 19時頃
|
|
……撫でないわよ。 ……撫でないけど。
良いから、キレイキレイしてきて。
[前向きなのか、頭のネジが緩いのか、何なのか。 どこか本物の猫のように思える絵流。自由そうで。
困ったね? と。言いたげに。 越智の目を見たまま肩を竦ませる。]
(226) 2013/09/04(Wed) 19時頃
|
|
―――…飼えない。
きっとすぐに出て行くわよ。 私の前からは。居なくなる。
[(>>222)眼差しを向けるのは廊下へ続く扉。 絵流が出て行ってしまったのを確認してから。
“最近の女子大生の性の乱れ”の ご期待には添えなくて申し訳ないけれど。 あっさりと、笑って否定する。
越智が硬直している事にも気付かず。**]
(227) 2013/09/04(Wed) 19時頃
|
|
/* 朝からちまちま鳩で補完打っていたのに
結局落とせずに、箱オンする、この、この。 鳩から落とす極意を教えてほしいのぜ…><
(-68) 2013/09/04(Wed) 19時半頃
|
|
にゃー 『にゃー』
[ミィと戯れ、現実逃避していると>>50 ご飯の良い匂いが漂ってきた。 ぐるるとお腹が威勢よく鳴ると空腹感に襲われた]
にゃー、ご飯をご馳走になりに行こうか
[ミィを抱き上げるとすやりすたりと廊下を歩く。 世にも珍しい空中浮遊猫がっそこに居た]
2013/09/04(Wed) 20時頃
|
|
あぶねぇ、キャッシュが残ってた(´・ω・`)
(/▽\)削除するときは迷わないで♪
(-69) 2013/09/04(Wed) 20時頃
|
|
―――102号室でのこと―――
[宙をふわふわと揺蕩う、かおの見えない国谷>>@29の声。 懸命に見当を付けて声を掛けてみるも 生霊の立つ場所とは、角度も、視線も重ならなかった。
正に、傍目から見ればエア会話>>145をする私は 黙りこくった宝生の視線に、我に返るのです。]
あの、えと、うう………
[咽喉の奥から声が出て来ない。ぐるぐるする、頭の中で。 温かな風が頭に触れて―――…搾り出したのは、一言。]
(228) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
好き、です、 大好きです、!
[両の拳を握り締めて、答えました。 唯一、はっきりと確信を持って、これだけは告げられるのです。
その答えに、国谷>>@35から反応が返ったか、如何か。 するりと消える薄水色の瓶は手品のようで。 ふわりと宙を漂う皿は手品のようで。 テレビで見るような怪奇現象の、怖気を感じない、まま。
そして 視線は ふと 困り顔の白栖>>153に。]
(229) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
[宙に浮いたお皿―――…ではなく 国谷が告げたのは、白栖に対してだろう。
確信と、不安が、ふあふあ、半分。]
あ、あの、ね。 白栖ちゃん。
待ってて、って………
[物知り風であったのに、 不思議と、国谷の声は届いていないようで。 告げて良いものか、声量に迷いを含みましたが 届けられずに宙ぶらりんにぶら下がったことば>>@40を摘み取って。
それから、それから
きゅ、と唇を引き結び、私は綺麗に平らげたお皿を手に取るのです。]
(230) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
ご、ご馳走、さまでした! あの、その、お邪魔じゃなければ。 お店、い、いつか。
[行ってみたいです、って、新居>>187に主張するのはきっと自由。 幽霊に対する説明は、真剣に頷くけれど 恐怖感がどこか明後日の方に、置いてけぼり。]
ゆ、油断は、禁物ですよう…
[夜道は危険だから。 真面目に告げた忠告が功を奏さないと気付くと がおお、と私の精一杯で、狼が牙を向ける真似をしました。
あんな、そんな、こんなで過ぎる時間。 宝生が、お皿さん……国谷>>@40が行ってしまって。 私はと言えば、白栖>>175と一緒に洗い物を手伝わせて頂きました。]
(231) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
― 101号室前 ―
[宝生の部屋の前、ドア横の呼び鈴に右手を伸ばし、人差し指でぽちっとな。
ぴんぽーん ……
今から行く、とメールをしたし、すぐにドアが開かれるかと思ったが、反応はなかった。ちょっとの間が空く。]
……あれえ?
[僅かに眉を寄せて、首を傾げる。
ケータイを取り出そうとバッグのポケットに手を回した時、視界の端に何かが映った。顔を上げてそちらに視線を向ける。
丸っこい大きな三毛猫だった。>>#0]
(@58) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
あ。
[見た事のない猫だ、とまず思った。 わかば荘にミィの他に灰色の猫がいる事は知っていたし、見た事もあったけれど、この三毛猫は見た事がない。]
―――…ッ!?
[三毛猫に見据えられて、顔が強張る。猫とか犬は好きだけれど、その三毛猫の、こちらを見つめる目つきになんとなく悪意のようなものを感じて。
と同時に、頭の中に流れ込んでくるように女性の声が響いて>>#1>>#2、首の後ろに氷を当てられたような気分になった。膝上丈のズボンから伸びる白いハイソックスを履いた足が竦む。 無意識にメッセンジャーバッグのショルダーベルトをぎゅうっと握り締めた。]
(@59) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
[金縛りに遭ったように三毛猫を凝視したまま、頭の中で言葉を反芻する。
たいせつなもの。 なくしたくないもの。
それを―――壊したい?
やがて三毛猫がのそりと動き出しても、身動きがとれずにいた。 なんだか酷く恐ろしくて、心細いような心地がした。表情は硬く強張ったまま。]
(@60) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
[宝生から不意に声を掛けられて>>208、はっとして振り返る。 少し驚いたような顔に、安堵の色が滲んだ。]
宝生さん。 お隣さんに用事だったの?
[張り詰めていた空気がほろりと解けたかのような気分。]
どこ、が?
あっ、ぼくミィのごはん買ってきたよ!
[きょとんとして首を傾げてから、餌がまだ>>209との言葉に、スーパーのビニール袋を掲げてみせ、101号室の部屋の扉が開けられるのを待って中にお邪魔した。]
(@61) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
[ふわふわと、浮かぶ洗剤の匂い。
油汚れをきゅきゅっと落として、タオルで手を拭いて。 先に102号室を出てゆく白栖>>196の背中を追い掛けようと 一歩―――…キッチンから離れて。
くら、と一瞬、目の前が暗転。 窓の方角から、誰かが耳元>>#1で囁いた。
大事なもの 大事なもの あたしのだいじなもの は。]
(232) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
[延々と、地平線までゴールの見えない、競技場のビジョン。
頭の中で、空砲が軽やかに響き渡る。 ―――あたしの足は、動かない。]
(=17) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
|
|
[宝生が出してくれた浅い小皿に餌を盛って、ミィの前に差し出す。 しゃがんで膝を抱えながらミィの食事の様子に目を細めていたが、宝生が口を開いた>>209のに顔を上げて視線を合わせた。
他の猫、の言葉に、ぎくりとして顔に緊張が走る。]
……うん。三毛猫がいた。
あの猫、前からここにいる猫なの?
なんかちょっと、怖かった、な。 ――へんな声、聞こえたし。
[よもや相手にも自分と同じ声が聞こえているとは知らず、ぎこちない笑みを顔に貼り付けながら睫毛を伏せて視線を落とす。 努めて平静を装ってはみたものの、舌が縺れそうになって上手く喋れなかった。]
(@62) 2013/09/04(Wed) 21時頃
|
|
/* なんていうかほんともう
色々ごめんなさい^q^
仔猫に猫缶買うっておかしいですねwwwwwwwwww
(-70) 2013/09/04(Wed) 21時頃
|
|
[傍から見れば、ただただ呆けているように見えるだろう。
呆然とキッチンに立ち尽くして ぽた、ぽた、指先から濡れた滴が落ちる。 玄関で誰かを迎える新居>>203の声も、一枚膜を張って、遠い。
そんな、ぽけっとした視界に ぐったりと身体を弛緩させた病沢>>220と、ジャニス>>223の姿。
ぱちん。
シャボン玉みたく、脳裏を過ぎったビジョンが弾けた。 棒みたいだった足は難無く動いて、ととと、小走りに、傍に寄る。]
(233) 2013/09/04(Wed) 21時頃
|
|
/* 植頭さんがかわいい。かわいい。 hshs
(-71) 2013/09/04(Wed) 21時頃
|
|
[ただでさえ心配になるほどに白いのに――― 青白い面差し、大丈夫だろうかと、ソファの横。
不安と、不安と、不安が胸の内を燻って ジャニスと病沢の顔を交互に見遣って、はっと顔を上げた先。 少し汗をかいた、テーブルの上に残った最後のラムネ。 そっと手を伸ばして引き寄せると、まだ冷たいので。
ぴとり。
病沢>>221が何か告げ終わるのを待ってから 瓶の側面を頬に触れさせようと、手を伸ばした**]
(234) 2013/09/04(Wed) 21時頃
|
|
/* あとジャニス、はいんさんかなあ? ぼくのリクエスト採用してくれたのかな?疑惑。じーっ。
自称占い師とか素敵w 叙霊期待しているw
(-72) 2013/09/04(Wed) 21時頃
|
|
/* ところで私は
白栖ちゃんのRPすごい、好きなんです。好みなんです。 と、そっと告白埋めておきますね。
(-73) 2013/09/04(Wed) 21時頃
|
|
………… 知らん。
[>>@62どこか怯えて見える少年へ、男が返す言葉はいつもと変わらずそっけない。]
…… ここは、「出る」らしい。 そういう、一つだろう。
[何かを見ていたミイ。 誰かと話していた立花。 訳知り顔の新居。 これまでだって、思い返せば少しずつ、積もるものはあったが。]
(235) 2013/09/04(Wed) 21時頃
|
|
ほっとけ。
どうせ、口だけだ。
[大体の男の対応はこうだった。 片腕に浮いたミミズ腫れのようなひっかき跡を隠しもしないから、明智も気付くかもしれないが、聞かれても「痒かった」と返すだけ。
小皿の餌をもりもり食べているミイをじっと見下ろしてから、未だ気になるか、と目線で少年を伺った。]
(236) 2013/09/04(Wed) 21時頃
|
|
[そっと身を起こし、小さく息をつく。 眠る病沢の、髪や頭を、撫でてやるべきなのだろうか。 けれど、黒い手袋で戒めたこの手は、]
……っ、
[そっと、伸べられた光。 ラムネの硝子瓶が涼しげに、病沢の額に触れる。 水滴浮いたその瓶を支える手と、そこから伸びる腕を視線で辿って。 立花の横顔に、眩しげに目を細めた**]
(237) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
|
|
えっ。 で、出るって…
幽霊、が?
[隣に墓地があるのは、もちろん知っている。 ここの家賃が格安だ、なんて事はまだよく理解してないが、小学校のクラスメイトの中にはわかば荘には幽霊が出る、なんて仰々しく言う者もいた。
とは言っても衛が知っているここの住人には怖い人はいないし、わかば荘を取り巻く空気には陰気な嫌なものは感じないし、幽霊が出るという噂についてはどうせ嘘だ、と決めてかかっていた。
宝生の言葉>>235に、ぱちくりと瞬いて顔を凝視する。]
(@63) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
|
|
ほ、本当に出るの…? っていうか宝生さんも声聞いたの?
[どうせ口だけ、というのは、あの頭の中に流れ込んできた声に対して言っているのかと推測して、目を丸くする。 宝生の腕のミミズ腫れの痕が目に入って、痛そう、と零したけど、何でもないような声が返ってきただけで]
…宝生さんは、怖くないの?
[おずおずと窺うように上目遣いに見上げる。]
(@64) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
|
|
― 102号室 ―
[宙をかいていた手は、>>223ソファーについたジャニスの手を弱く掴む。彼の細く冷えた指先が手袋の向こう側へ温度を伝えることは無いけれど、彼にとってはそこに掴むものがあるというだけで十分だった。
ぱく、ぱくと開く唇が告げる言葉は一つだけ。 眠るかのような彼の顔は苦しげでもなく、悲しげでも無く、ただ常から色の薄い肌がいつもより少し、白くなっていた。]
(238) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
|
|
……… いか ないで
(=18) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
|
|
俺は、
見たことがない。
[>>@63聞き返しに答え、一呼吸。]
「らしい」と、言ったろう。
[断ずるが、>>@64声を聞いたことを認める言葉を吐いていたと、少年の言葉で気付かされた。 口が不機嫌そうに歪む。]
(239) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
|
|
[ぽつんと落ちる小さな囁きは、すぐ傍にあるジャニスの耳だけが拾える音量。纏わりつくものが払われたお陰か、繰り返すことなく一度きりで途切れる。 健やかな寝息、とまではいかないけれど、それに近い状態から彼を現実へと引き戻すのは、>>234何やら冷たく、硬い物の感触だった。 >>237ジャニスが身を起こすと同時に手は離れて、冷たい瓶を退けようと、無意識に動く。 こつ、と骨ばった第一関節が瓶に触れた。]
………………、
[ゆっくりと、目を開ける。]
(240) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
|
|
………………。 さあな。 怖がる理由は、ない。
お前が怖いのは、「何」だ。
[淡々と言って、少年の見上げと視線を合わせた。]
(241) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
|
|
/* 今ちゃんとチップ見たけどホレーショーいる!!
(何だと思ってたのかって聞かれると難しいって言うか何だと思ってたんだろう私……)
(-74) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
|
|
―談話室→203号室―
[>>219礼の言葉に、チラと振り返り手をヒラヒラさせながら、廊下へと出た。 2階へと続く階段を見つけ、のそのそと登る。 廊下では誰ともすれ違うことなく、203号室を見つけた。 鍵をあけ、中へ。
サクリと風呂場を見つけ服を脱ぎ捨てた。
シャワーからお湯を出し頭から被る。 久しぶりのお湯は非常に気持ちが良かった。]
〜♪
[鼻歌交じりに、薔薇の香りが漂う石鹸を泡立て 頭と全身、一気に洗っていると、>>#1頭の中に響いてくるような、声が聴こえた。
後ろを振り向くが、誰もいない。]
(@65) 2013/09/04(Wed) 22時頃
|
|
[顔を前にもどすと、 鏡に写る三毛猫の姿。丸々太ってる。
しかもその猫、何故か女を背負っていた。 三浦の目にはクッキリと女が見えた。 恨めしそうに三浦を見ている。]
何、…覗きなん?
[なんで覗かれてる方が睨まれているのか、意味が分からなく、 眉をひそめて睨み返す。]
(@66) 2013/09/04(Wed) 22時頃
|
|
[そこにまた、声>>#2]
何が大事って、そりゃお前…
[なんだろう。しばし考えて――]
俺の居場所と飯?
[シッシと猫を追い払う素振りをし、頭から泡を洗い流う。 全身洗い流して目を開けると、そこにはもう誰もいなかった。]
…何だ、今の。
[薔薇香りで満たされた風呂場を出て、 適当に置いてあったバスタオルで全身を拭った。 クンクンと、自分の身体についた香りを嗅ぐ。]
…ルミって薔薇の匂いすんのかな。
[後で嗅いでみよう、と決めた。]
(@67) 2013/09/04(Wed) 22時頃
|
|
良い変態具合だ、俺も見習おう
(-75) 2013/09/04(Wed) 22時頃
|
|
/* 明智少年とト書きでかきそうなのをがまんしている。
膝に抱っことかしたいこのこ こいつ やるのか? おおしい???
(-76) 2013/09/04(Wed) 22時頃
|
|
/* 三浦くんすごいマイペースだなひとのこといえないけど すてご……
(-77) 2013/09/04(Wed) 22時頃
|
|
そっか。 宝生さんは見た事ないんだ…。
[宝生の口が歪んだのを見て>>239、あれ、何かまずい事言ったかな、と、アヒル口になって顎を引く。]
―――怖いのは……
たいせつなものが本当にこわされちゃったら、って思ったら。 いやだな、って。
(@68) 2013/09/04(Wed) 22時頃
|
|
…かぞく、とか。
おとうさんもおかあさんも弟も、いなくなったりしたら、いやなんだ。 おかあさんが勉強勉強、っていうのはたまにうるさいな、って思うけど、でも、おかあさん優しいし、おかあさんの作るご飯おいしいし。 弟も、わがままで生意気でたまにむかつくけど、いなくなればいいなんて本気で思った事ないし。
[宝生の問いに、視線を抱えた膝の上に落として頭に浮かんだままを訥々と口にする。]
――…ぼくの、考えすぎなのかな。 宝生さんは、こわされたらいやなもの、ないの?
(@69) 2013/09/04(Wed) 22時頃
|
病人 エリアスは、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 22時頃
|
[直接、病沢のかおに触れるのは当然躊躇われて。
冷たく濡れた、薄水色の硝子。 きらきらと薄っすら反射する光は 病沢の頬や、ジャニス>>237の黒い手袋に色を映した。
きらきら光る夏色、好きな色。 それなのに不安になるのは、耳元で囁いた知らない声、壊れてしまった大切なビジョン、病沢の蒼白い肌、あと、]
……、ジャニスさん、も、
[眉間を引き絞り、視線を持ち上げた先。 何かを躊躇っている風の横顔に、その心理を掴めなくても 具合が悪そうに―――私の目に、映りました。]
(242) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
[勝手知らない102号室。
お部屋の主>>203も、病沢を心配していたから 視線はきょろきょろと宙を彷徨う。 冷たい硝子の温度だけは不躾に、 健やかに呼吸を落ち着けつつある病沢>>240に触れて。
こつりと、鳴ったのは、触れたのは指の節。 小さく小さく囁かれたおとは、私の耳には届かなくて。 だから、この音で―――…病沢の目覚めを知るのです。]
(243) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
…… 良かったな。
[>>@69ひとしきり、少年の言葉を聞いて、出てきたのはこの言葉だった。]
それだけ、大事なものに、囲まれてて。
[あぐらをかいて、語る少年を見据えて続けた。]
(244) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
俺、か。 壊されたら、嫌なもの。
[問い返され、片手を顎にあてる。 ひげ剃りの跡が薄く残ったそこを親指の腹で撫でながら、視線は僅か、壁を抜ける。
その壁の向こうには、談話室がある方向。]
………… なくはない、 らしい。
[沈黙の後、他人事のようにぽつりと言った。]
(245) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
…… 怖いと思ううちは、壊れん。
[少年から視線を落とし、餌皿をなめているミイを見下ろしながら、男は言葉を続けた。]
当たり前と思っていたら、…… いつの間にか、壊れている。 そういうもの かも、しれん。
[仔猫の喉を、太い指先でくすぐる。]
多分な。
[そこまで言って、話し過ぎたと言わんばかりに唇を引き結んだ。]
(246) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
/* 内情を語らないのは どっちかというと 宝生が中の人にも教えてくれないので かたれないというほうが ただしい
なんで柔道系暴れん坊将軍がマイペース無気力になったのか
(-78) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
―回想:102号室でのこと―
[>>228 悩み、>>229 絞り出された円の答えににんまりとした笑みを浮かべた]
俺も好きだぜ
[そこだけ聞けば別の意味に聞こえるかもしれない言葉を口にしながら、また円の頭を軽く撫でた]
速くなるのに一番必要なのは、走ることが好きなことだ 俺はそう考えてる。
[くすりくすりと楽しそうに笑い声をあげる。 まさか年上の頭を撫でているとは知る由もない]
今度一緒に走ろうぜ
[最後にぽんと頭を撫で、部屋を出ていった**]
(@70) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
――102号室――
いいえ? そもそも約束だったし。 冷たいレモン水と普通のお水とどっちがいいかしら。あんまり冷たすぎないほうがいいかしらね。 マドちゃんも飲む?
[冷蔵庫開けつつ、水の在庫を確認。大きめのポリ容器にはレモンとミントを放り込んである。 冷えたものが良ければそれを。けれどあまり胃を刺激しないほうがいいかとも考える。 ソファに寝せた病沢の表情を伺えば、涙の跡。 心配に思えば、先ほど聞いた女の声のことなどすっかり頭から抜けてしまった。]
お騒がせなんて気にしないで。なんでここに来たのかは知らないけど、アタシにできることだったらなんでもするから。
[病沢の部屋でも、ジャニスの部屋でもない。単に近かったというだけかもしれないが、ジャニスの部屋だってふたつ隣。 となれば何らか理由はあったのだろうと推測して、けれどその理由を聞くことはせずに受け入れる。]
(247) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
[何かを求めるように病沢の指が動くのを見る目も、憂えて細まる。 けれどジャニスも、立花もここにはいて、彼を心配する役割は十分足りているように思えた。 このアパートの人間は本当にお人好しで、それがいいと常々思う。]
ねえ、ご飯食べて行くんでしょう?
[ジャニスにそう声をかける頃には憂慮も軽くなって、オムライスの準備を始めようと意識を切り替える。 ラムネ瓶の汗が病沢の頬を濡らすのを、微笑ましく見ながら。]
(248) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
肉屋 ニールは、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
病沢、さん………
[確かめるように、病沢の名前を口にする。
硝子の瓶に、薄っすらとかいた滴が頬を濡らす。 邪魔だろうかと、退けようとする指先に思い当たるけれど はっきり拒否を口にされるまでは、触れさせたままで。]
ご、ご気分はまだ、悪い、ですか?
(249) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
[薄く開いた両目はまず、>>237立ち上がったジャニスの手の黒色を見た。人の皮膚の色ではないそれをじっと見つめてから、ゆっくりと瞬きをして。 それからようやく彼の意識は、手と額に触れる冷たいものに向かった。もそりと身動ぎをして、頬の中央に瓶の底が触れる。涙ではないもの雫で濡れた頬にもう一度瞬いた。]
………………ん、
[>>249それが掛けられた言葉に対する返事かどうかは、彼自身にも判然としなかった。 是とも非とも言わず、瓶に触れた指先もそのままで、与えられる優しさを噛み締めるような数秒の間の後、ようやく首を横に振る。
気分が悪いということは無い。という、意思表示のつもりだ。]
(250) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
/* この男、相当福原と新居と病沢と気に入ってる気がする。
(-79) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
[不安が、ふあんふあん、埃みたく心臓の辺りに降り積もる。
新居>>247の様子を窺う為に 滑らせた視線に、耳に飛び込むのは、先程と同じ日常の声。 それだけで、積もった埃は口のなかから、吐き出せるのです。]
は、はい! 頂きます!
[今の出来得る限り、元気な声で。 レモン水のご相伴に預かろうと。]
(251) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
えっ? ……そうなのかな?
[まるで自分はそうではない、とも受け取れる言葉>>244に、きょとんとして瞬く。 言葉を続ける宝生の口元をじ、と見守り、彼の視線の先を追って、壁の方を見る。が、その先の何を見ているのか、まではわからない。]
………?
[壁と宝生の顔を交互に見比べていれば、やがて沈黙が破られた。]
…なんだか変な言い方。
(@71) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
怖いと思ううちは、壊れない…。
………なんだか少し、難しいや。
[宝生の言葉を聞き漏らさぬようじっと耳を傾けて、それを頭の中で反芻する。 けれど、少し困ったように眉尻を下げて、えへへと笑った。
そこに、ピリリとメール着信音が鳴る。 バッグからケータイを取り出してみると、母親からだった。]
…あっ、ぼくそろそろ帰らなくっちゃ。
[ちょっと慌てたように立ち上がると、帰り支度をしようとバッグを手に持つ。*]
(@72) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
[そうして視線が、病沢>>250の、まだ蒼白いかおに戻る。 ジャニスの嵌めた手袋の色が近い所為か 黒と白のコントラストが際立って、懸念は拭えません。
頬を濡らす硝子の滴は 本人の意図しないところで、病沢の涙の痕を隠しました。]
……………
[左右に揺れる首と、一文字。 それだけが得られるまで、硝子は頬に触れたままで 固唾を飲んで見守り―――…ほ、意思表示を見届けて。安堵。]
よ、良かった、です。 吃驚しました。 あの、その、でも、まだ顔色が優れませんから。
[急に起き上がっちゃ駄目ですよ、控え目に告げて。 ご飯>>248と口にする新居に、少し、思案げにしてから。]
新居さんのご飯、とっても美味しいんです。
(252) 2013/09/04(Wed) 22時半頃
|
|
― 202号室 ―
[ 無事帰還を遂げた私は、冷蔵庫に日本酒の瓶を入れる。他に入っているものといえば、納豆、豆腐、数種類の調味料くらいだろうか。一人暮らしの男の冷蔵庫など質素なものである。澄んだ色が新たに一員として加われば、僅かに場が明るくなったような気がした。]
さて、やりたいことが増えてしまったな。
[ 私は誰もいない空間に呟きを落とすと、箪笥へと足を向ける。普段は触ることのない、下方にある薄い引き出しを開けると、たとう紙に包まれた着物たちが顔を出す。僅かに色褪せたそれは時の流れを感じさせ、私はその懐かしさに目を細めた。何枚か捲った後に出てきたそれを取り出し、紐を解く。出てきたのは紺鼠色の無地の着物である。虫食いなどがないことを確認すると再び綺麗に仕舞い、もう一つ、黄金色の帯を取り出した。]
(253) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
この色の方が彼らしいか。
[ 出来るだけ独り言は呟かぬようにしているのだが、やはり年には抗えないらしい。綺麗に折りたたまれたそれをたとう紙の上に乗せると、次に私は整頓された本棚へと向かう。綺麗なままの段ボールを見て、植頭さん曰く「宝の山」は未だ発掘されてはいないようだ。それらを通り過ぎ本棚の一角へ手を伸ばして、本を一冊抜き取った。愛らしい猫の写真が表紙を飾っている姿に、先程の三毛猫を思う。あの子に憑りついていた、とでもいうのだろうか――彼女が思いをいい方向に昇華してくれることを願った。 さて、私はと言えば、たとう紙の上に黄金色の帯を乗せ、更にその上に猫の本を乗せた姿。私の褒美が冷える間に出かけようではないか。雪駄を履くと、再び鍵を閉めぬまま、部屋の外でと出た。]
(254) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 23時頃
|
そうか。
[>>@72笑顔を見せる少年に、男はやはり短くしか答えないが、]
手。 出せ。
[じゃあな、と見送る代わりに、出させた手の上に、立花に貰ったフエラムネを落とした。]
やる。 気をつけろよ。
[言って、男も立ち上がる。 財布をポケットへ突っ込み、猫を抱く。]
(255) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
大事なものは、 大事にしとけ。 ……気ぃつけてれば、そう簡単に壊されやしねえよ。
[玄関から、少年へ見送りがてらにそう告げて、ぽんぽんと頭を叩く。 じゃあな、と談話室へ入りこむ男の腕の中で、仔猫はご機嫌そうに「みぁ」と鳴いた。]
(256) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
[彼にとって>>252彼女の顔は見慣れないものだ。いや、それだけではない。背中にあたるふわふわとしたクッションの感触も覚えがないものだし、更に他の足音も聞こえる。つまり、この場には複数人いるということだ。 それ自体が、本来の彼の部屋では有り得ない。 何故、ここにいるのだろう。彼自身にそれに対する答えは見つけられない。廊下に出る前からの記憶が、少し曖昧だ。]
………び、っくり?
[何に、びっくりしたのだろう。 彼は自分が廊下に倒れていたことを覚えてはいない。ただ、瞬きをする瞼の裏に、窓の外にあった墓地の光景がやけに鮮明に思い出されて。ほんの僅か、眉を寄せる。 起き上がるなと告げられたから、ソファーの座面に背は預けたまま、じっと観察する目を立花に向けて。]
……………………?
[ご飯が美味しい。その事実と今の状況がどう繋がるのかが分からない。無言。]
(257) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
あら、いいお返事。 じゃ、これだけ先に持って行っちゃってくれる?
[渡すのはグラスが三つに、レモン水の容器と普通に水を汲んだだけのワインボトル。 こっちあんまり冷たくないから、エリちゃんはこっちね、と言い足して、立花>>251の手に。 ソファのあたりで身じろぐような衣擦れが聞こえて、目覚めたことを知る。]
起きた? おはよう。 ま、ゆっくりしていって。何もないけど。
[オムライスを作るときには使わなかった、鍋が火にかかる。 端野菜でスープの一つくらいは作れればいいと、再度冷蔵庫探索を開始した。]
(258) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
― 101号室前 ―
[ さて、どちらの用件から済ませようか。どちらにせよ行き先はそう変わらないので、私は階段を一段一段踏みしめながら下りていく。たとう紙を両手で抱えているため足元は見えないが、伊達に十数年ここに住んでいる訳ではない。壁にある小さな傷も――いや、誇張は良くない。細かな部分までは把握していないが、階段の幅くらいは身体が覚えている。我ながら軽やかな音を立てて一階の廊下へと下り立つと、101号室の戸を叩く。]
……おや、出かけているのだろうか。
[ しかし宝生君>>256は不在のようで、部屋からは返事がない。時間を約束した訳ではないから、特に気にすることもないが、何度も押しかけるのもあまり美しくない。多少形が崩れるが仕方ないと片手で荷物を抱えると、懐から一筆箋を取り出した。夏らしく金魚の描かれたそれを手に更に万年筆を取り出すと、蓋を口に咥えながら一筆したためることにした。]
(259) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
「約束の本を準備した。 時間のある時にでも取りに参られたし。
初見」
[ 私はあまり字の綺麗な方ではないが、恋文でもあるまいし、見栄えに関しては目を瞑っていただきたい。戸へ折りたたんだ紙を差し込むと、私はもう一つの目的地へ足を進めた。]
(260) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
発明家 源蔵は、メモを貼った。
2013/09/04(Wed) 23時頃
|
ー 商店街からの帰り −
[蝉しぐれの中、拭っても浮かぶ珠の汗に辟易しつつ 荷物を持ってわかば荘へ戻ってきた]
おや、猫さんが多いんですねここ。
[初めて知った、と三毛猫>>#0を見つけて頬を緩ませる。 灰猫とミィ用に買ったおやつは3つ1組]
(261) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
― 102号室前 ―
[ 足を進めると言ってもすぐ隣、次の目的地にはすぐに到着した。一筆箋と万年筆を懐に収め、皺の寄らないようにたとう紙を抱え直すと、手首を動かすことで戸を叩く。]
新居君、初見だ。 少々時間を貰ってもいいだろうか。
[ 私は低く僅かに掠れた声をかけると、家主の返事を待つ。]
(262) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
―わかば荘:庭―
[国谷が抱えた荷物はふわふわと宙を移動する。 玄関に向かわずに庭へ直行、目当ての部屋はそう遠くはない]
喜んでくれるか…………ッ
[>>#0 目の前に現れた三毛猫と女の姿に足を止める。 国谷を見る瞳は酷く冷たいものだった。 その姿に――]
――ッ!
[頭痛がして、頭を押さえた]
(@73) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
/* そろそろ初恋の人の面影がある相手を決めておいた方がいいんだろうか。 実は源蔵の心の内にだけ秘めておくのも美味しいかと思っている。
ランダムの神は誰だと思っているのかな。パルック[[who]]
(-80) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
[わかば荘に移り住んで半年、年月を経たけれど お隣さんでもある病沢>>257の面差しを、今日ほどに まじまじ眺めたことがあっただろうか。いや、ない、反語が踊る。
宝生とはまた異なる、口数の少ない彼。 反芻するのは、思い当たる節が彼自身にない所為か。 足りないことばの分、あたしは出来得る限り、頭を巡らせる。]
や、病沢さん、が、すごくぐったりされていた、ので…
[―――吃驚した理由。 部屋に運ばれて来たときの、顔色の悪い横顔。 きゅ、と眉間を引き絞って、気付けばなんだか似た表情をしていた。
そして 無言 言葉足らずな私は、肩を縮めて。]
美味しい、ご飯、食べたら。 元気になる、ます。
[唇がむぐむぐ、波打った。]
(263) 2013/09/04(Wed) 23時頃
|
|
/* ばか。おばか。こんなときにツンツンしなくてもいいじゃないか。
源蔵[[who]]
(-81) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* ごめんなさいばかじゃないので参考までに教えてください。
ニール[[who]]
(-82) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
お客さんが多い日ね、今日は。
[悪い気はしない。もともと一人で時間を潰すのは得意じゃないから、人数が多いことに越したことはない、と思っているのだが。 少しばかりタイミングが悪い、と思わないでもない。 幸いはまだ卵を焼き始めていなかったことだろうか。 鍋の火を止めてチキンライスを皿にあけてしまう。 それから出たから、きっと家主の返事>>262は少し間が空いた。]
はあい、先生。 愛の告白ならもう少しロマンチックな時間が嬉しいんだけれど、どうしたの?
(264) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
いかがです? 食べませんか?
[腰を屈めて、おやつのささみを振って三毛猫を呼んでみる。 だが突然、三毛猫は愛らしい様相からは 想像もつかない声>>#1>>#2をあげた]
…………今日は…不思議な事が良く起こる日ですね。
[灰猫が懐いてくれて。湯呑の国谷にも出会えて。 ただこの声はいただけない。 肝を冷やす。 ここは悲鳴を上げて荷物を投げだして逃げ出すべきでしょうか]
大切なものですか。 私には家族と呼べるものもおりません。 わかば荘と、わかば荘の皆さんが大切と言ったら 大切かも知れませんね。
[腰を降ろしたまま金の目を覗き込んで]
(265) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
お裾分けしましょうか?
[差し出したのはスイートピー。 やさしい思い出を悲しい声をあげた三毛猫?に 分けてあげたくて。 だがスイートピーにふんふんと鼻を近付け嗅いだだけで 何処かへ行ってしまった]
スイートピーって猫にはダメでしたか。
[そんな事を考えつつ、のっそりと消える猫の背中に]
付喪神の国谷さんもいらっしゃいます。 悪戯しなければ、あなたも歓迎しますよ。
[そう声を掛けたが、三毛猫は雑草の中に消えていった]
(266) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* ふむ。新居君は中の人が大好きらしいね。あとジャニス君がツボらしい。嗚呼、管理人さんは当然だそうだよ。壱猫さんのフランクひゃっはーなどと言っている。
別に新居君でも大丈夫なのだよな。私は「初恋の人」だったり「あの人」とは言っていても、ただの一言も「女性」とは言っていないのだよ。
(-83) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
……お前、前に逢ったことがあるな
[>>#2 その声に、にやりと笑みを浮かべる]
そう、俺の大切なものは走ることだ でもお前は俺に追いつけなかった
[そう、あの時も、こう言った――]
"奪いたければ、追いついてみろ"
[その言葉に女の亡霊は冷笑を浮かべる。 女の瞳は他者を見下すモノ。
見下したまま、三毛猫と女は姿を消した。 まるで、奪うモノなど残っていないとでも言うように――]
(@74) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
…… お前は、わりと似合うかもしれんな。
[と。談話室へ引っ込む前、ちらりと顔を戻し、少年を見る。 身長差のまま見下ろして呟いた一言は、理由を聞かれれば
『女物。』
少年には大変不名誉なことかもしれない。]
(-84) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
……あれが噂の幽霊か?
[姿の消えた一人と一匹に肩を竦めながら、国谷は再び歩きだした]
(@75) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
[懸命に、心情を整理して、舌に乗せて、ばらばら。
上手く説明なんて、いきなり出来るようにならなくて。 波打っていたら、新居>>258の呼ぶ声が聞こえた。 頬に触れさせたままの硝子瓶、私はそっとそれから手を退きます。]
は、はい!
ええと、こっちがお水で、こっちがレモン、ですね。 ………お店にあるお水みたい、です。
[テレビで見た、上品なレストランに在る、ワインボトルの水。 それを彷彿とさせるボトル二本を手に。
気持ち冷たくない水のボトルは、そのまま病沢に手渡す為に 勝手知らない室内を、ととと、ととと、行き来。]
(267) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
ナルシストどこいったんだろう
脆さってなんだろう
歪んだ愛情ってむつかしーなー
(-85) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
おや、作業中だったか。すまないね。 それに来客も。間が悪かったかな。
[ 新居君>>264が出てくるまで少々時間を要したことと人の気配、そして鼻を擽る良い香りに、私はある程度の状況を察する。新居君に隠れて奥の状況までは見えないから、誰がいるかまでは把握できないが。愛の告白という言葉に告げられなかった過去が思い起こされて、私は僅かに目を細めた。]
愛の告白ではないが、今日は君に贈り物を持ってきたんだ。 私が若い頃着ていたものなんだが、最近は箪笥の中で眠り続けていてね。 君は興味がない訳ではないようだし、良ければ貰ってくれないだろうか。
[ そして私が差し出したのは、たとう紙に包まれた紺鼠色の着物と黄金色の帯だ。襦袢や足袋、伊達締めは持ってきていないが、最低限この二つさえあれば、着物としての形は完成する。新居君の華やかさには少々見合わないかもしれないが、これでも私の所有する物の中では一番派手なものを選んだのだ。]
(268) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
[>>258大人しくソファーに身を横たえたまま、おそらくはもう一人のものだろう声を聞いた。聞き覚えがある。 非を行動に移さない……つまりは大人しくしていることで新居の言葉への了承の代わりにして、視線は立花に向けたまま。 >>263 彼女の顔にある表情を、難しいと判別する。それを今、彼自身も浮かべているのだとは気付かずに。]
……………ぐったり。
[ふぅん、と相槌を打つ代わりの反芻。 自分の身に何があったかを思い出そうとすれば、目の奥がぎしぎし痛むような気がした。白い掌が無意識に額に伸びて、熱を測るような格好ででこを覆う。]
…………声が、聞こえ て。 耳を 塞げ 、なかった。
[>>267新居に呼ばれて走っていく彼女に、音量の足りない掠れ声はどれだけ聞こえただろう。 冷えたラムネの瓶は、頬とソファーの背凭れの間に挟まれて留まる。人の足音が響くのに、そっと耳を傾けていた。]
(269) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
─談話室─
……
[どういうタイミングか。 福原と越智がいるのをちらりと見て、]
…………
[越智を、ジーっと見た。 腕の中の仔猫が、しっぽを揺らす。
男は入り口の戸こそ閉めるが、それ以上中へは、入ろうとしない。]
(270) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
[鼠みたく、右に左に、ちょろちょろ走り回る。 新居の部屋が整頓されているお陰で、転んで仕事を増やす真似はなかった。
ふと、響くノック音と――…声>>262 水の満ちたワインボトルを病沢に差出しながら、視線が向きます。
お話の邪魔をしないように けれど、お部屋の扉が開くなら、当然そのときは、会釈。]
(271) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* うむ。源蔵先生を灰まで連れてくると、テンションが持続できない。 新居さんお邪魔したみたいでごめんね…!ジャニスさんへお料理作りたかったんだろう。 大丈夫、おじさんあと400ptくらい喋ったら黙るからね…!
(-86) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
─墓地─
[ジャニスに、まだ──と告げた後、フランクは再度わかば荘を出て墓地へと来ていた。 三毛猫を最初に見つけた場所であり、何かあるならここだろうと踏んで。
いつもと違う箇所はないか。おかしな部分はないか。 少なくない墓をひとつひとつ丁寧に見て回る。
そして、見つけた。]
……これか。
[その墓は、まだ比較的新しいものだった。 いつも素っ気ない四角いだけの墓石の隣に、大人の膝下よりも背が低く、少し丸みを帯びた墓石が寄り添うように並んでいたのだが──今はその小さな墓石が、何者かに倒されたかのように横倒しになっていた。]
(272) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
[墓に収められている者がどんな人生を送って来たか、フランクは知らない。しかし隣の小さな墓石が、生まれ落ちる前に死んでしまった命を供養するために建てられた物であることは、ひと目でわかる。
小さくとも突風くらいでは倒れないだけの重さはある。 おそらくは、幽霊が出るという墓地の噂を聞いて、真昼の肝試しにでも来た若者が倒して行ったものだろう。
やれやれと呟いて墓石に手を掛ける。 さすがに重く、簡単には元に戻せなかったが、うんうん唸りながら渾身の力を込めて、何とか立たせることは出来た。]
さて……。
[これで母親の怒りは収まるだろうか。]
簡単じゃぁねぇだろうな……。
[霊──死者の思念というものは、一度拗れるとそこから歪み、凝り固まってゆくことが多い。ちゃんと手順を踏んで供養してやればいいのだろうが、それまで大人しくしていてくれるだろうか。]
(273) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* >>@74 えっ。
生前のお知り合いの方ですか?
(-87) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* どうしよう齟齬っちゃったw
(-88) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
[彷徨う手が、こちらの手を弱く掴む>>238。拠り所を求めるようなその仕草。 そして思い至る。眠りながら手を彷徨わすその手が、何に似ていると感じたのか。
それはまるで、母の手を求める赤子のような。 そして手に感じる力の弱弱しさだけ、それとは違う心細さ。
耳にかそけく届く囁きに、束の間、目を伏せて]
……、
[名を呼ぶ声に、手を引かれた心地して、立花の目をゆるりと見返す。 さわさわと心の波立つ音がする。彼女の揺れる眼差しを見ていると、嗚呼、]
(274) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
――…苦しい。
(=19) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
ありがとうございます。 檸檬水ですか。この残暑にはちょうど良い。
[新居の声に、暫し引き留められていた自分の何かが動き出す。 返す声の調子は常と変わらず。緩く微笑む鉄面皮]
ええ、よろしいのでしたら、ご馳走になりましょう。 その後のデザートは仕入れてきましたので。
[和菓子屋で買った豆大福は、ゼリーの二の轍を踏まぬよう多めに買ってきた。 初見に持っていく分を差し引いても、充分に余りあるだろう。
病沢の手がラムネの瓶へと動いて、手に触れる儚い力は離れゆく。 目を覚ましたらしき様子に、立花が声をかけるなら自分は様子を見守るに留めた]
(275) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
─談話室─
[飼えなくとも部屋の鍵を渡した時点で “最近の女子大生の性の乱れ”を感じている16歳、女装子は
あれ?
と、思った。]
飼いたい、 の?
[笑っている福原の言葉が なぜだかとても寂しそうに聞こえたから。]
(276) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
ちなみに、国谷は別に幽霊におっかけられたとかいうのではなく、ただ事故にあっただけですね。
(-89) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
[ちょろ ちょろ ちょろ。]
[新居から受け取ったワインボトル二本を腕に 一周巡って病沢>>269の傍に戻ると、 彼は殆ど微動だにしていなくて。 ゆっくりを体現している姿に、私は胸を撫で下ろしました。
顰め面をした病沢の表情と、似ていた表情が段々離れて、弛んで。]
お水、飲めそうでしたら。
[病沢の横に横たわる炭酸水よりも、遥かに胃に優しい水。 気持ち冷えていない、新居の配慮が行き届いたボトルを、差し出しまして。]
声……… あの、その、聞きたくない、声だったのですか。
[―――…声。 思い当たる節があったから、小さな、掠れた声は確かに届いた。問う声は、また不安に揺れて。]
(277) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
いて、 欲しい、 の?
[彼に? それとも、誰でもいい?
どうしてそう思ったのかわからない。 けれど、どうしてもそう思えてならない。]
いなくならない──よ?
[える、じゃないのが申し訳ないけれど。]
…──わたし、は。
[誰でもいいわけじゃないだろう。 それでも、言葉は口をついて出た。
淋しげな言葉を、彼女が繰り返さなくていいように。]
(278) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
ー わかば荘 −
[帰り付いたのはどのタイミングか。 まずは越智が待つ談話室へと 顔を覗かせようと思ったのだが]
越智さん、お待たせしたね。
[開けたドアが突っかえた>>270 気付かず開けて、彼にぶつかったかもしれない]
あああ、すまない、すまない。 気付かなくてすまなかった。 怪我はないかい?
[宝生と気付いて慌ててぶつかった個所に手を伸ばす]
(279) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
|
|
/* (小さい爆竹音)
(-90) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
―談話室―
[(>>276)越智の言葉には首を傾がせる。 顔に浮かべた笑みはスゥ…と色を無くして。 いつもの不機嫌な顔つきにも戻らず。
何も表さない素のままの無表情で。 越智の口元を見つめた。]
飼えない……飼わない。飼いたくない。 要らない。 欲しくない。
[そこで、続く言葉を聞く。
いなくならない このこは そばに 、
下唇、内側の柔らかい箇所を噛む。]
私は…――。
(280) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
[福原の返事を聞く前に、談話室のドアが開き、 宝生が──
宝生と、宝生に抱えられた仔猫が見えた。]
……ぁ、 宝生さん……と、
[──ミィ。
口の中で、小さく小さくその名を呟く。 反射的に体が硬直し、半歩、踵が後ろに下がる。
けれど、まだ猫までの距離はあって、 宝生と猫はドアの前に留まったまま。 裕も、そこで踏み止まった。]
(281) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
っ、 と。
[>>279背後の扉が開いて初めて、後ろからやってきた音に気づいたようだった。 背へぶつかった扉の勢いはなく、男も一歩よろめいただけで済んでいる。]
平気 だ。 俺も、気づいてなかった。
[のそのそと扉から離れ、衝撃に目を丸くしている仔猫をあやすよう揺らす。 伸ばされる手から逃げはしないが、不思議そうにその手を見た。]
(282) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
耳の塞げぬ、声。
[病沢の言葉を繰り返して、黙り込む。 まだ直接対峙はしていないので確証は持てないが、 今回の怪異は、直接に人の体を傷つける類ではないと踏んでいる。 根本的には亡者よりも、生きている人間の方がよほど強い。 ただ、そんな亡者であっても、誰しもが持つ心の隙間や、歪な場所に風を送り、自壊を促すこともある]
――…、
[病沢へ問う立花の不安げな声音の揺れに、その横顔を静かに見つめた]
(283) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
――……、
[何かを言いかけて。口を閉ざす。
入り口の傍の宝生と植頭の存在に気付いて。 視線はそちらへ。
その頃には、顔にはいつもの強気な表情。]
2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
――……、
[何かを言いかけて。口を閉ざす。
入り口の傍の宝生と植頭の存在に気付いて。 視線はそちらへ。
その頃には、顔にはいつもの強気な表情。]
(284) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
[寝そべっているだけでは、圧倒的に情報量が足りない。聞こえたノックの音に、自分に、その他3人に。認知できる人の数が増えればそれだけ、処理速度は落ちていく。 その所為か、平坦である筈の彼の内が密かに、静かに波打つ。]
――――――… 。
[ぱく、と天井を向いたままの唇が動く。今度は音も無い、空気に溶けるだけの言葉。 彼は自分の意志を告げる為の言葉を、極力使わない。――使えない。>>277立花が戻ってくる時には、彼の表情はいつもと同じ平坦なもの。 なるべくゆっくりと身を起こして、まずは細く白い指先でラムネの瓶を拾って、テーブルに置き。それからワインボトルを両手で受け取った。冷たさの無いそれに、何か、忘れようとしているものを揺さぶられるような心地がして、ほんの少し息を吐く。 目の奥が痛い。既に白い顔色も変わらず、無表情も揺るがないままだけれど、ボトルを掴む指先に無意識に力が籠り、爪先が白くなる。]
……………人 は、 聞かない 方がいい と、思う。
[常識的な見た目の他に、人としての機能の足りない自分は、彼の内では人としてカウントされない。]
(285) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
[宝生に堰き止められる形で、 ドアを開けたまま立ち止まった上頭も見えた。
宝生──と言うより、その腕の中の仔猫を気にしつつも 耳は、意識は、福原の言葉を注意深く拾おうとする。
飼えない。 飼わない。
──飼いたく、ない?]
いなくなるから?
[福原の育って来た家庭を知らない。 辿って来た人生を知らない。 負った傷を知らない。
だから裕の言葉は、無造作に、真っ直ぐに発される。]
(286) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
間なんて気にしないでよ。ちょーっと悪かったけど、そこまで最悪じゃないわ。 スープくらいしか出ないけど、食べていってもいいわよ? もうここまで来たら何人でも一緒。
[悪い、ということは隠しはしない。そこを誤魔化しても特にいいことはないと経験則上で知っていた。 病沢がいるから、積極的に上がっていけとは言いづらい。けれど初見>>268ならそう騒がしくする質でもないと、去らせることはない。 が、厚い眼鏡の向こう側が細められて、たとう紙に包まれた"贈り物"が渡されれば、むしろこちらの声のほうが大きくなった。]
やだ、なにそれ、いいの? 箪笥で眠っているって言ったって、ちゃんとしたお着物なんでしょう。 アタシに? いいの? そりゃあ女物受け取るより断然嬉しいけど、なんか、申し訳ないくらいね。
[女物、と出るのは先ほどの宝生との話から。 熱の入ってしまうところから、嬉しいという思いは伝わるだろうか。]
(287) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
[不安と安堵が交互に心を行き来するので 私の表情は、未だ、日常に辿り着かない。
目を伏せたジャニス>>274の横顔も、たった8日目の縁でも 日常と少し異なる――…くらいは察することが出来るのです。 重なった視線に、そわ、と指先が震えて。]
……ご、ご加減が優れない、ですか?
[安心させてくれるような言葉は返らなくて、懸念が煽られる。 新居>>275と交わす会話も耳に届けば 先に受け取ったレモン水のボトルに、目を落としました。
そして、躊躇いがちに、そっと差し出した。 物を押し付けるのは何時だって慣れなくて、つい、御伺いがちに。]
(288) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
良かった。怪我が無くて何よりです。
[宝生の返事>>282に胸を撫で下ろしながらも、 伸ばした手は下ろせずにぶつかった場所を払う様に。 彼の腕の中にいる仔猫を撫でたくもあったが、 本を傷付けるかもしれないから好きではないと、 公言した手前何とも言えない表情に。 だが、灰猫の柔らかさを思い出すと、 腕の中の小さな毛玉に抗いがたい誘惑もあり]
…これ、宜しければ、ミィさんに。
[そう言って小さなおやつのささみを彼の手に押し付けるだろう]
(289) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
/* そういえば、虚言癖は疲れそうなのでやめました。てへぺろ。 プロ中喋らずにきたので、喋れない、に設定を変更しまして。 そして全く方向性が定まっていなかったので、プロの自分を見てうげええええとなっている次第。
しかし合間合間のト書きで人間臭が出ちゃってるけど、自己認識では見た目以外人間臭出してないはずなんです。です。
まあ、人間なんですけど。
(-91) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
/* >>198 わろたwww いいなこれwwww
(-92) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
/* しかし注釈的なものをト書きに挟み込みながらなので、 私史上もっともト書きが長いキャラになってまして。
多分読みにくいんだろうなーって思いながら、私個人はこれぐらいって結構好きだったりする。
(-93) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
[払われる間抵抗はしないが、視線が落ち着かなさげに揺れていた。 揺れた先、仔猫を見れば、ぱちりと瞬いて。]
……あ。
[この猫を飼うと宣言した際、植頭が苦手だか嫌いだか言っていたのを思い出す。 太い両腕で隠すよう、もぞもぞと身動ぎした。]
…… ? いい、のか。 苦手、だろう。
[だから、ささみを差し出されて驚いた顔をする。 飼うことに反対なのだとばかり、思っていたから。
押し付けられたおやつと植頭の顔を交互に見た。]
(290) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
[その後で漸く越智と福原の様子に気付いて首を傾げた。 和やかな雰囲気とはあまり思えない。 越智は猫が苦手だと言っていた。 宝生の腕の中のミィの影響もあるだろうか]
越智さん、お待たせしました。 あと、福原さんも。 チョコレートは必ず探しますから。 今日はこれで勘弁してくれませんか?
[顔色を見ているつもりだが、 やはり若い女の子達の空気を読む事は難しい。 自分の用事を優先してしまい、福原に近付くと スイートピーを差し出した]
『やさしい思い出』と言うのだそうです。 このわかば荘の思い出が、 あなたにとって優しい良いモノになりますように。
(291) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
ん。
[植頭は越智へ用事とみて、じゃまにならぬ位置へ。 それから、壁沿いにじりじりと移動を始めた。 視線はバッグと、越智を交互に。]
……
[無事にバッグへたどり着けば、そこへ仔猫をおさめ、またじりじりと壁沿いに出口を目指す。
その間も越智をじいと見て、]
…… わからん。
[呟いて、談話室を出た。**]
(292) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
…………ここに本はありませんから。
[驚いた表情で尋ねる宝生>>290に、短くそう答える]
ミィさんもわかば荘の一員でしょう。 少し位いい思いもしてもいいでしょう。
[言い訳のように口にするが、動く仔猫を見ていれば 口元が少し緩むのは仕方ない]
(293) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
え……、と、
───……ッ ど、うぞ──?
[>>284強気な表情。 いつも通りの福原瑠美の顔。
なんとなく。 これ以上、今はこの話は聞けまいと悟る。
宝生が、裕に遠慮して入り口に留まっているだろうことも。
宝生の方を向いて、 声が震えないよう精一杯の虚勢で、中へと促した。]
(294) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
[声の話をしているのを聞けたのなら、自分も聞いた女の声を思い出せたのだろうが、生憎ここまでは話し声は届かない。 届くのは人参とキャベツと葱とコンソメとが一度煮えてから、火を止められて味の染みる間に漂う甘い香りだけ。]
(295) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
[目覚めた病沢に対する安堵とか どこか遠い表情をするジャニスに対する不安とか 玄関から聞こえる新居の―――>>287 ああ、これ、安堵だ。
ワインボトルを受け取ってくれた、白い指先にも、安堵。 桃色でなくて、白い爪先には、不安。ぐるぐる。]
……………
だから、だったら、病沢さんも。 聞かない方が、良いです。
[人間だから、揺さぶられているのではないのだろうか。 まるで病沢自身を除外している口振りに 私が聞いた声と、彼が聞いた声が同じか如何か、分からなくても。]
(296) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
/* わたしのなかのじょしりょくがそろそろ尽きそう
まどかがぐるぐるしてるからぐるぐるする。 あとね、あとね、ジャニスチップそんなにね、特別すきじゃなかったのにね、いまYABAI
(-94) 2013/09/05(Thu) 00時頃
|
|
[少し遅かったか。
あからさまにこちらを気にした動きと視線で 壁際をじりじりと移動した宝生は、 バッグに仔猫を入れると、同じ動きでドアへ戻ってゆく。
ありがたさと申し訳なさを同時に感じながら その不自然な動きを目で追っていると、 気にするという以上に注がれる視線と目が合った。]
……?
[わからん?
何が? 頭の中にはてなが乱舞する。]
(297) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
もちろん。 むしろ迷惑ではないかと心配していたんだ。
先程談話室で話した時に、ふとこの着物が浮かんだんだよ。 宵闇に入る少し前の空の色と、夕焼けに染まった海の色。 鮮やかな景色は、きっと溌剌とした君に良く似合う。
……女物?
[ 私の都合のいい耳のせいだろうか。新居君>>287は喜んでくれたように思う。先程の会話>>0:264を聞いてからずっと考えていたことだったが迷惑ではないようで、私は仄かに安堵の吐息を漏らした。最後に聞こえた声に僅かに首を傾げて、けれどそれ以上問おうとは思わない。彼の普段着を見る限り、女物を着る趣味はないと思ったのだが、はて、誰かから贈られでもしたのだろうか。ふと、女装趣味がある――と、私は思っている――宝生君の姿が思い起こされて、「彼に渡したらどうだい」なんて言おうとする口を理性で塞いだ。]
(298) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
いや、忙しいようだから、私は遠慮しておくよ。 けれどそうだな、機会があったら、君の料理を食べてみたいものだ。
[ 部屋に漂ういい香りに頬を僅かに緩ませると、新居君の瞳を見つめる。論文に追われて徹夜している時など、彼が仕事から朝帰りしている姿などと擦れ違うことはあったが、こうして会話する機会はそう多い訳ではない。叶うか分からない提案を投げるのもまた、これからの楽しみが増えていいものだ。 入室を丁重に辞すると、私はこれで、と軽く手を振る。手に猫の本を携えて、廊下を歩きだそうと身体を傾けた。]
(299) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
[入り口へと向けていた視線が揺れる。
(>>286)その眼差しを越智へは向けられない。 無邪気な言葉はナイフみたい。 綺麗で鋭くて、 胸の奥底のどこかに突き刺さる。
少し俯くと髪が落ちて瑠美の顔を隠した。]
………馬鹿馬鹿しい。 どうだっていいの。居ても居なくても。
[強い言葉を覆う細やかな刺が、 震える声音に払われて抜け落ちてしまう。
丸腰な瑠美は、一歩後退る。]
(300) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
[問いただすことも出来ずに談話室を出る宝生を見送り やっと植頭の方へ挨拶を返した。]
お帰りなさい、植頭さん。 おいしいお茶菓子、見つかりましたか?
[しょうっじき。 猫を置いて出て行くなら、 宝生も留まってくれた方が安心だったり、する。
だってほら、もしあの鞄が破れたら 誰が猫を止めるというのだ。
いや、破れないだろうけど……さ。 破れない……よね?]
(301) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
……いえ、
[不安の色を湛えた立花の眼差しに、ひとつ瞬いて。 他者の心を敏く感じ取り、真っ直ぐに表わす立花が、やはり眩しい]
大丈夫、
[差し出されたボトルを受け取ろうと、手袋に包まれた手を伸ばす。 ボトルに手を添えれば、かすかに指と指とが触れる。 手袋越しなら、触れられる。 布越しに触れる柔さと体温に、目眩を覚えそうで]
ではない、かもしれませんが
[微かに指先に力が籠る。やや間を置いてから、ゆっくりとボトルを引き寄せれば、指先は離れて]
……平気です。
[目を細めて微笑んだ]
(302) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
………思い出、
[(>>291)不意に差し出された優しい色。 スイートピーの薄い花弁の彩。 瞬いて、植頭の顔を見上げて。 花を受け取った。両手の指先で。そっと。]
―――………
[可愛らしい花そのものよりも、 優しい言葉が、やはり、刺さる。]
(303) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
[
逃げてきたのに。此処へ。なのに。
]
(=20) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
………ありがとう。
[越智から一歩分距離をひらいた位置で 受け取った花を見つめながら小さく謝礼を。]
(304) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
[>>295やがて漂い始めるスープの匂いは、空腹を刺激するには十分だった。人であると認識していなくとも、人の形であるとは認識している。 ただ、人が人として成り立つ為に必要なものが抜け落ちた……つまり不自然な点が「人間不全」の病の所為で多く在る、というだけで。 では、その病は一体何処から来たのか。不自然な抜け落ちや、自らに課した規則や、目の奥の鈍痛は一体何を原因としているのか。考えない。考えない。] ………どう して? だって 僕は 違う。 人 、じゃない。
[声が震えるのは喉が渇いている所為だ。強く握ったままのボトルに口を付けて、喉を潤す。唇を離して、けほ と咳をした。 いつもより多く話している。いつもより滑らかに話せている。口を噤むことで封じているものが溢れてしまいそうなほどには。 声に揺さぶられた動揺を、彼だけが気付けない。気付いていないふりをする。]
(305) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
[まるで壊れモノの様に福原に触れられる花>>303は。 何故か彼女の心の様にも見えた]
…………。
[彼女に向ける穏やかな笑みは変わらない]
(306) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
/* なんだろう、この、終わりは明るい方向を念頭に置いているのに、何か暗い事になりそうな気配は。私のデフォか。
(-95) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
どういたしまして。
(=21) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
[小さな謝礼に満足したように、頷いて。 今度は急に手を伸ばしたりせず、彼女の様子を見守る。
私に子供がいたとしたら。
そんな事を思わせる若い人達が多いわかば荘だった]
(307) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
/* 植頭さんの娘になりたい…いや、嫁でも…(頭沸騰した)
かわいいようかわいいようかっこいいよう。 ジェントルメン。ジェントルメン!!!!
今回、わたしの灰ひどいな…。くそう。好き!
(-96) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
/* さて困った。行く場所がなくなってしまった。 白栖君のところに行ってもいいが、彼女はきっと国谷君に会いたいのではないかと思ってね。
(-97) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
[スイートピーを渡すと、越智に顔を向けて>>301 ケーキの箱を持ち上げて見せる]
よく判らないのですが、クッキーを買って来ました。 てぃらみす?とかも勧められて買ったのですが。 食べますか?
[ブラックコーヒーに合う茶菓子が判らず、 クッキーならとチョコチップとセサミ、プレーンを 買ってきた。 ケーキについては、そうは言っても若い子だから。 そんな名前のケーキが昔流行っていたと 覚えていたからつい買ってしまったのだが]
(308) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
[おずおず、と云う擬音こそ相応しい、ワインボトルを差し出す手。
大丈夫。
求めていたことばがころりと舞い込んで 懸念に揺れていた眦を、柔らかく細めた。これは、安堵。 伸ばされた指先にそっと、冷たいボトルの側面を触れさせて 指先が手袋越し、触れた瞬間、ぱん!と頭のなかで、爆竹音。]
だ、だ、だ、大丈夫じゃあ、ない…!
[爆竹音と一緒に、安堵することば>>302まで取り下げられて。 ―――…多分、あたしはこの時に 若者の言うところの"かっとなった"というところでしょうか。
離れる指先と、ボトルを追い掛けて、掌を押し付けて。 背伸びをして、冷たいボトルを、ジャニスの頬に触れさすように。背丈が足りなくて、出来ません、でした。]
(309) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
迷惑なんて。 ちゃんと考えて渡してくれる贈り物が嫌だなんて、そんなはずあるわけないじゃない。
[心底から嬉しいといった様子を見せながら、受け取った着物を抱きしめる。 ほんの少し、樹のような草のような匂いがする。和服と箪笥の匂い。]
ああ、話したって、さっきの? そんな一言で? やだ、何それ、本当に嬉しい。 アタシに似合うかもって。そんなことまで? じゃあ、ちゃんと着てるとこ見せなきゃだわねえ。
[初見は立ち寄りはしない>>299というから、機会はまた今度、ということになりそうだ。 約束が増えるのは単純に嬉しい。何もない日常のスパイス。]
(310) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
|
|
/* マドカくんはなぜこうもこちらのスイッチを的確に踏んでくるのか。身悶え。可愛い。
(-98) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
人ですよ?
[病沢が立花に向けた言葉>>305に横から口を挟む。 太陽は東から昇り、夜の後には朝が来ると言うのと同じくらいにはゆるぎなく]
病沢さんは、人でしょう。
[たしかに最初は、オーラのいびつさに驚きはしたが。 それとも欺かれているのだろうか。いや、そうではない、はず]
人です。
[3回言った。 人だ、という判断基準や言葉の意味が、世間とズレているのは今は考慮の外]
(311) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
[差し出した手の平の上に乗せられた、フエラムネ。>>255 ちょっと意外そうにそれをしげしげと眺めてから顔を上げ]
ありがとう。 ミィも元気そうで良かった。
[玄関へと向かう間、見かけた住人にはぺこりと会釈をして。
宝生の大きな手で頭をぽんぽんされて、心地良さげに目を細めた。]
うん。宝生さんもね?
ミィ、またね。
[知ったような口を利いてみたのは、ちょっと背伸びしてみたくなったから。宝生と別れ際、彼の腕の中の仔猫を撫でる。
一人と一匹に手を振ってわかば荘の敷地から出ると、ぴり、とフエラムネの包みを破いて口の中にそっと含む。 舌の上で転がした後、唇に挟むようにして息を吐き出せば、ピィー…とノスタルジックな音色が小さく響いた。]
(@76) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
[その昔、裕は猫が好きだった。
実家で飼っていたのは毛並みの良い大型犬で 猫は身近にはいなかったけれど、 小学校に入学して間もなく出来た友達の家には たくさんの猫が住んでいた。
どの猫も人懐こく、穏やかな性格をしていた。 裕はその友達の家に遊びに行っては、 ゲームに熱中する友達を放って猫とばかり戯れていた。]
(=22) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
[にゃーにゃーと細い声で鳴く猫は、 裕にとって恐怖の対象だ。
あんな愛らしい見た目をしていても、 奴らは鋭い爪と牙を持つ猛獣だ。]
(=23) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
[ある日、母親にそのことを話したら、 だったら面白いものをあげる。と言って、 小さな袋に入った茶色い粉をくれた。
──あんまり沢山あげちゃだめよ? 使うときはほんの少しだけ。 猫ちゃんに嗅がせると、酔っ払ったみたいに踊り出すわ。 面白いでしょう?
母は少女のように笑って言った。
裕は、真っ黒い宝石のような瞳をキラキラさせて 母の言葉に頷き、それを持って翌日早速友達の家を尋ねた。]
(=24) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
[そして、悲劇は起きた。
母親がくれたのは、乾燥させたまたたびの粉末だった。 裕はそれを知らず、友人の家につくと 小さな手で、ホチキスで口を留められた袋を開けようとした。
けれど、短い爪ではなかなか器用に袋の口は開いてくれず、 じれた裕は、袋の側面を両手で摘んで、 左右に引っ張るという荒業に出た。
結果、加減を知らない少年の手で 限界以上の力を加えられた透明な袋は、 ホチキスの針の刺さった穴から、袋の継ぎ目から、 あっさりと、裂けた。]
(=25) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
[フエラムネの音色を楽しみながら、帰路を急ぐ。
家に帰ったらおかあさんの作ったご飯が待っている。 ご飯を食べたら弟と一緒にアニメを見よう。それから、塾の宿題をして。 おとうさんがいつもより早く帰ってきたら、一緒にお風呂に入りたいな、と思った。**]
(@77) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
[茶色い粉は宙を舞い、 裕の着ていたカーディガンとズボンを粉まみれに変えた。
その瞬間、温厚だった猫たちの目の色が変わった。
両手でぱたぱたと粉をはたき落とし、 顔を上げた時には、既に裕は完全に包囲されていた。
───あとはもう、ご想像の通り。
血走った目(裕にはそう見えた)で獲物に群がる猫の爪や牙は 小さな子供の柔肌と心に無数の傷を残した。
それ以来、裕は猫が苦手だ。 大きくなった裕は、あの粉がまたたびで、 猫がおかしくなったのはまたたびのせいだと知っている。 それでも、猫を目の前にすると、 幼い頃の恐怖が蘇って来て、勝手に体が竦んでしまうのだ。]
(=26) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
[立ち話を終えて、閉じるドア。 またスープに火を入れてから、チキンライスを炒め直す。 温まるだけ炒めたら、卵を手早く焼いてしまう。 あまり時間をかけるのもよろしくない。 舟型に包んで、皿の中央に。]
ん、余った。
[多めに溶いた卵液、少し余った分をスープに流し込んでしまう。 溶き卵スープは良いものだ。]
お待たせ。
[皿を片手に、もう片手には野菜スープのボウルを持って、人の声のある方へ。]
(312) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
/* それぞれのトラウマが可愛かったり切なかったりシリアスだったりで凄いなぁ。
(-99) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
それなら良かった。 若者が喜んでいる姿を見るのは、やはり快いものだ。
[ 新居君>>310は分かりやすい感情表現をしてくれる。私の研究する文学は言葉の裏に隠された思いを読み取るものだが、日常生活においては彼のように真っ直ぐな姿がやけに眩しく映るものだ。私は懐かしさに目を細めると、彼が私の贈り物を抱きしめている姿に頬が緩むのが分かった。]
ふふ、楽しみにしているよ。 伊達締めはベルトでも代わりがきくし、中に着る物は普段着でも構わない。 着物は新居君が思っているよりずっと、身近なものだ。
[ ずり下がった眼鏡を指の背で押し上げながら、私は新たに交わされた約束を頭のノートに記す。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』のような、淡い冒険に出かけるような高揚感を胸に抱いて、今は別れを告げるとしよう。]
(313) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
[新居の居るキッチンから、徐々に、 先程のオムライスと異なる食欲をそそる匂いが届く。
聡明から縁遠い私にでさえ 掠れた声、震える声、咳き込む姿に揺れを覚えるのに。 何故――― そう返されて、眉を自然と引き絞った。]
だ、だって、
[主張するのは、緊張する。勇気がいる。 舌が縺れて、不自然な間が空いた。]
……… だって、ちゃんと、ひとです。 確かに、うう、その…… 時々、ねこさんのよう。ですが。
[ふ、と。浮かんだのは、朝、屋根で見かけた光景。]
(314) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
それじゃあ、忙しい時にお邪魔して済まなかったね。 新居君の着物姿が見られることを楽しみにしているよ。
[ 身体を傾けながらそう伝えれば、私は雪駄を擦りながら102号室から離れた。]
(315) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
|
何、どうしたの。 誰が人ですって?
[人だとか人じゃないだとか聞こえてきたのと、ちょうど自分がジャニスに相談しようとしていたことが重なって、国谷の話かと脳につながる。 まさか目の前にいる病沢が人かそうでないかの論議とは思いもしない。]
スープ、二人も飲むでしょ?
[ちょっと待ってて、とすぐにキッチンを往復することになれば、投げた問いかけの答えが返るのもまだ聞けないのだが。]
(316) 2013/09/05(Thu) 01時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る