78 わかば荘の薔薇色の日常
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[片手に下げたビニール袋は ちっと隠すみたく、気持ち、背の方角。
かさりと軽くビニール鳴かせていると それとは異なるおと>>498も耳に突いた。
耳慣れないシャッター音。
彼がそれを握り締めている、姿を見たことは、ときどき時々。 彼にとってはレンズ越し、俺の目が、徹津の方を見る。]
(509) 2014/06/28(Sat) 22時半頃
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[更にその周囲を取り巻く環境、特に藤堂の泡盛辺り。
酒とか なんか よく 知んねーけど
コンビニで買えるような生半可な酒ではない。 危機感のようなそんな予感を、胸に覚えた。]
瓶の酒ッて、飲み易いんですかねん。
[酒を美味しく飲めない時期でしか、知らない酒。 飲兵衛組のやりとりの中 やれ山田錦だの、やれ上善如水だの、聞こえる。 ―――… 武器の名前みてーなの。 二次元に侵食されたそんな感慨、で。]
あ。
[そして、視線の矛先、もう一方。 下げられちまった徹津>>514のカメラに、俺が声を上げる。 なあんかちっと、残念なような、声で。]
(517) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[じゅう、じゅう、色良く程好く染められてく肉・野菜。 意を決して声をかけた檀>>515に肩を掴まれた。
間近で眺めると益々迫力ある笑顔だ………
じろじろ眺めてしまうのでありますが 応えてくれた声は好意的で、働け表情筋、薄ら笑みが浮かぶ。]
なあんも、まだ、手伝えてねんですから。 ちゃんとした権利をもぎ取るであります。
檀さん、休んでて、休んでて。
[ビニール袋を地面に寝かせて 受け取った権利、もとい、箸を手に、此処からが肉と戦い。]
うむ……… ふむ……… ん、?
[肉を網に押し付けては、持ち上げ あ、足りねー、もっかい、押し付けては、上げ、繰り返す。]
(524) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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こ、ここからは、俺の本領発揮ですんでー…
[網と俺を見守る檀の視線が、温かい―――気がした。 俄然、今から働きますとばかり、三度目で漸く肉を裏返す。
と、視線は、藤堂>>520の瓶。 上善如水なんて滅法 目触りの良い名前 を眺める。]
俺、そういう高そ、な酒、飲んだことねんですよー。 そこは無理に勧めてください。
[くひ、と、僅かに口角を持ち上げた。 アルコールの経験不足ながら 勧められたものは飲んでみたい、と。]
(529) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[視線は忙しなく、逸れて、避けて、戻る。 テレビ画面を追い掛けるみたく。 でも、どんより、寝不足に濁った目じゃなくて。
そおっと聞こえたのは、シャッター音。 合格点ぎりぎり80点の肉を、摘んで、視線を投げんの。]
徹津さん。 に、肉、足し、どーですか。
[声を掛けるのは、ちょっと、緊張すんだけど。 挨拶以外に、出来んだから、BBQに感謝しねーとならん。]
(=186) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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酒の値段、分からねんですもん。 高い酒ッてと、こ、コニャック? とか、とか。
[この知識だってネット知識だ。 実際、日常的に酒を摂取している人生の先輩、藤堂>>531 正解求めて、視線を投げ掛けるわけでして。
目の前で注がれる酒は、水のような透明の色彩。 箸を持たない手を、差し出し、受け取る。]
うおお…… 泡盛? も、すけど、水みてーねん。
["色"は、と。 告げて。 水みたいなそれを、口に運び――――…]
(540) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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………ッ、けほ。
ん????? いける。
[一瞬噎せたのは、"水"のように一気に咽喉を潤したから。 するりと咽喉を越してゆく酒に、二口目は、楽に。
酒を片手に肉焼いてる先輩、なあんて姿を 草芽>>534には見せてしまうわけですが。 先輩、と掛けられる声に、ついつい笑ってしまう。]
おー。 草芽も大きく育てよん。
[徹津に渡した次の、二枚目の肉。 摘んで、差し出すわけだ。 お皿を頂戴。]
(542) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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美味いよ。
[日本酒のお陰か、するする、二言目が水みたく。 お酒も気にする様子の徹津に、手にしたグラスと首を、傾いだ。
差し出された皿には、ちょんと、80点の肉。]
檀さんの肉、ほどじゃねんかもけど。 どーぞ。
(=188) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[咽喉から胃に注がれる酒、水の如し、するする。 目の前の網からじゅうじゅう湧き上がる匂いと 重なって、酒も進む。名が体を表した。]
酒ッてもっと苦いもんだと思ってました、ですよう。 ………今日は無礼講?
[藤堂>>545の、おかわり自由、に 光を反映し辛い俺の目にも、光が宿る。 つまり、ただかと。
そんでもって、視線が、談話室から出て来た日向>>553に。]
(559) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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ほいほい。 一列に並びたまえよう。
[男の胃袋は強靭で貪欲だ。 檀がいくらか焼いて渡しただろうが わらわら、続く住人に、肉番長、微笑むのであります。]
ただいま。 翔平のは、これなー。 たくさん食って早く治せよう。
[携帯で、秘密を共有した相手に、口角を片方持ち上げて。 花火は足元のビニール袋で大人しくしている。
次に、肉番長、南方>>555の皿にも、肉を差し出した。 85点―――…ちょっと成長した。]
南方さんも、いっぱい食ってあんまり大きくならないで下さい。
(564) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[元々、とやかく口細かくする性質ではない。
バイト先で口を尖らせている姿もとんと見掛ける 後輩の姿を眺めて、肉を差し出した。 とはいえ―――…客に頭を下げたことは、何度か、あるわけだ。 それでも眉顰めねーのは、俺が草芽を気に入ってるから。]
分かんねーですよう。
男は何歳になっても育つ、ッて言いますしい。
[後輩だし、実年齢も知ってっけど。 茶化すでもなく、後輩に、笑って答えんの*]
(567) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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/* 面白いくらい時間取れなくて自分に感心する。 この村の為に取った有休も返上になりましたよう。
うううううう(><) ところで間中さんのト書きすげー好きです。
(-272) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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――― ウッドデッキでの ―――
横にでかくなんなら、問題ねッかなって。
ほんでしたら、食って、食って、南方さん。 ―――… それとー、あとー、ご褒美ですよん。
[南方>>569の皿に肉を重ねてから 既に出来上がっているような彼に、褒美を差し出そうと。 勇気を一口 酒だが 咽喉を潤してから 足元のビニール袋をがさごそ漁る。目当てはハイボール缶。
何の変哲もねー、コンビニで買える、量産品。]
……ううん、わかば荘一になりてんので、まだ駄目。
[缶を差し出しがてら、首を左右に振るんだ。 俺より背の高い男がこの場にも居るもんで。]
(684) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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[間中にも、永利にも、肉番長、均等に肉焼いて。 任された仕事を、BBQがひと段落落ち着くまで進めた。
―――…実際は落ち着かねーで第二・第三ラウンド。 ゆるゆる時を重ねる。 皆、自由人だった。]
ほいほい。 永利さん、テイクアウトねん。
[永利>>573に差し出した肉は多めに。 85点、90点、と、そこいらまでは焼き加減を追求した。]
(687) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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―――… うおう、
[コマンド『にくをやく』を働かせるリアル。 戦友日向>>574に煽られ小突かれ、ちょっと箸が揺れた。 ぼと、と、裏返そうとした茄子が落ちる。]
日本酒、呑むのは初めてだぜえ。 美味いよん。 知らねーことって世の中まだまだあるねん。
[眦を眇めて、くひ、と咽喉を鳴らした。 三次元を、今は皆と、彼と、楽しんでいる、証拠として。]
(688) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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[ざわざわ、風が頬を撫でて、ウッドデッキの草花を揺らす。 湿気を孕んでも、雨の気配はまだ遠い。 視線の向こう側で夕陽が陰る。 夜の訪れ、近く。]
芸さん、まだ来ねーかー…
[肉を幾らか確保しておくべきだろうと 空いたお皿を引き寄せて、何枚か、乗せておく。 野菜も忘れちゃなんねー。 冷めたら肉も固くなっちまうけど、無い、ッてのが 多分恐らく絶対 俺なら一番悲しいから。]
こんなもんかあ??
[小山の皿を、ウッドデッキと談話室を繋ぐ、窓辺に 酒のグラス片手ッて行儀の悪さで、置いておいた。]
(692) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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ススムは、タイミング良く大声が聞こえた気がした。
2014/06/29(Sun) 22時頃
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一時休戦、でありますよう。
[箸も、芸用に取っておいた小皿に乗せて、手を叩く。 時刻は夕暮れ、まもなく夜にも差し掛かろうところ。 ――…明日の予報が雨かも分からねー。 やるなら今しかねーだろッて、取り出したのは花火セット。 ごそごそ こそこそ 庭先の隅で。
家族団欒、笑ってるパッケージ。バラエティパック。]
………………………………
[庭先で出来上がっている大人達を眺めて。 先にネタ晴らしするのも何だから 透明なフィルムを黙って剥がして、腕大の、長い手持ち花火を手に取った。ピンクに赤い水玉、なんか、少女趣味だ。]
(698) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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――― 花火 手に取る ちょっと前 ―――
[肉番長から、一兵卒に逆戻りッて頃合。 機会を伺っていた俺が、ハイボール缶を手渡したのは 南方>>695の酒の進みが丁度落ち着いた段階だった。]
南方さん、太ってねーじゃねんですかあ。 努力してる? ―――…、から?
[缶手渡しがてら、首を傾いだ。 だって全然、南方さんは横に膨らんじゃいねーから。]
俺は約束を守る男でありましてー……
[あんまり、酔った勢いかも知れなくても 南方が嬉しそうな顔をするもんだから、俺の表情も弛む。]
眉間に皺なんて寄せてねーで、笑うと可愛いですねん。
[ぽろ、としたのは、勢いで、本音だ。]
(705) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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俺は、翔平を超える。
[―――…背、の意味で。 僅かに追いついてない背丈と、筋力対抗も出来ねー身体作り。 宣言する自由しか俺はこなしてない。
目の前で缶を飽かしてくれた南方にそう告げて 有難うございましたあと告げる俺の声が弾んだ。 ―――それから 茄子を 布告相手の日向>>696に渡してさ。]
知らなかったのかあ、俺はもう大人だよん。
でもさあ、なんかこう、もっと大人になりてーよね。
[わかば荘の、息衝き寛ぐ大人達を見ていて――…の。]
(709) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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――― そして、現在軸に戻る ―――
[芸>>704を出迎えた俺の手には、手持ち花火が握られていた。 先程までは箸を握りしめていたもんだから BBQの匂いの名残、みてーなもんを引き連れて。]
芸さん、あと一歩―――… 間に合ったねえ。
まだ肉余ってッし、いちお、焼いたのも取っておきましたよ。
[談話室に続く窓辺に置いた、肉野菜の小山。 それを示してから、檀>>710の声にも気付き そそくさ そそくさ 箸を持って、彼に渡す。]
番長、あとは宜しく頼みました。
(712) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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[そおんで、こんで、談話室に一旦引っ込んだ日向が また庭先に戻って来たタイミングにでも ――――手持ち花火を渡す心算。 ピンクに赤い水玉。
秘密の共有者。 火を点けるのは、渡した後だ。]
翔平には、先に一本やるよん。
[にひ、と、表情筋、口角持ち上げてさ。 夜でも悪戯に、目に力が籠もる。 大人の階段如何たらこうたら告げても、まだ、子供の領域で。]
(=259) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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キムチと焼肉ッて、そういや相性良いんじゃねしたっけ。
[肉にキムチを焼いた料理を 試食したことこそない経験値不足だが、映像では覚えもある。 任せろと告げる檀>>716の頼もしい声に、期待値上昇。]
独占権入手ですねん、芸さ……… うおう。
[芸>>718の元気な声は、最早一筋の風みてーで。 圧倒されて背筋が伸びる。 でも なんか 微笑ましい。]
お帰んなさい。 いっぱい食べて下さいねん。
(724) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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[続けざま、俺の手には、水色に青の水玉。 家族向けバラエティパックの花火ってやつは 何しろ配色がファンシーで、その実、威力が中々だ。 打ち上げ花火の類も当然ある。 これはまだ、お預けで。]
……あとちょっとで翔平の背に届くんだもんよう。
[先程の宣戦布告に対する、ネタ晴らし。
日向と一緒に、大人(南方、檀、永利)を ちらちら 盗み見。 芸や徹津は同年代だから、枠を外したッてわけで。]
俺が手ずから火を点けてやるでありますー。
[お巫山戯た台詞で、尻ポケからライターを取り出した。 煙草、やんねーけど、便利だから持ってるそれ。 先に日向の穂先に点火、完了。]
(=263) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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[ば――――――… ッ、と!]
[夏の、火種の匂い。 青い燈が、続けて点けた俺の手持ち花火からも、漏れる。
持ち手が熱い感覚すら覚える、勢い。
そこまで終えて、俺は漸く、バラエティパックを掲げる。]
はーなびー、買って来たんで! 線香花火でも打ち上げ花火でも持ってって下さいよう。
[大人の無礼講に、子供の無礼講も後に続いてやろうって。 掲げたパックは、すぐ、足元に置いておくんだ。 誰でも好きに、好きなタイミングで、持って行けるように。]
(732) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[青い花が、夜も耽る庭先に散る。 芝生に触れる前にそれは消えちまって 鼻を擽る煙の匂いは、夏のもんだ。
同年代でも、大人な雰囲気を持つ徹津の前で 堂々はしゃいでしまう二十三歳児。 リアルを楽しむ。]
まだまだ余ってんで、さあ。 慌てなくて良いですよん。 芸さんはどれ予約しときます。 普通の?閃光?打ち上げ?
[芸>>735のはしゃぐ声に釣られ、俺の口角が揺らぐ。 BBQの邪魔はしたくないものの、仲間は多い方が良い。 二次元の勇者だって一人じゃ何処にも行けないんだ。]
(741) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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花火なんて、そいや、何年振りだろうなー。 去年は俺、部屋ンなかで一日中過ごしてたしい。
[引き籠もりが引き籠もりを脱したのは、ほんの最近で。 部屋んなかで毛布被ってたら気付けなかった世界。 青と赤が、穂先で、日向の花火と交差する。
―――…すげえ、綺麗だって、思わず漏らした。
精一杯の子供を満喫してやろうって、今日は無礼講だから。 日向と顔付き合わせるようにして笑う。 年上である彼を、何処かで、引っ張ってるような心地で。]
(=271) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[炭の匂いを邪魔する、花火の、火薬の匂い。
大人代表たる一人の、檀>>739の視線を受けて、手を挙げた。 青に赤にと、複数の火花を吐き出しながら。]
後始末はあ、自分がやりますのでねん!
あっ、でもバケツ用意すんの忘れたな……
[気が利く、なんて、投げ掛けられた言葉の柔さがむず痒い。 口唇波打たせてさ。 如何致しまして、ッて、なんとか、聞こえるように。]
うひひ。
[三次元に満ちて、喜色に満ちた。 談話室に引っ込んだ南方>>748にも見えよう光景。 子供のそれで、笑って、火花が―――…落ち着く。]
(756) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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[流石に西瓜までは用意していなかった。 否、用意出来なかった、と言うのがより正確で、正しい。
ビニールプールが在ったッて良かった!
そんな出来もしない提案を、芸>>750に向けんの。]
良いぜえ。 打ち上げ一号、上げちまってよん。 ライターある?
[一本目が収束して、二本目、緑に黄緑の水玉。 はしゃぐ姿が何とも微笑ましいのは 同世代だからッてわけでもねーの。 無いなら無いで、尻ポケからライター、渡してやる。
簡易的でも打ち上げ花火は打ち上げ花火。 筒状の水色のもんで、ちゃんと、空に舞い上がるタイプ。]
(760) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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ふは。 部屋ん中が真っ黒になっちまうよん。
[二本目を取り出して、灯して、穂先から漏れる緑の極彩色。 テレビ画面でも似たような色彩は見る。 去年、部屋の中に篭もりきって、ゲームをした時だって。 日向>>752と過ごす時間は、二次元だろうが三次元だろうが 興奮で満ち溢れていた、ように、思う。 今だって。]
―――… ん?
[小突かれての問い。不意の問いに、瞬き。 考えるみてーに、いや、実際に考えて、首を捻る。]
……… 何すんだろねえ。 自分探し? ッてのには憧れるけどねん。
(763) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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[何気なく告げた、自分探し。 金を貯めて、ふらっと、何処でもない場所に飛び出す。
―――…子供の夢みてーなもんを、日向に告げた。 秘密にすらなんねーもの。]
お。 草芽え、も、やる? 持ってけ持ってけ。 今日は先輩の奢りだよん。
[わあああ、と、嵐のような草芽>>754が飛び込む。 後輩の姿に思わず、俺は多めに手持ち花火を渡してしまうんだこれが。]
(=277) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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