64 さよならのひとつまえ
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/* うああああああああああああああ 泣くからあああああああああああぁあああああ!!!!!
(-7) 2014/03/27(Thu) 01時頃
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/* 幽界トークおんだよちくしょおおおおお(ダンダンダンッ
(-11) 2014/03/27(Thu) 01時頃
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/* ちょっと顔洗ってきます…あかんロルうてない。
(-12) 2014/03/27(Thu) 01時半頃
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/* うああああああ駄目だまた読むと涙が…… っつーか公開告白とかもうなんなのヒロのばーかばーかばーか!!!
(-23) 2014/03/27(Thu) 02時頃
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― 朝 ―
[約束通り、早起きして見送りに向かう。 夜にまた内職をしていた同室者も一応起こしてやろうと、寝ているベッドを叩いて先に出てきたが果たして見送りに間に合うかどうか。 途中放送で聞いた寮母の声。>>1 やはり、なんとも言えない感情が渦巻いてくる。ただ昨日より少し凪いで感じるそれに。ああ、こうしてゆっくりと馴染んで行くんだなとか他人事のように考える。
ずっと、見送られてばかりだったから。 見送る側に、きっと慣れていないだけなのだ。
目深にフードを被り、バスに乗り込む宗介。ちらりと見えた泣き腫らした目には触れずに、微笑んで手を振り。 最後にバスに乗り込む博が勢いよく振り返った。>>+4]
(71) 2014/03/27(Thu) 19時半頃
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[視界に映る表情は、談話室で見た時の彼とどこか似ていて。 叫びたくなるような苦しさ。軋むような痛み。
ここに、棄てていくのだろうか。 棄てていけたのだろうか。
――――彼の、三年間の想いは。]
(72) 2014/03/27(Thu) 19時半頃
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[下の名前で呼ばれる。 驚くほど大きな声に、何だよ、と笑い返そうとして。
できなかった。
これまで聞いたことのないような、博の声。 いつになく強い彼の眼差しと目が合った瞬間。 どくん、と心臓が跳ねた。
凪いでいた気持ちが。殻をかぶせ塞いだままの想いが、揺さぶられる。]
――――……、 ……っ、
(73) 2014/03/27(Thu) 19時半頃
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[ただ目を見開いたまま、何も言えずに。 三年間の想いに立ち竦む目の前で、バスの扉が閉まる。
そうして、とおく。
とおく。
とおく。
見えなくなった。]
(74) 2014/03/27(Thu) 19時半頃
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[――――丞が手を叩いた音で、我に返った。>>6
かぁ、と全身が熱くなる。 遅れて顔が真っ赤に染まり。周囲のざわめきなんて耳に入らずに。咄嗟に口を手で塞ぎ、踵を返してその場から逃げだすように走り出した。
重みに殻が、軋む。 軋む。 軋む。
声を上げて、叫びたい。 喚きたい。 伝えたい。
くちに出来ない苦しさに、詰まる息。
言葉にできず溢れた何かに、じわりと視界が歪んだ。*]
(77) 2014/03/27(Thu) 19時半頃
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/* ありすとナユタがいけめんすぎる。ヒロも。
すごくお腹がしくしくしてくる。つらい。
(-38) 2014/03/27(Thu) 20時半頃
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/* >>93 お 前 も か。 サクに続いてナユタもっておい。 いや美味しい位置ありがとうございますもぐもぐ。
コミット進行になるなら頑張って回さな間に合わない。
(-44) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[朝食も食べずに。自室に駆け戻り、勢いよく扉を閉めた。 慌ただしい物音に返ってくる声はない。つまり同室者は不在。 今はそれに、ひどく、ホッとした。
軽く息だけ整えて、手首で目尻を擦るように拭う。 気づけば、汗だくだった。 息が切れて、頭がぐらぐらする。このままベッドに突っ伏したいけれど、成斗が戻ってきたらおそらく何事かと心配される。今はたぶん、そういう顔をしているはずだ。
視界に入ったのは、机の上に置いてあった空色の本。昨夜博から預かったもの。 近づいてそれを掴むと、自室を出た。]
(99) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[本を手に、廊下を大股で歩く。
幾分落ち着いてくると、気づくのはざわめきと好奇の視線。まだ寮に残っていた名前も知らない生徒からの、嘲笑、同情、嫌悪。 あれだけの大声だ。寮まで届いていたし、この手の噂は拡がるのが早い。もしかしたら某巨大匿名掲示板のスレッドも沸き立っていたかもしれない。 端々に聞こえるざわめきが否応なしに耳に入ってくる。どうやら自分は、居た堪れなくて駆け出したと思われたらしい。 耳を塞いでしまえたらいいのに。
より一層、足を早めた。]
(104) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[ああ、そうだ。 こんなのはおかしい。
三年間も男に想われて。 公衆の面前で大声で告白されて。
――――博に、嫌悪感? そんなのどこを探したってない。 好奇混じりの同情的な視線の方が、よっぽど煩わしいし。気持ち悪い。]
(105) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[どっちが正しくて。 どっちが、間違っているのだろう。]
(106) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[息が詰まる。苦しい。 重い、重くて、重すぎて。 図書館に着いて扉を閉めるなり、ずるりとそのまま扉を背もたれに座り込む。
手で口を塞ぎ。声を殺して。
ぽたり、と声の代わりに溢れたそれが頬を伝って床に落ちた。]
(108) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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トレイルは、ドナルドが食堂から自室に戻った時には本を掴んで出たあとだった。
2014/03/27(Thu) 21時半頃
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― 図書室 ―
[図書室は、怜二が出て行ったすぐ後だったか。>>118 怜二が向かうのと別方向から来たのと、周囲の気配を振り切るように歩いていたから気づかなかった。
どのくらい、座り込んでいただろう。 身じろげば、チャリ、と微かな音が静まり返った図書室内に響く。カーディガンのポケットで揺れたのは、ありすから突っ返された小銭だ。>>2:601]
………は、 はは、
[乾いた笑いを溢す。 昨日はあんなに楽しかったのに。 断髪して、エアバンド組んで、花見して、天体観測して、記念撮影して。思い切り騒いで、別れを惜しんで。 ああやって自分も、ここを離れて行くのだろうなとか。 言葉に、形にしないまま、誤魔化し続けてここを出て行くんだなとか。
そうできると、思っていたのに。]
(155) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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――……ヒロの、ばっかやろ。
[空色の本を見つめて、ようやくそれだけ言葉にした。 今はもういない相手へ向けて。
三年間。たぶん彼と一番長く過ごしただろう、この場所で。]
(156) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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To:博 Sub:ばかやろう
謝るなよ
でも、応えられない それはごめん
ヒロの三年間を、ありがとう
[追い打ちでしかないかもしれない。 だから、返事はなくてもいい。 これは博への、自分なりのけじめだから。]
(*11) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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/* 今日ソロルしか回してないんじゃないかと言う。(震え声) 誰かに会ったら、どんな顔したらいいかわからないの。
ススムとはどこで会うのがいいのかなーあとナルのアクセサリどこで拾おう。
(-56) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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[扉の前から立ち上がって、空色の本を棚に返す。 そうしていつも座っていたカウンターに腰を下ろし、三年間眺めつづけたそこからの景色を眺めた。
あの席によく博が座ってて。 その隣に丞がたまにやってきて。
一年の頃は更にそこに怜二がやってきて。]
そう、それで眼鏡をよく忘れて……って眼鏡?
[机の上に見覚えのある物が。 しかもつい最近、その本人に届けたはずのものが見えた。]
(167) 2014/03/27(Thu) 22時半頃
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[机の上の眼鏡はひとまず回収する。 確か怜二は今日で退寮だ。あとで届けようとカウンターに戻り、眼鏡を脇に置いたまま頬杖をついてまたぼんやりしていると声をかけられた。>>168]
――……ひぇっ!?
[誰もいないと油断していたから驚いた。 さっきとは別の意味で心臓がばくばくいっている。]
あ、ああレージ? どうしたの…ってあ。もしかしてコレ?
[幾度か見たことのある、髪をかき上げる仕草。様になったそれを見上げ、脇に置いてあった眼鏡を手に取るとくすりと笑った。]
(176) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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[>>180怜二は、朝の一件を聞いていただろうか。 どちらにせよ。今こうして話していても先ほど廊下のように纏わりつく嫌な気配は感じない。 だから、思い出から飛び出る如く登場した怜二に、割と普通に笑えたことに自分でも驚いた。と同時にホッとしたり。]
えーまた眼鏡ケース失くしちゃったんだ。 今度紐でもつけて、首から下げておいた方がいいんじゃない?
[頭をかく怜二に、軽口を叩きながら。 ふと、予想外の問いかけに笑みを止めた時には遅かった。慌ててへらりと笑い直したが、妙な間ができてしまった。]
……えーと、海外に行くんだ。 両親の都合でね、あっちで暮らすことになるかな。 そういう怜二は? どうするの?
[まあいいか、と思い直して素直に答える。 怜二に話しても、ありすみたいな顔をするとは思えなかったから。]
(190) 2014/03/27(Thu) 23時頃
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[>>197軽口に真面目に返す怜二に、頬がひくついてるのに気付いたけれどもやっぱり笑ってしまったり。 未来への反応は、さっぱりしたもので。 怜二の瞳が輝いたのを見て、目を細める。]
欧州だよ、確かワーリーの国。 って言っても、俺あっちの言葉喋れるか不安なんだけどさ。 まず生活に慣れてから、あっちで大学通おうかなって。
[赤い縦縞模様のシャツがトレードマークの主人公を探す絵本が生まれた国だったはずだと。]
はは、放浪の旅とか似合いすぎて。 レージならヒッチハイクとかで行けそうだよね。 ……あのさ。 なんで、あちこち巡ってみたいと思うの?
[素朴な疑問と。ほんの少しの興味。]
(208) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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げ。やっぱ寒いかな。 よかった、防寒着送らずに残しておいて。 へへへ、笑ってればなんとかなるわかった。
[>>211寒いと聞けば顔を顰め、アドバイスをもらえれば笑顔を見せ。でもそれが自分の未来だという実感は、まだない。]
車買ったの!? すごい。 うわー知ってたら乗せてもらったのに。黙っててずるい。
[ぶー、と頬を膨らませて。どうにもならないことに文句をつけて詰りながら。 当たり前、とばかりに告げられた理由に、不思議そうに目を瞬かせ。]
……そういうものなのかな。 俺さ。中学まで、転校続きだったから。 全部で17回くらいかなぁ。各地色んなとこ巡りすぎてそんな暇なかったけど。 そっか。そう考えると、面白いね。
[指折り数えながら。だから、見送られるのに。持てるものを最低限にするのも、片づけるのも。さよならするのにも、慣れすぎてしまった。 高校は寮のある学校にして。卒業まで居たいとごねたのは、三年間同じところに居てみたかったのだ。]
(228) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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/* 結構でかい数字出たな…17回ってすげぇ(
(-65) 2014/03/28(Fri) 00時頃
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/* 脱衣所のナルがいけめん……!!!
(-69) 2014/03/28(Fri) 00時半頃
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うん、すごい長いよ。 三年間でみんな身長伸びたり、クラス変えとか席替えしたり、文化祭とか体育祭に毎年参加したり。
[すごく楽しかった、と。>>231 見上げてくる怜二に。このカウンターに三年前から居た自分を知っている彼へ、心からの笑顔でそう告げる。]
あ。ってことは、たまに居なくなってたのって自動車学校通ってたからだったんだ。 うわー俺もそれすればよかった。
[真相に目を丸くする。頬杖をついたまま、意外なその行動力に感心しつつ。]
……ほんと? 空港からドライブとか期待しちゃうよ。 俺も、海外に来ることあればお迎えするし!
[あっちで免許取ってみようかな、とか考えながら。 くしゃり、と擽ったそうにもう一度笑った。]
(244) 2014/03/28(Fri) 01時頃
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もうやったよ、昨日の花見。 団子たくさん食べて、今日もまだお腹いっぱいだし。 あと食べ残した物とか、何かあったかなぁ。
[カウンターから離れて行く姿に目を細め。>>233]
うん。レージも元気でね。
[三年間、ここに居れてよかったと改めて思った。 この図書室で怜二に。丞に。そして、博に会えて。]
(246) 2014/03/28(Fri) 01時頃
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/* サクがまたイケメンすぎてもう、もうっ…!!!
(-72) 2014/03/28(Fri) 01時半頃
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[怜二が出て行った後。>>250 また、図書室に一人きり。なんだか色々と喋りすぎたかもしれない。さらりとさり気なく話を合わせてくれる怜二の空気のせいだろうか。下手に親身にされるより、今はそれが有難かった。]
いくら見ても足りない、か。 レージすごいなぁ。 そんな風に考えてたら違ったのかな。
[転校生なんてただでさえ、浮きやすい存在。自分を守れるのは、自分だけ。出る杭は打たれる。だから周囲から外れないように、必死で。
スマホが鳴る。画面をタップして、一瞬手が止まった。恐る恐る開けば、本文のないメールに困ったように口元を歪ませた。]
……らしいなぁ。
[彼が考え込んだり沈黙したりしていた空白の中に、いくつの想いが詰められてたのだろう。 今更そんなこと、わかるはずもないけれど。*]
(283) 2014/03/28(Fri) 02時頃
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>>+34 To:博 Sub:RE:ありがとうございます
追伸
預かった本は、図書室に返しておいたから 安心していい
あともらった本は大事にするよ
(*17) 2014/03/28(Fri) 02時頃
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/* 階段での喧嘩の一幕かっこよすぎるぜ……! 利政知ったら泣きそうだよ。知らないことにするけど!!!
(-93) 2014/03/28(Fri) 21時頃
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/* ススムの伝言ゲームどこで拾おうか。 チアキにエンカしたことにするかなぁ。 ライジのハンカチ忘れてたわけやないで…(忘れてた)
そしてナルを拾えてない……!
(-94) 2014/03/28(Fri) 21時頃
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― 図書室・夕方 ―
――――…くしゅんっ、 ぅあー? あれ、外暗い…。
[気づけば、図書室のカウンターに突っ伏して寝ていた。 朝から何も食べていないが、腹は減らない。 窓の外、夕方を示す空の色に息をつき。震えたスマホにメールを問い合わせる。 届いた宗介からのメールに、ふ、と息を零し。続く朔太郎からの内容には、画面をタップする指が止まる。 息を大きく吸って、吐く。
此処を出て、いつも通りの顔ができるだろうか。 怜二とのように話せるか。笑えるか。自分らしく振る舞えるか。自問自答。
気づけば、手は塞ぐように口元をおさえていた。 目を瞑り。瞼の裏に映った姿に、大丈夫だ、と心の中で言い聞かせながら。手を下ろしてカウンターから立ち上がると、三年間座り続けたその場所を後にした。]
(413) 2014/03/28(Fri) 21時頃
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>>+43 To:宗介 Sub:RE:おれのしろ
おおー独り暮らし? 窓から空がよく見えるといいな 今度空の動画も送って
[動かない空は動画じゃなくて写真で十分だと気づいたのは送った後だったり。]
(*44) 2014/03/28(Fri) 21時頃
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>>*10 To:朔太郎 Sub:RE:本日のイベンツ☆
了解 行けたら行くよ
(*46) 2014/03/28(Fri) 21時半頃
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[メールを返信しながら歩く。 周囲は極力見ずにスマホに視線を落としていても、耳は敏感にざわめきを拾おうとしてしまうが。すれ違う人も少ないものあるが、思っていたよりも控えめなそれに身構えてた気持ちを僅かに弛める。 拍子抜けというか。否、別のことで波立っているような。
図書室に引きこもっていた間にあった、屋上に向かう階段での一件も、ネットでの騒ぎも、談話室での脅しも知らないまま。]
校庭か…どうしよう。
[寄せ書きって何を書けばいいのやら。 これまで幾度となく贈られたことのあるありふれた言葉が浮かんで消えた。]
(420) 2014/03/28(Fri) 21時半頃
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― 三階廊下 ―
あれ、チアキ? どうしたの?
[三階廊下、自室の前で騒いでいる声にスマホから顔をあげた。>>419]
(421) 2014/03/28(Fri) 21時半頃
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[諸手を挙げた元クラスメイトの歓迎に一瞬怯む。>>425 しかし駆け寄ってくる姿に、昨年を思い出してどうせ抱き着くのだろうと油断した、瞬間。]
―――ぅおう!?
[腹パンを食らい、大袈裟に表情を作って腹を押さえた。勢いは乗っていて空っぽの胃が押されたのはわかったが、さほど痛みはない。 それは二年の時に繰り返していたやり取を思い出すのに十分で。]
やったな、このやろ!
[笑いながら腕を伸ばし、ヘッドロックのお返しを。 文化祭や体育祭では、写真係の智明と共謀して様々なショットを残したものだ。例の樹央の女装写真も、撮られるのを嫌がって逃げる被写体をレンズ前に誘い出すのに一役買った覚えがある。]
(440) 2014/03/28(Fri) 22時頃
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ワン、ツー、スリー…… お、もうギブ? 早すぎだろ。
[廊下にはしゃぐ声が響き渡る。>>448 腕を叩く手に、少し低い位置にある頭を解放してやり、にしし、と笑い。]
なになに、俺探してたの? なんかスクープでも撮るつもり?
[駆け寄る時そんなこと言っていたような。 片棒のお誘いかと、首を傾げてみる。変わらない智明の様子に、また僅かに身構えていた気持ちが緩むのを感じたのは黙っておく。]
(454) 2014/03/28(Fri) 22時半頃
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[じゃれついてくる智明の頭を、乱暴にわっしゃわっしゃとかきまぜながら。>>464 なんだっけ、と聞き返されれば手を止めてきょとんとする。]
ちょっとそれ、俺の質問だよ。 へ? 伝言ゲーム?
ススムが呼んでた、って誰かに伝えればいいの?
[びしっと立てられた指先を見つめる。 そういえば、丞も今日までだった。挨拶くらいしておくかとスマホ画面をタップした。]
(467) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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/* 昨日風呂出てから薄着で寝落ちてたせいか、頭がまじでぐらんぐらんしてる…。 チアキかわいい…じゃれつかれたらぐりぐりしたくなるやないか… (もはや習性)
(-106) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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[スマホの画面をタップしながら、智明と同じ方向に首を傾げる。>>473]
ススムに頼まれて、俺に伝言?
[鸚鵡返しで言葉にしてみるが、何かがおかしいような。 伝言にしては内容が空っぽだ。 これは本人に聞いた方が早いか、とメールの送信ボタンを押した。]
ううん、寄せ書きは俺も今から。 んじゃ一緒に行くか。 まだやってるかな、っておい引っ張るなってカーディガンのびるのびる!
[スマホをしまうと、じゃれつく智明を引きずりながら校庭へ向かおうと。]
(479) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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To:丞 Sub:伝言ゲーム?
チアキから呼んでたって聞いたけど、 どした?
借りっぱなしの本でもあるとか?
[丞とよく会った記憶が強いのも、さっきまでいた図書室だったので。ついそれが頭に浮かんでしまったとか。]
(*58) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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― →校庭 ―
うわーちょっと待って待って! 俺も書くから!!
[智明とじゃれながら駆けこんだ校庭には間に合っただろうか。 ほぼ平行な角度から、一面に綴られた寄せ書きを眺めて目を細める。 ラインカーを受け取れば、少し考えてから空いてるところに少し歪な星のマークを。 そうして星から飛び出るように三本線を外側へ引いていく。]
よし、できた。
[即席流れ星。]*
(481) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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間に合ったんだからいいだろ! 急すぎんの、サクは!
[>>490朔太郎の声に笑って返しながら。ボロボロに見える姿に、階段から落ちたのかとか呑気なことを思いつつ。]
チアキ、ハイタッチ。 コケるなよ!
[智明にラインカーを渡し。>>486 はしゃいで駆けていく姿を見送る。智明以上に駆け回りエアベースをかき鳴らす環を目で追いながら。>>489 軽く手を振る姿が視界の端に見えれば、小さく肩が揺れた。>>491]
…………。
[少しの間。へらりと笑って手を振り返す。 上手く笑えていたか、わからない。]
(501) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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トレイルは、ありすにも手を振りながら。(あの怪我なんだろう?)
2014/03/29(Sat) 00時頃
トレイルは、チアキがそのまま写真撮影に移るのを微笑ましそうに見て。
2014/03/29(Sat) 00時頃
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/* ヒトデちゃうわwwwwwwwwww 美術の成績2だよ!
(-111) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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/* ……………………。 音楽より悪かった。しかたない。
(-112) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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[視線を逸らすように。 >>496朔太郎の声に、屋上を見上げる。 夕日が眩しくて、手で光を遮りながら目を凝らす。 さすがに遠いので、輪郭くらいしか把握できないかもしれない。]
……あれ。メールだ。
[スマホに取り出し、丞からだとわかれば画面をタップした。]
(……ブツ?) (狩る感??)
[伝言ゲームと動揺内容はあるがさっぱりだし、なんで俺なのかという疑問が頭に浮かんだが。きっと同室だからだろうと自己完結する。 最後の頼まれごとだ。受けないはずがない。 屋上に見える影は、服の色から丞と頼児のようで。せっかく寄せ書きを見てるなら、メールの返事はあとでいいかなとスマホをポケットへと戻した。]
(513) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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――…元気でな!
[>>512屋上に向かって、叫ぶ。 届いただろうか。
ああ、眩しくて視界が滲む。 夕日が落ちる。今日が終わる。明日が来る。
明日も、この場所でこうしていられるだろうか。]
(567) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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