137 【突発小喉少人数RP村】九葉物語・初夢の章
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[車掌の声が朗々と車内に響き渡る。
『次は、黄昏の街ーぃ、黄昏の街ーぃ』
行き先には小さなプラットホーム。 君からの年賀状を降りる時に手放すかも知れない。 降りるのは少し躊躇われてしまったけど。
いつの間にか乗ってたその子が見せた葉書に 車掌は無言のまま金色の鋏で星形の切り込みを。]
(11) 2016/01/04(Mon) 23時半頃
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[君からの年賀状を見せようとしたら、 その子が腕を掴んで、首を横に振って外を指さした。
その先には眩しく煌めく暮れなずむ空。 今にも沈みそうな夕陽は橙色で茜雲は空に滲む。
ああ、君と一緒にうちへ帰る時によく見た風景。 それによく似ているなと、息を呑む。 違いといえば、君と遠く離れてるだけ。]
(13) 2016/01/05(Tue) 00時頃
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…ありがとう、君の名前は?
[結局、君からの年賀状は手元に残った。 それはその子のお陰だったから素直に礼を告げる。
その子は、はにかむ様に笑顔を見せて、 現れた時みたいに、いつの間にか遠ざかって行った。
その笑顔が──君の隣に並んでいた女の子に よく似ていたのは偶然? それとも、神の悪戯?]
(14) 2016/01/05(Tue) 00時頃
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[その子は、一体誰だったのか? 君がいたらすぐに分かりそうだったけど、 そこまで都合よくは事が運ばないらしい。
黄昏の街は何時しか宵闇に包まれ色を変えて行く。 街灯は影絵の世界、懐かしい景色に塗り替えられ。
手元の葉書を眺めれば君のものとは違う 丁寧な文字が認められたものに変わっていた。]
(26) 2016/01/05(Tue) 22時頃
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妙子…ちゃん?
[書かれた文字の綴る言葉は優しく近しく思えて、 けれども、すっかり大人のよそ行き顔なっていた。
車内に戻って右から左に流れる星を眺めていると、 聴こえるのは走る列車がガタゴトと 木で出来た窓枠と硝子がぶつかる音くらい。
──それから、たまに来る車掌の靴音と鋏の音。]
(30) 2016/01/05(Tue) 22時頃
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