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28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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[頭の中を占めていたオムライスを端っこに追いやって
金魚みたく頭のなかを泳ぐ、女性用下着。 履いてるところまで想像してしまったか如何か 知るのは私自身、立花のみ。神様だって知らない。
あと何だか他にも、爆弾発言があった気がするけれど。 硬直時間―――…凡そ35秒。]
(=0) 2013/09/03(Tue) 20時頃
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[今。
とても、すごい言葉を聞いた。 気がする。
かわれたい、 って。 かわれたい、 って。
────飼われたい?]
(=1) 2013/09/04(Wed) 01時頃
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[払ったのは「残滓」というにふさわしい、微かな残り香。 人によっては「ケガレ」とも呼ぶそれ。
日光や湯浴みで落ちる程度のものではあるが、 少しだけ、ほんの少しだけ、 たとえば石に蹴躓いたり、バスに乗り遅れたり、 その程度の不調が、人によっては引き起こされる。
あの三毛猫に憑いたアレ自体を、払うつもりはないけれど。 この程度は。ええ、この程度は]
(=2) 2013/09/04(Wed) 01時半頃
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[…―― 恐らくは、後ろめたさ。 素性を隠し、遠からず立ち去るだろう身故に]
(=3) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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黎湖は本来、霊感体質でありました。
純日本人の私と、純日本人の夫の間に生まれた 金髪翠眼の女児。
怪奇現象でも、遺伝子異常でもなく、 黎湖の生物学上の父親は、夫ではなかった。
ただそれだけのことです。
ですから、 黎湖の体質は金髪翠眼に因るものではないということを、 先に述べておきましょう。
(=4) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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私が夫以外の子を身篭ったのは、忌わしい事件のせい。
……私が玄関の扉を、 不用心に開けっ放しにしたせいなのです。
懐妊した私は悩みました。 夫にも相談をしました。
『この子の為にも中絶を……。』
夫婦で結論を出し、病院へと向かう途中のことです。
とあるお寺の前を通りかかった時、 泣くのです。
この世に生まれることが叶わなかった、水子霊たちが。
(=5) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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幼い頃からこの世に在らざる者の声を聴き、 姿を見ることの出来た私には、
家族が泣くようにも感じたものです。
今思えば、私は取り憑かれていたのかもしれません。
中絶を拒み、私は黎湖を産み落としました。
初めて黎湖を見た瞬間、 ほんの少しの後悔と、黎湖への母性が湧き上がりました。
(=6) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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目が開いてからは、 その翠眼を何時間見ても飽きないほどに溺愛してしまって。
少しずつ成長していく黎湖を見て、 本当に産んで良かったと思っていたのです。
黎湖も、私と同じものが見えているようでした。 浮遊霊を見つけては、きゃっきゃと声をあげて笑ったのです。
不思議と、悪い霊は近寄っては来ませんでした。
恐らく、黎湖にずっと付き添っていたあの水子霊が 寄せ付けないようにしていたのではないでしょうか。
(=7) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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成長すれば黎湖も幼稚園、小学校へと通うことになりました。
両親ともに黒い髪と黒い目を持つのに、 娘は金髪翠眼。
ほんの些細な興味、好奇心から 黎湖の出生について調べ、噂する大人たちが出てきました。
加えて、分別のつかない黎湖は、 しょっちゅう他の友達には見えない「何か」と会話してしまい、 「変な子」というレッテルも貼られていました。
そんなある日、黎湖が泣きながら小学校から帰ってきたのです。
まだ黎湖には理解出来ない誹謗中傷、 暴言罵声を浴びせられたようです。
(=8) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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「どうして?」と泣きながら翠を向けてくる黎湖に、 私は何も言えなかったのです。
それから、元々溝を感じていた夫とは喧嘩の毎日。
汚れた服、擦り傷を携えて帰ってくる黎湖に、 私の心はゆっくりと病んでいたのでしょう。
家に火を放ち、制止する夫を包丁で刺したのです。
もう終わらせよう。
そう思いました。
だから私は、
.
(=9) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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寝ている黎湖の、白く細い首に手を掛けたのです。
(=10) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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一度目を覚ました黎湖の、 見開かれた翠に吸い込まれるような感覚を、私は覚えています。
力尽きたのか、幼いながらに何かを察したのか、 黎湖は再び目を閉じました。
あぁ、終わった。
ごめんね。 ……ごめんね黎湖。
(=11) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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それなのに、 「あの子たち」は黎湖を救ってしまったのです。
寝室で寝ていたはずの黎湖は、 全焼した家の敷地内、
庭の芝生の上に毛布で包まれているのを発見されました。
それからしばらく経って、 黎湖は失語症と記憶喪失であると医師から下されました。
夫の妹夫婦が引き取って面倒を見てくれるようになり、
黎湖が言葉も発せず、 何もない方向を見て、笑顔で何かに手を差し伸べるのを、
義妹は何度も目撃したようです。
(=12) 2013/09/04(Wed) 03時頃
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義妹は察しました。 義姉と同じだ、と。
そして思ったようです。
このままでは、私たちに連れて行かれてしまうかもしれないと。
義妹は黎湖をその道では有名な者の元へと連れて行き、 御祓いをしてもらいました。
(=13) 2013/09/04(Wed) 03時頃
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その時に、 黎湖は元来持っていた霊感を全て喪ったのです。
そうして家族のようだった霊たちからも切り離され、 独りになり、生まれ変わったのです。
けれど、一つだけ消せないものがありました。 脳の片隅に、こびりついて離れなかったのでしょうか。
(=14) 2013/09/04(Wed) 03時頃
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黎湖に残ったのは、火への恐怖と、 私の経験した強烈な恐怖の思念。
それと、首を締め上げられる恐怖。
何の記憶もないのに、
玄関の扉から滑り込んでくる大きな影に、
馬乗りになって首を絞められる幻影を見るのは、
そのせいなのです。
(=15) 2013/09/04(Wed) 03時頃
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私は見守るしかできません。
いえ、何かをする資格も、 ……ないのです。**
.
(=16) 2013/09/04(Wed) 03時頃
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[延々と、地平線までゴールの見えない、競技場のビジョン。
頭の中で、空砲が軽やかに響き渡る。 ―――あたしの足は、動かない。]
(=17) 2013/09/04(Wed) 20時半頃
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……… いか ないで
(=18) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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――…苦しい。
(=19) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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[
逃げてきたのに。此処へ。なのに。
]
(=20) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
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どういたしまして。
(=21) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
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[その昔、裕は猫が好きだった。
実家で飼っていたのは毛並みの良い大型犬で 猫は身近にはいなかったけれど、 小学校に入学して間もなく出来た友達の家には たくさんの猫が住んでいた。
どの猫も人懐こく、穏やかな性格をしていた。 裕はその友達の家に遊びに行っては、 ゲームに熱中する友達を放って猫とばかり戯れていた。]
(=22) 2013/09/05(Thu) 01時頃
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[にゃーにゃーと細い声で鳴く猫は、 裕にとって恐怖の対象だ。
あんな愛らしい見た目をしていても、 奴らは鋭い爪と牙を持つ猛獣だ。]
(=23) 2013/09/05(Thu) 01時頃
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[ある日、母親にそのことを話したら、 だったら面白いものをあげる。と言って、 小さな袋に入った茶色い粉をくれた。
──あんまり沢山あげちゃだめよ? 使うときはほんの少しだけ。 猫ちゃんに嗅がせると、酔っ払ったみたいに踊り出すわ。 面白いでしょう?
母は少女のように笑って言った。
裕は、真っ黒い宝石のような瞳をキラキラさせて 母の言葉に頷き、それを持って翌日早速友達の家を尋ねた。]
(=24) 2013/09/05(Thu) 01時頃
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[そして、悲劇は起きた。
母親がくれたのは、乾燥させたまたたびの粉末だった。 裕はそれを知らず、友人の家につくと 小さな手で、ホチキスで口を留められた袋を開けようとした。
けれど、短い爪ではなかなか器用に袋の口は開いてくれず、 じれた裕は、袋の側面を両手で摘んで、 左右に引っ張るという荒業に出た。
結果、加減を知らない少年の手で 限界以上の力を加えられた透明な袋は、 ホチキスの針の刺さった穴から、袋の継ぎ目から、 あっさりと、裂けた。]
(=25) 2013/09/05(Thu) 01時頃
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[茶色い粉は宙を舞い、 裕の着ていたカーディガンとズボンを粉まみれに変えた。
その瞬間、温厚だった猫たちの目の色が変わった。
両手でぱたぱたと粉をはたき落とし、 顔を上げた時には、既に裕は完全に包囲されていた。
───あとはもう、ご想像の通り。
血走った目(裕にはそう見えた)で獲物に群がる猫の爪や牙は 小さな子供の柔肌と心に無数の傷を残した。
それ以来、裕は猫が苦手だ。 大きくなった裕は、あの粉がまたたびで、 猫がおかしくなったのはまたたびのせいだと知っている。 それでも、猫を目の前にすると、 幼い頃の恐怖が蘇って来て、勝手に体が竦んでしまうのだ。]
(=26) 2013/09/05(Thu) 01時頃
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