64 さよならのひとつまえ
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そうか。
[10分ちょっとでたっぷり夢を見てたのだから、>>89 ちょっと笑ってしまう。
走馬灯のようだった、と心の中だけで呟き。]
悪いな、遅くまで深夜アニメ見てたせいで ……あんま寝てなかった
[>>97いつかに使った言い訳を、今度は偽りとして吐く。 横になってて良い、と静かな声で言われたので そのまま甘えておこうと思いつつも、頭を上げる 体を起こせば、自然と距離が近くなった]
(100) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/03/27(Thu) 21時頃
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……あの噂、 嘘ばっかりだが、ひとつだけ、 ほんとかもしれない部分があって…
[眠さを残す目のまま、保元を見上げる]
俺、多分ゲイなんだと思う。
[オスカルと保元の共通点はいまいちピンと来ない。 見た目も、中身もてんでマッチしていない気がする
あの人は、人の中心に立つことを選ぶタイプだった 保元も、チームメンバーに囲まれてた気はするが
……ああ、そうか。 俺は、背中を追っていたんだ、]
(101) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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/* よし智秋! ドアを開けるなら今だ!!
(-45) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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うっせぇばーか日陰の恋がどんだけしんどいか知ってるからせめて力になってやろうと思ったってのにんだとこらァ
[>>91似合わない、と断じられてワンブレスで反駁した。 お互い難儀だな、と言われて、ふと苦笑が漏れる]
……打ち明けたのはお前が初めてだよ、ずっと隠してた 他に誰も知らない、お前が言い触らすとも思ってねぇけど
あー、ただ、俺が“そう”だからって利政まで誤解すんなよ
ダーリン、ハニーって呼びあってんのは単に冗談の延長だからな そこに、何だ、恋愛感情とか、ねぇから あいつまで誤解してやらねぇでくれな
何か、さくたろにもそんな誤解されてたから先に言っとくけど
[後ろ頭を掻きながら首を傾げて、足元の星屑へと視線を落とす。 朔太郎に「利政が好きなのか」と訊かれたのも記憶に新しい。ダーリンと呼び始めた頃クラスの何人かからも揶揄されたが、気にせずにいたらいつの間にか噂は消えていた]
(102) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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─2−G─
だからその自室にいねーんだから聞いてみたも……図書室か!流石同胞!
[UNDER170同盟のメールに従って、図書室にかけていく**]
(103) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[本を手に、廊下を大股で歩く。
幾分落ち着いてくると、気づくのはざわめきと好奇の視線。まだ寮に残っていた名前も知らない生徒からの、嘲笑、同情、嫌悪。 あれだけの大声だ。寮まで届いていたし、この手の噂は拡がるのが早い。もしかしたら某巨大匿名掲示板のスレッドも沸き立っていたかもしれない。 端々に聞こえるざわめきが否応なしに耳に入ってくる。どうやら自分は、居た堪れなくて駆け出したと思われたらしい。 耳を塞いでしまえたらいいのに。
より一層、足を早めた。]
(104) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[ああ、そうだ。 こんなのはおかしい。
三年間も男に想われて。 公衆の面前で大声で告白されて。
――――博に、嫌悪感? そんなのどこを探したってない。 好奇混じりの同情的な視線の方が、よっぽど煩わしいし。気持ち悪い。]
(105) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[どっちが正しくて。 どっちが、間違っているのだろう。]
(106) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[それを初めて見つけたのは1年の終わりごろの事だ。期末の成績が良くなくて。出された追加課題を片付ける為に渋々普段はあまり訪れない自習室へと行った時のこと。
試験後で春休み前だから利用者はほとんどいなかったけれど追加課題をやっているなんてかっこ悪いから、人目につかない席を探そうと仕切られたパーテーションの奥を覗いたところで、誰もいない机の上に乗ったノートと筆記用具を見つけた。
誰か同じように課題をしている奴がいるのだろうか、そう思ってなんとなしにノートを覗いて。そこに描かれた絵に、目が留まった。]
(107) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[息が詰まる。苦しい。 重い、重くて、重すぎて。 図書館に着いて扉を閉めるなり、ずるりとそのまま扉を背もたれに座り込む。
手で口を塞ぎ。声を殺して。
ぽたり、と声の代わりに溢れたそれが頬を伝って床に落ちた。]
(108) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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…わ…、なんだこれ、…すげ。
[思わず、声が零れた。上手いけれど本に載ってるような絵よりはまだちょっと荒くて。どう言葉にしていいのか。でも、すごく惹きつけられる絵だった。もっと見てみたい、そう思わせるようなそんな絵。
こんな絵を描く奴が同じ寮内にいるのか、誰だろう。絵のタッチから描いているのは男のような気がしているけれど。 手洗いにでも席をはずしていたのだろうか戻ってくる人の気配に、覗いたと思われたくなくて慌ててパーテーションの向こう側へと隠れ出る。
これを描いたのは誰だ、確認するようにその人影を確かめて―――…それがお堅いだけだと思っていた頭ひとつ抜き出た存在だと知り、目を丸くしたんだ。]
(109) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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一生の頼み。 背中、抱いてもいいか
[キモイホモ野郎と思われても、もういいか、と。 どうせ今日出て行くんだから
多分もう、少なくとも10年はきっと。 会うことなんて無いんだから。
同室のよしみを盾にしたら、その位は聞いてくれるんじゃ、 頭に血が回ってないせいか、奥底から昇る警告に気付いてない]
2014/03/27(Thu) 21時頃
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[そんな一面を垣間見たその後。一度だけ、一度だけまともに向かい合って話す機会があった。向かい合って、というのは少しおかしい。正確には横に並んだ。あのでかい体に肩を貸す形で。>>95]
(……重い。)
[貧血で力の入らない巨体は想像以上に重くって、でも潰されるのだけは癪で必死に踏ん張って歩いている最中、そいつはずっとぶつぶつと何かを呟いている。深夜アニメ、その言葉がそいつの口から出てくるのが意外で、けれども知っている。こいつは絵を描くんだ。]
(やっぱりアニメとか見るんだ…!)
[またひとつわかったお堅い見た目の男の意外な一面に頭がいっぱいになっていたから、向けられた質問の内容が即座にわからなくて困ったように眉を下げたまま緩く首を振る。]
……え?何…? ………わり、よくわかんね。
[オタクとの会話を拒絶するリア充のようにも映ってしまったかもしれない。その後もそいつは気を使って話し続けてくれたけれども、うまく会話を合わせられないまま終わってしまった。]
(110) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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一生の頼み。 背中、抱いてもいいか
[キモイホモ野郎と思われても、もういいか、と。 どうせ明朝出て行くんだから
多分もう、少なくとも10年はきっと。 会うことなんて無いんだから。
同室のよしみを盾にしたら、その位は聞いてくれるんじゃ、 頭に血が回ってないせいか、奥底から昇る警告に気付いてない]
(111) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[ああ、とふと思い当る。
朔太郎が自分の視界に入り始めたのは、恐らくその頃だ。
最初は「寮内で髪を切っている奴がいる」という話しから始まって、ただ、自分は常に短かったから世話になる機会もなくて。そして同じクラスになって、気付いたらあの呼ばれ方をするようになった。いつも背後から突然やってきて、自分の視界に彼は居ないことが多くて。 けれど賑やかで、いつも輪の中にいる。そんな存在だった。
何度も何度も呼ばれるうちに、蹴りをくり出すうちに、彼が「避けない」ことに気付いた。だからいつの間にか、彼からちゃん付けで呼ばれることに不快感はなくなっていったけれど]
(112) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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To:そーすけ,ひろ Sub:昨日の[ほし] body: 天体観測の時の写真、現像したら送るよー![カメラ] 住所分かったら教えてー[えんぴつ]
あ、ついでに他の写真も送るよー。 リクエストあったらついでに教えて。
(*9) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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/* あーちゃんが好きなひとは、白辻→入江と思ってる。 ということは、成斗は入江→白辻と思っておけばおk?
さっちゃんが好きなのが、あーちゃんだとは気づいてない。 そういう健気女子が好きなんだろう、くらい。 なんで否定すんだろ、とは思ってるかな?
それにしても、PC以外の寮生たちの、井戸端会議主婦のごときゴシップ好きよ。 じつは女子寮なのかここ。
(-46) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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[あの時、何か会話を続けることができたのならまた何か変わったのかもしれない。こんな気持ちにまではならなかったのかもしれない。接点はそこで途切れて、けれどもその日からそいつへの見方が変わった。 真面目そうに見えて、けれどもそれだけではない。不思議な奴、本当はどんな奴なんだ?自然とその姿を追いかけ始めたのは、きっとその辺りからで]
(……あいつワーリーより見つけやすいんじゃねえの……。)
[あまりに見つけやすいその姿が赤い縦縞模様の派手なシャツを着て絵本の中で隠れ回っている主人公を彷彿とさせて、その姿を見つける度に楽しい気分になった。 扉をくぐる時に天井を気にする仕草が自分の思っているタイミングと嵌ったりするのが面白くて仕方なかった。 たまに覗いた自習室でノートに何かを描いている姿を見つけると、声には出さずにRPGで宝箱を見つけた時の効果音を口ずさんで喜んだ。 ちらっと絵が見えて、それが少しずつ上達していく様子がわかると誰も知らない連載漫画を読んでいる気分になれてすごく嬉しかった。
「余所見しないで。」 付き合っていた彼女達からそう言われる頻度が多くなったのはその頃からで。*]
(113) 2014/03/27(Thu) 21時頃
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/* >>104だよね(´・ω・`) おれもそれ思って(´・ω・`)ってなってる
(-47) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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さッ――!
[右手がパンに、そして左手が額に。 上から容赦なく伸びてくる。 「触るな」とそれを思わず遮ろうとした声は、しかし、こみ上げる何かに寄って遮られた。]
……超元気だし?熱とかねーし?
[さりげなく触れるそれを交わすように起き上がる。 セットした後ろ髪はぺたんこだ。 昼になる前にセットし直そう、と思っていたのに。台無しだ。]
俺はあれよ、ごろごろしたかったし。
[片手で後ろ髪をセットし直しながら、下手な言い訳を紡いだ。]
(114) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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……わりーな、呼び出してよ。 あんま時間取らせねーから。
[まあ座れ、と言わんばかりに床を叩く。 食べかけのパンはそのままに、視線は真っ直ぐに成斗へと注いだ。]
那由多に聞いた。 これ、俺のだって教えてくれたんだろ?
[右手に焼きそばパン、そして左手に現れたのはひよこの描かれたピック。 ふと表情を緩め、礼を述べる。]
ありがとな。 見つからなかったら、後悔してたと思うわ。
[指先でピンとティアドロップを弾く。空中に跳ねたそれは数秒のうちに、重力に逆らわずまた男の手のひらに落ちた。]
(115) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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/* あ、あと。 個人的には、いっちゃんのRPがすごく等身大の思春期高校生で、大好きです。 (告白
(-48) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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[メールを送って、部屋を出る。 朝の告白については触れない内容。
樹央に写真を渡そうと、鼻歌混じりで二つ隣の部屋の前に行く。 扉をノックして、部屋の中に声を掛ける。]
樹央いるー?
[部屋の中、何が起こっているなんて知らない為、能天気な声だ。]
(116) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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―食堂―
…うーっす、飯終わり? の割にはちょっとぼーっとしてね…?
成斗、昼はパンか。俺何しよ。
[すれ違う成斗に手をひらひらと振って挨拶をする。目は腫れているけれども笑う事は出来て、相変わらず気遣いの効く言葉に平気と笑って返す。 氷を貰って目を冷やす、食欲はなんだか沸かなくって。動かなきゃ、そう思っているのに時間ばかりが過ぎていく。ぼーっとしている間に時計の針が夕刻まで進んでいて、いつの間にか袋の中の氷も水に変わってしまっていた。]
(117) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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― 図書館 ―
[手にとって眺めてたのは、小説でもなく、なにかの指南書でもなく、数少ない児童書。 短い話を読み終えたあと、眼鏡を外し机に置くと、棚に返しにいき、そのまま、図書館を出て行く。]
(118) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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あー、起きたら、ノトパの前で寝落ちてたよな。 お前さ、あんな体勢で寝てるから、眠り浅くなるんじゃねーの?
[あの時、スリープモードの画面に何が映っていたかなどしらないから、十文字の言葉>>100を信じた。 一度眠ってしまうと、かなりすぐ、熟睡してしまう体質は、談話室でで定良に易々と悪戯を許した件でも実証済み。 おそらく過去にも、何かされているかもしれない程度には。
膝枕を拒絶されなかったことに、内心で安堵の息を吐くが、極力、表情にも声にも、それは出さぬまま。 出さぬまま、やり過ごすつもりでいた。]
(119) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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>>103
[そのまま締坂が図書館にまっすぐくるのであれば、途中で出会うだろう。 眼鏡を図書館にまた忘れていることにはまったく、当たり前のように気づかない。]
ん……元気だな。
[締坂の姿にほんのり笑って、その姿を見送ろうと立ち止まった。]
(120) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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/* いきなりねつ造しまくっているけれども大丈夫かなあ? とびくびくしながらエピソードをひとつくれる十文字が 男前すぎてなんだかもう本当魔性のゲイ
(-49) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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[だから、まさかのカミングアウト>>101には、分かりやすく硬直した。 目を点にしたまま、じっと、十文字を見下ろす。]
なんだそれ、ほんとう、か……?
[絞り出すようにして問いかけた声は、掠れて、震えて。 せっかく静かになっていた心臓が、またうるさい。]
…………す、……
[一生の願い>>111に、是とも非とも言えぬまま、けれど腕だけが、勝手に動く。 抱き留めようとするように、前に伸びる。]
(121) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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― 睦井と ―
[少なくとも、オスカルの卒業するまでの間は―― 自習室と人の少ない図書室以外で漫画を描く機会は皆無 一年、二年とそんな感じでコソコソ描いていた。
ネームを描き続けるのに飽きると、 ノートの逆側に登場人物の絵を描く。 あの時>>109、影響を受けてた漫画家がいて、 まだまだ「自分の絵」を掴めてなかった。
それでも、俺のタッチは少し独特だった。 劇画と崩した感じの中間地点と言えばいいのか
この時はまだ、登場人物達は勝手に動かない。 俺が描かないと、前に進まなかった。
そんな青臭さと未発達さが色濃く残っている。]
(122) 2014/03/27(Thu) 21時半頃
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