78 わかば荘の薔薇色の日常
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あ、のな。
フランクさんと、その。 話して、 く、る……たい。
(それはとても怖いことだ。 つらくて、苦しいに、違いない。 それでも『いきたい』から。)
お前の傍に、いきたい…っちゃん。
(扉にぺたりと手を添える。)
(=51) 2014/06/30(Mon) 08時半頃
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(こんなオレは、浅ましくて汚いんだと思う。
好きな人が、今、二人いる。 フランクさんが、ずっと好きで。 達久に、惹かれていて。
片方の心にはずっと誰かがいて。 片方は甘えてもいいと謂ってくれる。
『優しい方に、乗り換えるんだろう?』
誰が聞いたって、誰が見たって、きっとそう思う。 オレだって、そう思ってる。 本当に醜くて浅ましい。)
(=52) 2014/06/30(Mon) 08時半頃
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(───例えそう、だとしても。)
(=53) 2014/06/30(Mon) 08時半頃
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───好い、とおよ。 (もう『友達』なんかじゃ、なく。)
(=54) 2014/06/30(Mon) 08時半頃
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[自室に戻ると昼間から放置されていたケーキの箱がある。 やってしまった、これは食べれるんだろうか。 頭を抱えながら部屋の冷蔵庫に取りあえず入れる。 それから香ばしい匂いを落とすためにシャワーを浴び、 こっちもすっかり忘れていた新しいピアスホールをケアして ベッドにダイヴした。
色々あったことを反芻する前に、意識は沈む**]
2014/06/30(Mon) 09時頃
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/* 今この村どうなってるんだ…?
フランク←シーシャ→ヘクター ドナルド→←サミュエル(→)←トレイル ミナカタ←ジャニス←クシャミ ↑ススム ↑テッド
???
(-57) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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危ないねてた。
(-58) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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/* わかんねえ\(^o^)/
(-59) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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[自室に戻ると昼間から放置されていたケーキの箱がある。 やってしまった、これは食べれるんだろうか。 頭を抱えながら部屋の冷蔵庫に取りあえず入れる。 それから香ばしい匂いを落とすためにシャワーを浴び、 こっちもすっかり忘れていた新しいピアスホールをケアして ベッドにダイヴした。
色々あったことを反芻する前に、意識は沈む。
次に気がつくのは、扉を蹴る音が聞こえたとき。 どんなに疲れていても気配には敏感でそれは 眠りの浅い野良犬のよう]
(68) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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/* ぎゃっ!!!達久ほんとにおきた!!!
う、うおお、びびった…!! 談話室いっちゃうとこだった、落とす前に更新してよかった…!! (しんぞうばくばく)
(-60) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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/* >>68 部屋の冷蔵庫
その手があった…!!!! 桃ゼリー、見せびらかすみたいに共同冷蔵庫に突っ込むことになるなww
(-61) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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おう、はよー。
[本当に起こしにきた、それがまず一歩。 聞こえるフランクの名前にああ、と続けて返事をして
だからそのあとに続いた言葉はよく解らなかった。 好いとう?なのはフランクだろ。 間違えんじゃねーよ、寝ぼけてんのか。
寝ぼけているのは自分なのか?]
(69) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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[そんなこと男から言われるのは当然はじめてで、 これがもし女の子からなら笑って 俺は危険な男だからねーと軽くかわせた。 実際そう言うことも何回かあった、これでもな]
そりゃ、ありがとよ。
[信也がゲイなのは知っていて、ただその意識は フランクだけのものだと思い込んでいたから、 急にそんなこと言われても理解が追い付かない]
もっかいねるから、起こし来い。 入ってきていいし。
[フランクと話すならそれくらいの時間は確保できるはずだろう。 そうでなくてもまだよくわからん**]
(70) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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(ぽつり、落とした言葉。 扉についた手を離し、ぎゅっと握りこんだ。 『逃げない』(>>1:=180)ために。)
(聞こえてないと思っていた。)
(起きないと、思っていたから。)
(それでも扉越しにしか、謂えずいたのに───…)
(=55) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
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ぅおっ あっ、は、 は、よ ……っ!
[起きると思わなかったし、聞こえていると思っていなかったから ひっくり返って妙ちきりんな声が上がってしまった。
───『友達』としてだから。
そんな風に謂えなくなった場所。 オレンジ色の海を泳ぐ魚は、はくはくと唇を動かして。 まるきり動揺を隠せないまま、視線が漂う。]
やっ、あの、あ、うん。 えと… そ、の。
[きゅうと眉根が寄る。]
(71) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
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/* おへや、ちかくていいですね!
(-62) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
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……あと、で 来るっちゃ。
[ちゃんと話さなくちゃいけないだろう。 こんな曖昧で汚くて醜いオレを、受け入れてもらえるか判らない。 次こそ見捨てられてしまうかもしれない。
それでも、逃げちゃだめなんだと
逃げたくない、と、思うから。]
オレ、も。 ありがとう、……達久。
[『逃げたくない』なんて、きっと 数日前のオレなら、思いもしなかったのに。 小さく礼を告げてから、オレは談話室へと向かった。 起こしに来いという約束を、胸に*]
(72) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
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─談話室─
[料理を全くしないオレは、珍しくキッチンに立っていた。 目当てのものがコンロに置き去りなのを見れば、再度くつくつと火にかけて冷めるのを待った。
この季節、何度も加熱されて放置された卵粥は…2 (1.少しすっぱい/2.軽い刺激臭/3.小さなカビが浮いてる) だったが、椀によそって全部食いきってやった。 誰かに食べられるのも嫌だし、捨てたくなかったから。 掬って口に入れて飲み込んでを、ゆっくりの時間をかけて繰り返した。
それから桃ゼリーを冷蔵庫にしまう。 本当は卵粥の後に食べるつもりだったが 拒食に等しいほどの小食のせいか、卵粥のテイストのせいか あるいは先ほどの達久との会話を思い出したせいか、胸がいっぱいな感じがして。 『Shin』と小さく主張したそれは、紙袋の隣へ。 道菅はどうやらミッションを達成してくれていたらしい(>>419) メモまで律儀に残っているが(>>420) シンプルは甘い方と、カレーの方、どっちを食べるんだろうかと 先に一つ減るのを待つことにした。]
(73) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
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─ 201号室 ─
[背に固い扉の感触。
部屋に入った遊はすぐにその場を動かず 窓の外の漆黒を見詰めて 数秒ほどぼんやりとドアに体重を預けていた。
それからおもむろにキッチンに向かい、 ミネラルウォーターと調味料以外 めぼしいものの何も入っていない中型冷蔵庫に 買って来た要冷蔵の品を全部突っ込むと、 つけっ放しのノートパソコンの前に、義務的に腰をおろした。]
(74) 2014/06/30(Mon) 09時半頃
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[それからソファの隅に座り込んでいた。 ウッドデッキへ通過するためではなく、談話室にオレが居座っている。]
……、…。
[煙草の紫煙くすぶらせるあの人を待って。]
ふ …っ フランク、さん。 ちっと、時間… 貰うても、構わんと、でしょう…か?
[瓶底眼鏡の無精髭がやってきたなら 二年前、いや五年前から変わらない敬語交じりの口調で。 緊張したように途切れ途切れ、上ずったりしながら。 きゅうっと眉に皺を刻んで それでもちゃんとフランクを見上げて話しかけていた。
話しかけたのなんて、遥か彼方昔のよう。
珍しすぎるほどの、光景だった**]
(75) 2014/06/30(Mon) 10時頃
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おかゆくったらあかんwwwwwwwwwwwwwwwwww
(-63) 2014/06/30(Mon) 10時頃
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おお、信也頑張った。
(-64) 2014/06/30(Mon) 10時頃
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……それは、 俺も…気付いてなかった。
[>>=40彼の過去も、自分に似た姿のことも知らないから 宇佐美もこちらを気に掛けていたことには気付かなかった。 そう告げられると意外だと言いたげな声音で返す。
煙草を取り出す際に、 部屋に入る前ポケットへと引っかけていた黒縁眼鏡が 外れて地面に落ちてしまったけれど 拾いに動くと宇佐美から引く形になってしまうから、 彼が泣きやむまでは落ちた行き先を目で追うに留めて。]
(=56) 2014/06/30(Mon) 10時頃
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[泣く理由を聞き出すつもりはなくて。 想像していたよりも痛んでいない染められた宇佐美の髪を 掻き撫ぜながら気が済むまで泣いて、泣きやむまでを待つ。
ひとしきり泣いて、落ちついて、こちらを見上げて来る 宇佐美の表情は視力の悪さと暗さでぼやけてよくわからない。 泣き止めているか確認しようと宇佐美へと顔を近付けると、 距離感が上手く掴めないままごちんと額と額をぶつけてしまい]
…っ、ごめん。
[結構いい音がした気がして。 自分の額よりも先に宇佐美の額を押さえて謝りながら、 確認できた泣き止んだ顔に安心したように小さく笑うと 痛めてしまったばかりの額を労わるように撫でてやる。]
(=57) 2014/06/30(Mon) 10時頃
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…それだけ泣けたんなら、大丈夫。 ……大丈夫だよ。
[言い聞かせるように呟き、宇佐美から一歩引いて。 掠れた声に問われると火をつけていた煙草へと視線を落とす。]
うん…? …吸うよ?
…灰、頭に落としちゃ悪いから。 少しの間、待ってただけ。
[そう言って、少し短くなった煙草を 口にくわえて見せれば彼の疑問は解消されただろうか?]
(=58) 2014/06/30(Mon) 10時頃
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[宇佐美から引くと今度は口から紫煙を吐きながら その場にしゃがんで先程落とした自分の眼鏡を探し始め]
んー…?…そっかな? 眼鏡ありきの顔でもう慣れちゃってるからな…、
…それに、 眼鏡ないと、俺が何も見えない。
[眼鏡、眼鏡…とど近眼のお家芸のようにはならなかった。 早い段階で探り当てた眼鏡は、宇佐美の言葉もあってか 掛けることなく再びポケットに引っかけられて。
そのまましゃがんだ姿勢でゆっくりと紫煙を空へと吐き出す。 煙草の火が消えるまで、今度は宇佐美に待ってもらった。]
(=59) 2014/06/30(Mon) 10時半頃
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…洗濯、 また見送ることになるのかな…。
…戻ろっか。
[宇佐美の相槌に次いで出たのは本当にどうでもいい世間話。 最後の紫煙を吐いてしゃがんだ姿勢で宇佐美を見上げ、 >>61差し出された手に手を伸ばして引き上げて貰って。]
……なんか、介護されてる気分だ。
[先導する宇佐美に冗談めかすようにそう笑うと 屋上を出て、それぞれの部屋の前まで一緒に歩く。]
……、
[平気か?とは訊かない。おやすみ、と宇佐美へ告げて。 彼が部屋に入るのを確認してから、自分も部屋へと入った。*]
(76) 2014/06/30(Mon) 10時半頃
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[――…どうして、宇佐美が泣いていると思ったのか。 その"どうして"の部分の答えは本当は持っていたのだけれど。
宇佐美には教えなかった。 言っても恐らく理解はされないだろうし、 きっと彼を困惑させてしまうだけだろうから。]
…『似てる』んだよね、
(=60) 2014/06/30(Mon) 10時半頃
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瑛士くん…。 ……少し前の、俺に。
[似ている、そうではないかとどこかで重ねて見ている。 だから…彼に向ける優しさも恐らくは純粋なものではなくて。 >>61部屋を出ていく隣の音に、ゆっくりと静かに瞳を閉じた。*]
(=61) 2014/06/30(Mon) 10時半頃
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―朝・自室― [部屋の外から聞こえてきたノックの音に>>65 見つめていたパソコンから視線を上げた。 自分の部屋への来訪者ではない。 窓の外の雨音を確認しながら欠伸を噛み殺し。 部屋の扉を開けると隣の部屋の前に人の影、 眠たげに目を擦りながら赤い髪の来訪者に首を傾げ]
…瑛士くん、戻ってないよ。
[帰ってくる音はなかったと藤堂へと告げる。 宇佐美の部屋を仰ぐように視線を移し]
(77) 2014/06/30(Mon) 10時半頃
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