64 さよならのひとつまえ
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意味わかんね。お前、自分の言ってる意味、わかってんの?
[コイツは自分を小馬鹿にしてるのか、と思う。フラレた相手に伝言頼むとかデリカシーと云うものが無いのかと。]
(81) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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オレなら、咲いてあげられるのに。
(-7) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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もういい、黙れ。俺はお前みたいなヤツと話したくない。
[十文字(コイツ)は何も分かっていない。自分の気持ちも、掬水の気持ちも。そんな事して誰が喜ぶというのか。
締坂の怒りは沸点を通り超え、]
(82) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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入江利政、トッシー。
[名を紡げば、いらっとしてしまったのは何故だろう。 あのチャラチャラした襟足のせいだと、自分の襟足を棚にあげる。 あとは、昨日小熊が泣いていたからもあるかもしれない。 白辻が空を見上げるのもあるからかもしれない。 でも、どちらにしたって入江が悪いわけでもない。]
戦友とか、そういうんじゃなくて、さ。
[クーラーボックスの肩紐を握る手に、爪が食い込んでいた。]
アリスちゃんの、好きな人なのかなって、思ってたんだけど。
[いつも視線の先には白辻がいて。 その先には入江がいたように感じていたから。]
(83) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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お前みたいなヤツ、絶交だよ。
[ボーダーラインを超えた、一言を投げつけて。締坂はベッドへと潜った。
そうして、夜は明けていく──]
─回想・了、朝へ─
(84) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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[>>78飲み物リクエストの追加は朝の朔太郎のメールで彼に飛んでもいるだろう、相談しながら商品を選ぶ]
そう、クレープっつった、確かにクレープっつった 那由多が一緒だったから、深く考えずにそういうゲロ甘そうな謎飲料があんのかと思ってたが……ねぇな……
[棚を探すが見当たらない。言い間違えなら当たり前だ]
そう、だな、グレープかもな……
[そんな会話をしながら、追加があれば購入して。 そういえば利一から面白いもの、とリクエストが来ていた。何が面白い飲み物か分からなかったので、目に付いたノニジュースというものをひそかに追加しておいた]
(85) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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[>>80クーラーボックスは渡された方を持つ。 そこに微かな彼の気配りがなされていることは、なんとなく気付くけれどそれを声高に跳ね返すほどのことではない、そこは素直に受け取って、あんがと、と短く告げた。 歩きながら、朔太郎の言葉に耳を傾ける。 途切れて、届かなかった声。 >>83言い直すように利政の名前がくり返されて。 告げられた内容に、朔太郎を見る。 その瞳が真剣なのが分かれば、考えたこともない自分の深層を探るように、利政に対する感情を、ゆっくり、確認するように言語化してゆく。 言われてみれば、確かに。自分の視線は利政に、そして花に向けられていた]
そう、だな
利政はなー……俺に、似てて もし“アリス”が生きていたらこんな感じかなァって ついそう思っちまうんだな
俺様、アリスと、家族と、花を 愛してっから
[決して裏切れないものたち。視線に愛情が滲むものたち。 “アリス”については誰にも告げたことはないから、きっと朔太郎も分からないだろう。重くならないように、出来るだけ軽い口調で空へと視線を戻して続ける]
(86) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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アリスっつーのは産まれなかった俺の双子の姉なんだわ
俺の名前は、本当は、姉につけられるはずだったんだ 俺にとって、家族にとって、そして産まれなかった姉にとって
この名前は、宝物なんだよ 絶対に裏切れない永遠の宝物
[だからからかいの対象になるとぶちっと来る。 朔太郎は、呼称としてからかいはするものの、そこにちゃんとした信念があるから不快にはならない。小中学生の頃は本当にひどかった。 だから遠方の寮のある高校に進んだのだけど]
(87) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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─朝─
…………小鳥谷と定良か。
[流石にあんな事があって、ちゃんと眠れる訳は無く。寮母の放送にぽつり、と呟く。]
(88) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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そんな訳で俺様、結構、重度にシスコンなんだわ ダーリンに特別な視線を向けてると感じるなら、そういう理由だな 別に身代わりにしてるとかじゃなくてさ
何か抱えてるなら力になりてぇと思うし 大事にしてぇと思うよ、なんせダーリンだし
[シスコンをこじらせて女が性愛の対象にならなくなったのは笑えない。一人っ子だし、家業も愛しているから継ぎたいという気持ちも真実ではあるが。
────愛する全てを裏切り続けている心苦しさが消せない。 ずっとそうだった。だから捨ててゆく。ここに。この場所に。
花を見るたびに、それを綺麗に咲かせた彼を想う。 想うあまり、注ぎすぎて、根を腐らせて枯らす自分があまりに滑稽で莫迦すぎて救いようがなかった。 花の向こうに彼を想うたびに花を裏切っている気持ちになる。 アリスを、家族を裏切っている気持ちになる。 後ろめたさが消えなくて、消せなくて。 誰にも気取らせないように。誰にも気付かれないように]
(89) 2014/03/25(Tue) 12時頃
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/* なゆたんかぁぁぁあ!!!!!
いや、うん、そっちの可能性も見てた。 わかっている……!
(-8) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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そーいや定良ともあんまり話せてねーな。 花見に行ったら話せっかなー
[そうブツブツ言いながら着替える。]
(90) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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んー、ちょっくら花見の準備の手伝いしてくるわー。
[保元に向けて挨拶はすれど。十文字には顔を合わせようともせず。 あからさまに避ける様子で部屋を出ていく。]
(91) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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─廊下─
あっ、飲み物頼むの忘れてたし! マジしくじったし。もう買っちゃったかねー
[ううむ、と悩みつつ中庭へ降りる。]
(92) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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[返される言葉は予想していたものとは幾分と違うものだった。 ぐっと握ったままの重いクーラーボックスは離せないまま、隣を歩いていた足が止まる。 生まれなかった姉の話は、自分なんかが聞いてよかったものなのかと思いこそすれど 落とされる言葉は溢してしまわないように、黙って。]
でもやっぱ、アリスちゃんは、アリスちゃんだよ。
[そんな大切なものをからかっていたことに、謝らなくてはいけないはずなのに。 謝るのも違う気がして、出てきたのはそんな言葉で。 くるりくるりと目まぐるしく頭の中に言葉が渦を巻いている。 混乱、しているのだ。]
変えねぇよ、呼び方。
[混乱しているなりに、言葉を紡ぐ。]
(93) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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─中庭─
あれ、まだ誰もいねーのかな。
[誰もいないのか、と思うとそこにはさくらの樹が。]
(94) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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山本からのリクエストとはちょっと違うけど、この季節は「これ」でしょ。
[締坂はカウントを取ると、息を吸い込んで歌い始める。]
(95) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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― 朝・シャワールーム ― [シャワーを浴びながら考えていた。 昨日の深夜。締坂の怒りの発起が、どこ、なのかが解らなくて。
結局、掬水から手紙を受け取った時のように、何も言えなかった
手紙を渡したのも、渡されたのも。 身近な人物なのに言わずにおいた事で、傷付けたのかと思っていたが―― 根本的に、何かが足りていないが、その何かを知らない俺は、解決策どころか原因が解らない。
出た結論は、グループメンバーに返事を返さなかった態度に怒っているのか、という、ピントのずれたものだった]
参ったな……
[シャワーを浴びた後も暫く悩んだ揚句、山本に「体調が悪い、花粉症かもしれない」とメールを送る事にした。 偽りでも笑っていられるか、自信が無い**]
(96) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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[入江に対する視線が、本当に今告げられているものだとして。 ならば空を見上げるとき、花を見つめるとき、感じたものは誰に注がれていたのだろう。 ずっと見ていたようで、きっと見ていなかった。 だからその相手が誰かだなんて、気が付かなかったんだろう。
白辻の視線の先よりも。 白辻を見ていたのだから。]
(97) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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だぁぁぁぁあああっ!!!!!!!!!!
[握り締めた紐から手を離し、バチンと自分の頬を叩いた。 遠慮なくやったから、手のひらは痛いし頬もうっすら赤くなった。]
変なこと聞いてごめん!!!! あと、ありがと。
[くよくよと、ウジウジとしているのは性に合わない。 痛みで鬱蒼としたものを叩きだし、にっと笑って横に並び直す。 やっぱり前にはいけない、視界を遮りたくはない。 ゆっくりと足を進めながら、ポツポツと言葉を落としていく。]
(98) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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[湿布の貼り替えを着替えと共に済ませ、部屋を出たのは一人だったか、それとも利一と共にだったか。 中央棟へは向かわず、片手を振れば階段を昇っていく。
屋上に繋がる戸を開けば、短い前髪を風が揺らした。 空は高く、青い。]
………夜は、晴れるかな、
[手摺に凭れ、階下を見下ろす。 綻び始めた桜並木、その下では今日行われる花見の準備が進められているのだろう。
目を、閉じる。]
………
[風に乗って届く歌声。 何の曲までかは、聞き取れない。]
(99) 2014/03/25(Tue) 12時半頃
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TO:小熊成斗>>*24
本文:報告後れた、あのままで充分気に入ってくれたぞ。 了解、解った、絵で良いんだな? なるべく好きそうなものを描いとく。**
(*28) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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〜♪
[締坂が歌うのは同じ「桜」を歌う曲でも四人組ラップグループを有名にした曲で。 これまでの彼らのイメージだと、夏をイメージしたアゲアゲのアッパーチューンというイメージが強かったけれど。泣かせる曲も作れると印象づけた一曲だった。
さらに有名俳優が出演したPVが歌の世界をよく表現していて感涙ゆ誘ったとか。締坂個人的には先輩の卒業式の日にこの曲を歌った印象が強くて。]
(100) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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シスコンだろうが、ダーリンがいようが、花枯らしちゃおうが、なんだろうが。
俺はアリスちゃんのこと、大好きだよ。
[にっと笑う顔は満面の笑みで。 気付かない、その感情が他とは違うと言うことに。 だからこうして簡単に言える、だから人の悩みとして聞いてあげられる。 紛れもなくこれは、友情だ。]
あれだね〜、いつかうちの店にアリスちゃんが育てて咲かせた花でも送ってもらうべや。
[その店にはもう帰らない、この場所にはもう帰らない。 やはり一番言いたかったことは紡げなかった。 一番言いたくなかったから。]
(101) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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いーよ、さくたろはそのままで 言ってくれたじゃん、捨てたくねぇもんなんだろ 蹴られる覚悟までしてくれてさ
まァアリスへのけじめだから一切容赦しねぇけどォ
[>>93こんな話を突然聞かされて困っているだろう朔太郎に、口の端を吊り上げるいつもの笑顔で返す。愛情をもって相手をからかうという、その気持ちも分かるから。 構いたいんだ、だから小言を言わせてくれよ。 本当はうるさく片付けろなんていう必要はないって分かってる。だけどそうやって彼がいい反応をしてくれるから調子に乗ってしまうんだ。 だから片付けないで渋っていてくれ、実際に片付けが進む>>17とその分構う理由が減るから本当は残念に思ってるなんて。 ─────絶対に表情には滲ませないけれど]
んァ? ああ、別に 謝らなくていいやなっつーかちょっと嬉しかったし
[そうして>>97>>98なんだか唐突に頬を叩いた朔太郎にびっくりしつつ。よく自分を見ていたんだな、気にかけてくれていたんだな、というのは分かるので。 それが「大事なものまで捨てるなよ」という言葉により重たさを加えるから。朔太郎がくれる言葉は、大事で。大切にしたいとそう思う]
(102) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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あんがとよ、俺様もさくたろのこと大好きだぜぇ 花見の企画もあんがとな
[>>101向けられる満面の笑みに目を細める。 彼が飲み込んでしまったことには気付けないまま]
俺がちゃんと咲かせられたらなァ 前途多難で途方に暮れらァ
そしたらその花持って髪切りに行ってやんよ いつになるかは分かんねぇけどな!
(103) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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>>96 あれ、だいたい合ってるよ丞さん(ピントネジぎりぎりぎり)
(-10) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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シメオンは、思い切り咳こんだ。
2014/03/25(Tue) 13時頃
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超!!しんど!!!い!!!
[ラップの部分を一人で歌いきるのはいくら締坂でも厳しく。]
(104) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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バカヤロ、蹴られる覚悟はしてねえよ! つうかな〜、姉ちゃんが見てたら悲しむべ? 大事な友達を足蹴にするんじゃありませんって言われるぞ〜?
[歩く足取りは幾らかに軽く。 微かに届き出す歌声に、ああ良い声だと耳を傾けながら。]
花見したい言い出したのはアリスちゃんだろ〜? オレの企画じゃねぇべよ。
[花見にしろ、タイムカプセルにしろ、集合写真だって、買い出しだって。 自分一人ではやらなかったし、思い付くことさえなかったかもしれない。 ただ全員へメールを送っただけ、ただそれだけだ。]
ミキオッティが先に初めてやがんぞぉ! 一番手乗り遅れた、くっそ、アリスちゃん走るべ!!
[隣にある手を強引に掴んで、走り出す。]
(105) 2014/03/25(Tue) 13時頃
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