78 わかば荘の薔薇色の日常
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―…いらんやったら、別の誰かにあげればええよ さっきも言うたやろ 食いたい奴に食わせたい。それだけやから
[喜んで、もらえるかと思った申し出を日向にも徹津にも拒まれれば、さすがに少しへこむ 嫌いなものを体よく処分したいと思われただろうか 昨日のチョコだって。『予約』してまで食べたいと思っているのなら、とあげたのが一番の理由で。
……何より、自分が食べなかった後に遠慮が重なって1つだけ残ったり、捨てられるのが嫌だっただけだ]
(俺だって、……)
(=170) 2014/06/28(Sat) 21時頃
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[甘い物を好まない男はたくさんいる。でもこのわかば荘では少数派だ。
壇のお菓子はどれもきらきらしていて、おいしそうだなあといつも思う。最初の頃は食べていた。でも、"甘い""甘すぎる"のほぼ2択の感想しか生まれない自分、皆と同じ喜びを味わえない疎外感は、もう一つの劣等感と連動して
羨んでもどうにもならないことを羨む自分が、嫌になる]
(=171) 2014/06/28(Sat) 21時頃
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…だから、せやったら翔平さんから來夏にあげたって それで万事解決や
[名案、という感じで、明るい声を作って返した
あかん。昨日から色んなことがありすぎて、感情のネジが緩んでいる気がする。 外れる前にしっかりと、仮面をかぶり直さないと]*
(463) 2014/06/28(Sat) 21時頃
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よっしゃ!今のうちにつばつけたろ
[というのはさすがに冗談で、それでも徹津の持っている皿を見てどれが一番大きくて、身がぷりっとしてそうなのか見定めるのは止めなかった]
(466) 2014/06/28(Sat) 21時頃
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/* すげー今更だけどおれ翔平さんのお風呂ヘルプしてええんかな。薫さんにお願いした方がええん?
しかしそれはそれで、人としてどうなのっちゅう話やな
(-209) 2014/06/28(Sat) 21時頃
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……は? いや、俺翔平さんからいっぱい色々してもろてるよ この後も髪、洗わせてくれるんやろ?
[日向にしているお節介。それこそが彼から自分に"させてもらっている"ことなのだけど、それを説明するのは難しい]
肉、野菜、肉な。…よっしゃ。まかしとき
來夏!それ左端とその隣のやつキープな!
[BBQのデリバリーの申し出は素直に受けて貰えて、ほっとした分顔も綻んで こっちはこっちで徹津の親切>>461を諸手を上げて受け取る構えで、後をついていくようにウッドデッキに向かう]
(475) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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[もう既にだいぶ賑わってるかと思った網の上の諸々が、まだほとんど焼けていない事に拍子抜けして]
…昼飯が夕飯になりそうやな
[率直な感想がポロリしてしまった。あかん
とはいえ、こういった足並み揃える必要のない場ではマイペースで自己中なので、日向用の肉と野菜、自分用の海老と野菜を手の届く範囲に置いていく
いい歳した大人なんだから、焼いて食うくらい自分らで何とかするでしょう、というのと。やっぱり焼きたてが、一番うまいと思うので]
(478) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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あ、なあなあ薫さん、この辺の肉、ええ感じに 焼けたら教えてもらえます? 俺、肉の焼き加減よう解らんわ
[牛肉は適当でいいとしても、鶏や豚はそうでもないだろう。フランクや藤堂の皿に肉を運ぶ檀に、日向に持っていく分を頼めないかと]
(482) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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[…色々ありまして、俺の視線は今、網の上で香ばしく赤くなっていく海老に釘づけだ
こんなに海老に執着しているのなんて自分だけで この海老がここでこうして焼かれているのは
…藤堂がメールをくれたお陰なわけで
今更ながらに恥ずかしくなる。そういう、遠回しな優しさで助けてもらった事は数えきれないほどあるので、過剰な反応は控えるけれども。ども]
(=176) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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[天露と、平井の姿はまだ見えない そういえばお粥を持っていくと約束したのだけど
…さっきの今で、行っていいものだろうか それともそれも、平井に頼むべきか
しばらく見つめていた海老が、食べ頃になったのを確認すると。一瞬迷った後に、藤堂の方に差し出した]
はい、徳仁さん 値段訊くのが怖いほどのええもん、ありがと
[徹津にキープをお願いしたうちの1尾。必要なら殻も剥くけどどうします? と小首を傾げてお伺い 要らないと言われれば俺が美味しく頂くだけだ。
昨日のことがなくても、藤堂はメールをくれただろうし、自分はこうしただろうと思うので]
(487) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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[海老の串焼きを、無事に受け取ってもらえてほっとした。いつも通りにと言いつつ若干視線が逸れてしまうのは仕方ないだろう]
せやな フランクさんご馳走様ッス! [値段のことはさておき、この回を設けてくれたフランクに感謝して。その後は徹津に頼んだもう1尾と別の海老等、焼けたら食べずにそのまま皿にキープしていく。自分は談話室の方で食べるつもりだった]
へへ。あざーっす
[檀がよこしてくれた肉は、有難く頂戴する。海老ほどの情熱がないだけで、食べられないわけじゃないので]
じゃあ俺、ちょい野暮用あるんで 吞兵衛組のみなさんごゆっくりー
[藤堂や南方、間中にフランクをぐるっと眺めて一礼したあと、山盛りの皿2つとお茶を持って退散した]
(494) 2014/06/28(Sat) 22時頃
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ほい、翔平さんお待たせ 肉は薫さんが焼いてくれはったからきっと めっちゃ美味いで
[談話室で何やらぼんやりしている日向に皿と箸を渡して、自分は再び台所に立っていた。海老を堪能しつつ、フランクへの礼も込めて、美味いつまみを作ろうと]
(496) 2014/06/28(Sat) 22時頃
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[――…日向が1人で食事をするのは寂しくないだろうか、というおせっかいが半分。つまみの口実は1/4 …あの場から逃げてしまった。のが残る1/4
それは若干込み合った事情のできた藤堂や、他人の機微に敏い間中に対してじゃなくて …自分があそこにいる限り、来ないのではないかと思う人物に対して
会いたい、顔が見たいと思う反面、自らその機会を逃してしまうなんてあほやなあなんて自嘲の笑みを零しながら、フライパンを熱してオリーブオイルで先ほどの海老の頭を唐揚げにして。残った油と、冷蔵庫に分けておいた海老とでアヒージョを作る。
もちろん味見と称してつまみ食いはがっつり行うつもりなので、もしかしたら吞兵衛組の分は無くなってしまうかもしれない]
(=178) 2014/06/28(Sat) 22時頃
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サミュエルは、ドナルドが持参していた泡盛。あれはうまいと確信している
2014/06/28(Sat) 22時半頃
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[後ろ向きではいる意味がないので、基本的には日向の方を向きながら食事をしつつ、海老の髭が焦げ付かないようにフライパンの見張りも忘れない
アヒージョ…を作るつもりだったけど、そういえばアンチョビもバケットもない。だったらいっそペペロンチーノにしようかと棚を漁る。確かここに、自分用のが] めっけ
[もう片方のコンロで湯を沸かしながら、さて何人分茹でようか…といつのまにか料理に夢中になっていたので、永利が入ってきたことに気づかなくて驚いた]
えっ?…ああ…おかえりさん、です 手ですか? どうぞどうぞ
[流しを使いたいという永利のために、そそそ、とスペースを開ける]
(519) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[今までどこに行っていたのか 手が汚れるようなことをしていたのか。
訊きたいことは色々あれど、とりあえず今一番大事なことを]
今…ペペロンチーノ、作るとこなんすけど 徹さんも食べます?海老、大丈夫すか?
[海老のエキスたっぷりの油で作るので、甲殻アレルギーがあればアウトだ。 それでなくてもアウト、かもしれないけど。
あんなに顔が見たいと思いながら、実際は水の中で泳ぐ手と腕に、視線は固まってしまう]
(523) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[思わずお留守になりかけた海老の頭をかき回す。いくつか焦げてしまった。これは自分で食べよう
無事にこんがりからっと揚がった物を皿に盛って。これも人を選ぶ物ではあるよなあと今更ながら思ったり。 まあ余れば以下略だ。
ペペロンチーノは勿論、談話室にいる日向にも勧める]
翔平さんは?どないする?
(527) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[名前を呼ばれたのはいつぶりだろう
何だかすごく、久しぶりな気がする
嬉しい。嬉しい]
(=184) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[海老が好き、の言葉に心臓が跳ねる。嬉しい 翔平の返事はどうだったか。元々BBQの口直しやつまみ用なので、結局のところ残った油に合わせた分量を作るだろう]
…良かった。俺も。好きなんです…海老が 手際は全然ですよー 作りたい時に、食いたい物しかつくらへんし
[コンロに、というか距離が縮まっただけ何だか気恥ずかしくて落ち着かない。もっとも今は、一旦火を止めた油ににんにくと鷹の爪を浸して味を移しているところなので見ても全然、面白味がないだろう]
(541) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[顔が赤いのは、火を扱っているからで
視線を合わせられないのは、調理中だからで
不自然ではないだろうか。大丈夫だろうか
…ペペロンチーノだったら具は要らないかと思っていたけど、結局ソテーして横に添えることにしたのは 自分が食べたかったからで。 永利が海老を好きだと言ったからでは決してなくて]
(=189) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[一通りの肉や野菜を盛った皿を前に食事を始めた日向をぼんやり眺める。何か、覇気がないように思うのは気のせいだろうか]
海老ちゃん愛してるってのもあんねんけど… 何やろ。相性かな?食べると胃が凭れんの
[一切れくらいなら問題ないので、檀の焼いてくれた肉をじっくり噛みしめる。肉を食べ慣れない自分でも解るほど、美味い]
(554) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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へへーやった。俺今日めっちゃ幸せ者やわ [徹津からも日向からも海老が貰えて。久しぶりに永利とも会話ができて そんなやりとりをしている間に湯が沸いて、パスタを投入したり海老を炒め始めると、永利もこちらで食べると言う]
…ほんまに? …嬉しい… じゃあ、3人分避けときます
[てっきりあちらで食べるのだと思っていた。酒盛りも盛況だし、どう見ても雰囲気的に盛り上がってるし。だから、ぱあ、と笑顔になって思わず永利の方に顔を向けて]
えっ…いや…はい…
[あまりの予想外の一言に、真っ赤になって固まってしまった]
(562) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[日向や永利が肉を補充に向かって少ししてからペペロンチーノも完成して。 突然の来訪者に出すのをすっかり忘れていた海老の唐揚げ(頭)と共にデッキへ運ぶ]
お待たせさん…うわあええもん飲んでんなあ フランクさん、これ今日のお礼のおつまみッス 他のひとも、良かったら
[唐揚げは数に限りがあるので、一応フランクの前に置く。本人の好みや、今飲んでる酒に合うかどうかはこの際考慮しない 食べたいひとが、食べてくれればそれでいい]
じゃあ、俺は後片付けまだなんで …
[一瞬。日向たちがこのまま戻ってこないのではと不安になりつつも。それはそれでいいかと一足先に談話室に引き返す]
(568) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[去り際、まだ中身が入っているらしい「玉友」にごくりと喉が鳴ったけれど
今夜のことを考えて、酒は我慢していた
…素面で耐えられなくなるような話に発展しても、藤堂の部屋にはなんぼでも酒があるのでそれを貰えばいいやと乱暴な考えで]
(=194) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[まだ2人が戻らないキッチンで、俺はしばらく床に蹲っていた。 あのメモに、気づいた上で話しかけてくれたことが、嬉しくて。ほっとして
談話室に残るのも、部屋が快適だという他に日向を気遣ってのものかもしれないけれど。 そんなことはどうでもよかった。 避けられていない、なら。何でも
今のままでじゅうぶんなのだ。住人として、隣人として普通に接して貰えれば。それだけで でもこんな調子では、隠し通せる気がしない。
悦びと不安で、胸が、くるしい これが勘違いとか、あの人への慕情を重ねているとしたら
そもそも永利でなく、ずっとあの人のことを想って焦れるはずで。だから、]
(=198) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[…次に襲ってきたのは、罪悪感]
玉友…
[『最高の友』という意味で。友と語り合いながら飲む酒として命名された泡盛を。藤堂に飲ませてもらったのはいつだったっけ
…明日が来ても。俺はそれを飲む資格を貰えるのだろうか]
(=202) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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[すぐに談話室に引き返したのは、ひとえにデッキ組の酒盛りが、魅力的だったからだ そこそこ腹も膨れたし、色々あって元気も出たし、そんなすぐに酔うことはないだろうが油断はできない
使った道具や調味料を片付けて、海老は美味いんだけど後の生臭さだけは気になるなあなんて考えた後 何とはなしに冷蔵庫を開ける]
…信也くん…大丈夫やろか
[残されたままの粥。戻ってこない天露と平井。まだ何か言い争っているのか、それとも安静にしているのか。後者だといいのだけど]
(586) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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…っわ、達久さん!?
[今日は不意打ちづくしの日なのか。ちょうど冷蔵庫を締めたところでひょっこり平井が顔を出して、思わず大声を上げてしまった]
あの、信也さん大丈夫ですか? あと、すんません。102号室で無理矢理寝かせたの、俺なんです…信也さんは、ちゃんと部屋に戻ろうとしたんすよ
[心配していたことと、謝らないとと思っていたことを続けて口にして 流れで、あの部屋での会話を聞いていたことまで告白してしまったことにはまだ気づかず]
(588) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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/* >>588は共鳴枠使うべきだったかもしれない
(-237) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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ああ、食欲出たんすか?…良かった
[粥を持ってきてほしい、という約束を。間接的に果たせそうなことにほっとする。少々海老やにんにく臭いけれど、コンロだって綺麗にしていたし]
冷えぺたは…ないすね。氷ならあるんすけど
[ここにもだが自室に、酒用のが
先ほどの剣幕に、何を考えているんだとゲンコツ1発くらい貰う覚悟でいたので、予想外にあっさりした反応にほっとして]
俺、買ってきましょうか? もう飯ほぼ食い終わったんで
[平井にはまだ天露についていて欲しい。他の面子はまだ楽しい食事をしていて。だったら自分しかいないかと]
(596) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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[平井がBBQを食べ逃す心配は、不思議としていない]
(=209) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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