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78 わかば荘の薔薇色の日常
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[見えないラインが蹂躙された事への抵抗感。 南方は、はっきりと、不快を示した。 それでも、諦めの感情も同時に強く出たのは、相手をずっと、人間扱いしてこなかった故だろう。]
(=90) 2014/06/30(Mon) 15時頃
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(自分の手を、ぎゅっと握る)
(左手が、たった少しでも繋いでいた指先) (達久の体温を思い出す)
(卑怯な、オレ。)
(=91) 2014/06/30(Mon) 15時頃
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[なんの感情も情景も広がって来ない、無表情な絵だった。
ノートパソコンの中で、 自分が作り上げたパズルゲームに似ている──と、思った。]
(=92) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
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[表情が読み取れない。
つまらない。]
(=93) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
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[ああ──
今回も駄目だな──、と。 遊はひそかに溜息をついた。]
(=94) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
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すきに、なって
ごめんなさい。
(=95) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
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[こんなものしか、作らなくなってしまっても。 それでも。
絵を描くことが、楽しくないわけが、なかったからだ。]
(=96) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
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[技術にだけ縋ってきた。 楽しい、というのは、いつでも、微かに、ほんの微かな時間だけ、ふっと姿を現して、あっという間に立ち消えた。求めるも、それは滅多に現れない。 熱のこもった、深い集中とともにやって来る「楽しい」については、とんとご無沙汰だ。 曖昧な、ちいさな楽しいが、麻痺した気持ちに、時々訪れるだけ。
それは、こんな作り方をする時間しかなくなって、自分の作品に没頭するのをやめた代償でもあった。
虚しくなり、苦しくなり、それでも、どうしようもなく、離れられない。 ただひたすらに、ずっと楽しくなければ、しがみつこうとは、思わなかったかもしれない。
緩やかに頻度の減っていった「楽しい」は、欲しくても手の届かないものに変わりつつあった。]
(=97) 2014/06/30(Mon) 15時半頃
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[――だから今、間中の口から「楽しい?」と聞かれて、改めて、手を離すことも――やろうと思えば、案外あっさりと、出来てしまうのかもしれないなと虚しく思う。 事実、手を離す、と、離さないの妥協点が、今の仕事だ。]
(=98) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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[聞きすぎだ──。
プライベートな事情に、踏み込み過ぎていると感じる。 見えている範囲の外に、触れようとしている。
いつもの自分と違う。
──苛々する。]
(=99) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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[でも──知りたい。]
(=100) 2014/06/30(Mon) 16時頃
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――……
[ほんの少し前まで、そうしていた。 画廊の世話にもなっていた。 今年はまだ。いや。出すかどうかも――]
……
[出さないと、言い切ってしまうつもりで、その言葉が出ない。]
(=101) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[ほとんど独り言なのに、返事がなくて少し焦った。
薬を飲むためにキッチンにいる南方の顔は見えない。]
(=102) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[側臥位で目線をキャンバスに向ける。
上になった方の手を伸ばし 揃えた指で白い肌の名も知らぬ裸像を隠す。
もし──、練習なんかじゃなく コンクールのためなんかでもなく、 南方が自由に描きたいものを描くなら。
あそこに、どんな色を載せるのだろう──。]
(=103) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[自分は、 何を書くのだろう───?]
(=104) 2014/06/30(Mon) 16時半頃
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[寝たいなら寝ればいい。 描きたいなら描けばいい。
時間制限がないのなら。]
(=105) 2014/06/30(Mon) 17時頃
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[自分のように、期限を区切られているわけでないのなら───]
(=106) 2014/06/30(Mon) 17時頃
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[目を閉じると、独特の匂いが鼻についた。
灯油ストーブの匂いからきつさを取り払ったような 揮発性の、油の匂い。
敷かれた床板の木の匂いも微かに。
例えば── この部屋を小説にしたら そこにはどんな登場人物が産まれるだろうと 夢現に考えた。**]
(=107) 2014/06/30(Mon) 17時頃
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― 回想/102号室 ―
[仰向けに寝転がって、先ほどぶつけた額に触れる。音の割にそれほど痛くはなかったけど。まさか、永利に頭突きされるとは思わなくてびっくりした
慌てて謝って額をさすってくる永利が何だか面白くて、そんなに近眼だということも初めて知った。暗かったし俯いていたから眼鏡を落としたのに気づかなかった俺も悪い] 『ぷっ…えらい喝の入れ方やね』
[ごく自然にそんな言葉が出て。力が抜けて。 "好き"の種類がまた少し、変わった瞬間だった。
煙草についてはやっぱり不可解なこともあったけど。永利の様子だと特に意味はないのかもしれない]
(=108) 2014/06/30(Mon) 19時頃
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[雨から洗濯の話になって、仕事が不規則だったり夜行性だとそうなるのかなあと同じように干し逃しをしていた道菅を思い出す 眼鏡が無い方が、という言葉に気を遣ってくれたのか、裸眼のままの永利の手を引いて歩いたら介護なんて言われてまた吹き出した。なんや可愛いなあこの人 保健委員改め洗濯番長、ならなってもいい]
『言うてくれたら干して取り込むくらいはしますよ』
[お隣やし。何か永利の力になれたらとそう言って]
『ほんま、ありがとうございました 徹さんがいてくれて良かった…おやすみなさい』
[屋上でのことも、103号室で正しく"ブレーキ"をかけてくれたことも含めて。お礼を言って部屋に戻った]
(=109) 2014/06/30(Mon) 19時頃
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― 夜/102号室 ―
["なかったこと"になる前に…俺のことを好きなうちに、徳仁からのキスが欲しかった。 思い出とか、これからの心の支えのひとつにしたくて。
でも、実際したらキスだけじゃ止まらなくなるだろう。抱きたいくらい好き、という言葉通りの事を求めて。 ひと時の快楽に流されたことを、翌朝しにたくなるほど後悔しただろう]
…ほんま、止めてくれて良かったわ さすが徳仁さんや。…大人で、優しい
[お陰で同じ過ちを繰り返さずに済んだ]
(=110) 2014/06/30(Mon) 19時半頃
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[本音を言えば今すぐこの壁を蹴破って抱き着きたい。 好きだと言いたい。
でも、もし、告白できるなら家にも徳仁にも後ろめたいことがない状態で、伝えたかった。 …そんなこと可能なのかどうか、解らないし言えたとしても今更何を、と思われるかもしれない]
ちゃんと、今まで通りできるんかなあ
[正直自信がない。意識すればするだけ、好きって気持ちが全身から溢れて、本音を隠し通せるかも怪しい]
……いつ、なかったことになるんやろ
[徳仁にとって。それは明日か明後日か、それとももう既に? どうせなら好かれているうちにペンネームを訊き出せばよかった。これかな?と思うものはあるけど確証がないし。隠したいという気持ちは暴けない]
(=111) 2014/06/30(Mon) 19時半頃
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[世界は、きらきらしていた。]
(=112) 2014/06/30(Mon) 19時半頃
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[徹津來夏の瞳は、色浅く僅かに緑がかっている。冷たい北の国の血が、幾らかだけ混ざっているらしい。 らしい、というのは、事実を明確には知らないからだ。母親譲りらしいとも聞いているが、来夏の"両親"は紛うことなく、生粋の日本人だ。 産みの親と育ての親が違うことを、恨んだことも疎んだこともない。産まれてすぐに親が変われば、育ててくれたその人が"両親"になる。 來夏は愛されて育った。それで、よかった。]
(=113) 2014/06/30(Mon) 19時半頃
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[それが変わったのは、中学に入ってからだ。 近所の子供の延長線上にあった小学校までと違って、知らない土地の子も混ざり、それぞれがそれぞれ、12年以上の知恵をつけている。 赤みのある髪と合わせて、イレギュラーは集団の恰好の標的となった。 直接の傷をつけないあたりが、狡い。大人たちはあまり気づかないし、子供たちは的を失わない。 ノートや椅子や机が主に対象だった。それから視力検査は随分からかわれた。悪口は耳が慣れるほど聞いた。]
(=114) 2014/06/30(Mon) 19時半頃
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[写真に出会ったのは、それからしばらくしての話だ。 単なる偶然で、地元の出身の写真家が、個展を開いていて。 放課後家に真っ直ぐ帰りづらくて、そこに足を運んだというだけ。 ただ、そこに並んだ世界は、自分の知っているものよりずっと、ずっときらきらしていた。 どれもこれもみんな、知っている風景だった。 学校給食の、回収に出される予定で外に置かれた、牛乳瓶とか。 ブロック塀の隙間から見える、つやつやの名前も知らない葉っぱ、とか。 何てことないものなのに、まるで見たことのないものみたいに、きらきらしていた。]
(=115) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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[これだ、と思った。 自分も、この世界を見ようと思った。 同い年のガキどもが、クソみたいに蔑むこの緑色が、どれだけ綺麗な世界を見られるのか。 同じ人間なのだからと、來夏は聞かされて育った。だから同じ人間のこの写真家と同じ世界が、自分にも見られるに違いなくて。 見えない奴らより先に、この世界を知ろうと思った。
そんな醜く青い優越感が、はじめの一歩だった。]
(=116) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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[それから少し、生き方が変わった。 高校に進めば暴行もあったが、來夏自身もやられてばかりでなくなったから、喧嘩が多かった。 やられたらやり返すようになって、勝ち負け半々――6:4。それでも、傷を見ては丁寧に手当をしてくれる両親がいた。 おそらく知られていたと思う。学校での折り合いがよくはないこと。友人と呼べる人間は殆どいないこと。 孤立しても尚、カメラを構え続けること。 そんな來夏を、母親はきつく抱きしめた。來夏は愛されて育った。]
(=117) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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[高校を出たからといって、そんな粗暴な少年が、即時就ける就職先などなく。 半ばそういうベルトレーンに乗っているように、大学に行った。素行は悪くとも、授業は義務のように出ていたから、成績だけはそれなりだったから、受験も心配はなかった。 知った顔は皆嫌いだったから、遠くの大学に行こうとして、今の学校を選んで。 一人で暮らすのに、家賃の安いこのアパートを根城にすることに決めた。 通いはじめてみれば、大学というものは随分拍子抜けする空間だった。 髪染めも、カラコンも、腐るほどいて。自分は何ら特別ではなかった。 色に興味を持たれはすれど、地毛地色だと言えば、むしろちやほやされた。]
(=118) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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[結果、学舎に対する嫌悪感と、人間不信だけが残った。 暴力はぱったりとやめた。意味がなかった。 相場より安いわかば荘の家賃をいいことに、鯖を読んで水増しして仕送りをもらいつつ、家賃の差額を小遣いにして、バイトもろくにしなかった。 写真サークルの先輩に勧められて、ストックフォトをはじめて。生きるだけなら、充分なものを得た。 留年しないよう、必修科目だけは出て。あとは殆ど、大学に行くことはなくなった。サークルのメンツとやり取りするのが、登校の理由と言ってもよかった。]
(=119) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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