64 さよならのひとつまえ
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[スマートフォンを仕舞って、また頭上の桜を見上げる。 思い出すのは>>47入学式のことだ。
実家は北の、りんごで有名な県だ。 毎年結構大きな「さくらまつり」が開催されるが、時期はゴールデンウィーク。こちらに来て、入学式の時期に桜が散り始めているのを見て不思議な気持ちになった。 遠いところに来たんだな、と漠然と感じた。 小中と喧嘩ばかりで学校にほとんど通わなかった自分を、誰も知らない場所。 そうして親の手を離れ。店では裏方ばかりで絶対に花に触ることを赦してもらえなかったら、園芸部が存在する学校だと知って浮足立っていたのもある。
>>225夕暮れの部室。実家では触れなかった花。うれしくて。 水を遣っていたら、背後に人の気配。振り返ればまだ部員ではなかった那由多が居て。掛けられた言葉。 そうだな、綺麗だな、と頷いた。ただその花は数日で枯らしてしまい、そう多くない部員全員に笑われることになるのだけれど。 そのとき笑わないでいてくれたのは、那由多だけだった]
(426) 2014/03/28(Fri) 21時半頃
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/* ありすの実家は弘前って決めてたけど、あれだ、今気付いたけどそうするとありすってこの顔で津軽弁しゃべるのか おおう……
(-98) 2014/03/28(Fri) 22時頃
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ジャニスは、ザック(さくたろ)は傷の手当したんだろうか、とぼんやり
2014/03/28(Fri) 22時半頃
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/* さくたろそれれーじ宛てになってるけど、ひろ宛てメールやで!
(-105) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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─→夕方・校庭─
[そろそろか、と思って校庭へと足を向ける。 自分はもう書いたので(名前を書き忘れていることには気付いていない)那由多や成斗や他のみんながラインカーをごとごとしているのを少し離れて眺めていたら>>449朔太郎から視線が向けられ。 すぐにその視線は周囲へと動いたが。 首を傾げて、>>455メールを打つ背中を眺める。
払われた手。それに衝撃がなかったと言えば嘘になるけれど、ああいう出来事のあとだったし、必死に冷静になろうとしつつ動揺していたみたいだったから。 そこまで深い拒絶なのだとは思っていない。 手当については、自分も冷やしたくらいであまり触ってないので、強くも言えないし。
そして表情に出さないことはもう長いこと徹底もしているので、那由多を見かけて動揺することもない。静かに。大きく書かれた「卒業おめでとう」の文字を眺めている]
(474) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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/* >>476れーじこのイケメンめ……!!!!!
(-107) 2014/03/28(Fri) 23時頃
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[>>478朔太郎の号令に、窓へと視線を上げる。 窓ってどの窓だ。心の中で成斗>>482と同じことを思いながら]
(483) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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ジャニスは、ススムの姿をどこかの窓に捜す
2014/03/28(Fri) 23時半頃
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[昼の談話室以降、こころが凪いでいる。自分の纏う世界が静かだという自覚がある。喧嘩のときはあれだけ興奮していたというのに。何かが振り切れたのだろうか。 すっと頭が冷えて。その状態がずっと続いている感覚。 自分が退寮するまではとりあえずやつらに恐怖政治を布いてやろう、と思っている。顔は覚えている。何かを耳にしたら、やつらの近くで椅子なり机なりを容赦なく蹴り飛ばす。 そうやって早めに鎮まればいい。
ああ、うつくしいものがみたいな。
そんなことを思う。この校庭の寄せ書きも、朝の博の告白劇も、自分にとっては紛れもなくうつくしいものであるのだけど。 ぎりぎりで駆け込んできた智明と利政には、そっと片手を挙げて。 視線は窓へと向けている。 だから注がれる視線>>490には気付いていない。 ただ>>496屋上という言葉を聴けば、視線をどこかの窓から上へと向けて。目を眇める]
(499) 2014/03/28(Fri) 23時半頃
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ジャニスは、リーチっていたっけ、とふと思った
2014/03/28(Fri) 23時半頃
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/* さくたろ>>496 いたいいたい
(-108) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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/* だかられーじがイケメンすぎて(ry
(-110) 2014/03/29(Sat) 00時頃
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ジャニスは、ジェレミーの姿は窓に探せばいいんだろうか、と屋上の丞を見る。
2014/03/29(Sat) 00時頃
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[>>510あの手を振るのは、背格好から頼児だろう。 そうして隣の丞から>>512大きな声が届けば。 手を振ろう。卒業するひとへ。 ここから巣立ってゆくひとへ。 それを惜しむひとへ。 その1ページのバックグラウンドとして。 昼の談話室を思い出す。どうか鎮まるといい。彼の周りが。 ここを離れてゆくまではせめて穏やかであることを祈って。 手を振ろう。さよならのひとつまえに]
(527) 2014/03/29(Sat) 00時半頃
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[>>539走ってくる頼児の姿を見止めれば、そちらに視線を向けて]
お疲れ、こっからだとすすむの顔見えねぇけど 喜んでくれてたら、何よりなんだけど
明日にでも見に行くかな 今日はもう日が暮れちまいそうだしなァ
[言いながら>>545校庭ではない場所から歌声が響けば、それにしばらく耳を傾けて。怜二の姿を窓に探すけれど、結局見つけられることはないのだろう。 >>537那由多と朔太郎のやり取りを耳にしながら、さて、いつ割り込んだものかと思っている。朔太郎の手当ては自分も気になっているから。 あと、払われてしまった手の行方も。 もう一度、彼に向けて手を伸ばしてみて。 それも払われたのなら、拒絶であると考えるつもりではいるけれど]
(553) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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/* >>549 みつめあうと素直におしゃべりできないんですねわかります
(-127) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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/* てゆかやっぱり色々直ってるよね!!!!!
よかった国王さまに直談判してみてよかった!!!! ありがとうございます!!!!!!!
(-129) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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/* わーいわーい見出しがちゃんと太字に機能するようになった!!!! ありがとうございますです国王さま(ぺこぺこ
(-131) 2014/03/29(Sat) 01時頃
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