78 わかば荘の薔薇色の日常
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[やけになってスマホを取りだし、メール画面。
―――― 信也 ―――― 部屋に鍵かけとけバーカ
達久 ――――
メアドが変わってなければ届くはずだ。 送り終えてふすんと鼻息荒く、また自室に戻る**]
(554) 2014/06/26(Thu) 10時頃
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― 自室 ―
[あれからどれくらい経っただろう。昔の夢を見た気がするので多少は眠れたか 開けっぱなしにしていた窓からは静かな雨音がしている 濡れない程度に顔を出して、ゆっくりと煙草を吸う。最後の1本だった。バイトに行く前に買わないと]
…確かめないと、な
[永利の部屋の方をむいてぽつりとつぶやく。以前から彼自身に好感は持っていて
『あの人と似てる』ということがトリガーになって永利への気持ちが芽生えたのか、あの人への気持ちが再燃して永利にそれを重ねているのか
どちらもありそうで、今はまだ判断がつかない]
どっちにしても、徹さんには迷惑な話やな
[それでも一度、ゆっくり彼と話をできたらと思う。ごめんね、という呟きを紫煙に乗せてふーっと吐き出すと窓を閉めた]
(555) 2014/06/26(Thu) 11時頃
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――二階廊下――
[徹は、進は、何か話していたか。 ついでに折り返しコースは、また声をかけられたか。 どちらでもないにせよ、たった今気のいい住人の横を消え入りそうな挨拶だけですり抜けてきたところ。 迷いのある足取りと視線が、戻ってきた遊さん>>537を見つければ、縋るような顔で。]
(556) 2014/06/26(Thu) 11時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/26(Thu) 11時頃
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/* コピーしそこねて2重にかいてます 大事ですかそんなにご飯の都合が・・・!
(-212) 2014/06/26(Thu) 11時頃
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若者 テッドは、メモを貼った。
2014/06/26(Thu) 11時頃
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[檀の手付きの温かい粗雑さに合わせて 首を軸に首が前後へ左右へぐらぐらと動く。
配達先で見かける大きな犬は撫でてやると 「きゃー楽し嬉し」とはしゃいだ顔をする。 ああいう顔が出来ると良いなと思ったが、 俺はじわりとはにかみ笑っただけ。
犬の無防備な感情は人には真似られない。]
…“無い”よりは“有る”方が良いよなぁ。
[廊下で展開する人間模様を呑気に一瞥。
檀がそこで立ち止まるようなら、 その隙に財布と携帯と傘を取りに自室に寄り。 身支度を済ませて、雨の中、買い物へ。]
(557) 2014/06/26(Thu) 11時半頃
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[数時間前に日向の部屋でシャワーを借りたばかりだったけど、もう一度風呂に入って
Tシャツとスキニー、上からパーカーを羽織って靴箱からレインブーツを取り出す。そういえば干してた靴はどうなっただろう。すっかり忘れていた
今日は着替えやら荷物が多いのでリュックでなくトートにして、翔平に渡す袋を提げて部屋を出る
廊下にはもう誰の姿もないようだった]
(558) 2014/06/26(Thu) 12時頃
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…あや?珍しい。出かけてのかな
[101号室をノックしたけど返事がない。病院かそれとも何か用事か>>557。ドアノブに洗濯物が入った袋を引っかけて玄関に向かう
談話室にまだ南方はいただろうか?『まいど』くらいは声をかけたか
玄関から外に出てウッドデッキに回る。干してたはずの靴はそこにはなかった。日向が回収してくれたのかどうか]
(559) 2014/06/26(Thu) 12時頃
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死ね死ね団 サミュエルがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(死ね死ね団 サミュエルは村を出ました)
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[安い透明ビニル傘を差して行く雨道。
両足の痛みや不自由さはもう薄いが、 右腕同様に力加減が難しいって具合で。 先に傷が癒えた筋肉は躍動したがるのに 骨が軋んでそれを許さないからもどかしい。
坂道を下って。 雨の日セール中のスーパーで買い物。 カートを押すのは俺。前を歩くのは檀。
果物の種類、生クリームと牛乳の違い、 強力粉?薄力粉?片栗粉?白い粉の種類、 アイスクリームと氷菓て何が違うんだろう?、 …通りがかる棚の内容に合わせての授業。
俺達にとっての穏やかな時間を見かけた 小学生くらいの男児が、 檀と目が合った瞬間爆発的に泣くという なかなかのアクシデントにも遭った。]
(560) 2014/06/26(Thu) 12時頃
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― コンビニ ―
[バイト先に向かう前にコンビニに寄った。レジには信也の姿があって、屋上から見た時に出ていったのはバイトのためか、なんて考える 彼の勤務体制については把握していない]
まいど。いつものやつちょーだい。1箱 [ちょうど他に客がいないのをいいことに、気安い言い方で煙草を買う。インディアンの姿とエメラルドグリーンが特徴的なパッケージの銘柄がお気に入りだった ストックがあると量が増えそうなので、面倒でも1箱空ける度に買いに行くようにしている
この言い方をすると時々全然違うものを渡されたり注文のリテイクをくらうが、それはそれで楽しくもあって。 今日は素直に買わせてもらえるかどうか。さて]**
(561) 2014/06/26(Thu) 12時頃
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[泣き喚く男児。 狼狽えるその母親。 周囲の好奇な目つきに晒される俺達。 さて、その時、檀は……?
いろいろあったが。 雨の日セール特化の卵と白桃缶詰、 檀が選んだ果物や材料を一揃え買って。]
……猫、こういうの好きそう。
[ペット用品棚で見つけた、 猫用おやつ「おやつなおとと」も購入。 一袋内容量30g、98円(税込)也。**]
(562) 2014/06/26(Thu) 13時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/06/26(Thu) 13時頃
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[あと2時間後には納品で品だし。 その前に店内が濡れてるからモップがけでもしておくかと 現実逃避は現実逃避なりに、仕事という現実に浸らせてくれていた。
まさか走って自室に籠った瞬間を誰かに見られたり聞かれたり(>>508>>552) しているとも、今は思っておらず。 まるで抜け落ちたように、何もなかったかのように いつも通りに業務をこなしていて。]
───っ!!
[抜け落ちたのは、オレのスマホ。 カシャンと床に一度音をたてて落ちた。]
な、んでもなかたい。
[同僚に心配そうな声をかけられたが、それだけを何とか返した。 返すのが精一杯で、青褪めた顔になど気付けはしない。]
(563) 2014/06/26(Thu) 13時頃
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To:平井 達久 Title:Re; ――――――――――
部屋、絶対はいんな。
――――――――――
(564) 2014/06/26(Thu) 13時頃
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………、っ。
[長い文章を打つのは元々苦手で、そんな簡潔すぎるメール。 きっとドアノブを捻っただけとかだろう。 わけのわからないオレの態度にいちゃもんつけにきただけだろう。 まさか、部屋に入ってなど。 あれを見られたらそれこそ、おしまいだ。
帰れば『大嫌い』が待っている。
そんなのは──]
(565) 2014/06/26(Thu) 13時頃
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らっ ……しゃい、せー
[入店音にはっと顔をあげる。 尻ポケットにスマホをねじ込んで、レジまで小走りに戻った。 やって来ていたのは宇佐美で、見知った顔にびくりと肩が揺れる。
宇佐美は時々やって来ては煙草をひとつ買っていく。 いつも『いつもの』などという曖昧な表現をするものだから(>>561) わざわざ一番離れた場所に手を伸ばし 『メビルスのオプション8ミリで』『ガールトンでよろしいですね』 なんて、欲しがっているものとは別の煙草を売り付けたりするのだが。]
……あ、ごめ
[手に取ったのはインディアンマークの黄緑の方。 エメラルドの方とは少し似た色で、新人がよくやらかすような間違いをした。 そもそも、正しく宇佐美が求める煙草を渡そうとしたことなんてきっとこれがはじめてだ。
手渡す時に手が震えて、煙草をレジ台に落としまでして。 もう一度、ごめんと口が音もなく呟いた**]
(566) 2014/06/26(Thu) 13時半頃
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…ぷっ、ええで。そっちの黄緑ので 何信也くん。俺の身体心配してくれてんの?
[いつもの調子で頼んだら、無言で、しかもいつもよりニコチンが軽い方を取り出した 天露から煙草を買う時に、こういう微妙なミスをされるは初めてだった。尤も1発で目当てのものを渡された事などないけど]
んーかまへんよ。…つか、寒いんか? この店ちょお冷房効かすの早すぎやで
[そんな冗談を告げて、床に落とした煙草(正しいものを出してもらったらそれも)とついでにミントタブレットを3個、会計をしてもらう]
俺もこれからバイトやねん お互いがんばろなー
[商品を受け取って、最後にへらっと笑って店を出る。頑張って、と言うのも何だかなあなので(彼が見た目の割に細かく仕事をしていることは知っている)頑張ろうと、ささやかな励ましを送った]
(567) 2014/06/26(Thu) 14時頃
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…何か、あったんかな?
[今の天露は珍しい…だけでなく、いつもと様子が違っていたいつも尖がってる針が、ちょっとぐねぐねしているような 寒い?で茶化したけどそれであんな風に震えはしないことは知っている
一瞬迷って。気にはなるがあえて気にしてない…何なら、気づいていない風を装うことにした。あんな、あからさまにしょげた所を見たのも初めてで。俺も少し動揺していたのかもしれない]
(568) 2014/06/26(Thu) 14時頃
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[力加減が判らなかったせいで頭を撫でると 日向の頭がぐらぐら揺れる>>557 滲む様な笑顔が遠くで見ただけの猫の様で。]
可愛いな。
[長身のがっしりした体形の日向への形容詞では無い事は 確かだが、猫や菓子の話をしていたせいか 少し気が緩んでいた。]
男に可愛いは無しだな…すまなか…いや、おあいこか。
[謝り掛けて、先程からかわれた事をギリギリ思い出して 撤回し何故かドヤ顔。 そうして離した手はメモへ、そして隣の騒ぎを聞くのだが。]
(569) 2014/06/26(Thu) 14時頃
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『無い』よりは『有る』方が良い?
[声質から言って楽しい人間関係では無さそうな気がするが、 何か無ければ動かない関係もある。 今がそうなのだろうかと日向が買い物の準備をしている間、 1人考え込んでいた。]
紫陽花の菓子なら和菓子だな。
[日向の透明な傘とは違い、 群青の通常より大きなサイズの傘を開くと 雨粒の叩く音がする。 賑やかで嫌いな音では無い。 誰かと一緒に歩くと跳ね上がる水音もまた嫌いではなかった。]
(570) 2014/06/26(Thu) 14時頃
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―二階廊下―
[着替えてだいぶさっぱりした。 ついでに人恋しさに耐えかねて、まだちょっとふらつく足取りで外へ出る]
お、
[>>556と。 外へ出れば、運よく人の姿があった。 相手にしてみれば運悪くかも知れないが、そんな空気など読むことはない。 勝手に弟分認定している徹津の姿に、ぱっと顔を明るくする]
よおテツ!元気かー?今日はちょっと暑いから気を付けるんだぞ。あ、水飲むか?そうだ、今日肉食いにいく話を平井のおっさんとしててさ、お前も来るだろ?楽しみにしてろよー。
[愛玩犬を見つけたときのような顔で、わしわしと頭を撫でようとしながら。 相手の表情など気にする様子もなく、捲し立てるように話す、悪癖。
優が上がってくれば、そのはた迷惑な上機嫌も歪むのだが]
(571) 2014/06/26(Thu) 14時頃
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― BAR『rou-jin』―
[バイト先にたどり着いたのは、始業1時間前。場所は草芽や道菅のバイト先から更に入り組んだ所の地下にある小ぢんまりとしたBAR。座席は10席もないのに店員は交替含めて6人もいる
普通と違うのかちょっとしたボーイズバー、も含んでいるところ。混み具合により変動するが、店員を指名が可能で、注文を取ったりお酌をしたり…常連や上客で、店員が合意すれば多少のボディタッチやリップサービスもOKらしい
落ち着いた店構えで、一見さんはお断り。価格は適正+チップ制。健全なお酒の席にひと匙遊びを垂らしたような大人の隠れ家 ひとつだけ不思議なのは、店員が全員男性なのに客層が7:3で男性の方が多いことか
1度だけ、大学の同僚にヘルプを頼まれて臨時でアルバイトをしたら、店長とその時居合わせた客に気に入られてそのまま働くことになった。ホールには出ずカウンターで簡単なカクテルやつまみを作り、指名は受けてもカウンター席で、という条件つきで]
(572) 2014/06/26(Thu) 14時頃
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[スーパーで日向が押すカートに材料を入れるが、 色々質問してくる日向に気を良くして、細かな説明をしながら カゴに入れていく。
問題はアイスと氷菓の違いの説明から、食べたいのだろうかと アイスを手を伸ばした時に小学生と目が合った事だ>>560]
おっと、悪かったなぼうず。 これが食べたかったのか?
[アイスの棚を占領してしまったかとこちらを見ていた男の子に にっこり微笑んだつもり…だが いきなり火が点いた様に泣きだされて慌てに慌てた。]
(573) 2014/06/26(Thu) 14時頃
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お、おい? どうした? どこか痛いのか? 大丈夫か? おじさんは怖くないぞ?
[慌てて目線を合わせようとしゃがんでおどけて見せたが、 火に油で更に炎上すれば母親どころか 周囲まで色々入り混じった視線を寄越してくる。]
い、いや…本当驚かせてすまなかった。 怖がらせて悪かったな。
[理不尽な謝罪をすれば、困惑している母親と共に 泣き声は離れていく。 周囲の人だかりが崩れ通常に戻った頃、堪えた、と肩が落ちた。 怖がられるのは慣れているが、やはりこうもはっきりしていると 流石に凹む。 スーパーを出る迄、肩を落としたまま背中は丸くなっていた。]
(574) 2014/06/26(Thu) 14時半頃
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[そんな条件を出したのは、もしわかば荘の住人が客として来たとしても、普通に接客しているところを見せられるようにだ
最初は、普通に働くつもりだった。でも、友達に身体触るってどこまで?と聞いた時の返事が
『太腿はアリ、尻はナシ。キスはあり、舌はナシ』
なんてもので。それはつまり、男が男にも?と尋ねたら本人次第なんて言われて。 …そこで、過剰に反応したらかえって怪しまれるかと不安になり、OKしてしまった。地元に好きな人がいて、大事にしているから普通の接客以上のことはしたくない、でも金は欲しいなんて嘘を、店長はすんなり信じてくれてそこはありがたく、また申し訳なく思う。すべてが嘘、てわけでもないし
まだオープンして半年ほどで、わかば荘の住人の中に知っている人がいるかどうか、は解らない 秘密にするつもりもないが広めるのも何だかな、で。今のところ、バイト先は飲み屋としか言ってない]
(575) 2014/06/26(Thu) 14時半頃
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─ 廊下 ─
[トランクス男が廊下をゆく。 すれ違っても、今更注意する者はいないだろう。
管理人は最初に見掛けた段階で何かを悟り 更生を諦めたらしい。
女性が入居するまでだぞ──と、 釘は刺されているが。
機嫌よく階段を登り自室を目指す遊の前に、 数人の住人が屯っているのが見えた。 狐が人を化かしたような顔で、悠々と近付いてゆく。]
(576) 2014/06/26(Thu) 14時半頃
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…あいつめ…
[昨夜シフト交替を頼み、今日休むと言ってきたのがその友達だ。最近彼女ができたらしいのでそっちに夢中なのだろう。恋人ができて辞める、なんてことは度々あって、定期的にメンバーは変わるが一定数の人員を維持しているところなど、いまだに謎も多いが気にしていない。 普通に働けて、金が貰えれば。それで十分だ
ついでに、ほんの一瞬だけ仮面を外すことができるこの場所は、わかば荘を失った時の保険のようなものかもしれない]
(577) 2014/06/26(Thu) 14時半頃
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俺を怖がらないのはわかば荘と店の連中か動物位だよ。
[まだ動物に懐かれてはいないが、思わず愚痴が漏れた。 ガタイに似合わぬ職業をやっていると言う自覚はあるが、 こればっかりは仕方ない。]
受け入れてくれる場所があるだけでも有難いと思うが。 やっぱり直に嬉しそうな顔が見たくてな。 お前達には感謝してる。
[自分の作品がどんな表情の客達に買われているか、 食べられているかは判らないからこそ、 偏見の目も無く接し、作ったものを食べ、感想をくれる わかば荘の住人達は大切だった。
勿論賑やかな事も好きなので それ以外でもわかば荘は気に入っている。
そんな想いの一部をぽろりと雨音に紛れさせた。]
(578) 2014/06/26(Thu) 14時半頃
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[住人達の関係は見える範囲で大体は察している。
日々、無駄にマンウォッチングに 勤しんでいるわけではない。
縋るような視線>>556を受けて、 裸足の歩みを止め、ふむ──と少しの間考え]
來夏
[草芽の吹かす兄貴風にヒキ気味の來夏に ひとまず、何も考えず声を掛けた。]
(579) 2014/06/26(Thu) 14時半頃
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[悪態をつきながら着替える前にホール内をざっと掃除して、それから指定の制服に着替える。シャツのみ自前、黒のパンツとネクタイ。カウンターに入る俺はサロンエプロンもつけている
それから。普段洗いざらしでそのままにしている髪にワックスをもみこみ、オールバックになでつけて、ウェリントン型で鼈甲色の伊達眼鏡をつける。ちょっとした変装というか、気持ちの切り替えみたいなものだ。一目では自分と解らないらしい
この姿になった瞬間、俺は宇佐美瑛士でなく"エイ"になる。さあ、まもなく開店だ]**
(580) 2014/06/26(Thu) 14時半頃
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