78 わかば荘の薔薇色の日常
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お前を背負うのか?
[宇佐美を背負うと日向から妙な事を尋ねられた>>300 歩きながらうーんと唸り声を上げて。]
階段を昇るのは大丈夫だが、降るのは大変そうだ。 追加料金がいるな。
[出来ない事は無いが、と 日向の体格から一応真面目に返しておいた。]
(323) 2014/07/01(Tue) 07時半頃
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お、徹津、もう良いのか?
[顔を覗かせた徹津>>298に、猫の件でもう一度礼を言おうかと 思ったが、宇佐美を背負った後で、手を挙げる事も出来ず。]
猫は進が見てくれている。 ありがとうな。
[結局言葉だけになり、姫奪還>>302ってなんだ?と首を 傾げる事が増えた。 先に上に行こうとする徹津を追う様な形で上がって行くが、 途中で背中の宇佐美の寝言が聞こえて。]
天露の部屋に布団と洗面器?なんだそりゃ? 取りに行けって事か?
[本人の宇佐美の部屋なら兎も角、他人の部屋はどうだろう、と 日向と顔を見合わせてどうする?と**]
(324) 2014/07/01(Tue) 07時半頃
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親方 ダンは、メモを貼った。
2014/07/01(Tue) 07時半頃
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─ 202号室前 ─
[草芽が遊の前で笑うのは珍しい。
>>317空気が漏れたような音と 口許の緩む様子に、遊の口許に刻む笑みもごく僅かに深まる。
來夏が重い足取りで近づいて来れば ちゃんと隣に来るまで手招きを続け 眠たげな顔を見て]
眠い?
[と尋いた。]
(325) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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[理由を探すような視線に気付くと]
ちょっと待ってて
[と言い置いて、 一度自室に入り、冷えたエクレアを持って戻って来た。]
昨日 買って来た。
──、
お土産。
[理由もなにも言わず 來夏にエクレアを差し出して、 聞かれれば昨日手伝い頑張っていたからだと教える。]
(326) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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[草芽も食べたがるようなら
じゃあ、今度買って来る。
と言って、 フードの上から草芽の頭を撫でようと手を伸ばす。]
(327) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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と、バイト──
[そろそろ出ないと遅刻する、と気付いて 眠そうな來夏の額辺りも一度撫でてから 二人に背を向け、201号室の扉の向こうに消えた。]
(328) 2014/07/01(Tue) 08時頃
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─ 201号室 ─
[南向きの、カーテン開け放しの窓から 灰色の空が見えている。
雨の日の自然光で満たされた室内は 暗くはないのに、光よりも影を身近に感じる。
光沢のある黒いローデスクの上で 閉じた薄い機械が沈黙している。 機械に心はないのに もう時間はないぞ──と急かすような、 無言の圧力ばかりを感じる。**]
(329) 2014/07/01(Tue) 08時半頃
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ジャニスは、財布と透明の傘と携帯を持ち、バイトに出掛けた。**
2014/07/01(Tue) 08時半頃
ダンは、101号室迄ならおんぶしてやろうかと日向にこっそり聞いてみた**
2014/07/01(Tue) 08時半頃
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/* 梅干しって、こめかみグリグリのことらしいね
以前南方が遊に梅干し食わせたのかと思ってた>>=127
授業の一環で、唐突に梅干しをこう、ぐわっ!! と口に詰めて来る南方さん
(-148) 2014/07/01(Tue) 09時半頃
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/* 藤堂に泡盛のお礼を渡し 道菅の部屋でゲームを眺め 檀に飯をたかり 來夏の写真を見て 平井と天露をにより 芸の修行の真似をしたい
絡んでないとことの絡みプラン
(-149) 2014/07/01(Tue) 10時頃
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[すごく幸せな、夢を見ていた 季節は夏で、俺は小さな子供で 兄と近所の小学校プールで遊んで、帰ってきたら母親がスイカを切って出してくれた。仲良く並んで縁側で食べて、何時の間にか俺は兄の足を枕代わりに眠ってしまって
その後はきまって、仕事中休憩に母屋に来た父か祖父が、しょうがないなあという感じで俺をおぶって、部屋まで運んでくれた 広くて、がっしりしていて、あったかい。 お日さまのような背中。
夢であって夢じゃない。 これは、記憶の断片だ。幸せな思い出の、ひとつ
…あれ? じゃあ、今俺が全身を委ねているこの背中の持ち主は誰なんだ。何だか色んな声がする――]
(=181) 2014/07/01(Tue) 11時頃
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[どこからか"姫奪還"という言葉が聞こえて、場面が急にぐにゃりと歪んで……目の前には俺の布団に包まりながら震えている天露がいた。
俺は持っていた洗面器で、天露の涙を受け止めながらよしよしと頭を撫でている 昨日、永利にそうしてもらったみたいに ―大丈夫、大丈夫やで信也さん もうすぐ、勇者が王子を連れて来てくれはるからな 俺だってここにおるし、何でも言うて
[そんな声をかけたら、布団の中、暗闇から得体の知れない声がした。天露の声じゃない]
【オ前ハ 誰ニモ 真実ヲ 告ゲナイノニ?】 【卑怯デ 嘘ツキデ 甘ッタレの 馬鹿ナ ガキ】 【ダカラ 捨テラレタンダヨ アノ男ニモ ソシテ…】
[いやだ。やめて。その先は、言わないで]
(=182) 2014/07/01(Tue) 11時頃
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……ぅ…あ、れ…ここは……?誰や……? …薫さん?? あれ?翔平さんは……?
[目が覚めた時。101号室にいたはずの俺は、2階の廊下にいた。見慣れた後姿は檀で、俺は檀の背中にしがみついていて 少しずつ状況が飲み込めてきた]
わああああ!すんません!おろ、降ろしたって 翔平さんもごめん、俺いつの間に寝たん? ドライヤーは?……あれ?來夏?おはようさん
[日向の部屋で彼を待ってて、そこで寝てしまって。 代わりに檀が運んでくれた、までは察することはできた。徹津までいるのは何故だか解らない]
(330) 2014/07/01(Tue) 11時頃
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[檀の背中から降りた後、思い出したように「おはようさん」と挨拶して、それから改めでここまで連れてきてくれた礼を言う]
ほんま、ありがとうございます しんどかったでしょ? もうここで大丈夫なんで
[それから日向を見やる。どうみてもまだ半乾きの髪で、天露に続いてまた半端な介護で終わったことに落ち込みを隠せない]
ほんま……本当に、ごめんなさい 來夏も。ごめんな
[理由や経緯は解らないが、偶然居合わせたわけでもなさそうな徹津にも謝罪して。視線は208と206の扉へ
さっき、けっこうな大声を出してしまった。まだ具合が悪いかもしれない天露や、永利の眠りを邪魔していないといいのだけど]*
(331) 2014/07/01(Tue) 11時半頃
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− 208号室前 −
[日向たちがいなくなった後。 俺は天露の部屋の前で軽く途方に暮れていた
ノックをしても返事はない。まだ寝ているのか、どこか出かけているのか。思い切ってドアノブを回したら鍵は間いているようなので、入ることはできるけど
……やっぱり、入ることはできなかった。 昨日のあれこれを考えると布団はここにある可能性が高い。勝手に持ち去っても何も言われてないだろうとは思う
でもだめだ。怖い。 その先に何かあっても、なくても怖い。
ポリシーとか常識とは別の。 一種のトラウマだ。これはどうしようもない]**
(332) 2014/07/01(Tue) 12時頃
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/* 夢描写多くてほくほく(ृ ु *`ω、)ु ⋆
(-150) 2014/07/01(Tue) 12時半頃
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[いつまでも此処にいるわけにもいかない。 午後からはカフェや、本屋に行くつもりだ
苦手、なんだけど。メールしてみようか]
宛先 信也さん 件名 おはようさん --------------------------- 具合はどう?大丈夫? もう少ししたら出かけるから 何か買ってきて欲しいもんあったら言うて
ところで、俺の布団そこにある? 夜までに取りに行くんで、都合のいい時 連絡ちょうだい。 メールでも電話でもノックでも
[送信]
(=183) 2014/07/01(Tue) 13時頃
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[扉の外から聞こえた声>>331に、視線を向ける。
瞳を細めるものの、廊下の様子を見に行くことはせず。
部屋の中、布団の上にいる徹をみる**]
(=184) 2014/07/01(Tue) 13時頃
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− 自室 −
[それから再び部屋に戻って。コーヒーメーカーをセットしてから窓をあけ、いつもの儀式。これをしないとどうにも、頭が動かない
部屋をぐるりと見回す。本棚とベッドとオーディオ、TV、クッションソファやガラステーブル。部屋の大きさに見合った生活家電が一通り揃っている。
快適だけど、俺には寂しい、つまらない部屋だなあとまだ少しぼんやりした頭で思う。ほとんどが黒で統一されているから暗く見えるのか。それとも何の個性もないからか。両方かもしれない。
わかば荘内では屋上や談話室、もしくは誰かの部屋で過ごす事の方が多い気がする。ここへの来訪者も少ない
102号室にいる間に藤堂がここへ来たとも、ましてや隣の部屋で起きている事など夢にも思わず。当分止みそうにない雨と紫煙を眺める 天露が間違えた煙草の、最後の1本だ]*
(333) 2014/07/01(Tue) 13時半頃
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[話はどこまで進んだか、一段落ついた頃。 震えていた携帯に手を伸ばせば、宇佐美からのメールだった。 普段メールで連絡を取り合うことは珍しい。 あいつもそんなにメールするタイプでもないし オレに至ってはメールどころか、というところだ。
ペタペタとスマホを睨み付けること1分。 今回は大分早く返せた方だ**]
(334) 2014/07/01(Tue) 13時半頃
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[>>=180繰り返される同じ言葉に今度こそ笑みが零れて。 同時に、細まった目からこめかみを伝う水滴に 視界を邪魔していたのはこれかと起き上がって自分の目から零れる涙を手の甲で擦る。]
…泣き方って、 急には思い出せないものなんだな…。
[堰を切ったようなものではなく、 閉め忘れた蛇口のようにぽたぽたと落ちていく自分の涙を 何年振りだろうと物珍しげに暫く見下ろしていたが。 謝る藤堂の声に顔を上げ、向かい合う形で座り直すと ぼやけてわからない彼の表情を想像しながら眉を下げて笑う。]
…なんか、 やっと、ちゃんとフラれた気がする…。
[そう言って、藤堂を掴んでいた手をゆっくりと引いた。]
(=185) 2014/07/01(Tue) 14時頃
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To:宇佐美 瑛士 Title:Re;おはようさん ――――――――――
だいじようぶ。 わか多、ふとんもありがとう! 夜までにはかえすがえす
――――――――――
(=186) 2014/07/01(Tue) 14時頃
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[―――…痛みはある。 痛みはあるけど…動けなくなるほどじゃない。 それに、どこか……晴れやかだ。]
(-151) 2014/07/01(Tue) 14時頃
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[>>=184聞こえた声に気付いた様子の藤堂に、 もう大丈夫だと声を掛けたが藤堂が動く気配はなくて。 落ちていく涙が枯れるまでこちらに付き合うつもりらしい、 そうわかるとどこまでも律儀な奴だとまた笑みと共に涙が落ちる。 大事なことを有耶無耶に誤魔化そうとする 憎たらしい一面もあるけれども、 それも含めて
好きだった。]
(=187) 2014/07/01(Tue) 14時頃
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…徳仁、
[諦めきれないと掴んだ手は藤堂からゆっくり離れて、 気が済むまで付き合ってくれるらしい様子の男に こちらの甘えは何処まで赦されるのか。
ぐ、と藤堂へと顔を近付ける。 友達として自然な距離を越えて、 相手の呼吸が聞こえる程の… 裸眼でも藤堂の表情が鮮明に見える、その近くまで。**]
(335) 2014/07/01(Tue) 14時頃
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なんだ、寝不足か?寝起きか? 二度寝でもしてくるか。
[>>318眠そうな声に重い足取りを見て、相手が今日も大学に行かない前提の質問をして。 いつものように彼の頭を撫でようと手を伸ばす。
遊が一旦自室に入るのを視線が追って。 徹津の頭を撫でながら、意識は部屋に消えた人物へ。
>>326やがてエクレアを理由も言わずに徹津に渡す姿に、だからなんか言えよって、何度目かの思考]
(336) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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[視線を向けてたせいか、それとも他に思うところがあったのか]
ぅ、わ
[>>327フードの上から手を置かれ、頭へ軽い重圧がかかる。 思わず驚きの声が零れ、手の下でぎゅっと緊張した。
それでも、じわじわと広がるのは正負で言えば間違いなく正の感情で。 ずっとそうしていたいような、逃げ出したいような時間はほんの数秒。
>>328黒いフードから手を離した後、何気ない調子で徹津の頭を撫でる姿に眉を寄せた]
…あ、のさ。
[背を向け、立ち去ろうとする姿に思わず手を伸ばして。 我儘と質問と訴えと感情と。 言いたいことが多すぎて、言えないことが多すぎて、少しの空白]
(337) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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……俺もエクレア食いたかった。
[結果、一番伝えなくていいことを口走ってしまった]
(338) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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[残された後、暫しほけっとして。 先程あったことの情報量の多さに、処理が追い付かず。
ふと、徹津の方を見ると、おもむろにまた頭を撫でた。 額の方を重点的に]
…返せ。
[表情なり言葉なりで疑問を呈されれば、短く言って。 自分でもよくわかってない顔でぐりぐりと撫で回すのを続行する。
それから、そうだ俺は腹が減ってるんだよと思い出し。 ぽんぽんと意味不明なことをしてしまった謝罪の代わりに徹津の頭を最後の一撫でして、談話室に足を向けることとした]
(339) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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[予想外に早い返信と、内容に口の端が緩む。夜までに、つまり今すぐでなくていいという事は伝わったようだ。 いくつか誤字はあっても、何となく元気を感じるメール。良かった]
あー腹減ったなあ… 麻央さん達今日バイトあるんかな?
[ほっとしたせいか急に空腹を意識しだして腹をさする。 本人がどう思っているかは分からなが、住人が仕事をしている姿を見るのが好きだった。檀の勤め先にも、バイト先への差し入れを買いに行ったことがある。 店内で会えたことはないけれど。
…そうだ。あの時食べたんだ。チーズケーキ]
(340) 2014/07/01(Tue) 14時半頃
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[…昨日のことを思い出しながら、207号室側の壁を見る。永利がいま何をしてるかとか、どんな気持ちでいるのか。やはり俺には解らない。
でもなんだろう。 なんだか、ざわざわする。
寝汗をかいたせいか、布団もなしに102号室で夜を明かしたからか。何だか少し寒気がする。風邪を引かないようにもう1度シャワーを浴びて、ついでに目元の腫れも何とかしよう]**
(=188) 2014/07/01(Tue) 15時半頃
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