108 Persona外典−影の海・月の影−
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/*ふぁー五郎さんのテキストめっちゃ綺麗。好き。
(-110) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[蝶が示す場所は、そう遠くはないと感じる。 異質な存在の一つは、示された場所に居るのも知れた。 けれど時間は確実に過ぎてゆく。 男が場所を定めたように、上空を回る鴉が、此方へ気づいたのだろう。
ひとつ、ふたつ―――… 獲物を見つけたと言うように、近づいてくるのが分かった]
追いつかれる訳には、いかない……っ
(425) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[背後から迫り来る気配を感じながら、男は駆け出す。 けれど風と共にある鳥と、地を駆ける人と、その速さは比べるまでもなかった。
少しずつ、少しずつ、その距離は縮まってゆく。 一匹が男を追い詰める中、もう一匹がその翼を打ち、6本もの羽根を飛ばす。 それは刃のように男の肩を裂き、腕を刺し、行く手を阻むように地へと突き刺さった]
―――――っな、
[扱い切れぬ身体が、遮りに惑わされ、地を滑る。 強かに地面へと打ち付け、立ち上がる頃には、鴉は男の目の前まで迫っていた]*
(426) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[その時。 中央区を旋回していた鴉のようなペルソナ数匹が>>415>>423ビルの真上を通り過ぎ、一つの方向――小学校の方へと、進路を取る。 向かうのは勿論、影の本体の元。 それは力の余剰を引き戻す為の行動だった。
残る数羽は>>425獲物の元へ。 邪魔は許さないとでもいうように。]
(427) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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/* サムもまやも来ても良いのよー
死ぬかどうかは決めてないけど。
(-111) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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/* 死ぬ前に どうせなら一度 ド派手にさ
バトルロールを 回したいのよ
りつき、心の俳句
(-112) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[雷が境内の石畳に落ちる。辺りをつんざくような稲光と共に落ちた雷鳴が白いシャドウの体を瞬く間に焦がし、蒸発させていく。 ゴムか、もっと生々しいものの焼けるような異臭が辺りに漂う。
炎も同じだ。桜井の体を覆うシャドウの体が凹み、単独でいた別のシャドウが炎に包まれ、焦げ跡だけを残して蒸発していく。数がいささか減ったシャドウ達は、馨一よりも巡里の方を脅威と判断して、そちらに向かう。]
(428) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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そう、トモダチ。結構バカ同士で、ね。
[妙な笑い方をする男の声のトーンは。決して立季を嫌っていない。 意外と立季も立季で、悪くない関係がありそうだとも思い馳せたが>>423]
…じゃ、サムでいいや。 俺達も、リツキの事探してるけど…。
…… アカリ。 この屋上からならどう?
できる限り広く浅くで、何か大きい反応がひっかかったりしない?
[会話中後ろで待つ体の明に近づき、その手をさりげなく握る事にした>>412。 二ヶ月も共にいて、ずっと明を気にしていれば。こういう時は少し寂しそうな事が多い、のも何となく覚え始めてきていた]
(429) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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/* さて、まだ投票先が読めないな…
(*7) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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/* 襲撃は翔子ちゃんにしてあるけど、投票は……どうだろう。 僕は昨日と同じにしてある。
(*8) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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……拒絶、したくない。傷つけたいんじゃ、ない。 解って……おねがい……。
[掴まれた手を振り払うのではなく、 縋るように少年の手の内で弱く指が足掻いた]
一緒にいようよ、っ。 誰も邪魔だとか思わないで、一緒にいようよ。 私がいるだけじゃ、貴方はダメなの……? それでも寂しい? 苦しい?
[死ぬわけではなくても、影に沈む事で悲しむ人がいるならば。 それは死とあまり差がない、少女の中では]
(430) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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/* そうだね。彼女はここで落ちといて構わないと思うな。 じゃあ、投票もそれなりのところにしておこう。
(*9) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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…まぁ、中央部をしらみつぶしに探していくし… …
[その時だ。近い上空で何かの陰影が、真上を通り過ぎて何処かへと飛び去っていくのは>>427]
… … サム。あのシャドウ、動き変じゃなかった?
アカリ、ごめんっ! やっぱりアレの追跡を頼めない? 周囲を見渡すのは俺がやる!
[サム、そう名乗った男にも問うてみたが、どうやら彼のペルソナは探知向きではない。 アカリの手を少し強めに握り、直前の探査の頼みを切り替えた。 鎧鍛冶の金槌柄が、喉元に宛がわれ、隻眼がビルの屋上で光る]
(431) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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ツキサエ……っ、やめて……いやぁッ――!!
[剣士のペルソナは見るだけでも痛ましい。 展開した剣が八方から月塞を襲うのを見て 捕らえられていない方の手を思わずそちらへ伸ばした。
前方から遅い来る剣と錫杖が拮抗する。 だが、その横から、背後から、剣は月塞を貫き 白い衣が派手に赤く染まった。 ――反撃の手が、出ていない]
あ、……ぅ、あ、っ――。
[ペルソナの痛みが体へと返ってくる。 手を掴まれたまま、膝から崩れ落ちる。 少年の足に縋るような姿勢で見上げる瞳が懇願した]
や、めて……こんな、の……――。
[涙が零れる]
(432) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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― 満月の夜 / 中央繁華街 ―
――ん。知ってるよ。 アレだろ、リツキ君とリツキカッコカリみたいな、 そーゆーハナシ。
なあ、相談なんだけど、 君ら、なんかこう、策敵的なマホーとか? そういうの使えない?
オレじゃー、探索のーりょくとか 全然足りないんだよなー……ん?
[アカリ、と呼ばれた少女の方を見遣る。]
(433) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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力抜けって言われて、簡単に抜けりゃあ世話ないよな?
[>>424 自分の言葉に自分で笑って、 肩越し一度振り返った、焔が頬を照らす熱。 それは律が好ましいと思う熱さだから、尚笑う]
へえ、そうか。 知ってるか?リツキって奴、首が360度回るらしいぜ? ほんとだったら、ちょっと見てみたいよな。 ――お前といたら、見られるのかな?
[煌と燃え上がる焔に包まれた火烏は、 舞い上がり急降下を繰り返して、湧き上がる鳥のシャドウの羽を散らす。空中戦はお手の物だ、影から放たれる烈風を巻き起こされる炎に押し返す]
危ないから――、なんだって?
[一歩、二歩とさがる。 ひとところに留まるのは多分得策じゃない。 あれはペルソナ使い目指して、よってくるのだから]
(434) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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/* リツキカッコカリ リツキ(仮
あらためて前できくとじわじわくる wwwwwwwwwwwwwww りつきかっこかり。
(-113) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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/* あ、はいはい!俺もそんなかんじで。
(*10) 2015/02/20(Fri) 00時半頃
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[近くで焦げた匂いがする。
白に囚われた身体は、傷こそないものの体力は奪い取られていた。 それでも、白が花咲へと向かうのが見えれば必死に叫ぶ。]
おわ、れるか……よ……。 ……来い、イカロス……っ!
[呼ばれた男は、まるでのみでも振るうように、白を削ぎ落そうと試みる。]
(435) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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― 満月の夜 / 中央繁華街 ― ひゅーひゅぅ、おあつーい
[半月の眼で、低くはやし立てるサムであった。 そんな閑話もつかの間。]
――あ?
[>>427>>431 謂われ、異様な気配にはっと謂われた方を見る]
なんだあれ あっち、確か小学校の方―――?
[金属が擦れるにしては低い、唸るような音が己のペルソナから放たれるのを聞いた。]
(436) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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サミュエルは、ショコラのことを、不意に、思い出した。幼い容貌のせいだろうか。
2015/02/20(Fri) 01時頃
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―小学校付近ビル屋上―
うん?何だろう。
[誰も来ないかと思ってビルを降りようかとしたところ、走ってくる人影が見えた>>426。鴉のようなシャドウに襲われながら懸命に走っている]
ああ、あれか。そう言えば下部翔子が随分懐いていたっけね。 けれど、邪魔させるわけにはいかないな。 立季のシャドウがなんとかしてくれるとは思うけれど、僕もせっかくここで大概寒い中待ってたんだ。
今ので誰か勘づくかもしれない。
[そう言うと手の内から発現させたカード――]Vを握り潰す。 一瞬の後、軍服のようなマントを纏った上にガスボンベを背負い、ガスマスクを被った怪人が真弓の傍には立っていた。]
この地点から先に進もうとする者は、誰であれ排除する。
[その言葉に従うかのように、ガスマスクの怪人はビルの屋上を飛び下り、近づこうとするペルソナの方へと監視に回った。]
(437) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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…………この世界は、しょうこには似合わないよ。 それに、ここは俺の居場所じゃない。 しょうこも、分かるだろ? 俺たちがシャドウだと知って ……他のやつらが、どんな反応をするのか。
[ペルソナの力は、心の力。 真に拒絶を示すなら、ペルソナはそれに応じる筈だ。 しかし少年は気付かない。 >>432月塞の身体に幾多の剣が突き刺さる。 それがまさに、>>430彼女の言葉を体現しているのだということに。]
……しょうこ、もう少しだけ我慢して。
[少年は翔子の前に屈み、零れる涙を空いた指先で拭う。 剣士のペルソナは血塗れの手に、一振りの剣を握り込んだ。]
(438) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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もう、終わるから。
[剣士は、剣を振り被った。 狙うのは、月塞の――首。]
(439) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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ケイイチは、オスカーのことがふと頭に過ぎる。無事であればいい、と。
2015/02/20(Fri) 01時頃
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/* えー、キントキドウジですかー?
(-114) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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/* やべー早かったかな? って思ったけどもう1時じゃないですかやだー 道理で眠いわけだわ
(-115) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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…うるせえやじっ。テンションなんとかして。
[囃すか黙すかしてほしい、実に熱の無い中途半端な野次だった>>436]
… … しょうが … こう … …?
…中央越えて北部じゃん。 そんな向こうまで何でシャドウが…。
[己も、ペルソナの探査を用いながら周囲を探索するが、網に収穫はない。 あの空飛ぶシャドウの追跡を頼んだアカリの方で何が出るか]
(440) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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[蘭陵王の雷とライラプスの炎が有効なのを見て取り、鉄扇を構える。手首を返し、扇を広げて呼ぶ。]
おいで、蘭陵王。…この扇に、雷の属性を付けることってできる?
[現れた蘭陵王は巡理の望み通り、扇に雷の属性を付与させた。 まだ速度上昇の効果は残っている。 迫り来るシャドウを紙一重で避け、賀来と櫻井に取り付いたシャドウに一撃を加えようと走り出して、賀来のペルソナ>>435が振りかぶるのを見て、叫ぶ。]
蘭陵王!けいくんを守って!
[呼び出した星のペルソナが身体強化の光を賀来へと振り掛ける。間に合うだろうか? そうしている間にも巡理にシャドウは迫り、少女の扇を持つ腕を捕らえる。]
っの!
[要の部分を軸にして、扇を一回転させる。 雷の属性を付与させた鉄扇は、容易にシャドウの腕を切り裂くか?]
(441) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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[>>434 赤い闇に一際輝く紅蓮の炎。 火烏の放つ熱と眩しさに、思わず目を細める]
リツキくんにそんな特技があるんなら、 私も見てみたいけどね。
残念なだけど、そういうサービス、 期待できるような間柄じゃないんだ。
[冗談交じりに、途切れた言葉の続きを促す律の口調には、 あかりを一人で行かせないという明確な意思が見えた]
……言ったって聞かないよね。 後悔、するかもよ?
[いかにも仕方がない、とばかりに口する。
――そんなあかりを眺めて、鵺が嗤う。 自分では助けを求めることをせず、人の善意に縋るのか、と]
(442) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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/*狼さんが、誰殺せばええんじゃい、といってて 村人が、いやその人能力者だから殺されるの困るわ! と言っているかのごとくの構図である。 人犬だーれだー?私はちがうぞー?
(-116) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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[崇神神社の戦いの方は、シャドウの物量のためかなり長引いてはいた。それでも雷の纏われた扇>>441は、当たれば白いシャドウの腕を切り裂き、傷口は焼け焦げて容易に再生ができなくなる。 別の馨一のペルソナも、>>435その刃が余程鋭く振るわれれば、途中で止まらずにシャドウを切り裂くこともできよう。]
ざりり ざりり
[石畳に玉砂利を踏みつつ、まだシャドウは向ってくる。戦いは長引くけれど、それでも戦況は徐々にペルソナ使い達の方が優勢ではあった。]
(443) 2015/02/20(Fri) 01時頃
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