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108 Persona外典−影の海・月の影−
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ショコラは、マユミの気を害してはいないか少し怯えている◇
2015/02/18(Wed) 23時頃
ショコラは、ゴロウに送ったメールの事を僅か思い出していた◇
2015/02/18(Wed) 23時頃
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/* この錯綜と混線感が、いい。
しかし、真弓さんの情報流したと思った律さんが赤だったという。 この占い師仕事してない感ひどい。 リツキさんは何か流さなくても回ってたので。 良いかなって。
(-39) 2015/02/18(Wed) 23時頃
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/* 麻夜さんのメンタルダメージが半端ない。
(-40) 2015/02/18(Wed) 23時半頃
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/* ちょっとサーバーが、時折……重、い?
(-42) 2015/02/18(Wed) 23時半頃
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[ガリヴァーの魔法の使い方はとても面白い。 けれど、少し悲しい話に思えた]
死んだ後に間違った事を言う人がいたの? そんなの可哀想。 お酒で死んじゃったのは格好悪いかもだけど。 アリストテレスさんは怒ってる。 死んだ人は訂正なんてできないのに。
……ガリヴァーは、何が解ったの?
[いつの間にか聞き入っていたようで、 少し身を乗り出すようにして続きを問うたが>>185]
(198) 2015/02/18(Wed) 23時半頃
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否定したい、本質。 見せたくない弱いところとか欠点とか、そういう事? それが、影……なの。
じゃあ、化け物に乗っ取られてとかでは、ない……?
[ならばリツキは――いや、今は真弓との会話である]
そう、そう……なんだ。危険、危険じゃない。
[自分の胸を指差して]
うん、青い蝶が……今も、ここでそう言ってる。 お話は、律さんに。 それで、この前一緒に図書館に来てくれたの。
(200) 2015/02/18(Wed) 23時半頃
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/* 五郎さんに名前を提示したのは 翔子の中では話したカウントではないという。 乗っ取られの可能性示唆くらいなので。
(-46) 2015/02/19(Thu) 00時頃
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[真弓の語る人の歴史観>>207は 徐々に性悪説じみたものを帯びていく。 優しい魔法使いと聴いて子供が描くようなものではない、 どろどろとした世界の真実の断片。 綺麗なものなど何処にもない――嗚呼、そうか、 リツキも「綺麗な世界」と口にしていたけれど。 これも世界の汚さなのだろうか。
絶句したまま、彼女の瞳を今一度見上げた]
(216) 2015/02/19(Thu) 00時半頃
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[>>210心を落ち着けるため喉をさすった]
……怒られそうだから、我慢してる事。 あ、る。
[前の満月の夜、公園>>2:366で泣いた時の気持ちを思い出した。 もっと酷い言葉を、吐きそうになっていた。 もっと、もっと前から呑み込んでいた、何か。 間違いなく、それを隠しながら自分は暮らしていた。 それを受け入れてくれるものを望んでいた]
悪い、って……きっと言われる。 こんな事言っちゃ駄目って。 思ったら、苦しくて、悲しくて、寂しくて。
でも、苦しいのも悲しいのも。 間違ってるなんて言われたくなかった。 悲しまないでとか、苦しまないでとか。 そんな事、言われたいんじゃなかった。
(221) 2015/02/19(Thu) 00時半頃
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だから。
[嬉しかったんだ。 リツキが示してくれた理解が。 秋山がただ咎める事無く泣いて良いと言ってくれたのが。
そのタイミングで>>218携帯が鳴る]
ごめんなさい、っ。
[ディスプレイに映る「ゴロウさん」の文字。 真弓に一言謝ってから携帯を開き、悲しげな顔をした]
(224) 2015/02/19(Thu) 00時半頃
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------------------------------------------------ From:ひめぎ しょうこ To:ゴロウさん 件名:Re:
言えない。 大丈夫。 誰にも言わないで。 優しくしてくれた。 一緒にいたいだけなの。 おねがい。 ------------------------------------------------
(234) 2015/02/19(Thu) 00時半頃
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ごめんなさい、ありがとう。
[真弓の言葉に甘えて>>229メールを送信する。 少し迷い、何かを堪えるように、終始ひどく難しい表情。 そして微かな申し訳なさが滲んでいた。
携帯を畳むと>>228の続きを切り出す。 タブーと思いながらも抱き続けた心の断片を]
(239) 2015/02/19(Thu) 01時頃
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……赦して欲しかった。 死にたいって、一番親しかった人の所へ行きたいって、 思う事だけでも赦して欲しかった。
私のために誰かが死んだかもしれない。 でも、死んだ人の分まで生きなさいなんて。 そんな寂しい事、求められたくなかった。 だって。 私を守ってくれた人がいないの。 それなのに、どうして寂しいのに耐えなきゃいけないの? どうして、そんな寂しさを強いてまで 生きてて欲しいって思うの?
一緒じゃなきゃ。 意味なんてないのに。
(244) 2015/02/19(Thu) 01時頃
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……それなら。 一緒に生きてて欲しかった。
[それが叶わぬなら、共に死なせて欲しかった。
我侭だと分かっている。 恩知らずで身勝手な、我侭と]
(245) 2015/02/19(Thu) 01時頃
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/* 罰当たり全開でいきますよ。 要するに寂しさを甘やかして欲しいって事なのかな。
(-58) 2015/02/19(Thu) 01時頃
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[置いて行かないと、ずっと一緒だと。 そんな風に甘やかされたい思いがあったのだろう。 傷を理解してとことん甘く接してくれる、誰か。 そんな弱い心が生み出す願望。
彼女の言葉>>251はその欲求を優しく肯定してくれる]
……リツキさんは私を連れて行ってくれるって言った。 ずっと一緒にいられるって。だから、私は一緒に行きたい。
リツキさんも寂しいなら。 私で少しでも寂しさが和らいでくれるなら。 もっと、一緒にいたい。
だから、ねえ、お願い。 誰かに何か聞かれても、私の事は言わないで。 リツキさんがシャドウだって、皆きっと知ってる。 倒さなきゃって、きっと思ってる。
(253) 2015/02/19(Thu) 01時半頃
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/* 翔子がこれなのは。 リツキが皆を殺すつもりって感じてないからですね。 あまあまなのです。
(-61) 2015/02/19(Thu) 01時半頃
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……ありがとう。
[安堵したように緊張していた肩を少し落とす]
リツキさんの事、私よく知ってる訳じゃない、でも。 きっと、言えない事があったんだと思う。 私、みたいに……。
[それを聴いてみたいとも思い始めていた。 それで彼が少しでも楽になれるならば、だが]
約束。 次の満月に、私、リツキさんと一緒に行くね。 真弓さんとも、さようならだね。
[シャドウのもたらす災厄の真を知らぬまま。 失った家族の事も仕方のない事だったのだと目を逸らす。 救われる事を望む以上は救えない。 救いたいという望みがそれを上回らない限りは]
(263) 2015/02/19(Thu) 02時頃
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お話、できて良かったです。 ありがとうございました。
[>>260、告げられた言葉に僅か目を見張る]
それなら。 私、離れたら駄目ですよね。
[ほんの少し、嬉しそうに微笑む。
リツキとリツキの影。 その真の願いと欲を知ったならば。 その時少女は救われる事と救う事、 果たしてどちらを選ぶであろうか。 それは未だ知れぬ事。
一礼すると少女は席を立ち、図書館を辞した]
(264) 2015/02/19(Thu) 02時頃
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/* 初回黒相手に2つ目の黒の事を相談しに行く占い師。 でもシャドウの話は色々聴けたっ。
(-63) 2015/02/19(Thu) 02時頃
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―中部・図書館前―
[外に出ると冷たい風が頬を撫でた。 マフラーをぐるぐると巻き付け、ミトンをはめる。
クリスマスのイルミネーションを眺める目は切ない。 今年は独りぼっちのクリスマスだ。 でも、それが過ぎれば満月が訪れる。 もう、独りじゃない。
祟神駅のイルミネーションを眺めた後、帰路に就く。 月は着々と満ちようとしていた**]
(265) 2015/02/19(Thu) 02時頃
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/* >>234見返したけど、何か駆け落ちして父親に 居場所を問い詰められた時の文面に見えてしまった(違
(-64) 2015/02/19(Thu) 02時半頃
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―図書館からの帰り道―
[携帯が再度の着信を伝える。 きっと先程のメールを見た秋山からの返信だろう。 しばらく逡巡してからメールのアイコンを選択する]
……――。
[考える、もしも、もしも、彼が皆に伝えていたら。 場所を教えてしまえばきっとリツキに危険が及ぶ。 シャドウは敵だと思っているはずだから。 自分も最初はそうだったから。
それに、リツキにも約束した――誰にも言わないと。 既にそれは半分破られてしまっている。
けれど、去る人に最後に一度でも会いたいと。 そう思う気持ちだって解るから]
(282) 2015/02/19(Thu) 16時頃
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------------------------------------------------ From:ひめぎ しょうこ To:ゴロウさん 件名:Re:わかった。
12時になる前に、家に来てくれたら。 少しなら、お話できる。 それでも良いなら、家を訪ねて。 ------------------------------------------------
(283) 2015/02/19(Thu) 16時半頃
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12時までに五郎さんとさよならして。 少し遠回りして。 それから、学校に行けば良い。
それで、きっと大丈夫。 五郎さんだって、解ってくれるかもしれないし。 解ってくれてるかも、しれない。
[だってリツキは自分に危害は加えない。 それなら心配する事なんてないはずだから。 秋山も安心してくれると信じたかった]
(284) 2015/02/19(Thu) 16時半頃
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―大晦日・自宅―
[そんな希望的観測で、少女は年の暮れを家で過ごす。 失踪扱いの伯父の名義のままの部屋。 片付けだけは綺麗にしておいた。 もし伯父が生きていて戻ってきた時のため、 書置きも最後に置いて行くつもりで用意した。 今はポーチの中に入れてある。
年越しムードの世間とは乖離した部屋の中、 幼い頃からのお気に入りのテディベアを抱いて 静かに時間が経つのを待っていた――**]
(285) 2015/02/19(Thu) 17時頃
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―クリスマスの事―
[インターフォンの音にぱたぱたと玄関に出ると、 うんと背伸びをしてドアスコープを覗き込む。 巡理だ、すぐにチェーンを外しドアを開ける]
こ、こんにち、ふわあっ!?
[そこへ突如クラッカーの襲来を受け、挨拶が途切れた。 カラフルなテープに塗れて目をぱちくりさせていたが、 ぱあっと陽が射すように表情が綻ぶ]
え、え? そ、そっか、今日クリスマス……。 チキンに、ケーキまで買ってきてくれたの?
[整頓の進んだ部屋の中へ巡理を招き入れる。 和やかな雰囲気のプチパーティに日常を堪能して、 紅茶にたっぷり砂糖とミルクを溶かしかき混ぜていたところ、 巡理がぽつぽつと口を開いた>>297]
(298) 2015/02/19(Thu) 19時半頃
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リツキさんに、会ったの? 普通、だったんだ……そっか。
[やっぱり、とほっと安心したように甘いミルクティーを啜る。 先日真弓から聞いた影の話が頭を巡っていた]
……影は、心の隠しておきたいところなんだって。 シャドウには人の弱いところが判るのかな。 何だか、怖いけど……ちょっと、気になっちゃう。
成り代わる、っていうのは、本当なのかな? だって元の人が残ってるならそれは。 ただ、自分の中に別の自分が生まれるだけで……。 ……――?
[ふと背筋を言い様のない悪寒が抜けた。 考え込むように口数が減った様子を巡理はどう思ったろう。 話したい、と呟く巡理には]
……話せるよ、きっと。
(300) 2015/02/19(Thu) 19時半頃
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だって、リツキさんとお話したんでしょ?
[それは花河からのメールの文面をただ信じたようにか、 それともまったく別の根拠があるように見えたか。 さて、どうだったろう。
その日の少女の会話は何処か謎めいていたかもしれないが。 その事について問われてもゆるく首を傾げてはぐらかしただろう。
そして、別れ際]
ありがとう。すごく、楽しかった。
[少女は普段よりも少し改まってそう微笑んだ。 その日、少女の口から「またね」という言葉は出なかった*]
(302) 2015/02/19(Thu) 19時半頃
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―大晦日・自宅―
[時間の経過を待ちながら、巡理との会話を思い返す。
リツキは「俺」と「リツキ」と主格を使い分けた。 だけど、「僕」はもう1人の事を何と呼んでいたっけ? 自分は2人のリツキと約束をしたのだろうか? それとも、「俺」つまりは影と約束したのだろうか? 会話の詳細や言葉尻まで思い出し切れない、しかし]
……リツキさんとシャドウが別の目線で語るのは。 「2人」だから。
[何故、1つになれないのだろう。 それはリツキからシャドウが心の一部を奪って 己の人格を形成した事にはならないだろうか? 本当に根源が1つきりなのであれば、 どうして2つの語り口が必要になるのだろう? 蝶の警告と何かが同調していく。 あれは純粋にリツキが意志する事なのだろうか]
(304) 2015/02/19(Thu) 20時頃
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[初詣に向かう人は出払う頃。 訪問者のノックにテディベアを卓袱台に戻すと玄関へ立った。 チェーンを外す音、それから扉が開かれる]
こんばんは、五郎さん。寒いから、入って。
[独りで来てくれた、ほっと安堵する。 控えめな暖房、案内したリビングは綺麗に整頓されていた]
……リツキさんだって、すぐ解っちゃったんだね。
[先日のメールの件について触れた後]
でも、本当に。リツキさんは私に悪意なんてない。 私の事、心配してくれたし会いに来てくれた。 一緒にいてくれるって、約束してくれたの。 ……確かに、リツキさんの中にはシャドウがいる。
(310) 2015/02/19(Thu) 21時頃
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