21 ─明日も、薔薇の木の下で。
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だったら教えてあげて 彼に愛を知る術を
いいえ、彼は知っている筈 流れている娼婦の血が――
だから思い出させて
[甘い芳香が強く、堕ちる道へと誘う]
(*27) 2013/08/05(Mon) 23時頃
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[唐突な一言と本質を突いた痛烈な一言に動作が止まる]
先輩に本当とか、嘘とか応える必要がありますか?
[それは防衛本能]
(334) 2013/08/05(Mon) 23時頃
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[動揺する黒猫の心に蒼薔薇が揺れ喜ぶ]
ヒトリジャナイヨ
だって最初から独り、今も独りでも、 一時の温もりがあれば、存在意義を認識させてくれる人がいる限り
ヒトリジャナイヨ
独りって事認識した事がないから、ヒトリって分からない。
だから――
ヒトリジャナイヨ
(*31) 2013/08/05(Mon) 23時半頃
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[>>339に、いつもは俯き加減の顔を上げた]
辛かった?
[不思議そうに問い返す]
(343) 2013/08/05(Mon) 23時半頃
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[こいつは危険だと警鐘がなった気がした]
はは、先輩。勘違いしてませんか? 今の俺はシューニヤ達がいないから、辛そうに見えるだけですよ。
(話を逸らさなければ、ダメだ 俺は猫、寂しい時に擦り寄って、構ってもらう存在)
俺に構ってる暇があるなら、先輩を必要に思っている人の所にいった方がいいですよ。 先輩人望あるし。
[ぎこちないいつもの軽口]
(347) 2013/08/06(Tue) 00時頃
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[>>351の誘う言葉に、目を伏せて]
俺は娼婦の血が流れているんですよ。 人の愛を啜って生きた女の血が流れているんです。 穢れている血です。
俺はその道に堕ちたくはない。
[口から言った言葉とは裏腹に首筋を口を寄せて甘噛みをする]
ほら、汚い。
[表情を隠して、一言]
(355) 2013/08/06(Tue) 00時頃
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[ふと浮かんだのは同室のルームメイト]
愛してとは言えません。 寂しさを埋めるだけに、やっぱり俺は言えません。
冗談が過ぎました。
[自己嫌悪で表情が歪む]
さっきの俺の醜態は忘れて下さい。お願いします。
[深々と頭を下げ、逃げるように踵を返した**]
(365) 2013/08/06(Tue) 00時半頃
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蒼い薔薇の中で泣き濡れる黒猫
(*35) 2013/08/06(Tue) 00時半頃
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/* >>フィリップ 気にしてない。 これをやってはいけないはないと思う。 自分はいかんとやら、嫌だと思えば、はっきり言うから。 楽しんで行こう。
(*38) 2013/08/06(Tue) 04時半頃
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[逃げるように行った先は裏庭。 猫達がいるから、ここがお気に入り そして人があまり来ないから、お気に入り]
俺の感情で拒絶してしまった…… 寂しいという心が見えたというのに……
[かりそめでも、流れで言えば良かったかと後悔の念]
でもない物をあるとは言えない。 代替で埋めたい隙間があったとしても。
[裏庭の木々がさざめいた]
(393) 2013/08/06(Tue) 07時頃
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[ザワ……ザワザワ… ザワザワ…ザワ…… 木々がざわめく
そんな中、水っけを含んだ草に突っ伏した]
こうしているとあの香りが薄まる気がする
[呟いて、先程の己の醜態と何に対するかは分からない後悔と、そして自己嫌悪の中へ沈む]
(428) 2013/08/06(Tue) 14時半頃
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[横たわる自分に体に埋め込まれるのは薔薇の種]
花は肥料が穢ければ穢い程に美しく咲けるのよ
[その呟きは幻か?]
(*41) 2013/08/06(Tue) 14時半頃
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[木がざわめいて、 楽器の音が聞こえる 変わらない日常の筈なのに紛れた違和感
――薔薇の香りがどこにでも忍び寄る]
やっぱり眠れない。
[ダルそうに立ち上がる]
(438) 2013/08/06(Tue) 17時頃
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[ダルく眠たい頭を引き摺りながらノロノロと立ち上がる]
医務室に行って薬貰ってこよ。
[勝手知りたる医務室 きっと愛用の睡眠薬はあるだろうと期待しながら…… 医務室に向かう廊下から見える中庭にフィリップの姿が見えたが、先程 の事が思い出され、己の内で見たような気で処理をした 罪悪感からだろうか、空虚な様子に、何か為さなければとは思ったけれ ど]
……
[立ち去った]
(442) 2013/08/06(Tue) 20時頃
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―医務室―
先客がいたのか。
[扉を開けた先に飛び込んできた痛そうにしている姿に、気の毒そうな表情を向けながら、薬棚に向かい、目的の薬瓶を見つけると、振り返った]
痛み止めいるか?
[手には睡眠薬と痛み止め]
(449) 2013/08/06(Tue) 21時頃
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[>>451の返答に首をすくめて]
我慢強いんだな。 俺には出来ない芸当だ。
[痛み止めの瓶は薬棚に戻して、睡眠薬をパーカーのポケットに詰め込んだ]
(454) 2013/08/06(Tue) 21時半頃
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[重なりあった甘い薔薇の芳香が漂う]
やっと弱まったと思うのにどういう事だ?
[蒼い薔薇は揺れるだけ]
(*44) 2013/08/06(Tue) 21時半頃
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[>>453に首を傾げて]
しっかり眠れないから睡眠薬を。 ここ最近、夢か現か幻かとかいう状態なんですよ やっぱり規則正しい生活をしないと夏休み終わった後怖い
[そう言いながらも何処か浮き足立った物言い]
ああ? あー、眠いのに眠れない
(456) 2013/08/06(Tue) 21時半頃
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ここの薬棚は年代物で、ちょっとしたコツがあれば、簡単に開けられるのさ。
[ニマニマとやっといつもの笑み]
簡単に眠れたら、苦労しないっす。 まぁ、先輩方が優しく添い寝をして、子守唄を歌ってくれるなら、眠れるかもしれませんが。
[体を曲げて、クスクスと笑って、上目遣いで二人を見た]
(467) 2013/08/06(Tue) 22時頃
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[>>469の真面目な返答に、クスリと笑い]
冗談っすよ。 本気にしないで下さい。 今は何処かに行ってしまっているけど、添い寝は猫どもで充分
[睡眠薬が瓶の中でジャラジャラとなる]
(471) 2013/08/06(Tue) 22時頃
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シューニヤ達の事? 先輩の名前なんておこがましいて付けられませんよ。 シューニヤはサンスクリット語で欠けているとかうつろなとかいう意味です。あんまりいい名前じゃないんですけどね。
[もう一つの意味は黙ったまま]
猫は匂いを嫌いますから――、何処か逃げてしまったみたいっす。
[寂しそうに零した]
(481) 2013/08/06(Tue) 22時半頃
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[>>488に右手を顎に添えて]
いないから、これを飲む
[薬瓶を振った。 薬が瓶ガラスに当たり、ジャラジャラと鳴る]
本当に寂しくなったら、その時考えるつもり。 明日の心配はしない。だって俺は猫だから。
[猫は寄り添わない。猫は擦り寄るだけ]
(491) 2013/08/06(Tue) 23時頃
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俺は今のところは人ですよ。 でも次は猫に生まれ変わるんです。 そしてニーセンじゃなくて、シューニャと呼ばれる群れの一匹になるんです。
その為に、俺は猫らしく生きるんです。 自由気ままで、寂しい人がいれば利用して、構ってもらって、見返りをもらう。 そんなGive and Takeで割り切った猫的生活。
[冗談めかしていう言葉。イタズラな一陣の風が、パーカーを前髪を上げると、瞳は冗談めかしていった口調とは反対に真剣な目]
だから……
[何かを言いかけて止めた]
(501) 2013/08/06(Tue) 23時半頃
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迷惑なんだ。
[蔦のように体から生えてきた蒼い薔薇を、引き抜いた 赤い血が薔薇と体を染める]
《呪いは解けない》
(*46) 2013/08/06(Tue) 23時半頃
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ああ、いけない。 関係ない事まで喋ってしまった。 気にしないで下さい。 あの雨の日以来、漂うこの甘い匂いに酔って、いらない事を口走って――
――ああ、眠い。
[プツリと糸の切れた操り人形のように崩れ落ちた**]
(508) 2013/08/06(Tue) 23時半頃
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――夢は蒼い薔薇の誘い
(*47) 2013/08/06(Tue) 23時半頃
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