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28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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あ、ちょっと、危ないったら。
[よろけながらにも立ち上がる立花を、慌てて追いかける。 向かう先が自室であることに気づけば、お茶請けは駄菓子だけじゃあなく、買い置きのクッキーも増やすことにした。 戸棚に手を伸ばして、缶を取る。]
そういえば、洗い物。 後はアタシがやるから、気にしないでちょうだいね。
[立花にはそう声をかけて、二人で談話室に向かおう。]
(298) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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ジャニスは、102号室に大福の紙袋を置いてきたことはまだ忘れている。
2013/09/06(Fri) 23時半頃
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[髪を撫でていた掌の下、擽る様にまつ毛が触れた>>288]
良かった。 気が付きましたか? 具合が悪い所はありませんか?
[覗き込んで越智の様子を確認する。 少し震える体>>296に、寒いのかと思ったが 寒さの震えではなさそうだった]
珈琲、飲みに行きますか?
[管理人の声はここまで届いている。 越智が疲れているようなら無理はさせたくないが]
……越智さん、どうぞ。
[そうだ、降りるにしても、と思い出して。 床に落ちていた栗色の毛を、そっと越智の頭に掛けた]
(299) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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…………………?
[>>297ジャニスが感謝を述べる理由が分からない。疑問は音にならず、不思議そうな視線だけが彼の気持ちを雄弁に語った。 頬を撫でる手がくすぐったくて身を捩るけれど、振り払うなどは出来ずにされるがまま。
管理人の声に、無言のまま瞬きを増やす。これまで人の集まるような場所は極力避けてきた。管理人の呼びかけとあらば、集まる人物の数は多いだろう。]
…………行っても、 いいの。
[起き上がるか否か、運ばれるか否かよりももっと初歩的な疑問。 頷きも何もしないまま、視線だけを躊躇いがちに横へ逃がした。]
(300) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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/* 談話室行ってもいいんだが
眠気が
(-89) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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―――庭からベランダに―――
[ベランダの柵の向こう側の状況を 庭に居る自分が知るには、誰かの声が必要なので。 その声>>294が『無事だ。』と言うのなら、誰かが床に伏したビジョンを、描かずに済んだ。]
ご無事で、何よりです。 あと、あの、 ……………
[はくはく。 唇が何事か紡ごうと、開閉を繰り返すのですが。 頭上から本日二度目の笑み声が、ころころ、毀れて来て、言いそびれてしまった。手の先から羞恥に染まっていく心地。ぼん、何度目かの、爆発音。]
ううう、う、もうちょっと後に、か、顔を出して下されば…
お茶…… ジャニスさんほど上手には、無理、ですが。
[上手く淹れる前提ではない筈だ。多分。きっと。 首を横に振る理由はなくて、精進します!で締め括った。]
(301) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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/* 今とても不細工な表情で画面を見つめている 四分の一目
(-90) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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/* 居眠りする源蔵先生可愛いな 目こしこししてるの
(-91) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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あ……、 ゃ、
[>>299声を掛けられ、ふるりと首を振る。 厭うように眉が寄る。
咄嗟に思う。 話し掛けないで欲しい、と。
だって、声を掛けられたら、 皆に自分が目を覚ましたことを悟られてしまう。
秘密を知られてしまった。 どんな目で見られるだろう。
嘲り? 軽蔑?
───怖い。]
(302) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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―――そして現在軸:庭―――
新居さんの、う、腕なら、 ばっちりですよ!
[事故ではなくて、ロマンチックなシチュエーションなら。 新居>>295も一緒になって腕を広げて 嬉しくなって、私の頬はふにゃふにゃになっている。]
だ、大丈夫ですよ。 その、声が聞こえて、それで、それに あたし、今日は怪我をしないって、決まってるのです。
[病沢に掛けられたおまじない。 必然事項、と言うように笑って――…いたら、頭に掌が触れて。 反射的に頭を下げると、輪ゴムで結んだ毛束がぴこんと揺れる。]
きょ、今日は、新居さんにたくさん撫でてもらう日ですね。
[頭の両脇に掌で触れて、矢張り、笑う声交えて。珈琲、には勢い良く頷き、よたよた立ち上がるのです。]
(303) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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[頭に乗せられる柔らかく細い繊維の塊。
礼の言葉も言えず、 顔を上げられず、 植頭の腕の中から出たくないと言うように 身を縮こまらせている。]
(304) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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[物問いたげな病沢の眼差しに、説明はせず、ただ笑みを返すだけ。 けれどその後に零された疑問には、今度はこちらが目を瞬く番だった。 暫し、逡巡するように首を傾げ]
行きたい人は、行ってもいい場所です。 つまりそれは、貴方自身が決めることです。
[是非を答えるのではなく。 自分の意思を決めるのは自分。病沢にはもうそれができることを、知っているから。 急かすことなく、彼が答えを出すのを待つ]
(305) 2013/09/06(Fri) 23時半頃
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………越智さん……。
[厭う様に首を振った越智>>302にゆっくりと 小声で話しかける。
何度も栗色と黒の髪を撫でながら]
(306) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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/*
マドカくん可愛い。(何度目だこれ)
言いそびれた言葉が何か、気になるなるなる。
(-92) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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ここの人達が…あなたを笑う人達だと思っているんですか? ここの人達が…あなたを嫌う人達だと思っているんですか?
私達は…そんなに信用出来ませんか?
(=30) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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/* 後から合流する方が自然な気がするので今は見とくだけー というか源蔵先生の文章は目が覚めてないと打てないー
(-93) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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―談話室―
[宝生と、新たな住人となった絵流と並んで。 談話室へ入った時そこには誰が居たかしら。
貰い物のチョコレートの箱を抱えて、 とりあえずはソファに座る。 テレビを見る時に必ず座る隅の席。]
珈琲。ミルクとお砂糖はたくさんね。
[そこに管理人の姿があったら、 しっかりちゃっかり注文するのは忘れずに。]
(307) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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い、いつもは、もっと早く走れるんですよ。
[よた、よた、腰に芯が通るまで残り4分。 開いたままの102号室の窓を潜り ――…自分が土足だったことに気付いて、謝るまでワンセット。
駄菓子の袋を抱えて、新居>>298の準備を待って。]
クッキー、ですか? あ、いえ、その、 有難うございます。 ご飯、とっても美味しかったです。
[お茶請けを気にしながら、談話室に向かう頃には 流石にちゃんと前を向いて歩いている。ととと、ととと、談話室。]
(308) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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ここの人達は…そのままのあなたを受け止めますよ。
(=31) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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[管理人の声を道標とするように。 人は談話室へと動くだろう。
だが私は越智を腕の中に置いたまま。 ただにこにこと笑いかけるのみ]
(309) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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――庭から――
春?
[なんて、ジャニスの笑い声を聞いて金魚みたいに口を開閉する立花>>301に。]
越してきて一週間くらいだってのに、やるわねえ。 アタシにもいい春来ないかしら。もうとっくに夏も来て秋に向かってるところなんだけど。
[100%ジョークのつもりで、けれど立花からちょっと抗議が来る程度なら、このからかいは止まない。]
(310) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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………………ん、
[>>305戸惑いはいまだにある。誰も彼もが自分を認めてくれるわけではない。それを恐ろしいと思う気持ちも。 しかし瞬きを繰り返す彼の脳裏にあるのは、かつての母の罵声でも、努めて機械的にあろうとした日々でもなく。 ジャニスの服を握っていた手に、ほんの少しだけ力を込めた。願望は口にしないまま、ゆっくりと身を起こして。]
…………いく。
[自分の足で、自分で選んで。 ついてきてほしい、という代わりに、そのままシャツを握り続けていた。]
(311) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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―――談話室―――
[新居と共に、お茶請けと共に、ご到着。 談話室には既に、管理人の姿と 二階から降りてきた福原たち>>307の姿も在った。 その無事な姿に――― まず安堵して、]
あ、あたしも、お砂糖とミルクで! おやつも、ええと、何だかたくさんあります。
[ととと、大袋はテーブルに置きに。 たくさんで端折れるくらいには、ラムネやらチョコやら、フエラムネはもう売り切れてしまいましたが。]
(312) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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/* ただのキザをやろうとして失敗したただの豚おじさんに なってしまった……。
(-94) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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/* うおおお残り一時間でエピローグかあ!
ぷすぷすぽん
(-95) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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――102号室――
ありがと。 焦って走らなくたっていいのよ? 今日は怪我しないんでしょう?
[珈琲だってそんなに早く人数分入っちゃくれないはずだ。 料理を褒める言葉には改めて礼を。走れる、というのには大丈夫だと笑った。]
クッキーだって買ってあってもこんな時しか使わないもの。 って言っても、人数分には到底足りないでしょうけどねえ。
マドちゃんのも合わせて、でようやく、ね。
[談話室に向かう立花を先導とするように、後ろをついていく。]
(313) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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─談話室─
[福原の隣に腰掛け、珈琲を待つ。 管理人へ、よろしく としか言わないあたり、任せるのに慣れている。 プロテインを注いだら怒られるだろうかと思いながら箱をいじっていた。]
……
[何かがあった、とは思う。 しかし、三々五々集まってくる面々に、怪我などは見られない。
一人ひとりを気のない視線で眺めていたが、>>312お茶請けの登場には視線が少し強まった、とか。]
(314) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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― 談話室 ―
[ 私が降りた頃には、それなりの人数が集まっていたか。今日初めの頃に見たような光景、けれどそれよりも人数が増した姿に、思わず『十四の瞳』なんて懐かしいものが思い出されて、私は片隅の席に腰かけると、まずはこの景色を目に焼き付けようと辺りを見渡した。]
何かあったのだよね? 話を聞かせてもらってもいいかい?
[ 誰にともなく問いを投げかけ、皆が紡ぐ言葉を待つ。私はそれを吸収し、思い出を記そうと心に決めていた。]
(315) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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─談話室─
[人が談話室へ来る頃にはもうフランクはミニキッチンに立っていて、ポットの中で湯がこぽこぽと音を立てる。
何人来てもいいように、部屋の数+1のカップを並べ、ドリップコーヒーのパックを開けて一つ一つカップの端に引っ掛けている。 いつもはインスタントコーヒーで満足してしまうフランクにしては、個包装のドリップコーヒーというのは特別なものなのだが、珈琲好きには不満かもしれない。]
おう。
[>>307>>312リクエストには背中を向けたまま声だけの返事。
廊下から談話室に近づく足音。ドアの開く音。入り込んで来る話し声。集う気配に、振り返らぬフランクの顔は穏やかに緩む。]
(316) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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おやつ。あるわよ。 立花さん……食べる?
[抱えていた箱の包装を剥がす。丁寧に。 プレゼントしてもらった高価なチョコレート。 憧れのチョコレート店の。
箱に並ぶのは美しいチョコレート。 一粒目は瑠美が食べるけれど。
二粒目は立花に勧めてみる。]
(317) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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はい。参りましょう。
[>>311 服を掴む手の力が強まるのは、心の顕れであろう。 目を細めて頷くと、病沢を支えるように自分も立ち]
植頭さん、越智さん、我々は一足お先に。
[眼差しむけて、会釈を送る。 騒動の前となんら変わらぬ調子。
シャツを握ったままの病沢の背に、そっと手を添えて。 病沢の歩む速度に合わせて204号室を出た]
(318) 2013/09/07(Sat) 00時頃
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