108 Persona外典−影の海・月の影−
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[感覚が戻ってくると少し走る速度が上がった。 息を弾ませながら後ろを振り返る]
良かった、あれはそんなに速くないみたい。 振り切れば……。
[ふと今度は前方の道を黒く大きな物体が直進してくるのが見えた]
――?
[黒くて丸い、球体のようなモノ。 ぱくぱくと巨大な口が開閉するような挙動で 道路の上をずんずん進んでくる。 その口の端に布の切れ端のようなものが引っかかっている。 それはどうやらこちらへ直進しているように見えた。
挟まれた]
(289) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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で、西部のどこから回ればいい?
[集合場所でそう誰かに聞いただろう]
さてと、おいで。吉備津彦命。
[そして、ペルソナを召喚し、周囲を警戒しただろう]
(290) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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…………しょうこ。
[ペルソナの気配を覚えるのは、人の顔を覚えるようなものだ。 接触したことがあるペルソナの気配は、より一層察しやすくなる。 こちらに近づくのは、翔子>>283の気配と――。]
……チアキ、と…………。
[他二つ。一つは覚えがあるが、もう一つは覚えが無い。 公民館での相談の内容は知る由もなく、少年は臙脂色の本を抱える。]
(291) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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/* これ、どうしようか……。
(-68) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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オーケイ。とりあえず……おいで、蘭陵王
[麻夜の言葉>>286に頷いて、自らのペルソナを呼び出す。その場にいる者たちの身体を強化する光を彼らに振り掛けるだろうか。 索敵をしている真弓>>288に感嘆の息を吐き、きらきらとした目で見つめる。格好良いなあなんて思いながら。差し出されるコーヒーは素直に受け取った。]
わーいっありがとうございます、いただきますー! キリが無い…前みたいな感じ、ですか。 ……特に強い固体がいそうな場所とか、固まってるところとか、分かります?
[流石にそれは無理かな、と思いつつも早速コーヒーを開けながら、尋ねる。返事が返る間、コーヒーを手早く飲んでいくだろう。]
(292) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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/* ……死体発見現場や神社を南部と誤認してた。
(-69) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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あれ、来客? 悪いけど俺ちょっと行ってくるから。
[あの気まぐれな風を追いかけに。 鳥居前の面々に適当に手をふって背を向けた]
(293) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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っ!? そっちかっ!!
[シャドウの気配を察知し、向かった先には挟み撃ちされた少女>>289]
行けっ、ペルソナぁっ!!
[ペルソナ、吉備津彦命に命じ、剣戟で蹴散らそうとしただろう]
(294) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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[見渡せば小さな路地がある。 どちらもきっと入ってこれない大きさだが。 周りのものを破壊して押し入ってきたら?]
普通の人に、被害が出ちゃう……。
[ならば戦うしかない。 炎の勢いがなくなり煙だけを上げる後方の目玉団子。 目があるなら、狙うしかないだろう]
ツキサエ、目――ッ!!
[少女の持っていた傘がふわりと浮く。 月塞の念が動かすそれは投擲された槍の如く、 真っ赤な目玉に突き刺さり盛大な泥飛沫が上がった。 白いコートを赤黒い泥が斑に染める]
(295) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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/*今ちょっとぐぐったんだけど、ガチな鉄扇高くてヒッってなった。 多分骨だけ鉄の安いタイプのだと思うな!
(-70) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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利いてる、っ。もっと、押し込んで!!
[悶える目玉団子の奥へ、奥まで。 ぎりぎりと傘を貫通させようと力を込める。 しかし、その間にも黒いおたまじゃくしが迫っている。 間違いなく、まっすぐこちらへ向かっている]
(296) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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これは……ちょっとなんだろう、やる気が出てきた気がする。ありがとうね。
[>>292蘭陵王というのは世界史の授業でちらっとだけ聞いた覚えがある。もう昔の話。けれど、この光は確かにペルソナの力を感じさせるものだった。]
そうだなあ……麻夜君が言ってるみたいに、前よりはシャドウも強くなってると思う。特に強いのが……ちょっと待って。 強いかどうかは分からないけれど、神社のずっと奥の方、禁足地の辺りには大きなシャドウがいるっぽいわね。数も…うん、それなり。
(297) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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―東部山間田園地帯―
連絡ひとつも寄越してくれない、って、 ――……やっぱ薄情だよねえ、絹ちゃんって。
[>>253 風に追いついたのは、いつ頃のことか。 そのくせ今夜は一人で遊びまわっているらしい、 子供のように拗ねた気分になりながら、ゆっくりと片手をあげる。 ペルソナ――唇だけのささやきが黒い焔翼を夜に降ろした]
どうせなら、俺と遊ばない?
[失踪する相馬を追うシャドウ、 それらを強い羽ばたきの炎がなぎ払う。
――焔の激しさは、シャドウの先の相馬にまで迫るほど]
(298) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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― 崇神神社・鳥居前 ―
…おぉ…俺より…精度すごい…。
[正確な数や距離まで言い当てる、真弓のペルソナ>>288。 やはり、適してる人のそれは、自分の様な付焼刃とは違う]
…マユミ…確か…市内図書館に勤めてた…。 …昔から…優等生よりだった…?
[ペルソナの隻眼が今度は探索メンバー達を見つめ光を放つ。 身体を強化する巡理のペルソナに更に上乗せして、その場にいた者たちの物理的な攻撃力が上昇する効果を及ぼす。 コーヒーを手にする真弓をまだ無遠慮に眺めながら他愛ない話をしてみる]
(299) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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っ。
[進退窮まり唇を噛んだ刹那、 おたまじゃくしに何者か>>294が襲い掛かった]
ペルソナ……?
[誰かが助けてくれたのか。 こちらからおたまじゃくしの注意が逸れたのを感じ、 すぐさま月塞に目玉団子のとどめを命じる。
傘の貫通した目玉の中へ、圧縮した炎を打ち込んだ。 内側から焼き焦がす熱に断末魔の痙攣を起こすと、 表面のタールがぼこぼこと飛び散った。
熱いタールが降りかかってくる。 咄嗟に地面にしゃがみ込み丸くなってそれを凌ごうとした]
(300) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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― 崇神神社・鳥居近辺 ―
……何してるんだろ?
[山林から田園地に抜け1km程走っただろうか。 >>292数十m先に光に照らされた面々が視界に入る。 何を理由に集合しているかも知る筈も無く、遮蔽物も無い見通しの良い道路上から無遠慮な視線を皆に向けている。]
2015/02/17(Tue) 22時頃
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/* お、おおう、チアキさんここでoff。 ど、どうしよ。
(-71) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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― 満月の前・公民館裏の路地>>269>>270 ―
一人で行くというのか?
[翔子の言葉には、流石に顔を顰めた。 多数のシャドウに囲まれ、此方も人数が居たのに苦労させられたことを、覚えているのだろうか。 けれど行きたいと言う場所のルートに、南部の住宅街が含まれているのを知れば、少し前に口にした自分の言葉>>232と、少女の反応>>238を思い出した。 「まさか」と思ったが、流石に問うのは躊躇われて、呆れたようにため息を一つ落とす]
……俺は西部側を調べる事にする。 危険だと思ったらルートを変更して此方に向かうといい。
[そう告げて、男は少女の頭を撫でる。 どうにも死んだ妹の事を思い出して、過保護気味になってしまう自分に苦笑した。
そんな時だったか。 翔子の口から「真弓」の名が出たのは]*
(301) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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―二度目の赤い月―
[あかりが集合場所に到着したときには、既に智晶の姿があった]
櫻井くん、お待たせ。秋山さんは、もう、来てるの?
[五郎も既に到着していただろうか。 彼の姿を見つけたならば小さく頭を下げる]
そだ。 ……この間、公民館で会ったときに言いそびれちゃったけど、心配かけてごめんね。
[智晶からは『お見舞いに行こうか?』とのメールを貰っていたが>>277 その直後に巡理から明の父親の話を聞いたため、人に会う気分になれずに見舞いは謝辞していたのだ]
(302) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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― 崇神神社・鳥居前 ―
[大塚や高屋敷から敵の存在を知らされる。 ついで花咲と大塚が、光を照らしてくれた。
自分には、彼らの様な器用な事は出来ないのを少し歯がゆく思いながら、ありがと、と礼を述べれば。]
(―――――――……)
[心のうち、囁く何かの存在。 けどもそれはまだ明確ではなく。]
(303) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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めぼしいところだと、先ずはショッピングモールかホームセンターだけど。 ……とりあえず、大通りを港方面に流しながら、モールまで行ってみませんか?
[どこから回ろうかと訪ねる智晶>>290 に答え、五郎の意見を待つ。 特に異存が出なければ、早速、探索を始めるだろう]
(304) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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― 夢の通い路 ―
[友の後ろ姿が、見えた。 まるでスローモーションビデオのように、ゆっくりと此方へ振り返ろうとする。
けれど、その姿に手が届く前にたくさんの蝶となって霧散した。
その色は、あの部屋のように青く―――――]
(305) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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―――――――ッ!!!
[手元で携帯端末が震える。 その振動でどうやら目が醒めたようだった。 指を滑らせれば敢からのメール>>257]
………端的でわかりやすいが、わかりづらいな。
[苦笑しながら身支度を整え、メールを返す。 その足は、予定通り集合先へ]*
(306) 2015/02/17(Tue) 22時頃
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うん?まあ、そうね。少し前から図書館に勤めてるわ。
[麻夜から話しかけられて、>>299探索の手を休め返答する。ついでにコーヒーも渡しておいた。]
まあね……昔からお勉強ぐらいしか取り得なかったからね。 優等生とはよく言われたけど…あんまり嬉しいと思ったことなかったな。何でもそこそこだとね、気苦労ばっかり増えて大変なんだな……って。 そう言えば麻夜君?確か楠さんを引き取ったって聞いたけど、うまい事やってる? あんまり変なこと考えちゃダメよ。
[物静かにそんな釘の刺し方をして、裏山の方に視線を向ける。]
……うかがってるのかもしれない、シャドウも私達の事を。
(307) 2015/02/17(Tue) 22時半頃
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…それにしても…
[ふと、捜索隊の面々。と云うより二年生組の二人をじろじろと]
…二人とも…それ使えるの…? ケーイチとか… …ううん。似合ってはいる…。 なんかしっくりはくる…
[そう。二人の獲物だ>>284>>285。まあ自分も例に漏れず調達してるのだが。 然し自分は今回負傷中な為、イザと云う時の為に、ガッチリとしたブーツしか履いていない。 …まぁブーツの中に鉄板仕込んで強度重ねてるのだけど…]
(308) 2015/02/17(Tue) 22時半頃
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―――→>>257
--------------------------- 宛先:五老海 敢 Subject:Re:満月 main: 出かける。
お前の姿がなかったから一応書いておくが、東部と西部で別れて探索する運びだ。 俺は西部に行く。お前は好きな方にいくといい。 ---------------------------
(309) 2015/02/17(Tue) 22時半頃
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/* くっそwwww現軸wwwww 回したいフラグロル(霊的な意味で)がwwww
(-72) 2015/02/17(Tue) 22時半頃
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―中央部・繁華街ゲームセンター―
[反転した世界の影は赤い。
ダンスゲームはハイスコアの更新ならず、 画面が真っ赤なノイズで停止した。 肩越し振り返り一瞥して、 立てかけておいたモップを徐に担いで歩く。]
――何処に居たって、危険 か
[>>271 マユミからの返信を思い出す。 さて、それは確かにそうだろう、と イサムも思っている。
さりとてどうにも あのペルソナを人目に晒す気にもなれないのだ]
(310) 2015/02/17(Tue) 22時半頃
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…………。
[>>289シャドウの動く気配。その先にあるペルソナの気配。 少年は臙脂色の本の表紙をぱん、と叩いた。 その動作に合わせて、>>296後続の大型シャドウがどろりととろけていく。
びちゃびちゃと地面に滴り落ちたタール状のシャドウの残骸は、地面の闇を這うように一つの方向――ショッピングモールの方面へと進み出した。]
(311) 2015/02/17(Tue) 22時半頃
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[高屋敷が、次々に敵の位置を告げるのを、必死に頭に叩き込む。]
前より強い、ですか……満月の夜の度に強くなったりしてんのかな? だったら厄介だなぁ……。 きっとシャドウの数だって増えてそうだし……。
[木刀持つ手に自然力がこもった。]
……禁足地、ですか。 なんだからしいっちゃらしいですね、うん。 ちょっと入るのが別の意味で躊躇いそうだけど。
(312) 2015/02/17(Tue) 22時半頃
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