108 Persona外典−影の海・月の影−
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――つーか、 オマエが行かないんじゃ オレ行ったってカオわかんないでしょー
[答え。 例えばあのペルソナを見た時の気持ち悪さとか、納得のいかない怖気とか。過去を掘り起こされるような心地とか。そんなもの。
――簡単に答えを出されて、 たまるものかと。
リツキのすがたをしたものの、 内心知らず。少女に問いかけた事も知らぬまま返事をした]
――怖いけど、キレーだったな。 アンビバレンツってやつ?
まるで、世界の 裏側みたいで
[シャドウの海。あの中でだけ、ペルソナは直に己を覗きこんでくる**]
(248) 2015/02/17(Tue) 10時頃
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…………は? 人間はやっぱり馬鹿だな。
[>>*18愛してる、だなんて。
囁きが聞こえた直後、少年は心底つまらなさそうに吐き捨てた。]
(*20) 2015/02/17(Tue) 11時半頃
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― 満月の夜/西部・ショッピングモール ―
[赤い月の夜。少年はショッピングモールの屋上にいた。 大きく開けた視界に、赤い月と黒い世界を見つめる。 静かで、広くて、美しい世界。
>>248サムの言う通り、今は裏側――影でしかない世界。 しかし。]
…………。
[少年は、臙脂色の本の表紙をぱん、と叩く。 途端に足元のコンクリートがぼこぼこと不規則に揺れ、大きなおたまじゃくしのような形をしたシャドウが複数飛び出た。
古いゲームで見たことがある。 黄色のよく分からない球体が、お化けを食らおうとマップを動き回る。街の道路が道だ。食われるべきものは勿論、人間だ。]
(249) 2015/02/17(Tue) 11時半頃
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[複数のシャドウが散り散りに飛び去っていく。 少年は屋上の縁に腰を下ろした。 虚空に足を投げ出す格好で、足の上に臙脂色の本を置き、頁を捲る。
天使が7つのラッパを吹き、世界に終焉が訪れる。 綺麗な世界を作る為に、まずは不要なものを削除しなければならない。]
……俺たちの世界に馬鹿はいらない。 俺たちの世界を理解できないやつも要らない。 そうだろ?リツキ。
[影は、自らの影にそう語りかけ、ぺらりと本の頁を捲った。**]
(250) 2015/02/17(Tue) 11時半頃
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/* 西部のショッピングモールを使っておきたかったのだ…… 折角の施設だからね
リツキちゃん馬鹿だから高いところがお好き
(-53) 2015/02/17(Tue) 11時半頃
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/* かなり早々に赤をおもらししたくなっちゃう癖は久々の村でも健在ですね(真顔)
(-54) 2015/02/17(Tue) 12時頃
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― 日常 ―
[日常に戻れば、そこには色あせた日々が待っていた。
自身の力で難壁を踏破しても物足りなさが募るのみ。 ペルソナの補助を失った身体はシャドウの跳梁する街を駆けたあの時の感覚を与えてくれない。
律が言うように遊び足りないかったのだと実感すれば、自分のどうしようも無い性質を改めて理解する。 自分は、あの街をペルソナの力を使い文字通り駆けているだけで幸せなのだ。]
(251) 2015/02/17(Tue) 12時頃
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[その後の行動に迷いは無い。 自分は自分の楽しみに専念する。 影への根本的な対処等はどうでも良い、これを問題とする者達が解決に当たればいい。 自分が人知れず影に呑まれても、相応の代価だと覚悟した。
その思考故に、日常は半ば次の満月までのインターバル期間と化し、人間関係への執着も薄れ律とも再び疎遠になった。]
(252) 2015/02/17(Tue) 12時頃
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― 満月の夜:東部の山間 ―
――ッ。
[山林を数十mの距離に及ぶ跳躍で抜け出れば冬の田園地を貫く舗装道に着地する。 振り返れば複数の不定形の影が木々の間で蠢いていた。]
ァハハ……あーヤバかった。 さて、次はどうしようかな……と。
岸壁でも走ろうかな……っと。
[言葉に滲むのは恐怖では無く難関をこなした事による喜色。 休憩するする間も無く、新たに現れた見慣れぬシャドウに追い立てられるように海沿いの道路を目指し男は駆ける**]
2015/02/17(Tue) 12時頃
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― 満月の夜:東部の山間 ―
――ッ。
[山林を数十mの距離に及ぶ跳躍で抜け出れば冬の田園地を貫く舗装道に着地する。 振り返れば複数の不定形の影が木々の間で蠢いていた。]
ァハハ……あーヤバかった。 さて、次はどうしようかな……と。
岸壁でも走ろうかな……っと。
[言葉に滲むのは恐怖では無く難関をこなした事による喜色。 休憩するする間も無く、新たに現れた見慣れぬシャドウに追い立てられるように海沿いの道路を目指し男は駆けだした**]
(253) 2015/02/17(Tue) 12時頃
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/* 初回被▼を目指す。 人犬を引きながら、ひたすら他人を避けまくり発展性の無い事をしていて申し訳ないが……これで吊り票が他所に逸れたら泣ける。
(-55) 2015/02/17(Tue) 12時半頃
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ー満月の夜前・公民館ー
索敵?それなら私のペルソナも可能と思うな。 シャドウはどこから沸いてくるかわからないんでしょう? それなら、あまり固まっているのはまずいかもしれない、とも思うかな。
[図書館に翔子が来ていた日は自分は運悪くというべきか、代休を取っていた。だから顔を会わせたのは公民館でのことだ。言葉少なに、その場のペルソナ使い達に大人として時折助言を加える。]
待つしかないというのも、結構じれったいものね。
[あまり私語のできるような時間はなかったから、翔子と十分話す時間はなかったかもしれないけれど、ともかく気がつけば早くも、次の満月の夜だった。]
(254) 2015/02/17(Tue) 13時頃
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―とあるメール文―
--------------------------- 宛先:マユミちゃん Subject:満月 main: 次の満月どーすんの? ---------------------------
(255) 2015/02/17(Tue) 14時半頃
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[短く送られたメール文は 今後の動向を問うものだ。 結局あのあと公民館に出向かなかった男の、 一つの情報収集選択。
ペルソナ使いが顔を突き合わせていれば 自分のペルソナについても言及しなくてはならないだろう。 イサムにとって、それはひどく。 嫌な事だと思えたのだ。]
あー……
[がしがしと、痛んだ金髪を乱しつつもう一通。]
(256) 2015/02/17(Tue) 14時半頃
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―とあるメール文―
--------------------------- 宛先:ゴロさん Subject:満月 main: 出かけんの? ---------------------------
(257) 2015/02/17(Tue) 14時半頃
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[生憎と学生連中との 連絡先交換はなされていない。]
リツキカッコカリのも 聞ーときゃよかった
[ぼやいても遅い。 どうにも、それどころではなかったのが大きい。 余裕がなかったなんて認めたくもない話だ。
あれから自身のペルソナのカードをどんなに睨んでも、忌わしい首無しの騎士が現れることはなかった。時間帯限定、とそういうことなんだろうとイサムは勝手に納得した。]
(258) 2015/02/17(Tue) 14時半頃
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/* かっこかりwww
(-56) 2015/02/17(Tue) 14時半頃
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[額にかかる痛んだ金髪ごしにゲームセンターの騒がしい明りを見る。 繁華街を屯する若者の間には 独自のネットワークがある。 気になる情報も、浮かんでくる。
――常連のミノルが、 あの満月の晩以来 姿を見せてないらしい。
――戻ってきたと思ったら、 まるで無気力、だとか。]
満月、か
[ダンスゲームに100円を投入しながらかりり、と薄くなった飴を犬歯でかみ砕く。丁度、このロングバージョンを躍り切るころに、時間となる。]
(259) 2015/02/17(Tue) 14時半頃
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[ステップ、ステップ。 上着の裾を翻して、 2フロア分の矢印を踏んでいく。 最後のノーツをPerfectで踏み抜いた直後。
――世界が、裏返った**]
(260) 2015/02/17(Tue) 14時半頃
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/* 適当内側トラウママン喋りやすい
(-57) 2015/02/17(Tue) 15時頃
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/* 白い子と黒い子の ラブロマンスを見守ろうの会 死ぬ前にヒューヒュー謂いたい
(-58) 2015/02/17(Tue) 16時半頃
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―北部:公民館・食堂―
[仲睦まじい明と大塚の姿にひとつため息をつく。]
いーなー、あたしも彼氏欲しいー。もうすぐクリスマスだよ?……ま、そんなん言っとられんけど。
[気を取り直して、話を続ける。事件の話>>223>>232になって、口を開いた。]
調べものは日を改めんとなんとも言えんね。 ……案外、全部満月の日だったりして。
[冗談めかしてそう言う。後日、真相が分かって複雑な思いをすることになるが、それは今はまだわからない。チームを分ける話>>229>>233には、少し考えて翔子の言葉>>235>>236>>237>>239、真弓の言葉>>254も聞いてぱぁっと笑顔になった。]
そっかあ。翔子ちゃんのは難しいかー。じゃあペルソナで探すのはム…真弓さんナイス!
……海繋がりはアリかも知れんね。あの青い部屋も海にあるし。 とりあえず明日は【北部】と【中心部】に別れたらいいと思う。 携帯はー、使えないんだっけ? なら、誰と組むとしても戦闘も探索もどっちも出来る方がええと思う。 あたしのおる方で何かあったら、雷を打ち上げて知らせられんか、試してみるね。
2015/02/17(Tue) 19時半頃
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―北部:公民館・食堂―
[仲睦まじい明と大塚の姿にひとつため息をつく。]
いーなー、あたしも彼氏欲しいー。もうすぐクリスマスだよ?…そんなん言っとられんけど。
[気を取り直して、話を続ける。事件の話>>223>>232になって、口を開いた。]
調べものは日を改めんとなんとも言えんね。案外、全部満月の日だったりして。
[冗談めかしてそう言う。後日、真相が分かって複雑な思いをすることになるが、それは今はまだわからない。チームを分ける話>>229>>233には、少し考えて翔子の言葉>>235>>236>>237>>239、真弓の言葉>>254も聞いてぱぁっと笑顔になった。]
そっか、翔子ちゃんは難しいかー。じゃあペルソナで探すのはム…真弓さんナイス!けどほとんどみんな出来ないから、分けるのも難しいなあ。分け方は探索と戦闘って考えんでもええかも知れんね。
海繋がりはアリかも知れんね。青い部屋も海にあるし。 けど、この前はみんな大体【北部】と【中心部】におらんかったっけ? なら、次の満月は【東部】と【西部】を調べてみたほうがええんじゃない? 携帯はー、使えないんだっけ? あたしのおる方で何かあったら、雷を打ち上げて知らせられんか、試してみるね。
(261) 2015/02/17(Tue) 19時半頃
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/* ヤバ。あんまりアレ過ぎて誤認されたか?
(-59) 2015/02/17(Tue) 20時頃
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―満月の夜・12時少し手前の南部住宅地―
[その日、少女はクリスマスイルミネーションが始まった町を抜け かつて自分が住んでいた南部の住宅地にやって来ていた]
もし、お父さんがシャドウになってたなら。 お父さんだって、何処かで襲われたんだ。
[満月の12時に、何処かで。 考え得るのは、残業や飲み会で遅くなった時。 中部の繁華街、あるいは職場のあった西部寄りの地域、 はたまた帰路に当たるこの南部。
>>261、その日は東部と西部に人が向かうらしかった。 何かあればそちらへ向かえば誰かと出会えるだろう]
……結局、真弓さんとはお話できなかったな。
[>>254、公民館での彼女の発言を思い出す。 自分は退席してしまったから、その後の会話はよく判らない]
(262) 2015/02/17(Tue) 20時頃
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/* 鬼塚じゃねぇ、大塚だ><
うーみゅ、自分がオスカーだった時の苗字とごっちゃになった。
さて、吊襲撃もらう為にフラグ立てたいが、どうすっかなぁ?狼がどんな基準で襲撃狙ってくるかねー? 吊りは……正直みんなの基準がどうなるかわからんのでまぁ。
(-60) 2015/02/17(Tue) 20時頃
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― 食堂に集合する前 ―
………そうだな。
[驚かれた>>234事は仕方がないとは思ったが、伏せられた目と憂いを含む瞳は、燻ぶる怒りを宥め、その火を落とすように水を差してゆく。 けれどそれを不快に感じることはなく。 逆に男では素直に表せない悲しみを、代わりに言葉にしてくれるようで、感謝と共に、その小さな頭を優しく撫でた]*
(263) 2015/02/17(Tue) 20時頃
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― 北部・公民館 ―
人になったシャドウを探す事には、賛成だ。 俺も、聞きたい事がある。
探索をするに合わせて、探せればいいと思うが、他はどうだ?
[外へと走り出す>>239背中は気になったが、方針をまとめなければ消耗するだけ。 この時間ならばそこまで心配をしなくてもいいだろうと、視線でその背を見送るに留めた]
(264) 2015/02/17(Tue) 20時頃
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………そうか。 俺達は北部にいたが、他の面々は中心部に居たのか。 ならば東部と西部に別れて行動したほうがいいだろう。
[半数程度の面々とは、名前すらも交わしていなかった。 前回の行動地域が巡理の言うとおりならば、提案通りが良いだろうと賛同して]
組みたい者がいるなら相談して決めてくれ。 見知る者同士のほうが動きやすい事もあるだろうしな。 俺は何処か適当に入れてもらえればいい。
[そんな言葉を残して、外へと向かった少女を探しに席を立つ。 隠れるように泣く少女の姿を見つける事が叶ったなら、泣き止むまで側にいただろうか]*
(265) 2015/02/17(Tue) 20時頃
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―そして月は染まり―
[携帯電話が沈黙し、世界が赤と黒に転じる]
ツキサエ。
[白のダッフルコートを羽織った今夜の少女は 白い衣を纏う月塞と少しだけお揃いだった。 青い蝶が何処からともなく降りてきたのを見て指を伸ばした。 爪先に触れてそれはすっと姿を消す]
お父さんの歩いてた道を、辿ってみよう。
[お願いね、と月塞の衣を右手で掴み。 注意深く歩き出した――*]
(266) 2015/02/17(Tue) 20時半頃
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