93 Once upon a time...
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フィリップ狼ならあんまり殺意出すのもあれなんだけど殺したい。
(-71) 2014/10/13(Mon) 02時頃
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/* みんなの殺意があふれていてうれしいような戸惑うような 小狼には刺激が強いぜ
(-72) 2014/10/13(Mon) 02時半頃
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[心配そうに見つめるスージーへは 普段と変わらぬ笑みを見せ
トリノスから答えが聞けたなら 短く礼をいって、その場を離れた]
壊れる時は、どうやったって壊れるけどな だからって、壊していい訳でもないし それが、壊れかけてるのは…さすがに見過ごせないさ
[誰にともなくつぶやいて*]
(178) 2014/10/13(Mon) 02時半頃
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[舞台裏で軽く、ジャンプ。そのたびに鈴が何度も鳴る。 シルクの垂れた金環と、ついていないのとを合わせて放り投げて、最後のウォーミングアップを繰り返す。
身長が合わないことが主な理由だが、クライマックスを担うジャンパーたちと違って、自分はほとんどソロジャンプだ。 息のあった群舞を魅せるのでなく、自分一人だけ。 ここに来ると袖であったことなんて、みんな忘れてしまいそう。 それくらいのぴりりとした緊張感と、集中を得られる**]
(179) 2014/10/13(Mon) 03時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 03時頃
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おれのせいじゃない。 ニコは、すごいな。
[この軋みは、自分のせいじゃない。誰のせいでもない。 例え今夜調教師が闇夜に襲われたとしても、それは丸呑みが嫌だったからだ。 誰だって食われたくはない。それに抗うだけ。 悪いことはしていない。自分は悪くない。 聡い仲間の言葉に、子狼のなかの赤黒い衝動が育ち、本番前の少年を、闊達に、快活にしていく。
早く誰かを食らわないと、殺される。 エフェドラの殺意にも触れた今、そうした意識が芽生え始めていた**]
(*17) 2014/10/13(Mon) 03時頃
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[開幕前。ペギーは化粧の得意な団員に頼んで、赤く腫れ上がった目元をごまかしてもらった。薄紫のシャドウは、お世辞にも似合ったものではないが、遠目にはわかるまい。彼女の衣装はシンプルな黒のシャツ。髪を整え、笛の状態をチェックする。準備完了。彼女が舞台裏に到着した時、バンドネオンは既にステージで待機していた。合奏は開幕の口上のあと。今はただ待機。
何もない時間。今朝の出来事を思い出す。思わずこみ上げてきた涙を、すんでのところで飲み込んだ。
「公演の間だけでいいから」
クラウンは言った。ペギーはゥン、と頷いて]
ぺぎーは、ずっとだいじょぶです。
(180) 2014/10/13(Mon) 03時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/13(Mon) 03時半頃
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[客の入場もあらかた済んで、定刻通りの開演。舞台にはいつもの脂ぎった親父殿の代わりに、大きな口のクラウンが立つ。]
はっぴいえんど。
[無意識に、繰り返した。 公演が終わった後の幸せな気持ちは、もう帰ってきそうにはない。身を切り心を砕いて創り出すハッピー・エンドは、今までのそれとは全く違う、何か得体の知れない怪物のように思えた。
終わりなんか来なければいいのに。ずっと夢のような舞台が続けばいい。彼女の思いは、言葉にはならない。だから彼女は、自分の思いを知ることもない。ただ、だいじょうぶ、と、繰り返した。]
(181) 2014/10/13(Mon) 04時頃
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[現れたザックへ>>160]
クラウン、時期団長になるんだって。 良いと、思う。 新しいメルヘンも、きっと、楽しそうだね。
[ふわりと笑う]
(182) 2014/10/13(Mon) 11時半頃
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[エフェドラは去った。 トリノスとブローリンの言い合いは 理解し得なかった。 とりあえず、自分に用は無いようだ]
楽しみにしてる。 猛獣ショー。
[ブローリンにそれだけをぽつりと言い残して。
ブランコ後は、いつもの定位置は埋まるのも日常。 その後は、皆と同じく舞台袖で見守る。
鳥に突かれながら**]
(183) 2014/10/13(Mon) 11時半頃
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/* >>160は見てはいたけど フライヤー、がどっちの事か分からなくてスルーしてしまったのです申し訳ない ちょうどトリノスと一緒だったし 鳥の巣と言いたくなる
そしてブランコ公演描写が地味過ぎて…… もっと派手に色々、色々…! 何をどうするかとか具体的な事を何も考えていなかったんだ!
(-73) 2014/10/13(Mon) 12時頃
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/* ブランコってどんな事するんだろう 一人で空中で数回転して、反対側のブランコキャッチ、とか ……それしか浮かばん
うーーーーーーーーーん 公演しょぼすぎてリテイクしたい勢いですがこう、こう いい描写浮かばない……
乗せる形にしてくれた鳥の巣にも申し訳ないのです
(-74) 2014/10/13(Mon) 12時頃
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[共同生活の中、様々な感情が見えるのは極当然なこと。 その中に怒りの感情があるのも不思議ではないし 此処で暮らすうちに怒気のままにすぐ手を上げるような―― 父のような激昂をみせる存在は稀なのだろうとわかっていた。 けれど昔の体験から言い争う間に立てるほどの強さもなく。 怒りの感情に思わず身を竦ませてしまう癖は消しきれず。 ただ昔のように逃げ出す事がなくなってきたのは メルヘンの仲間が安易に手を上げたりはしないと思えるから。]
……。
[過去が過り、気付けば胸元で重ねた手を握る形。 その手首に微かな違和感を感じて視線を落とす。 違和感の正体は演目の際に残された鞭の跡。 うっすらと赤い線が残るに気付けば軽く擦り 腕使うのに問題ない事を確かめる。]
(184) 2014/10/13(Mon) 14時半頃
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[ブローリンの声は穏やか>>178で トリノスもまた声荒げる様子もなく>>175 やはり杞憂と思えば無意識の強張りも緩んでゆく。
そうして紡がれた潜められた声>>177 届くか否かの際どい距離ゆえ 断片的な単語のみ拾い、はたと瞬きして。
名を呼ぶ声に落とした視線を戻せば トリノス>>176が柳眉を下げるのが見えた。]
――…トリノス。
[時間は止まらないと彼は言う。 立ち止まり心休める間もなく、 彼は止まらぬ時間と共にあったのだろうか。 そうならばと考えて、胸が痛む。 突然のトリとの別れで心痛める彼に 付き添う事も出来ずにいた過去を悔いるのは――。]
(185) 2014/10/13(Mon) 14時半頃
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[普段と変わらぬ笑みがブローリン>>178にあれば ほっとしたように目許を和ませ仄かな笑みを返す。 呟きには物思うようにまた視線を落とす。]
壊れる時は壊れるけれど――… 壊したくないと思うのはそれを大事に思うから。 見過ごせないのも――
[同じかもしれない、と離れゆく彼の言葉にぽつりと小さく零した。]
(186) 2014/10/13(Mon) 14時半頃
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――大テント・水場――
[据え置かれた桶から水をすくい、ばしゃばしゃと顔を洗う。 メイクも不要となった表面を冷やし、ぐっと心を落ち着ける。 ここは、団員たちが用足しや、ちょっとしたメイクの直しに使う場所。 顔をあげ、眼前に据えられた鏡ごしに自分の姿をみて、憎々しげに言い放つ]
らしからぬ人形>>133で悪かったね。
[みんなの場所を離れた時。 やってきたザック>>160やブローリン>>164とは入れ違いとなってしまったことだろう。 ……頭が痛い。 フィリップに投げかけられた言葉が、ぐるぐると頭をめぐる。 人形だなんて、自分でも言っているし、周囲もきっと、親しみをこめてそう呼ぶこともある。だからそれは別にいい。 ただ、彼の真意はともかくとして……笑いの消えたフリップの声が、まるで『物』に対して言い放ったように、エフェドラには受け止められて。 久しく離れ、忘れようと努めてきた、過去の自分が思い浮かぶ]
(187) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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[何人かの団員と入れ違え―――…
次期団長に名前を挙げられた ザック>>160の横を、通り過ぎる。 なにか声を掛けようとして、真逆に、口を閉じた。
頑張れ? それとも、 期待している?
腹のなかと、あまりに裏腹だ。 あまりに、空々しい。 舞台袖から離れる足取り。 皆を窘めている声>>164は、届かなかった。]
(188) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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知ってるさ。普通じゃないもんね。こんなの。
[同じ女でも、スーザンとは全く違う。 骨と皮だけの人形。骨と皮だけの……バケモノ。 鏡に映るメイクも落としたその顔から眼をそらし、ぼそり、と小さく呟いた。 ジャニスは「好きだ」と言ってくれた>>142。 もしかしたら、魔法じみた>>92ものも身につけられたのかもしれない。 ただ、メルヘンとは程遠い、そんな人形が仕上がっていった源泉を知っても、「好き」や「魔法」の言葉は生まれてくるものなのだろうか]
はらへりのすたるじー……大っ嫌い。
[お腹がすくと、思い出す。 先天的・後天的に『常とは異なる』見た目をもった、『普通の人間』たちがあつめられた見世物小屋。 足が3本あるわけでもない、体中が毛に覆われていたわけでもない。 下手に五体が『普通』であったため、食事もろくに与えられなかった少女時代。 『バケモノ』のままでいさせるために。『物』のようにさげすまれ。
そんな苦痛に耐えるため……生き延びるために身に付けた技術。 それが、心を殺し、刺激から反応を閉ざし、無言でただ立ちすくむ『人形』だったのだから]
(189) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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『人形に通じる者だけが、この人形を扱えるんだよ』
[昔の記憶に触れてしまったせいだろう。 ふと、鼻のあるべき位置にぽっかりと穴があいていた、あのジプシー>>1:239の言葉を思い出し。 荷袋から土人形を取り出し、記憶を準えるように口にした]
死して人形と化したものに、これをそうっと掲げるんだ。 そうすれば、相手の正体はこの人形の体に、移り宿る。
[それが人間であるならば。土人形をは『白み』を増して、鮮やかな赤がそこに宿る。 ちょうど、赤いフード《ずきん》をかぶったように。 それが人狼であるならば。土人形は『黒み』を増して、闇の黒色がそこに宿る。 ちょうど、濃く暗い体毛に覆われた野獣のように。
いったいどんな出来事が、まだ若かっただろう彼女を、そんな姿にさせたのか。 肉を食いちぎられたかのような、むき出しの歯と、まぶたのない白濁した双眸をこちらに向けて、彼女は励ますように言ったのだった]
『持って行きな。あんたならきっと扱えるよ。 ほら。人間、1つでも信じられる特技があれば、それを心の支えに生きていけるさ。 たとえ終わりの時を迎えたとしても……自分らしく生き抜けるからね』
(190) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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[特技の集団であるメルヘンに移ってきて、『生きる術』を新しい特技に昇華させてからは、すっかり忘れていた言葉]
やれる。サイモンだってきっと……。
[「高性能お人形さんにー失敗などありません」「なになにー意味深ってどんなんー?」 サイモンとのやりとり>>119の後、最後に告げられた『保留』じみた結論>>135。 引き留めない、ということは、協力してくれる可能性だって、ゼロじゃない。 骨と皮の人形だけじゃ、心もとないかもしれないけれど。判別する力を持って、仮に2人で協力できれば、きっと――――]
…………。
[だけど、一方で。浮かんでしまう負のイメージ。 マリオネットのようにバラバラにされた自分の上に、ぽつんと置かれたこの人形。 人間の反応――――赤ずきんでもなく。 人狼の反応――――野獣でもなく。 赤黒い人形は赤黒いまま、なんの反応も示していない。 未来のことは分からない。考えるな、と言い聞かせるも、イメージだけはこびりつく。
人形に反応がない理由は、『人形に通じる者』が、使用したわけではないからだろうか? それとも、もしかしたら――――]
(191) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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『お 前 が 人 形 だ か ら だ よ』
(192) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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うっさいな! ついてくんなよ鳥頭!
[水の入った桶を、どん、と叩いて、勢いよく後ろを振り返る。 そこには誰も、いやしない。 周囲をきょろきょろ見渡してみる。 やっぱり誰も、いやしない]
逃げ足の、はやいヤツ……相変わらず>>0:50。
[最初から、エフぇドラ以外に。 【ここには誰も―――――いやしない】。
もう、戻らなければ。 『頑張る』と返してくれた>>126、アントニーの演目もきっと始まる。 エフェドラは、『どうかなってしまいそう』>>61な頭の痛みをぐっとこらえて、元の場所へと歩みを進めていった**]
(193) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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――― 関係者用通路 ―――
[舞台は続いている。 メルヘンの夜は、続いている。
しかし、此処を通るのは 舞台袖を上手から下手に、あるいは逆に、移動する団員だけ。 指先が、冷たい、冷たい、冷たい。]
『団長は、 』
[蛇の口で、口にする。
冷たい指先が、ポケットの膨らみを探った。 ―――…夜が、夜の内に、明けないように。]
(194) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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[舞台裏で鳴り響く鈴の音>>179。 アントニーの動きに合わせて鳴るそれに 彼の出番が徐々に近づいていると知れる。
ブローリンもまた出番に向けて 動いたのだろう、と この場を離れた事>>178にそう思う。]
ああ、後でこれも返しにいかなきゃ。
[膝上に置いた鞭をちらと見遣り呟く。 護身用に使えるだろうか、と そんなことも思うけれど それを使いこなせるかはまだ知れず。]
(195) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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/* とりあえず、『誰かを』キリング可能状態までは持って行けたけど。 投票先は悩みます……。 フィリップさんお気に触ったらごめんなさいなのです。
(-75) 2014/10/13(Mon) 16時半頃
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[次の公演までこの鞭は必要とされないだろう。 現に取りに来る者もいない。 アシスタントも、その代わりに舞台に立った隻眼も 今は姿をみせることなく、別の仕事をこなすのだろう。
舞台裏には誰かが衣装を引っ掻けたのか ジリヤが衣装を繕う姿がちらと見えた。 歳近い彼女と少しだけ話したい気分にもなったが 忙しそうにする今、話し掛けに行くも躊躇われ 女は大人しく、舞台裏からそっとステージを見詰めた。*]
(196) 2014/10/13(Mon) 17時頃
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[狼なんて、こわくない。]
[我らがマリオネットが歌った歌を、思い出す。
そうだ、これ以上、狼に壊されては、いけない。 歌い踊り喋る狼が紛れているのなら、これ以上、壊される前に。]
……………
[舞台袖は駄目だ。 観客席に近すぎる、悟られてはならない、夜を、護らなければ。
追い詰められる心地を覚えるのは 朝方から、徐々に歪み始めた、亀裂を感じてからだ。 護らなければ――――護る為に、殺さなければ。 心のなかで、蛇が鎌首を擡げる。男自身が、その歪みに飲み込まれていることに、気付かない。]
(197) 2014/10/13(Mon) 17時頃
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……… 時間だ。
[もう直ぐ、アントニーの演目が始まる。
腕の中でいまだ、低く唸りをあげる子犬を、抱え直して 男の足取りが関係者用通路を抜けていった**]
(198) 2014/10/13(Mon) 17時頃
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[音楽、というのは、つまりは飲み物だ。…というのは、生前の団長の言葉だ。 料理に対する酒、菓子に対する茶。単体で楽しんでもいいし、何かを引き立てる添え物であってもいい。
ペギーの場合、どちらかと言うと添え物でいる方が好きだ。道化芸の音楽を一人で担当することはあるが(そして時折即興で羽目を外し、そんな時に限って観客の受けは良かったりする。好きと得意は、やや異なるのだ)、基本的に表舞台に立つことは少ない。
しかし今日は珍しく、彼女のソロ・プログラムがある。とはいっても、それは幕間の音楽。照明が落ち次のプログラムの準備をしている間、見習い道化が暗がりでマイムを演じる。それに合わせて、ちょっとした音楽をつけるのだ。ゆえに、衣装は目立たない黒一色。これは楽団員の持ち回りだが、今日はペギーの担当、見習い道化との打ち合わせはすでにすませてある。打ち合わせというより、指示を受ける、に近かったが。
もうすぐ、その幕間。舞台裏のいざこざには、不安げな目を向けたが、今は持ち場を離れるわけにはいかない。袖で待機している見習い道化を見る。道化はニイと笑い、親指を立てた。]
(199) 2014/10/13(Mon) 17時頃
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/* もしかして 公演中に村の日付変更を迎える のかな
(-76) 2014/10/13(Mon) 17時半頃
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/* キャラクタがそれを許すなら 照明器具ごと落とすかなあ、って感じはあるんだけど 公演中にそれをやるのを 許してくれない
(-77) 2014/10/13(Mon) 17時半頃
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