78 わかば荘の薔薇色の日常
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[俺の花火がちょうど切れたタイミングで。 新しい光が弾ける。徹津の手元から、鮮やかに。]
……ライカ、
[進の陰に潜んでいるらしき徹津を呼ぶのは、 ポケットに突っ込んでた携帯取り出し カメラモード起動させてから。
ひっそり見ていた写真を撮る徹津の姿を思い出して なんとなく、この子の写真も撮っておきたいと。 残しておきたいと。 上等なカメラじゃないけど。
こっち向いてくれたタイミングで カシャッと上手く撮れただろうか。]
(4) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 00時頃
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[金貯めて、ふらっと、ここを出て行きたいのか…―?
夢を語る進(>>1:=277)を見る目を瞬かせ。 花火に照らされた明るみに暴かれないよう、 一瞬だけ生まれたざわりとした感覚を胸の奥へ隠して。
一呼吸の後、 曖昧な言葉と弱い笑み(>>1:769)を返した。**]
(=3) 2014/06/30(Mon) 00時半頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 00時半頃
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/* 今この村どうなってるんだ…?
フランク←シーシャ→ヘクター ドナルド→←サミュエル(→)←トレイル ミナカタ←ジャニス←クシャミ ↑ススム ↑テッド
???
(-57) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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/* わかんねえ\(^o^)/
(-59) 2014/06/30(Mon) 09時頃
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――暗い夜から、朝へ――
[まだ夏も始まっていないというのに。 打ち上がった花火が夜に溶けてなくなった瞬間に 終わったんだ、と思った。
明るかった場が解散すると、急激に夜は暗くなった。 片付けには出来る範疇で手を貸したが、 要領よく動ける面々の傍では邪魔になるだけかと しれっとするっとその場を離れて部屋に戻り。
ベッドに横になった途端に、意識は途切れた。*]
(159) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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[今朝のはじまりは細やかな雨が落ちる音から。 天気予報も窓の外を確かめるまでもなく、雨。
悪い夢を見ていたのか またじわりと汗を吸ってシャツが湿っていたし、 喉もからからに乾いている。
思い出せない夢。 きっと思い出さない方が良い夢。
―…緩く頭を振って、シーツに包まり転がったまま のたのたとした指先で携帯のモニタを弄って。]
(161) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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宛先:宇佐美 件名:風呂 ------------------------------------ うさみ 頭洗って ------------------------------------
[くしくしと湿った目元を擦りながら、送信。]
(=123) 2014/06/30(Mon) 20時頃
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負傷兵 ヒューは、メモを貼った。
2014/06/30(Mon) 20時半頃
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[返事は待たずに携帯は放り出してしまって、 ずるずるとシーツに埋まって怠惰なひとときを。
まどろみに沈んだ時間を破ってくれたのは、 いつものノックと、いつもの声。 鍵はかけていないが、いつもの通り扉を開けに出る。]
……おはよーさん。 頭洗って、煙臭ぇの… 洗ってない犬みたいな臭いすんの。
[焼き肉と煙とちょっと酒の匂い、花火の匂い、 昨晩の残り香がしみついた髪をかしかし掻いて。
ついでに宇佐美の髪にまた顔を寄せて匂いを確かめる。]
(166) 2014/06/30(Mon) 21時頃
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…よく寝たにしちゃ、
[髪に寄せた顔、離れ際、宇佐美の目元を見つめた。 重そうな瞼は薄っすら赤くて、まるで…――
思った事をまるごと吐くほどは、子供じゃない。 かわりに親指の腹で宇佐美の目尻を撫でようと。 ほっと気を緩めているなら、その隙を狙って。
いつもの朝と、少しだけ違う玄関先でのやりとりの後は やっぱりいつもの朝と変わらず風呂場向かって。]
……ちょっと今日は寒いな。雨のせいかね。
[昨日と同じように、甘えられるだけ甘えて、 宇佐美の手に全部委ねて洗ってもらうつもりで。 適当に服を脱ぎ、宇佐美を手招く。]
(169) 2014/06/30(Mon) 21時頃
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…っは、は…何だそれ。
[末っ子、見ちゃいけないものからは簡単に目を背ける。 誰かがひっそりと隠しているものに直接触れるのは 暴力と等しく罪深い…と二番目の姉がよく言っていた。
その姉はよく不幸な恋をする女で、 俺が小学生の頃から、よくひとりで泣いていた。 泣き腫らした目は、見ちゃいけない目。
少し強張った表情を見つけると、 指先は何事もなかったかのように宇佐美から離れる。]
ゃー…痛くはねぇの。 ここ怪我したなぁー…って感じが。シクシク。 一回ついた傷は、無かったことにはなんねぇーのな。
[昨日と同じく髪と背中を洗って欲しいと頼んで、 くったりシャンプーの泡に包まれながら会話はぽつぽつ。]
(=135) 2014/06/30(Mon) 21時半頃
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[それってつまりはアウトオブ眼中! なにげに失礼な事を考えてやがる気配。 察知など出来ようはずもなく、 俺は機嫌よく背中擦ってもらって項垂れている。
見ないようにと思っていても。
狭い浴室の空気は密度が高く、自ずと敏くなる。 宇佐美の声音の奥に憂鬱そうな重みがあるとか、 何かちょっと、上の空だな、って感じとか。]
……宇佐美、なんかあったら頼れよ。
[視線は向けないまま、項垂れたまま、一言だけ。]
(=140) 2014/06/30(Mon) 22時頃
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…なんや、不味そうなケーキやな。
[どや、て言われても!なんて笑ったら、 もこもこ背負っていた温かな泡が少し崩れて流れ落ちる。
残さず食えよと笑ったまま言った声、 シャワーの水音に吸い込まれて消えて。 全部洗い流してもらう頃にはすっかりすっきり。
宇佐美に先に出てもらってから 手早く髭を沿って顔を洗ったら、入浴完了。 今日もドライヤーまでしてもらうつもり満々だ。]
(178) 2014/06/30(Mon) 22時頃
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ぁー………それなら、安心。
[裡は探らず、言葉の表面的な意味だけを受け取る。 けして宇佐美が不幸だとは思っていない。 嘘をついているとも無理をしているとも思わない。
上げられない曇った眼差しは 排水口を見つめ続けた。*]
(=142) 2014/06/30(Mon) 22時半頃
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――101号室――
………ぁーあ、寝落ちてる。
[浴室を出てみると、宇佐美はすっかり夢の底。 ちりちりと髪を摘んでみても目覚める様子は無く、 腰にタオルだけ巻いて玄関先へとぺたりと向かい。
狭く開けた扉から、助けを求める。 今の俺の足と腕じゃあの子をベッドに運べもしない。]
なぁー…誰か、助けて。
[非力って、嫌だな。 怪我なんか早く治っちまえばいいのにと思う。 堂々と甘えられなくのはちょっと寂しいけど。
濡れた髪から滴った水が 溜息落とした口元を過ぎ顎先まで伝って、落ちた。]
(187) 2014/06/30(Mon) 22時半頃
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[廊下の先に、徹津発見。 ちょいちょいと手招きをしてみるものの、 彼に宇佐美を運ぶ腕力あるかどうかは不明だ。]
……ライカ、腕に自信はあるかね。
[半開きの扉から廊下を覗く、 髪からひたひた水滴らせた半裸の俺。 無駄にゲームのフラグポイントの老人かっていう 芝居がかった声音にて呼びかけてみる。
怪訝そうにされたらちょっと慌てる心積りで。]
(194) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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[自信があるなら頼んでみようと深く頷き… …この仕草もちょっと厳かに賢者の爺さんぽく… じりじりと近づいてくる徹津のために広く扉を開く。]
……宇佐美、寝ちゃって。 ちゃんと眠れるとこ…運びてぇの。
[下手なごっこ遊び的な演技を放棄したのは、 片手伸ばせば相手の肩掴める程度まで近付いてから。
ついでに、手伝って?と浅く首を傾いで見せた。]
(201) 2014/06/30(Mon) 23時頃
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/* どうしたトレイルよ。
(-115) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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/* じわっとくるwwwwwwwwwwwwww じわっとくるよトレイルよwwwwwwww にゃあにゃあwwwwwwwwwwwwww
(-116) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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…風呂、先に出て……そのまま。
[脱衣所は寝心地が悪かろうという説明を足し。 もっともな不安を訴える徹津の腕を見つめた目を 廊下の端から端へと滑らせた。 もう一人誰か…と。]
…悪ぃな、引き止めて。出かけるとこ?
[助っ人を探しつつも、徹津の頭に湿った手を乗せて。 嫌がられなければそのまま少しぽんぽんと。]
(219) 2014/06/30(Mon) 23時半頃
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ぁ……薫ちゃんに会ったら、 助けてって、伝えて。
[勇者の言葉にヒントを得て、新たなクエストを依頼。 宇佐美を難なく抱き上げられそうな檀の腕を思い出し。 名案だと思わねぇ?て、徹津の顔を覗きこんで、笑う。
そしてもうひとつ大切なクエストを発生させる。]
それと…、俺、唐揚げ食いたい。
[…クエストというか、 ちゃっかりお使いまで頼むのだった。]
(228) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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ありがとな。ライカ。
[勇者よ、そなたなら出来る…―― みたいな達観した眼差しを心掛けた目つきで 徹津が行くならその背を見送ろう。
そろそろ俺はまず服を着た方が良いと気付くのは、 くしっ…とクシャミひとつ零してから。
雨の日、少しだけやっぱり、肌寒い。*]
(234) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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/* 攻太がゆがみなくアホで俺は安心しておるよ(๑′ᴗ'๑)
(-122) 2014/07/01(Tue) 00時頃
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/* クシャミ、心理展開うまいなぁ…。めっちゃ好き。
(-124) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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――自室・101号室――
[ごちゃごちゃ賑やかな部屋から服を探り出して、 適当に寛いだ格好になるよう着衣を。
脱衣所に戻ってみるが宇佐美はまだ夢の中。 ちりちり…髪を摘んで、撫でてみても夢は醒めず。 せめて悪くない夢が見られるよう 隣に座って枕代わりに足を貸してやろうかと。
寝心地、そんな良くはないだろうけど。]
………変な感じ、
[この家…わかば荘で、誰かの睡眠に寄り添う事は、 これまでの月日の中にはなかった。
宇佐美の寝顔につられたように、くあ…と欠伸。*]
(248) 2014/07/01(Tue) 00時半頃
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[ひたり、毛先からまた一滴。 落ちた水は握った左手の甲を濡らした。
ほんの一瞬だけうつらうつらとしていたが、 呼ばれると意識はきちんと浮上する。
よく眠っている宇佐美の耳に手を宛てて、 起こしてしまわないよう注意深く。 まだ遠い声に、控えめに鳴いて応える。]
………薫ちゃん、部屋。開いてる。
[勇者はクエスト1を達成したんだなぁー…と 心の中でファンファーレを鳴らしておこうかって こっそり笑みを浮かべながら。]
(270) 2014/07/01(Tue) 01時頃
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ん……ぁー…三毛猫、触れた?
[足音が近付いて、扉が軋んで開く音。 玄関傍の脱衣所からはよく聞こえる物音と声に、 抑えた笑いを含んだ軽口を返す。
部屋は相変わらず今日もごちゃごちゃと賑やかだ。 統一感を一切合切欠いた玩具や本やその他諸々。
…こっちこっち、と手を揺らして見せる脱衣所も、 賑々しく様々な物が配置されている。 俺と、眠る宇佐美はそれらに紛れて床の上。]
風呂手伝って貰って、出たとこで、 宇佐美…寝ちゃってさ。 ちゃんと眠れるとこ…、連れてかねぇと…って。
[渡されたタオルの下から檀を見上げる。]
(282) 2014/07/01(Tue) 01時半頃
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[ライカ…あいつ…やりよる。 あの無愛想でふてぶてしい三毛猫を抱くとは。
丁寧にドライヤーをかけてもらうのとは違う 髪を拭いてくれる檀の手の雑さに滲んだ笑みは タオルの陰に隠れて密かに。]
進、……猫と仲良くなってるといいな。 猫居たら、家出とか考えねぇかも……だし。
[昨夜の花火中の会話の断片。極端な解釈で。
檀に抱き上げられる宇佐美の頭、 足から離れきる前にそろりとまた少し撫でて。]
すげ……なぁ、薫ちゃん、俺も背負える?
[―…なんて会話は続けつつ、ふたりの後についていく。 結局、髪は湿ったままで。**]
(300) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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[ちょうど猫の件で感心したタイミング。
宇佐美を背負った檀に伴われ…てはいないか、 勝手に後を着いて部屋を出ようとしたところで 帰還した徹津の顔が見えた。]
ぁー…おかえり。姫奪還ミッション、順調。
[姫、すなわちそれは宇佐美で。 宇佐美を運ぶ檀は、王子様…?
そして賢者ぶる俺は 無事に戻った勇者の頭を撫ぜた。*]
(302) 2014/07/01(Tue) 02時頃
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[道中。猫を見守っているという進に宛てて。
件名:三毛猫 添付:14xxxx_1.jpg ------------------------------------ 写メって。 俺きらわれてるぽいから そいつには会えねぇの。
あとで、あそぼう。 ------------------------------------ …って短いメールを送っておく。 添付画像は宇佐美を背負う檀の後ろ姿の写メ。**]
(=179) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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/* 起きてんのかごめんな宇佐美よwwww
しばし、お父さんの背中の大きさを感じてくれ。
(-142) 2014/07/01(Tue) 02時半頃
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