93 Once upon a time...
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人
狼
墓
少
霊
全
エフェドラは妄執の誓い エフェドラに投票した。
ニコラスは妄執の誓い エフェドラに投票した。
ザックは妄執の誓い エフェドラに投票した。
トニーは採集人 ブローリンに投票した。
サイラスは厭世家 サイモンに投票した。
スージーは流浪者 ペラジーに投票した。
サイモンは妄執の誓い エフェドラに投票した。
ペラジーは流浪者 ペラジーに投票した。
ブローリンは許婚 ニコラスに投票した。
エフェドラは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ニコラス、ザック、トニー、サイラス、スージー、サイモン、ペラジー、ブローリンの8名。
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[金糸に縁どられたかんばせの中に いつもの、困り笑い。 ああいつも通りだな。と頭に過るのは一瞬。
似たような顔を作ってみても 道化のキャンバスには載せられない色があるから。]
……なんだか、人じゃとれない責任を 押し付けてるみたい。 ハッピーエンドを望むなら、人狼の出番だって?
[眉を下げて、 それでも異なる表情で男は返した。 現実、人狼の仕業であることを知らない男の思考は くるくると道化の舞台を踊りまわる]
(0) 2014/10/16(Thu) 00時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 00時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 00時頃
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ザックは、ハッピーエンドを望まないの?
でもそれって、あれだろう? 人狼は人間の手により倒されました 村には平和が訪れました、めでたしめでたし…ってやつ
[肩から少しずりおちた革袋を直す。 同じようでいて、全然違う顔。 目の前の、化粧を施さない素の顔に、ちらり、視線を投げて目を逸らした]
ザックは
[唇を湿らす。喉が、渇いている]
ハッピーエンドを望まないの どう、したいの
(1) 2014/10/16(Thu) 00時頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 00時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 00時頃
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[アントニーはしばらく吸い寄せられるように 水晶玉を眺めていたが、興味をなくしたようで]
今までも空振りだったし…これで見つかれば世話ないな
[と、飽きた様子に苦笑する]
…さすがに、女性の園に 野郎がズカスカ入るのもまずいだろう
トニー…腹減らないか?
[と、食事場へと促す 水晶玉に映った【アントニーが狼の姿】だったのも もしかしたら、あったかも知れない]
腹が減っては、護れるものも護れないだろ?
[努めていつもの笑顔を作ってみたが ザックの言葉が>>3:170重くのしかかる**]
(2) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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[>>1くるり、視線を回した。 灰色の眼が外周にそって一回転。
かみ合わない視線 かみ合わない表情 かみ合わないのは、それだけ、でなく]
めでたしめでたし、のメルヘン・ストーリーには それでいいんだろうけど。 だってリング上じゃないから。
団長が死んで、アクターも死んで、 そうして見つけるエンディングなんて どれもハッピーエンドじゃないよ。
人が殺してようが、狼男が殺してようが、さ。 誰かが死んだ時点でハッピーエンドなんてさァ
(3) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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団員の、――家族の死んだ時点で、 もとからないんだよ。
[寂しいと、寂然とした雰囲気もなく口にした時と同じ 道化の顔に浮かぶものは意図的に見せるためのもの。 下がっていた眉を戻し、まっすぐなだけの灰色は 逸れることも逃げることもなく。]
(4) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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[ある程度身体はほぐれてくるとようやく身体は栄養を求める。 空腹を覚えてしまうと朝食を取らなかったのが響いて、 鳴りそうになる腹を押さえた。 諦めて服の袖で汗を拭うと、食堂へと足を向ける。
ミルクを温めて砂糖を落とす。 そんな簡単なものでも胃は喜んでいるようだ。]
(5) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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…… まあ、 ただ、犯人は捕まえないとね。 これ以上団員減ったら、 ――……、クラウンでも、いられなくなるし。
[どうしたいか。の答えはシンプルだ。 舞台外の公演の幕引き。 言葉で言うには単純に、 実際に行うのはむずかしい。]
(6) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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うん よかった 思ったとおりの言葉が聞けて ザックにとっての、ハッピーエンドなんて、もうないって
言ってくれるから ……俺はね、君のことが結構好きなんだよ
[視線を合わせ、奏者は笑う。 クラウンの言葉は明快だ。 思うことも、したいことも、"言葉どおりに"受け取っていいなら なによりもわかりやすい]
(7) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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クラウンでいられなくなるのは、困るなぁ 困る、よね 俺は嫌だよそんなの
[いつもより、少しだけ饒舌な奏者は 演者のように芝居がかった仕草で両手を広げ 革袋を、片手で叩いた]
だから、さ 皆が皆でいられるように、俺もがんばるよ
[どれだけ、テントの森を歩いていたのか 公演のない日が終わりに近づいている。 夜が――少しずつ、這いよってくる]
(8) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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いい。 腹は、大丈夫だ。林檎、食ったから。
[林檎を食ったのは本当、それで腹がいっぱいなのは嘘。 大丈夫、も嘘。だけど、もうすぐ。]
おれ、じゃあ、待つよ。ドラのこと。 ドラに、聞きたいことが、あるんだ。 ペギーの、守り方。
[笑顔を作るブローリンから敵意は感じない。それなら、ブローリンに対して、何をするつもりもない。 食事場に行くなら行くといいと思った。自分は行かないというだけだ。]
(9) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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トニー…見つかった? エフェドラ、おなかすかせてないといいけど
[水晶玉の秘密は、よく知らない。 ザックとの会話も少ししか聞けていないから トニーの警戒が向いた先を測れずに、奏者の想いは人形に向いたまま。
夜は、もうすぐ]
(*0) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 00時半頃
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― 衣装テントの前 ―
[小道具を返しに行こうとすれば再び見える隻眼の指導役。 師であり兄のような存在である彼が空の手を差し出すから 女は素直に革の鞭を手渡した。 代わりに掌にのせられるはポケットナイフ。]
――なに、これ。
[問えば、「護身用」と短く返された。 女はきょとんとしたままナイフと隻眼を見比べる。]
あなたが持っていればいいのに。
[押し返そうとすれば「ある」と声がして力は薄れた。 受け取ったそれは軽い。 けれどだれかを傷つけることも出来る重いもの。]
(10) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 01時頃
愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 01時頃
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見つからない。ブロが、女のテントには入っていくなって言った。 おれは、待ってる。
ドラに、聞こうと思ってるんだ。誰を殺そうと思ってるのか――
[殺したい対象を目の前にして、なんて答えるだろう。 狼としての、護り方。自分は食わない、他の人間を、殺す。 考えながら行き着いた、逆さまの守護。]
それと、ドラだけじゃなくて。 ……ブロに、気づかれたかもしれない。おれのこと。
(*1) 2014/10/16(Thu) 01時頃
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[視線が絡んだまま楽師が笑った。 邪気の無いような、そんな笑いに 男が少しく唇を引き結んだ。
ともすれば、自身で理由も知らないままに 呼気の震えが漏れ出しそうで、会話は数瞬の空白を孕む。]
…… ――、そー、なの?
[結構好き。 単純な言葉に、答えの必要としない問いかけで相槌を。 俺も結構、好きだよ。なんて言葉は返せなかった。]
(11) 2014/10/16(Thu) 01時頃
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[そのまま。 言い表すなら、呑まれた空気のままに。 道化は叩かれる革袋と 少しずつ降ろされてくる、夜のヴェールに包まれる金糸とを見]
ニコラス、は、
[『皆が皆でいられるように』 慎ましやかな願いは、舞台の根底を 演技に繰り出される手足を支えるプレイヤーならではのもののようで、 さきほど畏怖を抱いた事自体が間違いだと、 夜のせいだとそう思い込みたくなるような調子だったから。 道化はそれ以上を口にするのを止めた。 夜の幕をこれ以上引き下ろすことを止めた。]
(12) 2014/10/16(Thu) 01時頃
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――、……うゥン、 そろそろ、暗くなるから。 ニコラスも、気を付けてね。
(13) 2014/10/16(Thu) 01時頃
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[メルヘンと戦おうと思うけれど それをすれば父と同じになってしまわないだろうか。 一瞬そんなことを考えて表情が翳る。 そんな心境を見越してか偶然か、 隻眼の手が頭へと伸びてくしゃりと乱暴に女の髪をかき乱す。]
――…何よ、また子ども扱いして。 責任とって髪、セットしてよね。
[元より手櫛で軽く整えただけの癖っ毛。 責任も何もないのだけれど 軽口に付き合うかのように頷く隻眼の気配を感じ 女は困ったような顔で小さく笑う。]
(14) 2014/10/16(Thu) 01時頃
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そうだよね、聞いてみなきゃ、わからないよね
[本当は、自分が聞くべきだと奏者は感じていた。 団長を殺したやつ、と答えてくれれば それは自分だと、真正面から答えるのに。 答えようと思うのに、それが出来るかは、わからない]
ブローリンに? さっきのは ……彼?
[心優しい猛獣使い。 愛すべき、共演者]
でも、彼がもしトニーを告発したとして 彼の"言葉"は ……届くかわからないよ
[届かなければいい。 それか、その前に……食べてしまおうか]
(*2) 2014/10/16(Thu) 01時頃
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うん ……うん、ザックも
御伽噺の悪いものは、たいてい夜にくるからね
[そう、決まっている]
気をつけて
[いつもの奏者なら、不安げな顔で言ってもよかった台詞を どこか、楽しそうに口にした。
背を向ける。 夜が、下りてくる。
奏者の足が向く先は、普段寝泊りしているテントとも 食事場とも、ましてや大テントとも、てんで逆方向であった]
(15) 2014/10/16(Thu) 01時半頃
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そう。 占い、球、もらったって言ってた。覗くと、本当の姿、見えるって。 おれのこと、見てた。 頭の中がざわざわして、気持ちわるくて……
[けれど、ブローリンは青褪めも、焦りも、怒りもしなかった。 殺意も見せなかった。本当に見えたのだろうか、わからない。]
……届くかわからない?
[真実を知った彼の言葉が届かない理由が、実際目にしていないので、わからない。 疑う相手が――自分たちが、いるせいで。誰も真実を信じられない、なんて。]
(*3) 2014/10/16(Thu) 01時半頃
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[公演が無いと思うとあまり動く気にもなれず、 食堂でぼーっとしていた。 フィリップも居ないから練習のしようもない。 アントニーなら付き合ってくれるかと思うが、 探して引っ張ってゆくにしてはまだ心は落ち着かない。 結論としてこのまま腑抜けた日を過ごすことに決めた。
夜かそれ前までにはスージーを探して謝りたいが 見つけられるだろうか。]
(16) 2014/10/16(Thu) 01時半頃
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[練習用テントで柔軟をして 平衡感覚を養う為に綱の上を歩く。 低い位置に張られたそれを渡るだけなら おちることに対しての恐怖も薄い。 その時には他の団員の姿はみえれど トリノスの姿は見えず。 淋しいようなほっとしたような思いは別れ際の言葉にあり。
陽が落ちる前に沸かした湯で身体を拭い髪を洗う。 水気を拭き取り衣装に似た白のワンピースを羽織れば テントに戻る間際、ふらり食事の場で一度足を止めた。]
(17) 2014/10/16(Thu) 01時半頃
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[望もうと、望むまいと しめやかに夜はその帳を降ろしていく。 >>15どこへ向かうとも知れない背を見送る一方で オーグストなら、ピエロなら、 口をつぐむことなく聞けただろうか、と ざわつく胸の中で呟いた。
楽しげに注意喚起する彼に、問えずじまいの言葉。]
……、――
[暗闇を怖がることはない。 舞台演者なら、誰しもそうだ。 舞台演者なら。
今この時、男は道化でも白塗りのクラウンでもなく、 暗闇に紛るメルヘンを畏怖した単なる観客だった。]
(18) 2014/10/16(Thu) 01時半頃
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[結局、スープを一緒に食べたきり。 水は飲みはするのだが食事らしきはとりそびれていた。]
――…。
[思考がそちらに向けば空腹をより感じて 口許を手でおさえ、小さく溜息を吐く。]
甘いものがたべたい。
[足りぬものを欲するは極当然のこと。 ああ、けれど、と悩んでしまうのは エフェドラのようなスレンダーな姿に憧れるから。]
(19) 2014/10/16(Thu) 01時半頃
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[何杯目かのミルクで満腹になった頃、 やはり食事を求めてやってきた団員に肩を叩かれた。 大丈夫か、とかそんな言葉だったが返せたのは生返事。
日は傾いて夜になりかけている事に気づいて 部屋であるテントへと戻ろうと席を立つ。 ちらりと見える金色は、]
……スージー。
ご飯?
(20) 2014/10/16(Thu) 01時半頃
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[夜。 ほとんどの者が寝静まった、深い夜に。 男はそっと、寝床たるテントを後にした]
(21) 2014/10/16(Thu) 01時半頃
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[名を呼ぶ声に手をおろし顔を上げる。 トリノスの尋ね>>20に頷く事も首を振る事も出来ず]
食べようかどうしようか迷ってるの。
[少しだけ困ったように肩を竦めて]
トリノスは、ちゃんと食べた?
[まだどんな顔して会えばわからなかったから 距離を縮めることも出来ないまま いつも通りに振る舞おうとする。]
(22) 2014/10/16(Thu) 02時頃
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人狼だって、信じてない人もいる 占いを信じる人がどれくらいいる?
[けれど、猛獣使いは人として、信頼されている。 彼の言葉なら、わからない。 そっくりそのまま、受け入れられるかもしれない。 そうでなければいいのに]
言葉には、魔法みたいな力は、ないんだよ
(*4) 2014/10/16(Thu) 02時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 02時頃
ニコラスは、今日も"獲物"を探して*夜歩く*
2014/10/16(Thu) 02時頃
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食べないと、動けないよ?
[細いのにこれ以上細くなったら大変だと思う。 それと、個人的に抱きしめるなら細くない方が、多分いい。]
……ええと。
[言いよどんだその顔には食べてませんとくっきり現れた。 こういうのを上手く隠せるような男に俺はなりたい。]
(23) 2014/10/16(Thu) 02時頃
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[トリノスの言うのは正論で素直に頷く。]
そうね。 動けないと、――…逃げられないし、戦えない。
[何と、なんて事は言わずにいれば 問いの答えが間とその表情にあらわれて]
トリノスだってひとのこと言えない。
[くすりと笑み漏らし少しだけ緊張を解く。]
(24) 2014/10/16(Thu) 02時頃
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ミルクは飲んだし。 でも戦おうと思うなんて。
[一日くらい食べなくても問題ないと思うが、 言葉に説得力が無くなってしまう。]
サラダぐらいなら。
[スージーが食べるのならば一緒にするつもりで提案してみた。]
(25) 2014/10/16(Thu) 02時頃
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[闇に紛れるように、足音を殺して歩く。ところどころ、立ち止まって周囲を確認しながら。幾らか歩いたところで、男は足を止め、物陰に身を潜めた。探していた対象――別々に動き出していた、エフェドラの姿を見つけて]
……、
[息を沈める。 今のところ、周囲に他の影は見えなかった。 佇むまま、ポケットに手を入れて**]
(26) 2014/10/16(Thu) 02時頃
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[ミルクなら水よりも――。 そんな事を思うけれど足りるのかは疑問が残る。]
ホットミルクならぐっすり眠れそうね。
[案じる思いはあれど深く追求するのは止めて]
だって、逃げるだけじゃ守れないから。 ――…守りたいから戦うことにしたの。
[じ、とトリノスを真っ直ぐ見詰める。]
サラダよりも甘いものがいい。 ……けど、……、やっぱり今日は。
[何やら葛藤するように迷いみせる声音。 そうしてふると首を振り食事への誘惑に堪えようとする。]
(27) 2014/10/16(Thu) 02時半頃
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―― 夕:動物の檻の前で ――
[気を付けて、と男は言った。 気を付けて、と返されもした。 夕闇がだんだんと降りてくる中で けれど男は居住場所には向かわずに。
日頃、決して近づかないようにしていた場所 ――猛獣ショーに使われる動物の檻の前にいた。]
[檻から十分すぎるほどに距離を取ってしゃがみ込む]
(28) 2014/10/16(Thu) 02時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 02時半頃
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だめ。スージーは逃げて。 自分を一番に、思わないと。
[自分がこんなことを言うのもおかしいかもしれないけれど、 誰か(人狼)の牙にかかる姿は見たくない。 するとなれば、自分がこの手で―― 真っ直ぐ見つめる視線を受け止めて少し怒る。]
……じゃあ、甘いのにしよう。
[目の前で食べれば釣られてくれないだろうか。 そう思いつつパンケーキにクリームとジャムをどっさり。 これは食べきるのも大変そうだ。]
(29) 2014/10/16(Thu) 02時半頃
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[夜の檻、 猛獣たちは見慣れない訪問者へ意識を向けた。 男も離れた場所から覗き込む。 動物を苦手と公言して憚らない通り この場所に足を踏み入れたのは片手で数えられる程度。]
お前らの調教師、ジャニス、死んだよ。
[それ以上告げる情報はなく口をつぐんだ。 口元を手で覆い数十秒を沈黙に浸す。 動物たちの反応は、男にはよく分からない。]
(30) 2014/10/16(Thu) 02時半頃
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……、 団長に、なる気はないから安心しろって。 いいそびれた。
よっぽど、……、 俺にはよっぽど、ジャニスの方が 向いてると思ったんだけどなあ。
[お前らとしては、どーお? 口元を抑えたまま首をかしげた。
耳殻が動く。尾が床をはたく。喉が鳴らされる。 そのような動物の反応は、 男にとって意味をなすものではなかった。 意志の疎通が、思想、思考回路共に男には理解できるものではなく マイムも表情もともすれば共有できない動物たちが 男にとっては不得意なもので、一種恐怖を感じるものだ。]
(31) 2014/10/16(Thu) 02時半頃
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――…逃げて、 大事なひとを置いてったらきっと後悔するから。
[これまで父をおいてきたことを後悔はしていないけれど 少なくとも目の前にいるこのひとを置いて自分だけ逃げれば後悔する。]
一緒に逃げてくれるなら、私も逃げる。
[それが女の妥協点。 トリノスの怒りを感じれば少しだけまた身体が強張るけれど 続く言葉にきょととして]
え、甘いもの、って。 ちょ、っと、まって。
[慌てて引き留めようとするのは甘い罠にはまりそうだから。]
(32) 2014/10/16(Thu) 02時半頃
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[畏怖。 その感覚は、さきほど胸に抱いたものと似ている。
思考を、思想を、 理解しえない対象へ漠然と抱く想い。 仕草も表情も、言語も共有する相手へ抱くには 少し歪な感情の残滓を胸中に燻らせ、*男は視線を落とした*]
『皆が皆でいられるように』―― ……、なにを、頑張るんだろね。
(33) 2014/10/16(Thu) 02時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 02時半頃
|
ん。
一緒に逃げよう。
[そうとでも言わないと、きっとスージーは頷かない。 それに一緒に居たい気持ちは勿論あるから。]
手伝ってくれる?
[小さくしたパンケーキをフォークに乗せて クリームをたっぷり。うん、甘そうだ。 それをスージーの方へ差し出しての誘惑。]
(34) 2014/10/16(Thu) 02時半頃
|
|
……うん。
[トリノスの言葉>>34にほっとする。 その時になって如何するかは知れないし不安がないとは言えない。 けれど今は、その言葉で十分な気がして貌を綻ばせた。]
う。
[パンケーキを目の前にすれば言葉に詰まる。 クリームたっぷりおいしそうに見えるそれは 思い浮かべていた甘いものよりも破壊力がある。]
少しだけ、なら。
[フォークにのせた一欠けをねだるように あーん、と小さく声だして口をあけ誘惑にのる。]
(35) 2014/10/16(Thu) 03時頃
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|
あーん。
[どうみてもこってり甘いそれを開いた口に押し込む。 こんなに大量に取ってしまったから半分は食べて欲しい。]
おいし?
[フォークがあけば自分の分はややクリームを少なめにした。 それでも甘い、けれど美味しいから 二人なら攻略もできそう、だ?]
(36) 2014/10/16(Thu) 03時頃
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|
[押し込まれたパンケーキをぱくり。 口の中にはクリームの甘さが広がる。 満たされるような感覚は身体がそれを欲していたからだろう。 もぐ、と咀嚼してのみこむ。 トリノスの言葉にこくんと頷く。]
ん、おいしい。
[彼の一口分は少しだけクリーム少な目で あまり甘いものは得意ではないのかもと思う。]
――…はぁ。 食べた分動けばいいのよね。 練習量、増やそうかしら。
[覚悟を決めてパンケーキの攻略を手伝う。]
(37) 2014/10/16(Thu) 03時頃
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|
[パンケーキは女の子が食べているのが似合う。]
良かった。 甘いの、ほんとは好きそうだし。
[エネルギーにもしやすいから本当はパフォーマーには必須だ。 といっても、普段は飲み物を甘くする程度で こんな(デートで食べるみたいなの)選ぶなんて やっぱり自分はどこかもうおかしいようだ。]
…………練習、付き合うし。
[とは言っても夜はもう近くて、実行は明日になるだろうか。 あとは交互にパンケーキを口に運んで倒すまでだ。
終わったらそのままスージーのテントについて行くつもりで。]
(38) 2014/10/16(Thu) 03時半頃
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|
[束の間のやすらぎ。 夜が深まればまた朝には犠牲が出るかもしれない。 考えれば不安が顔に出てしまうから考えぬようにして]
――…好きよ。
[甘いものに掛かるはずの返事。 トリノスを見詰めながら言えば彼に対するような錯覚に陥る。]
練習は、柔軟なら一緒に出来るかしら。 ひとりが多いから、少し楽しみ。
[最後のひとかけ、クリームたっぷりのそれを頬張り。 おなかが満たされてしまえば少し眠気を覚えて]
ごちそうさま。 そろそろ休もうかと思うんだけど ……今日も、一緒に、いてくれる?
[甘さの残るくちびるで甘い声音を奏でて誘う。**]
(39) 2014/10/16(Thu) 03時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 03時半頃
|
[その言葉はパンケーキに対してで俺に言われた言葉ではない。 なのにどきっと胸が勝手に期待して鳴り出す。
嘘。言わせようと言葉を選んでわざと問いかけた。 そんなことまでバレてそうで少し目を伏せて。]
いつもひとり?
[師匠が居たような気はするけれど、 事情があるのだろうか?]
……うん。お邪魔します。
[どこか甘い言葉にすんなりと頷く。
いっそ今夜が最後で明日に食べ尽くされるのかと思ったが、 実際はそんなこともなくまた床で寝ようとするのだ。**]
(40) 2014/10/16(Thu) 04時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 04時頃
|
――居住テント――
[エフェドラを待つ、とは言ったものの、待っていて戻ってくるのか、そうでないのかも知らない。 女性団員のテントの前、というのは男がひとり立っているとやたらに目立つ。 他の団員が何をしに来たのか時々尋ねてくる。もしかすると、その中にはスージーがトリノスを連れる姿もあっただろうか。 その度にエフェドラに話があると伝えるも、本人には会えず。
結局最終的に得たのは、彼女は中にはいなさそうだということだ。 探しに、行かないと。 ふらり、テントを離れる。どこへ行くべきか見当もつけずに、まだ通っていない場所を探して、テントの少なくなる方角へ、一歩、一歩、静かに向かう**]
(41) 2014/10/16(Thu) 04時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 04時半頃
|
[伏せられたトリノス>>40の眸が何を思うか知れない。 外れた視線を少しばかり寂しく感じる。]
……ん? そうね、ひとりで舞台に立てるようになってからは 練習も大抵ひとりかしら。
[指導役なら練習くらいみてくれてもいい、と思いはするが 動物たちの檻の清掃や荷物の運搬と裏方の雑用に徹する隻眼。 舞台から離れた彼の心中は推し量ることしか出来ない。
トリノスが頷くと嬉しそうに女の目が細まる。 空になったパンケーキの皿を片付けて 其処から居住テントの方へ向かう途中でアントニーの姿>>41を見かける。]
……エフェドラ? ん、見かけたら伝えておく。
[軽く言葉を交わしてアントニーと別れて トリノスを己のテントへと招き入れた。**]
(42) 2014/10/16(Thu) 11時頃
|
|
[連れ立ってやってきた二人にも同じようにエフェドラの居場所を聞いたが、もらえた答えは見かけたら伝えておく、だった。 つまり知らない、ということ。スージーが一人なら中を探してもらうこともできたかもしれないが、生憎。 そして、見上げる視線をその隣へと移し。]
……トリノス、スー、守る?
[男は女を送るもの、守るものなのだと、エフェドラやブローリンとの会話から付け焼刃的知識だが学んだ。 となればこの状況が、彼なりの守るなのだろうかと、模索中の子猿は問いかける。 その答えがどうであっても、現状はくっきり脳内に焼き付けられた。]
(43) 2014/10/16(Thu) 15時半頃
|
|
[トリノスがスージーに付かず離れずいることを、子狼は頭の中に刻んだ。 これではトリノスを殺せない。トリノスはそう簡単に一人にはならないだろう。 チャンスは数えるほどしかないかもしれないと、小狼はしっかりと刻んだ。
スージーを殺すつもりは、今はない。理由がない。 ただ、歯牙にかける時が来るとするなら、順番、だ。]
(*5) 2014/10/16(Thu) 16時頃
|
|
――そして――
[居住テントを離れて、しばらく。 じわりと藍色が広がる空の下、白いドレスの裾を見かけた。]
(44) 2014/10/16(Thu) 16時頃
|
|
[隠れていろ、と言われている。 だから、柱やテント布の影にそっと身を屈めて、息をひそめている。 一緒に行こう、は合流出来てからの話。]
いたよ。
[それだけ、声なき声で告げる。]
(*6) 2014/10/16(Thu) 16時頃
|
トニーは、エフェドラから距離を取る。探すの言葉裏腹死角に隠れるように。
2014/10/16(Thu) 16時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 16時頃
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[皆が皆でいられるように。 壊れずに、そのままでいられるように。
奏者は口元に笑みすら浮かべて、夜を歩いた]
……うん
[聞こえた声に、頷いて、振り返る]
(45) 2014/10/16(Thu) 16時半頃
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[アントニーの視線が隣へと移りトリノスに話しかけるを聞く。 女は物思うように目を伏せる。]
守られるより守る方がいい。
[小さく独り言ちるように零して ちらとトリノスを見遣る。**]
(46) 2014/10/16(Thu) 16時半頃
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今、行くよ
[一緒に行こう、と言ったけれど、 言われたのが奏者だったら。 同じ年頃の子どもだったら待たなかったかもしれない。
その素直さに、答えようと せめて足をはやめる[
(*7) 2014/10/16(Thu) 16時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 16時半頃
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[林檎で腹がいっぱい>>9になったの言葉へは そうか、と無言で頷いて]
…気をつけてな
[何にとは、いわず エフェドラを待つという トニーをひとり残して食事場へ]
(47) 2014/10/16(Thu) 16時半頃
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[この季節の日は短い 明るいと思っていたはずが 気づけば傾き、沈むまでも瞬く間
黄昏に世界が支配される頃
食事場で丸いパンを見ながら トニーは本当に 腹を空かせていないかと思いに耽る
狼が彼ひとりなら すでに3人食らっているはずで それでもなお空かせているのなら どこまで喰えば、満たされるのであろうかと]
(48) 2014/10/16(Thu) 16時半頃
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― テントの森を抜け ―
[隠れている、小さな背中にそっと触れた。 この小さな狼は、奏者の言葉を素直に受け止める。 その素直さが]
遅れて、ごめん
[もしかしたら]
……今日は、お腹いっぱい 食べていいよ
(49) 2014/10/16(Thu) 16時半頃
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[背に手が触れる。どきりとしたのも束の間、静かな声に笑みすら浮かべて詰めた息を吐いた。 何も心病むことはない。ふたりでいる。]
うん。
[月明かり色をした短いきれいな髪を見上げて、幼子のように頷く。 この向こう側に、いる。]
(50) 2014/10/16(Thu) 16時半頃
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おれから、行く?
[まだどこか恐れと不安を抱いたような声色で、問いかける。 一人で、一番前に立って衝動でなく自意識で食べに行くのはこれが初めてだ。 けれど胸のうち、狼としての本能もふつふつと疼く。 頷きか、許可が改めて得られたなら、ニコラスにサポートを請う。]
(*8) 2014/10/16(Thu) 17時頃
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[食事を終えてから、ゆるりと足が向かうのは 猛獣たちの休む檻の側]
…珍しいな、ザック
[檻の向こうに語りかける 素顔の道化師の名を呼んだ]
ニコラスから、何か収穫は?
[ポケットの水晶玉を取り出して 乾いた笑みを浮かべながら]
狼見つけて、始末して… 本当に「めでたしめでたし」だと思うか?
[檻の向こうの動物たちを透かして見ても やはり姿はそのままだった**]
(51) 2014/10/16(Thu) 17時頃
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[ず、と重い衣擦れの音を立てて、エフェドラの元へ顔を出す。 彼女から感じるのは殺気か、それとも作戦の成功をほくそ笑む喜びか、恐怖か、落胆か。 子狼はそのまま食らいつきたい衝動を抑えて平静を保つのに必死で、よくわからない。]
――ドラ。見つけた。 聞きたいことがあるんだ。ペギーの、守り方。
おれ、頭よくないから、ペギーを"誰"から守ればいいのか、わかんない。 だからさ、誰に気をつければいいか、聞きに来た。
[見つめる視線。おおよそ同じ高さくらいの目線の奥、抑えきれずほんのりと紅い焔が灯っている。 それが見えたなら、エフェドラはどう思ったろう。後悔したろうか。 あれから何度も、エフェドラの隣で言葉を交わした。 標的はずっと、目の前にいた。]
(52) 2014/10/16(Thu) 17時頃
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……うん。一人で、行ける?
[夜に子どもが一人でいる不自然さは拭えないだろうが 向こうもいきなりは襲いかかってこないだろう、と。 推測が間違っていたとしても、夜に この闇の中で、負ける気はしない]
彼女は、愚かじゃないから 何か考えがあるかもしれない
此処で、見張っているよ
(*9) 2014/10/16(Thu) 17時頃
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[トニーが隠れていた影に、奏者は未だたたずんでいた。 狩を知らぬ子狼に教えるように、後ろから見守る。
周囲を警戒して、 それでも、目の前にいる、白を纏った姿に意識を奪われている]
(53) 2014/10/16(Thu) 17時半頃
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ドラは、まだ誰かが、この中で誰か殺すって、思ってるんだ。 それは誰? おれは誰から、ペギーを守ればいいの?
[問いかける口調に似合わずに、口元がにぃと弓なった。 だめだ、と思うのに、獣の血は貪欲だ。 お誂え向きに、ここは人気がない。エフェドラの目を赤と黒の混じった目でじっと見据えながら、一歩、一歩、距離を詰める。 吐息すら触れそうな距離になって、子狼は高さの近いエフェドラの肩口を地に突き倒す。 自分の身体ごと、その重さで抑えこむようにして馬乗りになる。]
なあ。誰から、守ればよかった――?
[答えはもういらない。押さえつけた肩、肉の薄い首筋、喉笛に食らい付こうと、大きく口を開き牙を剥く。]
(54) 2014/10/16(Thu) 17時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 17時半頃
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[トニーが獣の本性を現している頃合、 奏者は同じく闇に紛れる姿を認めた。 メルヘンにおいて、一番常識的な人間……サイモンだ。
声をかけようか。 そのまま襲いかかろうか。
なんにしろ、邪魔はさせない。 子狼の邪魔は、けしてさせない**]
(55) 2014/10/16(Thu) 18時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 18時頃
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―― 夜:檻の前で ――
[増える足音、気配>>51。 人が近寄るというのは こういうことだと思いながら、男は目を上げた。]
収穫は、不透明。
[収穫がない との答えのようで 底がしれない とも答えるような、不明瞭な答えを送る。 どちらにとるも相手任せの返答だ。 それ以上を答える気はないように、 男の視線は逸らされて次の話題へ]
(56) 2014/10/16(Thu) 19時頃
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[視界の端に、乾いた笑いを捉える。 覆う掌の奥で唇を曲げた。戻す。 笑う必要を男は感じなかった。]
……、それは、
[「めでたしめでたし」 昔話のエンディングを担う言葉。 猛獣使いはどのような心算で口に出したのか。
依然と猛獣の檻を眺めたまま 男は口元の手を顎にずらした。 体重を預けるのは変わらないまま、 発音を、言葉を明瞭なものにする。]
(57) 2014/10/16(Thu) 19時頃
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何が言いたいの。
[ハッピーエンドはもうないと 金糸の楽師に向けて答えた。 けれど一度始めた舞台は終幕を迎えなければならない。 幸福な幕閉じであろうとなかろうと、 喜劇だろうと、悲劇だろうと、照明は落ちる。 照明が落ちないと芝居は跳ねない。
だから男は、幕を下ろすのに戸惑いはなかった。 首謀者を、主演を殺すとして ――その主演たる人物が誰だろうとも、 戸惑いはない、つもりで。]
(58) 2014/10/16(Thu) 19時半頃
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[猛獣使いの言葉>>51は 主演の退場を願わないようにも響く。
その水晶玉を なんのために掲げたのか。 頼む、と何故、男にまで頭を下げたのか。
身に馴染まない思いがまた、胸中に渦巻く。 目の奥がちかちかと熱くなって そこでようやく、男は 自分が奥歯を噛みしめすぎていることを知った*]
(59) 2014/10/16(Thu) 19時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 19時半頃
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[ポケットの中、二本、三本、重なるナイフの柄を指の間に挟んで握る。身を潜めたまま、エフェドラの様子を窺った。何か来るか。何が来るか。あるいは、何も来ないのか。 抑えた己の呼吸音すら、煩く感じられた]
……、……
[どれ程経った頃だったか。随分かかったようにも、すぐだったようにも思えた。人影が現れた。エフェドラに歩み寄っていく、その影は小さく。見慣れた――トニーのものだった。 息を呑む。まさか、トニーが? それとも。 薄く汗が滲んだ手を、ポケットから出し]
…… !
[その手を構えた、直後。トニーが、エフェドラに飛びかかるのが、見えた]
(60) 2014/10/16(Thu) 20時頃
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[くそ、内心で毒づきながら、手を振るう。すぐにもナイフを投げようと、狙いを定める。 もう一つの気配には、気が付かず*]
(61) 2014/10/16(Thu) 20時頃
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スージーは、ザックに話の続きを促した。
2014/10/16(Thu) 20時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 21時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 21時頃
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サイモン
[奏者の足音は、気配は、相変わらず酷く希薄だ。 何より目の前に集中する彼には、捉えづらかったかもしれない。 そして奏者は、唐突に、声をかけた。 後ろから。 振り向けば――否、振り向かずとも そのナイフを持つ手を、取り押さえるつもりで]
何、してるの こんな時間に
[この場所から、二人の姿は勿論見えている。 それでも、いつもみたいに声をかけた]
(62) 2014/10/16(Thu) 21時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 21時半頃
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[結局、その日は一日テントに戻って毛布に包まっていた。 誰に話しかけられても、生返事を返すだけ。 うとうとして、怖い夢を見て起きて。そうしているうちに、いつの間にかすっかり日も暮れ夜の気配。 何度目かもわからない怖い夢の後、彼女は気がついた。
銀の笛に触れない一日は、ここへ来てから、初めてだった。]
(63) 2014/10/16(Thu) 22時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 22時半頃
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[サイモンが生き延びたのは、もしかしたら偶然だったかもしれない。 あるいは、気まぐれとでも言おうか。
死を悼むことを知る彼が、救えたはずの命をその手から落としてしまった。その事実に――どう、嘆くか。 同種族にしか聞こえぬ囁きで奏者は笑うだろう。 「美味しそうじゃなかったから」
本当は殺したかった。 子狼の存在を、隠しておきたかった。
ただ結果的に、人形は死に、男は生き延びた]
(64) 2014/10/16(Thu) 22時半頃
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[鋭く尖った牙は、やすやすと皮膚を裂く。 木造りの人形みたいに痩せた身体でも、人には違いない。皮を破って血管も切れて、溢れ出た真っ赤な血液をすする。]
は、ぁ……んむ、
[酔う、とはこういうことなんだろうか。 公演後に酒を呷っては楽しげにする団員を見てきた。 子供にゃ早いとそれを口にすることは叶わなかったが、今は頭の芯からみんな雲になったみたいにふわふわする。気分がいい。もっと欲しい。もっと。 あの時よりもうまい、と思う。今単純に飢えていたからか、別の理由か。考えるより無心にエフェドラを味わった。]
(65) 2014/10/16(Thu) 22時半頃
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[肉も食おう。肉も。胸に腹に歯が迫る。 甘い。口に入ってしまえば歯を立てなくともとろけるようになくなっていって、柔らかいその肉をゆっくりと飲み込む頃には至福が全身を満たしていた。]
ふ、はァ、
[止められない。止まらない。 無意識のうちに呼吸は荒くなる。爛々と目は紅く輝いて、本能に任せた欲の塊になって、目の前の身体を喰らい尽くす。 意識は真っ白に真っ赤になってを繰り返す。そこに他に誰がいるかなんて、もう、見えない。]
(66) 2014/10/16(Thu) 22時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 22時半頃
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――っ、
[鼓動が、跳ねた。 突如として、背後からかけられた声。呼ばれた名。即座に振り向き、手の先を、ナイフの切っ先を、其方に向けた。 と、同時に、手首を掴まれて]
なん、…… ニコラス、 お前こそ……何、してるんだよ。 おい……
[心臓が拍動し、鼓動が耳の奥まで伝わる。 その姿を認め、見据えながら、低く声を漏らした。 手の内から逃れようと力を込め]
(67) 2014/10/16(Thu) 22時半頃
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なにって ……
[掴んだ手は、骨ばって固い。 強くひかれたのを感じると、そのまま手を放した]
夜のお散歩かな
[肉を食む音が聞こえてくる。 溢れる血を啜る音。 呻きや叫びも聞こえたろうか。 全部、命が失われていく音だ]
(68) 2014/10/16(Thu) 23時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 23時頃
|
[散歩。そんな、状況にそぐわない平和な響きは、絶対的な異常を感じさせた。強い緊張と戦慄に、首筋が粟立つ。こいつは。こいつも、なのか? 浮かぶ思考は濁流のように。 音が聞こえる。声が聞こえる。 尋常のものではないそれが。絶望の、音が] ……くっ、 ……!
[固まる思考を押し込める。固まる体を軋ませ動かす。 放された手を振るいながら、男は二、三歩飛び退いて。エフェドラの方へ――獣の方へ、ナイフを一斉に投擲した]
(69) 2014/10/16(Thu) 23時頃
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|
[エフェドラを探す小鳥、どんな理由かは知らないが 起きてからここまで見ていないと答えた。]
……守るよ。
[それは純粋な子供の目に見えてそう返す。 スージーの小さい言葉は聞こえたか、 そうでなくても駄目とは言わない。 それから昨日と同じテントに入って、毛布を敷き布にした。 こう見えてそんなに弱くも無いのだけど、 かといって何も無しに人狼と対面したら負けるだろう。 言い方に迷っている内に眠気はやってきて毛布にくるまる。]
おやすみ、また明日。
[ちょっと変な挨拶かもしれないけど目を閉じた。]
(70) 2014/10/16(Thu) 23時頃
|
|
[視界に鮮明に映り込む赤が。 もう「それ」は手遅れなのだと、克明に示していたが]
(71) 2014/10/16(Thu) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 23時頃
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[手を放したのは失敗だった。 そのまま、食べてしまいそうだったから。 また、勝手に食べたら拗ねられてしまう。
それでも、サイモンの動きに獣の身体は反応する。 広げた腕、跳んだ先]
――…っ!!
[ナイフは奏者の手のひらを突き刺さる。 ただし、一本だけ。 残りは後ろに―――食事に耽る子狼へと飛んでいく]
(72) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
|
[サイモンの投げた三本が、一本は頭の上を、一本は背中を掠めていき。 最後の一本が肩口に刺さった。]
がッ、……!
[事切れた女を食い荒らしていた獣は、意識を突然走った痛みに持っていかれる。 肩を抑えて呻く。片手は血に染まって爪が食いこんだ。]
(73) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 23時半頃
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[守る、の言葉>>70にぎゅっとワンピースの裾を握る。 昔は守ってほしいと思っていた。 誰かに助けて貰いたかった。 大人になった今はそれを求めた相手に負担が掛かると分かるから]
トリノス。
[小さな女の声も傍にある彼には聞こえただろう。 何も言わぬことに少しだけ安堵して手を緩める。]
(74) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
|
[寝返りを打った。 一日眠っていたせいで、今度は眠れない。 こんな時間から、笛を吹きに行くわけにもいかない。 いなくなってしまった人々のことを、考える。 いなくなっていない人々のことも、考える。
ころされちゃったら、いやだよ。
冗談なんかじゃない。心の底から、そう思った。 これ以上、誰もいなくなりませんように。
叶わぬ願いを胸に、いつしかまた、彼女は夢の中へ。]
(75) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
いたい、
[子狼の声は、思念は震えていた。 御馳走を食らう夢から覚めて、震えていた。]
あつい……
[傷口は灼けるようだった。そのくせ、変に冷たくも感じる。 何が起きたのかなんて理解できない。ただ、痛くて、熱くて、冷たい。]
(*10) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
|
[テントの中で毛布を敷くトリノスの様子を寝床とする場所から見詰める。 毛布に包まり眠ろうとする彼>>70の声。 昨夜と同じような状況。]
――…おやすみなさい。
[また明日もこうして話が出来るだろうか。 二人で居ても襲われるかもしれないと ジャニスとフィリップの件で知ってしまったから 今は眠ることが少しこわい。 毛布を肩からかぶり座ったまま小さく息を吐く。]
(76) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
|
[投げた銀色は、ニコラスの掌へ、トニーの肩口へ。 その結果を見届けるのと同時、周囲を赤に染めるその姿がはっきりと見えて、呻き、歯を食い縛った。 エフェドラ。心中で名を呼ぶ。結局、生かせはしなかった]
[空いた手、そのもう片手がズボンのベルトに伸びる。 も、再び投擲するまでの隙はなかったか]
(77) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
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―――…う、 がぁあああああああ!!
[獣の咆哮が夜を切り裂く。 痛みに、ではない。 傷つけられたこと。 仲間が、震えていること。
手のひらからナイフを抜き取り、サイモンへと投げる。 ナイフ投げなんて、やったことがない。 当たったかどうかなんて、見届けもせず 赤く染まった白いドレスの傍、 傷ついた子狼に駆け寄った]
(78) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
|
トニー!
[痛みは、命を奪う者がいつか出会ってしかるべきもの。 けれど、それでもまだ。 まだ、知らないでいて欲しかった]
トニー ……行こう、手当てしよう 大丈夫だよ、エフェドラはもういないんだ
[サイモンも、後で殺すから。 みんな、殺すから]
(*11) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
|
[遠く、獣の彷徨が聞こえたような気がして びくりと肩が震える。 テントの中では外は見えはしないのに 思わず見上げて様子を窺うようにある。]
…………。 もう、寝ちゃった?
[控えめに声を掛けるは さきほどおやすみの挨拶をしたトリノスに。
毛布を引きずり眠るトリノスの傍へと歩み寄り その背に寄り添うようにしてころりと横たわり目を閉じる。]
(79) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
[咆哮。 びくんと肩が跳ねて、そちらを向く。 吼えたのはニコラスだ。ニコラスが吼えている。 どうして、という驚きに、一瞬痛みを忘れかけた。 こちらへ駆け寄ってくる。ニコラス。どうして。 言葉を忘れてしまったように、唇は動かない。 呆然と、それを見るばかりで。 そばに来たニコラスに、血まみれの身体を寄せる。]
(80) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
[床が堅くて寝にくいのにも慣れなければと考えると、 おやすみと言ったもののまだ眠れずにいて。]
…………ん。
[囁くような声に返事をする前に質量が横へきてびくんと震える。 背中側に温かい感触、これはまさか。]
スー、ジー?
(81) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
[道化師の問い>>59は鋭く光るナイフのように 痛い所に突き刺さる ふと、思い出すのはジャニスに話した言葉>>1:40]
すまん、情ってやつは 厄介だな…と思ってな
[しかし、それは人間である自分が 勝手に抱いているだけのものに過ぎない]
ザック、こいつら…何を考えてると思う?
[檻の中の猛獣たちを指差し問う 道化師は何と答えただろうか?]
簡単だよ、どうやって生きていこう? それ以上も、それ以外もない …それは、俺たち人間だって同じだな
[それに価値や意味をつけたがるのは人間だけ]
(82) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
ニコラス、 ……いたい
[声だけでなく、寄せた身も細かく震えていた。 泣きそうだった。驚いたのもあり、痛いのもあり、団長の死に泣いた時とは違った感情で泣き出してしまいそうだった。]
だいじょうぶ、
[噛みしめるように繰り返す。 大丈夫。それが心に滲みていく。エフェドラはもういない。 手当てしよう、にかすかに頷いた。]
(*12) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
[震えが毛布ごしに伝わる。 呼ぶ声にもぞと身動ぎ、 トリノスの背へとこつり額を寄せる。]
一緒がいいの。 ……ダメ?
[寝床としている場所よりもそこはかたい。 昨夜もこのかたさとつめたさで眠ったのかと思えば 申し訳なさも過る。]
(83) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
そうだな…もし、お互い無事なら 次は、ニコラスを見ようかと思う
俺に何かあったなら…トニーをよろしく
[誰を見たか? と問われたならば、こう返す]
なるべく、ひと思いにやって欲しい
(84) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
[声を出さぬ小さな身体を引き寄せる。そのまま、立ち上がらせるか……無理そうならば担ぎ上げて、その場を後にしようと]
……エフェドラ
[穴のあいた手でその白い頬を撫ぜる。 もうこれで、白い場所なんてなくなってしまった。 全部、赤になってしまった。
美味しそうだと言ったのは奏者なのに 一欠片もその肉は口にせずに、背中を向けた。
ナイフが投げられたとしても、せめてトニーには当たらないようにとするのが精一杯で]
……行こう
[咆哮は、失敗だった。 わかっている。間違っていたこと、全部、わかっている。 それでも「ごめん」は口にしない。 大人ぶった仮面をもう一度、かぶりなおす]
(85) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
[燻る思いを飲み込んだ。 想像力の欠如。 それを言いかけて、噤む。 どちらに欠如していると言うのだろう。 男にも答えは持ちえない。]
俺には判んない。 動物、苦手だし。
[唐突な問い>>82に、眉間に皺を刻みながら答える。 やはり、この猛獣使いの言いたいことは迂遠だ。 けれど底知れないとは思わなかった。]
(86) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[間違いなくスージーは背中にくっついている。 こういう時どうしたらいいか、詳しいのはトリだった。 色々と聞いておけばよかったのかもしれない。]
俺はいいけど。い、いいの? 寝相とか悪いかもしれないよ。
[スージーをこのまま床で寝かす訳にはいかないが、 同じベッドでというのも、どうだろう。がんばろう。 もぞりと向きを変えるとすぐ近くに顔が見える。
邪な考えが浮かんで、それを打ち消すようにがばっと起きた。]
け、ったりしたらごめん。
(87) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
……ふゥン。
それで、 人間も獣も同じだって、…… それでお伽噺の怪物見つけても、 手出ししたくない、って? 一緒に生きていきたい、そう思ったって訳?
[覆いのとれた唇は思いのほか囀った。 迂遠で、共感はし得ないとも思いつつ、 男は質疑を重ねる]
(88) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
大丈夫、大丈夫だよ 全部、食べちゃおうよ
そうすれば、もう痛いことするひともいない 悲しくなることもない
優しいみんなのままで、食べてしまおう?
[それでも、テントの森から抜け出すことはできない。 居場所がないのは、二人とも同じだったし それに、そうだ。 まだ、公演がある。 ショーは、やり遂げなければならない。
矛盾する思考を抱えながら、 奏者は頭の中で、自分の失敗をひとつひとつ数え始めた]
(*13) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[引き寄せられた身体に鞭を打つようにして、立ち上がる。 長身の奏者に凭れるようにしながら、ゆっくりと離れた。 ナイフから庇われているのには気づいたが、どうすることもできず。 行こう、というのに頷いて、出来るだけ足を早めた。
その夜、自分のテントに戻ることはなかった。]
(89) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[>>84ぴくり。眉が動いた。 動かした、ではなく、動いた。]
つまり。 それは、アントニーを見て、――。 そういうこと?
(90) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[しばらくして、檻の中の猛獣たちが 何かを>>78>>80感じたかのように ぐるぐると落ち着きなく動き回る
どこかで獣の咆哮が聞こえたような気がする
それすらも、もしかしたら 自分の勝手な感傷が生み出した空耳かも知れない*]
(91) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[食べる。全部食べる。 ブローリンも、ナイフを投げた――きっとサイモンだろう――人も、トリノスも。 食べてしまえば、痛くない。怖くない。]
だいじょうぶ、たべる……
[大人の仮面を被るニコラスと対照的に、年齢よりもっと幼い子供のように、震えて、甘えて、縋る。]
(*14) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[眠れそうにないからより傍に居る事を選んで こうして勝手にトリノスにくっついてみたけれど 嫌だと言われたらどうしようとかそんな不安を打ち消すは彼の言葉>>87]
寝相悪くても一緒に寝たい。
[声を返すうち、彼が動くのを感じてそっと額を離せば 間近に顔が見えるかたちとなり頬には朱がのる。]
――…っ。
[驚いて動けずにいれば彼は起き上がりまた距離ができる。]
……じゃあ、蹴られないように抱きついてる。
[ゆったりとした動きで同じように身体を起こして]
(92) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[目が覚めると、真夜中だった。暗闇の中、体を起こし目をこする。ペギーはそのまま立ち上がり、そろりそろりとテントを後にした。ひんやりとした空気が頬を刺す。頭上には既に冬の星座が輝いていた。雲ひとつない夜空に、明るい月が浮かぶ。
おつきさまをたべたのは、だあれ?
幼い頃に聞いた、絵本の一節が頭をよぎる。 どこかで獣の遠吠えが、聞こえたような気がした。]
(93) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[月明かりを頼りに、ペギーは忍び足で歩いていく。 どこへ向かうのか、自分でもわからない。ただ、どうしてか、行かなければならないような気がした。
テントの間を抜けて、少し歩いたところ。 ひとけのない、さみしい場所。
ぴちゃり。足元がぬめった。 月を映し出す、鮮やかな赤の水溜り。 視線を上げる。レッド・カーペットの続く先を見る。
そこに、いたのは。 否、「あった」のは――――]
(94) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
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[ペギーは静かに瞼をひらいた。身じろぎして体を起こす。呼吸の仕方を思い出すのに、少し時間がかかった。外はまだ暗く、聞こえてくるのは虫の音ばかり。
頬に張り付く緋亜麻を払いもせず、暗闇の中膝を抱えて、彼女はただ震えていた。]
(95) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
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[甘えられているのだと思うとスージーが愛しくて仕方ない。 と、同時に人狼かもしれないと疑ったことを脳内で詫びる。]
あ、ああ。すぐ、寝るから。
[抱きつかれたら寝れないんじゃないかと思うが、 色々とひた隠しにして髪をぐしゃぐしゃかき混ぜた。]
ベッド、上がって。 俺は落ちないから隅の方でいいし。 あとなんか汗臭かったらごめん。
[動揺から口数が増える。]
(96) 2014/10/17(Fri) 01時頃
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[その日、死者が出てより毎日響いていた音色は聞こえない。
血肉を貪ったトニーを 咆哮したニコラスを
人と見るか、獣と見るか。 彼らは決めなければならない。 メルヘンの、終演を定めなければならない]
(97) 2014/10/17(Fri) 01時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 01時頃
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つっ……
[ニコラスの投げ返したナイフは、男の手の側面を掠った。トニーに駆け寄り、二人去っていく、その姿に向けて再び投げたナイフの群れは、完全な停止や静止を齎す事は出来ず]
…… エフェドラ、
[追うか否か。 刹那の思考、刹那の結論。 男は広がる赤に駆け寄り、立ち尽くして]
くそ、……っ……!
(98) 2014/10/17(Fri) 01時頃
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[疑われる事に関して特に気にはしていなかった。 誰がそうかも分からぬ状況で疑わずにいる事の方が難しい。 実際、女にはトリノスの正体も知れないのだけれど 彼は彼だから何者でも構わない、とそんな風に受け入れてしまった。 食べられる事に言及したのもそんな理由。 髪がくしゃりとかき乱れる様>>96をきょとと見詰める。]
……ん。
[言われるままにベッドに戻り身体を横たえた。]
気にしなくても大丈夫。 私の我儘だから、――…嫌なら離れていいから。
(99) 2014/10/17(Fri) 01時頃
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食べよう、全部
エフェドラは、美味しかったでしょう…?
[こんな時でも、想像で喉が鳴る。 食べれば食べるほど、乾きは酷くなる]
痛くない 大丈夫 ……大丈夫だよ
[トニーを汚さないよう、手のひらに布を巻きつけ トニーの傷をひとつずつ拭った。 手当てをして、よく眠れば 人よりは丈夫で、しかも肉を食べたばかりの若い狼だ。 痛みは薄れる。 痛みは、いつか消える]
(*15) 2014/10/17(Fri) 01時頃
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[嫌じゃないから問題なんだよ。 悲痛な叫びは声にならないまま毛布をぎゅっと握りしめた。 今夜俺は本能という狼を殺す狩人になる。]
や、なら床で寝てるし。
[あまりにも拒むと勘違いされてしまいそうなので弁明しつつ、 ベッドの端に腰をかける。 毛布で自分をぐるぐる巻きにすれば手は押さえられるだろう。 そうして横になって、ぎゅっと目を瞑った。]
今度こそおやすみ。
(100) 2014/10/17(Fri) 01時頃
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や、じゃないなら、よかった。
[トリノスの言葉を聞けば安堵が声に滲む。 キシと鳴る寝台、毛布に包まれ横たわる彼に ぴたりと寄り添い目を瞑る。]
おやすみなさい。 ――…一緒にいてくれてありがとう。
[すぐには眠れそうにはないけれど 毛布ごしにでも感じる存在を嬉しいと感じる。]
(101) 2014/10/17(Fri) 01時半頃
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[子狼は、震えながら眠った。 痛みに脂汗が滲む、浅い浅い眠り。 そのくせに胃や頭は幸福をまだ訴えていて、このまま眠ってしまえば幸せだと、重ねて言い聞かせてくる錯覚。
手を伸ばせばニコラスのいる距離。手当を終えてもここにいてほしいと縋ったのは自分。 朝を待ちながら、目を伏せる。気配の希薄な彼だから、そのまま離れられたなら、気づかないかもしれないが**]
(102) 2014/10/17(Fri) 01時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 01時半頃
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[エフェドラは美味しかった、に声なく頷く。 傷を拭われるのに、時々痛んで身を縮ませたけれど、やさしい指使いが少しずつ傷の不安ごと痛みを取り去っていく気がする。 今はまだ、それは気だけに過ぎないが。 繰り返される大丈夫、に何度も頷きを繰り返す。 痛い、――痛くない。]
だいじょうぶ……
[それはまだ嘘で、痛みはあった。指先がきゅっと奏者の服を掴む。 痛みは薄れるかもしれない。それでも、背筋に張り付くような、恐怖。 共に過ごしてきた仲間に、刃を向けられた恐怖が子狼を締めつける**]
(*16) 2014/10/17(Fri) 01時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 01時半頃
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[寝返りを打ったら直ぐにでも顔がくっつきそうな距離に 誰かの体温があるのはとても久しぶりのことで。 緊張で眠れないだろうけれど、 それを悟られないように必死で寝ている振りをした。
二人で寝ているととてもあったかいのは、 単純に体温があるからだけではなく。 守りたいと思った、守ってくれると言った存在の大きさ。 本当は抱きしめて眠りたいけれども、 不埒な事をして突き落とされたら余計に眠れないし。 まっすぐに姿勢良く伸びたまま意識を落とすまで緊張していた。 眠れたのは多分、明け方近かったと思う。
テントの外でまた一人、犠牲者が出た音がしていたのに がちがちになった自分の耳にまでは、届くことは無く。]
(103) 2014/10/17(Fri) 01時半頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 01時半頃
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[分厚い布で覆われた音楽テントの中には トニーの寝息だけが静かに響いていた。
華やかな音楽を奏でるのが嫌なのか、それとも合奏をできる心情ではないだけか。ここ数日、此処に足を運ぶものは少なかった。 朝になっても、暫くは此処にいられるかもしれない]
ゆっくり、おやすみ
[汗で張り付く短い髪を撫ぜる。 バンドネオンの代わりに血塗れた布が詰め込まれた革袋の口を締め 今夜も、奏者は眠らない。 静かな夜を、子狼の傍で過ごしたのだった**]
(104) 2014/10/17(Fri) 01時半頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 01時半頃
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[一緒の毛布を使おうと言えばそうしてくれただろうか。 もっと近く触れたいと思うのは――。
目を閉じたまま吐息のみでわらう。 真っ直ぐの姿勢で横たわる彼。 声がしないからもう眠ってしまったのかもとそう思い]
――――……トリノスが 好き。
[今度は向ける相手の名と共に思いを零して。 いつしか規則正しい寝息が小さく漏れる。*]
(105) 2014/10/17(Fri) 01時半頃
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―― 夜:檻の前で ――
[どのような返答があったのか どんな答えが返ったとしても、 檻のあるテントから 男が一人で出ていくことは変わらない。
出ていく前、足を止め、]
ブローリン。
俺の事、見たって言ってたけどさ。
[水晶玉を指す事、 持ち主であれば察するに足る言葉で 男は徐に口を開いた。]
(106) 2014/10/17(Fri) 02時頃
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何が、見えたの。
[既に一度聞いた事を、男は再び尋ねた。 >>3:162「そうではない」 獣でないことを告げられたのを忘れたわけではなく。 何が見えたのか、具体的に見えたものの正体を強請った。 人の姿か道化の姿か。 そんな、些細なことを知りたがり、 答えがどちらでも「そお。」とそれだけを返した。]
(107) 2014/10/17(Fri) 02時頃
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[すき っていわれた。 本当は起きていたけれど返事をできずに硬直している。
もしかしたらもう俺は死んでいてこれは夢なのかもしれないし。
なんて一人で動揺していたのに温かくて、 嬉しくてぐるぐるしている内に意識を落として。 次に気がついた時は毛布の拘束具なんて無いことになっていた。 夜中に欲望のあまり勝手に動き出して変なことしなかったろうか 変な寝言や歯ぎしりなどしていなかったろうか。 不安材料は募るがまだ隣にその体温を感じれば 若干寝不足は否めないが、喜びも大きくて。 ほんの少しだけ距離を縮めてささやかな幸せを噛みしめる。**]
(108) 2014/10/17(Fri) 02時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 02時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 02時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 02時頃
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…ああ、信じたくはないがな
[トニーについて>>90はそう答える]
道化の姿で…ザックのままだった
[>>106>>107強請られた彼の姿についても 見たままを告げれば、答えが返ってくる
彼が去ってしばらくして 檻の中の獣たちを振り返らず、その場を去った
エフェドラの身に起こったことと その関係者が誰であるかを聞いたのは いつのことだったか
信じたくないと思っていようが 望んでいようが望んでいまいが 幕は必ず下ろさなくてはいけないのを思い知る**]
(109) 2014/10/17(Fri) 02時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 02時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 02時頃
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[ぬくもりをより近く感じる。 無意識に擦り寄り――、はたとする。 ゆると目を開ければトリノスの顔が見えて へにゃりと嬉しそうに緩む表情。]
おはよう、トリノス。
[途中で起きることなくあったから今ある景色が女にとっての全て。 よもや眠る間際に零した言葉を彼が聞いていたとは知らず。 エフェドラが人狼に襲われたとも知らぬまま 彼が無事で良かったと心からそう思い]
また、今日も会えて、嬉しい。
[昨夜の言葉を今返して。 昨日とは違いすぐに起きださぬは離れる事を惜しむように。**]
(110) 2014/10/17(Fri) 02時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 02時半頃
愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 02時半頃
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―― 夜:サーカス敷地内 ――
[全てを幕の中に包んだ夜、 檻の中の生き物たちが>>91細やかに応した 獣の咆哮が鼓膜を揺らす。
男は、無言で、ポケットにいれたままとなっていた 愛用の古びた鋏を布地の上からなぞり、 ――もう時が遅いと、 人形の繰糸が切れた後だとは知らないまま
ただ、聞こえたと思わしき方向へ足を向け]
[その惨状を知る。]
(111) 2014/10/17(Fri) 02時半頃
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―― 夜: ――
[死体は夜の中、赤の中に広がって その脇に人影を有していた。]
……、サイモン
[人影の名を呼んだ。 長身、針金のように伸びた手足。 横たわる姿も、その特徴から言えば似たようなものだ。 けれど、横たわるその名は呼ばずに、いて。
どうして、とも、何があった、とも言わずに 表情を作り損ねたかのように、ただ名を呼ばう。]
(112) 2014/10/17(Fri) 02時半頃
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[ぽつりと、聞こえた声に。はっと――先よりは遥かに緩慢に、僅かな間を空けてから――振り向き、その姿を認めた。 呆然かあるいは茫洋か、その色なき表情に、男も作り笑いもせずに、一たび唇を結んで]
……ザック。 ……やられたよ。 エフェドラが、死んだ。……喰われちまった。
[一言一言、独り言にも似た調子で、小さく呟いた。幾分の血でぬめる手を緩く握り]
(113) 2014/10/17(Fri) 02時半頃
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[あるいは、 この目の前のナイフ使いがそれをしたのだ、と過る。 獣の吠え声、地面が吸い込んでいくまだ熱い血潮。 けれど、振り向いたその顔にいつも浮かぶ笑み色はなく ――真白いドレスへ染み渡る血液もなかった。から]
、……
見たの?
[唇を開くと、 重苦しい臭いが濡れた口内に、張り付くようだった。 次の一言は、思わず、と言った体で、 凄惨な現場に自ずから飛び出してくるかのように、零した。]
アントニー ――、が?
(114) 2014/10/17(Fri) 03時頃
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[キン、と耳鳴りがした。 濃く立ち上る血臭の中で、先ほどの会話が蘇る。]
―― 動物の檻の前で ――
は……?
[身を焼く感情の表し方を、男は知らなかった。 舞台では演じない、求められない、 その類の感情が鼓動を煩くさせる。 浅い呼吸を生み出させる。 ひどく煩わしかった。
しゃがむ姿勢のまま、視線を持ち上げた。]
信じ、らんないのは、 俺が信じらんないのは、お前だよ。
(115) 2014/10/17(Fri) 03時頃
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何それ。 見えて、何もせずに、ここまで来たって、 そういうわけ。
団長や、フィルやジャニス殺したやつ。 サーカス、俺らの舞台、壊してる奴見つけて、 それで。なんにもしないで。
[男にとってこの猛獣使いは 共感しえないと思っていた相手ではあった。 けれど、ここまで、考え方を異にするとは 思っていなかったのだ。 男自身、想像力が欠如、していた。
サーカスを――舞台を、 終演たる千秋楽から始めた凄惨なメルヘンで 壊さんとする相手を見つけ、 けれど手出ししないことへの想像が追いつかなかった。]
(116) 2014/10/17(Fri) 03時頃
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[頼む、と頭を下げたのは。 このサーカスを、 演者たれる舞台を守らんとするからでは なかったのか、と。 勝手に、一部分で共感していたものを踏みにじられた思いが、 馴染みのない感情となり、視界をちらつかせた。 表情は常の真顔のまま、クラウンメイクもなく、 胸の内を焼く感情を、言葉に、顔に、乗せられないまま]
――、……正直、 何かんがえてんのか、判んないし、 分かりたくない。
……、いま何も言わないで。 何か言われても、ぶん殴りそうだから。
[そういって、男は立ち上がり テントの出入り口へと足を進めていた>>106 *]
(117) 2014/10/17(Fri) 03時頃
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ザックは、目の前の光景に、唇をかんだ。
2014/10/17(Fri) 03時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 03時頃
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ああ。見た、…… 見ていながら、このザマだ。 笑っちまうだろ。
[唇を歪め、刹那過ぎらせた笑みは、他ならない自嘲の色を持って。ザックが続けた言葉を聞くと、目を見開き]
……知ってるのか? …… そうだ。……トニーが、やった。
[その名が出た理由を追求はせず、肯定する。苦々しげに、眉を顰めて]
……それと……ニコラスも。 多分、仲間だ。
[呟き、付け足した]
(118) 2014/10/17(Fri) 03時頃
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―― 夜: ―― [>>118自嘲に歪み、肯定を吐き出し、 なおなおナイフ使いの口は蠢いた。
頭の奥が真白に燃えるような、 鼓膜の内側で心臓が震えるような、吐き気がした。 胸中で蟠った見知らぬ感情は脳にある。]
……、そお。 ――……そー、なんだ。
[現場に近づく。 踊り歌う人形は眠ったままのそこに足を踏み入れた。 飛沫が跳ねる。]
(119) 2014/10/17(Fri) 03時頃
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なんとなく、分かるよ。 エフィーがやりたいって、言いだしたんでしょ。 それでサイモンがつき合わされた。違う?
[怪我しないで。と言ったけれど 止めはしなかった。 だから、男は、不愉快に震える肺を更に震わせて 視線を合わせずサイモンに尋ねた。]
怪我、しなかった?
[それだけがさも重大であるかのように。 本質的に重要なことは、けれど、 朝が来たら嫌でも直面するだろうから 今この場では、舞台に残された演者をねぎらうように*]
(120) 2014/10/17(Fri) 03時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 03時半頃
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……意思の一致だよ。 こいつも、俺も。団長の仇を討ちたかった。 「人狼」を殺してやりたかったんだ。
だから、囮になるなんて言い出したのに。 都合がいいって、乗ったんだよ。
[ザックの確認めいた問いに、視線を脇にやり、また足元に落として、静かに応え]
結果は、見ての通り。 暴露まで……だったがな。
[次の疑問符には、首を横に振り]
ちょっと切ったが、それだけだ。 ……しかしまあ。 丁度いいとこに来たな。手伝ってくれ。
[あえて軽い調子で言っては、エフェドラを目線で示し、その処理の協力を願い出た**]
(121) 2014/10/17(Fri) 04時頃
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[東の空が白み始めた頃、ペギーはゆっくりと立ち上がった。象牙色の外套を引っ張り出して羽織り、フードを被る。黒いケースを抱えて忍び足でテントを出ると、冷たい空気が頬を刺した。外套の襟元を片手で合わせて歩きながら、ペギーは空を見上げた。南の空には、天狼星がひときわ明るく輝いている。
向かった先は、楽隊テント。厚い布の入り口に手をかけて、しばし躊躇い、その手を静かに下ろした。この中にあるはずの日常の名残を目にするのが、怖いと思った。どう足掻いても戻って来ない日常を懐かしみたくは、なかった。ペギーはそっとテントを離れ、敷地の外れへと向かう。
彼女はまだ知らない。テントの中には、日常の名残などありはしない。もう、そんなものはどこにもありはしないのだ。]
(122) 2014/10/17(Fri) 04時頃
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愛人 スージーは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 15時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 17時頃
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[敵討ち>>121。 夜の暗がりに沈んでいく言葉に 男は視線を上げ、また戻した。 眼前に横たわる人形は確かに血肉を宿していて、 踏み入れた血だまりは仄かに温かい。
エフェドラの苛烈な想いの一片>>3:74、 聞いた時も、今でさえも、理解し得るとは思えなかった。 笑う顔の印象深いこのナイフ使いでも、 そのような想いの、復讐の繰糸につながるのかと、思った。]
暴露。十分でしょ。 ……、ゥン。十分だよ。
(123) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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けどさ、 ……サーカス・アーティストが、怪我なんかしないでよ。
[エフェドラに視線を注いだまま、そう述べた。 ちらちらと視界に入る点滅、喉の奥の嘔吐感、 それらすべてを無視し。けれど、呼気が、視線が揺れた。 ナイフ使いの方には、だから、顔を向けずに。]
手、はやく手当してね。 またナイフ投げ、してもらうんだから。
(124) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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[軽く頼まれた通り、 男は死体の処理を手伝った。 運び先は、例の、団長のテント>>3:156でいいだろう。
此度は ――暗がりに単身歩くのを避けた結果、 担架も包むシーツもなく、 衣服でエフェドラの傷口および体を包んで運んだ。 普段使いの衣服は血を吸い取り、色を変えていく。 4つ目の死体はこうして、一つ所に集められた。
運び終えた際、そういえば、と男は手を伸ばした。 フライヤーの死体の上、>>3:75 掛けてあった衣服から毀れた人形 ――死体と一緒に運搬されていたものだ。 それを手に取り、上に置いた。 持ち主のところに。ただそれだけを思っての動作だった。]
(125) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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―― 明け方:団長テント ――
[いつまでも暗転は続かない。 明転は訪れる。 夜端がだんだんと白く焼かれ始める頃、 死体の運搬もすべて終えて、男は口を拭った。]
前、ニコラスと話した時にさ。 なんで立て続けに殺人が起こったんだと思う?――て そういう話、したんだよね。
[夜に現れる“お伽噺の悪いもの”。 闊歩する暗がりが終われば、 エビル・モンスターはどうなってしまうというのか。]
(126) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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ただ食べたかったんじゃないの、って ニコラスは言っててさ。 ……ブローリンもさ、言ってたわけ。 人間も獣も、ただどうやって生きていくか、 それしか考えてないって。
――……、うまく、言えないけど。 それだけだと、思いたくないなあ。
[詮のない話だ。 幕間にも嵌らない話を、ついつい、と言った風情で囀った。 “クラウン”は意味のないコミックに従事する役職だ。 舞台に罅いれた意味を、無味蒙昧な本能に意義を、 と男はクラウンマスクもなく呟いた。 動かなければいけない、その一瞬前の、小休憩に。 カーテン裏で囁くような、そんな面持ちで*]
(127) 2014/10/17(Fri) 18時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 18時半頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 22時頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 22時頃
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――楽団テント――
[血が止まり、耐えられるくらいに痛みに慣れてきた頃には、眠りは深くなり。 楽団の集うテントの中、未だ静かな寝息だけを立てている。 傷ついた身体が求めるままに、ひとときの休息を得ていた。]
(128) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 22時半頃
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― 音楽テント ―
[空はもう明るいだろうか。 分厚い布で仕切られた此処に、日の光は届かない。
音もなく、指が思い出すようにボタンを叩くのは、去っていった家族を悼む曲。激しいはずの旋律だけれど、右手が思うように動かない。 リズムはたどたどしく、そして、途中で鳴り止んだ]
(129) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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―― 朝:居住テントから出 ――
[朝は、もしくは、変わり映えのない朝だ。 男は一度自身の寝床と定めているテントへ戻り、 鏡を覗き込んだ。 普通の、男がそこにいた。 荒れている肌に指を載せ、乾いた唇を開き、 何も言わず白粉を塗る。簡素なクラウンフェイスだ。
舞台に踊るなら、道化でなければならない。 何を思おうと、浮かぼうと、 包んで隠すホワイトフェイスでなければ。 メルヘン・ストーリーは踊れない。]
(130) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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―― 朝:テント群 ――
[白塗りの道化が乱立するテント地を歩いた。 朝方発見された死者の噂は サーカス敷地内を飛び回る。
――その殺害者たる人物の名も、 ナイフ使いが話すのならば、飛び交うのだろう。 少なくとも、クラウンフェイスには、 “人狼”として名指しにするつもりはなかった。]
(131) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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[音を遮断するテントで立ち止まる。 音楽テント。 微かに聞こえた音は、どこまで届いているのか。 演奏の音色は、死者の続いた夜の底を彩った音楽に、近しく。]
――、……なんで?
[天蓋の幕を空けず、道化は問うた。 答えがあるとも期待してるともつかず、 何を知りたいのかも明らかにしない問いかけ。
化粧直しの袖幕に控える細やかな声音が 幕間の暗転の続きを願うように毀れた。]
(132) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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[惜しむ間はいかばかりか。 ぬくもりから離れたくないと思いながらも身を起こす。]
……そろそろ練習いかなきゃね。
[理由を口にしてトリノスに言い添えて 軽くその場で身支度整え外に出る。]
(133) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 22時半頃
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なんで ……何処から間違えたかな
[獣の聴覚は分厚い天幕を通しても、呟きを拾い上げる。 「なんで」殺したか。 その答えは、人狼たる二人で、きっと違うだろう]
トニー……おきた? もう少し、寝てていいよ
[声をかけ、何枚か重なった幕をいくつか捲った。 姿は見えずとも、向こう側に、声が届きやすいように]
(134) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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一人で、来たの
[朝が来れば、すべて終わりだと思っていた。 蔑みの、恐怖の、あるいは悲哀の目で見られると、思っていた。 不思議に思っていても、声にはきっと想いはこもらない]
(135) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[薄く目を開けた。厚い布地が光を遮るから、今が何時なのか、どれくらい日が高いのかわからなかった。 もう少し寝ててもいいという誘いに乗るように、うつらうつらとしかけるも、幕を捲るニコラスの動きに気づいてそれを目線で追う。]
――、
[ニコラスを呼ぼうとしたのか、何をするのかと問おうとしたのか、寝起きの唇はうまく動かなくて、音を作れない。 結局ただ覚めきらない目線がぼうっと向くだけだ。 肩がじくりと痛い。]
(136) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[身動ぎの気配>>134は薄い。 層を重ねた向こう側、 姿は見えないままに声が届く。
層が削られる前の答えは聞こえなかった、けれど]
……、今だけ、はね。
[上がり調子でもない言葉に返答を。 今だけは一人だと。 これからはどうなるか分からないとの意味を含んだ声は 誂えたように一本調子で、 それだけはきっと、楽師の声音に似ていた。]
(137) 2014/10/17(Fri) 23時頃
|
|
幕引き、必要だし。 ……それに、 このサーカス団のナイフ使いの腕が確かなの、知ってたでしょ。 狙い外したまま、演目は終われないから。
[サイモンについて述べる声は、 うつらうつらの仔狼にまで届くか知れない。 けれど、幕引き、とそういう意味で道化は口にした。]
(138) 2014/10/17(Fri) 23時頃
|
|
[テントを出れば団員達の話しが聞こえくる。 また犠牲者が出た、と。 団長テントに運ばれた、その犠牲者は――。 途切れ途切れに聞こえる話。 綴られた名に、びくりと肩が震える。]
――――…うそ。
[驚愕に瞠られる眸。 信じられないという風に首を振るう。 のろと動く足先は団長テントへと向いた。 歩むが駆けるにかわり、飛び込んだ先には犠牲者が眠る。]
(139) 2014/10/17(Fri) 23時頃
|
|
─ 朝 ─
[エフェドラが、新たな犠牲者となった話は 枯れ草に火が移った如く団に燃え広がっていた
誰が彼女を「喰らった」のか どこもかしこもその話題で持ち切りで
現場に居合わせたというナイフ投げが 詳らかに事と次第を話していれば
彼女を悼む声はより哀しげに 喰らった者への言葉はより無慈悲に 辺りに響き渡っていただろう]
(140) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[向こう側に人がいる。獣の耳は、会話の声を鋭く捉える。 ザックの声だ。聞こえてはいる、聞こえてはいるが、幕引き、の意味までは明確に捉えられない。 ただ、ナイフ使いの言葉が出た。自分たち二人が何であるかを、サイモンは知っているはずだ。
よいことは起きない。確信に近くそう思う。 緊張の糸を細く張りながら、息をすぅとひそめる。]
(141) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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そうだね 幕を引かなきゃ、御伽噺は終わらない
[確かに、ナイフ使いの腕は確かだ。 トニーは目覚めていて、ああ、酷く辛そうに、見えた]
……ねぇ、最後の挨拶もさ ザックがするんでしょう
[やると決めたら、人に役目を投げたりしない。 そういう男だと思っていた。
だから、その手で――]
(142) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[目を覚ますと体温はとても近くそれだけでなんとも幸せだと思う。 抱きしめそうになるがぐっとこらえてスージーを見つめる。 ふやけたような表情も可愛いしたまんないなこれ。]
おはよう。 もう起きる?
[起きる姿を見上げて余計もしゃもしゃになった髪を 手櫛で適当にかき上げる。 今日は身体を動かしたほうが良いだろうしと習って起きる。 一度自分のテントに戻って着替えなければ。]
(143) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[隠れる。隠れなくては。 息を細く細く吐いて、殺す。 鼓動と同調して肩が疼く。けれど傷ができたての頃のように脂汗の浮くほどではないから、耐えられる。 物陰に潜んだほうがいいのか、動かないほうがいいのか、それすらも判断できずに、ただ闇雲に気配を絶とうとしている。]
(*17) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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トニー ゆっくり休んで、まだ痛いだろう?
[息を細く吐くのを見て、サイモンを逃したのは失敗だったと改めて思った。せめて、トニーがエフェドラを喰らう場面を見られていなければ――]
大丈夫だからさ 隠れて、いてね
[たとえ一人になっても、隠れていればいい。 そうしたらもしかしたら――生き延びることが出来るかもしれない]
(*18) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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――……、終えてほしいと、思ってるの。 [息をのむ音に紛れる程の音で呟いた。 前口上になう団長はもういない。 次期団長と名を上げられた舞台裏。 あの瞬間から、クラウンの舞台に罅が入った。
誰が望んで始めた舞台で 誰のための舞台なのか。 道化の仮面をかぶり直し、 舞台に足を入れる役者には分からない。]
……ぁは。ニコラスまで、そう言うの。 俺はクラウンだよ。 話は転がしても、まとめることなんて、ないよ。
(144) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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クラウンの役割はさあ
[手が伸びる。幕を掴んだ。 もう片手が刃物を握る。 ――炊事場から持ち出した、 フェアリーテイルに不似合の鈍い、大ぶりのナイフ。 突き出す。 幕を、すべて隠し、守るベールを引き裂くように。]
前座で、幕間でしょ。
(145) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[アントニーは人狼だ。 ニコラスは知れない。 そう、道化役者は思っていて、
だからこそ、手に握ってきた刃物の切っ先は 小さなジャンパーを狙って振るわれるためのもの。
幕を暴く道化師の眼は、小さな獣を探しよろめく]
(146) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[自分のテントに戻るつもりだったのに、 またも異様な空気に全身がざわついてくる。 集まる人の波、飲まれるままに向かった先のあの臭い。
団長のテントに並んだ四つ目の塊と黒い髪。 口元を押さえて浮かび上がる笑みを隠した。 そのまま自分のテントへと、駆け足で戻る。]
(147) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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うん――――
[それは痛いに素直に答えた頷きでもあり、隠れていて、への了承でもある。 どこに隠れていればいいのか、どう隠れればいいのか、わからないが。ただひたに息を殺して、微動だにせずそこにいる。 布でもかけられて、隠されるならそのままいる。]
(*19) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[猛獣たちの世話をしていて 檻に近づくと、円らな瞳で猿はこちらを見る
檻から出せば、キュキュイと鳴き 肩や頭の上を行ったり来たりを繰り返した
それが落ち着いた頃 ひとつの手紙を、首輪に結びつけ テントの森をゆっくり歩いてゆく
『話をしたい、猛獣の檻の前で待つ ブローリン』
やがて、音楽テントの側まで来ると 小猿はそわそわし始めたので、頭をひと撫でしてから 「行っておいで」と放ってみれば 何かを探し当てたらしく、そのまま何処かへ行った]
(148) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[敷地の外れ、丸太の柵に腰掛けて、ペギーはぼんやりと朝日を眺めていた。膝の上には、黒いケース。笛を吹こうと思った。が、結局蓋は開かぬまま。いつだってペギーの頭の中は音楽であふれていたというのに、今はもう、何も聞こえない。
小さくため息をついて、ペギーは柵から飛び降りた。とうに夜は明け、朝日に長い影がのびている。朝日に向かって歩き始める。別段、行くところなどない。このまま街まで出かけてもよかったが、ここを離れたくはなかった。
途中、見習い道化とすれ違った。「ざっくは?」と、尋ねかけて――やっぱり、やめた。あれは夢だったのだ、と、確かめることすら、怖いと思った。]
(149) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[隠れていて、といえば子おおかみは素直に頷くから。 手近に見えた大きな弦楽器、にかけられた布を引っ張って毛布のようにその身体にかけた。 明かりのないテントの中、人の目なら、きっとすぐには気づけない。
倒れた楽器が不協和音を奏でる。 差し込まれたナイフの切っ先に、此方から手を伸ばし、掴んだ]
それでも、サーカスには 御伽噺にはさ、音楽よりずっと必要だから
(150) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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― 団長のテント ―
[持ち主の元にある衣服。 エフェドラの元に歩み寄る。
既にトリノスが団長のテントを訪れたとも知らず。
人狼に喰われたと思しき彼女の傍らに佇み]
…………。
[エフェドラ、と唇のみで名を紡ぐ。]
(151) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[小猿はトニーに慣れている もし上手くいったなら 彼の元に手紙を届けてくれるかも知れない
上手くいかないなら その時は、他の策を考える心算
途中、誰かに声をかけられたなら この話と、トニーのことは打ち明けるだろう]
(152) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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音楽がかき消されるほどの笑い声を 引き起こせるのは君だけだ
[場違いな賞賛。 此処は舞台の上でも、御伽噺の行間でもない。
それでも、奏者は笑って そして、これ見よがしに牙を 獣の牙を見せつける]
(153) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[エフェドラが襲われるに至る理由は知らない。 知らないからこそ余計にどうしてという心境になる。]
エフェドラ。
[何があったの、と問い掛けても 答えが聞こえぬことは知れて]
どうして。
[こんなことになったのだろう。 悪夢のようなメルヘンに呑まれるような感覚を覚える。]
(154) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[見当たらない。 十全とは言えない光量、 舞台上のスポットライトの眩しさとは大違いだ。
スポットライトの下で、飛び跳ねる小猿の姿を、 道化の目では見つけられず。]
アントニー、――
[倒れかき鳴る不協和。BGMには芳しくない。 思わず探し人の名を呼ぶ、けれど、]
(155) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[視界には金糸のかんばせに光ったのは 笑んだ口元の牙。 獣の手の内に刃物。]
……――そお。 そこまで言われちゃ、 引き受けざるを得ない ね ―― !
[否定は、今度はなかった。
刃物をそのまま押し付けるように、 そのまま肉薄し押し倒さんとテントのなかへ体を押し込む]
(156) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[「人狼」の目的はわからないが遺体が増えるたびに 身体が高揚するのが解る。 スージーとベッドを一緒にするのとは違う興奮。
――――ヤバい。
着替えだけ掴んで、シャワーへと走った。]
(157) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[子狼は息を殺し続ける。 それが今出来る最善だった。細い息をし続けることに慣れてはいない。 苦しい。ただ、苦しい。それでもはさりと身体の上に布がかかれば、その意味は充分にわかる。 苦しさ程度で身動ぎをしてはいけない。
音楽テントの布の隙間、シェロが滑りこんできていても、それに気づいても、動きはしない。 ただ、早く去れと頭の中で繰り返し繰り返し唱えるだけ。]
(158) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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ザックは、最後の挨拶を引き受けざるを――と口にし。
2014/10/18(Sat) 00時頃
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[金糸の獣を捉えるばかりの視界、
隅に何がいようと、起ころうと、 道化の認識にはいたらなかった]
(159) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[ナイフの先を掴んだ手に力を込める。 けして離さない。このまま、手を、指を落とされようと離しはしない]
ぁ、 ……はは、
[乾いた笑い声をもらしながら、背中から倒れこむ。 大きく開いた天幕の隙間から、太陽がその顔を照らした]
言ったね? 言ったからには、引き受けろよ ………クラウン
(160) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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……トニー、もう一人でも食べられるよね
[メルヘンに幕がおりても。 一人になったとしても。
そう、言葉にした奏者は、 自らの終演を、むしろ望み
それをもし、問われたらきっといつかの想いを それでもしまいこんで、なお笑う。
子どもが死ぬのは、見たくない、と――]
(*20) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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――――
[いやも、うんも、言えなかった。 震えることすら、許されなかった。 本音を言えば嫌だと駄々をこねて二人がかりでクラウンを喰らい尽くしてしまいたかったけれど、それは、叶わない。 二人の相打ちを、望むくらいで。]
(*21) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[音楽テントから、途切れがちに流れていた>>129 音楽が途絶えたのに気づく
楽師のニコラスが時々奏でていた曲 激しいはずの旋律が、哀しげに聴こえるのは 死の訪れた夜に響いていたから
トニーに仲間がいるとするなら彼なのか?
昨日、ザックに訊いてはみたが 芳しい答えは返って来ず、何故トニーを討たないと 珍しく激昂していたのも記憶に新しい]
(161) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[滑る手のひらからナイフが滑り―― 獣は大きく、口を開けた。
そして笑って――]
(162) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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