人狼議事


21 ─明日も、薔薇の木の下で。

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【人】 奏者 セシル

ー自室ー

 はっ……ぜ、はっ、

[全力で走ったせいで、気管が悲鳴を上げる。
漸く、そこで自分が息を止めていたことに気が付いた。
壁に手をつき、ごほごほと何度も咳き込む。

あの時から感じていた歪な戸惑いは、日を追うごと大きく広がっていって

その戸惑いの正体が
いま、はっきりと日の下に引きずり出された気がする]

(68) 2013/08/07(Wed) 07時頃

【人】 奏者 セシル

[自室のベッドに横たわり、何事か呟く。
ベッドがきしむ音は、自分の中からする音によく似ていた。


もう違和感はなかった。

その代わりに、すっと差し込まれた
別のもの]

 っ、ぅ……

[目を瞑って、ぎゅっと身体を丸める。


真夏の熱りが恋しくて、独り。
その熱の残像を探しながら、ひっくとしゃくりあげた]

(69) 2013/08/07(Wed) 07時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/07(Wed) 07時半頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/07(Wed) 07時半頃


【人】 奏者 セシル

[朝日が部屋に射し込む。
カーテンも閉めない部屋、着替えもしてない身体がもそり動く。

寝てない]

 ……はー、

[ため息。
頭、痛い]

 …………。

[彼は、彼らは。
昨日の夜の行為の時に、覗いていた厄介者がいたことを気付いてるのだろうか。
どちらにせよ、きっと、サミュエルは食堂で待ってる。
優しいから、約束を反故することはない。
だから、行きたくない。余計なことを、言ってしまいそうで

それでも、しばらくすると
繭から仕方なく出てきたかのように、もそりと起き上がった]

(75) 2013/08/07(Wed) 10時頃

【人】 奏者 セシル

ー食堂ー

[食堂の扉をくぐると、予想通りサミュエルの姿はあった。
びくり、と少し怯える。

なんだか泣きたくて抱き締めたかったけど、その身体に生々しい何かを感じてしまって、怖かった。
そんなふうにサミュエルを怖がる自分も怖かった]

 おはよう、ござい、ます

[明らかな寝不足の顔で、おそるおそる彼の背中に声をかける。

努めて、いつも通りに]

(76) 2013/08/07(Wed) 10時頃

【人】 奏者 セシル

[伸ばされた指を、反射的に押し退けていた。
自分でもその行動に驚いて、目を丸くして
自分の押し退けたほうの手をまじまじと見つめた。

胃の辺りがもやもやする。
肺が苦しい。叫びたいような欲求。
自分はサミュエルが嫌いになったのだろうか。こんなに優しいサミュエルを。

そうではない、と断言は、できた]

 あの、

[口を開いて、閉じる]

 ……あの、

[眉が、きゅうと下がった]

 …………なんでもありません。

(78) 2013/08/07(Wed) 10時半頃

【人】 奏者 セシル

[泣きそうな顔をしたサミュエルに、少しの間沈黙する。
どうしよう。ほら、やっぱり余計なことをした。
目を泳がせて、逸らして

ふと、視界に入る、震えるサミュエルの手]

 ご、めんなさい。

[半ば反射で、その手を握る。
いつもなら優しく握れるのに、そのときだけは必死で、怖くて、少しだけ力が入った]

 違う、のです。
 他のことで、私が、……機嫌が、良くなかった、から。
 サミュさん、悪くない。

[すぐ涙目になる瞳は、そのときも少し潤んでいて
祈るような気持ちで、ぎゅっと手を握る]

(80) 2013/08/07(Wed) 11時半頃

【人】 奏者 セシル

[……手が、

小さかったサミュエルの手が、気がつけば自分と変わらない大きさになっていた]

 …………。

[白日のもとに曝された違和感や戸惑いは、肥大して]


  好きな人がいて……


[胸のうちを侵食して、食い荒らしていっていた]



                     ……冗談。

(81) 2013/08/07(Wed) 11時半頃

セシルは、眉を下げて、ぎこちなく微笑んだ。

2013/08/07(Wed) 11時半頃


【人】 奏者 セシル

[手が優しく、でも有無を言わせずほどかれる。
作られた固い笑顔を見て、泣きそうになって
ぎゅっと、奥歯を噛み締めた]

 ……あ、の。

[もう、だめ、なの?
もうお話も、してくれないの?]

 ……また、

[無理矢理口角をあげて、どうにか笑顔を作る。
走り去っていく背中を見ていれば、ずきずきした痛みが胸に巣を作った]

(93) 2013/08/07(Wed) 17時頃

【人】 奏者 セシル

[嫌いに、ならないで。

お願いします。お願いだから
もうわるいこと、しないから
ごめんなさい。ごめんなさい。
置いていかないで。


言葉は、ひとつも口には出せず。
ただ、喉の奥から出来損ないの悲鳴が溢れただけだった。

あとからあとから落ちる滴は、拭う手の隙間からぽたぽたと落ちて、テーブルを濡らした]

(94) 2013/08/07(Wed) 17時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/07(Wed) 18時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/08(Thu) 03時頃


【人】 奏者 セシル

[年甲斐もなく泣いてしまった。
ぐしぐしと目を擦り、なんとか泣き止む。

ひっく、と一回、しゃっくりが出た]

 はあ……。

[ちょっとすっきりした。

しばらく食堂のテーブルでうだうだしていたけども、誰か来る気配に立ち上がり、外へ出る。
出来れば誰にも会いたくない。

薔薇の香りが、胸をざわつかせた。


廊下を歩いていれば、先程出ていった食堂からグレッグとラドルファスの声が聞こえて

胃が、ぎゅうと収縮して、苦しくなった]

(164) 2013/08/08(Thu) 14時頃

【人】 奏者 セシル

[がしゃぁん]

[派手な音を立てて、裏庭側の窓硝子が割れた。

自分でも何をしたのか分からなくて、きょとんとした顔で自分の拳を見る]


 あっ、

[血が出てきた]

 ……いむしつ、

[行かなくちゃ。

思うも、しばらく立ち尽くして]

(165) 2013/08/08(Thu) 14時頃

奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/08(Thu) 14時頃


奏者 セシルは、メモを貼った。

2013/08/08(Thu) 14時半頃


【人】 奏者 セシル

 あ、

[ラドルファスが走ってきたことに目を丸くして
それから、音の大きさを思って納得する。

硝子の破片で切れた右手を包まれて、痛みに少し顔をしかめた]

 ……痛い、ですね。

[同意して頷く。
どうしていいかわからないためか、そんなとぼけた返事が出た]

(175) 2013/08/08(Thu) 15時頃

【人】 奏者 セシル

[心配そうな顔を、少しの間見る。
走ってきてくれたことが嬉しい、はずなのに]

 ……お話、していたのでは、ありません、か?

[グレッグと。
その人物を思うだけで、なんだか泣きそうになる。

彼がサミュエルと仲がいいのは知っていたし
だから、彼らがどうなろうと、仕方のないことだと、思う。

だからこそ、どうしようもない気分で]


 っ…ぅ………、
 ひ、とり、でも
 大丈夫、です、から

[ふるり。
俯いて首を振るも、心配する手を拒否して振りほどくことはなかった]

(177) 2013/08/08(Thu) 15時半頃

【人】 奏者 セシル

 ぅー……、

[小さく唸りながら、首を振る。
手を引かれれば抵抗は出来なかったけど

そういえば、サミュエルは医務室係だったか。
思うと、余計に行きたくなくて

せめて何度か立ち止まっては、引きずられてみたりしていた]

(182) 2013/08/08(Thu) 16時頃

【人】 奏者 セシル

[鮮血がスカーフを染めていく。
すぱっと切れていたから、ラドルファスが言いたいことも分かるのだけど

今は、彼に会いたくない]

 ……私の部屋、に
 救急箱、置いています。

[彼が自分を嫌うのなら、きっと帰ってはこないだろう。
ラドルファスの心配と自分の感情の妥協案を提案して
ラドルファスがどうしようと、心配する彼を邪険には出来ず、おとなしく付いていった]

(185) 2013/08/08(Thu) 16時半頃

【人】 奏者 セシル

[血染めのスカーフを外され、自分の手を改めて見る。
つくづく、バカなことをしたものだ。
すっと朱の線が引かれた手は、頼りなく貧弱で]

 ん……?

[ラドルファスが身を屈める。
じくじくした痛みを伴う、柔らかな感触がそっと触れた]

 ……ラド、さん?

[唇に朱をのせた彼に、こてり首を傾ぐ。
指を伸ばして、唇をなぞるように赤を拭おうとしたが、余計に広がっただけだった。

傷口を眺める彼の顔を覗き込むも、その夢見るような顔から心意は読み取れず]

(193) 2013/08/08(Thu) 17時頃

【人】 奏者 セシル

[赤がラドルファスの唇から自分の指にも感染する。
シーツや服で拭うのも洗濯のことを考えれば躊躇われ
口元へ指を持っていくと、つ、と自分の指を舐めた。
そのまま口内へ指を入れ、軽く吸う。

鉄と、甘いシロップの味]

 あか?

[また首を傾ぐ。ラドさん語は難解だ。

じぃ、彼の顔を見つめる。

彼の静かな息の音が聞こえる距離、酔ったような彼の目とかち合った]

 んん……寝ぼけてる、ですか?

[子供を甘やかすように、額に口付けたのは、人恋しさもあったのだと思う]

(198) 2013/08/08(Thu) 17時半頃

【人】 奏者 セシル

 ……いたい、

[押し倒されて数秒、無言で痛みに耐えたあと、やっとそう口にした。
痛みに潤む目で、苦情を訴える]

 すごく、いたい……

[ラドさん語は難解だが、ラドさんの行動はもっと難解だ。
怪我をしてないほうの手で、もふもふと髪を撫でる。
ついでに、指でおでこを弾いておいた]

(206) 2013/08/08(Thu) 18時頃

【人】 奏者 セシル

 つい?

[きょと、と首を傾ぐ。つい、なんだというのだろう。
だけどそれを訊く前に、なんだか彼が泣きそうになっていて
苦笑して、起き上がるとまた髪を撫でる]

 ……怒ってません、よ?

[もふなで。

もふもふと髪を撫でる合間、何気なくラドルファスのおでこに触るとこぶが出来ていた]

 後で冷やす、しましょう、ね。
 ……ん、

[消毒をされ、沁みて少し眉をしかめる]

 ……ぅ、

[とても痛い]

(209) 2013/08/08(Thu) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

[意外と手際よく治療される手をちらりみて、少しだけため息。
包帯を巻かれてる途中、ちらと同室者のベッドを見て]

 ……ラドさん、一回だけハグしてみても、いいですか?

[訊きながら、むぎゅうと何やら微妙な顔をしていた彼の頭を抱いてみる。問答無用。

柔らかな髪を撫で、子供みたいに高い体温を感受してみて
熱りを求めて、もう一度ぎゅっとしてみたけど

違うんだよ、なあ。やっぱり]

 ……私はいま、寂しいのです。


[もふなで。
気は済んでないけど、暫くしたら解放してあげた]

(213) 2013/08/08(Thu) 18時半頃

【人】 奏者 セシル

 んー……

[上目遣いをする彼に、少し微笑んで]

 ……ダメ。

[おでこにちゅうをしてやった]

 でも、いっしょにいてください。

(217) 2013/08/08(Thu) 19時頃

【人】 奏者 セシル

 だって、ラドさんは、サミュさんでは、ありませんので。

[おでこ同士を優しく合わせ、少し泣きそうな顔]

 ……ラドさん、私、サミュさんに嫌われてしまいまし、た。

 私が、わるい人、だから。

[髪を優しく指に遊ばせながら、そんな愚痴をぽつり。
子供体温を抱き寄せて、彼に出来たこぶをさする]

 ……こんな悪い人でもそばにいてくれるのならば、慰めてください。

[ぎゅっと抱きしめて、珍しくそんな我儘]

(218) 2013/08/08(Thu) 19時頃

【人】 奏者 セシル

[背中を撫でられて、もふりと肩口に顔半分を埋める]

 ん……それは、騙されています。
 私は、罪ばかり、ですよ。

[安心しきったその顔を歪ませてやるすべを知ってるくらいには。


抱き締めるふりをして、軽く首に負荷をかけてみる。
完全に八つ当たりのそれは、彼がもがくならすぐにやめてあげるけど]

 ……冷やしますか。

[弱く確実に気道を圧迫しながら、よしよしとおでこを撫でた]

(220) 2013/08/08(Thu) 20時頃

【人】 奏者 セシル

 ラドさん?

[予想に反しておとなしい彼の額を撫でる。
顔が赤いのは、苦しいだけじゃないだろうと容易に分かって

ほんのすこし、口元を歪めた]

 ……ラドさん。逃げないとひどいことします、よ?

[主に八つ当たりで。
もうしているじゃないかって?まあ、もっとひどいことするよってことで。

首を絞めるのを緩めて、息を吐いたときにまた絞める。
そうしながら、今度は頬にキスをした]

(225) 2013/08/08(Thu) 20時半頃

【人】 奏者 セシル

[彼が頭を打たないように気を付けながら、そっと彼の身体をシーツに押し付ける。
首を左手で弱く弱く絞めながら、ふと近付いた唇を見て、目を細める。
ぺろ、と子犬のように血のついた唇を舐めた]

 …朝ごはん、パンケーキ、でした?

[甘い。

右手は変わらず、頭を撫でながら
膝を優しく彼の股の上に乗せた]

 よかった、ですね。おいしかった、ですか?

[穏やかに訊きながら、ぎゅうと痛みを与えるために膝に体重をかけた]

(229) 2013/08/08(Thu) 21時頃

【人】 奏者 セシル

 痛い?

[だろうなあ。俺も痛かったし]

 じゃあ、痛くなくなるおまじない、してあげます、ね。

[言って
今度は、優しく膝で擦りあげる。


昔、同級生にされた嫌がらせがフラッシュバックして
なんで、同じことを彼にしているのか、自問自答。

笑顔が、少しだけ歪んだ]

(230) 2013/08/08(Thu) 21時頃

【人】 奏者 セシル

[あどけない笑顔。
甘ったるい声。
煽られるのは、罪悪感とサディズム。

嗜虐心のまま、もっと鳴かせようと
膝を押し付け、強制的な刺激を与える]

 怖くありません、よ。

[くつ、と漏れる嫌な笑み。
首を圧迫する手を強めて、穏やかにいう。
薔薇の香りが、頭を埋める]

 どんな気分ですか?

[快楽へと突き落とすために強く押し付けられる膝に反して、よしよしと頭を撫でる包帯の巻かれた手。
未熟な性を無理矢理暴く行為のなか、その手だけが場違いに平穏だった]

(241) 2013/08/08(Thu) 22時頃

【人】 奏者 セシル

[首を絞めていた手を離す。
すがる手が愛らしくて、苛立ちに眉をしかめた。
怪我させてでも、逃げればいい。
いまされていることは、本当に理不尽なことなのだから。

過去、自分ができなかったことを押し付けてることには気が付かない。

ズボンをくつろげ、右手をそっと服のなかに侵入させる。
そうしてその膨らんだつぼみのような、熱を持った欲の先端に爪を立てた]

 わからない?
 ……これは、気持ちいいと、いうのですよ。

[開放へと導くために、やすりがけるように下から上へと手を動かした。
卑猥な水音をわざと響かせる。

自分の頭に広がり始めた頭痛と胃の痛みは、まるで警告のようだった]

(251) 2013/08/08(Thu) 22時半頃

【人】 奏者 セシル

[手を汚す、生暖かい液体。
服から手を抜いて、それを見て

段々と、視線が落ちていく]

 ……ごめん、なさい

[顔色が、青くなっていく。
なにか、とんでもないことをいま、したのだと
その怯えた視線に、悲鳴に、力の抜けた四肢に、自覚してしまって]

 いや、でしたね。怖かった、でしたね。
 ごめん、なさい。ごめんなさい。

[魔が差したのだ、とは言えなかった。
それは、完全な加害の意思を持った行動だと、自分で分かっていたから]

 ごめんなさい……

[先程までなんとも思わなかった怯えた目が、いまはどうしようもなく恐ろしかった]

(269) 2013/08/08(Thu) 23時頃

【人】 奏者 セシル

[なんで?
なにが?なんで?
なんでこんなことを?

短い問いがぐるぐる頭を廻って、胃が収縮して吐き気まで襲ってきた]

 ……私が、私の、ラドさんは、悪くないのに、私が、機嫌よくなくて、ダメだから、ラドさんに、暴力を

[単なる八つ当たりなのだと、伝えたいのに支離滅裂な言葉しか出なくて
母の国の言葉で、何事かをいう。
こちらの国の言葉に直すと、神よ、といったところか]

 ……っ、う
 もうしません、もうしません、ごめんなさい、もうしません、ごめんなさい

[聞こえてきたピアノの音は、いまは心を乱すことしかなかった]

(284) 2013/08/08(Thu) 23時半頃

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