78 わかば荘の薔薇色の日常
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――― 203号室 夜が明けて ―――
[窓の締め切った、カーテンの締め切った部屋。 リサイクル店で買った扇風機は、羽根を回すのを忘れた。 毛布を捕まえて抱き締めて 放置された皺くちゃの洗濯物みたいに、俺は
――― 夜明け。 挿し込む朝、なう、ろーでぃん。]
うおん。
[寝惚けた犬みたいな、声が漏れたのは ベッドに放置した、目覚まし代わりのスマホが鳴いたから。]
(185) 2014/06/27(Fri) 21時半頃
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[広告メール、迷惑メール、―――…ときどき時々本物。
愚図る俺の手がスマホに伸びて 寝惚けまなこで画面を確認。 今日は、何の、広告でありますのんと人差し指一本。 滑らせて見付けたメール画面が映すのは、売り出し文句じゃねーの。 お早うって、俺に言うの。]
あれ、俺、寝てたのかあ。
バーベキューッて今日だっけ、きのー……?
[日付と、時刻を、続けざまに確認した。 昨日聞いた筈の"明日"をほじくり出して、俺の一日が始まる。]
(188) 2014/06/27(Fri) 21時半頃
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[―――…メール送信。 長方形の白い図形が、飛んでく画面。
おはようッて、返しそびれたって気付いたのは 『送信しました。』の無機質な文字が映し出されてから。
――― ありゃあ
減点10点。 俺は俺自身に赤点付けて、ベッドを降りた。 カーテン開けりゃあ雲の切れ間に、ほんのり希望。 俺は現実と戦いに、ベランダに躍り出て、洗濯物を干す。
皺くちゃのTシャツも、下着も、ジーンズも。 ふんわり残った柔軟剤の匂いに気を良くした。]
おーしー、任務、完了でありますのん。
[一人暮らしをしてから、独り言がやたら増えた。 二年間ッてのは、それを気にする気すら、奪っちまうんだ。]
(195) 2014/06/27(Fri) 22時頃
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――― 二階廊下から一階に ―――
[シャツとチノパン、至ってシンプルなラフ・スタイル。 テレビの横のストームグラスは 今日も小さな羽根を、薄い屑の上に浮かべていた。 そう遠くもねー内に、また、雨が降り出す前兆だ。
さあさあ 音は聞こえねーから 雨音が届く前に、自室の外に、足を運んだ。 スニーカーの靴先が汚れてる。それくらいは外出歩いてる証拠。
滑るように、階段を降りる。 団欒風景を映し出す談話室の、横を、摺り抜けた。 目指したのは一階の、いま唯一の空き部屋。
102号室。 時々、我が物顔の、猫が居んの。 にゃあにゃあ媚び売らない猫を構うのも、俺の数少ない日課。]
(199) 2014/06/27(Fri) 22時頃
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――― 空き部屋 102号室 ―――
[果たして、我が物顔の猫は居なかった。
鍵の掛かっていない扉を、俺も我が物顔で押し開けて がらんどうの部屋。 ぽつん、おひとりさま>>164 座り込んで、丸まった背中がちょっと猫みたいだった。]
……… しーにゃさん?
[愛称の切欠は、俺が、"信也さん"を噛んだのだ。 あれは確か一年前くらいで、彼は、嫌がったんだったか、無視されたんだったか、受け入れられたんだったか。
自分の失敗から生まれたもんだが 俺は存外、天露をそう呼ぶのを、気に入っていた。]
………? 寝てんのん。
[足音殺すのとか、今更ですから。 そういう遠慮はせずに、丸まってる天露の横で、膝を曲げるんだ。]
(203) 2014/06/27(Fri) 22時頃
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はあい。 道菅隊員、参上、であります。 暑くねーですか。 此処。
[住人が居ないのだから、当然、冷房完備なんて 金の使い道を、管理人である桃地だって、行おう筈もねー。 密室で籠った空気が、汗ばむ心地を覚えさせる。
―――…名前を呼ばれて、ん、と咽喉で鳴く。 掠れた声は、寝起き特有のものでも、ねかった。]
しーにゃさん、もしかして、体調わり?
[拒まれなかったから、呼び続ける、声で。 前髪が汗で張り付いてる。 持ち上がった顔に、それを知って、無意識に手が伸びた。
熱とかあんのかなッて、ぺとり、触れに。]
(222) 2014/06/27(Fri) 23時半頃
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[手で触れようとしたのは ハンカチーフなんてお洒落なもん、持ってなかったから。
伸ばしがてらに かさり 袋が擦れたおとを立てた。 俺の意識は、視線は、そっちにも向いちまって。]
うおん。
[意識向けりゃあ気付くよ、気付きますよ、ドーナツ屋の包み紙。 これも昼飯になんのかなって もしかしたら誰かの贈り物かも知んねえし 23歳、がっつくのも程々にしたい、視線――― だった。]
(225) 2014/06/27(Fri) 23時半頃
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窓、開けるでえ………
[ありますか、と、常ならば、続く台詞だ。 二次元脳、ゲーム脳、気分は戦闘員。 そんなもんで好んで使っていた語尾だが、現状似合わない。]
…… 窓、開けようか。 今なら雨降ってねんですよう。
[風に触れれば、いくらか、身体も楽になるかと。 本当に熱を帯びているような額に触れて 汗ばんだ肌に張り付いた前髪を、退けてやる。
雫が小さく、宙を舞った。 そんで、触れた肌が、微かに跳ねるのも、知るわけで。]
―――… やん?
[茶化すでもなく、最低限の言葉を選んだ。]
(235) 2014/06/28(Sat) 00時頃
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差し入れちゃん。
[天露の眉間の皺を突きながら ドーナツの存在にも意識が向く、ほら俺、若いから。 言い訳は口を突かねーけど、"頼み事"には頷いた。]
なんだよう。 俺に、お任せしろ?
[軽く首を捻って―――…そのタイミングで、扉が開く>>236 八の字眉の俺と、体調悪そうな天露さんで、出迎えた。]
助けて大学マン。
[メール文面が、先ず、声に出た。]
……しーにゃさん、なんか、具合悪いんだって。
(242) 2014/06/28(Sat) 00時頃
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[氷枕にも濡れタオルにも、満たない指先。 ハンカチだって俺よりも仕事をする。 汗を拭うことも出来ねんだが、せめて、額を覆う前髪を 風含ませるみたく、払うくらいは、許されたかった。]
やん、なら、やん、ってお言いよう。
[主語は、自分の、指に対してだ。 気遣う宇佐美と正反対に、一言、二言、ぽつぽつ。
―――… ぺちん
ッて、衝撃よりも、ただ、小さく音をたてに。 指先で額を弾いてみせて、指は、離れんだ。]
うん。 ……部屋ぁ、一人は、心配。 言わねーかわりに、ちゃんとおやすみ、する?
[宇佐美の却下>>253に同意する心地で、頷いた。 本当なら一緒が良い、と云う、我が儘は顔だけに留め。]
(256) 2014/06/28(Sat) 00時半頃
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[俺の部屋は、オープン・ザ・ワールド。
個人情報の代表者たるパソコンなどと云う 精密機器もなければ、ネットと繋ぐ関係性はスマホ一本。 取られて困るものなんて財布くらいで ――…だから、天露と宇佐美の懸念に、気付けない。]
俺たち、ちょっと卑怯、ね。
[二 対 一。]
[笑い混じりの肯定を、天露>>257から得て、笑う。]
しーにゃさん、良い子、良い子。
(261) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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ちょっとですよう。
しーにゃさん、今日はちょっと、レベルダウン? してんだから無理しねんの。
[大事なミッションの片割れである ドーナツに伸ばそうとしていた指でありましたが。 立ち上がろうとする、天露に気付き、手助けよう意図に変わる。
―――…捕まれよう、とばかりに、差し出した。]
宇佐美さん、毛布も、持って来てくれっかなあ。
[流石に、家具完備の空き部屋ではなくて。 がらんどうのお部屋に、視線を彷徨わせた。 誰もいないフローリングは、きっと冷たくて気持ち良いだろうが。]
風邪、いつから?
[宇佐美をお見送り、してから。ふと、お尋ねして。]
(270) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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うひゃあ。
宇佐美くん、あれだあ、わかば荘専属保健委員。
[行動力のある宇佐美の姿が 早速、空き部屋に、立ち戻ってくる。 その手には薬のみならず、病人用グッズが、わんさか。
―――…それに比べて あれ 俺ってば見張りしかしてねー。]
俺は、ドーナツ冷蔵庫ミッションがありますよう、なので。
[託されたミッションは見事遂行せしめたい心構えで。 宇佐美に向けて、敬礼、繰り出した。 暗に、空き部屋居残り組にはならない、と。]
(272) 2014/06/28(Sat) 01時頃
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[そんで、俺の手は しっかと天露の手>>276を受けて、引き摺り出した。
立ち姿は兎も角として、拒まれなかったことに気を良くする。 くふん、と、鳴ったのは、俺の鼻だ。]
…… 借りてこよっか? いや、流石に、ちょっと、怪しいかねん。
[ソファに毛布が放置でもされていない限り。 宇佐美>>273に、くふくふ、頷き、手を伸ばした。 第三ミッションもお預かりに。 こっちは、重い。]
はあい。 俺、今日はちょっと役立ってる?
[働き者の宇佐美に、まるで褒められにゆくように。 俺は何時までたってもひのきの棒で戦うレベルの低さで。]
(281) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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[天露に触れた指先も、彼の方が、熱かった――ように思う。
早く治れよう
と、念じるよに、握り締めた手に力を籠めた。 籠めた後は、弛めて、離れんだ。]
――… すッげー、夏風邪?
それ、もう、薬じゃ治らねんよう。 ちゃんとおやすめ。
[くひ、と、小さく咽喉を震わせたのは、独特の笑み声。 心の風邪に効く薬、二次元ならば、在る筈なのに。 俺の生きる世界は結局三次元で、懸念に、八の字眉で。]
……… じゃあ、先に、行って来るであります。
[道菅隊員、の足取りで、紙袋二つ抱えて、部屋を出てゆく。]
(284) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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――― 一階廊下 ―――
[空き部屋から堂々、荷物持ちで、参上。
傍から見れば なにしてたんだこいつ、の、風体で、廊下に躍り出た。 一歩二歩と進むところで、俺の足も止まんの。
丁度、今正に、鍵を閉めようところの南方>>293に。]
うおん、
[秘密を得たがゆえに、犬鳴きをして。 失言転じて、当社比、表情を引き締めたいところだ。]
南方さん。 今、おはよさん?
(295) 2014/06/28(Sat) 01時半頃
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な、な、なにも、怪しいことはしてねーです。
[両手の紙袋を抱き寄せて 空き部屋を背に、必死に、ぐるぐる、思考を巡らす。 ―――…表情筋が三割増しで仕事をしない。]
うおん。
[反芻を、お返事みたく頂いたので、また鳴きしてから、]
お仕事でありましたかあ。 おかえんなさい。
[すら、と、此処が我が家であるように告げて。 咽喉が詰まったのは一瞬でありたい。]
ご、極秘任務遂行中なんだ。 俺が此処から出て来たぁ、って、内緒、…だめかな。
(306) 2014/06/28(Sat) 02時頃
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おう。
[人生の先輩および経歴の先輩は 引き籠もりアルバイターにとって余りに強敵だった。 装備もろくに整わないままラスト・バトルに挑む心地で 背中を伝う汗が、冷や汗でないことを、願いたかった。
事実、冷や汗であったのだが。]
―――… へへ、
[知らず、真意は兎も角、本日三度目の"ありがとう"。 きょとんと瞬いたのは俺の目の方で。 そんで まあ ちょっとばかし 嬉しくて笑う。]
極秘任務、極秘ミッション、そんなもん。 内緒にしてくれたら褒美を――― いいのん?
(314) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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[ご褒美まで口走りそうになった唇を、慎む。
此処に居住を構えてから 何度かことばを交わしたことがあれど、すきなもの、きらいなもの、それを知識として得るには、足りない。 俺と南方さんの関係性を、一言で言えば、隣人。]
いたずらぁ?
[反芻してから、黙る。 悪戯に含まれるのか否か、先程までの行動を思い描く。 ―――… ぎりぎり合格ラインか、と、一人首を捻った。]
ちょっと触っただけですよう。
[誤解招く物言いかは兎も角、判定待つ心地、視線。]
(319) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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[難攻不落の雰囲気漂わす魔物、南方>>324に 視線を寄せる間に、両手の紙袋を抱き締め直す。 ――… 宇佐美の数えるカウント何秒か目。]
ち、誓って悪い遊びじゃねんですよう。
[大人の発する ふうん に対してだ。 必死な物言いをしている自覚があるようで むず、むず、唇が波打つ。 むずむずむず。]
うえ、ほ、ほんとかよう。 ……、あ、あんがと。 ……… 南方さんてどんなもんが好きなの。
[出来れば高級路線でない方で、と、付け加える23歳。]
(330) 2014/06/28(Sat) 02時半頃
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い、い、悪戯の範疇って、ひとそれぞれだろ。
[狼狽を露にする魔物・南方に、俺の表情も真剣だ。
―――そんな遣り取り繰り返す此処、廊下。
仲間が加わった! とは到底言い難い、スーツ姿に、視線を投げ掛けた。 恐い、みてーな反応しねーのは、培った二年間の賜物。]
極秘ミッション中なのでありますよん。 平井もおかーり……… 髭ない………
[南方の指摘に遅れて、気付き。 まあじまじ、眺めてしまう。]
(331) 2014/06/28(Sat) 03時頃
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――― 一階廊下での ―――
[勇者は、戦利品―――ではなく 預かり物を抱き締めて。 難攻不落 魔物 南方>>334を見る。
ゆうったりとした頷きは、彼の気質のようにも思えた。 八の字、くの字、忙しない眉の輪郭が弛む。]
金。
[繰り返して、首を捻った。 23歳引き籠もりアルバイターに、あまりの難題、不可能路線。 二番目、三番目の提示を、待つのであります。]
飯は、バーベキューがありますのん。 酒で手え打ってくれますか。
[相場事情を確りと脳裏に焼き付けて、また、頷く。]
(416) 2014/06/28(Sat) 17時頃
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[俺の生きるリアルタイム。 平井>>336の姿だって、二次元の姿でなく、三次元。 二次元に傾倒しがちな俺にも 眉を顰めずに声を掛けてくれるひとに、視線を注いだ。]
お疲れ様でありますよう。
程々、て、だから、悪いことはしてません。
[表情筋をあまり動かさずに、応えて、逞しい背を見送る。 この場合、告げるべきは"いってらっしゃい"なのか 理解らずに、首を、俺はまた、捻ってしまった。]
…… 南方さんはあ、どこ触られたら、悪戯ッて思う?
[―――ふと。 困惑染みる南方>>339に尋ねて。]
(417) 2014/06/28(Sat) 17時頃
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[そんな会話を過ぎて、離れ離れ、俺の足取り。
談話室の和やかな空気に割り込んで 宇佐美達が訪れる前には、冷蔵庫に、紙袋を押し詰めた。
ドーナツの袋と、なぞの紙袋。
中身は如何も、瓶の類で在るらしい。 流石に、見知らぬひとの部屋にずけずけ土足で潜り ずけずけ宝箱を開けて、ずけずけ盗んでゆく――― ような強靭な心を俺は持ち合わせてなくて。
中身を確かめずに、冷蔵庫に、休ませんの。 ――― ぱたん。]
(419) 2014/06/28(Sat) 17時頃
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――― 談話室 → コンビニまでの ―――
[冷蔵庫に貼り付けるメモ用紙。]
『ドーナッツ、一個、おれの。 すすむ』
[バーベキューの準備も佳境ッてもんだ。 忙しそうな住人に声を掛けるのが憚られて 自己主張をメモに留めて、俺は、すぐに談話室を抜け出す。
踊るように飛び出た、わかば荘の広い玄関。 背中から怒鳴る声>>373が聞こえたのは、その位置。
ぎぎ、ぎ、足取りが、油挿し忘れたみたいに。]
(420) 2014/06/28(Sat) 17時頃
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……… しーにゃさんの声、だあ?
[だいきらい とか、そんなおとを拾う。 耳を澄ませてみたが、怒鳴り声は長続きしねー。 天露と誰が、とか、宇佐美の顔が一瞬浮かんで いや でも その後に、誰か? ―――分からん。
人間関係にはマニュアルが存在しない。
英会話はう・とぅ のように、質問と回答の答えもない。 迷う指先で、尻に触れんの。 正確には、尻ポケ。 ようし、――― 決心して、俺は、わかば荘を飛び出した。]
(423) 2014/06/28(Sat) 17時半頃
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[わかば荘から歩いて10分の、コンビニエンスストア。
近いんだか遠いんだか微妙な距離感 ―――…でも、此処が一番近いんだから、仕方ねー。 自動ドアの横に重なってる籠を取って、陳列商品を巡る。]
…… どんなお酒が好きなんだろ。
[大人と言えば、ビール? 酒が弱けりゃ、カクテル? 大穴狙って、リキュール? 洋酒?? 日本酒??? 五段六段と適度な種類が、逆に、俺の思考を静止させる。]
うぬん。
[低く唸る。 先程の、南方>>422の半笑いが、脳裏に浮かんだのだ。]
(425) 2014/06/28(Sat) 17時半頃
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『ありがとうござっしたー。』
[梅雨時のだるだる空模様みてーな声を背に受けた。 腕から下げたビニール袋は、重い、でかい。 早くも汗をかき始めたハイボール缶二本 俺が腕を軽く振る度に、がさがさ、フォルムを揺らしてる。
―――…顎を退いて、空見上げりゃ晴天。
悩み事なんてなあんもねーような空。 わかば荘に戻るまでの10分間、見慣れた景色、遊散歩。 その中腹で尻ポケの中身が震えて お と、手に取る。]
(492) 2014/06/28(Sat) 22時頃
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――― ウッドデッキ ―――
[肉・野菜、のみならず、酒の姿まで目に飛び込む。 ウッドデッキから見える、談話室の方角の、頭もちらほら。 家族の団欒向けと云うよりも、大人向けBBQパーティだ。]
ただいま、戻りましたでありますー…
働かざる者食うべからず? 権利あります?
[肉を焼いている働き手筆頭は、檀だった。 権利がなければ奪い取るまで。 何なら焼き手を任されるくらいの心算で、声を掛けた。]
(507) 2014/06/28(Sat) 22時半頃
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[片手に下げたビニール袋は ちっと隠すみたく、気持ち、背の方角。
かさりと軽くビニール鳴かせていると それとは異なるおと>>498も耳に突いた。
耳慣れないシャッター音。
彼がそれを握り締めている、姿を見たことは、ときどき時々。 彼にとってはレンズ越し、俺の目が、徹津の方を見る。]
(509) 2014/06/28(Sat) 22時半頃
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[更にその周囲を取り巻く環境、特に藤堂の泡盛辺り。
酒とか なんか よく 知んねーけど
コンビニで買えるような生半可な酒ではない。 危機感のようなそんな予感を、胸に覚えた。]
瓶の酒ッて、飲み易いんですかねん。
[酒を美味しく飲めない時期でしか、知らない酒。 飲兵衛組のやりとりの中 やれ山田錦だの、やれ上善如水だの、聞こえる。 ―――… 武器の名前みてーなの。 二次元に侵食されたそんな感慨、で。]
あ。
[そして、視線の矛先、もう一方。 下げられちまった徹津>>514のカメラに、俺が声を上げる。 なあんかちっと、残念なような、声で。]
(517) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[じゅう、じゅう、色良く程好く染められてく肉・野菜。 意を決して声をかけた檀>>515に肩を掴まれた。
間近で眺めると益々迫力ある笑顔だ………
じろじろ眺めてしまうのでありますが 応えてくれた声は好意的で、働け表情筋、薄ら笑みが浮かぶ。]
なあんも、まだ、手伝えてねんですから。 ちゃんとした権利をもぎ取るであります。
檀さん、休んでて、休んでて。
[ビニール袋を地面に寝かせて 受け取った権利、もとい、箸を手に、此処からが肉と戦い。]
うむ……… ふむ……… ん、?
[肉を網に押し付けては、持ち上げ あ、足りねー、もっかい、押し付けては、上げ、繰り返す。]
(524) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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こ、ここからは、俺の本領発揮ですんでー…
[網と俺を見守る檀の視線が、温かい―――気がした。 俄然、今から働きますとばかり、三度目で漸く肉を裏返す。
と、視線は、藤堂>>520の瓶。 上善如水なんて滅法 目触りの良い名前 を眺める。]
俺、そういう高そ、な酒、飲んだことねんですよー。 そこは無理に勧めてください。
[くひ、と、僅かに口角を持ち上げた。 アルコールの経験不足ながら 勧められたものは飲んでみたい、と。]
(529) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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酒の値段、分からねんですもん。 高い酒ッてと、こ、コニャック? とか、とか。
[この知識だってネット知識だ。 実際、日常的に酒を摂取している人生の先輩、藤堂>>531 正解求めて、視線を投げ掛けるわけでして。
目の前で注がれる酒は、水のような透明の色彩。 箸を持たない手を、差し出し、受け取る。]
うおお…… 泡盛? も、すけど、水みてーねん。
["色"は、と。 告げて。 水みたいなそれを、口に運び――――…]
(540) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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………ッ、けほ。
ん????? いける。
[一瞬噎せたのは、"水"のように一気に咽喉を潤したから。 するりと咽喉を越してゆく酒に、二口目は、楽に。
酒を片手に肉焼いてる先輩、なあんて姿を 草芽>>534には見せてしまうわけですが。 先輩、と掛けられる声に、ついつい笑ってしまう。]
おー。 草芽も大きく育てよん。
[徹津に渡した次の、二枚目の肉。 摘んで、差し出すわけだ。 お皿を頂戴。]
(542) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[咽喉から胃に注がれる酒、水の如し、するする。 目の前の網からじゅうじゅう湧き上がる匂いと 重なって、酒も進む。名が体を表した。]
酒ッてもっと苦いもんだと思ってました、ですよう。 ………今日は無礼講?
[藤堂>>545の、おかわり自由、に 光を反映し辛い俺の目にも、光が宿る。 つまり、ただかと。
そんでもって、視線が、談話室から出て来た日向>>553に。]
(559) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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ほいほい。 一列に並びたまえよう。
[男の胃袋は強靭で貪欲だ。 檀がいくらか焼いて渡しただろうが わらわら、続く住人に、肉番長、微笑むのであります。]
ただいま。 翔平のは、これなー。 たくさん食って早く治せよう。
[携帯で、秘密を共有した相手に、口角を片方持ち上げて。 花火は足元のビニール袋で大人しくしている。
次に、肉番長、南方>>555の皿にも、肉を差し出した。 85点―――…ちょっと成長した。]
南方さんも、いっぱい食ってあんまり大きくならないで下さい。
(564) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[元々、とやかく口細かくする性質ではない。
バイト先で口を尖らせている姿もとんと見掛ける 後輩の姿を眺めて、肉を差し出した。 とはいえ―――…客に頭を下げたことは、何度か、あるわけだ。 それでも眉顰めねーのは、俺が草芽を気に入ってるから。]
分かんねーですよう。
男は何歳になっても育つ、ッて言いますしい。
[後輩だし、実年齢も知ってっけど。 茶化すでもなく、後輩に、笑って答えんの*]
(567) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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――― ウッドデッキでの ―――
横にでかくなんなら、問題ねッかなって。
ほんでしたら、食って、食って、南方さん。 ―――… それとー、あとー、ご褒美ですよん。
[南方>>569の皿に肉を重ねてから 既に出来上がっているような彼に、褒美を差し出そうと。 勇気を一口 酒だが 咽喉を潤してから 足元のビニール袋をがさごそ漁る。目当てはハイボール缶。
何の変哲もねー、コンビニで買える、量産品。]
……ううん、わかば荘一になりてんので、まだ駄目。
[缶を差し出しがてら、首を左右に振るんだ。 俺より背の高い男がこの場にも居るもんで。]
(684) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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[間中にも、永利にも、肉番長、均等に肉焼いて。 任された仕事を、BBQがひと段落落ち着くまで進めた。
―――…実際は落ち着かねーで第二・第三ラウンド。 ゆるゆる時を重ねる。 皆、自由人だった。]
ほいほい。 永利さん、テイクアウトねん。
[永利>>573に差し出した肉は多めに。 85点、90点、と、そこいらまでは焼き加減を追求した。]
(687) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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―――… うおう、
[コマンド『にくをやく』を働かせるリアル。 戦友日向>>574に煽られ小突かれ、ちょっと箸が揺れた。 ぼと、と、裏返そうとした茄子が落ちる。]
日本酒、呑むのは初めてだぜえ。 美味いよん。 知らねーことって世の中まだまだあるねん。
[眦を眇めて、くひ、と咽喉を鳴らした。 三次元を、今は皆と、彼と、楽しんでいる、証拠として。]
(688) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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[ざわざわ、風が頬を撫でて、ウッドデッキの草花を揺らす。 湿気を孕んでも、雨の気配はまだ遠い。 視線の向こう側で夕陽が陰る。 夜の訪れ、近く。]
芸さん、まだ来ねーかー…
[肉を幾らか確保しておくべきだろうと 空いたお皿を引き寄せて、何枚か、乗せておく。 野菜も忘れちゃなんねー。 冷めたら肉も固くなっちまうけど、無い、ッてのが 多分恐らく絶対 俺なら一番悲しいから。]
こんなもんかあ??
[小山の皿を、ウッドデッキと談話室を繋ぐ、窓辺に 酒のグラス片手ッて行儀の悪さで、置いておいた。]
(692) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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ススムは、タイミング良く大声が聞こえた気がした。
2014/06/29(Sun) 22時頃
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一時休戦、でありますよう。
[箸も、芸用に取っておいた小皿に乗せて、手を叩く。 時刻は夕暮れ、まもなく夜にも差し掛かろうところ。 ――…明日の予報が雨かも分からねー。 やるなら今しかねーだろッて、取り出したのは花火セット。 ごそごそ こそこそ 庭先の隅で。
家族団欒、笑ってるパッケージ。バラエティパック。]
………………………………
[庭先で出来上がっている大人達を眺めて。 先にネタ晴らしするのも何だから 透明なフィルムを黙って剥がして、腕大の、長い手持ち花火を手に取った。ピンクに赤い水玉、なんか、少女趣味だ。]
(698) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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――― 花火 手に取る ちょっと前 ―――
[肉番長から、一兵卒に逆戻りッて頃合。 機会を伺っていた俺が、ハイボール缶を手渡したのは 南方>>695の酒の進みが丁度落ち着いた段階だった。]
南方さん、太ってねーじゃねんですかあ。 努力してる? ―――…、から?
[缶手渡しがてら、首を傾いだ。 だって全然、南方さんは横に膨らんじゃいねーから。]
俺は約束を守る男でありましてー……
[あんまり、酔った勢いかも知れなくても 南方が嬉しそうな顔をするもんだから、俺の表情も弛む。]
眉間に皺なんて寄せてねーで、笑うと可愛いですねん。
[ぽろ、としたのは、勢いで、本音だ。]
(705) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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俺は、翔平を超える。
[―――…背、の意味で。 僅かに追いついてない背丈と、筋力対抗も出来ねー身体作り。 宣言する自由しか俺はこなしてない。
目の前で缶を飽かしてくれた南方にそう告げて 有難うございましたあと告げる俺の声が弾んだ。 ―――それから 茄子を 布告相手の日向>>696に渡してさ。]
知らなかったのかあ、俺はもう大人だよん。
でもさあ、なんかこう、もっと大人になりてーよね。
[わかば荘の、息衝き寛ぐ大人達を見ていて――…の。]
(709) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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――― そして、現在軸に戻る ―――
[芸>>704を出迎えた俺の手には、手持ち花火が握られていた。 先程までは箸を握りしめていたもんだから BBQの匂いの名残、みてーなもんを引き連れて。]
芸さん、あと一歩―――… 間に合ったねえ。
まだ肉余ってッし、いちお、焼いたのも取っておきましたよ。
[談話室に続く窓辺に置いた、肉野菜の小山。 それを示してから、檀>>710の声にも気付き そそくさ そそくさ 箸を持って、彼に渡す。]
番長、あとは宜しく頼みました。
(712) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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キムチと焼肉ッて、そういや相性良いんじゃねしたっけ。
[肉にキムチを焼いた料理を 試食したことこそない経験値不足だが、映像では覚えもある。 任せろと告げる檀>>716の頼もしい声に、期待値上昇。]
独占権入手ですねん、芸さ……… うおう。
[芸>>718の元気な声は、最早一筋の風みてーで。 圧倒されて背筋が伸びる。 でも なんか 微笑ましい。]
お帰んなさい。 いっぱい食べて下さいねん。
(724) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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[ば――――――… ッ、と!]
[夏の、火種の匂い。 青い燈が、続けて点けた俺の手持ち花火からも、漏れる。
持ち手が熱い感覚すら覚える、勢い。
そこまで終えて、俺は漸く、バラエティパックを掲げる。]
はーなびー、買って来たんで! 線香花火でも打ち上げ花火でも持ってって下さいよう。
[大人の無礼講に、子供の無礼講も後に続いてやろうって。 掲げたパックは、すぐ、足元に置いておくんだ。 誰でも好きに、好きなタイミングで、持って行けるように。]
(732) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[青い花が、夜も耽る庭先に散る。 芝生に触れる前にそれは消えちまって 鼻を擽る煙の匂いは、夏のもんだ。
同年代でも、大人な雰囲気を持つ徹津の前で 堂々はしゃいでしまう二十三歳児。 リアルを楽しむ。]
まだまだ余ってんで、さあ。 慌てなくて良いですよん。 芸さんはどれ予約しときます。 普通の?閃光?打ち上げ?
[芸>>735のはしゃぐ声に釣られ、俺の口角が揺らぐ。 BBQの邪魔はしたくないものの、仲間は多い方が良い。 二次元の勇者だって一人じゃ何処にも行けないんだ。]
(741) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[炭の匂いを邪魔する、花火の、火薬の匂い。
大人代表たる一人の、檀>>739の視線を受けて、手を挙げた。 青に赤にと、複数の火花を吐き出しながら。]
後始末はあ、自分がやりますのでねん!
あっ、でもバケツ用意すんの忘れたな……
[気が利く、なんて、投げ掛けられた言葉の柔さがむず痒い。 口唇波打たせてさ。 如何致しまして、ッて、なんとか、聞こえるように。]
うひひ。
[三次元に満ちて、喜色に満ちた。 談話室に引っ込んだ南方>>748にも見えよう光景。 子供のそれで、笑って、火花が―――…落ち着く。]
(756) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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[流石に西瓜までは用意していなかった。 否、用意出来なかった、と言うのがより正確で、正しい。
ビニールプールが在ったッて良かった!
そんな出来もしない提案を、芸>>750に向けんの。]
良いぜえ。 打ち上げ一号、上げちまってよん。 ライターある?
[一本目が収束して、二本目、緑に黄緑の水玉。 はしゃぐ姿が何とも微笑ましいのは 同世代だからッてわけでもねーの。 無いなら無いで、尻ポケからライター、渡してやる。
簡易的でも打ち上げ花火は打ち上げ花火。 筒状の水色のもんで、ちゃんと、空に舞い上がるタイプ。]
(760) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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ふは。 部屋ん中が真っ黒になっちまうよん。
[二本目を取り出して、灯して、穂先から漏れる緑の極彩色。 テレビ画面でも似たような色彩は見る。 去年、部屋の中に篭もりきって、ゲームをした時だって。 日向>>752と過ごす時間は、二次元だろうが三次元だろうが 興奮で満ち溢れていた、ように、思う。 今だって。]
―――… ん?
[小突かれての問い。不意の問いに、瞬き。 考えるみてーに、いや、実際に考えて、首を捻る。]
……… 何すんだろねえ。 自分探し? ッてのには憧れるけどねん。
(763) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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