93 Once upon a time...
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 00時頃
|
いい。 腹は、大丈夫だ。林檎、食ったから。
[林檎を食ったのは本当、それで腹がいっぱいなのは嘘。 大丈夫、も嘘。だけど、もうすぐ。]
おれ、じゃあ、待つよ。ドラのこと。 ドラに、聞きたいことが、あるんだ。 ペギーの、守り方。
[笑顔を作るブローリンから敵意は感じない。それなら、ブローリンに対して、何をするつもりもない。 食事場に行くなら行くといいと思った。自分は行かないというだけだ。]
(9) 2014/10/16(Thu) 00時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 00時半頃
|
見つからない。ブロが、女のテントには入っていくなって言った。 おれは、待ってる。
ドラに、聞こうと思ってるんだ。誰を殺そうと思ってるのか――
[殺したい対象を目の前にして、なんて答えるだろう。 狼としての、護り方。自分は食わない、他の人間を、殺す。 考えながら行き着いた、逆さまの守護。]
それと、ドラだけじゃなくて。 ……ブロに、気づかれたかもしれない。おれのこと。
(*1) 2014/10/16(Thu) 01時頃
|
|
そう。 占い、球、もらったって言ってた。覗くと、本当の姿、見えるって。 おれのこと、見てた。 頭の中がざわざわして、気持ちわるくて……
[けれど、ブローリンは青褪めも、焦りも、怒りもしなかった。 殺意も見せなかった。本当に見えたのだろうか、わからない。]
……届くかわからない?
[真実を知った彼の言葉が届かない理由が、実際目にしていないので、わからない。 疑う相手が――自分たちが、いるせいで。誰も真実を信じられない、なんて。]
(*3) 2014/10/16(Thu) 01時半頃
|
|
――居住テント――
[エフェドラを待つ、とは言ったものの、待っていて戻ってくるのか、そうでないのかも知らない。 女性団員のテントの前、というのは男がひとり立っているとやたらに目立つ。 他の団員が何をしに来たのか時々尋ねてくる。もしかすると、その中にはスージーがトリノスを連れる姿もあっただろうか。 その度にエフェドラに話があると伝えるも、本人には会えず。
結局最終的に得たのは、彼女は中にはいなさそうだということだ。 探しに、行かないと。 ふらり、テントを離れる。どこへ行くべきか見当もつけずに、まだ通っていない場所を探して、テントの少なくなる方角へ、一歩、一歩、静かに向かう**]
(41) 2014/10/16(Thu) 04時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 04時半頃
|
[連れ立ってやってきた二人にも同じようにエフェドラの居場所を聞いたが、もらえた答えは見かけたら伝えておく、だった。 つまり知らない、ということ。スージーが一人なら中を探してもらうこともできたかもしれないが、生憎。 そして、見上げる視線をその隣へと移し。]
……トリノス、スー、守る?
[男は女を送るもの、守るものなのだと、エフェドラやブローリンとの会話から付け焼刃的知識だが学んだ。 となればこの状況が、彼なりの守るなのだろうかと、模索中の子猿は問いかける。 その答えがどうであっても、現状はくっきり脳内に焼き付けられた。]
(43) 2014/10/16(Thu) 15時半頃
|
|
[トリノスがスージーに付かず離れずいることを、子狼は頭の中に刻んだ。 これではトリノスを殺せない。トリノスはそう簡単に一人にはならないだろう。 チャンスは数えるほどしかないかもしれないと、小狼はしっかりと刻んだ。
スージーを殺すつもりは、今はない。理由がない。 ただ、歯牙にかける時が来るとするなら、順番、だ。]
(*5) 2014/10/16(Thu) 16時頃
|
|
――そして――
[居住テントを離れて、しばらく。 じわりと藍色が広がる空の下、白いドレスの裾を見かけた。]
(44) 2014/10/16(Thu) 16時頃
|
|
[隠れていろ、と言われている。 だから、柱やテント布の影にそっと身を屈めて、息をひそめている。 一緒に行こう、は合流出来てからの話。]
いたよ。
[それだけ、声なき声で告げる。]
(*6) 2014/10/16(Thu) 16時頃
|
トニーは、エフェドラから距離を取る。探すの言葉裏腹死角に隠れるように。
2014/10/16(Thu) 16時頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 16時頃
|
[背に手が触れる。どきりとしたのも束の間、静かな声に笑みすら浮かべて詰めた息を吐いた。 何も心病むことはない。ふたりでいる。]
うん。
[月明かり色をした短いきれいな髪を見上げて、幼子のように頷く。 この向こう側に、いる。]
(50) 2014/10/16(Thu) 16時半頃
|
|
おれから、行く?
[まだどこか恐れと不安を抱いたような声色で、問いかける。 一人で、一番前に立って衝動でなく自意識で食べに行くのはこれが初めてだ。 けれど胸のうち、狼としての本能もふつふつと疼く。 頷きか、許可が改めて得られたなら、ニコラスにサポートを請う。]
(*8) 2014/10/16(Thu) 17時頃
|
|
[ず、と重い衣擦れの音を立てて、エフェドラの元へ顔を出す。 彼女から感じるのは殺気か、それとも作戦の成功をほくそ笑む喜びか、恐怖か、落胆か。 子狼はそのまま食らいつきたい衝動を抑えて平静を保つのに必死で、よくわからない。]
――ドラ。見つけた。 聞きたいことがあるんだ。ペギーの、守り方。
おれ、頭よくないから、ペギーを"誰"から守ればいいのか、わかんない。 だからさ、誰に気をつければいいか、聞きに来た。
[見つめる視線。おおよそ同じ高さくらいの目線の奥、抑えきれずほんのりと紅い焔が灯っている。 それが見えたなら、エフェドラはどう思ったろう。後悔したろうか。 あれから何度も、エフェドラの隣で言葉を交わした。 標的はずっと、目の前にいた。]
(52) 2014/10/16(Thu) 17時頃
|
|
ドラは、まだ誰かが、この中で誰か殺すって、思ってるんだ。 それは誰? おれは誰から、ペギーを守ればいいの?
[問いかける口調に似合わずに、口元がにぃと弓なった。 だめだ、と思うのに、獣の血は貪欲だ。 お誂え向きに、ここは人気がない。エフェドラの目を赤と黒の混じった目でじっと見据えながら、一歩、一歩、距離を詰める。 吐息すら触れそうな距離になって、子狼は高さの近いエフェドラの肩口を地に突き倒す。 自分の身体ごと、その重さで抑えこむようにして馬乗りになる。]
なあ。誰から、守ればよかった――?
[答えはもういらない。押さえつけた肩、肉の薄い首筋、喉笛に食らい付こうと、大きく口を開き牙を剥く。]
(54) 2014/10/16(Thu) 17時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 17時半頃
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 21時頃
|
[鋭く尖った牙は、やすやすと皮膚を裂く。 木造りの人形みたいに痩せた身体でも、人には違いない。皮を破って血管も切れて、溢れ出た真っ赤な血液をすする。]
は、ぁ……んむ、
[酔う、とはこういうことなんだろうか。 公演後に酒を呷っては楽しげにする団員を見てきた。 子供にゃ早いとそれを口にすることは叶わなかったが、今は頭の芯からみんな雲になったみたいにふわふわする。気分がいい。もっと欲しい。もっと。 あの時よりもうまい、と思う。今単純に飢えていたからか、別の理由か。考えるより無心にエフェドラを味わった。]
(65) 2014/10/16(Thu) 22時半頃
|
|
[肉も食おう。肉も。胸に腹に歯が迫る。 甘い。口に入ってしまえば歯を立てなくともとろけるようになくなっていって、柔らかいその肉をゆっくりと飲み込む頃には至福が全身を満たしていた。]
ふ、はァ、
[止められない。止まらない。 無意識のうちに呼吸は荒くなる。爛々と目は紅く輝いて、本能に任せた欲の塊になって、目の前の身体を喰らい尽くす。 意識は真っ白に真っ赤になってを繰り返す。そこに他に誰がいるかなんて、もう、見えない。]
(66) 2014/10/16(Thu) 22時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 22時半頃
|
[サイモンの投げた三本が、一本は頭の上を、一本は背中を掠めていき。 最後の一本が肩口に刺さった。]
がッ、……!
[事切れた女を食い荒らしていた獣は、意識を突然走った痛みに持っていかれる。 肩を抑えて呻く。片手は血に染まって爪が食いこんだ。]
(73) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
いたい、
[子狼の声は、思念は震えていた。 御馳走を食らう夢から覚めて、震えていた。]
あつい……
[傷口は灼けるようだった。そのくせ、変に冷たくも感じる。 何が起きたのかなんて理解できない。ただ、痛くて、熱くて、冷たい。]
(*10) 2014/10/16(Thu) 23時半頃
|
|
[咆哮。 びくんと肩が跳ねて、そちらを向く。 吼えたのはニコラスだ。ニコラスが吼えている。 どうして、という驚きに、一瞬痛みを忘れかけた。 こちらへ駆け寄ってくる。ニコラス。どうして。 言葉を忘れてしまったように、唇は動かない。 呆然と、それを見るばかりで。 そばに来たニコラスに、血まみれの身体を寄せる。]
(80) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
ニコラス、 ……いたい
[声だけでなく、寄せた身も細かく震えていた。 泣きそうだった。驚いたのもあり、痛いのもあり、団長の死に泣いた時とは違った感情で泣き出してしまいそうだった。]
だいじょうぶ、
[噛みしめるように繰り返す。 大丈夫。それが心に滲みていく。エフェドラはもういない。 手当てしよう、にかすかに頷いた。]
(*12) 2014/10/17(Fri) 00時頃
|
|
[引き寄せられた身体に鞭を打つようにして、立ち上がる。 長身の奏者に凭れるようにしながら、ゆっくりと離れた。 ナイフから庇われているのには気づいたが、どうすることもできず。 行こう、というのに頷いて、出来るだけ足を早めた。
その夜、自分のテントに戻ることはなかった。]
(89) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[食べる。全部食べる。 ブローリンも、ナイフを投げた――きっとサイモンだろう――人も、トリノスも。 食べてしまえば、痛くない。怖くない。]
だいじょうぶ、たべる……
[大人の仮面を被るニコラスと対照的に、年齢よりもっと幼い子供のように、震えて、甘えて、縋る。]
(*14) 2014/10/17(Fri) 00時半頃
|
|
[子狼は、震えながら眠った。 痛みに脂汗が滲む、浅い浅い眠り。 そのくせに胃や頭は幸福をまだ訴えていて、このまま眠ってしまえば幸せだと、重ねて言い聞かせてくる錯覚。
手を伸ばせばニコラスのいる距離。手当を終えてもここにいてほしいと縋ったのは自分。 朝を待ちながら、目を伏せる。気配の希薄な彼だから、そのまま離れられたなら、気づかないかもしれないが**]
(102) 2014/10/17(Fri) 01時半頃
|
|
[エフェドラは美味しかった、に声なく頷く。 傷を拭われるのに、時々痛んで身を縮ませたけれど、やさしい指使いが少しずつ傷の不安ごと痛みを取り去っていく気がする。 今はまだ、それは気だけに過ぎないが。 繰り返される大丈夫、に何度も頷きを繰り返す。 痛い、――痛くない。]
だいじょうぶ……
[それはまだ嘘で、痛みはあった。指先がきゅっと奏者の服を掴む。 痛みは薄れるかもしれない。それでも、背筋に張り付くような、恐怖。 共に過ごしてきた仲間に、刃を向けられた恐怖が子狼を締めつける**]
(*16) 2014/10/17(Fri) 01時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 01時半頃
|
――楽団テント――
[血が止まり、耐えられるくらいに痛みに慣れてきた頃には、眠りは深くなり。 楽団の集うテントの中、未だ静かな寝息だけを立てている。 傷ついた身体が求めるままに、ひとときの休息を得ていた。]
(128) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
|
靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 22時半頃
|
[薄く目を開けた。厚い布地が光を遮るから、今が何時なのか、どれくらい日が高いのかわからなかった。 もう少し寝ててもいいという誘いに乗るように、うつらうつらとしかけるも、幕を捲るニコラスの動きに気づいてそれを目線で追う。]
――、
[ニコラスを呼ぼうとしたのか、何をするのかと問おうとしたのか、寝起きの唇はうまく動かなくて、音を作れない。 結局ただ覚めきらない目線がぼうっと向くだけだ。 肩がじくりと痛い。]
(136) 2014/10/17(Fri) 23時頃
|
|
[向こう側に人がいる。獣の耳は、会話の声を鋭く捉える。 ザックの声だ。聞こえてはいる、聞こえてはいるが、幕引き、の意味までは明確に捉えられない。 ただ、ナイフ使いの言葉が出た。自分たち二人が何であるかを、サイモンは知っているはずだ。
よいことは起きない。確信に近くそう思う。 緊張の糸を細く張りながら、息をすぅとひそめる。]
(141) 2014/10/17(Fri) 23時頃
|
|
[隠れる。隠れなくては。 息を細く細く吐いて、殺す。 鼓動と同調して肩が疼く。けれど傷ができたての頃のように脂汗の浮くほどではないから、耐えられる。 物陰に潜んだほうがいいのか、動かないほうがいいのか、それすらも判断できずに、ただ闇雲に気配を絶とうとしている。]
(*17) 2014/10/17(Fri) 23時頃
|
|
うん――――
[それは痛いに素直に答えた頷きでもあり、隠れていて、への了承でもある。 どこに隠れていればいいのか、どう隠れればいいのか、わからないが。ただひたに息を殺して、微動だにせずそこにいる。 布でもかけられて、隠されるならそのままいる。]
(*19) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
|
|
[子狼は息を殺し続ける。 それが今出来る最善だった。細い息をし続けることに慣れてはいない。 苦しい。ただ、苦しい。それでもはさりと身体の上に布がかかれば、その意味は充分にわかる。 苦しさ程度で身動ぎをしてはいけない。
音楽テントの布の隙間、シェロが滑りこんできていても、それに気づいても、動きはしない。 ただ、早く去れと頭の中で繰り返し繰り返し唱えるだけ。]
(158) 2014/10/18(Sat) 00時頃
|
|
――――
[いやも、うんも、言えなかった。 震えることすら、許されなかった。 本音を言えば嫌だと駄々をこねて二人がかりでクラウンを喰らい尽くしてしまいたかったけれど、それは、叶わない。 二人の相打ちを、望むくらいで。]
(*21) 2014/10/18(Sat) 00時頃
|
1
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る