28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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フッ、約束しただろ?
[>>37 言葉を口にして数秒。 白栖の頭を撫でていた手の動きが止まる。 しゃがみ込み、顔を近づけると目を輝かせて翠の瞳を覗き込んだ]
俺の声が、分かるのか?
[見つめてくる瞳が自分を見てくれている。 そう感じ取れることが幸せで、鼓動の音が高鳴った。 >>39 自らの手に触れる白栖の手指が細く、心地好い]
いいや
[問い掛けに首を横に振る]
君の翠が、一番好きだよ
[>>38 頬を伝う雫を指で掬い、微笑みを向けた]
(@2) rusyi 2013/09/08(Sun) 01時頃
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キザな男は嫌いか?
[>>43 嫌いならば少しは正す努力をしよう。 しかし、伝えるのは全て真実なのだ。 くすりと笑みを浮かべる国谷が動けば、温かな風がそよいだ]
俺は君の瞳に見つめられただけで、ドキドキしてしまうよ
[>>45 頬に触れる細い指に手を重ね、続く言葉に首を傾げる]
俺は助けてもらうことは、何もないよ
俺はただ君を守りたい 君の綺麗な翠の瞳にいつまでも見つめてもらいたい
[頭を撫でる手を下ろし、白栖の頬に触れようと手を伸ばした]
これから、ずっと、永遠に――
(@3) rusyi 2013/09/08(Sun) 02時半頃
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俺は戸惑っている君を見るのも、好きだよ
[>>48 浮かべた笑みは悪戯気の強いものだった]
君が俺のために考えてくれている 俺のためにドキドキしてくれるのが嬉しいんだ
だから――
[触れた頬を指先で優しく撫で、小さく笑みを浮かべた]
そんな悲しそうな顔をしないでくれ
(@4) rusyi 2013/09/08(Sun) 04時頃
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俺はずっと、君の傍にいるから
["この足があれば"白栖を護ることができるだろう ずっと傍に居られることだろう
それが国谷の望み]
――ッ
[>>51 思い出してはいた。 でも、それは覚えておきたくないことでそれでも伝えなくてはならないことで]
……俺は2年前、事故に遭って、それから、ずっとここに……居るよ
[国谷にとってはわかば荘こそが未練の地だった]
今の身体が生身ではないって、知ってる
[ぞくりと、背筋を走る寒気に白栖に触れる手指が微かに震えた]
(@5) rusyi 2013/09/08(Sun) 04時頃
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王子様も、偶には意地悪なところもあるものだよ
[>>64 頬を膨らせる姿に、くすりと笑みを浮かべ髪を優しく撫でていく]
お姫様が望むなら、ね――
[浮かべる笑みはよくよく見れば弱いものに見えただろう。 急に消えることもない……"生霊から本当に幽霊になって"もずっと傍に在り続ける]
(@6) rusyi 2013/09/08(Sun) 21時半頃
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……ッ、俺は、まだ……生きているよ
[頭を撫でる手を離し、自身の身体をペタリペタリと触っていく]
感触があるんだ……俺はずっと眠っている ずっと眠り続けて、管で栄養を与えられて生きている……
[それは果たして生きていると言えるのだろうか。 感触は伝えてくる。 筋肉は衰え、見た目とは違い肌の張りは無く、色も白くなっている。
そして――]
(@7) rusyi 2013/09/08(Sun) 21時半頃
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ここから、先の感覚がない……んだ
[左足、膝から先の感覚が――なかった]
俺は起きたくないと思ってしまっている
起きて確かめるのが怖いんだ
起きて、走れなくなっていたら……
[生き甲斐が、失われてしまっているのだとしたら――ずっと夢の中に居たいと願うのは当然のこと]
(@8) rusyi 2013/09/08(Sun) 21時半頃
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そうするよ お姫様が拗ねてしまったら、悲しいからね
[>>77 自分を見つめてくれなくなったらそれは世界の終わりにも等しいことだった。
>>78 見つめてくれている翠の瞳を覗きこんでも、そこに映る自分の姿は存在しない。 鏡に映らないのと同じこと。 見える人にしか見えず、触れられる人にしか触れられることはない]
(@9) rusyi 2013/09/08(Sun) 23時頃
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……ッ
[>>79 今、白栖を泣かせているのは他でもない自分なのだろう。 悲しませているのは自分なのだろう。 自分に勇気がないばかりに――]
俺のために……
[>>81 白栖の翠に浮かぶ雫が、抱擁が身体から震えを取り去っていく。
瞼を閉じ、白栖の"我儘"に静かに聞きながら、時々頷きを返した]
(@10) rusyi 2013/09/08(Sun) 23時頃
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君が、それを望むなら――
[頭を振る]
(@11) rusyi 2013/09/08(Sun) 23時頃
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いや、違う
俺も君を……黎湖を抱きしめたい
[黎湖の身体に腕を回して抱き寄せ、小さなその身体を胸の内に抱きしめた]
紙が一枚挟まったような、こんな曖昧な感覚じゃなくて……
黎湖をちゃんと感じて、愛したい
俺は黎湖の王子様なのだから――
だから、待っててくれるかい?
[待たせてしまうのは、自分自身の我儘なのだ]
(@12) rusyi 2013/09/08(Sun) 23時頃
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世界で一番速く、迎えに来るよ
[黎湖に向ける顔は何時も通りの自信満々な表情だった]
(@13) rusyi 2013/09/08(Sun) 23時頃
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フッ――それが俺たちの願いならば……
[>>98 今にも泣き出しそうな声。 翠の瞳に溜まる雫はいつ崩れ落ちてしまうことだろうか]
辛い思いをさせてしまうんだ……恨んでくれて構わない
でも、俺は必ず迎えに来るから
[>>100 見上げてくる黎湖に向ける表情は、作られた微笑み――]
(@14) rusyi 2013/09/09(Mon) 00時半頃
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[怖さはまだ残っていた。 しかし、同時に勇気も貰ったのだ]
だから、出逢った時には――
[戻ろうと決意した。 精神が身体に引き寄せられ――生霊の身体が薄れていく]
とびき、りのえ、がぉ……
[国谷は最期まで微笑みを浮かべたまま、宙空に消え去った]
(@15) rusyi 2013/09/09(Mon) 00時半頃
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―国立病院―
[瞼を開く……いや、開こうとするが上手く開かない。 身体を起こそうとしても身体は動かず、手も鉛のように重たかった]
……ぁ゛っ……ぃ゛っ……
[軋みの音が聞こえそうなほどに動かぬ身体。 声すらも上手く出すことができないでいた]
(@16) rusyi 2013/09/09(Mon) 00時半頃
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[瞼を閉じたまま、わかば荘での出来事を思い出す。 夏のまだ暑い日。 あそこで出逢った美しい翠の瞳の少女のことを――]
(@17) rusyi 2013/09/09(Mon) 00時半頃
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[時間を掛けて、ゆっくりと瞼を開く。 目に入るのは白い天井。 眼球も上手く動かない]
お……れ゛は――ぇ゛……
[世界で一番速くと約束した]
ぐっ……んっ……――
[神経に電流が走るビリビリとした感覚。 身体に、腕に、手に、腰に、右の足に……。
左の足の感覚は、存在しない――
それでも、歯を食いしばり、時間を掛けて、ナースコールを押した*]
(@18) rusyi 2013/09/09(Mon) 00時半頃
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―七か月後:翌年の春―
[熱い排気ガスを噴き出して、緑色のバスが去っていく。
わかば荘があるのはこの小高い丘の上。 見上げれば、視界一面が桃色に染まっていた]
桜並木か……
[カツリ――杖を着いて一歩目を踏み出した]
(@19) rusyi 2013/09/09(Mon) 03時頃
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[カツリ、カツリ]
(@20) rusyi 2013/09/09(Mon) 03時頃
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[心は逸るが歩く速度は遅かった]
待っていてくれよ、お姫様……
[額に汗が滲む。 七カ月という短期間で驚異的なリハとトレーニングを積んだ国谷は無理やり退院して懐かしい坂道を歩いている]
すぐに、行くよ――
[下は見ない。 上を見ていれば、わかば荘が見えてくるのだから**]
(@21) rusyi 2013/09/09(Mon) 03時頃
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―七カ月後のわかば荘―
よっと……
[最後の階段を昇れば目の前には懐かしきわかば荘が建っていた。 実際に見るのは三年ぶりだろうか。 何もかもが懐かしい。
玄関を覗きこみ、ハーブ園はまだあるだろうかと回りこむ]
そうそう、初めて逢った時はこっちの縁側だったっけ……
[部屋の鍵はきっちりとチェーンまで掛けているのに、窓の鍵が開けっぱなしだった]
(@24) rusyi 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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フッ――危なっかしいお姫様だ
[思い出し、笑みを浮かべる。 翠の瞳に惹かれたのは自分が霊体だったからなのだろうか。 何度か考えたが、それは切っ掛けにすぎないと答えに至っていた]
(@25) rusyi 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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だって、俺は――
[103号室の縁側。 >>169 そこに寝ころぶ愛しのお姫様の姿]
お迎えに参りましたよ
俺だけのお姫様
[そんな黎湖を好きになったのだから]
(@26) rusyi 2013/09/09(Mon) 23時半頃
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おっ……とと――
[>>201 抱きつかれればその場で尻もちをついた。 支えてあげることも出来ない情けない身体だけれど、腕に抱く温もりは確かに求めていたものだった]
フッ――俺は王子様だからな
お姫様を迎えに来るのは、当然のことだ
[>>202 向けられた翠を見つめ返し、笑みを浮かべた]
俺も逢いたかった――
二度と離さないからな
[そのまま、黎湖の翠に惹き寄せられるかのように顔を近づけ――唇を奪った]
(@27) rusyi 2013/09/10(Tue) 00時半頃
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