人狼議事


108 Persona外典−影の海・月の影−

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【人】 奇跡の子 カリュクス

高屋敷さん……楠 明です。

応急処置なら、私ができます。
もうちょっと、休めば、ですけど……。

傷があるなら、言ってください。私が治します。

[先輩が大丈夫と言ったから。
だから、力を貸すことにした。
自分でも気づいていないが、一度惚れ込むと、とことん信じきる性質が、楠 明にはあった。]

(350) 2015/02/15(Sun) 17時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

先輩こそ、大丈夫ですか?
あんなことが、あったのに……。

私は、体がうまく動かないだけです。
怪我はありませんから。

[未だに、限界を越えたことで、体は悲鳴をあげている。
それでも全く動けないわけではないし、怪我もないだけましだろう。

ただ、右手が動くには動くが、未だに感覚が戻っていないことは、伏せておいた。心配をかけるだけだから。]

(353) 2015/02/15(Sun) 17時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……疲れてるのは、あります。

[警戒しすぎたかもしれない。そう思うようになった。
初対面で、こちらのコンディションを心配してくれている。
それに、先輩の信頼してる人だ。
大丈夫。きっと、大丈夫。そう言い聞かせた。]

ペルソナは、動きます。
だから……役に立たせて、ください。

[存在意義を求めた献身が、そこにはあった。]

(363) 2015/02/15(Sun) 18時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

いいの……見つからないってことは、無事なのかもしれないし……。
大塚くんが無事なのが、嬉しいから。

[謝る麻夜に、そう声をかける。>>367
だが、体に触れると表情を一変させる。]

なに……なにしたら、こんなになるの!
じっとしてて!痛みを和らげるから!

[スクナビコナを呼び出して、鱗粉で治療していく。
顔は暗いまま、瞳に涙をためた。]

痛みはなくなるだろうけど……。
痛みって、リミッターなんだよ。
無茶しちゃいけないって、サインなんだよ。
……お願い、一緒にいて?もう、無茶しないで……。

(371) 2015/02/15(Sun) 19時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

ふぇっ?
……はい、先輩こそ、むりしないでください。

怖いときは、一緒に、怖がりますから……。
だから、大丈夫です。

[心配されたことはわかっても、その原因に思い当たることができない。>>372
なにしろ、こんなに人と関わろうとすることが、はじめてだから。
自分では、違和感に気づけない。
あかりや、麻夜は、どうだろうか。]

(378) 2015/02/15(Sun) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[優しいこばに、安堵を浮かべる。>>374
この人は、きっと、味方だ、と。]

はい、わかりました。
……あ、あの!
警察官を見ませんでしたか……?
私のお父さんを探してるんです。

[休む前に、やっておくことはやっておきたかった。
父親の安否を、確認しておきたかったのだ。]

(379) 2015/02/15(Sun) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

なんで……こんなになるまで……。

[治療を施しながら、自己嫌悪に陥る。>>383
麻夜の怪我は、すべて自分の責任なのだ。
だからこそ、献身する。だからこそ、己を呪う。]

謝らないで。
……もう、こんな無茶はしないで。
生きて……元気な姿で、私に、会いに来てほしいから。

(387) 2015/02/15(Sun) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

あ、いえ……来てるかも、ってだけ、なんです……。
でも、ここに来てたら、きっと危ないと思って……。

[特徴と言われると、携帯を取り出す。]

この写真……この、警官服の男の人です。
……わかりま、せんか。

[多分、見られてないのだろう。
けれども、微かな希望をもって、訪ねる。]

(388) 2015/02/15(Sun) 19時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

そう、ですか……。

[がっくりと肩を落とす。
携帯が通じれば、なんとかなるのだろうが……。
そんな状態だったから、次の言葉に強く反応した。]

ほんと、ですか!?
おねがいします!

[やっと見えた希望。
それに、明るい表情になった。]

(393) 2015/02/15(Sun) 20時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[クルーザーのなか、隅っこで縮こまる。
大塚くんも、花河先輩も、交遊があるのだ。
……一人なのは、私だけ。実感してしまった。]

……?

[なにか、聞こえた。
声?音が、聞こえた。
……呼ばれている、気がする。

ふらふらと、ひっそりと、ベルベットルームから外へ出ていく姿に、気づいた人はいるだろうか。]

(458) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

スクナビコナ……なに?なにを感じているの?

[ペルソナがなにかに反応する。
昆虫には、それにしかわからない超音波のようなものがあるらしい。
それと似たようなものを、スクナビコナは感じているのだろうか。]

……いりくんでる。コンテナ?だよね……。

[積み上げられたコンテナが迷路のようになっている。
一歩先すらよくわからないのは、怖くもある。
だけど、今はそれよりも、好奇心が勝っている。
例え、足取りが、ふらついていようとも。]

(461) 2015/02/15(Sun) 23時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……聞こえる。
わかる。誰かの声。
いや、わかってる。この声は。

「……り……あか……り……。」

お、父さん……!

[コンテナの森を、駆け出していく。
声がするってことは、無事だってことで。
今、私を探してくれているってことで。
無事を伝えなきゃ。一秒でも早く。

そうして走って、見つけた人影。
見知った、後ろ姿。]

(467) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

お父さん……!

[動きが緩慢な体に鞭打って、駆け寄る。

その足が止まったのは。

振り返ったその人影の顔が。

真っ二つに割れていたから。]

(468) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

「あか……り……りりりり……。」

[絶望が胸を支配する。
ああ、これが。
この化け物みたいなのが。
お父さんなんだって。

その場に座り込む。
もう、どうすればいいか、わからなかった。
なにに希望を持てばいいのか、わからなかった。

ゆっくりと、「お父さん」が近付いてくる。
だけど、打ちのめされた四肢は、動かない。]

(471) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

【赤】 奇跡の子 カリュクス

[徐々に近付いてくるお父さん。
私との距離は、もはやない。
そして、お父さんは私の目の前でかがみこんで。]

「あかり……大丈夫、か……。」

[そう、語りかけた。

……ああ、本当に、お父さんなんだ。
本当に、もう、壊れてしまったんだ。
もう、決して戻ることは、できないんだ……。

スクナビコナが、吠える。
それは、私の心を表した、慟哭のようで。]

(*31) 2015/02/15(Sun) 23時半頃

【赤】 奇跡の子 カリュクス

[スクナビコナが、両手から糸を出す。
そのいとは、おとうさんを、くるくるかこんで。]


ズシャアッ


[まっぷたつにわれていたおとうさんは、ばらばらになった。
ぴあのせんのようにほそいいとに、くろいちがしたたる。]

(*33) 2015/02/16(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

(私は、なにをした?)

[足元には、バラバラの、したい。
お父さんに酷似した、したい。

うでも、あしも、どうたいも、くびも、ぜんぶきりはなされてて。
なのに、顔は、お父さんとわかってしまう。

  わ た し が こ ろ し た ?]

(494) 2015/02/16(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

いやあああああああああああああああ!

[慟哭は天をつく。
違う。自分じゃない。
自分が割ったんじゃない。
自分がバラバラにしたんじゃない。

ただひたすらに、現実から逃げて。
枯れるまで、叫び続けた。]

(498) 2015/02/16(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

あ、うあ、あああ、あは、はぁっ。

[人が見ていることに気づく。
乾いた笑いが出る。
ため息のようだ。]

ちがう、ちがう。
わたしじゃないよ。

[それは、誰に向けたことばだろうか。]

(506) 2015/02/16(Mon) 00時頃

【赤】 奇跡の子 カリュクス

ちがうよ。
あれはおとうさんじゃ、なかったんだよ。
いや、わたしがやったんじゃないよ?
だって、わたしはじっとしてたもん。
かってに、われて、ばらばらになった、だけ。

[身勝手な理を積み立てる。
少女の心は……崩壊していた。]

(*38) 2015/02/16(Mon) 00時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

うん、ちがうよ。

[ただ、それだけ言う。
だってそうでしょ?
スクナビコナはこんなことできないもの。
私じゃない。私じゃないんだ。

ねぇ、そうでしょ?]

お父さん。私じゃ、ないよね?

(515) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

【赤】 奇跡の子 カリュクス

あかりのおとうさん、じゃないの?
……ちがうよ、あかりのおとうさんだもん。
みまちがわないよ。

おとうさん、だもん。おとうさん、だから……。
おとうさん……しんしゃった……?

(*40) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

そうだよ。お父さんだよ。
……ね?おとうさん。
そうだよね?

[明らかに命のない物質に呼び掛ける。
それは、多大な混乱を招いているからだが、他人からこの態度はどう見えるか。]

(524) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

【赤】 奇跡の子 カリュクス

あえるの?おとうさんに。
……うん、わかった。

あかりは、しゃどうのうみと、このまちをつなげるよ。
おにーさん、ありがとー!
しんせつなんだね!

(*43) 2015/02/16(Mon) 00時半頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

おとうさん、だよ?
ね?おとうさん。

ねえ、へんじをしてよ。
わたしのおとうさんだって。
ねえ。ねーえー。

[巡理に答えるように、壊れた少女が、駄々をこねる。
それは、二人にはどのように写るだろうか。]

(532) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……いない、の?おとうさん。
いなくなっちゃったの?
……おかあさんみたいに。

[暗く、冷えた、無邪気な瞳。
遠い過去を写す、赤。]

どうしよう。しんぱいしてる。
おとうさんのところに、いかなくちゃ。

(535) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

……あ。
わた、し……。

[頬を叩かれて、私が帰ってくる。
同時に、恐ろしい現実を思い知る。]

おとうさん、が……おとうさんが……!

[かけられた手にすがるように抱きつき、涙をこぼす。
現実を直視できないほど、楠 明は賢くないわけではない。
かといって、現実を受け入れられるほど、強いわけでもなかった。]

(543) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【赤】 奇跡の子 カリュクス

(わかってる。私が、殺したんだ。
 隠し通さなきゃ。
 でも、なにか、忘れているような。)

(おとうさんは、とおくにいっただけ。
 だから、うみとまちをつなげなきゃ。
 おとうさんに、あいにいかなきゃ。)

[記憶は混濁する。
人格は乖離する。
二人の明が、ここに生まれた。]

(*46) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

[抱き締められて、涙を流す。
ああ、自分は許されているのだと、勝手に逃げている。]

おとう、さんが……バラバラになって……。
顔を、見た。お父さんだったの……。
った一人の家族だったのに……おとうさんが……お父さんが……!

[自己保身。現実逃避。
そのために、泣きじゃくる。
いつかつけがくることを、少女はまだ知らない。 ]

(548) 2015/02/16(Mon) 01時頃

【人】 奇跡の子 カリュクス

うっ、ひっく……。

[あやされながら、泣き続ける。
シャドウが人になり変わるなんて知らないから。
あれがお父さんだと、信じて疑わなかった。

それが、悲劇となるのか。
それとも、希望へのトリガーなのか。
まだわからない。]

(567) 2015/02/16(Mon) 04時半頃

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