28 わかば荘の奇々怪々な非日常
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―あの時の会話>>0:354―
[見えるのか、という問いに、新居の真意を計りかね。 どうとでも取れるように答えたものの、それは正直に答えたと変わらなかったらしい。 矢継ぎ早に重ねられる言葉。新居の笑みとは対照的に、次第に眉は、微かにだが寄せられて]
害がなくとも。越えてはならぬ境目はある。
[声を荒げはしない。ただ淡々と。 少し、目を閉じて。数度瞬いてから、微かな笑みを口許に刷く]
……ただ、「彼」が聞いたら、喜ぶとは思います。
[それが良くないのだとわかってはいるし、 立場上、安易に容認もできないのだが。 信綱の無邪気な笑顔が浮かんで仕方なかったので]
(2) 2013/09/03(Tue) 01時頃
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―廊下―
[宝生と病沢の、物言いたげな視線は気付かぬ振りを決め込む。証拠物件は既に胃の中だ。 しかし口を一文字に引き結んだ立花にまで見られていたと知ったなら、同様の対応を取れたかどうか。 全ては仮定の話。誰にもわからぬことである]
ご飯、ですか。
[新居から一同への誘いに、頷くような仕草を見せかけるが。 ハッと視線を窓の外へ向けると、剣呑に目を細める]
……少々、野暮用がありまして。 それが済んだら、お邪魔してもよろしいでしょうか。
[視線はある一点から逸らさずに。 これだからこういう坩堝は困る。見えなかったはずの人々が見えてしまったり聞こえてしまったり。それがますますいろいろなものを呼びよせる]
それでは、僕はこれで。
[目礼ひとつ残して、やや足早に、玄関から外へと出ていった**]
(9) 2013/09/03(Tue) 01時半頃
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ジャニスは、立ち去り際、片手で己の爪先に触れ、何かを上着のポケットへ**
2013/09/03(Tue) 01時半頃
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―玄関―
[102号室へ向かう面々と別れ、外へ出ようと玄関へ。 アレをどうするかは別として、見てしまったものは現状を把握せねばならない。 その上で、害の無い小物なら捨て置くまで。あちらとこちらのバランスは意外に緻密だ。不干渉であるならば、こちらからも手を出さぬのが一番楽なのだから]
管理人さん。
[外からふらりと現れた管理人>>30に、微かに眉を上げる。問うように向けられる眼差し。微かに目を眇めて返す]
そうですね、直接の害がないならば、貴方に依頼でもされねば払う理由はありません。
[何もかも理解しているような彼の呟き。 レンズの奥の彼の瞳を慎重に凝視してから、不意に視線を外す]
好きになさるとよろしい。
[そのまま会釈とともにアパートの外へ。 当初向かうはずだった庭ではなく、そのまま坂の下の商店街へと**]
(51) 2013/09/03(Tue) 07時半頃
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―わかば荘へと続く丘―
おや、初見先生。
[商店街から続く丘を、ゆったりとした足取りで登ると、 ちょうどわかば荘から坂を下りる初見と行き合った>>150。 こちらといえば相変わらず、残暑に似合わぬジャケットと黒手袋。 そしてその手には、つい何時間か前を再現するかのように、今度は箱ではなく、小さな紙袋を提げている]
ちょうど良かった。先生、大福はお好きですか。
[少し距離があるから、丘の傾斜の分、源蔵の目線が高い。 目を細めて見上げ、初見の周りに漂う微かな残滓に気がついた]
(157) 2013/09/04(Wed) 01時頃
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[また何か、という初見の言葉に軽く肩を竦める。おそらくはライチゼリーのことであろう]
ゼリーは頂きものだったのです。 あまりにたくさんだったのでお裾分けを試みたのですが、 逆に足りなくなる始末で。 談話室にあれほど人が集まるとは思いもかけませんでした。
[そうして少し距離を詰め、初見の頭に手を伸ばす]
失礼、
[髪には触れず、手で払うような仕草]
はい、キレイになりました。 ……あまり変な場所に首を突っ込まぬがよろしいですよ。
[そう言って、すぅと目を細めて、眼鏡の奥の瞳を見つめた]
(166) 2013/09/04(Wed) 01時頃
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そうですね、最初は戸惑いましたが……、
[その先は言葉にできず。浮かんでいた笑みを隠すように口許覆い、それから小さく肩を竦める]
管理人さんの人徳ですかね。
[そう零す声はため息交じり。微かに目を伏せた。
距離を詰めて、手を動かすはわずかな間。 すぐに適切な距離をあけて]
放っておくことはできても、 目の前にあれば気になるではないですか。 ……どうも、このアパートは、人との距離も近いから、
[こうして手を伸ばしてしまう。 いつの間にやら「染まっている」自分を改めて自覚すると、なにやら渋い表情になった]
(179) 2013/09/04(Wed) 02時頃
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[ここに集まる人は皆あたたかい。そのことに異論はなく。けれど続けられた言葉に、ぱちり、目を瞬く]
僕も? ……まさか。
[微かに笑って肩竦めてみせるが、その口許の形は少し不器用であったか。 口上滑らかにして直球勝負な初見の物言いに、そっと目が泳ぐ]
先生は、なかなか変わっていらっしゃる。
[差し出された手を、つと見つめる。 まっすぐに差し出される温もり。受け入れようとする手]
ありがとう、ございます。
[握り返すとそれはしっかりと人の体温で。眩しげに目を細める。 初見の歓迎の言葉に、顔を上げて微笑みを返す。その中に混ざり込む、微かな色は…――]
(191) 2013/09/04(Wed) 02時半頃
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なるほど同じ論文を読むのでも、個性なきものは記憶にも残りませぬ故。一度先生の御本を拝読したいものです。
[言葉ばかりは常の如く、調子よく回りだす。 初見の職階と年齢からすれば、本の数冊やら学会の会報誌やらあるはずだろうと当たりをつけての言葉。
ゆっくり離れる手の行く先を努めて追わぬようにするのは、逆説的に、追っているも同じだろうか。ゆらりと降ろした片手を、体の横で軽く握る]
ええ、また後ほどお伺いしましょう。 道中お気をつけて。
[そうして日差しの下、丘を降りていく源蔵の背を見送る。わかば荘に住み始めてからというもの、今日一日だけでも、こうしていろいろの約束が積み重なって]
(197) 2013/09/04(Wed) 03時頃
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[さて積み重なった約束の、まずは目前のものを果たしに行こうか。 わかば荘へと戻ると、和菓子屋の紙袋を持ったまま、向かおうとするは102号室。……だがしかし]
病沢さん?
[談話室近くの廊下にひっくり返っている病沢。 その尋常ならざる姿に、傍に膝をついて顔色を見る]
あぁ、これはちょっと、いけない。
[たとえば談話室に誰かいたなら、何か話を聞けただろうか。 ひとまず落ちつける場所に運び込もうと、その細い体をひょいと抱き上げる]
(200) 2013/09/04(Wed) 03時半頃
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新居さん、いらっしゃいますか。
[ソファしかない談話室は却下。 104号室はもってのほか。 女性の部屋に運び込むも気が引ける]
手がふさがっておりまして、ノックもできず申し訳ない。 開けていただいてもよろしいでしょうか。
[結果として向かう102号室。 約束も果たせて両得、などと言ってしまうと、 勿論のこと失礼だろう**]
(201) 2013/09/04(Wed) 03時半頃
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―102号室―
ご厄介になります。
[ドアを開けた新居に会釈を返し、部屋の中へといれてもらう。 ソファへと病沢の体を寝かすと、傍に膝をついて様子を窺う]
……中(あ)てられたか。
[頬に涙の痕跡を残したまま、病沢が寝がえりを打つ。 霊障の残っていないことを確認すると、さきほど初見に施したように病沢についた「穢れ」を払い、ようやっと息を吐く]
お騒がせして申し訳ありません。
[部屋の主である新居に改めて詫びを入れて。 ソファの上、ぱたぱたと動く病沢の指先に、微かに首を傾げる。何か懐かしいものを思わせる仕草。 唇がつむごうとする音を聞き取ろうと、ソファに手をつき、その口許へ微かに耳を寄せた]
(223) 2013/09/04(Wed) 19時頃
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[そっと身を起こし、小さく息をつく。 眠る病沢の、髪や頭を、撫でてやるべきなのだろうか。 けれど、黒い手袋で戒めたこの手は、]
……っ、
[そっと、伸べられた光。 ラムネの硝子瓶が涼しげに、病沢の額に触れる。 水滴浮いたその瓶を支える手と、そこから伸びる腕を視線で辿って。 立花の横顔に、眩しげに目を細めた**]
(237) 2013/09/04(Wed) 21時半頃
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[彷徨う手が、こちらの手を弱く掴む>>238。拠り所を求めるようなその仕草。 そして思い至る。眠りながら手を彷徨わすその手が、何に似ていると感じたのか。
それはまるで、母の手を求める赤子のような。 そして手に感じる力の弱弱しさだけ、それとは違う心細さ。
耳にかそけく届く囁きに、束の間、目を伏せて]
……、
[名を呼ぶ声に、手を引かれた心地して、立花の目をゆるりと見返す。 さわさわと心の波立つ音がする。彼女の揺れる眼差しを見ていると、嗚呼、]
(274) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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ありがとうございます。 檸檬水ですか。この残暑にはちょうど良い。
[新居の声に、暫し引き留められていた自分の何かが動き出す。 返す声の調子は常と変わらず。緩く微笑む鉄面皮]
ええ、よろしいのでしたら、ご馳走になりましょう。 その後のデザートは仕入れてきましたので。
[和菓子屋で買った豆大福は、ゼリーの二の轍を踏まぬよう多めに買ってきた。 初見に持っていく分を差し引いても、充分に余りあるだろう。
病沢の手がラムネの瓶へと動いて、手に触れる儚い力は離れゆく。 目を覚ましたらしき様子に、立花が声をかけるなら自分は様子を見守るに留めた]
(275) 2013/09/04(Wed) 23時半頃
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耳の塞げぬ、声。
[病沢の言葉を繰り返して、黙り込む。 まだ直接対峙はしていないので確証は持てないが、 今回の怪異は、直接に人の体を傷つける類ではないと踏んでいる。 根本的には亡者よりも、生きている人間の方がよほど強い。 ただ、そんな亡者であっても、誰しもが持つ心の隙間や、歪な場所に風を送り、自壊を促すこともある]
――…、
[病沢へ問う立花の不安げな声音の揺れに、その横顔を静かに見つめた]
(283) 2013/09/05(Thu) 00時頃
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……いえ、
[不安の色を湛えた立花の眼差しに、ひとつ瞬いて。 他者の心を敏く感じ取り、真っ直ぐに表わす立花が、やはり眩しい]
大丈夫、
[差し出されたボトルを受け取ろうと、手袋に包まれた手を伸ばす。 ボトルに手を添えれば、かすかに指と指とが触れる。 手袋越しなら、触れられる。 布越しに触れる柔さと体温に、目眩を覚えそうで]
ではない、かもしれませんが
[微かに指先に力が籠る。やや間を置いてから、ゆっくりとボトルを引き寄せれば、指先は離れて]
……平気です。
[目を細めて微笑んだ]
(302) 2013/09/05(Thu) 00時半頃
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人ですよ?
[病沢が立花に向けた言葉>>305に横から口を挟む。 太陽は東から昇り、夜の後には朝が来ると言うのと同じくらいにはゆるぎなく]
病沢さんは、人でしょう。
[たしかに最初は、オーラのいびつさに驚きはしたが。 それとも欺かれているのだろうか。いや、そうではない、はず]
人です。
[3回言った。 人だ、という判断基準や言葉の意味が、世間とズレているのは今は考慮の外]
(311) 2013/09/05(Thu) 01時頃
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