64 さよならのひとつまえ
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[自分は今、どんな顔をしているだろう。 まったく見当もつかなければ、鏡を見る気も起きずにただ歩く。 苦しくて、痛くて。耐えられず出てきてしまったようなものだ。 けれど博を一人で残してきたのは、拙かっただろうか。]
(337) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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(――…あ、きらきら星)
[樹央の歌う声が聞こえてくる。 きらきら、きらきら。星の王子様に贈る歌。
『さあ、いつまでもぐずぐずしないで。いらいらするから。 行くって決めたのなら、もう行って。』
ふと思い出したそれは。 王子様を送り出したプライドの高い花。王子様に泣くのを見られたくなかった花のことば。]
―――― 『さようなら』。
[談話室に戻ることはせず、呟いたそれは。 最後の朝、王子様が花に告げたことばだったか。*]
(338) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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― 中庭 ―
―――コーラ臭い!
[遅れて飛び込んだ花見会場での第一声がそれだった。]
おーそーらーの ほーしーよー♪
[>>343ついでに聞こえたきらきら星を、23(0..100)x1点くらいの歌唱力で続けておく。]
(348) 2014/03/26(Wed) 02時頃
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トレイルは、音楽の成績3だし…3だし……
2014/03/26(Wed) 02時頃
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[>>352前後して台車と共に会場に着いた博の姿は、いつもと変わらなく見えて、少し安堵しつつ。
3-8の音痴ツートップとも言われていた片割れから、にやりとした笑みをもらえば。>>353]
いやだわハニー。 こんなとこで恥ずかしいわぁ。
[ウィンクのお返しを一つ。]
(362) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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ちょっと食べるもの残ってる!? 俺のお団子!!
[早速利一からメールが入っていた団子がないかきょろきょろしていると、朔太郎の声が聞こえて来た。>>361 ちなみにスマホのメールはまだ確認していないが、チラチラ見せつけてくるバリカンにおおよそのことは読めてしまう。 ブルーシートに置かれた椅子を挟んで、じりじりと距離を測る。]
………サクとお揃いは勘弁だぞ? 俺はルバンよりジケン派だからな!
[警戒する猫のようにじーっとバリカンを見つめながら。]
(365) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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[>>358利一の一年越しの告白に大袈裟に嘆く。]
……ショックだ。 俺、リーチよりはマシだってずっと思ってたのに。
[冗談である。 利一の音痴っぷりは噂で聞いていた為、2年時に同室に鳴った時は密かに親近感を抱いていたとか。]
(368) 2014/03/26(Wed) 02時半頃
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トレイルは、博ナイスだ!いいぞもっとやれ!!
2014/03/26(Wed) 02時半頃
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[買い物に行く利一に手を振って。>>370 その僅かに油断した隙にくふくふという笑みが傍まで近づいていることに気づくのが遅れた。>>371]
―――…ぎゃ!?
[慌てて距離を取り直しながら、よしここは説得だと坊主とルバンとサクについて説こうと試みる。]
いいか落ち着けサク。 例えば坊主もといルバンが何人も居たとする。 大量発生で価格暴落して価値が下がるだろ。 ならサク一人がルバンの方が絶滅危惧種的な価値が発生すると思わないか!?
[果たして効果はあっただろうか。**]
(375) 2014/03/26(Wed) 03時頃
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坊主にはならないから! ハニーが坊主の方が好みって言っても考えないから!!
[>>416ウインクに返ってきたのは意味深に呟き。髪とバリカンを凝視するクラスメイトに違うという視線を返しつつ。 >>394大怪盗もとい、バリカン星人からハンドクリームを受け取っている同室者に助けろと言おうとしたところで、バリカン星人の携帯が鳴った。>>419]
ぐっ……そこまで言うのならば仕方ないでござるな。 拙者、争いは好まぬ。 ぬしの腕と言葉を、信じようぞ。
[冗談だとわかっているが、一抹の心配も残しつつ。浪川五右衛門が落ち武者にならないように祈りながら椅子に腰かけた。]
(451) 2014/03/26(Wed) 20時半頃
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[メール返信が終わるのを待ちながら、改めて花見会場をを見回す。 あとで買い出しのお金払わなきゃと思いながら、絵を描いてる利一。それをからかって遊んでいるありす。 響く歌声は、樹央のもの。
串唐揚げを作っている頼児に、寿司を食べてる成斗と智明。>>418>>396>>407 朝食はパンだけだったし小腹が空いたなと思いながら。ほんの少しだけ、さっきの苦しさで胃の辺りがしくしくするような感覚。誰かに触れている手袋をした手>>435から、すい、と目を逸らして空を見た。
視界に入った桜は、まだ、蕾ばかり。]
サクー? まーだー?
[甘える様に急かして仰け反れば、背後でびしっとポーズを決めた朔太郎が逆さに映った。>>427 チャリ、という音。挟みがくるりと回るのを見て、座り直す。]
(453) 2014/03/26(Wed) 20時半頃
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うむ、承知した。
[>>459ルバンの声に返しながら、首に巻かれるタオルのくすぐったさに微かに身体を震わせ。 櫛で梳かれる気持ちよさに、自然と口元が綻び。ゆっくりと目を閉じた。]
へへへー、特別なことしてないけどね。 褒められると照れちゃう。
[嬉しそうに笑いながら薄目を開けると、朔太郎の嬉しそうに輝く瞳。鋏の音が耳元で聞こえる。 優しく丁寧に触れる手の感触に、残っていた一抹の不安はいつの間にか消えて大人しい猫のように寛いだ。]
(469) 2014/03/26(Wed) 21時頃
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[断髪式の合間か。花見の輪から離れて行く宗介を見つけ、その背中を見送る。>>389
あれは去年の夏だったか、天体観測に参加したのは。>>1:447 空いっぱいに広がる星。そしていつもより大きくはっきり見えるように感じる月。普段はまじまじと見ないそれを、ぽかんと間抜けな顔で見上げてた気がする。 >>63そんな最中、「月が綺麗だな」と言った頼児の声にに思わずぶほ、と噴きだして。「口説いてんなよ」とぺしりとその後頭部にツッコミを入れたのだったか。
理不尽だ、という顔をした頼児に笑いながらその意味を教えてやった。国語の成績が追試レベルには知らなくて当然かもしれない。>>332
そんな懐かしい思い出。]
(479) 2014/03/26(Wed) 21時頃
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[樹央の歌声と、鋏の音。時折頬を撫ぜる、春めいたやわらかな風。 少しずつ軽くなっていく髪に、気持ちも軽くなってくる気がする。]
(サクの手って、なんでこんな気持ちいいのかな) (ああ、そっか) (すごく大事に触られてるからだ)
[切り終わり、仕上げとばかりに櫛を通す感触にいつの間にかまた閉じていた目を開ける。 スプレーに微かに鼻がむずむずして、くしゅ、と小さくくしゃみをし。]
うむ、ご苦労であった。
[>>484問う声に、大仰に頷いてにっと笑う。 鏡はないので、シートの下から手を伸ばして髪に触れてみた。軽くて、ふわりと指先を通る毛先は、ちょうどいい長さ。襟足もすっきりしている。]
ありがと、さすがサク。
[再び仰け反って、逆さに映った丸で形成された顔に心からの感謝を。これが、ここでの最後の断髪式。]
(500) 2014/03/26(Wed) 21時半頃
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― 花見終盤>>*62 ―
To:宗介 Sub:RE:てんたいかんそく
行く行くー 片づけ終わってからになるかもだから 遅れたら先はじめてて
[去年の夏の空を思い出しながら。]
(*78) 2014/03/26(Wed) 21時半頃
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[断髪式が終われば、カメラを構えた智明が見えた。>>495 カメラ目線でピースを作れば、パシャリと音がしたか。]
そりゃ、カメラマンの腕がいいからね! あとで見せてよー。
[楽しげに笑う声に返しながら。涼しくなった首元を撫でながら椅子から立ち上がれば、待ち侘びていたらしいスーパーベーシストからお声がかかった。>>490]
おう、今行く!
[もう一度朔太郎に礼を言って、環に駆け寄ると菜箸を受け取る。 >>501気合の入ったありすにカーディガンを脱いで、Tシャツ姿で準備完了。 プレイヤーから流れてきた曲にエアドラムで節をつける。]
エアーカスタネットもカモン!
[>>506いつの間にか参加していた丞の声を拾えば、手を伸ばして舞台に引っ張り上げようか。]
(515) 2014/03/26(Wed) 22時頃
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[『この先も隣で』。 そこに差し掛かった瞬間、微笑むことはできなかったけれど。
楽しい時間は瞬く間に。*]
(517) 2014/03/26(Wed) 22時頃
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トレイルは、>>509噴きそうになった顔に、空きボトルをぶん投げた。
2014/03/26(Wed) 22時頃
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[ステージが終われば、喉が渇くわけで。]
あー楽しかった!
[残っていた飲み物を漁り、100%グレープを見つければ嬉々として手に取った。 まさかリクエスト時に言い間違えていたことなど気づきもせず煽って、ぷは、と一息つく。 >>456丞から黄色のクラッカーを受け取れば、何だろうと思いながらポケットへとつっこみ。 >>522眼鏡を外した博が見えれば、珍しいなと思う。裸眼では気づかないかもしれないが、ステージをやりきった充足感の笑みを浮かべたままヒラヒラと手を振った。
そういえば、と片づけ中に思い出したように。飲み食いの代金、とありすに200円渡し、寝ている那由多のポケットに200円をそっと忍ばせておいた。]
(529) 2014/03/26(Wed) 22時頃
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トレイルは、>>529 500円玉も一枚おまけでつけておいたかもしれない。
2014/03/26(Wed) 22時頃
トレイルは、>>542 エアトライアングルかっこよかったぞー!*
2014/03/26(Wed) 22時半頃
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― 花見終盤 ―
ふぁ、ふぉろひくー。
[菜箸を回収し、ゴミ袋を持っていく環に団子を頬張りながら手を振り。>>533 カーディガンを羽織り直して、ブルーシートの端っこに座り、もごもごと口の中で溶ける甘さを咀嚼し飲みこむ。 タイムカプセルを埋めている間に開いた皿やゴミ類をまとめておいたりしたので、今はタッチ交代で残飯処理中だ。
>>415利一の持ち込んでくれた花火は本数も少なかったので、みんなが楽しんでいるのを見るに留め。打ち上げ花火はないし寮母は忙しそうなので、今回はお咎めなしで済みそうだと思ったり。]
あとは任せていい感じ? んじゃ、俺は屋上行こっかな。
[>>526ありすに見送られて、中庭を後にした。*]
(546) 2014/03/26(Wed) 22時半頃
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トレイルは、ジャニスに、ハニーのギターと蹴りも素敵だったわよん。
2014/03/26(Wed) 22時半頃
トレイルは、ティソの天体観測を楽しみにしている。
2014/03/26(Wed) 22時半頃
トレイルは、リーチが描いた絵はちらりと見て笑いを堪えてたかもしれない。
2014/03/26(Wed) 22時半頃
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[この花見の功労者の一人である朔太郎にも手を振りながら、中庭屋上に向かう途中でふと思い出す。 そういえば、まだ受け取っていない物があった。 スマホを取り出し、画面をタップした。]
(562) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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To:博 Sub:図書室の本
どうする? 片づけで忙しかったら サクか誰かに預けてもらえれば返しとくよ
俺は今から屋上で天体観測してる
[一応、自分の予定も付け加えておこう。]
(*85) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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― 夜・屋上 ―
[自室に寄ると菓子の袋を手に、遅ればせながら屋上に着く。 襟足が短くなった分、夜風を肌寒く感じながら。]
ソースケ、きたよ。 遅くなってごめーん。
[主催者が振り返ったなら、手に持っていたチロルチョコの詰め合わせを投げた。 41(0..100)x1個くらい入ってるやつだ。]
(578) 2014/03/26(Wed) 23時頃
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[宗介と利一に勧められるままシートに上がり、空を見上げる。 >>582何やら呪文を唱えながら階段を上がってきた声に振り返れば。]
何か召喚でもするのか。 ………あ。そうだ。
[同じくシートに座った同室者に思い出したように。]
おはよう?
[疑問符つきで、夜空に似合わない挨拶を告げた。 ものすごく今更だ。]
(591) 2014/03/26(Wed) 23時半頃
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[>>594菓子の袋は、見事に顔面にヒットした。 こちらを見てくる宗介の顔に、ぷ、と小さく吹き出して。]
大丈夫、ツケとくから。 ……ってウソだよ、餞別のつもりだし。
グミ? もらう!
[手を伸ばし、グミを一粒口に放り込んだ。 散々団子を食べてきた後だからか、思わず目を瞑ってしまうほどの酸っぱさを咀嚼しながら。]
はは、宇宙人ごっこって王子様なのに。 捕らえる役必要だったら乗っかるよ。
[返ってきた挨拶に、くしゃりと笑い。>>597 面白そうなそれにこっそり笑って頷いた。]
(606) 2014/03/27(Thu) 00時頃
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[星座なんて知らないけれど。 まるで今にも落ちてきそうな星空は、純粋に綺麗だと思う。宗介の声>>595や、頼児の星座を探す呟きをBGMに夜空を見上げていれば、微かなデジタル音。>>592]
お疲れさま、名カメラマン。 チアキも写真に映った?
[智明を手招きしてみたり。]
(611) 2014/03/27(Thu) 00時頃
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[>>609智明のカメラのレンズを追いかけて、入り口を見る。そこには、なぜかそっぽを向いた博がいた。 そういえばメールの返信がなかったけれども、慌ただしくて見てないのかもしれないと思って問い詰めはせず。]
ヒロも、こっちきなよ。
[隅に座るのを見て、成斗と共に手招きした。>>603]
(616) 2014/03/27(Thu) 00時頃
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了解、共犯な?
[>>621くすりと笑って承諾し、また空に視線を戻す。
懐中電灯が星を繋ぐ。宗介の言葉で、星座が生まれる。>>615 由来する話を聞くのは、面白い。ちらっと図書室の本で見たこともある名前を聞けば、ああそうかと頷きながら。
気づけば、先ほど寝招いた傍に博が来ていた。>>618 すっかりいつも通りに見えるその顔に、ホッとして目を細めながら。]
どうぞどうぞ、お構いも出来ませんが。 あ。うん、本預かるよ。 どれ?
[小さく首を傾げた。]
(626) 2014/03/27(Thu) 00時頃
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[いつぞやの口説き文句を繰り返す声に。>>625]
ライジ……俺は口説いても落ちないからな。 はは、ナンパしすぎるとスキャンダル取られるぞチアキに。
[ご丁寧に注釈までつけてきた頼児に小さく噴きだし。 軽口を添えながらちらりと見た横顔の視線の先は、じっと月に注がれていた。
月が綺麗ですね、と。 自分もあの夏なら、たぶん笑って言えただろう。 今はどうだろう。口を開いて、そのまま音を作らず閉じる。 言えない。小さく殻が軋んだ。]
(633) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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[集合写真を撮ろうとする利一の声が聞こえれば。>>624]
おーカメラマン交代! かっこよく撮れよー。
[博の隣でカメラに映り込もうと。 笑みを浮かべて、レンズを見つめただろう。]
(638) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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あ、これね。 了解、ちゃんと返しとくから安心してな。
[>>643差し出された空色の本を受け取りながら。 他の古本はどうなっただろうか。本だけでも、棄てる辛さが減ればいいなとか。そんなことを考える。 ふと見送りについて聞かれ、本から博に視線を戻せば既にこちらを見ていなかったが。]
勿論。ヒロ見送る為に、早起きするよ。
[成斗の方に話題が移った横で、控えめに返事残して。 入れ代わりに頼児から返ってきた憮然とした声に、くすくすと笑いを溢した。>>642]
どうだか。 エース程じゃなくてもモテてたんじゃない? このこの。
[からかう口調で返しながら。 月から星へと視線を逸らしたその時か。 3-8きってのイケメンボイスとクラッカー音に、丞から渡されていた黄色いそれを思い出す。]
(656) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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二人とも、おめでとーう!!!
[丞に一拍遅れた形で、クラッカーが手の中で弾ける。 夜空に散った紙片が、
きらきら、 きらきら、
流れ落ちた。]
(662) 2014/03/27(Thu) 00時半頃
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[泣きだす利一と宗介を微笑ましく眺めながら。 ああ、いなくなるんだなと今更のように思う。
流れ落ちてくる紙の星たち。 今なら願い事が叶い放題とか思ってしまう。 でもいつものように。 願い事を言葉にする前に落ち切ってしまう。
>>669隣で博が朔太郎に怒鳴る声に、泣きそうになるのを誤魔化すように声を出して笑った。]
ソースケも、ヒロも、元気でな。
[また、は言えずに。]
(685) 2014/03/27(Thu) 01時頃
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