人狼議事


64 さよならのひとつまえ

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【人】 MNU機関 ジャニス

─自室・3-A─

 ……やっぱり寝てやがる、那由多てめぇ

[自室に戻れば>>15那由多は寝ていた。書類を取りに行った気配はない。いつも通り二度寝したのだろう。いや二度寝どころかまだ本寝なのかもしれない]

 なーゆーた、起きろよ
 つーかてめぇ放送聞いてたのかこら名前呼ばれてんぞ

 おら、さーん、にーい、いーち

[>>0:56>>0:57この部屋でくり返されてきた変わらない日常と同じ言葉を紡ぎながら。カウントダウンはベッドへのダイビングの合図となるだろう。
彼が起きなければいい。そうしたら、痛む心で、自分は布団の上から戯れに紛れて彼を抱きしめてしまおうと思うから**]

(73) 2014/03/29(Sat) 15時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/03/29(Sat) 16時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 00時頃


ジャニスは、リーチはそういえば結局寄せ書き参加しなかったのか、と

2014/03/30(Sun) 00時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

─昨夜・自室3-A─

[>>79戻った部屋では星屑の痕跡はなくなっていて。
それだけでなく、那由多の片付けはここのところ積極的に進められていて、それについての小言をあまり言えなくなった。彼を構う言い訳がひとつひとつ減っていく。
いつも声を荒げて足を出すのは自分で。
でも、今、目の前の那由多は。どこか頼りない表情をしている。
朔太郎に気を向けるあまり、自分の頬について疎かにしてしまったことを悔いた。心配させたい訳ではない]

 ん、怪我っつか、まァちょっと、な
 さくたろについては大丈夫だ、談話室に連れてって手当したから

[坐れと促されて、大人しくベッドに腰を掛ける。
氷。タオル。差し出されたそれが停まって、>>80那由多の言葉が落ちる。それに小さく笑って]

 いーよ別に、つーか何で断ると思うんだよ?

[冷えたタオル越しでは体温を感じることは出来ないけれど。触れられた右頬に4分の接触があれば、目を瞑って大人しく受け入れる*]

(148) 2014/03/30(Sun) 01時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─今朝・自室3-A─

 おーう、起きたな いいこ

[>>85起き上がった那由多に口の端を吊り上げる笑みを見せるのもまた日常>>0:150。それを少しだけ残念に思っているなんて内心を表面に出すことは絶対にしない。
ただ、あのとき掛けた言葉はもう二度とくちにすることはないのだと思いながら、欠伸をする那由多を見つめる。「退寮手続きの書類が届いたら、どうするんだ」なんて。
どうしようもない。今から受け取りに行くというのに]

 聞いてたのか、じゃァ俺も一緒に行っていいか
 らいら姐さんにちょっと顔を見せておきたくて

[首を傾けながら。断らない那由多の背について、寮母室へと足を進めた]

(154) 2014/03/30(Sun) 01時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─今朝・寮母室─

[>>86那由多が書類を受け取るのを、一歩引いたところから眺めて。
彼がそのまま自室へと戻るならその背を見送り、自分は残る。
ライラを見つめて。昨日の夜に、那由多によって冷やされ幾らか目立たなくなった右頬を所在無げに擦る。多分、別に、言わなくてもいい言葉だ。伝えなくてもいいことだ。けれど]


 …………すんませんした


[心配をかけてごめんなさい。心の中だけで続ける。
喧嘩の多かった自分は何度もこの寮母の手を焼かせている。最上級生になってから絡まれる回数は減り、比例して喧嘩も少なくなったけれど、今回のことが示すようにゼロでもない。
卒業してからも、退寮するまでに、大人しくできないことを謝って。
自分はそのまま校庭へと向かう。
>>113頼児本人がまだ消してないだろう校庭のあの文字を消すために]

(163) 2014/03/30(Sun) 02時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─校庭─

[足を運べばやはり校庭はそのままだった。

既に何人かの好奇の目に留まって>>114しまっているかもしれないが。本人たちに断りもなく消してしまうのも申し訳なく心苦しいが。
たった今、暴力を反省したばかりだ。
心無い人間から土足で荒らされる理由は少ない方がいい。
屋上でのあのとき、頼児は>>3:331「喧嘩は分からない」と言ったけれど。

喧嘩とは、踏み荒らされたくない場所へ土足で上がり込んでくる相手への怒りであり、拒絶であり、抵抗である。

トンボを手に、頼児の部分から消してゆく。
文字は消えるけれど、きっとこれを書いた時間、見た瞬間、そういうものはきっと頼児と、誰かは知らないが「おれもすきだ」と書いた相手の中に残っていると信じて。
校庭の白線たちが土に混じり痕跡がなくなるころ>>160、朔太郎からのメールが自分にも届く*]

(166) 2014/03/30(Sun) 02時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 02時半頃


【赤】 MNU機関 ジャニス

From:Alice
To:さくたろ
Sub:re:本日の公開処刑(V)o\o(V)

ふたりに花束を買って行く

(*29) 2014/03/30(Sun) 02時半頃

【赤】 MNU機関 ジャニス

From:Alice
To:らいじ
Sub:

校庭片付けた断らなくてすまん

(*30) 2014/03/30(Sun) 02時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[使い終わったトンボを片手に、スマートフォンを取り出し。
メールを送る。ひとつは朔太郎への返信。そしてもう一通はやはり断りなくラブレターと呼べるものを消してしまった申し訳なさから、頼児へ。

しばらく自分はここに居よう。
そうして中央棟へと、男子棟へと睨みを利かせていよう。
暴力は反省した。
ならば己の存在感を武器にしよう。

─────お前らここに書かれていたことを揶揄の対象にしたら、どうなるか分かっているよな? いいこにできるよな?

その意味合いを込めて。
どこかの窓から昨日のやつらが顔を見せれば凄絶に微笑んでやろう。

これ以上。朔太郎に殴り合いの喧嘩などさせてたまるか。
他のやつらが心無い中傷に晒されてたまるか。
うつくしいと思うものを、これ以上穢させないために]

(178) 2014/03/30(Sun) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[メールを送ってすぐに返信が来た。男子高校生すごいな、皆なんでこんなにメールが早いんだ。自分は昨日の宗介にすら未だ返信していない(というか返信さえしないことも多い)のに。
開けば、やはり頼児と朔太郎から。

頼児のメールにほっとする。消してもよかったのだと。
そうして付け加えられた文字列に眉を寄せる。
昨日のことは納得できる説明をするのが難しかったし謝られる必要はないと思うが、それより朔太郎があれを言葉にしたのかと。それが少し痛くて。

朔太郎のメールを開く。いつものきゃぴきゃぴした文面。
頼児に説明をした、というのがいつかは分からないが、それをこの文面から汲み取ることは出来なかった。
最後の一行に、表情が固まる]


 ……見られ て る?


[きょろきょろと視線を巡らせる。校庭をぐるりと。次いで中央棟の窓。屋上のフェンスを辿って。そして男子棟。一階の窓から視線を上げてゆき、屋上、そして更に貯水槽────]

(184) 2014/03/30(Sun) 03時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[>>182小さい影。春の陽射しのもと手を振る姿は遠く、それでもそれが朔太郎だと分かるから。中庭から屋上まで届いたイケメンボイスは、更に距離があってもここまで>>181微かに残響が届く。
トンボの柄を肩に寄せて、空いた手を大きく掲げて、振る]

 てめぇ見てたんなら手伝えや幹事!!!!!!

[悪態は吐いただけで届けようという心算はない。
なんか文句を言ってるっぽい、という雰囲気が伝われば十分だ。
見上げながら、ふと思う。
そういえば朔太郎はいつも自分の視界にいないな、と。
名前を呼ばれるのはいつも背後からで、視界の外から自分を見ていることが多い、と、そこまで気付いて]

(186) 2014/03/30(Sun) 04時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[朔太郎から利政のことが好きか、と訊かれたときのことが蘇る。
>>2:102自分のことをよく見ていたんだな、気にかけてくれていたんだな、と少し嬉しく感じたときの────]


 ──────……


[自分は鈍いかもしれない。いや違う、自分がマイノリティーに属する人間だから、些細なことで周りも同じだと誤解しないようにどこかで感受性を鈍らせていた部分もある。
博の告白。那由多のカミングアウト。校庭のラブレター。
自分だけではない、周囲にもその可能性がある、そんなことさえ抜け落ちていたから。唐突に思い当る。視線の先、>>190自分の声が届いたのか、振っていた手を引っ込めて耳を覆う仕草。
それに怒っているように地団太を踏むジェスチャーをしながら。呟く]

(191) 2014/03/30(Sun) 04時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 …………おまえ、さ

 俺でも気付いてなかった視線の先に気付いたの何でよ?
 俺の視界にはいないくせに、俺をよく見てるの何でよ?
 俺を気にかけて、俺に気付いて、俺を褒めるの何でよ?


[柄でもないと突っ撥ねてなお、くり返される綺麗という言葉。
それを>>3:380「お前どんだけ俺の顔好きだよ」とか軽く考えていたけれど。そうじゃない。顔や髪が好きなだけで、これだけ俺に気付くとか、ないだろ。なあ、朔太郎]


 ────……お前、俺のこと好きなのか、朔太郎


[視線を向ける遠く貯水槽の上。呟きは彼のもとまで届かない**]

(192) 2014/03/30(Sun) 04時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 04時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[>>194遠い視線の先の朔太郎が電話を示し、手を合わせ。そうして>>196貯水槽の上から降りたのか姿が見えなくなった。まだ屋上にいるのだろうか。角度的にここからは見えない。

トンボを片手に、スマートフォンへと視線を落とす。
画面は朔太郎からの断髪式案内メールが表示されている。

成斗への花はどうしようか。
彼の趣味を自分は知っているが、本人は隠しているし、あからさまに可愛らしい花束やアレンジメントはNGだろう。この時期ならフリージアを中心に黄色で纏めるか。花言葉も成斗に似合っているし。ガーベラのオレンジとカスミソウで束ねよう。

ありふれた餞(はなむけ)。
未来への期待や希望の願いが篭められるそれ。

那由多への花はアレンジか鉢植えにしよう。彼もそれなりに花言葉に触れているだろうから、決して気取られない花を選んで渡そう。
春らしく、チューリップのアレンジメントとか。色は赤。
苦笑が零れた。それ花言葉やばいだろ。
いや、ピンクのガーベラやスプレーカーネーションといっしょに纏めれば、ただの春らしいアレンジだ。気取られまい]

(211) 2014/03/30(Sun) 12時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 あー、那由多いなくなったら、そうだ
 花壇のチューリップ、俺が枯らしちまう未来が見えんな……

[覗いたとき咲いていたのは白と黄色だった。
世話をする那由多を反映したのか、なぜよりにもよってその色なのか。

    ──────失恋した、と言っていたな。

昨日の朝を思い返す。そして昨日の夜>>167を思い返す。
昨日だけじゃなくて、過ごした三年間を思い返す。無愛想で、淡々としていて、あまり熱することもなく。なのに時折その瞳に滲む、花に向けた熱意や微笑み>>165
個人的にはヤマザクラが似合うと思うけれど、贈れるような代物じゃないし。何よりその花は自分が那由多に、ではなく、那由多から自分に、という願いであるから。

    ──────花言葉は「あなたにほほえむ」。

笑顔が見たい。
恋を諦めているくせに。棄てると決めているくせに。そう覚悟しているはずなのに。心臓が巧く痛みを消してくれないから、その指がタオル越しに触れるから、まだ躊躇っている。
見上げた視線の先、屋上に小さな影>>212。目を凝らす。頼児だろうか]

(213) 2014/03/30(Sun) 12時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[向こうが気付いたかどうか分からない。一度、トンボを大きく振って。
そうして断髪式で渡す花を買うために校庭を後にする。
買ったらその写メを添付して、宗介に返信しよう。昨日の網戸越しの夕焼けのお返しに。

自分がひとに見せたいと思うのは、いつも、花だ*]

(215) 2014/03/30(Sun) 12時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 13時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 20時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[花を買いに出、帰る途中に携帯が震えた。メールではない、電話だ。
表示された名前を確認して一度目を瞑る。ゆっくりと長く息を吐いて。目を開く。通話ボタンを押した]

 あー、かっちゃ? ひさしぶりじゃ
 ん、ん? わのごどは心配要んねし、もうわんかでけぇるし
 んん? 日程? まだ分がねっけど、もうまがなっとる
 明日はおなず部屋んがけんつかるんだど

[短いやり取り。寮に到着する前に終わった会話。息を吐く。
分かっている、分かっているよアリス、必ずぼくはあなたのもとへ還る。
だから]

 赦さないでくれ、アリス

[この花に棄ててゆくすべてを籠めるから*]

(254) 2014/03/30(Sun) 21時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─夕方・自習室─

[>>218もう始まっているだろう。
片手に黄色のフリージアとオレンジのガーベラを中心のブーケ、片手に赤いチューリップにピンクのガーベラやスプレーカーネーションで纏めたフラワーアレンジ>>211
両手が塞がっているなら、足で自習室の扉を開けるのは仕方がないよな、とばかりに乱暴に扉を開く]

(262) 2014/03/30(Sun) 21時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 ご卒業おめでとーございますぅ☆ 花屋でっす☆

[精一杯のきゃぴきゃぴした裏声──女子でいう「お帰りなさいませご主人ぁ☆」と同じトーン──を目指してみた。
多分色々と失敗しているだろうが。
室内は>>228断髪式仕様に整備されていて、>>256那由多が髪を切ってる最中だっただろうか。髪を切り終わった那由多からちらりと向けられた視線には首を傾けて見せて]

 おう、出張花屋から卒業するふたりに贈りものだぜぇ
 俺様が育てた花じゃねぇけどなァ

 ほら、那由多はこっちな

[差し出すのは赤とピンクで構成されたフラワーアレンジメント]

(263) 2014/03/30(Sun) 21時半頃

【赤】 MNU機関 ジャニス

[>>254電話の後に、花の写メをぱちり、一枚]

From:Alice
To:そーすけ>>3:+61
Sub:re:Re:re:おれのしろ
添付:[黄色いブーケと、赤とピンクのフラワーアレンジメント]

写メあんがと次は網戸なしで頼む
出張花屋から今日の断髪式で卒業するクマ―と那由多への餞

(*72) 2014/03/30(Sun) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 那由多てめぇ俺様の渾身の裏声に感想なしかこのやろう

[内心で残念だと思ってやがるなてめぇと心の中で続けて、>>265花を渡した那由多にワンブレスで軽口を叩く。大事にしてやる、との言葉にゆるく目を細めて、口の端をにやりと吊り上げた]

 おうよ、ありがたく頂戴しとけよ
 春らしくていいだろ、こっちのブーケもな
 大事にしてくれっと嬉しいぜぇ

 那由多ならアレンジもそうそう枯らさねぇだろうしなァ

[>>266小声で問われれば、首を傾けながら頷いて]

 おう、断髪式終わったらなァ

[手の中の黄色いブーケは成斗へ渡されるときを待っている*]

(269) 2014/03/30(Sun) 22時頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2014/03/30(Sun) 22時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

─断髪式後・自室3-A─

[>>280断髪式のあと自習室を元の配置に戻すのを手伝ったりして、寮の自室へと戻ったのは那由多よりもあとだっただろう。
部屋の扉を開ければ視界に入る片された室内に、もう小言を言える理由もなくなったな、と小さな笑いが零れた。
悪かったな、との言葉に首を振って自分のベッドに腰を下ろす]

 まァ時間取るっつっても同じ部屋だし?
 気にすることでもねぇだろ

[そうしてベランダへと向かう那由多に首を傾ける。
渡したいものがあると言っていたけれど、ベランダに置いていたのだろうか。そんなことを思いながら]

(289) 2014/03/30(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─夕方・断髪式中─

[那由多へアレンジを渡し、成斗へのブーケを渡すのを待っている最中か。
>>281そっと寄ってくる頼児に視線を向ける。校庭のラブレターを消してしまったことを申し訳なく思っていたが、あのとき>>224屋上で大きく手を振り返してくれた様子からするに、怒ってはいないのだろう。
だからあまり緊張もなく彼からの言葉を待ち。トーンの落された声を聞き逃さないように、気持ち近寄る]

 ん いや、こっちこそ連絡なく消したから
 まァあんま人目に晒すと色々うるせっつかめんどくせっつか
 喧嘩後のは仕方ねぇだろ、こっちも納得させられる言葉持ってなかったし

 ……あんがとな
 それと、こういう言い方していいのか分からんが

 おめでとう

[囁かれる声に応える声も、ひそやかに。
ただ、丞の名前が出れば、ああ彼か、だからあのタイミングだったのか、と心の中で思うものの、表情には出さずに頷いて小さく微笑むだけに留まる。
きっと多くの言葉はいらないだろうから]

(292) 2014/03/30(Sun) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[>>297隣いいか、と言われ、顎をしゃくってみせる。無言の促し。
そうして隣に座る那由多の、ぽつぽつと続く言葉、お前がよければ、と掲げられた手の中の─────]


   ─────……っ  


[反射で歯を食いしばった。そうしなければ何かが零れそうだった。
どうして。それは。棄てたはずの俺のこころ。何でお前が。
枯れた部分を丁寧に切り取られ、延命処置のなされた小さなサボテン。見覚えのあるそれは、見覚えのない救われ方をしていて、そうして続く>>299那由多の言葉はどうして。
息が止まっている。心臓も停まっている気がした。
痛い。もうぜんぶ痛い。
棄てたこころが救済された分だけ、それを救おうと手を差し伸べてくれた那由多の言葉が積もる分だけ、それが溢れそうになるのを必死に押し潰す分だけ。
眉根が寄る。食いしばった顎と、指先が、震えているのが自分で分かる。
どうして。───────どうして]

(308) 2014/03/31(Mon) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[>>299何度か彷徨って、それでもこちらに向けられるまっすぐな視線。
連なる言葉。自分を平凡だと思っているだろう彼の、そういう芯の強さとか。淡々としているくせに、時折瞳に滲む草花への熱意とか。

好きだよ。本当はずっと言いたかった。好きだ。ごめん。
好きで好きで、微笑んでほしくて。笑顔が見たくて。

でも必死になって、誰にも気取られないように、誰にも気付かれないように、潰しながらサボテンへと注ぐに留めて。
愛するすべてを裏切らないために全部ここに置いてゆこうと、棄てていこうと、思っていたのに。
生きていると、言うのか、お前は。
必死に生きようとしていると、そう言うのか那由多お前は。
僅か熱をはらむ目を眇める]

 いきられると…………思う か
 それでも、俺が、こいつを生かせると

 いつか花を咲かせられると

[このこころに]

(310) 2014/03/31(Mon) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─断髪式中─

[>>302ぽそぽそと続けられる言葉に、ちらりと眉を上げて。
自分のイメージする頼児は、いつかの食堂で見たような健全で無骨でまっすぐな高校球児、みたいな姿だけなのだけど。
助かった、と零した声音。うん、と頷く照れて染まる頬。
これはいつもの調子でからかったりしない方がいいな、と思っていれば>>305片手で顔を覆う仕草。「かわいいな」と声を掛けようとしたところに>>294樹央がやってきて、意識はそちらへと向いてしまった]

 おう、那由多は終わっちまったなァ

[黄色いブーケを片手に、肩を竦めてにやりと笑う]

(312) 2014/03/31(Mon) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─断髪式中─

 いやそんな世界の終りみたいな顔しなくて大丈夫だから

[>>321>>322成斗の断髪がまだ残っているし、十分間に合ってる部類だろ、と那由多>>319の提案の後押しをする。
それを断ろうとする成斗>>324に黄色いブーケをかざしながら]

 大丈夫だお前が落ち着かなくても朔太郎の腕は乱れない
 きれーな長い指を信じなさーい

[とりあえず>>317ぷるぷるしていた成斗の背中は確認しているので、彼の散髪が終わって黄色いブーケを渡すときに、思い切り蹴りを入れるのは忘れないでおこう]

(329) 2014/03/31(Mon) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[>>326思慮深く紡がれる言葉。本当に大切なものを見誤らない瞳。
言い切られたその言葉が、彼の心残りだと告げるから。

何か心残りがあるなら、聴きたかった。
それを自分が叶えられるなら、やりたかった。
そうすれば自分に向かって笑ってくれるんじゃないかって。
そんな欲に塗れた願いだったけど。

──────ああ、くそ。彼の目を見て言えないのか俺は。
俯いて、短い前髪をくしゃりと掻き回すように額に手を当てる]

(340) 2014/03/31(Mon) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 ──────……けっぱる

 

(341) 2014/03/31(Mon) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

 じゃねぇよ、頑張る!! 頑張るって言ったんだ!!!!

[追い込まれすぎて思わず津軽弁が出た。がばっと顔を上げて訂正する。
サボテンに向かって手を伸ばす。受け取るために]

 成長記録と称して毎日写メ送ってやらァ
 いつか花が咲いたら
 そんときは、喜んでくれよ、那由多

(342) 2014/03/31(Mon) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

─断髪式中─

[>>330樹央のどう聴いても替え歌です本当にありがとうございました、には腹を抱えて笑った。
>>333不安がる成斗には違くない違くない大丈夫万事おっけー、といい笑顔でサムズアップして。
成斗の散髪が終われば>>348朔太郎への挨拶を待った後で、黄色いフリージアとオレンジのガーベラが中心となった、春らしい、そこはかとなく可愛らしさの滲むブーケを、彼に差し出すだろう。蹴りとともに*]

(356) 2014/03/31(Mon) 01時頃

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