78 わかば荘の薔薇色の日常
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[どこかから、怒声が聞こえた。>>372 >>373 今度はさすがにドライヤーを取り落とす、という事はなかったが]
……。
[ぎょっとはした。 声は天露のものだろうか。 喧嘩、というイメージのある人柄ではなかったが。]
(379) 2014/06/28(Sat) 05時頃
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[驚いていると、子供をあやすように、背を撫でられた。]
……。
[嫌そうに顔を顰めた。 どうせ調子が悪いのが嬉しいんだろう、と思っている。]
間中サンさぁ……。
[呆れたような声の後の先は紡がれない。 言葉が思いつかなかったからだ。 ひとつため息をついた。頭が重い。]
これ、もーそろそろいいんじゃねえかな。
[面倒くさくなってきて、炭に対してもそう言う。 実際、炭はほどよく赤く熱されている様子だった。]
(380) 2014/06/28(Sat) 05時半頃
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そこかよ……
[すごい声量。同意出来ないではないが。 その的外れに思える意見は、いっそ有り難い。 いいと思う、と傍にいた人間から了解が得られたので、ドライヤーの風を止める。]
(385) 2014/06/28(Sat) 05時半頃
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あー?
[昨日の草芽と一緒。 間中が、笑っていた。 意味深な笑みのせいで、その意味を追わねばならない気がしてしまい、昨日の草芽の言葉を思い出す。 そういえば、嫌いだ好きだと叫んでいた 結局は大好きだと言っていたのだから、天露のそれとは意味合いとしては逆にも思える。 嫌よ嫌よも好きの内とか、そういう言葉も、間中のせいで思い出すものの――……コンビニで会う天露の親切を思い出すに、事情も知らずに勝手な詮索をするのが心地悪く思えて、ふる、と頭をふった。]
俺はなんにも聞いてない。
(386) 2014/06/28(Sat) 05時半頃
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― ウッドデッキ→談話室 ―
[ドライヤーの線をゆるく巻き取り、電源タップからドライヤーの線を引き抜いた。 電源タップを、のろのろと拾い上げる。]
なんだてめぇは。
[ふーんとかいう興味なさげな相槌に、舌打ちを返した。 談話室へ戻るべく、戸に手をやりながら、間中を振り返る。]
……だから何で嬉しそうなんだって。
[切り替わった話題に、別段否定もしないながらに嫌そうに返事をする。 こらえきれず、けんけん、とまた空咳をした南方は、ふい、と、間中から顔をそらして、談話室へと戻った。**]
(388) 2014/06/28(Sat) 06時頃
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― 少し前:一階廊下 ―
[勇者の秘密を守ることを、魔物は酒で了解した。 去り際の勇者の質問に>>417]
え。なにそれ触り方によるけど…… ていうかそんな話なのかマジで?
[ここにきて滅茶苦茶気になってきた。半笑いになる。 秘密でいいと言ってしまったのは失敗だったのかもしれない。 なにか物凄い損をしたような気持ちでその場を去った。]
(422) 2014/06/28(Sat) 17時半頃
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― 談話室 ―
[天露の声は、大っ嫌いたい、というあまりに聞き取りやすい叫び以外は、一切合切、怒声を音として聞き流してしまったため、このまま知らずにいるのが一番だと決め込む。 『昨日切羽詰まってそうだったしな』とか『傘はもうちょい借りとこう』と思うに留めて、それ以上は考えない。 間中の言があったから尚更だ。相手が誰かも聞こえてないが、犬も食わない話か下世話な話になりそうなら、ただの隣人、ただの顔見知りとしては、ほとぼりがさめるまでは知らないふりで結構。そういうのは、笑っていいやつならば聞きたい。
談話室の延長コードも引き抜いて、ドライヤーとともにテーブルに放り出し、体がダルかったので、焼けるまで時間があるだろうとソファで一休みをしていた。 少しは手伝ったのだから文句を言われる筋合いも多分あるまい。 手もそこそこ足りて見える。 喉が痛んで、口元をおさえて咳をして、時計を見た。 ……頭痛薬を飲んでから、どのくらい経ったっけ。]
(424) 2014/06/28(Sat) 17時半頃
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[ソファに、だらしなく腰掛け、背もたれに頭を預け、束の間呆けていた南方が、はっとしたのは、談話室に檀が帰り着き、シュークリームがどうとか>>410と聞こえてきた時だったろう。]
おぉ……
[皆に言ったという事は、今日は人数分あるなと踏む。]
(426) 2014/06/28(Sat) 17時半頃
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― 談話室→ウッドデッキ ―
はいよぉ。
[>>415運んでくれと宇佐美がいうのが聞こえて、のっそりと立ち上がり、手伝いに混じった。 皿やボウルを手に持って、ウッドデッキに出て、談話室には戻らずに、そのまま焼いて食べるだけの流れに乗るつもりだ。]
(427) 2014/06/28(Sat) 17時半頃
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ミナカタは、サミュエルの切った野菜を網に乗せていく。**
2014/06/28(Sat) 18時頃
ミナカタは、ススムが本当に酒を買いに行ったとは知らない。**
2014/06/28(Sat) 18時頃
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― 少し前:談話室 ―
[ああ心遣いが心に沁む。この人絶対いい人だ。>>453]
うっす。飯食った後ゆっくり頂きます。
[食事の後にしなくては余韻に浸れない。 焼いて食うだけの食事で(それもまた好きではあるが)そんな繊細なものを上書きしてしまうのは勿体無い。 住むことにしたのか?と尋ねられ、目を丸くする。 布団をかけられたことにも気付かず熟睡していた今朝の寝床の上に居る事を自覚する。]
住 み ま せ ん。 たまたまですよ。昨日今日休みなんで。 今日は食い物とビールあるって言われたからだし。
[半日は住んだ気もするが、シレッと返事をする。 確かに言われてみれば、顔を出すことはあれど、談話室に入り浸るという事はそれ程ない。物珍しくうつっていたろうか。**]
(462) 2014/06/28(Sat) 21時頃
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時間かかるやつさっさと乗せましょう。
[やけに獰猛に家でも焼きかねないダンの宣言を隣で聞きながら、乗せとかねえとツマミとして間に合わねえじゃん派の南方は、何の躊躇いもなく野菜だけいくらか網の端へのせる。かわりに「飲んでいいの?」は一応気にして、誰かが一本開け始めるまではビールは開けなかった。]
何してんだろう、あのひと。
[ベンチ傍でハーブの茂みをみて黄昏れているフランクを眺めた。>>429 食い物とビールがあるんで来いと言われて来たつもりであって、普段は喋らない人との新たな交流、会話の切欠、作業を通して人の輪が、なんて美しい希望は、一切知ったことではなかった。 談話室に置き去りにしていた灰皿も、どこかのタイミングでウッドデッキへ持ってきたらしく、短くなった煙草を押し付ける。 徹津にフランクが写真を撮られている様がなんだか間抜けで>>433笑ってしまった。**]
(474) 2014/06/28(Sat) 21時半頃
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― ウッドデッキ ―
[別に網に乗せた野菜は別段誰のものというつもりもなかったが、乗せたものは全部皿へ戻ってきた。>>481 うんいいんだ。ありがとう檀さん。あんたが大将だよ。 子どもじみた主張も愛嬌さ。]
あ、いいです?
[>>486 一応気にしてみていたのだが、ビールを開ける一番乗りが出たので、もう遠慮の必要は感じない。 日本酒と泡盛、と聞いて、藤堂につられるようにして、瓶を見た。どちらも美味そうな上、酒も食事もゲテモノでなければ、好き嫌いはない。 頻繁に飲むものでもないから、藤堂に敢えて泡盛を勧められてしまった以上、断りたくなくて、ついつい頷いてしまう。]
じゃあせっかくだから。
[体調が良くないのは気づいていたから、ほどほどにした方が良いとは、感じてはいるけれど。]
(521) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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ん? ああ。 味知りたいんでロックでいいです。
[別に普段から泡盛を特別好んで飲むわけでもないが、全く度数の高い酒を飲みなれないというわけでもない。>>525]
(530) 2014/06/28(Sat) 23時頃
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[>>535 注いでもらった泡盛をひとくち飲む。甘い香りと特有の癖。銘柄は忘れたけれど、以前冷凍庫で冷やしたのを他人の家で飲んだ時「これはいいな」と思っていたを、すっかり忘れ去ったままだったことも思い出す。 間中の哀れみのこもる視線にも気づかずに、泡盛うまいな、を、面白がってちびちびやっている内、いつの間にやら、ぽつらぽつらと人が増えてきた。]
肉もらうわ。
[増えた人間の内のひとり、道菅に声をかけて、焼けた肉を取り皿にとった。]
(555) 2014/06/28(Sat) 23時半頃
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[――飲み放題かあ。 他人に向けられた藤堂の言葉だが、じつに魅力的だ。 ひとの話を耳にいれながらも、道菅が良い焼け具合の肉を差し出してくれるのを皿で受け取った>>564、彼が酒を買ってきてくれた事はまだ知らない。]
あ? いやまあ、もうどうしたって横にしかでかくならねぇし。
[年齢とともにじわじわと太るのを嫌って、体重は動きやすい範囲を維持しているものの、明日はベスト体重から1、2キロ増加していたところでしょうがないだろうなとは感じる。]
お前ももう縦には伸びなくていいんじゃない。
[自分より数センチ身長の高い、180pを超えているだろう道菅にいう。]
(569) 2014/06/29(Sun) 00時頃
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[肉にかぶりつく。 滲み出る肉汁も、かたさも申し分なく、普段コンビニ飯で済ませている南方には十分すぎる贅沢だ。 問題は、いまいち食欲のないこと。 あぶらっぽい食事にあわせて飲み物代わりにするには、泡盛は少しさくさくとは飲み難い。それでも美味しかったので、つるりと平らげてしまった次は、元々の目的の、フランクが持ってきたらしいビールを飲みながら肉や海老を食う。 次にはそろそろ、せっかく飲み放題だというのだから、山田錦や上善如水でタダ酒が出来るなら、それは有り難く堪能しておくべきに思える。]
(592) 2014/06/29(Sun) 00時半頃
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藤堂サン。日本酒もらいますう。
[藤堂に、一応一言だけ断りをいれて、彼も人と話すのに忙しそうであるので、勝手に手酌で一杯いただくことに決める。飲んだことのある山田錦よりは、飲んだことのない上善如水を、飲みきれそうな程度に注いだ。 軽く酔ってきた感覚は既にあるけれど、普段より幾分陽気で無責任になり楽しい程度。 若干の寒気は感じるが、無理さえしなければ、無事に部屋に帰りつける。 野菜だけ、ちまちまとツマミに炭火の網から拾う。 それでも胃袋の具合は、談話室のケーキも、まだしっかりまだ視野にはおさめている。]
(600) 2014/06/29(Sun) 01時頃
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ミナカタは、ジャニスが喜んでいるらしい事を発見できる注意力を既に持たない
2014/06/29(Sun) 01時半頃
ミナカタは、ドナルドのタダ酒を堪能している。
2014/06/29(Sun) 01時半頃
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― ウッドデッキ ―
[箸を休め、煙草と酒で楽しむ方向に切り替えながら、デッキに腰掛けて、庭に出ている連中を眺める。]
こういうの攻太が一番喜びそうなイメージあるけどな。 可哀想に。
(674) 2014/06/29(Sun) 21時頃
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[炭火焼き台を挟んで向こうでは、徹津が周りに世話を焼かれている。酔っ払ってしまったのだろう。 単に仲が良いという事なのかもしれないが、こんなふうに世話焼きが何か手伝う姿や、親切心で手を伸べる様を、ぽつぽつ見かけないでもない気がする。 こう眺めるとよくもまあ集まったものだと感じるが、類は友を呼ぶという言葉と同時、居た堪れないくらいの管理人の親切と寛容も思い出した。]
(681) 2014/06/29(Sun) 21時半頃
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問題あるって。 俺は自分が太んの許せねぇし、酒も飲むし甘いもん食うし。
食っても太らん時代は終わるんだぜ……。
[煙草を灰皿で揉み消した。グラスに残った酒も、そろそろなくなる。>>684]
ん?
[ご褒美、と言われて、目を丸くする。]
マジで買ってきたの!? 来んの遅いと思ったら!
[本当は、バーベキューが始まって、彼がその辺にいたら、なんかのついでにビール一缶持ってきて貰う程度で「ご褒美」として済まそうと考えていた。 時間が経てば互いに忘れそうな約束とも。 ハイボール缶を受け取りながら、面白がって笑った。 酒も入っているせいで、嬉しそうに頬が緩む。]
ありがとな。
(695) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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お前よりでかい〜〜のは、あぁー、 日向サンとかか。
[レスラーか何かかと思うようながっちりした体型の人間であるため、余計に大きく見える。先程横にも大きくなるのを肯定しているようだったし、彼はああなりたいのだろうか。 中々困難な事に思える。]
ははは。背だけにしとかねぇとああなるのは相当大変だ。 まぁがんばって。
[極秘任務にも言ったようにそう言って、日本酒を残り数口飲み干すと、せっかくだからと褒美のハイボールの缶を勇者の目の前で開け、一口もらって「うまいっす」と感想も伝え、火の傍よりも煙草を吸いやすそうな場所へ離れていった。>>684]
(703) 2014/06/29(Sun) 22時頃
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― 道菅が花火を手にするちょっと前 ―
なにを女子みたいに。そうだよ。
[>>705 努力は肯定する。少なくとも、食べたいように食べ、飲みたいだけ飲み、怠けたいだけ怠けているという自覚にはなっていない。]
は?
[笑うと可愛いとの言葉には、束の間真顔に戻って固まった後、反応に困ったらしく]
何いってんのかよくわかんねぇけど、 わざと寄せてんじゃねえから。寄ってんだって。
(717) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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― そして現在、ウッドデッキ ―
[雄叫びが聞こえた。]
(720) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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アホが帰ってきた……!
[まさか芸がバイト先を修行場として捉えながら勤務していたとはしらない。 近所迷惑にならないかと辺りをきょろきょろする。]
(722) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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[ともあれ、まだ炭もあって肉もある時に、彼が焼きたての肉にありつけるのは、何よりだなと思う。楽しみにしていた様子が見て取れるので尚更だ。 思わずにんまりとしてから、安心したので灰皿と貰い受けたハイボールを持って、談話室へ引っ込もうと立ち上がった。]
(726) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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― ウッドデッキ→談話室 ―
お前だお前。 もったいねぇから後の肉、余さず食えよ。
[条件反射の芸のツッコミにそう返して、南方は談話室へ入っていった。>>725]
(729) 2014/06/29(Sun) 22時半頃
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― 談話室 ―
[談話室に入り、酒を右手灰皿を左手にテーブルに寄ると、皿の上にプチケーキらしきものが更に乗っている。檀がシュークリームを持ってきたと言っていたのはしっかり覚えているが、こっちは誰の作ったものだろう。これも檀の作品であるのだろうか? 楊枝がささっているのを、ひとつつまんで、口に放り込んだ。 味を確かめるに、2。
1.美味しい。 2.思ってたのとちがう。]
(737) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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ん゛んんんんんんん……
[甘いと思ったのは、最初だけだ。 クリームがかけてあったので、その味のせいだ。 中から出てきたのは想像してない味だったので正体はすぐには掴めなかった。咀嚼が止まるが吐き出すほどのものでもなく、まろやかなクリームと何かのコラボレーションをなるべく意識しないようもぐもぐやっているうち、なんとなくそれがシュウマイであると知れる。――何故だよ!!]
んんんん……
[がっかりしてテーブルに両肘をつき、飲み込むまで俯いていた。 外から歓声があがって、顔をあげる。 シュウマイのクリームがけを飲み込んだ。 庭で、何か光ってる。花火だ。]
(740) 2014/06/29(Sun) 23時頃
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[ハイボールの缶を掴み、口の中の味を洗い流す。 勇者の褒美が思わぬところで役立った。 視線は一度擬態焼売を恨めしげに見た後、再び窓の外へ。 缶をくちにつけたまま、口角が自然持ち上がる。 窓または壁を一枚隔てた向こう側の光景に目を細めた。 どうやら花火を持ってきたのは道菅であるらしい。]
(748) 2014/06/29(Sun) 23時半頃
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― 談話室 ―
(戻って寝るかな)
[昼から肉を焼いて酒を飲んでと、休日を堪能してしまった。 ハイボールの残りを、あとは寝る気で飲み干した。 炭酸に喉を刺激され、ひどくむせる。 缶の始末をして、咳き込みながら、冷蔵庫の前にしゃがんだ。 檀のシュークリームだけは、何が何でも頂いていくつもりだ。 冷蔵庫の扉をあけて、紙箱を取り出し、シュークリームを一つ摘んだ。 箱をあけただけで、既にいいにおいがしている。 がぶりと一口。桃の風味が広がった。 冷蔵庫の中が温まってはいけないと、箱をしまい直し、扉は閉めるも、その場にしゃがみこんだまま、檀の作品を堪能する。]
うまい。
[指まで舐めて、満足する。 顰め面なんて出来るわけもない味だ。 あっという間に平らげてしまったので、もう一つ食べたいな、という欲もあるが、多分人数分なのだろう。仕方がないので我慢した。]
(762) 2014/06/30(Mon) 00時頃
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