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[がくん
"何か"に足を取られてヘクターの身が揺らいだ。 意識の間隙、驚愕の表情。 高らかに構えた手そのままに、前のめりに倒れ込んでいく――
そしてそれは、目標へは届かない]
[勢いそのまま。 彼は自ら、死地へと飛び込んで――]
(0) asta_jan 2013/06/06(Thu) 22時半頃
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[ど。
それは大の男が倒れ込んだ音だったろう。 何かが突き刺さった音も、皮膚を引き裂いた音も、鋭利な刃のような音もしなかった。 いや、したのかもしれない。 けれど、そんなものは男が倒れる音にかき消されてしまったのだ
倒れ方が悪かったのか、"それ"は男の喉を貫通するのみならず、横に大きく引き裂いた。 のみならず、そう大きな強度がなかったせいだろう。 薄いガラスの刃はかかった負荷のせいで幾許かにくだけていた。
大きな血管を切ったのか、まるで蛇口をひねり過ぎたかのように黒い血が流れていく――]
(1) asta_jan 2013/06/06(Thu) 22時半頃
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――あなたをオトリにしてどうにかする、でしたよね? これでいいですか? 動くのが遅くて、ちょっとドキドキしました?
[無表情の中に、多少の楽しげな含みを残しつつ―― 彼女は淡々とチアキに述べた]
(2) asta_jan 2013/06/06(Thu) 23時頃
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[正味な話
彼女にとってはどちらでもよかった。 チアキに協力してヘクターが死のうが、ヘクターが転倒した先にチアキがいようが。
ただ単純に、ヘクターよりもチアキのほうが与し易し、とみただけの損得勘定。 記憶も背景もない彼女に、義理も、仲間意識も存在しない。 道徳意識なんて、"初めからない"]
(4) asta_jan 2013/06/07(Fri) 23時頃
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[組んでいたとも見える二人の発言に、ヒューはどんな態度を見せただろう。抵抗しようとしただろうか、諦めた様子でも見せただろうか。 スイッチが入りさえすれば、二人がかりですら敵わないかもしれない]
(5) asta_jan 2013/06/07(Fri) 23時頃
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[もしもチアキの言う通り、ヒューを殺しさえすれば記憶が戻り、現実世界に戻れるというのならばそれはそれで構わないだろう。そんなことは"どっちだっていい"のだから。 殺した結果、どうなるかなんて、彼女の考えの及ぶ所ではない。 最後の一人になるまで殺し尽くせば――現実に戻れるのかもしれない。 何も起こらず、飢えず餓えず、ただ淡々と気の遠くなる時間を一人で過ごすことになるのかもしれない]
(6) asta_jan 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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転 瞬
(7) asta_jan 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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――ッ、ァ――!
[がくと身体が揺れる。猛烈な息苦しさと痛みに視界が明滅する。 慣れた眼鏡はどこかに弾け飛んだのか、夜なのか薄暗く、この僅かに感じる光は月明かりだろうか、判別出来ない]
――、ぅ、あッ
[状況を打開しようと小さな手に力を込める。最早反射。すると、喉首を抑えているのは、誰かの手であることが分かった、瞬間。
――理解した。
思い出したといってもいいのかもしれない。 目の前で自分の首を絞めるのが誰か]
(8) asta_jan 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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["誰か"は恨み事を言っていた。 呪っていた。 ほとんど骨と皮だけになって、心労で起き上がることさえ満足に出来ない身の力を全身に振り絞って。
自らの運命を、世界を、そして自分の分かれ身――リッキィを。
息をするように悪を為す存在を。]
(9) asta_jan 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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[気づけば薄暗がりに顔が見えてくる。 力が入りきらないのか、その気もないのに長く苦しめてしまっている人間が、彼女の母だった。
内心で、窒息はくるしいな、と当然の我が事のように彼女は認識した。 美しかった髪は乱れ、肌は荒れ見る影もない。 彼女がそうした。 じわりじわりとそう追いやった。
意識の戻り際、反射的に抵抗したことがまた彼女に正気と罪悪感を与えたのか、ぼろぼろと涙を溢している、優しいひと。]
(10) asta_jan 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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ひどいことを遺せるなら
(*0) asta_jan 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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[そ、と。
最期に彼女はかよわく。
母の頬を撫でて――
儚くなった。
無表情に、微かな笑みを浮かべて]
(11) asta_jan 2013/06/07(Fri) 23時半頃
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[あの白い部屋は泡沫の夢だったのだろうか。 現実にあったことだったのだろうか。
そんなことは――どうでもいい。
彼女の物語は、終わったのだから**]
(12) asta_jan 2013/06/08(Sat) 00時頃
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