73 ― 帝都・つくも開闢奇譚 ―
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― お屋敷 ―
[はいな、はいはい、お客様でございますね? やや昨日の辰次殿、昨日はおいしそうなお菓子をありがとうございました。ええわたくしは食べられませんけれども別に羨ましくなんてございませんからね?
それに、これは団子屋のたまこさん。こんにちは今日も良いお日柄で、ようこそいらっしゃいました。 どうぞ皆様中へどうぞ!
たまこさんが大ばば様に御用でございますか?それとも───あっ、これ、その、うふふ。 や、ヤヘイ殿、そこはそのわたくし、ああ、それ然様に張り付かれるとくすぐった───うふ、うふうふ]
(16) 2014/05/30(Fri) 09時頃
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[ガタガタと賑やかに鳴りながら開こうとしていた扉は、 蛙がはり付いた拍子、悶えるように捩じれた。
ミシミシギシギシ激しい音を立てて建物全体が震える。 そのうち蛙が振り落とされれば、ゼェハァ肩で息をつくかのように揺れて、それから改めてのろのろと扉が開いた]
(17) 2014/05/30(Fri) 09時頃
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[先日と同じように、廊下を軋ませる音で家鳴りが二人と一匹を奥へと案内する。 襖を越えて越えて奥の座敷の間、今日は縁側に童女の姿はなく、そこで欄間がガタガタ鳴った]
(20) 2014/05/30(Fri) 12時半頃
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― お屋敷 ―
[こちらで少々お待ち下さいまし。 大ばば様はただいまお昼寝をなすっておりますのでね。 ええ、わたくしが行ってそっと起こして参りますので大丈夫でございますよ───]
家鳴り
[はい!あ、あら大ばば様おはようございます。 ひょっとして起こしてしまいましたようで]
そなたはまこと 五月蝿い妖よの 哀れな年寄りが少し休むあいだくらい黙っておれぬのか
(21) 2014/05/30(Fri) 13時頃
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[奥の建具をスッと滑らせてお出でになられましたのは、ご存知の大ばば様でございます。 眠たげにまぶたを擦られた後、お客人がたを見回されました]
またそなたか辰次 ………大蝦蟇と団子屋の
ふむ 如何した
[それから、団子を持って参ったのだろうな、と言わんばかりの目でたまこさんをじっと見ておられましたが、はてさて*]
(22) 2014/05/30(Fri) 13時頃
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― お屋敷 ―
[お座敷にどろんと大きなカエル殿が現れたあたりでしょうか、新しいお客様の気配>>25にもちゃあんとわたくしは気付きますよ。
やあやあ、これは鬼っ子の櫻子さんんじゃあありませんか。怪しいだなんてとんでもない。 わたくしはちゃんとご案内しますよ、ええ。 中に入れないのはほら、帝都からお出でのあの…「記者」とかいう方々とかね。そういう禍のタネならば決して門を開いたりはいたしませんけどね───
ああ、まあ。油揚げですか?しかも揚げたてだなんて大ばば様はさぞかしお喜びになるでしょう。 さあどうぞどうぞ厨房はこちらですよ。 ついでにお茶も淹れて下さるならわたくしは飛び上がって喜びたいところですが、ええ、勿論建物ですから飛び上がるのはやめておきましょう]
(30) 2014/05/30(Fri) 20時半頃
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[そうして櫻子さんを厨房へご案内して、 鍋やらの場所を一つ一つ教えております間、
大ばば様は首を傾げてカエルのヤヘイ殿を見つめておられました。 というよりは、そう、ヤヘイ殿を透かしてその後ろを見ておられるような眼差しでございましたが───眉のあたりにはそりゃもう不機嫌そうな険が漂っているようにも見えます]
…成る程 ヤヘイそなた まこと変化術の上達せぬことよ 鍛錬が足らぬのではないかぇ?
[口では厳しいことを仰りますが。 ヤヘイ殿のお近くまで歩まれてお手てを伸ばし、屈んだその頬へ少しばかり触れられる仕草は小さい童女のそれのよう]
(31) 2014/05/30(Fri) 20時半頃
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結界の成れば そなたの変化も安定するが わかっておろう ……無理強いは出来まい? 不便をかけておるの
[不機嫌そうに仰られました後、 懐から何やら宝玉を取り出されます。それは結界の要に祠が建てば、そこへお祀りする予定のアレでございまして]
そうよ まったく手のないでもない つくもの民全員に施すわけにはゆかぬのだが
たっての頼みとあらば 手を貸そう ───高いぞ
(32) 2014/05/30(Fri) 21時頃
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らいすかれえ?なんじゃそれは 南蛮物ならばこなたは要らぬぞ 忌々しい
[おっと、西洋嫌いの大ばば様がそうして食わず嫌いを申されております頃。 厨房では櫻子さんが油揚げ作りを始めるところでしょうか]
[いやですよ櫻子さん、そうやって建築物を脅そうったって。 わたくしが飲むお茶じゃございませんし…飛んだって跳ねたって口のないわたくしは飲めませんからね? 大ばば様と、他にもお客様が3人ほどおいでなのですよ。 おっかないことをお言いにならずにどうぞ淹れてくださいましよ]
(35) 2014/05/30(Fri) 21時頃
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団子も良いが それならばたまこへ頼むわ そなたにはそうさの 166年毎日ここへ来て こなたの尾を梳かしてもらおうか 膝も摩ってくれるのだろ? 肩を揉むのも忘れるな
[おやおや…この方に借りを作るのは大変でございますねぇ。
さてさて大ばば様。 片手に宝玉を持って、もう片手をヤヘイ殿が首に提げている小さい玉へ。 何をなさったかなんて、わたくしにはとんとわかりませんが、とにかくこうむにゃむにゃと、そりゃもう、あっという間でございましたよ]
…そら これでどうじゃ 変じてみよヤヘイ
(37) 2014/05/30(Fri) 21時半頃
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[大ばば様には毎日五月蝿いと言われても、家鳴りというものは元来お喋りな妖怪でして。 厨房で働く盛んに櫻子さんとお喋りしております。 この鉄瓶はどこそこの何だとか、お茶の葉がどうのとか、それから櫻子さんのご実家の呉服屋さんのことだとか、ええ、そういうお話をね。 だからわたくしは櫻子さんの悪戯にはとーんと気付かないのです。わたくしの目なんて節穴でございますもの]
(43) 2014/05/30(Fri) 22時頃
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[一方のお座敷では、大ばば様はなんだか渋いお顔]
しかしへたくそよの ヤヘイ [辛辣なご評価がくだりました>>41 もてもての二枚目になれずに残念でございましたねぇヤヘイ殿]
よいか 皆にこうしてやれるわけではないのだ 宝玉は結界の祠に祀ってこそ 本来の力を発揮出来るもの これは仮の手当てじゃ
[誰にともなく念を押すようにそう仰られまして、宝玉を懐へ大事そうにお戻しになるのでした]
暫くはその首の玉 手放すでないぞヤヘイ わかったら外へでもどこへでも行くが良い
(45) 2014/05/30(Fri) 22時頃
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[たまこさんに向ける大ばば様の目は少しばかり優しいものでした。 人の方にはやはり御恩を感じておられるのでしょうか?]
団子屋の 存じておる なかなか味の良い団子よ
[人間も変身出来るか、と問われれば、おや、大ばば様珍しくも面食らったように眉を上げられました]
…無理であろうな そなたは忍になりたいのか? む…そうさの 奈須麿様に尋ねてみてはどうじゃ
[あるいは煙のほら、亀吉殿の力を借りて、こう…望みの姿を作って身ぐるみ纏ってみてはどうでしょうねぇ。ええ、わたくしは適当に申しておりますけども]
(48) 2014/05/30(Fri) 22時頃
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[大ばば様は鼻も利きますから、大好物の油揚げの匂いがしだしたらそわそわなさるんじゃありませんかね。 はて、はてさて櫻子さんも桜のことが気になっておいでなのでしょうか。 質問されたわたくしは屋根の梁をみしりと揺らします]
[いいえ直接には。 何せ、建築物のあるところなら家鳴りはどこへでも出張できますが、わたくしのような小さきものが神社の本殿などをミシミシ鳴らすのは罰当たり…でしょう? ですから神社の桜を拝見したことはございませんよ。 本来は花を仰山咲かせる桜だと噂には聞きますがねぇ、まるで櫻子さんのように綺麗であるとか。今年は誠に惜しいことでございますよ]
(54) 2014/05/30(Fri) 22時半頃
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― お屋敷玄関 ―
[そうですねぇ、塀を飛び越える猫がおりましたとして、廊下の床板が突然跳ね上がってその猫を外へ放り出したり、は、たぶんしないのじゃあありませんかね?
おやおや、はいはい今日は千客万来でございますね。 こちら猫又の。どうぞどうぞ、櫻子さんなら今厨房においでですよ]
[ギシギシ音立てて、玄関の扉をお開けしましょう]
(59) 2014/05/30(Fri) 23時頃
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[満開の桜、そうですねぇ見てみたいですね。 ええ、まずは咲いてもらわないことにゃあなりますまい]
[そうして櫻子さんと喋るうち、 猫又のシャミさんをご案内すれば厨房へやってくるでしょうか。 食材がなんだろうが、厨房の調理器具はどうぞご自由におつかい下さいませね**]
(63) 2014/05/31(Sat) 00時頃
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― お屋敷 ―
[ほんに今日は賑やかでよろしいことでございますね。 この家鳴り、一生の不覚といいますれば、梟さんがお持ちになった鼠>>80を厨房へ、とやっている間に庭にやんちゃ者が現れたことでしょうかね。 いけませんよ、きちんと整えた庭をそのように荒らしては。もしお外へお出でならちゃんと門を通ってもらいませんと…なぁんて、言う暇もなかったのでございます]
櫻子 そなた…二度目はないと申したこと 忘れてはおるまいな?
[大ばば様が白湯を啜りながら櫻子さんに斯様に仰られましたのは、 いつぞや彼女に勧められた油揚げをむしゃっと頬張って、肝を潰すほど驚かされたからでございますよね。ええあの時の大ばば様の顔と来たら!]
(89) 2014/05/31(Sat) 20時半頃
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[今度、しょうもない悪戯で年寄りの寿命を縮めて遊ぼうものなら─── 大ばば様の「脅し」はそりゃあ、本気でやりかねません。怖い怖い。
このわたくし、重箱の中身は拝見しておりましたのでそんな心配がないことは存じておりますけれどね?]
誰が代官じゃ
む …ふむ
[警戒も露に重箱の蓋をお取りになった大ばば様。 無表情に中身を凝視なされた後、箸をそっと手に。そして、]
なかなか良い揚げ上がりだのぅ
[あら? どうやら目にもとまらぬ一瞬で重箱が空に。どうやって召し上がられたのでしょう、いやそれよりも───大ばば様?尻尾がそんなに着物の外へ]
(90) 2014/05/31(Sat) 21時頃
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どれ 油揚げも寄越しやれ
[涼しい顔で白湯を飲んでおられますが もふもふと太くて真っ白な尻尾が沢山、大ばば様の後ろでご機嫌に揺れているようでございます。
客人方のお話なんてもうてんで聞いちゃおりませんようで、 ははあなるほど、狐はねず天がよほど大好物なのでございました*]
(91) 2014/05/31(Sat) 21時頃
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なにがぶらっしんぐ じゃ 最近の若い者ときたら西洋かぶれやら知らぬが 櫛けずる と普通に言えぬのか
[などなど、ぶつくさお言いですが。 文句を言い終わる頃にはもう櫻子さんのお膝に陣取って、さあやれとばかりに尻尾をふわと揺するのです。
こうなったらもう、つやっつやのふっかふかになるまでぶらっし───いえ、梳かさせる気に違いありませんよ]
…ヤヘイのことならば心配はいらぬ あれの正体を知らぬものには より強く幻覚が効くようにした
[ぽつと辰次殿へ言いおいて、気持ち良さそうに眼を細めたのでした*]
(94) 2014/05/31(Sat) 21時半頃
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少々猫臭いのがなんだが まあ佳としよう これは黍のところの櫛であろ
[猫?はて。 大ばば様のように鼻の利かないわたくしには何のことかわかりかねますが、御機嫌のお狐様はなにやらうとうとされんばかり]
願い?…内容如何じゃろう 言うてみよ
(98) 2014/05/31(Sat) 22時頃
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[どうです、これ?と申されますと… いやあ、風呂敷から出て参りましたのはまたなんとも可愛らしい洋装でございますねぇ]
…
[ぴらっ、と大ばば様の前に翳されると、眠そうだったおめめがすぅっと半眼に。 あ、これは…]
…
[西洋料理のライスカレー、とはなにやら美味しそうな話ですが、 やはり大ばば様の。顔に。 険が。 嗚呼]
(105) 2014/05/31(Sat) 23時頃
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…
[俯いた大ばば様の手が、手が、ほれ プルプルしておりますよ。 洋服を握ってプルプルしておりますよ…!こいつは雷が───]
(109) 2014/05/31(Sat) 23時頃
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この 痴れ者がっ
[あぁあぁ]
斯様に悪趣味な南蛮の着物を纏い あやつに媚を売れなどと …末代まで嗤われようが
そなたは何を考えておるのじゃ!
[大ばば様の西洋嫌いときたら…… いやでもすっごくかわいいと思うのですけどねぇ]
黙りゃ家鳴り! ええ忌々しい 祭ならばそなたらで勝手にやっておれ!
[憤然、とばかり。 櫻子さんの櫛持つ手をびしりと叩いて、大ばば様はくるり、飛び上がったと思えば───煙と消えてしまったのでした**]
(110) 2014/05/31(Sat) 23時頃
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双子 夕顔は、メモを貼った。
2014/05/31(Sat) 23時半頃
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