108 Persona外典−影の海・月の影−
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……僕は、君と一緒にいたい。 君を守りたいし、君を大事にしたい。 これは多分、どの僕も同じ気持ちだった、と思う。
…………だから、僕のそばにいて。翔子。
[立季はそう告げ、ふぅ、と大きく息を吐き出した。 その告白――意志に呼応するように、白花蒲公英の栞が挟まれた黒い本が淡い光を放っていることに、立季は未だ気付かない。*]
(201) nico 2015/03/02(Mon) 01時頃
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― 南部 幸川家前 ―
[時間はそう程なくに遡る。訪れる家。 あの一月の日以来、無意識に寄り付く事もなくした場所]
… … …大丈夫。
まだ怖い。でも怖くない。 …変な感じ。
[ぐ、と右手にする物を握る手に力が篭る。緊張はしている。 それでも、逃げてはいられない、そう背中を叩かれたから。 何が出て来ても、そう、逃げない、と心に覚悟を決めて呼び鈴を押すその顔には。
フレームが酷く損傷していた、赤い伊達眼鏡]
(202) 十六夜 2015/03/02(Mon) 01時半頃
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― 南部/幸川家 ―
[母が亡くなって以来、早い時間に家を訪れる者はいなかった。 近所の人が様子を見に来るのは夕方。 夕飯の時間帯と相場が決まっている。
予測していなかった呼び鈴の音に、立季は読んでいた本から視線を上げる。 然程の警戒もなく扉を開け――。]
…………それ、何?
[>>202確かに自分のものと同じ赤い眼鏡を見て、自らの眼鏡の所在を確認した。眼鏡は、確かに定位置に収まっている。]
(203) nico 2015/03/02(Mon) 01時半頃
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―南部・幸川家―
[更に春の気配も増して。 こうして家を訪れる事も幾度かあっただろうけれど、 今日という日付はやはり普段よりどきどきを増すもので。
腰掛けたソファの弾力と、少年との微妙な距離を意識する]
わぁ、食べるの勿体無くなっちゃいそう。 すっごく、可愛い……。 ふふ、実はマシュマロの方はちょっと苦手だから。 キャンディで良かった、なんて。
[飴の包みを手にとってきらきらと笑顔を綻ばせる。 ありがとう、とお礼を告げた時に視線がかち合った。 >>200紡がれていく彼の想いを全て聞き終えるまで、 大事に包みを手にしたまま眼鏡の奥を見詰める]
うん……嬉しい、またそう言ってもらえて。
(204) namba 2015/03/02(Mon) 01時半頃
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あのね、最初記憶がないって解った時、ちょっと不安だったの。 「知ってくれる?」って、「離さない」って。 そう言ってくれた気持ちを忘れちゃってたら、 私の「一緒にいたい」って気持ちはもしかしたら 迷惑になっちゃうかもしれないって思ったから。 ……怖かった。
[でも、と首を振る]
立季さんの事いっぱい知って、私の事もお話して。 それで、これから嬉しい事や楽しい事、 一緒に笑ったり泣いたりしたいって思う。
だから。 私も、そばにいさせてね。
[約束、と小指を差し出した。 少女の髪飾りの赤が一瞬深みを増した事にまだ、 2人は気付かないだろうけれども。 今は何も知らぬまま、幸せそうに微笑みを浮かべて――**]
(205) namba 2015/03/02(Mon) 01時半頃
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― 北部・埠頭付近 ―
[感傷に浸るわけではないが、どうしても此処に足を向けてしまうのは、恐らく男にとって全てが此処から始まったからだろうか。 無意識の狭間に揺蕩う青き部屋。 あの情景から全てが始まったといっても過言ではない。 『ペルソナ使い』としても、―――――贖罪を求める者としても]
随分とくだらない事に熱をあげていたものだ。 力を得て、何か成せると信じて、結局何も出来なかった哀れな男
初めから分かりきっていたというのに。 最後の最期まで、無駄な希望に縋り、目先を追い続けた。
(206) jig 2015/03/02(Mon) 01時半頃
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――――――実にくだらない。
[誰に言うでもなく独り言ちて、口元を歪めながら鼻で笑う。 実に情けない最期であったと、男が過去を重ねた少女に告げてやりたいくらいだが、それをした所で気が晴れる訳でもない。
何より再び"海"を寄せる為には、まだまだ時間がかかる。 それにあの少女はこの男と同じ"見える者"だ。 迂闊にぼろを出すようなヘマをする気はなかった]
………さて、無事退院したと聞いたが。 何処にいるか教えてくれるか?
[指先に紫の翅の蝶を留めれば、ふわりと空へ舞い上がる。 場所を示すように一度だけくるりと回った後、それは男の髪で隠された左眼へと消える。
穏やかな微笑みを浮かべながら、 その足はゆっくりと目的の場所へと向かっていった]
(207) jig 2015/03/02(Mon) 01時半頃
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潮風は冷たいだろう。長くいると風邪を引くぞ?
[見つけた姿>>188に笑みを深くし、背後からそっと声をかける。 驚かせるつもりはないが、驚いてしまったならそれはそれで構わない。 赤いリボンを忌々しげに思うのは、男が"五郎"であるからだが、それも今は伏せて]
退院おめでとう。 ………お前が無事で、本当に良かった。
[安堵したように息をついて、男は穏やかな笑みを浮かべる。 火傷の痕が残る左眼は髪で覆い隠し、なるべく不安にさせないように]
(208) jig 2015/03/02(Mon) 02時頃
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もう、桜が咲き始めたんだね。 来週には見頃かなあ。
[律と並んで歩く帰り道。 見せられた桜の写メに、あかりは表情を輝かせる]
……ねえ、花見に行こうよ。 お弁当つくるからさ、何でも食べたいものリクエストして。
それでね――
[大切な人が隣りにいて、過ごす穏やかな日々。 ささやかな、けれど掛け替えのない日々を抱きしめて、 あかりは歩いていく。
綻びはじめた薄紅色の蕾。 冬を越えやがて咲く花のように、きっと二人の未来も――**]
(209) ひびの 2015/03/02(Mon) 02時頃
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げぼく ショコラは、メモを貼った。
namba 2015/03/02(Mon) 02時頃
アカリは、含羞むように微笑んで、律の手を取るだろう。
ひびの 2015/03/02(Mon) 02時頃
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[扉を開いた先にいたのは、変わりもしない友達の姿。 眼鏡の所在を気にしてる所が、何処かおかしくて口元が綻びそうで]
… … … … … …なんだろ。返し物…?
… … …前から言おうと考えてたけどさ…。 … … …赤のフレームて、ちょいと微妙じゃない? 普通に、銀とか黒で良いと思うんだけど… … … 。
[上手く笑い辛い、そんな微妙な表情で、赤縁の眼鏡を外した]
(210) 十六夜 2015/03/02(Mon) 02時頃
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… … …リツキ… … … は … …
[シャドウなの、それとも本当の … …]
… … … … … … … 。
推理小説、何が好き… … …だったけ… … …。
[聞こうとしたけど、かすかに乾いた喉が出したのは、そんな関係の無い話]
(211) 十六夜 2015/03/02(Mon) 02時頃
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―埠頭―
[リボンをつけ直し、場を辞す前に少し目を細めた。 >>208そこへ背後から聞き覚えのある声がかかる]
……ふわ、……っえ、その、声……!?
[目を大きく見開いて、はっと後ろを振り返る]
五郎さん……!! 良かった、無事だったんだ……。
[前髪で半分隠れた目元が何処か影を感じさせる、微かな違和感]
……ありがとう。 あの日、すごく心配させちゃって。 でも、ちゃんと説明も何もできてなくて。 ごめんなさい。でも私、影から立季さんを取り戻せたの。
(212) namba 2015/03/02(Mon) 02時頃
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銀とか黒は、あんまり似合わないって母さんが言ったから。 …………そんなこと聞きにきたの?
[>>210外された眼鏡に手を伸ばして良いものかどうか。 迷った末に手は伸ばさず、視線を麻夜に戻す。 あれは確かに自分のものと同じ眼鏡だ。 しかし自分は眼鏡のフレームを壊した記憶もなければ、それを麻夜に預けた記憶もない。
そこまでを考えて、立季はふとある可能性に思い至る。 或いは麻夜も、抜け落ちた記憶に関わる者ならば、どうだろう。]
……シャーロック・ホームズと、明智小五郎、だけど。 二人とも頭脳明晰で、優秀な助手がいて、宿敵がいて…… 定番で王道だけど、だからこそ色褪せない、っていうか。
(213) nico 2015/03/02(Mon) 02時頃
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麻夜の、本当に聞きたいことは……何?
[立季はきちんと解答を示してから、自らの問いを口にした。 麻夜が口籠っていることは明白だ。 そしてそれは恐らく、欠落した記憶が原因のことでもある。
麻夜の話を聞けば、記憶を取り戻す一助にもなるだろう。 そう踏んで、立季はじっと麻夜の反応を伺う。]
(214) nico 2015/03/02(Mon) 02時頃
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… … … …あ… …いや… … … … …そんな事じゃ… …なく…
[逃げない、向き合う、そう決めても、どうしても口が渇く]
… … …あぁそうだっけ。 …小五郎に… …ホームズに… …まぁベターだよね…
…はは… … …いや…それは対して…関係ないけどさ…
[いえない、聞けない、口にしようとしたら伝えたい事が]
(215) 十六夜 2015/03/02(Mon) 02時半頃
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[だけど気付かれてか、す、と刃が滑る様に問いは来る]
… … … … … … … …。 … … … … … … … …。
… … … …リツキ… … …は… …。
… …いま ここにいる… … …?
[震える声の中で、被るのは、友達の影を穿つ瞬間に聴こえた言葉>>4:363。 もう、何処にも友達である幸川立季はいない。それが深く胸に響いた言葉と]
(216) 十六夜 2015/03/02(Mon) 02時半頃
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[そんな質問はどう聞いても、意図が滅裂になってる。
だけど、黒い霧と化して、満月の風に浚われて。 ひと粒も掴む事できないまま、受け止めた腕の中でなくした冷たい体温は生々しくて。
例え本当の立季がどれだけ自分との記憶を大事にしていたとしても。 友達、親友だと云う思いと裏腹に…
表情が俯いて肩が少し震えた気がした]
(217) 十六夜 2015/03/02(Mon) 02時半頃
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… … … …俺… … …リツキの友達で…いいのかな…
[失くす前に、消す前に、引止めも気付きも出来なかったのに]
(218) 十六夜 2015/03/02(Mon) 02時半頃
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いい、気にするな。 お前は自分の思うように動いた。 その結果がどうであれ、今はこうして無事にいる。
……俺はそれで構わない。 だから、お前のしたことを、――――全て許そう。
[謝罪を口にする少女の頭に手を置いて、男は緩く撫でる。 以前そうしたのと変わらない動きで、過去に重なる者を慈しむように]
影から……そうか。 あのポーラという女が「シャドウの海も人の心のありようの一つ」と言っていた。 「リツキ」も、海に身を委ねていたから、見つける事が出来たのだろうな。
[よくやったと褒めるように、撫でていた手で軽く叩くように触れる 男にとって喜ばしい事など一つもないが"五郎"は喜ぶだろう。 少女が無事であればそれでいいと、少女が喜ぶことならば、それでいいと。 考えぬ男の事など、手に取るように分かったから]
(219) jig 2015/03/02(Mon) 02時半頃
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[結果を納得してもらえても、何らかの叱責は受けると思っていた。 いや、そうであるべきだと思っていたというべきか。 少し硬かった表情がほっと安堵するが、 同時に無意識の中に後ろめたさじみた不安が芽生える]
本当に……五郎さんは何処までも優しいんだね。 ありがとう。私、甘えてばっかりだね。
[頭を撫でる大きな手、懐かしい。 ちゃんと現世に戻ってきたんだと実感する。 少女には見えぬ場所、リボンが淡く警告の光を帯びた事は 残念ながら少女には見えない]
私ね、一度南部の実家に戻る事になったの。 その後はまだどうなるか分からないんだけど。 孤児院に行くかもしれないし、後見人が見つかるかもしれない。 どっちにしても、4月までは学校はお休みなの。
また落ち着いたら、メールで連絡するね。
(220) namba 2015/03/02(Mon) 02時半頃
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…………?
[>>216問い掛けの意味が分からない。 立季は目を丸くし、表情でありありと心境を伝えた。 ここにいる、と問われるまでもなく、ここにいる。 しかし、問われたことに意味があるのだとは数秒で察せられた。
『いるのか』と問われたことを反転して考えるなら、過去に『いなかった』という事象があったと想定するのが相応しい。 立季は、今の自分とは異なる自分が存在していたことを知っている。しかし、麻夜の言葉の指す真意を知るのは、今よりまだ少し未来の話だ。]
(221) nico 2015/03/02(Mon) 02時半頃
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…………僕以外の僕がどう言ったかは知らないけど、 僕は麻夜以外、友達を作った覚えがない。
[>>218麻夜の求める答えに相応しいか否かは分からない。 しかし立季は今の自分について幾つかのことを端的に伝えた。
自分以外の自分の存在があるのを知っていること。 それが今より過去の時間軸に存在していたと知っていること。 そして――。]
……僕の友人は、麻夜だけだ。
(222) nico 2015/03/02(Mon) 02時半頃
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[>>209 喜色を浮かべる少女に並んで歩く、 律の表情は落ち着いた穏やかさに満ちたものだ。 ここだけは、――彼女の隣だけは、存在を許されている]
たまごやき、甘いの。 あとは、お前の得意なのでいい。
花見か……、 あ、うちの神社は却下な。 うるさいじじばばたちに囲まれて、 居た堪れない思いをすること間違いなしだ。
[こんな風に穏やかな幸福を感じていいのか、 自問はこの先もずっと抱き続けることになるだろう。 けれど、この手をとったことを間違いにするつもりは、ない。
まだ少し風は冷えるけれど繋いだ手の温もり、 炎はもう身を焼かない、ただあたたかな温度を分かち合う*]
(223) sen-jyu 2015/03/02(Mon) 02時半頃
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[淡い燐光が忌まわしい。 男の瞳に留まるそれが、反発するように光を帯びかけるが、どうにか抑えて]
ああ、なるほど…… どちらになるかは分からないが、良い方に話が進むといいな。
メールが来るのを、楽しみに待っている。 何か困ったことがあれば、今度は頼ってほしい……と、思うのは俺のわがままだろうな。
[少し困ったように苦笑して、潮風に晒される髪に触れる。 男の過去とは違う、褐色の髪。 その違いに自嘲じみた笑いを一瞬浮かべて、その手を離した]
(224) jig 2015/03/02(Mon) 03時頃
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[あの日、立季を失くしてから思い続けていた。 本当は、友達なんて口にしても、そんな資格ないかも知れない。
幾ら言葉で綴ろうが、立季の思いも知らず、既に友達はいなく、いたのはその影である事にも気付きもせず。
シャドウとの戦いが続いたから。 アカリを助けなければいけないから。 だからあの時はその思いを脇に置いていれた。
だけど、あの時から心に沈み続けていた後悔は、失くした友達の姿を見た瞬間に、噴出して>>4:376。
…違う。本当に怖いのは、友達をまた消さないといけないかも知れない以上に。 この手で消して、思いを踏みにじり、そうした友達にどんな顔で会えばいいかわからなかったから]
(225) 十六夜 2015/03/02(Mon) 03時頃
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… … … … …あ… …それじゃ… リツキ は。
[だけど、今この目の前にいる存在は。 自分以外の自分がいる、今此処にいる。 失くしたと思われたものが、確かにまだ、此処にある]
(226) 十六夜 2015/03/02(Mon) 03時頃
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[だから、友人だと、そう彼の肯定が耳から心臓に落ちた時]
… … …っ … …あ… … …ぅあ… … …
[抜け殻を残す事も赦されず、感情をぶつける物も無かったあの時とは違う。 押し殺そうとしながら泣いた声を、そうする必要はもうなくて。 それをぶつける友達は、確かに今ここにいるから]
(227) 十六夜 2015/03/02(Mon) 03時頃
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… ぅああっ あぁぁあああうあああっっ!!
[始めてと思える位に声をあげて涙を零しながら。 何をしたかと云えば、泣きながら立季に殴り掛かっていた。 肩口や腕、比較すると対して痛くない場所に、全然力も入らない腕で]
…りつ… き …っ… ごめ ごめ…ん…っ !!
[友達への謝罪と怒りと、それから確かな喜びと。 感情が掻き混ぜられて何をしているのか混乱しながらでも。 その腕が力なく友達を殴ったら、確かに温度を感じられる。 だから力なくても、感情が滅茶苦茶でも、腕を伸ばして、殴って、それで触れようとした。 友達が生きてる、その温度を]
(228) 十六夜 2015/03/02(Mon) 03時頃
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[男の内面の変化には気付けないまま]
ううん、我侭なんて……。 私が上手くないだけだよ、きっと。 お邪魔になっちゃうとか、やっぱり思っちゃったり。 私の方が我侭だったり。
うん、でも。メール、するから、ね。
[平穏な日常の約束事をするように、穏やかに笑う。 一瞬彼の表情によぎった>>224自嘲じみた笑みに ちょっとばかり気遣うように首を傾げたが]
それじゃあ、五郎さん。またね。
[ばいばいと笑顔で手を振った。 そうして男とすれ違うように町の方へと歩き出す]
(229) namba 2015/03/02(Mon) 03時頃
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[>>228突然の慟哭に、面喰わなかったと言えば嘘になる。 しかし立季は驚きながら、されるままになることを選んだ。
翔子との約束と、麻夜の行動。 その二つに関連性を見つけることは難しい。 過去の自分と今の自分という単純な二分割では無く、或いはもっと多元的な話である可能性も否定できない。 しかし仮定は全て仮定に過ぎず、他にもっと重要なことがある。]
(230) nico 2015/03/02(Mon) 03時頃
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