93 Once upon a time...
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[次は誰か、と聞かれていた>>*5。 この自分の少し歪んだ殺意は、その"次"に当たるのか、もっと先か、それはニコラスの動き次第でもあるから、確実に次というものではないかもしれないけれど、最低でも自分の中の次、は彼に決まった。]
(*22) 2014/10/15(Wed) 22時半頃
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靴磨き トニーは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 22時半頃
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[名を呼ぶ声にはっとする。]
ううん、なんでもないの。 それだけ――…
[ゆるゆると首を振りジリヤに声を返し 女は採寸の間置いていた鞭を取りゆらと立ち上がる。]
おねがいね。
[別れ際そんな言葉を残して衣装テントを出る。]
(184) 2014/10/15(Wed) 22時半頃
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――テントの集落から少し外れて――
[決して笑顔を絶やさないまま、人形はサイモンへと手を伸ばす。 背の高い彼に向けて、だから上へと向けて、ぴんと伸ばす。 返答が返ってくる前に、小首を傾げて付け加えた]
いいよ。ダメだったら、別に。 あたし――――1人でも、やるから。
[その言葉に、その決意に嘘はない。 ブローリンの忠告も。 ザックを通じたて勝手に捉えた、ジャニスの言葉さえも振り切って。 1人ででも、ナイフを手にし夜を彷徨う覚悟でいる。 その結果に齎されるものが、齎してしまうものが、どんなものであったとしても。 もちろんこれは、エフェドラのもとに夜が訪れるのならば、の話だが。
獣の潜む気配を感じる。それでも、今は動かない。 ただ……幻想であろうそれについても。 幻想だという自覚なんて、微塵も持ってはいなかった*]
(185) 2014/10/15(Wed) 22時半頃
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エフェドラは、その言葉は>>185、言う間があったかどうか……
2014/10/15(Wed) 23時頃
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["運搬"を少し離れた場所で見ていた奏者の腹が鳴る。 どれだけ食べても、どれだけ飲んでも、飢えはおさまらない。
ポケットの中に芋はもうない。 代わりにあるのは、一生を終えた鳥の鮮やかな羽根が何枚か。 今もほら、"運搬"とは違う道筋に、一枚はらりと舞い降りる。 御伽噺のとある兄妹は、落ちた印を辿って無事家にたどり着く。
メルヘンの終演は、いつだろう。 "運搬"を見届けて、奏者は二人の遺体に背を向けた]
(186) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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[頭を上げ、道化の続ける言葉に耳を傾けて]
昨日もだが… 立て続けての人死に、参ってるんだろうな
[騙されてる、フェアリーテールに苦笑した]
エフェドラは、違うような気がする ジャニスと一緒だったプードルも大人しい
もし、犯人が目の前にいたらプードルだって あそこまで大人しくしてないだろうな
[先ほどまでの様子を見た限り むしろ、人狼を仕留めたい側のように思える 傍目には、その思いが行き過ぎて危ういとも思えたが]
(187) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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…トニーか?
[突然出てきた名前に驚くが]
そうだな、見た限りでは これといっておかしいとは思えないだけに …潔白を証明するなら、ありか
[気にかかるところといえば プードルへの険しい眼差しだったが それが、犯人かどうかまでは結びつかない 故に乗り気ではないのは匂わせておく]
(188) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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[そうだ。誰も、彼らを奪ったりしない。 それは言い訳にすぎない。 わかっている。わかっていても、"言葉"に、してしまうのだ]
………うん、ペギーは、美味しくないかもしれない
[彼女の笛の音が好きだった。 だからきっと、美味しい。 違う、子どもは美味しくない。
だから、頷いた]
(*23) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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[エフェドラが語り終われば、場に落ちる沈黙。瞬きの間があってから、はあ、と大仰に溜息を吐いた。つ、と指差し]
……ったくよお。 俺が、自分を囮にしろーっつって。 はいわかりましたと頷くような、 人非人に見えるのか?
[呆れたような態で、また肩を竦め]
心中浪漫は、悪かないが。 その提案には…… 無条件には、頷いちゃやれないな。
……ただ、
(189) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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[どうして。どうして二人も、と視線は"運搬"に縫い止められたまま。 ふと、エフェドラの言葉を思い出す。 ペギーを守れ、と言った。ペギーがこんな風になってしまわないように、ということだ。 エフェドラは、こんなことが続くと、まだ続くと思っている?]
おおかみ、なんか、こわくない――
[けど、ほんとうに怖いのは、誰だ?]
(190) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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[誰だって、もう、怖い。]
(191) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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[テントの森は、秩序だっているように見えて自然な迷路だ。 これが誰のテントで、これがあの、とわかるようになれば何処にでもいけるが、慣れないとどれもこれも同じに見えて来し方もわからなくなってしまう。
向こう側に誰かいるかもしれない。 けれど見えない。
近くにいても、見えないのだ]
ザック
[そんなテントの森の外れ。 見慣れた背中に、声をかけた]
さっき、探してる、って 聞いたけど
[誰かから聞いたかのように口にして、その実、聞いたのは奏者自身。その場で顔を出さずに、遠回りして、背中から声をかけた。 高身長でも、気配を隠すのには慣れている。
それが、獣の性分だから]
(192) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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……仇討ちは、やぶさかじゃない。
[ぽつりと続けた声は低められて]
見届けてろだの…… そんなとこには、確証は出来ないが。 死線の同行なら、受けてやるよ。
[呟いてはエフェドラの手を、 痩せたそれを、やはり痩せた手で握り。 ふと、目を、顔を逸らした]
……人非人よりも。 ずりぃんだ。俺はよ。
[呟きは半ば独りごちるように]
(193) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 23時頃
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――ニコ。 トリノスは、おれが食う。だけど、だめだ。 ドラが、……殺しにくる。おれたちを。 わかってる。殺しにくる。気づいてる。
[エフェドラの策はまだ知らない。だから、その毒の塗られた釣り針に、食らいつきたがる。 たとえエフェドラの狙いとは違った方向かもしれなくとも――殺されたくないから、殺す。]
どうする?
[どちらが殺るか、という意味だ。 子狼の短絡な思考では、殺さない選択肢は、薄い。]
(*24) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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トニーも、腹が減っただろう
[空を駆けることの出来ない獣は その翼に、少しでも爪をかけられれば、けして離さず引きずり落とす]
俺もねぇ、今一番美味しそうに見えるの 一人……いるんだけど
[人狼への呪詛を吐く娘。 その黒い感情は、一方的ではない想いになって その味を極上にするだろうと、奏者は笑う]
まだ、いいよ まだ ……もっと美味しくなりそうだもの
(*25) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 23時頃
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[スージーが呼ばれて>>163離れる、 さっきの呟き>>145が耳に残っていてどういう顔したらいいんだ。 俺になら食べられてもいいってなんだ、どういう意味だ。
食うぞ。色々な意味で。
違う、>>146朝食を食べる気がしないだけで。 なんていう弁明はもう遅いんだろう。 スージーが完全に見えなくなってから、 その場でしゃがみこんで頭を抱えた。]
うわー。 わあああ。
(194) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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で、ザックはニコラスが気になるのか
[いわれてみれば、この2、3日ほどは 姿を見かけはしても、タイミングが悪かったか まともに言葉のやり取りはしてないなと思い出す]
まあ、お互い無事で何事もないのが一番だな
[簡単には死ねなくなった、へはそう返し]
じゃあ、俺は俺で他を当たってみるけど
ザックも、気をつけて… 「観客が多いところ」をオススメするよ
[彼は彼で何か思うところがあるのだろう その邪魔はせず、忠告だけして側から離れた*]
(195) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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[夜の彷徨を見た奏者とは違い、 当人と会話した子狼も、気づいてしまったようだ]
……どっちが、食べたい? どっちも食べたい?
鳥を食べるなら、任せるよ 人形なら ……一緒に、行こうか
(*26) 2014/10/15(Wed) 23時頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 23時半頃
許婚 ニコラスは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 23時半頃
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―― サーカス敷地内:テント外 ――
[猛獣使いと話を終えた後、 男は一つの頼まれごとを果たした。 ――髪を切ってくれ。 凄惨な現場から遺体を運んだ>>183 大道具班の一員から頼まれた。 髪に染みついた匂いが取れないのだと。]
[しゃきん。 役目を果たし終えた銀鋏をポケットに押し込んで 代わりに>>186鮮やかに彩る鳥の羽根を持ち上げる。 その続く道筋を灰色が追い、]
[前後なく、呼ばれる声に瞼が上がった。]
(196) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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トリノスは――今でなくてもいい。おれが殺せるなら。おれが食えるなら。 だけど、ドラは、おれたちを殺しにくる。
いやだ。
[優先順位は明確だった。一緒に行こう、というのにも頷きを返す。 子狼は殺意だけは立派だが、食べ方を知らない。 殺し方は知っていても、痕跡の消し方も、こんなテントの森のなかで人に見つからずに誰かを襲う方法も知らない。 知れば――ひとりでも、トリノスを食らえる。]
(*27) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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なーにさー。 いいアイデアじゃん! しょーがないじゃーん。 せっかくサイモン人相悪いくせにー。 てーか、さし指 よ く な い !
[サイモンの指さし>>189を受けて、少し見当違い発言で返す。 けれど、肩を竦められた続く言葉に、やや笑顔を緩めて耳をすませた。 きっと、「but」の意味をもつ声の後、ぽつりと続けられた言葉>>193]
……死ぬよ。マジで。
[その念押しは、聞こえないほど小さなものだったかもしれないが。 針金のような長身から、腕を握り返され、加わる力を噛み締める]
(197) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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……人非人よりもずるい、サイモンは。 一緒に――――死んでくれる?
[目を逸らすサイモンに向けて、念を押すように言葉を放った。 手を握ったまま、見上げた視線を逸らすことなく。
ここにきて幾度も繰り返してきた、「死」の単語で問いかける]
(198) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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……、ゥン、ちょっと話。 してみたくて。
[ぱちり、ぱちり、瞬きを重ね 体の向きを変えた。 動きに先んじて金糸に注がれた視線は、 会話の糸口を探して宙を彷徨う。
団員の髪を切った際、 手元を外して切りつけた人差し指で頬を掻いた。]
今日みつかった死体の話、聞いた? 団長に引き続いて二人。 犯人の目的。なんだろね、って。さ。
(199) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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[犯人。――人狼だと噂されるそれを ワルツに乗れども信じはせず。 また、目的を聞くわりに、己の答えをもつような 一本調子の口ぶりで道化は会話を求め]
(200) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 23時半頃
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[ペギーを守る、探すとは言ったけれど、もう一度エフェドラに会おう。 休んでいるかもしれないから、様子を窺いつつにはなるけれど、子猿の頭のなかの優先順位は変わって、今一番会うべきはエフェドラだった。 今ここにいる誰が、ペギーを狙うというのだろう。聞いてみよう。 それが聞ければ、ペギーを守るのも、きっとやり方があるはずだ。
女性団員の宿泊テントを訪ねるのは少しばかりか勇気がいるけれど――ペギーもここに戻っているなら、いずれ訪ねることになっただろうし。それと同じだ。 足の向かう先は、また変わった。]
(201) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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[しばらくそのまま一人悶えたところで、 気分を悪くしたと勘違いされて肩を叩かれた。 大丈夫だと言って立ち上がるとふらふらと練習用テントへ。
薄いマットを敷いて一人でストレッチを始める。 テントの中では完全に一人ではないから、 多分個人行動でも問題は無いだろうと思って。]
(202) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2014/10/15(Wed) 23時半頃
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うん、聞いた ……見たよ、運ばれるの
[調教師がいない。鳥が一羽消えた。 数日後に行われる公演は、プログラムを大幅に変えなければならないだろう。 そんなことを考えながら、クラウンの口上を聞き]
そんなの ……わからないけど
(203) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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ただ、食べたかったんじゃないの。 あの ……二人をさ
[動物の血は美味しくない。 柔らかくもないし、なにより なんにも想いがこもっていないのだ。
目の前の彼はどうだろう、と小さくみえる黒目を見つめ ―――目を、逸らした]
(204) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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じゃあ……一緒に行こうか
[委ねる、といえば聞こえはいい。 実際は、決定を避けていた。
美味しそうに見えた彼女の叫びを もう少し、聞いていたかったのかもしれない。
………ああ、でも 幼い――人狼としては、生まれたてといってもいい――子狼を 殺されては、たまらない。 だから、そうしよう、と決めたのだ]
(*28) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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折角とはなんだ、折角とは。 この爽やかな男前を捕まえて、随分だな?
[そんな軽口を含めつつ。 死。強調されるその単語を聞き入れて]
はは。 若いおじょーさんに心中を願われる。 俺も流石なもんだな。
……三度目の確認は無しだぜ。
[迂遠にもはっきりと、「是」を返した]
(205) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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狼なんて、こわくない 狼なんて、こわくない
[しばらく、うろうろしながら 思わず、口を吐くのは呪文のような歌の文句]
腹ペコ狼は、どこまで喰えば気が済むのかねえ
[誰なのか正体も掴めない上に 何人いるかも分からない 仮に1人であったとしても相当な大食らいだろう 人間とは桁違いの能力は、もしかしたらそれからか? もしかしたら、全員喰らい尽くすまで止まらぬか]
(206) 2014/10/15(Wed) 23時半頃
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