108 Persona外典−影の海・月の影−
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
―祟神神社・前夜―
さあ、わからないな。 ――もしもという仮定は、 記憶でも知識でも感情でもないからね。
ただ、そうだね。 お前が傍らにいたら――、 もっと深く絶望したんじゃないかな?
[>>150 雛宮律の世界なんてちっぽけなものだった。 そしてその世界には慈しみ大切にしたい存在もあった。 けれど胸のうちにあったすらもそんな小さな安らぎさえも、 ――全て、何もかも憎悪で焼く尽くす幻想を見た。
それが、影も理解しえぬ雛宮律の絶望の全てだ]
(159) 2015/02/23(Mon) 23時頃
|
|
―最後の満月の夜、崇神神社―
[さくり、さくりと玉砂利を踏む音だけが、夜に静寂に響いていた。
神社の奥へと向かううち、鳥居に身を預ける麻夜に気付いて、視線だけを向ける>>131 黒衣の少年はその場から動く様子はない。
あかりも問うことはなく「また、後でね」とだけ声を掛け、 拝殿で待つであろう律の姿を求める。
馨一は律を殴ると言っていた。 もう、彼は神域の奥へと向かったのだろうか]
(160) 2015/02/23(Mon) 23時頃
|
|
[影は崇神市を覆っていく。影を食らうべき人間を探して。 同じような影は崇神神社の方からも見えた。山の中腹の一点が黒く変化しているようにも見える。]
シャドウに人間の世界の規範などはない。 シャドウは……何者からも自由だ。 シャドウには縛られる必要などはない。
人間と違って、僕達には恐れるべき闇はないから…ね。
[とは言え、それがシャドウの総意というわけでもない。]
……そこが難しいところなんだ。 ただ、一つ言えることは……ペルソナを使うという点について僕達は彼らの上を行く。
(161) 2015/02/23(Mon) 23時頃
|
|
― ベルベットルーム ―
影を切り離された人間は、 シャドウの海との繋がりを断てば意識は戻るのか? それとも、そのまま海と共に消えてしまうのか?
[世界が海とつながる直前、 男は室内にいる女にそんな事を尋ねただろう。
今まで何度も聞こうと思っていた事。 だけど、聞けずに引きずっていたこと。 確認してしまうと、決意が鈍ってしまいそうで。 けれど満ちる月を見てしまえば、聞かずにはいられなくて。
言葉は得られただろうか。 例え得られなくても、男は部屋を後にする。
―――――誓いを果たすために]
(162) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
… … … それでも俺はアカリを … …。
[中身の無い缶を、手元で弄び、そして加減無く高く、月空に放り上げた]
…クロノスと… … …スガミ… …。
…うん。そうする。
お前の事を、止めるよ、スガミ。 …ううん… 『あかり』 。
[『世界』が、黒衣の神がその鎌を構える。敵対する愚か者を完膚無きまで微塵にする為に>>158。 そして自分は。『彼女』の名を、敢えて言い直した。
赤い月は吸い込まれそうな程大きく、夜空から焔が零れ落ちる>>152中で]
(163) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
…いくよ 。 ペルソナッ!!
[炎が零れる月下に、青い輝きが砕けて、北霊の玄武が現れる。 畏れさえ手懐けて。約束を握り締めて、そして『世界』にさえ牙を剥いた]
(164) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
― 北部・埠頭付近 ―
[ベルベットルームを後にして、さほど時間は経たなかったか。 今にも飲み込まれてしまいそうな、大きな大きな月。
あの日見た血のように、――――赤く、黒く。
世界は絶望の色に染まってゆく。 徐々に広く、深く、全てを覆うように。 吐き気を催すほどの気分の悪さは、相変わらず変わらない]
(165) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
………アレは、なんだ。
[群れを成して街へと進むモノを睨みつける。 背に走る悪寒は、恐らくそれらのせいだろうか。
あの日以来、『節制』は応えない。 いや、正確には、像を結ばないだけなのだが。 律の振るう剣に切り裂かれたことで、男の中にある心象を傷つけられたのだろう。 完全な形として姿を形作る事なく、己の中で霧散してしまう。 朧気に力の片鱗を扱う事はできても、今までのようには振るえない。
男に今残るものは、怒り、憎しみ、そして―――――]
(166) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
とりあえず、アレが来た方向に行ってみるか。
[数を見るに一人での処理は厳しいと判断して、大元がいないか探る事に決める。 向かう先は石油コンビナートや造船ドックが並ぶ工業地帯。
もし、人の姿を認めるならば、用心深く近寄るだろうか]*
(167) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
―満月の夜・神社― [人の気配に足元のシャドウが鎌首をもたげる。 振るい手の姿の見えぬ剣霊は、ぬらりと空を裂くように、 その禍々しくっみえる刀身をあらわにした。 変わらず焔と血を滴らせている、それは三つに斬られて殺された火ノ神の臓物だ。
その銘は天之尾羽張――アメノオハバリ、
母を焼き殺してこの世に生まれ、 父の怒りのままに殺された火之迦具土神を斬った剣。 ――これもまた雛宮律の絶望の形]
待ちくたびれた。
[黒く染まった柱に寄りかかり、>>160姿が見えれば身を起こす]
(168) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
------------------------------------------------ From:ケーイチ To:MAYA 件名:Re:さっきの事
こっちこそありがとな。 ちょっと気が軽くなったかも?
そだな。また屋上で。 例の本、なんだかんだで貸せてないしなw ------------------------------------------------
(169) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
[影の海に侵食される拝殿。 蠢く影たちを従えて、雛宮律はいた]
律っちゃん、……来たよ。 [幼馴染の影に声を掛け、 お互いに触れることの出来ない距離を空けて、足を止める]
(170) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
……その呼び方はやめてほしいわ。 もう、その子いないんだから。
[同じように中身の無い缶を空に放り投げる。 クロノスがその缶に向けて鎌を振るうと。
缶は文字通り消えた。 チリ一つ残さず、跡形もなく消えたのだ。]
絶望する間もなく、消してあげる。 いきなさい、クロノス。
[黒衣は声に合わせて、ゆっくりと歩き出す。 右手に、鎌を掴みながら。]
(171) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
― 満月の日の夕方・病院 ―
[幸いな事に、秋山とほぼ同じ時期に退院は出来た。 しかし、花咲の意識は戻らぬまま、満月の日は訪れる。]
花咲、櫻井……これ、借りるな。 ……扇なんて、僕には似合わないかも、だけどさ。
[鉄の扇は、焔の熱は伝えるけども、そう簡単には焼け落ちる事はない。 そしてグローブさえはめておけば、多少の熱なら耐えられるか。
腕を軽く奮えば、ぱん、と音たて扇は開く。]
絶対に取り戻すから。待ってろよ?
[再び扇を閉じながら、彼は一人出て行った。]
(172) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
……おや、誰か来たみたいだね。
[車から背を起こし、満月の下で読んでいた本を胸ポケットにしまって歩き始める。白のブラウスにブルゾンを着こみ、マフラーを巻いた姿。 高屋敷真弓の姿には似つかわしくなく、ポケットに無造作に手を突っ込んでいた。オペラグラスでやってくる人影を視認する]
……秋山五郎かな。久しぶりだね。もう随分長い間会っていない気がするよ。でもまさか君一人ってわけじゃないんだろう?
(173) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
さあ、答えを聞こうか。 ……どちらでも構わないよ。
俺は今も、あかりと話すのは愉しいんだ。
[>>170 雛宮律は笑う。 影の身にしてある程度の充溢感はすでに得た。 花河あかりは憐れにも雛宮律の為に傷ついた。 雛宮律などの為に――それは影に歪んだ愉悦を齎すものだ]
(174) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
[破片すら残さず缶は消去され、後には無音]
… … やめないっ!!
[右手に鎌を掴み、全てを刈り取る黒衣が歩き出すより速く]
先手必勝… 。 殺されるつもりは、ない!
[その覇気に合わせて、玄武の咆哮は光を身体に纏わせる。 鎌の懐に飛び込む様に一気に距離を詰めて。 石畳が砕ける様な、注力された拳を黒衣に放った]
(175) 2015/02/23(Mon) 23時半頃
|
|
…お前はいつからアカリの中に生まれたの。
はじめて見た時からアカリの心は不安定で。 人に、何かに、怯える様なそんな所もあった。
…だけど、アカリの傷を抉る事ができなくて。 あの日より前のアカリに踏み込みきる事はできなかった。
…いつから…お前は… …。
(176) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
[虚空に浮かぶ剣霊。 その焔と血を滴らせるおぞましき姿に、あかりは悲しげに視線を伏せる。
アメノオハバリの由緒も、 何故その剣霊が律のペルソナになったのかも知らないが、 あれが彼の心の形なら、それが象徴する絶望の深さは、 どれほどのものだろう。想像するのも悲しかった]
……絶望するなら、いっそ、 私も連れてってくれれば、良かったのに。
[あかりが隣にいることで、律がもっと深く絶望すると言うのなら。 共に堕ちて行きたかったよ、とあかりは呟いた。 垣間見る彼の闇は深く、一人沈むにはあまりに寂しすぎたから]
(177) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
―ベルベットルーム―
…おや、随分と面白い事をお聞きになる。
[埠頭の船の中で何も変わらないかのようにタロットを並べていた女は五郎>>162の言葉に不思議そうに答えた]
戻るなら戦う、戻らなければ退く、そういうものだというのなら構わないけれど。実例がないので私には何とも言い難いところ。 しかし、何であれ一つ確かなことがあるとするなら、一度失ったものを取り戻すことは極めて難しいという事。それは確か。
もっとも、シャドウもペルソナも本質的には同じもの。シャドウの海も人の心のありようの一つには違いない。それはお忘れなきように。
(@0) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
―満月の夜・崇神神社―
[鳥居にたどり着いた時には、花河は既に奥へと向かっていた。 教えてくれたのは白を待つ黒。 またな、と軽く扇持つ手を振って、彼も奥へと進んでいく。
ぽっかり浮かぶ月は、もずっと赤く大きく見えて。 夜の闇すら飲み込んで染めてしまいそうにも思えた。]
(178) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
−満月の夜:図書館前−
……なんだありゃぁ
[>>161 町を影が覆っていく。 満月の夜の大潮が、そのまま影の群れとなって>>#0人の世界を飲み込もうとするのだ。
マユミがシャドウであるとマヤづてにき居てから、 何度か図書館に訪れようとして、 確かめるのが恐ろしくてただ挨拶しただけになるなど、繰り返す幾度かの寄せては返す日々の中。
思い心持ちを引きずったまま、 赤い赤い、満月の夜を、迎えたのだ。]
(179) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
……ちっ。
[苛立ちを隠そうともせず、呼び方に嫌悪感を示す。
黒衣は襲い来る拳に、左手で真正面から撃ちあう。 それはおよそ、悪魔ではなく、世界としての戦い方。]
世界の力は……使用者が完全な状態であるほど、上がる。 あの子がいない体で扱うクロノスは、あの時より、強い。
[とはいえ、衝撃はくるようで。 思ったよりも強かったのか、黒衣は左手を見つめる。 そして楽しそうに、鎌を両手で構え直した。]
(180) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
……あなた、何も知らなかったの? あの子から、何も聞いてなかったんだ。
よっぽど都合のいい存在だったのね。
生まれた日というならば、あなたがあの子と出会った日。 切っ掛けで言うならば、あの子の母親が死んだ日かしら。
あの子はね、自分の母親を殺してしまったのよ。 直接手にかけたわけではないけどね。
(181) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
律っちゃん。 私は律っちゃんが大事だし、本当に大好きだよ。
[>>174 答えを求める律の影に、寂しそうに微笑む]
……でも、大切なひとが間違ったことをしているのに、 それを黙って見ているわけにはいかない。
もし、今でも律っちゃんが絶望したままで、 どうしても世界を焼き尽くしたいのなら、 代わりに、私が焼かれてあげる。 だから、もう、――終わりにしよう? [翳すカードは『正義』 最後まで変わることのできない、あかりの信念]
(182) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
[正面から拳で打ち合う。凡そ悪魔らしかぬ戦いに唇端を上げる>>180]
… … …よかった。
お前の鎌には随分、対抗策を考えるのに知恵熱出してたけど。 どうやら生身は、変に守りを無視する力はない。
[左手を見つめる、無言の黒衣に向けて、牙を剥く様に嗤う。 防御性を上昇させる光を纏いながらも、右手は衝撃に微かな痺れが残っていた。 …来る。両手で構え直す鎌を見据えて、真横に向けて強く跳躍した]
(183) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
………っアカリのお母さん?
確かに元々、アカリの母親がいない事は知ってた。 その事情もアカリは何も言わなかったし、俺も聞き辛かったけど。
…殺した? アカリが? っ 。
[その瞳が驚きに瞠られ、微かに回避の動きが鈍りをみせた]
(184) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
……絶望の果てに行くのなら、一緒に。
[あかりの影の傷を引き裂き、うっそりと白い女が立ち上がる。 朱色の長く鋭い角を持ち、身の丈を超える長さの金砕棒を携えたるは『鬼』
そのペルソナは命を賭してでも、律を止めることに決めたあかりの覚悟だ]
(185) 2015/02/24(Tue) 00時頃
|
|
−満月の夜:図書館前−
……シャドウ、あっちからきたのか…?
[禍々しい気配のする点とは海の方、 交互に見て、じれたように眉を寄せた。 図書館前で佇んでいたのはマユミがこないかと思ったからであったが。彼女が「シャドウ」であるというのなら、この大きな動きを起こしたどちらかに、居るはずで。
少しばかり迷ってから、 右手を前へ突き出し、現れたのは「月」のカード。 首無し騎士が現れる。]
――海へ、頼む。
[騎士に願えば、影の海を青の燐光が軌跡を描いたのだ。]
(186) 2015/02/24(Tue) 00時半頃
|
|
一人の犠牲を二人にしたところで、結末は変わらない。
[>>177 影はかわらず問いかけになぞらえて、拒む言葉を口にする。そして、シャドウを纏わりつかせながら、一歩ずつ前へと踏み出した。>>182 寂しげな微笑みに、返すのは歪んだ影の笑みだけ。しかしその翳された『正義』には笑みは崩れて眉根を寄せる]
ああ、 お前、まだ折れないんだな。
なら、雛宮律が世界を焼きつくす様を、 ――目の前でみせてあげればいいのかな。
[足元の影がしゅるりと動いた、 境内の桜の幹ほどもある蛇のような胴体のシャドウが、 見た目よりもすばやく、背後に回りこむ。 >>178 近づく者の気配は知れず、新たなペルソナに視線はあった]
(187) 2015/02/24(Tue) 00時半頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
6日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る