93 Once upon a time...
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―― 朝:居住テントから出 ――
[朝は、もしくは、変わり映えのない朝だ。 男は一度自身の寝床と定めているテントへ戻り、 鏡を覗き込んだ。 普通の、男がそこにいた。 荒れている肌に指を載せ、乾いた唇を開き、 何も言わず白粉を塗る。簡素なクラウンフェイスだ。
舞台に踊るなら、道化でなければならない。 何を思おうと、浮かぼうと、 包んで隠すホワイトフェイスでなければ。 メルヘン・ストーリーは踊れない。]
(130) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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―― 朝:テント群 ――
[白塗りの道化が乱立するテント地を歩いた。 朝方発見された死者の噂は サーカス敷地内を飛び回る。
――その殺害者たる人物の名も、 ナイフ使いが話すのならば、飛び交うのだろう。 少なくとも、クラウンフェイスには、 “人狼”として名指しにするつもりはなかった。]
(131) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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[音を遮断するテントで立ち止まる。 音楽テント。 微かに聞こえた音は、どこまで届いているのか。 演奏の音色は、死者の続いた夜の底を彩った音楽に、近しく。]
――、……なんで?
[天蓋の幕を空けず、道化は問うた。 答えがあるとも期待してるともつかず、 何を知りたいのかも明らかにしない問いかけ。
化粧直しの袖幕に控える細やかな声音が 幕間の暗転の続きを願うように毀れた。]
(132) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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[惜しむ間はいかばかりか。 ぬくもりから離れたくないと思いながらも身を起こす。]
……そろそろ練習いかなきゃね。
[理由を口にしてトリノスに言い添えて 軽くその場で身支度整え外に出る。]
(133) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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理髪師 ザックは、メモを貼った。
2014/10/17(Fri) 22時半頃
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なんで ……何処から間違えたかな
[獣の聴覚は分厚い天幕を通しても、呟きを拾い上げる。 「なんで」殺したか。 その答えは、人狼たる二人で、きっと違うだろう]
トニー……おきた? もう少し、寝てていいよ
[声をかけ、何枚か重なった幕をいくつか捲った。 姿は見えずとも、向こう側に、声が届きやすいように]
(134) 2014/10/17(Fri) 22時半頃
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一人で、来たの
[朝が来れば、すべて終わりだと思っていた。 蔑みの、恐怖の、あるいは悲哀の目で見られると、思っていた。 不思議に思っていても、声にはきっと想いはこもらない]
(135) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[薄く目を開けた。厚い布地が光を遮るから、今が何時なのか、どれくらい日が高いのかわからなかった。 もう少し寝ててもいいという誘いに乗るように、うつらうつらとしかけるも、幕を捲るニコラスの動きに気づいてそれを目線で追う。]
――、
[ニコラスを呼ぼうとしたのか、何をするのかと問おうとしたのか、寝起きの唇はうまく動かなくて、音を作れない。 結局ただ覚めきらない目線がぼうっと向くだけだ。 肩がじくりと痛い。]
(136) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[身動ぎの気配>>134は薄い。 層を重ねた向こう側、 姿は見えないままに声が届く。
層が削られる前の答えは聞こえなかった、けれど]
……、今だけ、はね。
[上がり調子でもない言葉に返答を。 今だけは一人だと。 これからはどうなるか分からないとの意味を含んだ声は 誂えたように一本調子で、 それだけはきっと、楽師の声音に似ていた。]
(137) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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幕引き、必要だし。 ……それに、 このサーカス団のナイフ使いの腕が確かなの、知ってたでしょ。 狙い外したまま、演目は終われないから。
[サイモンについて述べる声は、 うつらうつらの仔狼にまで届くか知れない。 けれど、幕引き、とそういう意味で道化は口にした。]
(138) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[テントを出れば団員達の話しが聞こえくる。 また犠牲者が出た、と。 団長テントに運ばれた、その犠牲者は――。 途切れ途切れに聞こえる話。 綴られた名に、びくりと肩が震える。]
――――…うそ。
[驚愕に瞠られる眸。 信じられないという風に首を振るう。 のろと動く足先は団長テントへと向いた。 歩むが駆けるにかわり、飛び込んだ先には犠牲者が眠る。]
(139) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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─ 朝 ─
[エフェドラが、新たな犠牲者となった話は 枯れ草に火が移った如く団に燃え広がっていた
誰が彼女を「喰らった」のか どこもかしこもその話題で持ち切りで
現場に居合わせたというナイフ投げが 詳らかに事と次第を話していれば
彼女を悼む声はより哀しげに 喰らった者への言葉はより無慈悲に 辺りに響き渡っていただろう]
(140) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[向こう側に人がいる。獣の耳は、会話の声を鋭く捉える。 ザックの声だ。聞こえてはいる、聞こえてはいるが、幕引き、の意味までは明確に捉えられない。 ただ、ナイフ使いの言葉が出た。自分たち二人が何であるかを、サイモンは知っているはずだ。
よいことは起きない。確信に近くそう思う。 緊張の糸を細く張りながら、息をすぅとひそめる。]
(141) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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そうだね 幕を引かなきゃ、御伽噺は終わらない
[確かに、ナイフ使いの腕は確かだ。 トニーは目覚めていて、ああ、酷く辛そうに、見えた]
……ねぇ、最後の挨拶もさ ザックがするんでしょう
[やると決めたら、人に役目を投げたりしない。 そういう男だと思っていた。
だから、その手で――]
(142) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[目を覚ますと体温はとても近くそれだけでなんとも幸せだと思う。 抱きしめそうになるがぐっとこらえてスージーを見つめる。 ふやけたような表情も可愛いしたまんないなこれ。]
おはよう。 もう起きる?
[起きる姿を見上げて余計もしゃもしゃになった髪を 手櫛で適当にかき上げる。 今日は身体を動かしたほうが良いだろうしと習って起きる。 一度自分のテントに戻って着替えなければ。]
(143) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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[隠れる。隠れなくては。 息を細く細く吐いて、殺す。 鼓動と同調して肩が疼く。けれど傷ができたての頃のように脂汗の浮くほどではないから、耐えられる。 物陰に潜んだほうがいいのか、動かないほうがいいのか、それすらも判断できずに、ただ闇雲に気配を絶とうとしている。]
(*17) 2014/10/17(Fri) 23時頃
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トニー ゆっくり休んで、まだ痛いだろう?
[息を細く吐くのを見て、サイモンを逃したのは失敗だったと改めて思った。せめて、トニーがエフェドラを喰らう場面を見られていなければ――]
大丈夫だからさ 隠れて、いてね
[たとえ一人になっても、隠れていればいい。 そうしたらもしかしたら――生き延びることが出来るかもしれない]
(*18) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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――……、終えてほしいと、思ってるの。 [息をのむ音に紛れる程の音で呟いた。 前口上になう団長はもういない。 次期団長と名を上げられた舞台裏。 あの瞬間から、クラウンの舞台に罅が入った。
誰が望んで始めた舞台で 誰のための舞台なのか。 道化の仮面をかぶり直し、 舞台に足を入れる役者には分からない。]
……ぁは。ニコラスまで、そう言うの。 俺はクラウンだよ。 話は転がしても、まとめることなんて、ないよ。
(144) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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クラウンの役割はさあ
[手が伸びる。幕を掴んだ。 もう片手が刃物を握る。 ――炊事場から持ち出した、 フェアリーテイルに不似合の鈍い、大ぶりのナイフ。 突き出す。 幕を、すべて隠し、守るベールを引き裂くように。]
前座で、幕間でしょ。
(145) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[アントニーは人狼だ。 ニコラスは知れない。 そう、道化役者は思っていて、
だからこそ、手に握ってきた刃物の切っ先は 小さなジャンパーを狙って振るわれるためのもの。
幕を暴く道化師の眼は、小さな獣を探しよろめく]
(146) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[自分のテントに戻るつもりだったのに、 またも異様な空気に全身がざわついてくる。 集まる人の波、飲まれるままに向かった先のあの臭い。
団長のテントに並んだ四つ目の塊と黒い髪。 口元を押さえて浮かび上がる笑みを隠した。 そのまま自分のテントへと、駆け足で戻る。]
(147) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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うん――――
[それは痛いに素直に答えた頷きでもあり、隠れていて、への了承でもある。 どこに隠れていればいいのか、どう隠れればいいのか、わからないが。ただひたに息を殺して、微動だにせずそこにいる。 布でもかけられて、隠されるならそのままいる。]
(*19) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[猛獣たちの世話をしていて 檻に近づくと、円らな瞳で猿はこちらを見る
檻から出せば、キュキュイと鳴き 肩や頭の上を行ったり来たりを繰り返した
それが落ち着いた頃 ひとつの手紙を、首輪に結びつけ テントの森をゆっくり歩いてゆく
『話をしたい、猛獣の檻の前で待つ ブローリン』
やがて、音楽テントの側まで来ると 小猿はそわそわし始めたので、頭をひと撫でしてから 「行っておいで」と放ってみれば 何かを探し当てたらしく、そのまま何処かへ行った]
(148) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[敷地の外れ、丸太の柵に腰掛けて、ペギーはぼんやりと朝日を眺めていた。膝の上には、黒いケース。笛を吹こうと思った。が、結局蓋は開かぬまま。いつだってペギーの頭の中は音楽であふれていたというのに、今はもう、何も聞こえない。
小さくため息をついて、ペギーは柵から飛び降りた。とうに夜は明け、朝日に長い影がのびている。朝日に向かって歩き始める。別段、行くところなどない。このまま街まで出かけてもよかったが、ここを離れたくはなかった。
途中、見習い道化とすれ違った。「ざっくは?」と、尋ねかけて――やっぱり、やめた。あれは夢だったのだ、と、確かめることすら、怖いと思った。]
(149) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[隠れていて、といえば子おおかみは素直に頷くから。 手近に見えた大きな弦楽器、にかけられた布を引っ張って毛布のようにその身体にかけた。 明かりのないテントの中、人の目なら、きっとすぐには気づけない。
倒れた楽器が不協和音を奏でる。 差し込まれたナイフの切っ先に、此方から手を伸ばし、掴んだ]
それでも、サーカスには 御伽噺にはさ、音楽よりずっと必要だから
(150) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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― 団長のテント ―
[持ち主の元にある衣服。 エフェドラの元に歩み寄る。
既にトリノスが団長のテントを訪れたとも知らず。
人狼に喰われたと思しき彼女の傍らに佇み]
…………。
[エフェドラ、と唇のみで名を紡ぐ。]
(151) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[小猿はトニーに慣れている もし上手くいったなら 彼の元に手紙を届けてくれるかも知れない
上手くいかないなら その時は、他の策を考える心算
途中、誰かに声をかけられたなら この話と、トニーのことは打ち明けるだろう]
(152) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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音楽がかき消されるほどの笑い声を 引き起こせるのは君だけだ
[場違いな賞賛。 此処は舞台の上でも、御伽噺の行間でもない。
それでも、奏者は笑って そして、これ見よがしに牙を 獣の牙を見せつける]
(153) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[エフェドラが襲われるに至る理由は知らない。 知らないからこそ余計にどうしてという心境になる。]
エフェドラ。
[何があったの、と問い掛けても 答えが聞こえぬことは知れて]
どうして。
[こんなことになったのだろう。 悪夢のようなメルヘンに呑まれるような感覚を覚える。]
(154) 2014/10/17(Fri) 23時半頃
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[見当たらない。 十全とは言えない光量、 舞台上のスポットライトの眩しさとは大違いだ。
スポットライトの下で、飛び跳ねる小猿の姿を、 道化の目では見つけられず。]
アントニー、――
[倒れかき鳴る不協和。BGMには芳しくない。 思わず探し人の名を呼ぶ、けれど、]
(155) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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[視界には金糸のかんばせに光ったのは 笑んだ口元の牙。 獣の手の内に刃物。]
……――そお。 そこまで言われちゃ、 引き受けざるを得ない ね ―― !
[否定は、今度はなかった。
刃物をそのまま押し付けるように、 そのまま肉薄し押し倒さんとテントのなかへ体を押し込む]
(156) 2014/10/18(Sat) 00時頃
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