82 【突発RP村】独りある身はなんとせう
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…………おれ、くさいか?
[自分の着ているジャケットを嗅いでみる。 嗅ぎ慣れた匂い。自分の匂い故に、悪臭とは感じない。]
あーー……水あび、したい
[工房の中から外へ出ると、熱が籠もっていないせいか少しは涼しい。ぬるい風が頬を撫で、ヤヘイは一度、扉の外で立ち止まった。]
…………
[ぼんやりと顔を空へ向け、黒い鳥が飛ぶのを、見た。]
(79) 2014/07/17(Thu) 23時頃
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[胸の中に、得体の知れないざわつきがあった。 それは鴉を見たせいか。 あるいは──ケヴィンの不安を感じ取ったからか。
置いて行かれないようすぐにケヴィンの後を危なっかしい足取りで追いかけ始めたけれど、家に着くまで、時々ヤヘイは、どこか心ここにあらずといった様子を見せた。]
(80) 2014/07/17(Thu) 23時頃
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─ ヤヘイの家 ─
[家が見えて来ると、ヤヘイはふらりとケヴィンを追い越し、盗られるものの何もない、鍵も掛かっていない木の扉を開け、ケヴィンを中へ招いた。 ──いや。 招いたというよりは、扉を開け放って勝手に中へ入ったという方が正しいだろう。
セレストは来ていないのか、入ってすぐのキッチンのある部屋には、朝脱いだ衣服がまだ散らばっていて、食卓はパン屑で汚れている。 手紙は──比較的パン屑の落ちていない、食卓の端の方に置いてあった。 手紙を開ける習慣がないから、それはまだ、開封さえされていない。]
(81) 2014/07/17(Thu) 23時半頃
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……あー………… …………水、……のむか
[世話をする女以外、訪れるものもない家。 誰かが来たとて、客人をもてなす術も知らない。
ヤヘイは喉が乾いていた。 だから、前の日にジリヤが洗って行った木のカップに水を入れたものを手に、ケヴィンを振り返って尋ねた。]
(82) 2014/07/17(Thu) 23時半頃
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[烏は、しゃがれた声で啼いていた。]
(83) 2014/07/17(Thu) 23時半頃
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―ヤヘイ宅― おじゃまします。
[中に入ると、眼を丸くした。衣服が落ち、食べ屑が散らかった様子を見ても嫌悪感を抱かなかったのは、それがまだ新しいものだったからか。世話をしてくれる人はいると、以前に聞いた。]
ん。ちょっと掛かったからな。 もらおう。
[心臓が少しだけ高鳴るのは。 視界の端に映る封に包まれた便箋のせい。]
手紙はそこのそれ、か?
[コップを受け取れば、波立つ水面が眼に入る。 兄だって帰ってこられる。屹度親父さんだって。 急に緊張が凝りを産み、誤魔化すように水を飲み干す。 自身を落ち着かせるように、静かに聞いた。]
(84) 2014/07/17(Thu) 23時半頃
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[怒りの混じった声。それはなぜだかすっと、心に入ってきて 叱咤されて、気づいたこと ああ、そうだね。私は世界の中心なんかじゃなくて。ただのちっぽけな「わたし」で それでも自分の近くには、もう自分を思ってくれる人なんて
でも 自分に死んでほしくない人はたくさんいる
その言葉は本当だろうか。もしかしたら、ただの慰めかもしれないけど]
…そう、なの…? …そう、だと、いいけど…っ
[少しだけ笑えた、ような気がした]
(85) 2014/07/18(Fri) 00時頃
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ごめん、ね。ごめん… わたし、まだ、どうしたらいいのか、わからないけど もうちょっとだけ、ここにいようと、おもったから… ……あり、がとう…ほうりださないで、くれて… …ちゃんときいてくれて
[静かに、ぽつりぽつりと、言葉を吐く]
……ありがとう… …わたしを、ころそうとしてくれて
[酷いお願いだったけれど、叶えようとしてくれたのは嬉しくて。だから「ありがとう」]
…ヘクターさんが、私を殺さなくて、よかった… つらいもの、背負わせなくて、よかったあ…… ごめん、なさい。ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…
[ぽろぽろと涙を流しながら。やっと気づくことができた、その罪を、懺悔して 大切な人に、自分の命まで乗せなくて良かった、と]
(86) 2014/07/18(Fri) 00時頃
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