84 Es 3rd -Test days-
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[告げられた条件には少し考えて]
昼間よりは、闇に紛れた方が都合がいいかもね。
逢引?私と?
[冗談と受け取って喉を鳴らして笑い、自分の家はどうかと提案した。**]
(47) 2014/07/29(Tue) 00時半頃
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なにも?
[うっすら笑みを浮かべ、そう答える。 僕の名前を覚えている吸血種なんて、あとどれくらいいるだろう。 彼の名前は、何故覚えていたっけな。
本当はね、みんな覚えているんだ]
興味ないだろう? もっと面白い話、それか ……綺麗な音、きかせてよ
(48) 2014/07/29(Tue) 00時半頃
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[名前は既に聞いていると指摘するのも面倒だったしここまで失礼な男に名前を告げるのも躊躇うが、その名前で呼ばれるのも業腹だ。]
…――セシルだ。 後、自分の行動を胸に手を当てて振り返るといい。
[そう少しばかりの呆れを口にしながら、彼の言う上位存在の説明に耳を傾ける。 色々な異能持ちがいることだ。 その中の一人に自分がなったこともまた数奇な事だと思う。]
で、結局はお前の腹問題になるのか。 難儀なものだな、お前も私も……。
[そう呟いたところで出された交換条件。 一瞬視線に何かが混じったが、それもすぐ消え失せた。]
お前に身を捧げるなんて、ぞっとする。
(*10) 2014/07/29(Tue) 00時半頃
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[藤之助の軽口に>>34、そこまで言うなら一度罠にかかってみようかな、などとこちらも軽口で返していた。が。]
…?
[尻尾をあっさりと開放した>>41藤之助の顔を酔っ払いつつもまじまじと見つめる。 こいつのことだから最後にぎゅっと握りこむくらいはしそうだと思っていたのだが。
そしてやっと、彼が少し寂しそうな顔で微笑んでいるのに気がついた。]
(49) 2014/07/29(Tue) 00時半頃
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…気がきかなくて悪いな
[自分の知っている彼とは少し様子の違う彼を見て、きっと自分が余計なことを言ったのだと思い、呟いた。
ふわりと微笑む今の彼は儚げだ。 まるで獲物のように。 目を細めて彼の首元を見ると、小さく唾を飲み込んだ。]
(50) 2014/07/29(Tue) 00時半頃
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[あからさまに答えをはぐらかされれば>>48、それを気にする事もない。少年の要求には少し首を傾げて]
普段は金を取るが、昔のよしみだ。 一曲だけなら。
[面白い話など寧ろ此方が聞きたい位で。 今の自分にはこれしかないのだ。
ケースからチェロを取り出して手ごろな岩に腰かける。]
リクエストは?
(51) 2014/07/29(Tue) 00時半頃
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ああ…、構わないさ。
[逡巡するように申し出る彼>>45にはにこりと微笑んだ。 もし彼が席を立とうとするなら、]
どこかに行くのか? 今日は俺は、お前が戻るまでここらで待とう。 久しぶりの再会だ。 俺もまだお前と一緒にいたいと思ってさ。 …戻ってくれるよな?
[と座ったまま笑って声をかけ、その後姿をじっと見送っただろう**]
(52) 2014/07/29(Tue) 01時頃
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調律師 ミケは、メモを貼った。
2014/07/29(Tue) 01時頃
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悲しい曲がいいな
[彼から少し離れたところ。 後ろ手に指を組んで、立ったまま先を促すよう首を傾げた。 曲名は、ひとつも覚えていない。
ただ、以前彼の曲を聞いた時の、 その感情だけは、蘇るから。 少しだけ、楽しかったあの時を塗り替えるように。 物悲しい音を。そう、*強請った*]
(53) 2014/07/29(Tue) 01時頃
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>>*10 セシルか――此の禍津にあっては、やや異質な名だな。
[心底嫌そうなセシルの眼差しも気にせずに。 其の名前を反芻する。
胸に手を当てて振り返れと言われれば、 大人しくその通りにしてみせて]
お互いの契約に基づいて血をもらい、 其の後ふらふらになったあんたを介抱してやっただけじゃねェか。
――まァ、あんたがあんまりにも美味そうなんで、 つい味見はしちまったがな。 言ったろう? 夜鷹じゃ満足できんと。
(*11) 2014/07/29(Tue) 01時頃
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[ほんの一瞬、セシルの視線に混じった何かに気付き、 目元を僅か、細めて見つめ。
漸く痛みが収まれば、再びふらりと立ち上がる]
そう、すげなく断られると傷付くねェ。 ならば一つ、狩に行ってくるか。
あんたが俺に様にならん事を――、 神に祈りながら待つと良い。
[と、何かに気が付き]
あァ、そう言えばセシル、あんたの大事な相手だといけねェな。 そう言う相手がいりゃァ、言うと良い。
俺が今宵襲うのは――、白い少女だ。
(*12) 2014/07/29(Tue) 01時頃
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…分かった。
[リクエストに特に口を出す事もなく。 弦を構える。紡ぐのは西洋の民謡の一つ。 平和を願った男の静かな心の叫び。 8分程のそれは、少年の心に何か一石を投じただろうか。 哀しい誰かを呼び寄せただろうか。 それが終われば、チェロを*仕舞い込んだ*]
(54) 2014/07/29(Tue) 01時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/29(Tue) 01時頃
奏者 セシルは、メモを貼った。
2014/07/29(Tue) 01時頃
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他に名は持たないしな。
[禍津刻であろうが、自分は自分以外の何者にもなれない。 親はそれなりの意味を込めてつけてくれたのだろうが、結局は血を啜る化け物だ。 ライジの言葉>>*11には何の感慨もなくそう返した。]
前半は兎も角、後半の言葉には語弊あるだろう。 介抱の意味を調べてこい。
[他者の熱など知りたくもない。 肌を這った舌の感触を、熱を思い出し、微かに眉根を寄せる。 例外が無いとは言わないが、それを彼に知らせる意味もない。]
(*13) 2014/07/29(Tue) 01時半頃
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ん――、いや…… もし俺の予想が外れていた場合、 目的の調査が上手く働かん可能性があるか……
其れは不味いか……
[ふと眉間に皺を寄せ、考え込む。 何やら指折り数えていると、セシルの声が聞こえた]
あァ、Esという部隊名といい、 渡来者なのかね、と思った次第だ。 要は、此方の話だな
良い名だと思うよ。
(*14) 2014/07/29(Tue) 01時半頃
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難儀な身体だ。
[そう、自分に言い聞かせるように再び呟く。 少しおどけたような物言いには>>*12肩を竦めてみせた。]
傷ついていないくせに、よく言う。
[男の言葉は、何処までが本心でどこまでが道化だか分からない。 が、それに気持ちを波立たせる可愛さなども打ち合わせていない。 そのまま背を向けようとして、告げられた特徴に足を止める。]
カリュクス、か。精々魅了されないように気を付けろ。
[言葉ばかりの見送りを告げて、今度こそ完全に背を向ける。 少しばかり離れたところで]
祈る神など、*もういない*。
(*15) 2014/07/29(Tue) 01時半頃
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[特にEsに関しても、名前を褒められたことにも特に頓着はせず>>*14]
…何を企んでいるんだ?
[挙動のおかしい男に胡乱な目を向ける。]
決められないなら勝手に私が襲うが。
(*16) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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俺にとっちゃ、あれが介抱なんだよ。 ――なんだよ、もっと介抱が上手い奴でも知っているのか?
[セシルの様子に、何かを察し瞳が揺れる。 軽口に紛れ、そう尋ね]
あァ、いや…… 今日はあんたの血をもらったからな。
念の為一日置くか、 それかさっき見つけた妖精みたいなちっこいのを確実に仕留めるか。
そっちの方が良いのかと思ってね。
(*17) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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介抱が聞いてあきれる。 それは、……――お前の想像に任せる。
[続けられた言葉には、少しだけ口ごもって、けれど殊更平坦な声で返しただろう。]
妖精……ケムシのことか。 [先ほど劇場跡で声が聞こえたことを思い出す。そういえば、彼の声が混じっていたような気がしなくもない。 一体何がどうしてそうなったのだろうか疑問に思わなくもないが、首を突っ込むのも面倒だ。]
1人で暗い道を歩めと?
[どうしてそう思ったかは知らないが、何となく、彼が1人になるような気がして、そう尋ねた。]
(*18) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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彼女の『魅了』があくまでも副次的な異能で、 其の本質がえーと、行方不明者の白黒判別能力だった場合。
少なくとも今日一日は 様子を見ておいた方が良いんじゃないかいうのに気が付いて――、 迷ってる。
ただ、あんたが襲いたい相手がいるなら、 止めはしない。 というか――、引き止めて悪かったな。 血を失って疲れているだろう。 もう少し状況を見て、決めておくから、とっとと寝ろ。
(*19) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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なるほど?
[異能にも色々あるようで、狩りをする順番を考えなければいけないらしい。益々難義な身体だと思う。]
……襲いたい相手がいない訳ではないが、 それならその相手も同じ条件だろう。
[少しばかり逡巡を見せたが、促されれば今度こそライジに背を*向けた*]
(*20) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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―月が傾く頃・自邸―
[掴んだ手は振り解かれようとも然して問題はない、 意識を、此方に向ける事こそが目的なのだから。
力を込めた所為で手首の真新しい傷から、 溢れたものが滴り落ちる。――あぁ、染みが出来る。 うんざりとそんな風に考えながら、見据える、男の双眸。
やはり、見覚えは、無い気がする。 記憶力に秀でる事も無かった己は、 積み重なり過ぎた記憶を持て余していたけれど、
他の何を忘れても顔だけは覚えられるようにしていた。 敵と味方を判別する事、それは戦場では優先順位が高かった]
(55) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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[瞳の奥、彼のそれと重なった瞳孔がキュゥと細まり、 虹彩が飴色に溶ける。
能力を行使する際、心の中で命じる事は、只一つ。『眠れ』と。 それだけでいい。心を眠らせ、その身を明け渡せ、と。
けれど、どうせ効かぬだろうから、力ずくでお引取り頂こう、と、 ソファーの隙間に隠しこんである刀に手を伸ばしたのに、 細やかな実験は思わぬ結果を産み落とす。]
………――は?
(56) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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想像に任せると――、勝手にいない事にするぞ。
もしくはあんたが手に入るまで、 周囲の奴を襲い続ける、とかな。
[少しだけ口篭るセシルへとぼそりと、呟いて]
ケムシというのか――あァ、そうだ。 ……ん? 一人で暗い道を? どういう事だ? [セシルの言葉の真意を図りかねて。 怪訝な顔で尋ね返した]
俺には一緒に行方不明になるような奴はいないが…… セシルにはもしや?
(*21) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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[程度の違いは有れど、効果のあった相手がこんなにも はっきりと己を見返して来たのは初めてだったかもしれない。
美しい、はっきりと、確かに、そう言った。
正気、なのだろうか?けれど、それにしては、何だか… ……――混乱している間に伸ばされた手への反応が遅れる。
頬に触れた男の指先に、びくりと、判り易く肩を跳ねさせた 揺れた瞳が、縋る様に、男の後ろに佇む彼を捉えた*]
(57) 2014/07/29(Tue) 02時頃
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[赤の世界で、一人、頭を抱え]
うーん、どっちだ…… 判らんから今日はパスるか…… ちくしょう、チキンと呼びたきゃ呼べ……
(*22) 2014/07/29(Tue) 02時半頃
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ー回想・路地裏ー
[名前を尋ねたのはこちらの方なのに、置き去りにしてしまった。>>1:73孤独を拒絶するが故の衝動とは言え、随分無礼なことをしたものだ。あの可笑しな格好の黄色い雛鳥は空腹を満たすことが出来たのだろうか。]
お前のビスケット、分けてやれば良かったな。
[両手で覆ったあの銀髪の人の体温を思い出したくて瞼を伏せた。自分はこんなにも人の温もりに飢えているのかと、偶然出逢った見知らぬ誰かにすがりたくなる浅ましい欲望に己を恥じ、同時に再会の手段を思考の片隅で必死に探っていた。]
また、あえるのかな、 もうどこか知らないとこへ行っちゃったのかもな。 …はっ。何を言ってるんだ僕は。
[時折自身を嘲笑するのはどうやら癖らしい。]
(58) 2014/07/29(Tue) 02時半頃
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―月が傾く頃・カリュクス宅―
[>>56館の中、飴色の瞳に『魅了』された男が一人。
眠らされたのは、吸血種としての本能だったのだろうか。
掴まれた手首を下に滑らせ、カリュクスの傷口を包み抑える。 じわりじわりと、白手袋が朱に染まり]
すまんな。 痛かったか――…?
[>>57彼女の瞳が自らを通り越し、 背後のハワードを見詰めている事にも気付かずに。
白い頬に手を添えたまま、 ゆっくりと、カリュクスの口元へと顔を寄せ――]
(59) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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――月が傾く頃・カリュクス宅――
[ 胡乱な眼差しで見据えられれば、>>35 ただ静かに男と目を合わせ、言葉を紡ぐ。
月明かりが照らすリビング。 白髪のその人が瞳を開けて、涼やかな声で己へ返答する。
曰く、奪われるのは趣味ではないが、 暴れて片付けるのはもっと面倒だ、と。
その言葉に、マスターはなるほどねえ、と黙って肩を竦めた]
(60) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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[目の前で、白い指先が、ライジの手首に絡みつき、 その双眸を以ってライジを「魅了」していく。
――そういえば、 十年も昔にそんな「力」を持つE‘sの存在を 戦場で聞いた気がする。
だが、どうやら「力」は本人の思わぬ方向に作用したらしく、 頬に触れる男の指先にびくりと肩を跳ねさせた。>>57 その人と目線が合えば、どうしよう、といわんばかりに揺れる
その色に軽く頭をかいて苦笑して、 ライジの唇がその人の唇に重なる前>>59に マスターはライジをその人から引き剥がした]
(61) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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――“お客様”。 随分酔っておいでのようだ。
今夜はこのあたりで終いにしましょう。
[バーで騒ぎがあった場合そうするように、 極めて穏やかに、けれど引き下がらず。 ライジはどう反応しただろうか]
(62) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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―回想・宵闇亭 藤之助と―
――そう言う奴こそ、 色々泣かせてるんじゃ無いかねェ。
[未だ彼自身が吸血種だという確信は持てていないものの、 永き時を生きるモノ特有の、 何処か枯れた返答に軽口を返し。 着物の色に対しては、本当は黒が良いのかも知れないが、等と。
そうして藤之助自身の家を提案されれば逡巡し]
他に人がいないのであれば其処でも良いが。 なァに、二人っきりで――二、三、聞きたい事があるだけだ。
[其の身に、とまでは口にせず。 そうして其の場は別れただろうか**]
(63) 2014/07/29(Tue) 03時頃
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