64 さよならのひとつまえ
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あっ、こういう時に文明の利器があるんじゃんな。
[タイムカプセルの件もまだ返信は出来ないまま。締坂は紐井屋と入江のアドレスを探す。]
(469) 2014/03/24(Mon) 13時頃
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To:ひもいや From:しめさか Sub:さっきはごめん。
*****
いきなりごめんな。ちょっと出かける。 みつけてくれたのが紐井屋で良かったかも。 このわびはかならず。
(*99) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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To:いりえ From:しめさか Sub:マジ恥ずかしい
*****
さっきはありがとう。 この詫びは必ずするから!
ちなみにこのタオルハンカチ洗って返す。。。
(*100) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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シメオンは、メールを送信すれば、タオルハンカチを持って部屋を出ていく。
2014/03/24(Mon) 13時半頃
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ノンノン。 私はさっちゃんなどではない。 この屋上に住まう崇高な精霊・ザックである。
[初めて出会ったときと変わらぬ声は芝居じみた調子を作った。 からかい半分、残りの半分は友に寄せる気遣いだ。]
今私は、貴様の心に直接語りかけている。 ちなみに言うが、そのさっちゃんとかいう猿顔の某大怪怪盗に似た生徒は 悩みらしき悩みなど持ち合わせておらぬぞよ。
[自分のことは棚にあげて戸棚を閉めて鍵をかけてその鍵を窓からすてておくとして、だ。]
屋上に来るなぞ大抵は、不良が煙草を吸うかエロ本を読むか。 青少年が悩んでおるかの三つじゃ。
(470) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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─廊下─
あっ、そういや小鳥谷に本もらう約束忘れてたわ…… 小鳥谷の部屋何処だっけ。
[そのついでに紐井屋や入江に会えたら謝ろうと思いつつも。締坂は 小鳥谷の部屋を探す。]
(471) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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ザックは、どうやら偏見まみれの精霊のようだ。
2014/03/24(Mon) 13時半頃
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− 回想−浴場にて>>461 −
宇宙ってさぁ、何もかもスケールが大きいんだよね、 そしたらもう、10光年とかいう距離がすごく近く感じられるんだけど
けど、実際、自分の足で歩いてみると、……たとえば100m走とかね どれだけ走っても、走っても、ゴールに辿り着かないんだよね
……だから、やっぱり俺は待ってるのが性に合ってる
[何万光年もの距離を駆けてやってきた、星の光をただ待つのを。 上を見上げ、ただ、光が訪れるのを。
追いかけるのは疲れるから。 追いつかなかったら、辛いから。 ゴールが見えないのは、嫌だから。
だから、訪れを待つのだと思う。 そんなんじゃダメだと、わかってはいるのに。 何にも残せやしないと、知っているのに。]
(472) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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ねー、懐かしいよね、 あの時、誰が居たっけな、……本当は屋上でよかったのに、ビルの人に口利いてくれて、
……今年は俺、部活で見に行ったけどさ 去年ほど、楽しくはなかった
[丞と、そして先輩の気遣いを、結局今になって知ることはない。 ただ、目が覚めて、時計の針の示す時刻に愕然とした。 慌ててその姿を探したけれど、もう、どこにもいなかった。
“仕方がない”と、何時もの様に呟いた記憶だけが、鮮烈に残っている。*]
(473) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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− 脱衣所 −
[5分したら、という言葉に小さく頷く。>>463 それが延びる事に関して、特に文句は言わなかった。 洗い場に時計は無い、正確な時間を計る方法は無いのだ。
濡れた髪を拭いながら、丞が脱衣所へ戻るのを待つ。 風呂から上がった彼が、保健室へ向かうのを見送りつつ、スマートフォンを操作する。 何通か届いているメールのうち、返信の必要がありそうなものへの返信文を作成し、送信。
タイムカプセル、と、口の中で呟く。 自分がそれを拒んでいるだけで、他の皆は着実に、さよならのその先へと歩む準備をしているのだろうか。]
……追いつけなく、なるな、
[それはそれで、寂しいけれど。 自ら追いつこうとしなければ、それはきっと、永遠に縮まらない距離。]
(474) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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おかえり、……あー、ありがと 多分、それくらいで大丈夫かなぁ、
……ごめん、俺もどれくらいなのか全然見てないんだけど
[湿布と鋏を受け取れば、パーカーにスマートフォンを突っ込んで立ち上がる。 ジーンズの上から、切られた湿布を適当に宛ててみるも、具体的な解決策には何もなっていない。]
……えーと、ここに、こう、……?
[ぺたぺたと、裸足で全身鏡の前に立ち、くるりと後ろを向き、暫し思案。 こうか、こうかと姿勢を数度変えた後、視線は鏡に映った自分から、丞の方へと移動する。 少しの間の後、口を開く。]
(475) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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[やおら、朔のタンスを開け、無言で靴下をすべて裏返し。 黙々と朔の服の袖とズボンの裾を固結びして、朔のベッドに隙間なくいろは順で小説を敷き詰めた辺りで手を止め、ふうと息を吐く。
とりあえず、地味な嫌がらせは有言実行して、少しは気は静まった。
ポテトチップスの空を足で転がし、スペースを確保して。 隅っこで数冊の本は横に避けつつ、本を渋々整理し始めた]
あ、
[途中、図書室の判子を押された、一冊の本を見つけて。 まじまじと、その本を睨む]
……忘れてた。
[ぽつり]
(476) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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は、
[更に間。]
……ってもらっても、いいですか、……
[それは、どうしようもないくらいの小声。]
絶対俺これ上手く貼れないもん…… 失敗したら長引くだけだし、……そんな俺長時間自分の尻とか見たくない……
[そんな、言い訳のような事をいくつもいくつも呟くけれど、丞の反応はどうだったか。 断られたら断られたで、観念したように自らの尻と向き合うことになるのだろう。
一連の処置が済めば、逃げるように脱衣所を後にする。 羞恥よりも何よりも、どうしようもない居た堪れなさが勝っていた。
空腹だとか、夕食だとか、そういう事をすべて置いて、自室に駆け戻るとベッドに飛び込んだ。 腹を打った。**]
(477) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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−−−−−−-
To:那由多 Sub:わーい
さくらもちが食べたいです さくらもち
−−−−−−-
−−−−−−-
To:朔太郎 Sub:がんばってもらう
さくらもちは那由多にお願いしました さくらもち!
−−−−−−-
(*101) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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−−−−−−-
To:朔太郎 Sub:タイムカプセル
大きさの上限とかはありますか
−−−−−−-
(*102) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2014/03/24(Mon) 13時半頃
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まじ!? 精霊!? 屋上すげー!
[だから鍵が掛かってたのか。と勝手に納得]
さっちゃんの事も知ってんのかー。すげーな精霊。 …うん。悩みねーんならよかった。
[うんうん、とひとり、ほっと笑う]
うーん。まあ、タバコもエロ本も持ってねーけど… …… …そっか。精霊はずっと屋上で見てたんかな? じゃあ、ここから居なくなりたくねーって生徒も、いっぱい見てきた?
(478) 2014/03/24(Mon) 13時半頃
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そうであろう、崇高なる精霊だからな。 崇めよ、そして讃えよ。
[信じているのか乗ってくれているだけなのか。 いずれにしてもこの小熊の、こういった素直で気のいい部分は好きだ。 自分に悩みがないと知って、ほっと頷いてしまうようないいやつだ。]
やつのことはよく知っておる。 だから声も似せてあるのじゃ。
……そうじゃのお。 生徒は腐るほど見てきた、ここに居りたいというやつも。 ここから逃げ出したいというやつも、色々おったのお。
なんじゃ、貴様はここから居なくなりたくないのか?
[精霊は生身の時と変わらず、ずけずけと聞かれたくない部分に触れるだろう。]
(479) 2014/03/24(Mon) 14時頃
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飲むか?
[味の是非を問われれば>>450布教のチャンスとばかりにペットボトルを傾ける。 宗介の桜餅も含め、その後メールでのリクエストがあれば、それらを購入して。 利一は1個、博は2個、智明は2個。 …そして自分は2個のビニール袋を手に、学び舎へと戻る。]
(480) 2014/03/24(Mon) 14時頃
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あがめる…お供えものとか持って無いぞ。ツナマヨおにぎりでもいい?
[声が似(せ)てるからといって、好みが似てるとは限らないが。 ビニール袋をがさごそ漁る]
さっちゃん、屋上に良く来てたんかな。 知らんかったなー…。
逃げ出したい? そんなヤツもいるのか。 ああ、でもちょっと分かるか。おれも、今ぷち家出中だし。
うん、おれは此処に居たいんだ。 ここっていうか…今? せめて今のままに、居たいっていうか?
[遠慮ないとこまで山本に似てんなぁ、と思いながら。 忌憚ない物言いに、けらけら笑う]
(481) 2014/03/24(Mon) 14時頃
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(タイムカプセル…)
[遺したい物も、未来の自分へ語りたいことも思いつかず。 携帯画面を見ながら、こんな些細なことからも『何もない』自分を思い知らされたようで、自身でも気付かないうちに表情に陰りがさす。 メールにすら返す言葉すら持たない事実に、苦笑と若干の厭気を抱きつつ、そのまま携帯を尻ポケットへと突っ込んだ。
寮に着き、買い物メンバーと別れる。その際に足が早い食材だけ回収すると、そのまま食堂へと向かった。 夕飯を取りつつ、人が減ったことで生まれたであろう冷蔵庫の隙間を借りる算段だ。]
(482) 2014/03/24(Mon) 14時半頃
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シメオンは、確かここだっけ。と思いつつ小鳥谷の部屋らしきドアを*ノック*
2014/03/24(Mon) 14時半頃
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おお、それは好物じゃ!!! ………あ、あの猿顔のな!!!!?
[精霊は少し狼狽えた、がツナマヨおにぎりを置いていくようにと囁いた。]
やつが来はじめたのは三年に上がった頃からじゃったかのう? よく物思いに耽っておったわ。
ぷち家出とな…貴様、家の者と仲違いでもしておるのか?
[初耳の事柄には素直に驚きを口にした。 山本理髪店は仲のいい家族であった、誰かが自営業として円満なのだろうと予測を立てるほどに。]
今に、居りたいと? 確かに時を操る事の出来る精霊もおるが、貴様ら人間はそのような力などなかろうに? 時は早くも遅くも過ぎ行くものじゃろう。
未来が怖いか? それとも、今が恋しいか?
(483) 2014/03/24(Mon) 14時半頃
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おう、さっちゃんの好物だからさー。 多めに買ってきたし、精霊も好きかと思って。
[ティッシュを敷いて、その上にツナマヨ2個を載せて。 なむなむ。精霊に対する作法は知らないので、適当に手を合わせた]
…んん? 物思いってことは、その頃はさっちゃんにも悩みがあったのかね。
あー…まあ、実家のほうも、大学でやりたいことあるんなら、まず高校3年間、親頼るなって言われて送り出されたから、ぷち家出みたいなもん? さっちゃんトコは仲いいから、精霊もそんな家族の話はあんまり聞かねーかな。
ま、今のぷち家出ってのは、単に寮の部屋に帰りたくねーってだけだよ。
[大したことじゃねーんだ、とひらひら手を振り]
(484) 2014/03/24(Mon) 15時頃
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…うん。 おれが片付けなくたって、まーちゃんの荷物は片付けられてくし、ましてや時間が止まるわけでもねーのは分かってんだ。 未来は、むしろワクワクしてる。だから、もし本当に時間が止まっちまったりしたら、むしろ困る。 でも…なんつーのかな。今が、終わってほしくねーってのは… …こ、
[その単語は。ちょっと、口にするのは躊躇われて。 何度か深呼吸をしてから、やっと]
こい、しいのかね。たぶん。
(485) 2014/03/24(Mon) 15時頃
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[買い物中、>>480ありがたく頂いた物体Xは、クレヨンに酢を混ぜたような油すっぱい味がした。 吹き出すような真似はしなかったが、涙目で飲み込み、これは無理だと赤い目でふるふると首を振って返したのだが。
まだ口の中にその味が残ってる気がして、むにむにと頬をつまみつまみ。 むんと部屋の片付けに気合いを入れたとき、扉を叩く音がした。 気合いが抜けた]
おや、樹央さん。こんにちは。 そういえば、本をと言っておられましたか。 ……立ち話もなんですので、よければ中へ。
[扉の向こうにいたunder170p仲間の泣きはらした顔を見て、小首を傾ぐも。 あまりにやいのやいの言うのも煩わしかろうと、暫しの躊躇。 それによる少しの沈黙の後、とりあえず来客に相応しくない有り様の部屋へと招いた]
(486) 2014/03/24(Mon) 15時頃
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[部屋に入ると、暫しごそごそした後、ウェットティッシュと買ってきたばかりの団子を差し出して]
随分と花粉症がひどい顔になってますので。 使いますか。
[さらりと天然ボケのふりをしつつ、彼の目元を拭っておいた]
(487) 2014/03/24(Mon) 15時頃
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後で賞味しよう、おいておくがいい。
[腹の音が鳴ったのは気のせいだ。]
やつは捻くれておるからの。 一人になりたくもないのに、一人になりに来とったわ。 悩みがあっても、口にせん。
ほう、送り出されておるのなら信用されとるんじゃのお? 親は大事にせんとな。
[仲はいい、円満に、家を継いで、当たり前のように。 違う未来を描き始めたことを言えない間柄は、本当に仲がいいと言えるんだろうか。 精霊のふりをしながらも、言葉は返し刃に変わる。]
(488) 2014/03/24(Mon) 15時頃
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ふむ。
[精霊は少しの間黙りこくった。 それから、漸く口を開く。]
貴様はその、まーちゃんとやらに捨てられた 若しくは捨てられるような気がしておるのじゃろう。 寂しいんじゃな。
[そこにどんな形の感情があるのかまではわからない。 けれど他とは違う何かがあるのだろうと、そう思う。 朔太郎に、触れられぬ髪があるように。]
……――恋しい故に。
[それはぽつりと、風に乗る。 どれにも届けぬ囁きがあれば、こうして人へと届ける囁きもある。 そんな悪戯すぎる、春の風に。]
(489) 2014/03/24(Mon) 15時頃
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さっちゃん、んな寂しいことしてたのか。 今更すぎるけど、ツナマヨで元気出るといいな…
[なんか聞こえた気もしたが、鳥の鳴き声か何かだろう]
信用、かねぇ? ダメだったらせいぜい泣きついて来いって高笑いされてんだけど…信用…? まあ、さっちゃんトコみたいな家族だったらさ、素直に信用してるから送り出してくれるんだって言えたんだろうけど…
[素直にアレを信用と受け取れるほど、大人にはなれていない。 けど、大事にしないつもりもなければ、ごにょりと語尾を濁らせた]
(490) 2014/03/24(Mon) 15時半頃
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……まあ、そーだな。寂しいよ。 捨てられたくない、とかはちょっとわかんねーけど。 そりゃそーだろ、だってさ、1年間…
[と。 言葉がとぎれた合間に滑り込んできた、とんでもないささやきに思わず屋上の床を叩いてしまった]
こ…… ね、ねぇよ!! そんなわけねーだろ、何言ってんだよ!
[叩きつけた手が、イヤな熱をもつ。 たぶん擦り切れたのだろうが、それどころじゃなかった]
(491) 2014/03/24(Mon) 15時半頃
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猿を餌付けとは、貴様なかなか…。
[噴きかける笑いをグッとこらえ、上で寝転がる体は肩を揺らした。]
大学とやらの未来を見据えてのことじゃろう。 高笑いも貴様のケツに火をつけるためかもしれぬ。
[家族思いなのだと、語尾が濁る言葉でわかる。 反対に自分はどうだろう。 何もかも捨てようとしている自分は。
続いた言葉と床を叩きつけるような音には、見えない場所で目を丸くした。 単純に音に驚いたのもある。 それから、傷つけてしまったかと思ったせいもあった。]
(492) 2014/03/24(Mon) 16時半頃
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でっでーれーれれんでっ……ぐえ
[エア・ベースがぐにゃりと曲がる。 勢い良く部屋に戻ってきた智明>>407がよくわからない理由で泣きそうな声をあげる。 エア・ベースはとりあえず放り投げ、抱きついてきた彼をあやすように背を叩いた。]
おかえり、ちー。 なにィ、那由多がいじめてんの?
[それでもおかえりと言葉をかけるのは忘れない。 一種の儀式のようなものだろう。 那由多がいじめることはないだろうと確信はしつつも、何か急いでメールを返信している智明を背を叩きつつ観察していた。]
(493) 2014/03/24(Mon) 16時半頃
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はいよ、いってら。 でけーやつたのむぜ?
[来た時の勢いと同じくまた飛び出していった智明を送り出し、その足音が遠くなれば再びベッドに腰掛ける。 メールが数件、届いていた。]
(494) 2014/03/24(Mon) 16時半頃
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