93 Once upon a time...
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[佇むサイモン>>12の傍に行けば 手当てに必要なものを救急箱より取り出す。 彼の押さえる肩からは赤が滴る。]
サイモン、止血するから少し屈んで。
[呼び掛けて女が担うは幕を引いた彼の手当て。 動く気配がしてそちらに視線を向ければ ブローリンがニコラスの隣に運んだアントニーの 頭を撫でる様子>>16が見えて軽く目を伏せた。 女はサイモンへと向き直り]
嫌な役回り、あなた一人に任せて、ごめんなさい。
[止血の為傷口より心臓に近い位置を軽く縛り 患部に消毒液をたっぷり塗ってガーゼを宛がい 丁寧に包帯を巻いて、微かな声でぽつり零した。]
(23) helmut 2014/10/21(Tue) 22時頃
|
|
[ぷつん、と言ったのが首の皮だったのか意識だったのかはもうわからない。 わかるのは、自分はだめだったのだ、ということで。 それは死ぬことより絶望的な気がした。]
(24) mmsk 2014/10/21(Tue) 22時半頃
|
|
うぁーん、
……ぁぁあ ―――――ん、
(*2) mmsk 2014/10/21(Tue) 22時半頃
|
|
[言付けが守れなかった自分。 死んでいく自分。 痛みなんてもう感じる神経は麻痺していて、ただ、泣いた。 意識だけが、泣いた。 泣ける場所はもうずっとこの中だけだった。 受け止めてくれた人が呼んでいるのにも気付けずに、泣いた。 もうひくりとも動かない指先は涙を止めることはできない。]
(25) mmsk 2014/10/21(Tue) 22時半頃
|
|
[手当て終われば、サイモンから手を離す。 騒ぎを聞きつけたか隻眼の男が駆け寄るに気付けば ゆると首を振り、それから三人の遺体ある方を視線で示した。]
――…もう犠牲者が出なければ 悪夢はこれで終わり。
[そう思いたいと女は言葉にする。 ふと思い出したように取り出すのはポケットナイフ。 持ち主である隻眼の男に手渡して]
きっと、もう必要ないはず、だから。 ありがと。
[手からナイフの重さが消える。 けれどうしなったものを思えば心は重いまま。]
(26) helmut 2014/10/22(Wed) 00時頃
|
|
[苦さの滲む息を吐き出す。 ちらほらと姿見せ始めた他の団員たちを認め 足のはやそうな二人を掴まえ]
サイモンが怪我をしたの。 あなたは町に行ってお医者さまを呼んできて。
それから、――…あなたは、 教会に行って神父様を呼んで。 団長、ジャニス、フィリップ、エフェドラ、 ザック、ニコラス、それから、トニー……
七人全員の弔いを。
[彼らの亡骸をそのままにはしておけない。 人狼の件には触れぬまま全て等しく 丁重に弔いたいと思い指示をだす。]
(27) helmut 2014/10/22(Wed) 00時頃
|
愛人 スージーは、メモを貼った。
helmut 2014/10/22(Wed) 00時半頃
|
――楽団テント――
[唸りに続く吼え声>>5:98を耳にし、閉ざしていた瞼を開いた。 まだ幼いだろう獣が周囲を突き崩し、長身の男へ飛びかかる>>0。 再びフラッシュバックする、上から食いちぎられた時の感触。 思わず目をそむけたくなるのを、歯を食いしばって耐えぬいた。
サイモンの肉体へと食い込む牙と。 アントニーの体へと打ち込まれたナイフ>>3。
さらに、もう一本>>4。 噴出された血の海に、倒れ伏す小さな姿>>6。
返り血と、おそらくは自分の血で赤く染まったサイモンが。 アントニーの首に切っ先を寄せる>>7。
一際強く、こびりついて離れないあの感覚が再来し。 震える幽体を抱きしめるようにして、それでも身を乗り出して、聞こえぬ叫びを投げかけた]
(28) ginlime 2014/10/22(Wed) 21時頃
|
|
やって! サイモン! 幕を下ろして!
[叫びながらも、同時に現実に胸を締め付けられる。
死ぬ。殺す。と声高に掲げてきた、まだ肉体のあったあの頃。 体験したこともないくせに、なりふり構わず無知の覚悟で突き進んできた時とは違う。
死がもたらすもの――――。 肉体や精神なんて言葉では到底くくれない存在どこかで、止まらなかったあの震え。
体。心。経験。関係。思い出。 築けたかもしれない何か。誰かへとも及ぼす何か。
過去。そして、未来。 幾ら言葉を連ねたとしても、決して言い表せない終焉への震え。
死んで初めて理解……いや、味わった。 味わうには、味あわせるには、あまりに酷な、あの感覚を。 今、目の前で堕ちようとしている相手に、覆いかぶせようとしている。 アントニーの小さな体に重ねて、予感>>18とともに、理解はしていたはずだけど]
(29) ginlime 2014/10/22(Wed) 21時頃
|
|
[ナイフが、首へと突き立てられた>>12。
その現実を目の当たりにし。 無意識に、両手を祈るように組んでいた。
私たち罪人のために、お祈りください。 今も、死を迎える時も、お祈りください。
これは、望んでいた結末。死してなお、抱いていた結論。 ただ、罪深き自分の願いを聞き入れてくれる慈悲があるなら。
アントニーに降りかかっているかもしれない、あの感覚の幾許かでも。 どうか、薄めてあげてください。
死を迎える時も、その後も――――。
天ではなく、血ぬられた血を見つめて祈りを捧げながら。 死へと向かっていく姿>>25を、両目に焼き付けたのだった**]
(30) ginlime 2014/10/22(Wed) 21時頃
|
ジャニスは、近くにいたトニーをもふっと抱き締めた。
mo_om 2014/10/22(Wed) 23時頃
フィリップは、<⚪︎><⚪︎>
かやせ 2014/10/22(Wed) 23時頃
|
――楽団テント――
人の傷痕ってさー。なんか無性に触りたくなるよね。 まぁ、程度によるんだけど……。
[さて、あれ>>30から何かあったか。 ともあれ、今、エフェドラはこうして、じっと覗きこんでいる]
あれって、なんでだろ? サイモンさー。
[なんて。スーザンの手により、患部に包帯が巻かれ>>23見えなくなる前に。 サイモンに向けて、聞こえない声で問いかけてみた。 なお、この段階に至るまでの間に、サイモンには精一杯のお礼と労いを自分なりにしていたのだが。 見えない、聞こえない行為な訳だから、伝わらなかったに違いない。 つい……ねえ。思わず、あんなことまでやってしまったもんだから。 よかった。伝わらなくって、本当によかった。ほっ]
(31) ginlime 2014/10/22(Wed) 23時半頃
|
|
その手で……ダイジョーブ?
[だから、今は心配げに手当てを終えた後とサイモンの顔を見比べる。 そんなことをしいたせいで、スーザンと隻眼の男のやり取りには>>26気づかずに。 再びサイモンの名前>>27が出てから、ようやく彼女へと視線を送った。 『事後』に対する、的確な指示。亡き者たちへの、弔いも……]
……スージー、あんがと。 でも……質素でいいよ。あたしは。 お芋を1つそなえてくれたら、それでいいから。
[死した者達への、弔いへ。 それは、失った歯車を失ったままに、一歩一歩前へと進んでいくための手続きのように思え。 心強くも、寂しくて、ちょっとした無念さも感じてしまう]
(32) ginlime 2014/10/22(Wed) 23時半頃
|
|
それでいーよ。 これから、大変なんだから。色々、さ。
[メルヘンの傷口は、決して小さいものとは思えない。 人員の補充は必要だろうか。再建にどれだけ費用がいるか。 お気楽なエフェドラの頭では、到底はかりきれないけれど。 それが、大変だっていうくらいの感覚は持ち合せているつもりだ。 それでも、自分にはもうできないことは、図々しくも付け加えておいた]
大変だけど……お願い、ね。 あたしらの分まで――――――――。
[大変なのはわかっているけど、怪我をしているのも知っているけど。 できるかどうかは分からないけど、これはもう、託すしかできないお願い。 だから遠慮容赦なく、生き残った者達に、聞こえない声で呼びかけた]
(33) ginlime 2014/10/22(Wed) 23時半頃
|
|
みんなの心に、新しいハッピーエンドを! そのために、遥々やってきたんだから>>0:#0さー。
[修復するのは大変だろうけど、吐いた唾はのめないし。 誰かにおきたちっちゃな不幸を枕の向こうへ飛ばすのが、サーカス団メルヘンのお仕事じゃないか。 メルヘンの内部で起こった、血塗られたお伽噺のことは。 どこかの、絵本の中にでも収めて、ぱたん、と閉じてしまえばいい。 知る者だけが思い出した時にそっと開ける、人目につかないメルヘンとして]
頑張れーよぉー。
[Once upon a time……。 そんな秘められた、むかしむかしの世界に飛び込んだエフェドラは。 これからも幸せな物語を紡げるはずの者たちへ、精一杯のエールを送ったのだった*]
(34) ginlime 2014/10/22(Wed) 23時半頃
|
ジャニスは、エフェドラに、そわっとなってきゅんとなってそわそわした。
mo_om 2014/10/23(Thu) 00時頃
エフェドラは、ジャニス ジャニス (テコテコ ピタリ。
ginlime 2014/10/23(Thu) 00時頃
ジャニスは、エフェドラをじっと見ている。
mo_om 2014/10/23(Thu) 00時頃
エフェドラは、ジャニスに、あたし寝るよー! おやすみ!(手ぱた**
ginlime 2014/10/23(Thu) 00時頃
理髪師 ザックは、メモを貼った。
birdman 2014/10/23(Thu) 00時半頃
|
[泣き声が聞こえた。 いつか聞いた仔犬の遠吠えよりも ずっと小さくて ずっと、愛おしい声。
手に持ったままの楽器を見る。 想いを伝える"声"は、今は必要ない。 床に下ろし、膝の上、拳を握り、そして開いた]
(35) 茄子 2014/10/23(Thu) 00時半頃
|
|
トニー、おいで
……たくさん、泣いていいからさ 独りで、泣かないで
(*3) 茄子 2014/10/23(Thu) 00時半頃
|
|
[腕を広げる。 泣いている、小さな影はまだよく見えなくて もしかしたら、抱きしめることはできないかもしれないけれど。
本当はずっと、抱きしめて、撫でてやりたかった。 声をかけて 一緒に、泣きたかった。
楽器に頼らずに、想いを伝えたかった]
(36) 茄子 2014/10/23(Thu) 00時半頃
|
|
[葬儀は終わった。 あれこれと新聞でも書かれたが努めて気にしないようにしていた。
次の公演の予定は変更しない。 きっと団長の願いはサーカスを止めてしまうことではない、 そんな気がしてみんなで話し合って決めた。 だって俺たちは生きているのだから。]
(37) meiji 2014/10/23(Thu) 03時頃
|
|
[以前から世話になっている貴族の家。 昔この地で公演をしてからの付き合いのある主人へ 団長が変わっても変わらず融資をしてもらえるように頼んだ。 そんなコネクションが俺にあるなんて驚かれたのだけど、 俺だって長くサーカスに居る人間だ。 パトロンは必要だということぐらいわかっている。 他にも色々なところへ顔を出すことになってしまって、 気づいたら団長代理とか新団長とか勝手に呼ばれている。 俺なのかよ、団長するの!マジかよ!
本当はメルヘンを出ても一人でやっていけるように そう思ってトリが死んだときにあれこれと道を探したのに それが今こんな形で役立つなんて思ってもいなかった。]
(38) meiji 2014/10/23(Thu) 03時頃
|
|
[新しい団員は増えて居ない。 あんな事故(という事になっている)の後だし 入団希望者はまだ受け入れるのは難しいだろう。 居るのかどうかもわからないし。
団長のテントを整理していたとき、日記らしきノートを発見した。 複数冊に渡って団員のことが書いてあるそれは 全員を見ていてくれたことを伺わせる内容で、 思わず泣きそうになる。 こんな男の後を継ぐなんて重すぎるだろう。]
(39) meiji 2014/10/23(Thu) 03時頃
|
|
スージー、ここの言い回し、こうでいいか?
[原稿を片手に一人で考えていても埒が明かないと プログラムリストを見ているスージーへ救援を求めた。 以前団長がしてきた仕事はみんなで割り振って行っている。 けれど一番大きいと思う開演の挨拶を任されて ブランコで飛ぶよりも緊張して仕方ない。 落ちたらどうしような。
フライヤーとは違う衣装を着て、最後の打ち合わせだ。 まさか観客も俺が兼任だとは思わないだろう。 地上での俺は役立たずだと何度訴えても、 この役割だけは外してもらえなかったのだ。 いっそ顔はメイクで誤魔化してしまおうか。]
(40) meiji 2014/10/23(Thu) 03時頃
|
|
――さあさ皆様 御立合い!
[スポットライトが照らされる世界の真ん中で声を張り上げる。
後で袖で見ていたスージーに聞いたところ 「いつものトリノスじゃないみたいだった!」だってさ。 俺も緊張しすぎて何を喋ったのか覚えてなかったけど、 幸いにも団長の座は首にならないで済みそうだった。]
世紀のサーカス【メルヘン】の開幕さ。
(41) meiji 2014/10/23(Thu) 03時頃
|
|
[赤子のように、泣いていた。 耐えていたものがみんな、溢れてしまったようだった。 下を見れば、真っ赤だった。自分が赤い水たまりの中に倒れて、動かずにいる。 それが見えるというのがどういうことなのか、まだはっきりとは理解しないままに、泣いて。]
(42) mmsk 2014/10/23(Thu) 05時半頃
|
|
[声が、そこでようやく聞こえた。]
(*4) mmsk 2014/10/23(Thu) 05時半頃
|
|
[おいで、と呼ぶ、静かな響き。 ずっと縋ってきた、ずっと求めていた、響き。]
――――ニコ?
[出処を探ろうと、涙はひとたび止まる。 まだしゃくりあげるのが止まらなくて苦しいけれど、泣いてばかりいるより、声は聞こえやすい。 獣の耳をそばだてて、探す。永遠にも思えた、ひとりきりのテントの中、ずっと探していた声だった。 もう、聞き逃さない。]
(*5) mmsk 2014/10/23(Thu) 05時半頃
|
|
[腕を広げる、眉尻の下がった柔和な顔を見つけたなら、一目散にそこへ飛び込んでゆく。]
(43) mmsk 2014/10/23(Thu) 05時半頃
|
|
――少し時間が流れ……――
ようこそ! サーカス団メルヘンへ。いらっしゃいませー。
[続々とチケット売り場を通過していく、人、人、人。 エフェドラはそんな彼らを、深々とお辞儀をして出迎えている]
はい。会場は、あちらのテントになります。 あ、はい。お手洗いはあちらに。
[正直、接客は不慣れだけど、そこはなんとか笑顔でカバー。 この場の空気にあてられたのか、話しかけてきた相手も上機嫌で、ちょっとばかし饒舌だ]
そうですね。そういったご要望でしたら。 こちらの演目をぜひ、お楽しみになさってください。 かの綱渡り師は、当サーカス団随一の……。
[なんて、対外的な一人称>>0:14を用いての、精一杯な営業スマイルは。 相手の次の一言によって、小さく氷ついたのだった]
(44) ginlime 2014/10/23(Thu) 21時頃
|
|
―――――――― あ ?
(45) ginlime 2014/10/23(Thu) 21時頃
|
|
[それから、数十秒の空白>>-431の後。 大テントへ向かう『お客様』を見送ったエフェドラは。 はぁ、はぁ、と少しだけ紅潮した頬で息を切らせながら、感慨深げにぼそりと呟いた]
……するんだ、ナンパ。ユーレーも。
[ついでに、トイレも使うんだ、とも思ったけれど。 他幽霊《タニン》のライフ(?)スタイルに、とやかく口出すつもりはない。 だから、この件は引きずることなく、きれいさっぱり忘れることにし。 大テントの方をそのまま見つめ、その光景に目を細める]
すんげぇ、大盛況。 全員入んのかな、生きている人以外も含めて。
[もちろん、見えている存在が生前より広がっているというのはあるけれど。 それを差し引いたとしても、『大入り』は間違いないだろう。 一時期、新聞をも騒がせた『事故』を乗り越えた、この公演を。 心待ちにしている、無数の人々――――]
(46) ginlime 2014/10/23(Thu) 21時半頃
|
|
ここまで、やれたね……。
[観客達の喧騒を縫いながら、会場へ向かいつつ思う。 外部の観客などいなかった、血塗られた公演の後。 トップを失ったメルヘンの行方は、じっとふわふわと見守ってきた。 葬儀が終わった後だって、ずっとここから離れずに]
頑張ったよね。ホント。 特に、トリノスはさ。
[だから、話し合いの場>>37も、奔走する姿>>38も。 ずっと見ていたことになる。 ただ見ているのは辛くって、ハロウィンだしねと、お金にならないふわふわした存在達を、無暗に呼び込んだりはしたけれど。 欠けた歯車を、新しい形に築きなおしたのは。 まぎれもなく、これから物語を綴っていける残されたみんななわけで。 頑張ったね、の言葉くらいは、今、口から自然にこぼれてくる]
(47) ginlime 2014/10/23(Thu) 21時半頃
|
|
でも、お疲れ様ーは、まだ言わないよーん。 今日は観客なわけですしー。 ……まだね。本番終わるまで。
[大テントに入ると、ふわりと浮きあがり、テントを支える骨組みの上部に腰かけた。 やがて至る、その瞬間。 スポットライトの中心で、トリノスが開幕を宣言する>>41]
うわっ。すごっ。 あたし、トリノスがこれだけの人前で喋るの初めて見たわ。
[まるで、人が違ったみたいだ、なんて思うのも一瞬のこと。 湧き起こす、割れんばかりの歓迎の拍手]
(48) ginlime 2014/10/23(Thu) 21時半頃
|
1
2
3
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る