64 さよならのひとつまえ
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TO:怜二 TITLE:
MESSAGE: 多分数日中かな 主田から連絡来たらだから、ちゃんと決まったらまた教える
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(*44) 2014/03/23(Sun) 21時半頃
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応援歌は、歌うより歌って欲しいけど。 ……ンーン、ンーン、ンーン〜〜♪ フンッフン〜ン ン〜ン〜……
[>>221軽いツッコミの後、サビの部分だけを鼻歌で歌ってみる。 あまりうまくないそれは、締坂の歌>>214が始まると同時に自動的に終了した。]
……
[女性ヴォーカルの歌など、自分にはとても歌えない。 がらくたをダンボールに詰め込みながら、忘れぬようにと、その歌声を耳に刻み込んだ。]
(232) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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[一曲目が終わると、コンビニで貰ったクリアファイルを持ったまま、軽く拍手した。 ちなみに、クマ柄のそのクリアファイルは、不要箱へ放り込まれた。]
俺好み?
[>>227何の曲だろうと、手を止め、耳を傾ける。]
……あ、これ……
[聞き覚えのあるその歌に、夏大会の思い出と、小さな胸の痛みが蘇る。 数年ぶりにベスト4へと進み、迎えた準決勝。 実力差は歴然で、1−5での敗北を喫した。 引退前の、最後の試合。 人前で泣くわけにはいかないと、ずっと堪えていたのだが、夜、布団をかぶったら、涙が溢れだしてきた……]
……ありがとな。
[歌の邪魔にならない程度の声で、ぽつりと零した。]
(248) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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ん、分かった。 進めとく。
[部屋を離れる十文字>>240を、F1カーのチョロQを持ったまま見送った。 これはなんとなく、いるものに分類した。
掬水からの手紙が、彼の机に出しっぱなしになっていることには、まだ気付いていない。]
(251) 2014/03/23(Sun) 22時頃
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[>>252歌が終わると、静かに拍手を贈った。]
いや……気にかけてくれてたってだけて嬉しいよ、ありがとな。
……必ずさ、いつか、一軍でマスク被ってみせるから。 お前も、バンド、頑張れよ。
[サインの件には、笑いながら、何ならその段ボールにしてやろうかなどと言って。 締坂が立ち上がるのには、別に気にとめなかったが]
あ。
[はらりと落ちた手紙>>258に、それを見たまま動きを止めた。]
(268) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[>>264見るなと言うよりも先に、封の中身を見られてしまう。 変化した締坂の表情>>268に、何かを感じ取り、固い面持ちのまま息を呑んだ。]
……片付け、続けるか。
洗濯物畳んでやるからよこせよ。
[なるべく平静を装って、続きの手伝いを申し出る。]
(277) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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……そ、か?
[上擦った声>>276を聞けば、引き留めるわけにもいかす。 黙って頷き、見送ると、その場にべたりと座り込み、頭を抱えて溜め息をついた。]
(281) 2014/03/23(Sun) 22時半頃
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[ひとり残された部屋で、緩慢な動作で、残りの荷物を片付けてゆく。 ひとつ手にとっては見つめ、不要箱へ放り込み。 またひとつ取って見つめては、荷造り用の箱に入れる。
……確定、ではないのだろうけれど、締坂のあの反応は、きっと、掬水に、バンドメンバー以上のものを抱いていたということだろう。 彼女いない歴=年齢ながら、そんなことに気付いてしまうのは、多分イケメンエース様のせい。
ある日、サードがマネージャーに告白し、玉砕した。 数日後のエースの誕生日、マネージャーは、プレゼントとラブレターをエースに渡した。 あの時のサードの顔……そっくりだった。]
………。
[過去の記憶に、自分自身を重ね合わせる。 もし、自分の好きな誰かが、他の誰かを好きだったなら……と。]
(302) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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[自分の好きな誰かが、他の誰かを好きだったなら。
もしも、とする必要など、どこにもなかった。 常識的に考えれば、そんなもの、他の誰かにきまっている。 想像することからして、愚かなこと。
そもそも、この感情だって、遠い地へひとりで行くことが決まったが故の、ただの愁傷かもしれないのに。]
……馬鹿か。
[残り2枚程度しかないポケットティッシュを、不要箱へ放り込む。]
(310) 2014/03/23(Sun) 23時半頃
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ライジは、ティソにもらった絆創膏の上から、軽く頬を掻いた。
2014/03/23(Sun) 23時半頃
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[静かな部屋に、誰かが叫びながらダッシュする音>>325は、とてもよく響いた。]
智明?
[何があったのだろう。 3週間前の漫画雑誌を持ったまま、廊下に顔を覗かせる。]
(328) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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明智ー。 廊下で運動会して、主田に説教くらっても知らねーぞ。
[>>335やれやれと肩を竦めながら部屋から出ると、息切れしている様子をじっと見て]
結構いい音したけど、大丈夫か?
(339) 2014/03/24(Mon) 00時頃
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とりあえずもっとゆっくり深呼吸しろ。
[>>353近寄って、どうどうと背中を撫でてやる。]
買い出し? で、財布とりきたのか。
[荒い息の中の言葉を解読成功。 顔がやけに赤いので、ぶつけたのではと、少し心配そうに、明智の頬を見て]
気をつけろよ、俺みてーに傷つくっていい顔じゃないだろ。
[頬に貼った絆創膏を、指差し示す。]
(358) 2014/03/24(Mon) 00時半頃
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[>>366誰かの足音が聞こえ、明智の背に手を当てたままで振り返ると、十文字だった。]
あっ、す……
[先程の締坂の件を話さなくてはと思ったが、部屋に入って行ったので、とりあえず明智が先かと。 しかし、十文字はまたすぐ出てきたので]
丞ーー!
後で、ちょっと話ある!
[彼が去ってしまう前に、叫んでおいた。]
(372) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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リーチ?
[麻雀か……あぁ、利一か。 気付くまで、約2秒。]
あー、だったら急いで行ってやれ。 壁に激突しない程度の早さで。
[再度、トントンと背中を叩いてから、手を離し]
ばーか。 スパルタで有名なチーム行くんだ。 傷のひとつやふたつ、負って当たり前だって。
(380) 2014/03/24(Mon) 01時頃
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お前が泣くのかよ。
[>>387今日はなんだかツッコミを入れてばかりな気がするが。 笑顔を向けてくれた明智に、ひとまず大丈夫そうかと安堵を浮かべ]
そういうのは、あちこちにいるナントカ王子とか、うちのイケメンエース様に任せときゃいいの。 俺は、泥臭い汗臭いの担当。
[「元のユニフォームの色が分からなくなるほど、泥にまみれて練習しろ」とは、所属の決まっているチームの一軍コーチの名言だった。 行くからには、そのつもりなのだから、並程度の造形な顔など構っている暇はない。]
だから別に……あ。
[気にしないと言おうとしたら、写真を撮られた。 不意打ちだったので、ちょっとマヌケ顔になった。]
(395) 2014/03/24(Mon) 01時半頃
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泣くのか。
そりゃまぁ、応援くれる奴は多い方が嬉しいけどさ……。 ってお前、その写真どうすんだ。
[>>401頬に絆創膏までついた間抜け面、あまり残されたいものではなく]
おい、それ消せ……って智明!
あー……
[カメラに手を伸ばそうとしたが、部屋の中に逃げられた。 観念したように嘆息し、4-Mの部屋に戻る。]
(405) 2014/03/24(Mon) 02時頃
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ライジは、戻り際に聞こえた悲鳴に、一瞬、何事かと振り返った。
2014/03/24(Mon) 02時頃
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─ 4-M ─
[部屋に戻れば、そこはやけに静かで、閑散として見えた。 十文字のゲーム音楽も、締坂の歌もない。
今はまだ、こうして一応荷物もあるし、十文字と締坂とだって、勿論他の皆とだって、まだ顔を合わせることができる。 けれど、もうすぐ本当に、離れなくてはならなくなる。
選んだ道に、後悔などあるはずがない。 その為に、ずっと頑張ってきたのだから……]
置いてかれたら、泣く……のかな。
[俺が。
もし───あいつが、自分より、先に寮を離れてしまったら。 はたして、笑って見送ることができるだろうか。
正直なところ、自信がない。]
(409) 2014/03/24(Mon) 02時頃
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[十文字の机に寄れば、まだ、あの手紙が置きっぱなしになっていた。 また、誰かが来て見られないとも限らない。 どうしようか10秒迷って、とりあえず自分のスポーツバッグに隠しておいた。]
……馬鹿だよ、ほんと。
[好きになった誰かは、別な誰かが好き。
確認をとったわけではない。 けれど常識的に考えて、好きになるのは異性だろうから。
ただの感傷だ、一時的なものにすぎないと。 否定するほどに、膨らんでしまう。 消し去ろうとするほどに、鮮明になる。
だから───]
なんで、なんて…………
(424) 2014/03/24(Mon) 02時半頃
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……俺が聞きてーよ、そんなもん……
[避けてきた想い。 避けるほど強くなり、胸にぶつかってくる想い。
真実だと認めざるを得ない力で、胸を締め付けてくる。]
ほんと……なんで………
[胡座をかき、整理途中の引き出しの中を覗き込み、少しよれた写真を一枚、手に取った。 しわを伸ばすように撫でて、大切に、スポーツバッグの横ポケットにしまい込む。]
……何で、お前、なんだろうな……
[好きになって、しまったのは───**]
(425) 2014/03/24(Mon) 02時半頃
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[緩慢な動作での荷物整理を継続させていると、また一通、メールが届いた。]
あー、タイムカプセルか……。
[発案者は十文字らしいが、彼は何を埋めるつもりなのだろう。 やはり直筆のイラストか、それともペンか。 山本は、やはり鋏なのだろうかと、皆が想い出を託しそうなものを想像すると、自然と口元は和らいだが、同時に別れが近付いているのだというたことも強く感じてしまい、幽かに胸が痛んだ。]
俺は……どうする、かな……。
[やはり野球用具だろうか。 まだ壁に掛けたままになっている、背番号2のユニフォームをまじまじと見る。]
でかすぎっかな、これは。
[ボールくらいにしておいた方が良いだろうか。]
(503) 2014/03/24(Mon) 18時頃
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TO:朔太郎 FROM:頼児 TITLE:Re.緊急企画第二弾!!
MESSAGE: 分かった、何か用意する ところでどれくらいの大きさまで大丈夫なんだ?
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[相変わらず、用件のみ。]
(*111) 2014/03/24(Mon) 18時半頃
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[気付けば部屋の中は、だいぶ薄暗くなっていた。 冬の頃に比べ、陽は確実に長くなってきているが、そろそろ灯りが必要か。
ふと、ユニフォームから視線を離し、窓を見れば、半分の形の月がのぼっていた。 満ちるんだったか、欠けるんだったか……そういえば先週、定良が満月だと言っていたから、これは欠けてゆく月だ。 月が欠けてゆくほどに、寮から誰かが去ってゆく。
自分だって、例外ではなく……]
(520) 2014/03/24(Mon) 20時頃
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[なんとなく、今は明かりを点けたくなかった。 手元はまだ十分見えると、自分に言い訳などして、薄暗くなった部屋の中で、引き出しの中身を段ボール箱へ移し入れてゆく。]
あ。
[扉の開く音>>523がして、手を止め、振り返る。 表情が今ひとつ見えにくい状態なことに、少しだけ感謝した。]
外の風当たるって、出てった。 荷物はそのまましといてくれって。
[抑揚のいない声を返す。]
(524) 2014/03/24(Mon) 20時頃
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……あのさ、お前。
ラブレター、机の上に出しっぱなしだったろ。 他の奴に見られねーように、一応隠しといたから。
[淡々と話しながら、スポーツバッグのポケットに入れていた封筒を取り出し、十文字に差し出して]
悪い、樹央には見られた。
(525) 2014/03/24(Mon) 20時頃
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まだ手元見えたから。
[明かりを点けていない言い訳をする。 つけたければつけてもいいと。
締坂の件は、確定ではないのだし、憶測だけでアレコレ告げ口するのもどうだろうかと思ったが、同じ部屋で、何も知らずにぎくしゃくしたままというのも辛い。 最低限だけを伝えておこうと思ったのだが、ある程度は察してもらえたのだろうかと、十文字の手の中に戻った封筒を見……]
あ、っ。
[屑箱へ放り込まれるそれは、部屋が薄暗いせいか、とても哀しい色に見えた。]
いいのか?
[何がいいというのだろう。 口にしてから、馬鹿げた事と、眉を顰めた。]
(530) 2014/03/24(Mon) 20時半頃
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ライジは、ロビンの古本市は順調だろうかと、ふと。
2014/03/24(Mon) 21時頃
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[急に明るくなった部屋に、一瞬だけ目を瞑って、すぐ開けた。 無愛想な顔が、わざと表情を消した顔が、十文字へ向いている。]
別に、俺が告白されたわけでも、掬水が気になってたってわけでもねーし。
何が偽善なのかは知らねーけど、さ。
[好きな誰かは、別な誰かの事が好き。 なら別な誰かは、誰が好き? そしてそのまた誰かが好きなのは?]
なー……。
そしたらお前さ、だれか、好きな奴とかいんの?
[引き出しの中の、芯の折れた鉛筆を弄りながら、ついでかなにかの世間話のように、問いかける。]
(546) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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嫌な思いなんて、そんなもん、誰だってしたくねーよ。
[>>543嫌われるより好かれたい。 それは、大なり小なり誰もが思っていることではないのかと。
傷付きたくない。 嫌われたくない。
だから、感情を閉じこめる。 けれど閉じこめた感情達は、「それでいいのか!」と、しつこいほどに胸を叩く。
吐き出せば楽になるのは知っている。 けれどその代償に───堪えきれる自信はない。]
(555) 2014/03/24(Mon) 21時頃
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恋愛漫画なんて、俺だってわかんねーよ。 好き、って感情は……
[>>558ずっと過去を思い起こせば、幼稚園の時の先生が初恋だったような気がする。 小学校でも、好きな女の子はいた。 けれど中学、高校と、野球にかける時間が増えてゆくほどに、野球が恋人になっていた。 だからきっと、まだまだ暫く、それが続くものだとばかり思っていたのに。]
………。 うちのマネージャーだったら、とーるに振られた。
[>>579彼女には興味はなかった。 気の利くいい子だとは思っていたけど。]
(588) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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俺は………
[昂揚を殺そうとすればするほどに、息が詰まる。 きっと、口に出せれば楽になる。 けれどそうすれば、きっとすべてが終わる。
これは恋愛漫画ではない。
好きになった誰かは、俺が好き。 そんな都合のいい事はありえない。
ましてそれが、同性ならば。]
たぶ ん 届 かねー、 から。
[最悪に残酷な事を聞いてくる奴だ。 自ら首に縄をかけろと言われている気分だ。
……息が詰まる。]
(591) 2014/03/24(Mon) 22時頃
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……ん。
[>>601まともに声すら出なかったから、頷いた。
手を伸ばせば届くのに。 なのに届かないだなんて、質の悪い謎かけのようだ。]
…………。
[謝罪の言葉>>603が、胸に深く突き刺さる。 見透かされて、拒絶されたか。 ならいっそ、無様を晒さなくて良かったじゃないかとすら思ってしまい、心底情けなくなった。
咲いて散るどころか、蕾のままで地に落ちて、土に還るか。 俯き、集点のずれた目で、床を見つめて]
(613) 2014/03/24(Mon) 22時半頃
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