人狼議事


28 わかば荘の奇々怪々な非日常

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【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[壊れないなら壊してしまおう。

ここは皆の壊したくない場所、
らしいから。

怪我人が出れば。
上手く行って、死者でも出れば。

わかば荘は、元通りとはいかなくなるだろう。]


 偽善者。
 偽善者の集まりね、ここは。


[吐き捨てるように言って、ベランダに手を掛ける。]

(187) 2013/09/06(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[見えるのは視界いっぱいの青。



視界の端に、
分厚い瓶底眼鏡の男が見えた気がした。]

(191) 2013/09/06(Fri) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[>>192植頭に手を掴まれて、
片手をベランダに掛けたまま振り返ってきっと睨む。]


       離せ…………


[可憐な唇から、低く地を這うような声が溢れた。]

(202) 2013/09/06(Fri) 01時頃

ポーチュラカは、植頭を入れてから、部屋に鍵は掛けていない。

2013/09/06(Fri) 01時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 

 は


        な

             せ

(213) 2013/09/06(Fri) 01時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 
 わたしは──、
 

(214) 2013/09/06(Fri) 01時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 ぼくを、大事、に──?


[羽交い絞めにされたままの裕の身体から
もがく力が消える。

>>210そこへ聞こえた、新たな声。

鋭い眼光を受けて、裕の中の女がびくりと震えた。]

(215) 2013/09/06(Fri) 01時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[逃げ出すことの叶わぬ腕の中、
蔓草の這う五指が眼前に迫る。]

(216) 2013/09/06(Fri) 01時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[声が聞こえた。
大きくも鋭くもない、穏やかに、誘う声。


その瞬間。
身体の中から何かが抜けて行くのを感じた。

植頭の腕の中で、裕の身体が完全に力を失って崩れ落ちる。
それは、蔓草が触れる前であったか、後であったか。]

(223) 2013/09/06(Fri) 01時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[黒髪を晒した裕は意識を失い、
植頭の腕に全体重がかかる。

ほっそりした見た目の印象とは異なる、硬い身体。

裕の意識は、そのまますぅと休息の闇に落ちた。**]

(229) 2013/09/06(Fri) 01時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2013/09/06(Fri) 02時頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 

   「 ────ありがとう 」


[優しい声が聞こえた気がした。

誰に言っているんだろう。
ここはどこだろう。
温かい、優しい手が髪を撫でている。

ここは──]

 ────…

[細い眉の下の、黒い睫毛がぴくりと震え
瞼の下に隠された瞳がゆっくりと瞬いた。]

(288) 2013/09/06(Fri) 23時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[最初に見えたのは、穏やかな表情の植頭の顔。
靄のかかったような思考をはっきりさせようと
幾度か瞬きを繰り返し、
植頭の腕に体重を預けたまま、首を横に倒した。

植頭の顔とベランダのコンクリート天井だけだった視界に
部屋の中に集まった何人もの他の住人が見えた。]

 ………………──、 ぁ……

[植頭の腕の中で、裕の肩が小さく震える。

全て、思い出した。

自分が何をして、何を言ったか。
今どんな格好でいるか。]

 ……〜〜ッ

[淡いチークの乗った頬が見る間に赤くなる。]

(296) 2013/09/06(Fri) 23時半頃

良家の末娘 ポーチュラカは、メモを貼った。

2013/09/06(Fri) 23時半頃


【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 あ……、 ゃ、

[>>299声を掛けられ、ふるりと首を振る。
厭うように眉が寄る。

咄嗟に思う。
話し掛けないで欲しい、と。

だって、声を掛けられたら、
皆に自分が目を覚ましたことを悟られてしまう。

秘密を知られてしまった。
どんな目で見られるだろう。

嘲り? 軽蔑?

───怖い。]

(302) 2013/09/06(Fri) 23時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[頭に乗せられる柔らかく細い繊維の塊。

礼の言葉も言えず、
顔を上げられず、
植頭の腕の中から出たくないと言うように
身を縮こまらせている。]

(304) 2013/09/06(Fri) 23時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[今、目の前にあるのは、植頭の服の布地の目。

出来るだけ視界を狭く。
他者の視線を感じぬように。

そうして自分を守る裕の耳に、植頭の声が淡々と。]

(319) 2013/09/07(Sat) 00時頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[ふるふると首を横に振る。

否定と肯定の狭間で揺れる未熟な心が
恐怖という幻想の中に真実を探して彷徨っている。

ひと月に満たない時間の中で、
接して来た住人の眼差しは
そっけなくも、温かではなかったか。]

(322) 2013/09/07(Sat) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[鏡の中で会える少女ではない、
素のままの越智裕の言葉で]


 受け入れてもらえるか、自信は、ありません。
 ぼくはまだ、自分を、そこまで信じられない。


 だけど、見て欲しいと、思う。
 ……受け入れて欲しいと、思うから。


[植頭の胸から顔を上げて、真っ直ぐに目を見て言った。]

(323) 2013/09/07(Sat) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

[部屋を出て行くギャレットの
いつもと変わらぬ調子の声が背中を押してくれる。

植頭もギャレットも大人だから、
同世代とは反応が違うだろうという思いもある。

けれど、どちらにせよ。
越えなければいけないハードルなら
今、この機会に──挑んでみようと、思った。]

(327) 2013/09/07(Sat) 00時半頃

【人】 良家の末娘 ポーチュラカ

 植頭さんは優しいですね?

 …───ありがとう。

[笑う裕の顔は、化粧のせいか、まだ少女めいている。
ふわふわとした雰囲気は、
作り物ではない裕本来の個性らしい。]

 え、と
 珈琲、談話室で、ですか?

[管理人のかけた号令>>283を聞いていなかった裕は
住人たちが一斉に談話室へと移動した理由に
今更に首を傾げる。]

(344) 2013/09/07(Sat) 01時頃

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