91 とある生徒会長の憂鬱2
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――届いた。
[そう、確かに一度は届いた剣聖の領域。
しかし、睦の欠点はここでも発動してしまったのか。 これは業を完成させる競技ではない。
相手を殴り倒せばいいと言う事なのに。 結局は趣味を優先させてしまったのか**]
(187) 2014/09/27(Sat) 23時頃
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……まったくもう。
[一時的に意識を失っていたらしいが。 イアンとオスカーの漫才のせいで意識は戻ってきていた。
そうして、バッジを拾ったイアンが倒れているのを見ると。]
オスカー君、向こうに私のバッグがあるわ。 確か、“魔物”と“赤牛”と“完全燃焼”が入ってたはずだから。 全部混ぜて飲ませると良いんじゃないかしら。
[部員が途中での栄養補給にと持たせてくれたものだったが。
退場が確定した今となっては、敵に塩を送る事にしたのだった。]
それ全部飲ませれば、きっと「だりぃ」なんて言わなくなるわね。
(205) 2014/09/28(Sun) 00時頃
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大丈夫よ?
初めて飲んだ時は、本当に羽が生えたみたいな感触になれるわ。
[実は公式戦の中でも全国大会とか行くとドーピングにひっかかるらしいけれど。学内の大会であれば問題はないであろう。
そして飲まないのに起き上がった彼を見やると。]
この借りはいずれ返すわ。
それまで、覚えておきなさい?
[それとも、こんな時は「今日はこれぐらいで勘弁してあげる」って言うべきなのだろうか。 ちなみに、睦自身は救護班の到着待ちだった。]
(212) 2014/09/28(Sun) 00時頃
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……貴方たちの漫才のせいでね。
このまま可愛い子たちに搬送されて保健室に到着したら目を覚ます予定だったのに。人の横で漫才されたら目が覚めちゃうじゃない。
[そして栄養ドリンクについて問われると。 当たり前だというように頷いて。]
だってそれ、剣道部の部員が11&7で買ってきたものよ? 高校生のお小遣いで買えるんだもの、与えて良いに決まってるわ。
(217) 2014/09/28(Sun) 00時頃
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毘沙門天の化身の故事に習ってね。
敵に塩を送ろうかなってだけ。
[そう言ってる合間にも、救護班はこちらへと向かってきていた。 ホリーにソフィア、クラリッサにアイリスと睦の指名による救護班だったが。一部の男子生徒からは羨むような声が上がるであろう。]
(222) 2014/09/28(Sun) 00時頃
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……ホレーショー氏。 後は任せたわ。
[身体を起こすことは出来ても立ち上がるのはまだ危険かもしれない。 そんな状態でも右手で握り拳を作るとグータッチを交わし。]
ちょっと敵に塩を送っちゃったけれど。 まあ、ホレーショー氏なら丁度良いハンデでしょう?
(226) 2014/09/28(Sun) 00時頃
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肩?
大丈夫大丈夫。 こうやって、あたしの救護にみんな来てくれたし。
タンカで移動するわ。
[罠部の彼に満面の笑みを浮かべてから一言付け加えた。]
後でホリーにはナースのコスプレでもして介抱してもらおうかしら。
[「絶対あんた元気だろ。」 そう突っ込みたくなった観客が何人居ただろうか。]
(231) 2014/09/28(Sun) 00時半頃
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